【お急ぎの方へ:この記事の結論】
- ✅ 9割はこれで解決:「互換モード(Win8/7)」に設定すれば嘘のように動きます(解決策2へジャンプ)。
- ✅ インストールできない時:セキュリティソフトが「邪魔」をしている可能性大です(インストール解決策へ)。
- ✅ 印刷が動かない時:「Print Spooler」の再起動で詰まりを解消します(印刷トラブルへジャンプ)。
- ✅ 住所録を守る:何はともあれ「.fzdファイル」のバックアップだけは確保してください(データ救出へジャンプ)。
※この記事では、パソコン操作に不安がある方でも絶対に迷子にならないよう、すべての手順を図解レベルの細かさで徹底解説しています。目次から気になるところへ飛んでくださいね!
「あれ…?新しいWindows 11のパソコンに買い替えたら、今まで愛用していた筆王がうんともすんとも言わないんだけど…!?」
「デスクトップのアイコンをダブルクリックしたのに、青いグルグルが一瞬出るだけで、すぐに消えちゃう…」
「住所録を開こうとすると、謎の英語のエラーが出て強制終了しちゃう!まだ何もしてないのに!」
「印刷ボタンを連打しても、プリンターが完全に無視してくる…なんで!?」
年末の年賀状シーズンが目の前に迫っている時や、急ぎの喪中はがきを作らなきゃいけない時に、こんなトラブルに見舞われると…もう、心臓が止まるかと思いますよね。
焦って何度もクリックしたり、再起動してみたりしても状況は変わらず…。「windows11 筆王 動かない」なんて祈るような気持ちで検索して、このページにたどり着いてくれたんじゃないでしょうか。
そのお気持ち、痛いほどわかります!
私も以前、実家の父のパソコンを入れ替えた時に、全く同じ「筆王パニック」に陥って、冷や汗をかきながら復旧作業をした経験がありますから…💦
「もしかして、新しいパソコンが壊れてる?」
「10年分の大事な住所録データ、全部消えちゃったんじゃ…?」
そんな不安で頭がいっぱいになって、PCの前でフリーズしていませんか?😥
でも、大丈夫です!
その焦る気持ち、よーくわかります。でも、あなたのPCもデータも、決して壊れたわけじゃありません!
結論から言うと、Windows 11で筆王が動かない原因の9割は、「互換性設定」「管理者権限」「プリンタードライバーの不整合」という、3つの設定を見直すだけで解決するんです。
Windows 11は最新鋭のOSですが、それゆえに少し前のソフトに対して「厳しすぎる」ところがあるんですね。
つまり、正しい手順で「ちょっとした魔法(設定)」をかけて、Windows側に「このソフトは友達だよ」と教えてあげれば、古いバージョンの筆王であっても、Windows 11で元気に動かせる可能性は非常に高いんです!✨
この記事は、そんな「筆王トラブル」に泣かされているあなたを救うための、プロ直伝の解決策を網羅した「完全バイブル」です🕵️♀️
「管理者権限?互換性?なにそれ美味しいの?」という初心者さんでも大丈夫。
専門用語は極力使わず、私と一緒に、一つずつ深呼吸しながら順番に試していきましょう。
さあ、あの大切な住所録と、快適な印刷環境を取り戻しに行きますよ!🥰
まずは敵を知ろう!筆王とWindows 11の「相性(互換性)」の真実
具体的な修理作業に入る前に、まず少しだけ「現状の整理」をしておきましょう。
実は、ソースネクスト公式が発表している「対応状況」と、現場での「実際の動作報告」には、少しだけ差があるんです。
「公式には非対応って書いてあるから、もうダメだ…」と諦めるのはまだ早いですよ!
あなたの筆王はどの世代?成功率チェック
基本的に、メーカーが「Windows 11対応です!」と胸を張って言えるのは、Windows 11がリリースされた時期(2021年後半)以降のバージョンです。
でも、それ以前の「Windows 7」や「Windows 8」時代に買った筆王でも、Windows側の「優しさ(互換機能)」を使うことで、何事もなかったかのように動くケースが山ほどあります。
まずは、今の不具合が「どうしようもない仕様」なのか、「設定次第で直るもの」なのか、以下の表で目安を確認してみてください。
| 筆王バージョン | 公式対応状況 | 実際の動作確率 | プロからのアドバイス |
|---|---|---|---|
| 筆王Ver.26 以降 | ◎ 対応 | 100% | 不具合があるなら再インストールでほぼ直ります!安心して再セットアップしてください。 |
| 筆王Ver.21 ~ 25 | △ 一部非対応 | 80% | この記事の「互換モード」設定で動くことが非常に多いです。まだ捨てないで! |
| 筆王Ver.15 ~ 20 | × 非対応 | 50% | 起動してもクラウド機能などが使えないかも。でも、住所録編集だけなら動く可能性アリ。 |
| 筆王 ZERO | × 非対応 | 30% | かなり厳しいです。今回はデータだけ救出して、最新版へ乗り換えを推奨します。 |
もし、お使いのバージョンが「Ver.20以前」などかなり古い場合は、トラブルシューティングに何時間も費やすより、サクッと最新版へアップグレードしてしまった方が、あなたの大切な時間とデータを守る意味でも安全かもしれません。
でも、「愛着があるし、使い慣れた画面がいい!」「どうしても今のバージョンで何とかしたい!」という気持ちも痛いほどわかります。
そんなチャレンジャーなあなたのために、次章から具体的な「蘇生手術(修復手順)」に入っていきましょう!💪
【症状別1】筆王が起動しない・強制終了する場合の対処法
ここからは、最も相談が多い「アイコンをクリックしても無反応」「起動時のロゴが出た瞬間に落ちる」という、心臓に悪い症状への対処法です。
効果が高い順に並べてあるので、騙されたと思って上から順番にクリアしていってくださいね!
対処法1:まずは「管理者」として偉そうに実行してみる
Windows 11は、セキュリティガードがめちゃくちゃ固いんです。
古いソフトが「ちょっとシステムファイル借りますね〜」と手を伸ばすと、Windowsが「不審な動きだ!ブロック!」と遮断してしまうことがあるんですね。
これを回避するために、あなたが「このソフトは安全だよ!」と保証してあげる、つまり「管理者の権限」で起動させる必要があります。
手順はとっても簡単!
- デスクトップにある「筆王」のショートカットアイコンを探します。
- そのアイコンの上にマウスカーソルを合わせ、右クリックします。
- ずらっと出てきたメニューの中から「管理者として実行」を選択します。(盾のマークが目印です!)
- 画面が暗転して「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と聞かれたら、自信を持って「はい」をクリックします。
どうですか?これだけでスッと起動しませんか?
もしこれで起動するようなら、原因は単純な「権限不足」です。
でも、「毎回右クリックするのは面倒くさい…」と思いますよね?
そんな時は、以下の手順でこの設定を固定しちゃいましょう。
- アイコンを右クリックし、一番下の「プロパティ」を選択します。
- 上のタブから「互換性」をクリックします。
- 下の方にある「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れます。
- 「適用」→「OK」をクリックします。
これで、次回からはダブルクリックするだけで常に最強の権限で起動するようになりますよ!✨
対処法2:タイムスリップ!「完全互換モード」を設定する(最強)
「管理者でもダメだった…やっぱりもうダメなの?」
いいえ、まだ諦めるのは早いです!
そんな時は、Windows 11の中に、擬似的に「Windows 10」や「Windows 7」の環境を作り出して、その中でソフトを動かす「互換モード」を使います。
古い筆王を動かす場合、これが最も成功率の高い解決策になります!いわば「タイムマシン機能」ですね。
- 先ほどと同じく、筆王のショートカットアイコンを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- 「互換性」タブを開きます。
- 一番上の「互換モードでこのプログラムを実行する」にチェックを入れます。
- 下のプルダウンメニューが選べるようになるので、まずは「Windows 8」を選択してみてください。
- 「適用」→「OK」をクリックして、起動を試します。
もし「Windows 8」設定でダメだった場合は、諦めずに同じ手順で「Windows 7」を選択して再度試してみてください。
「ここは昔のWindowsだよ〜怖くないよ〜」とソフトを騙してあげることで、安心して起動してくれることが本当によくあるんです!
対処法3:ちょっと上級者向け「DEP(データ実行防止)」の除外
ここまでやってもダメな場合、少し専門的な話になりますが、Windowsには「DEP」という、ウイルスの動きを監視するセキュリティ機能があります。
ごく稀に、古い筆王の動作を「お前、ウイルスの動きに似てるぞ!」と誤検知して、強制的にプログラムを止めてしまっている場合があるんです。(ひどい冤罪ですよね…👮♀️)
この「冤罪」を晴らす設定を行いましょう。ちょっと手順が多いですが、ついてきてください!
- 画面下のスタートボタン(Windowsロゴ)を右クリックし、「設定」を開きます。
- 左上の検索窓に「システムの詳細設定」と入力し、表示された候補をクリックします。
- 「パフォーマンス」という枠内にある「設定」ボタンをクリックします。
- 上のタブから「データ実行防止」をクリックします。
- 「次に選択するものを除くすべてのプログラムおよびサービスについてDEPを有効にする」の方にチェックを入れます。
- 「追加」ボタンを押し、筆王の実行ファイルを探して指定します。
(通常はC:\Program Files (x86)\SOURCENEXT\Fudeohフォルダの中にあるFudeoh.exeなどです) - 適用して、必ずPCを再起動します。
ここまでやれば、起動周りのトラブルはかなり解消されるはずです!
【症状別2】筆王がインストールできない・途中で止まる場合
「新しいPCにディスクを入れたけど、インストールが進まない!」
「90%くらいでフリーズして、エラーが出る!」
インストール段階で躓いてしまうのは、本当にイライラしますよね。でも、犯人は意外なところに潜んでいることが多いんです。
犯人は「セキュリティソフト」かも?一時停止のススメ
インストール作業というのは、パソコンの心臓部(システム)に新しいファイルを書き込む、とてもデリケートな作業です。
これを、あなたのPCを守っているウイルス対策ソフト(マカフィー、ノートン、ウイルスバスターなど)が、「外部からの攻撃だ!」と勘違いしてブロックしてしまうことが頻繁にあります。
一度、彼らに「今は休憩してていいよ」と伝えてあげましょう。
タスクバーの右下(時計の近く)にあるセキュリティソフトのアイコンを右クリックし、「一時的に無効にする」や「10分間停止」などを選択してから、再度インストールを試みてください。
これだけで、嘘みたいにスルスルっとインストールが完了することがありますよ!
インストールエラーの「暗号」を解読!対策リスト
もしエラーメッセージが出ているなら、それはPCからの「助けてサイン」です。
よくあるエラーとその対処法を表にまとめましたので、照らし合わせてみてください。
| エラーメッセージ・症状 | 真犯人 | 具体的な対処法 |
|---|---|---|
| 「CRCエラー」 「データ読み込みエラー」 |
ディスクの汚れ・傷 | ディスクを柔らかい布(メガネ拭き等)で中心から外へ優しく拭く。中性洗剤で洗うのも手です! |
| 「別のインストールが実行中です」 | インストーラーの重複 | 裏で別の作業が動いています。一度PCを完全再起動してください。 |
| 「アクセスが拒否されました」 | 権限不足 | CDの中にある「Setup.exe」を右クリックし、「管理者として実行」してください。 |
| 90%付近で止まる・フリーズする | 常駐ソフトの干渉 | ウイルス対策ソフトを停止する。Windows Updateが裏で動いていないか確認する。 |
【症状別3】筆王で印刷できない・プリンターが動かない時の対処法
「画面上ではキレイに出来てるのに、いざ印刷しようとするとプリンターが反応しない!」
「印刷プレビューと実際の印刷位置がズレて、ハガキが台無しに…😭」
印刷トラブルは、ハガキ代が無駄になるので精神的ダメージが大きいですよね。私も何度ハガキを無駄にしたことか…。
でもこれ、実は筆王そのものではなく、Windows 11とプリンターの間の「伝言ゲーム」が失敗していることがほとんどなんです。
「通常使うプリンター」が迷子になっていませんか?
筆王は起動する時に、Windowsで「メイン(通常使うプリンター)」に設定されている情報を読み込みます。
これが、昔使っていた古いプリンターや、「Microsoft Print to PDF」のような仮想プリンターになっていませんか?
- 「設定」→「Bluetooth とデバイス」→「プリンターとスキャナー」を開きます。
- 今使いたいプリンターの名前に「既定」と表示されているか確認します。
- もしなっていなければ、そのプリンターをクリックし、「既定として設定する」ボタンをクリックします。
「Print Spooler」の再起動で、詰まりを解消!
印刷の命令を管理しているWindowsのサービス「Print Spooler(プリントスプーラー)」が、パニックを起こしてフリーズしていることがあります。
これは、水道管が詰まっているような状態。一度水を止めて、流し直してあげましょう。
- キーボードの「Windowsキー」を押しながら「R」キーを同時に押します。
- 「ファイル名を指定して実行」という小窓が出るので、「services.msc」と入力してOKを押します。
- サービス一覧がズラッと出るので、その中から「Print Spooler」を探します。(アルファベット順なのでPの列です!)
- 見つけたら右クリックして「再起動」を選択します。
これで印刷ジョブの詰まりが解消されて、溜まっていた印刷が一気に出てくるかもしれません!(用紙のセットを忘れずに!)
筆王内部のプリンター設定を「リセット」する裏技
筆王側が、以前の古いプリンター設定を頑固に記憶したままになっている場合があります。
一度、わざと別のプリンターを選んで、記憶をリフレッシュさせましょう。
- 筆王の印刷画面を開きます。
- 「プリンタの設定」または「プロパティ」をクリックします。
- 一度、使わないプリンター(Microsoft Print to PDFなどなんでもOK)を選択して「OK」します。
- もう一度設定画面を開き、使いたい本命のプリンターを選択し直して「OK」します。
この「選び直し」を行うことで、ドライバー情報が正しく再読み込みされ、ズレや無反応が直るケースがめちゃくちゃ多いんです!試す価値アリですよ✨
命綱!データ移行とバックアップの重要ポイント
ここまでいろいろ試してきましたが、あなたがWindows 11で筆王を使いたい最大の目的は、ソフトそのものではなく、「これまでの大切な住所録データ」を活用することですよね?
もし、ソフト自体がどうしても動かない場合でも、データさえ無事なら、他のソフトや新しい筆王に移ることができます。
最悪の事態に備えて、データの場所だけは確保しておきましょう!
住所録ファイル(.fzd)を探せ!
筆王の住所録データは、通常以下の場所に隠れています。
- ドキュメント フォルダ > 筆王データ フォルダ
この中にある、拡張子が「.fzd」のファイル。これがあなたの宝物です。
このファイルさえ、USBメモリやクラウド(GoogleドライブやOneDrive)にコピーしておけば、極論、PCを初期化しようがソフトが壊れようが、データは守られます。
⚠️ プロからの警告
トラブルシューティングを行う前に、必ずこの「.fzd」ファイルのバックアップ(コピー)を取ってください!
操作ミスでデータを消してしまってからでは、泣いても笑っても戻ってきません。今すぐコピーを!
どうしても解決しない場合の最終手段
「全部やった…全部やったのに、まだ筆王が動かないよ…!」
そんな、心が折れそうなあなたへ。残念ながら、古いソフトには寿命があります。もし上記の手順ですべてダメなら、以下の選択肢を検討する時が来たのかもしれません。
選択肢1:筆王の最新版を購入する
古いバージョン(特にサポート終了製品)を、裏技を使ってWindows 11で動かすことには限界があります。
最新の筆王であれば、Windows 11に完全対応しており、クラウド保存機能やスマホ連携など、便利な機能も増えています。
数千円の出費で、何時間ものトラブルシューティングの時間とストレスを買うと考えれば、決して高い投資ではありません。
選択肢2:ネットプリントサービスの利用
「年賀状を印刷するだけ」が目的なら、自宅での印刷を諦め、住所録データをアップロードして印刷・投函まで行ってくれる「ネットプリントサービス」を利用するのも一つの賢い選択です。
プリンターのインク代(高いですよね…!)や、書き損じハガキのコストを考えると、実はそんなに変わらない場合もありますよ。
まとめ:焦らず一つずつ!必ず解決策はあります
長文にお付き合いいただき、本当にお疲れ様でした!
Windows 11で筆王が動かないトラブル、本当に焦っちゃいますが、原因を一つずつ潰していけば、必ずゴールは見えてきます。
最後に、今回のトラブルシューティングの極意をおさらいしましょう。
✅ トラブル解決のためのチェックリスト
- 起動しない: まずは「管理者として実行」&「互換モード(Win8)」を試す!
- インストール不可: セキュリティソフトを一時停止してから再トライ!
- 印刷できない: 「Spooler再起動」と「既定のプリンター」設定を見直す!
- 最重要: 何はともあれ「.fzdファイル」のバックアップだけは確保する!
パソコンのトラブル対応は、根気が必要な作業です。
でも、ここまで読んでくれたあなたなら、きっと大丈夫。
この記事が、あなたの筆王トラブルを解決し、無事に印刷や住所録整理が終わって、ホッと一息つける手助けとなれば幸いです。
焦らず、一つずつ手順を確認しながら進めてみてくださいね。応援しています!💪✨


コメント