「うわ、また知らない番号から電話だ…」
スマホの画面に表示された「08003007936」という見慣れない番号を見て、私の心臓はドキッとしました。
【迷惑電話】08003007936はどこから?目的と撃退法を解説
一体どこからの電話なの?もしかしてこれって詐欺なんじゃないかって、すごく不安になりますよね。
しかも、ネットで調べてみると、提供元がauやKDDIだと表示されたり、ニセ電力会社からの自動音声アンケートだという情報が出てきたり…。
情報が多すぎて、ますます混乱しちゃいます。
私も最初は本当に怖くて、ただただ無視するだけでした。
でも、あまりにしつこくかかってくるので、思い切ってこの番号の正体を徹底的に調べてみることにしたんです!
この記事では、そんな私の調査結果をもとに、08003007936という番号は一体何者なのか、そして私たちはどう対処すればいいのかを、体験談を交えながら詳しく解説していきますね。
08003007936はどこから?電話の正体と目的を徹底解説
- 08003007936の正体は「ニセ電力会社」による自動音声アンケート?
- 口コミ・評判から判明した「電気料金調査」という具体的な電話内容
- この番号は詐欺?多くの人が迷惑電話と判断する理由とは
- なぜau(KDDI)の回線から?事業者の情報について
- しつこい着信の本当の目的は個人情報の収集か?
- 北海道から沖縄まで?全国の着信地域に関する口コミまとめ
08003007936の正体は「ニセ電力会社」による自動音声アンケート?
いきなり知らない番号から電話がかかってくると、「え、誰からの電話…?」って、思わず身構えてしまいますよね。
特に「0800」から始まる番号だと、企業からの重要な連絡なのか、それとも迷惑電話なのか、判断に迷うことも多いと思います。
結論からお伝えすると、この08003007936という番号の正体は、電力会社を名乗る業者からの「自動音声アンケート」である可能性が非常に高いです。
実際に、多くの電話番号検索サイトや口コミ掲示板では、この番号の発信者情報が「ニセ電力会社の自動音声アンケート」として登録されています。
「ニセ」と聞くと、なんだかすごく怖い感じがしますよね…。
これは、特定の電力会社名をはっきりと名乗らなかったり、公的な機関と誤解させるような「電気料金調査センター」といった架空の名称を使ったりすることから、多くの人が「本物の電力会社ではない、怪しい電話だ」と感じているため、そのように呼ばれているようです。
実際に電話に出てみると、女性の自動音声が流れてきて、太陽光発電や電気料金に関するアンケートに答えるよう促される、という報告がほとんどです。
Yahoo!知恵袋のようなQ&Aサイトでも、この番号について質問した方に対して、「電力会社からの電話で、太陽光発電の調査やアンケートのようです。自動音声なので無視して大丈夫ですよ」といった回答がベストアンサーに選ばれていました。
では、なぜこのような自動音声を使ったアンケート電話がかかってくるのでしょうか?
その目的は、効率的に営業リストを作成するためだと考えられています。
人の手で一件一件電話をかけるのではなく、システムを使って自動で大量に電話をかけ、アンケートに答えてくれた人の中から、太陽光発電や新しい電力プランなどに興味がありそうな「見込み客」を絞り込んでいるわけですね。
つまり、この電話は直接的な詐欺行為を働くというよりは、将来的な営業活動のための下準備、いわば「布石」のようなものと言えるでしょう。
とはいえ、私たちの個人情報を収集しようとしている点では、決して安心できる電話ではありません。
知らない番号、特に自動音声で始まるアンケートには、安易に答えないようにすることが大切ですね。
口コミ・評判から判明した「電気料金調査」という具体的な電話内容
「じゃあ、実際に電話に出たらどんなことを聞かれるの?」と、その具体的な内容が気になりますよね。
数多くの口コミや評判を調べてみると、この08003007936からの電話は、「電気料金調査」と称するアンケートであることがはっきりとわかります。
電話に出ると、まず女性の自動音声ガイダンスが流れてきて、「こちらは電気料金調査センターです。1分程度の簡単なアンケートにご協力ください」といった案内から始まることが多いようです。
そして、具体的な質問内容としては、以下のようなことを聞かれるという報告が多数ありました。
どんなことを聞かれるの?具体的なアンケート内容
多くの口コミで共通して報告されているのは、住居の形態に関する質問です。
例えば、「お住まいは一戸建てですか?それともマンションなどの集合住宅ですか?番号を押して選択してください」といった内容です。
これは、太陽光パネルの設置を提案できる可能性がある「一戸建て」の住人を探し出すための、典型的な質問だと考えられますね。
さらに、毎月の電気料金について尋ねるアンケートもあるようです。
「1ヶ月あたりの電気料金は1万円以上ですか?」といった質問に「はい」と答えると、「ご協力ありがとうございました」とだけ言って一方的に電話が切れた、という体験談もありました。
この方は、アンケートに答えた後、別の0800から始まる番号から営業電話がかかってくるようになったと報告しています。
このことから、アンケートに答えてしまうと「電気に関心があり、営業をかけやすい相手」としてリストアップされ、情報が業者間で共有されてしまう危険性があることがわかります。
つまり、相手の目的は純粋な調査ではなく、太陽光発電システムや蓄電池、あるいは新電力プランへの切り替えといった、何らかの商品やサービスを販売するためのターゲットを絞り込むことにあると見て間違いありません。
「電気料金調査センター」という、あたかも公的な機関であるかのような名前を名乗ることで、私たちに安心感を与え、警戒心を解こうとする非常に巧妙な手口です。
もし電話に出てしまっても、こうした質問には一切答えず、すぐに電話を切るのが最も安全な対応と言えるでしょう。
この番号は詐欺?多くの人が迷惑電話と判断する理由とは
「この電話、もしかして詐欺なんじゃ…」
08003007936から着信があると、多くの人がそう感じてしまうのも無理はありません。
結論から言うと、この電話は直接的にお金をだまし取るような典型的な詐欺とは少し違いますが、その手口から「限りなく詐欺に近い迷惑電話」と判断している人がほとんどです。
なぜ、これほど多くの人がこの番号を危険だと感じているのでしょうか?
それには、いくつかのハッキリとした理由があるんです。
理由①:正体不明の「ニセ電力会社」を名乗るから
まず一番の理由が、相手が正体をハッキリと明かさないという点です。
口コミ情報を見ると、「電気料金調査センター」や「電力会社」といった、なんだか公的な機関のようにも聞こえる名前を名乗ることが多いようです。
でも、実際に「電気料金調査センター」という組織を検索しても、公式サイトなどは見つかりません。
つまり、実在しない架空の組織名を名乗って、相手を信用させようとしているわけですね。
この「なりすまし」のような手口が、多くの人に「これは詐欺だ!」と感じさせる最大の要因になっています。
理由②:目的が「個人情報の収集」にあるから
この電話の最終的な目的は、アンケートと称して私たちの個人情報を集めることにあります。
「一戸建てか集合住宅か」「電気代は月々いくらか」といった情報を聞き出し、太陽光発電や新しい電力プランの営業をかけるための「見込み客リスト」を作成していると考えられています。
アンケートに答えてしまうと、あなたの情報が「営業しやすい相手」として業者間で共有され、さらに別の営業電話がかかってくるようになる可能性があります。
自分の知らないところで個人情報が利用されるなんて、気持ちのいいものではないですよね。
理由③:一方的な自動音声で、こちらの話を聞かないから
この電話は、人間ではなく「自動音声(ロボコール)」によって行われています。
そのため、こちらが「どちら様ですか?」と質問しても、プログラムされた音声を一方的に流すだけで、会話が成り立ちません。
このコミュニケーションを拒絶するようなスタイルも、不信感や恐怖心をあおる大きな原因です。
これらの理由から、08003007936からの電話は、たとえ直接的な金銭被害がなくても、多くの人が「詐欺的で悪質な迷惑電話」と判断しているのです。
なぜau(KDDI)の回線から?事業者の情報について
電話番号検索サイトなどでこの番号を調べると、提供事業者が「KDDI」と表示されることがあります。
「え、じゃあauやKDDIがこんな迷惑電話をかけてるの!?」と驚いてしまいますよね。
でも、それは少し違いますので安心してください。
ここで大事なのは、「電話回線を提供している事業者」と「実際に電話をかけている事業者」は別だということです。
例えるなら、迷惑な手紙が送られてきたときに、その手紙を配達した郵便局を責める人はいないですよね。
郵便局はあくまで手紙を届けるサービスを提供しただけで、手紙を書いたのはまた別の人です。
これと全く同じで、KDDIは「0800」から始まるフリーダイヤルの電話回線サービスを、ある企業に提供しているに過ぎません。
そして、その回線サービスを契約した「ニセ電力会社」を名乗る事業者が、私たちに電話をかけてきている、というのが実態です。
KDDI自身がかけているわけではない証拠
KDDIは公式サイトで、自社がお客さまに連絡をする際に使用する電話番号のリストを公開しています。
そのリストをくまなく確認しても、「0800-300-7936」という番号は一切含まれていません。
これは、KDDI自身がこの番号を使って営業などをしているわけではない、という何よりの証拠になります。
もしKDDIを名乗る電話がかかってきて不審に思った場合は、すぐに電話を切り、公式サイトで公開されている正規の問い合わせ窓口に確認するのが一番安全です。
つまり、まとめると以下のようになります。
電話回線の提供元 | KDDI株式会社 |
実際の電話の発信者 | 不明(「ニセ電力会社」を名乗る事業者) |
「KDDIの回線だから」と安心してしまうのは大きな間違いです。
むしろ、「どこの誰かもわからない事業者が、大手通信会社のサービスを使って電話をかけてきている」という事実を、冷静に受け止めることが大切ですね。
【参照】
・KDDIからどの電話番号で連絡が来るか教えてください | サポート | au
しつこい着信の本当の目的は個人情報の収集か?
一度ならず、二度、三度…と、何度もかかってくる08003007936からの着信。
「どうしてこんなにしつこいの!?」
そう思わずにはいられないですよね。そのしつこさの裏には、やはりハッキリとした目的が隠されています。
結論から申し上げると、そのしつこい着信の本当の目的は、まさしく「個人情報の収集」にあると考えて間違いありません。
ただし、その目的は名簿業者に情報を転売するといった単純なものではなく、もっと巧妙な、将来的な営業活動のための「見込み客リスト」を作成することにあります。
考えてみてください。太陽光発電システムや新しい電力プランを売りたい営業マンの立場になったとします。
手当たり次第に電話をかけても、ほとんどは「うちは興味ないよ」と断られてしまいますよね。これでは時間も手間もかかって、非常に効率が悪いです。
そこで登場するのが、この自動音声アンケートというわけです。
アンケートの質問に隠された本当の狙い
この電話で聞かれる「お住まいは一戸建てですか?」「毎月の電気代は1万円以上ですか?」といった質問は、一見するとただの調査のように思えます。
しかし、これらの質問にはすべて、営業のターゲットを絞り込むためのフィルターとしての役割があるのです。
例えば、「一戸建てに住んでいる」と答えれば、「太陽光パネルを設置できる可能性がある顧客」としてリストアップされます。
「電気代が1万円以上」と答えれば、「電力プランの見直しを提案すれば、メリットを感じてもらいやすい顧客」として分類されるでしょう。
このように、アンケートに答えてしまうことで、あなたは知らず知らずのうちに「営業をかけやすい、有望な見込み客」としてラベリングされてしまうのです。
実際に、アンケートに答えた後から、別の営業電話が頻繁にかかってくるようになったという口コミは後を絶ちません。
これは、あなたの情報がリスト化され、営業部門や提携している別の会社に共有されている可能性を示唆しています。
このような手法は、最初に簡単なアンケートなどで接触し、後から本格的な営業をかけることから「布石電話」とも呼ばれています。
直接的にお金を請求するわけではないので詐欺とは断定しにくいですが、私たちの個人情報を本人の同意なく営業目的で収集・利用しようとする、非常に悪質な行為であることは間違いありません。
しつこい着信は、相手があなたの情報を諦めきれずにいる証拠。毅然とした態度で無視し続けることが、何よりの対策になりますね。
北海道から沖縄まで?全国の着信地域に関する口コミまとめ
「この迷惑電話、もしかして私の住んでいる地域だけを狙ってかけてきてる…?」
そんな風に不安に思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、安心してください。この08003007936からの着信は、特定の地域に限定されることなく、北は北海道から南は沖縄まで、文字通り「全国各地」で報告されています。
電話番号検索サイトの口コミ掲示板を覗いてみると、その報告範囲の広さに驚かされます。
まさに「日本全国、津々浦々」といった感じで、ありとあらゆる都道府県の住民から「かかってきた!」という声が寄せられているんです。
時期によって集中するエリアがある?
非常に興味深い点として、口コミを時系列で見ていくと、ある特定の時期に、特定のエリアからの報告が集中するという傾向が見られます。
例えば、ある時期には広島県、岡山県、山口県、鳥取県、島根県といった中国地方からの書き込みが圧倒的に多くなります。
かと思えば、次の時期には石川県、富山県、福井県といった北信越地方からの報告が急増したり、またある時期には愛媛県、香川県、徳島県、高知県の四国地方からの投稿で埋め尽くされたりするのです。
もちろん、東京、神奈川、千葉、埼玉といった首都圏や、大阪、兵庫、京都の関西圏、さらには福岡県や沖縄県、北海道といった地域からの報告も、時期を問わずコンスタントに存在します。
なぜこのような現象が起きるのでしょうか?
これはあくまで推測ですが、この電話をかけている事業者が、地域ごとにターゲットを絞って、集中的に電話をかけるキャンペーンのようなものを実施しているのかもしれません。
あるいは、その地域で活動している営業委託先の会社が、リストをもとに一斉に電話をかけている可能性も考えられますね。
いずれにせよ、この番号からの電話は、あなたがどこに住んでいようとも、かかってくる可能性があるということです。
「うちの地域だけじゃないんだ」と少し安心する一方で、「日本中どこにいても油断できないな…」と、改めて気を引き締める必要がありますね。
08003007936からの迷惑電話への正しい対処法|無視・出てしまった場合
- 08003007936からの電話は無視しても大丈夫?
- もし電話に出てしまった場合の安全な対応策
- 危険!絶対にやってはいけない「折り返し電話」のリスク
- しつこい迷惑電話を完全に止めるための着信拒否設定方法
- 今後のために!迷惑電話の公的な相談窓口一覧
- なぜ自分の番号が?考えられる情報流出の可能性と対策
08003007936からの電話は無視しても大丈夫?
「この番号、出た方がいいのかな…?でも、なんだか怪しいし…」
知らない番号からの着信、特に何度もかかってくると、どう対応すべきか迷ってしまいますよね。
結論からハッキリお伝えしますね。
08003007936からの電話は、完全に無視して全く問題ありません!
むしろ、無視することが最も安全で賢明な対処法なんです。
「でも、大事な連絡だったらどうしよう…」と不安に思う気持ち、すごくよく分かります。
ですが、この電話を無視しても大丈夫な理由は、ちゃんとあるんですよ。
無視してOKな理由①:緊急性のない営業電話だから
まず、この電話は公的な機関からの緊急連絡や、あなたが利用しているサービスの重要な通知などでは一切ありません。
その正体は、これまで見てきたように「電力関連の営業アンケート」です。
つまり、相手の一方的な都合でかけてきているセールスの電話なので、こちらがわざわざ出てあげる義理は全くないんです。
もし本当に重要な用件であれば、留守番電話にメッセージを残したり、郵送で通知を送ってきたりするはずですよね。
それが何もないということは、あなたが出なくても相手は全く困らない、ということです。
無視してOKな理由②:電話に出ると「カモリスト」に載る危険があるから
実は、こうした迷惑電話に対して一番やってはいけないのが「応答してしまう」ことなんです。
一度でも電話に出てしまうと、相手のシステムには「この電話番号は現在使われていて、持ち主は電話に出る可能性がある」という情報が記録されてしまいます。
そうなると、どうなると思いますか?
あなたの電話番号は「反応のある番号」として価値が上がり、いわゆる「見込み客リスト(カモリスト)」に追加されてしまうのです。
その結果、同じ番号からさらにしつこく電話がかかってきたり、リストが他の業者に共有されて、今度は全く別の迷惑電話や営業電話までかかってくるようになったり…なんていう、最悪の事態に陥りかねません。
ですから、着信履歴に残っていても、決してかけ直したりせず、「完全に無視」を貫くことが、自分の情報を守るための最強の防衛策になるんですよ。
もし電話に出てしまった場合の安全な対応策
「しまった!うっかり電話に出てしまった…!」
焦る気持ち、すごく分かります。でも、大丈夫。パニックになる必要は全くありませんよ。
もし、08003007936からの電話に出てしまった場合でも、冷静に、そして正しく対処すれば、何も怖いことはありません。
万が一の時のために、安全な対応策をステップごとに覚えておきましょう。
ステップ①:何も言わずに、すぐに電話を切る
これが最も重要で、最も効果的な対応です。
相手が自動音声だとわかった瞬間、あるいは「電気料金の調査です」などと話し始めた瞬間に、無言で通話終了ボタンを押してください。
「もしもし?」と応答したり、「結構です」と断ったりする必要もありません。
なぜなら、悪質な業者はあなたの声(特に「はい」という返事など)を録音し、後から契約に同意したかのように音声を編集して悪用する可能性があるからです。
相手に一切の情報を与えない、反応を見せない。これが鉄則です。
ステップ②:アンケートには絶対に答えない
もし、つい自動音声の案内に従ってしまい、アンケートの質問が始まってしまった場合でも、絶対にボタン操作をしたり、声で答えたりしないでください。
前にもお話しした通り、アンケートに答えることは、自ら「私は営業ターゲットです」と相手に教えているようなものです。
少しでも「まずい」と感じたら、その時点ですぐに電話を切りましょう。途中で切っても、何の問題もありません。
ステップ③:絶対に折り返し電話をしない
「何の電話だったんだろう?」と気になって、着信履歴からかけ直したくなる気持ちは分かりますが、これだけは絶対にやめてください。
折り返し電話をすることは、「この番号の持ち主です」と自ら名乗り出る行為であり、「現在使われているアクティブな番号」であることを相手に確定させてしまいます。
その結果、迷惑電話がさらに増える原因になりかねません。
ステップ④:着信拒否設定をする
電話を切った後は、すぐにその番号を「着信拒否」に設定しましょう。
iPhoneでもAndroidでも、着信履歴から簡単な操作で特定の番号をブロックできます。
こうすることで、少なくとも同じ番号から二度と電話がかかってくることはなくなり、安心して過ごせるようになりますよ。
もし、すでに応答してしまい不安な場合は、消費生活センターなどに相談するのも一つの手です。専門の相談員が、親身にアドバイスをしてくれます。
危険!絶対にやってはいけない「折り返し電話」のリスク
「一体なんの電話だったんだろう…?」
着信履歴に残った見知らぬ番号、気になってついかけ直したくなる気持ち、とってもよく分かります。
ですが、ちょっと待ってください!
08003007936という番号に対して、「折り返し電話」をすることは、絶対にやってはいけない最も危険な行為なんです。
「でも、フリーダイヤルだから通話料はかからないでしょ?」と思ったあなた、その通りです。
この番号にかけ直しても、あなたに通話料が請求されることはありません。
しかし、失うものはお金以上に厄介なものかもしれませんよ。
リスク①:あなたの電話番号が「生きている」と教えてしまう
あなたが折り返し電話をかけるという行為は、相手の業者に対して「この電話番号は、現在アクティブに使われていて、持ち主は電話に反応する人物です」と、自ら証明しているようなものなんです。
業者は、無数にある電話番号の中から、実際に使われている「有効な番号」を探し出そうとしています。
あなたがかけ直すことで、彼らのリスト上であなたの番号の価値は一気に跳ね上がります。
その結果、あなたの番号は「反応が見込める優良顧客」として、いわゆる「カモリスト」に登録されてしまうのです。
一度このリストに載ってしまうと、今度はこの業者だけでなく、リストを共有したり購入したりした別の悪質な業者からも、次から次へと迷惑電話がかかってくるという、負のスパイラルに陥ってしまう危険性があるんです。
リスク②:相手の思うツボにはまってしまう
口コミによれば、この番号にかけ直してみた人がいるようですが、そのほとんどが「お客様の電話機からお繋ぎできません」というアナウンスが流れるだけで、誰かが出ることはないようです。
これは、この電話がそもそも会話をするためのものではなく、一方的にアンケートを行うための「発信専用」のシステムであることを示しています。
彼らの目的は、あくまで「アンケートに答えてくれる人」を見つけ出すこと。
あなたが折り返すという「反応」を見せること自体が、相手の思うツボ。
たとえ繋がらなくても、着信履歴は相手のシステムに残りますから、「この番号の主は興味を持っているな」と判断され、ターゲットにされてしまうのです。
ほんの少しの好奇心が、後々の大きな面倒を引き起こす原因になりかねません。
着信履歴に残っていても、グッとこらえて、絶対にかけ直さないようにしてくださいね。
しつこい迷惑電話を完全に止めるための着信拒否設定方法
「もう二度とこの番号からかかってきてほしくない!」
そう強く思いますよね。しつこい迷惑電話を撃退する最も確実で簡単な方法は、お使いのスマートフォンで「着信拒否」設定をすることです。
一度設定してしまえば、同じ番号から電話が来ても、あなたのスマホが呼び出されることは二度とありません。
設定方法はとっても簡単なので、この機会にぜひ覚えておきましょう!
【iPhoneの場合】の着信拒否設定方法
iPhoneをお使いの方は、ほんの数タップで設定が完了しますよ。
まず、緑色のアイコンの「電話」アプリを開きます。
次に、画面下部にある「履歴」をタップして、着信履歴の一覧を表示させます。
その中から「0800-300-7936」を見つけて、番号の右側にある青い「i」マークをタップしてください。
詳細画面が表示されたら、一番下までスクロールして、赤い文字で書かれている「この発信者を着信拒否」をタップします。
最後に確認画面が出るので、もう一度「着信拒否」を選べば、設定は完了です!これで一安心ですね。
【Androidの場合】の着信拒否設定方法
Androidスマートフォンの場合は、お使いのメーカー(SONY、SHARP、Googleなど)によって操作方法が少しだけ違うことがありますが、基本的な流れは同じです。
まず、「電話」アプリを開き、「通話履歴」のタブを選びます。
履歴の中から「0800-300-7936」を見つけて、その番号を長押しするか、番号の横にあるメニューボタン(点が三つ並んだアイコンなど)をタップします。
すると、「ブロック」や「着信拒否」、「迷惑電話として報告」といった項目が表示されるので、それを選択してください。
確認画面で「ブロック」などを選べば、設定完了です!
ただし、一つだけ注意点があります。
この着信拒否設定は、あくまで「今回かかってきた特定の番号」だけをブロックするものです。
悪質な業者は、ブロックされることを見越して、下4桁だけが違うような、よく似た別の番号を使って再びかけてくることがあります。
もし、また別の知らない番号から同じような電話がかかってきた場合は、その都度、同じように着信拒否設定を追加していくようにしましょう。
今後のために!迷惑電話の公的な相談窓口一覧
「着信拒否しても、また違う番号からかかってきたらどうしよう…」
「なんだかすごく不安になってきた…」
迷惑電話って、本当に精神的に疲れますよね。一人で悩んでいると、どんどん不安が大きくなってしまうものです。
でも、あなたは一人じゃありません!
もし、しつこい電話に困ったり、少しでも「詐欺かも?」と怖い思いをしたりしたときは、ためらわずに専門の公的機関に相談してください。
こうしたトラブルに対応してくれる、頼れる相談窓口があるんですよ。
まずはこちらへ!消費者ホットライン「188(いやや!)」
「どこに相談したらいいか分からない…」
そんな時に、まず最初に思い出してほしいのが、この消費者ホットライン「188」です。
「いやや!」と覚えると、忘れないですよね!
この番号に電話をかけると、お近くの消費生活センターや消費生活相談窓口につながり、専門の相談員さんが話を聞いてくれます。
迷惑電話のことだけでなく、怪しい勧誘や契約トラブルなど、消費者としてのあらゆる困りごとに対応してくれる、まさに「駆け込み寺」のような存在です。
相談は無料で、今後の具体的な対処法などを一緒に考えてアドバイスしてくれます。一人で抱え込まず、まずはプロに話を聞いてもらうのが一番ですよ。
犯罪の匂いがしたら…警察相談専用電話「#9110」
もし、電話の内容が単なる営業アンケートにとどまらず、脅迫めいたことを言われたり、明らかに詐欺だと感じたりした場合は、警察に相談しましょう。
ただし、緊急の事件や事故ではないので、110番にかけるのはNGです。
こういう時は、警察相談専用電話「#9110」に電話してください。
全国どこからかけても、その地域を管轄する警察の相談窓口につながるようになっています。
「こんな電話があったんですけど、大丈夫でしょうか?」といった相談に対して、専門の担当者が対応してくれます。
すぐに事件として捜査するわけではありませんが、同様の相談が多ければ、警察が注意喚起を行ったり、捜査に乗り出したりするきっかけにもなります。
あなたの相談が、他の誰かを被害から救うことになるかもしれないんです。
これらの相談窓口を覚えておくだけでも、いざという時の安心感が全然違いますよね。
不安な時は、決して一人で悩まず、頼れるプロの力を借りてくださいね。
なぜ自分の番号が?考えられる情報流出の可能性と対策
「そもそも、なんで私の電話番号を知ってるの…?」
これ、一番気になるところであり、一番怖いところでもありますよね。
自分の知らないところで、個人情報が出回っているなんて、考えただけでもゾッとします。
残念ながら、現代社会において、自分の電話番号がどこからも漏れていない、と断言できる人はほとんどいないのが現実です。
では、一体どのような経路で、私たちの電話番号は迷惑電話をかける業者の手に渡ってしまうのでしょうか?
考えられる主な可能性をいくつか見ていきましょう。
可能性①:過去に登録したサービスからの名簿流出
これが最も一般的で、可能性の高いルートです。
あなたが過去に利用した、ネットショッピングの会員登録、懸賞への応募、無料アプリの利用登録、さまざまなアンケートへの回答…。
こうしたサービスに登録する際、利用規約の隅っこに「個人情報を第三者に提供することがあります」といった一文が書かれていることがあります。
これに同意してしまっていると、あなたの名前や電話番号といった情報が、「名簿業者」と呼ばれる会社に売られてしまうことがあるんです。
そして、迷惑電話をかける業者は、その名簿業者からリストを購入し、電話をかけてきている、というわけです。
可能性②:企業からの情報漏洩
ニュースでも時々、「〇〇社から顧客情報が××万件流出」といった報道がありますよね。
あなたが利用している企業がサイバー攻撃を受けたり、内部の人間が悪用したりすることで、意図せず個人情報が漏洩してしまうケースです。
この場合、電話番号だけでなく、住所や氏名、購入履歴といった、より詳細な情報まで流出している可能性があり、注意が必要です。
可能性③:電話番号の自動生成(ランダムアタック)
実は、業者はあなたの情報を全く知らなくても、電話をかけてくることができます。
「090-XXXX-〇〇〇〇」のように、コンピューターで電話番号をランダムに自動生成し、手当たり次第に電話をかけまくるという、原始的ながらも強力な手口です。
この方法で電話をかけ、応答があった番号だけを「有効な番号」としてリストアップしていくわけですね。
では、私たちはどう対策すればいいのでしょうか?
完全に防ぐのは難しいですが、信頼性の低いサイトやアプリには安易に電話番号を登録しない、利用規約をしっかり確認するといった日頃の心掛けが大切です。
そして何より、「知らない番号からの電話には出ない、反応しない」という基本を徹底することが、自分自身を守る最大の防御策になりますよ。
08003007936からの迷惑電話に関する総括
- 正体は電力会社を名乗る自動音声アンケートである
- 主な目的は営業リスト作成のための個人情報収集である
- 「ニセ電力会社」や「電気料金調査センター」など架空の組織名を名乗る
- 太陽光発電や住居形態、電気料金に関する質問をされる
- アンケートに答えると別の営業電話が増える可能性がある
- 直接的な金銭詐欺ではなく「布石電話」という手口である
- 提供事業者はKDDIだが、KDDI自身が発信しているわけではない
- KDDIの公式連絡先リストにこの番号の記載はない
- 着信は北海道から沖縄まで全国で報告されている
- 時期によって特定の地域へ集中して発信する傾向が見られる
- 最も安全で賢明な対処法は完全に無視することである
- 一度でも応答すると「カモリスト」に載る危険性がある
- もし電話に出てしまっても、無言ですぐに切ることが最善策である
- 気になっても絶対に折り返し電話をしてはならない
- 最も確実な撃退法はスマートフォンでの着信拒否設定である
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