「あれ…?Windows 11 PCを買ったばかりなのに、もうCドライブの容量が真っ赤になっちゃってる!」
「最近なんだか、PCの動作が全体的に重くなってきた気がするんだけど…?」
ある日突然、あなたのWindows 11 PCがそんな状態になって、スマホで慌てて「windows11 保存先 変更」や「Cドライブ 容量不足 減らす」なんて検索して、このページにたどり着いてくれたんじゃないでしょうか。
もしかして、原因がわからないままCドライブがいっぱいになるから、大切なファイルを消すべきか悩んでいませんか…?
それとも、初期設定のまま「ダウンロード」フォルダや「ピクチャ」フォルダに、データが溜まり続けているのが原因かも…?って、薄々感づいていたり…?
わかります、わかります!私も全く同じ経験があります。
特に最近のSSD(Cドライブ)は高速なぶん容量が少なかったりして、「えっ、もう容量ないの!?」「どうやって空ければいいの…?」って、もうパニックになっちゃいますよね😥
でも、大丈夫です!
その焦る気持ち、よーくわかります。でも、慌てて大切なファイルを削除するのは、絶対に待ってください!
その問題の多くは、Windows 11の初期設定が原因なんです。Cドライブに設定されている「ダウンロード」や「ピクチャ」フォルダの保存場所を、Dドライブみたいな別のドライブに「お引越し」させるだけで、劇的に解決することが多いんですよ😮
この記事は、そんな「Cドライブ容量不足」地獄に陥ってしまったあなたを救うための、安全な「フォルダの場所変更」の手順をステップバイステップで徹底的に解説する「完全ガイド」です📂✨
なぜ場所の変更が必要なのか、失敗しないための準備、具体的な手順、そして万が一のトラブル対処法まで。
この記事だけですべてが完結するように、私と一緒に、一つずつ冷静に確認していきましょうね🥰
なぜ「ダウンロード」や「ピクチャ」の場所変更が必要なのか?
Windows 11をインストールすると、通常、「ドキュメント」「ピクチャ」「ビデオ」「ミュージック」、そして「ダウンロード」といった「ユーザーフォルダ」は、ぜんぶCドライブ(システムドライブ)の中に自動で作られちゃうんです。
でも、このデフォルト設定(初期設定)には、すっごく大きな落とし穴があるんですね…。
Cドライブ(SSD)圧迫の深刻なデメリット
最近のPCの多くは、高速なSSD(ソリッドステートドライブ)をCドライブとして採用していますよね。
SSDは起動や動作が速くて快適な反面、従来のHDD(ハードディスクドライブ)に比べて容量あたりの単価が高くて、特にノートPCだと「256GB」や「512GB」といった、比較的容量が少ないモデルもまだまだ多いんです。
この限られたCドライブに、OSのシステムファイル、インストールされたアプリ、そして日々増え続ける「ダウンロード」ファイルや「ピクチャ」(写真・動画)がぜんぶ保存され続けると、どうなっちゃうでしょうか…?
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- PCの動作が劇的に遅くなるCドライブの空き容量が極端に少なくなると(一般的に空きが10%〜15%を切ると言われています)、Windowsが正常に動作するために必要な一時ファイル(キャッシュ)を作るスペースがなくなっちゃって、システム全体のパフォーマンスがすっごく低下しちゃいます。
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- Windowsアップデートに失敗するWindows Updateには、大きな更新ファイルを一時的にダウンロード・展開するための十分な空き容量が必要なんです。容量が不足していると、大切なセキュリティ更新や新機能のインストールが失敗して、PCが脆弱な状態のまま放置される危険性が出てきちゃいます。
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- SSDの寿命を縮める可能性があるSSDには、データの書き込み回数に上限があるんです。空き容量が少ない状態で、頻繁に大容量のファイルをダウンロードしたり削除したりを繰り返すと、特定の場所に書き込みが集中しやすくなって(ウェアレベリングの効率低下)、SSDの寿命を早めてしまう可能性があります。
- データの管理とバックアップが困難になる重要なシステムファイルと、あなたの個人的なデータファイル(写真や書類)がCドライブにごちゃ混ぜになっていると、バックアップの管理がすっごく煩雑になっちゃいますよね。
Dドライブなどへ変更する絶大なメリット
そこで!もしあなたのPCに、Cドライブとは別にDドライブ(大容量のHDDや、データ用の別SSD)が搭載されているなら、これらのユーザーフォルダの保存先をDドライブに変更することが、極めて有効な解決策になるんです!
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- メリット1:Cドライブの容量を劇的に解放できるこれが最も大きなメリットです!特に容量を食いやすい「ダウンロード」と「ピクチャ」を移動させるだけで、CドライブにはOSとアプリだけを残す形になって、常に十分な空き容量を確保できます。
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- メリット2:PCのパフォーマンスを維持できるCドライブに十分な空きがあれば、Windowsは快適に動作してくれて、アップデートも問題なく行えるようになりますよ🥰
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- メリット3:データ管理がシンプルになる「Cドライブ = システム」「Dドライブ = データ」っていう、明確な棲み分けが実現します。これによって、将来的にWindowsの再インストール(リカバリ)が必要になった時も、Dドライブのデータを保持したままCドライブだけをクリーンインストールできて、大切なデータを失うリスクを最小限に抑えられます。
- メリット4:精神的な安心感が得られる「Cドライブがいついっぱいになるか…」っていう、あのストレスから解放されて、容量を気にせずファイルや写真を追加できるようになります!
「windows11 保存先 変更」と検索する多くの人が、まさにこのCドライブの容量問題に直面しているんです。
次の章からは、その具体的な解決手順を、失敗しないための準備から解説していきますね!
【最重要】失敗しないための事前準備
フォルダの場所を変更する操作は、Windowsのシステム設定に関わるとっても重要な操作です。
手順自体はカンタンなんですけど、万が一の事態に備えたり、操作をスムーズに進めたりするために、以下の準備を必ず行ってくださいね!
1. 移動先のドライブとフォルダを準備する
まず、移動先となるDドライブやEドライブに、新しい保存場所となるフォルダを「事前」に作っておきます。
これが、最も安全で確実な方法なんです!
例えば、Dドライブに「ダウンロード」と「ピクチャ」を移動させたい場合、以下のようにDドライブ直下に専用のフォルダを作成します。
D:\DownloadsD:\Pictures
(※フォルダ名はもちろん「D:\ダウンロード」や「D:\マイピクチャ」みたいな日本語でも構いませんが、システムが参照するパスであることを考えると、半角英数字にしておくと、将来的なトラブルを避けやすいっていう利点がありますよ。)
⚠️【注意】やってはいけない操作⚠️
絶対に「Dドライブそのもの(D:\)」を移動先に指定しないでください!
これをやっちゃうと、Dドライブ全体が「ダウンロード」フォルダとして認識されちゃって、Dドライブを開くとダウンロードしたファイルが散乱するわ、元に戻すのが困難になるわ…といった、深刻なトラブルに発展しちゃいます。
必ず、新しく作成した「フォルダ」(例: D:\Downloads)を指定してくださいね!
2. 万が一のためのバックアップ(推奨)
通常、これから説明する「プロパティ」からの正規の手順で移動すれば、データが消えることはありません。
でも、PCの操作に「絶対」はなくて、万が一の停電や操作ミスに備えることは、とっても重要です。
▼方法A:特に重要なデータだけ手動でバックアップ
「ピクチャ」フォルダや「ドキュメント」フォルダにある、絶対に失いたくない写真や仕事のファイルだけを、先にUSBメモリや外付けHDD、クラウドストレージ(OneDriveやGoogle Driveなど)にコピーしておきましょう。
▼方法B:システムの復元ポイントを作成する
Windowsの設定を変更する前のお作法として、「復元ポイント」を作成しておくのも良い手です。
これによって、もし操作後にシステムの調子がおかしくなっちゃっても、操作前の状態にシステムを戻すことができますからね。
- スタートボタンを右クリックして、「システム」を選びます。
- 「システムの保護」をクリックします。
- 「システムのプロパティ」ウィンドウが開くので、「保護設定」でCドライブが「有効」になっていることを確認します。
- 「作成」ボタンを押して、分かりやすい名前(例:「フォルダ移動前」)を付けて復元ポイントを作成します。
3. 「移動」と「コピー&ペースト」の違いを理解する
PC初心者の方がやりがちな間違いとして、Cドライブにある「ピクチャ」フォルダを、そのままDドライブに「コピー&ペースト」しちゃうケースがあります。
でも、これは単なる「複製」でしかないんです…
この方法だと、Windowsシステムは「ピクチャ」フォルダの場所がCドライブにあると認識したままなので、新しく保存される写真は相変わらずCドライブに溜まり続けちゃうんですね。
今回行う「プロパティ」からの「場所の移動」は、Windowsシステムに対して、「今度からピクチャフォルダの正式な場所はDドライブのXXXフォルダですよ」と、住所変更の届け出を出す作業なんです。
この正規の手順を踏むことで、今後すべてのアプリが新しい場所を自動的に認識してくれるようになります!
準備が整ったら、いよいよ実践編です!💪
【実践】Windows11「ダウンロード」フォルダの場所を変更する全手順
「windows11 ダウンロードフォルダ 変更」の具体的な手順です。
画像なしでも分かるように、一つ一つのステップを丁寧に解説しますね。
ステップ1:エクスプローラーで「ダウンロード」フォルダを見つける
まず、タスクバーにあるフォルダのアイコン(エクスプローラー)をクリックして開きます。
エクスプローラーが開いたら、左側のナビゲーションウィンドウに注目してください。
「PC」や「ホーム」の直下に、「ダウンロード」という名前のフォルダがあるはずです。
(もし見当たらない場合は、「PC」を開き、Cドライブの中の「ユーザー」フォルダ、さらにその中の「(あなたのユーザー名)」フォルダを開くと、その中にありますよ。)
ステップ2:「プロパティ」を開く
見つけた「ダウンロード」フォルダを右クリックします。
表示されたメニューから、「プロパティ(R)」を選択してください。(※「その他のオプションを表示」の中にある場合もあります)
ステップ3:「場所」タブをクリックする
「ダウンロードのプロパティ」というタイトルのウィンドウが開きます。
「全般」「共有」「セキュリティ」など、いくつかタブが並んでいますので、その中から「場所」というタブをクリックしてください。
ステップ4:現在の場所を確認し、「移動」ボタンを押す
「場所」タブを開くと、現在「ダウンロード」フォルダが設定されている場所(パス)が表示されています。
通常は C:\Users\(あなたのユーザー名)\Downloads となっているはずです。
その下にある「移動(M)…」ボタンをクリックします。
ステップ5:新しい保存先(Dドライブ)を指定する
「移動先の選択」というウィンドウが開きます。
ここで、先ほど【事前準備】で作成した、Dドライブの新しいフォルダ(例: D:\Downloads )を選択します。
Dドライブをクリックして、作成した Downloads フォルダを選択した状態で、「フォルダーの選択」ボタンをクリックします。
ステップ6:「適用」ボタンを押し、最終確認に応じる
「ダウンロードのプロパティ」ウィンドウに戻ると、「場所」タブのパス表示が、先ほど選択した新しい場所(例: D:\Downloads )に切り替わっているはずです。
間違いがないことを確認したら、「適用(A)」ボタンをクリックします。
すると、「フォルダーの移動」という確認メッセージが表示されます。
「元の場所のすべてのファイルを、新しい場所に移動しますか?」
( C:\Users...\Downloads から D:\Downloads へ)
ここで必ず「はい(Y)」をクリックしてください!
これを「はい」にすることで、これまでCドライブの「ダウンロード」フォルダに溜まっていたすべてのファイルが、新しく指定したDドライブのフォルダへ自動的に移動(お引越し)されます。
「いいえ」を選んじゃうと、フォルダの場所だけが変更されて、既存のファイルはCドライブに残っちゃうので、容量削減の目的が達成できませんからね💦
ステップ7:移動の完了と確認
ファイルの量(ダウンロードしたファイルの総容量)によっては、移動に数秒から数分かかる場合があります。
移動が完了すると、プロパティのウィンドウに戻ります。
「OK」ボタンを押してウィンドウを閉じれば、作業は完了です!お疲れ様でした!
▼確認作業:
念のため、エクスプローラーで再度「ダウンロード」フォルダ(左側のナビゲーションにあるもの)を開いてみてください。
見た目は何も変わっていませんが、そのフォルダの実体はDドライブの D:\Downloads になっています。
アドレスバーを見たり、そのフォルダ内に新しいファイルが保存されることを確認したりすると、場所が変わったことが実感できるはずですよ。
もちろん、Cドライブの空き容量が増えていることも確認しましょう!✨
【実践】Windows11「ピクチャ」フォルダの場所を変更する全手順
「windows11 ピクチャ フォルダ どこ」って探している方も、Cドライブの圧迫を懸念している方も、操作方法は「ダウンロード」フォルダと全く同じです!
ここでは、「ピクチャ」フォルダの場合の手順を、もう一度おさらいとして解説しますね。
ステップ1:エクスプローラーで「ピクチャ」フォルダを見つける
エクスプローラーを開き、左側のナビゲーションウィンドウから「ピクチャ」フォルダを探します。
(見つからない場合は、 C:\Users\(あなたのユーザー名)</code> の中にあります。これが「windows11 ピクチャ フォルダ どこ」の答えですね。)
ステップ2:「プロパティ」を開く
「ピクチャ」フォルダを右クリックして、「プロパティ(R)」を選択します。
ステップ3:「場所」タブをクリックする
「ピクチャのプロパティ」ウィンドウが開きます。
「場所」タブをクリックします。
ステップ4:「移動」ボタンを押す
現在の場所(例: C:\Users...\Pictures )を確認して、「移動(M)…」ボタンをクリックします。
ステップ5:新しい保存先(Dドライブ)を指定する
「移動先の選択」ウィンドウで、【事前準備】で作成した新しいフォルダ(例: D:\Pictures )を選択して、「フォルダーの選択」ボタンをクリックします。
ステップ6:「適用」ボタンを押し、最終確認に応じる
「場所」タブのパスが新しい場所(例: D:\Pictures )に変わったことを確認して、「適用(A)」ボタンをクリックします。
「元の場所のすべてのファイルを、新しい場所に移動しますか?」という確認メッセージが表示されたら、必ず「はい(Y)」をクリックします。
ステップ7:移動の完了と確認
写真や動画の量が多い場合、移動には時間がかかることがあります。(焦らず待ってくださいね!)
完了したら「OK」ボタンを押して閉じます。
エクスプローラーの「ピクチャ」が、Dドライブの新しい場所を参照していること、そしてCドライブの容量がしっかり空いたことを確認してください!
【応用】他のユーザーフォルダもまとめて移動しよう
「ダウンロード」と「ピクチャ」の移動方法をマスターすれば、他のフォルダもまったく同じ手順で移動できちゃいます!
Cドライブの容量を徹底的に確保するために、以下のフォルダもDドライブへの移動を検討しましょう。
- ドキュメント (
Documents) - ビデオ (
Videos) - ミュージック (
Music) - デスクトップ (
Desktop)
特に「ビデオ」や「デスクトップ」(とりあえずファイルを置きがちな場所ですよね…😅)は、容量を圧迫する大きな要因です。
▼注意点:
「デスクトップ」フォルダをDドライブ(特にHDD)に移動させると、PC起動時にデスクトップアイコンが表示されるまでに、ほんの少し時間がかかるようになる場合があります。
速度を優先するなら、「デスクトップ」はCドライブ(SSD)に残しておくっていう選択肢もありますよ。
これら主要なユーザーフォルダの移動について、推奨される移動先を以下の表にまとめてみますね。
表1:主要ユーザーフォルダの推奨移動先(例)
| フォルダ名 | デフォルトの場所 (Cドライブ) | 移動先の推奨フォルダ (Dドライブ) | 移動の推奨度 | 注意点 |
|---|---|---|---|---|
| ダウンロード | ...\Downloads |
D:\Downloads |
高 | 最も容量を圧迫しやすい。最優先で移動。 |
| ピクチャ | ...\Pictures |
D:\Pictures |
高 | 写真や動画が増えると非常に大きくなる。 |
| ビデオ | ...\Videos |
D:\Videos |
高 | 動画ファイルは特に容量が大きいため、移動効果大。 |
| ドキュメント | ...\Documents |
D:\Documents |
中 | WordやExcelが中心なら容量は小さいが、データ保全のため移動推奨。 |
| ミュージック | ...\Music |
D:\Music |
中 | 音楽ファイルの量による。大量に保有しているなら移動。 |
| デスクトップ | ...\Desktop |
D:\Desktop |
低〜中 | DがHDDの場合、起動時の表示が遅れる可能性あり。Cドライブ(SSD)推奨の場合も。 |
このように、システム(C)とデータ(D)を分離することは、Windowsを長く快適に使うための基本的なテクニックなんですよ!
【重要】トラブルシューティングと注意点(E-E-A-T)
この記事は、単なる手順紹介では終わりません!
この「場所の移動」操作で起こりがちなトラブルと、その具体的な解決策、さらにプロ(筆者)の経験に基づく注意点を網羅していきますね。
1. 「場所」タブがプロパティに表示されない
最もよくあるトラブルの一つです。
エクスプローラーの左側(ナビゲーションウィンドウ)にある「ピクチャ」や「ダウンロード」を右クリックしても、「場所」タブが出てこないことがあります。
これは、そこにあるのが「ライブラリ」や「クイックアクセス」へのショートカットである可能性がすっごく高いためです。
▼解決策:
必ず、実体のあるフォルダ(パスが C:\Users\(あなたのユーザー名)</code> の下にあるフォルダ)を直接操作する必要があります。
- エクスプローラーのアドレスバーに
C:\Users</code> と入力して、Enterキーを押します。 - (あなたのユーザー名)のフォルダを開きます。
- その中にある「ダウンロード」や「ピクチャ」フォルダを右クリックして「プロパティ」を開けば、確実に「場所」タブが表示されますよ!
2. 間違った場所を指定してしまった(例:Dドライブ直下)
事前準備で警告した、最も深刻なトラブルです…😱
移動先に D:\Downloads ではなく D:</code> (Dドライブのルート)を指定して「適用」を押してしまったケースです。
▼現象:
- Dドライブのアイコンが「ダウンロード」フォルダのアイコンに変わっちゃう。
- Dドライブを開くと、移動してきたファイルと、Dドライブにもともとあったフォルダ(例:
D:\Picturesなど)が混在して表示される。 - 「ダウンロード」のプロパティから「場所」タブを開き、「標準に戻す」を押してもエラーが出て戻せない。
▼解決策(レジストリの編集 – ※上級者向け):
この状態は、Windowsのシステム設定(レジストリ)を直接編集しないと元に戻せない場合が多いです。
操作を誤るとWindowsが起動しなくなる危険性があるため、細心の注意を払って行ってくださいね!
⚠️警告:ちょっと上級者向けです!⚠️
レジストリの編集を間違えちゃうと、最悪の場合、Windowsが起動しなくなるなどの深刻な問題が発生する可能性があります。
必ず自己責任のもと、慎重に操作してくださいね!
- レジストリエディターの起動スタートボタンを右クリックして、「ファイル名を指定して実行」を選択。
regeditと入力してEnterキーを押します。 - 該当キーへの移動レジストリエディターのアドレスバーに、以下のパスをコピー&ペーストしてEnterキーを押します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\User Shell Folders - 値の修正右側に多くの値が表示されます。例えば「ダウンロード」フォルダの場所を指定しているのは、
{374DE290-123F-4565-9164-39C4925E467B}という名前の値です。この値をダブルクリックして、「値のデータ」がD:</code> になってしまっているのを、正しいデフォルト値%USERPROFILE%\Downloadsに書き換えて「OK」をクリックします。 - PCの再起動PCを再起動すると、設定が反映されます。その後、Dドライブ直下に散らばったファイルを、手動で本来あるべき場所(新しく作った
D:\Downloadsなど)に移動させます。
※「ピクチャ」を間違えた場合は {0DDD015D-B06C-45D5-8C4C-F59713854639} (デフォルト値 %USERPROFILE%\Pictures )など、フォルダごとにキーが異なります。
3. OneDrive(ワンドライブ)と同期している場合の注意点
Windows 11では、初期設定で「ドキュメント」「ピクチャ」「デスクトップ」が自動的にOneDriveと同期(バックアップ)される設定になっていることが多いんですよね。
この状態で「場所」タブを見ると、パスが C:\Users...\OneDrive\ピクチャ のようになっているはずです。
▼注意点:
このフォルダの場所を変更しようとすると、「OneDriveの同期設定を変更してください」といった旨のアラートが出ることがあります。
▼推奨される手順:
- まず、タスクバーの通知領域にあるOneDrive(雲のマーク☁️)のアイコンをクリックします。
- 設定(歯車アイコン⚙️)から「設定」を開きます。
- 「アカウント」タブで「このPCのリンクを解除」を選択し、一時的にOneDriveとの同期を切ります。
- 同期が解除された状態(ローカルの
C:\Users...\ピクチャになった状態)で、本記事の手順に従い、Dドライブへ「場所の移動」を実行します。 - Dドライブへの移動が完了した後、再度OneDriveの設定を開き、PCとのリンクを再設定します。
- その際、OneDriveは新しい場所(Dドライブ)を認識してくれて、Dドライブのフォルダを同期対象としてくれます。
この手順を踏むことで、ローカルの保存場所も変更しつつ、OneDriveのバックアップも継続できるので、安心ですよ!
4. 移動を元に戻したい(標準に戻す方法)
「Dドライブの容量もいっぱいになってきちゃった…」
「やっぱりCドライブ(SSD)に戻して速度を優先したい!」
そんな理由で元に戻す(デフォルトの場所に戻す)場合もカンタンです。
- 移動済みのフォルダ(例:エクスプローラーの「ダウンロード」)を右クリックし、「プロパティ」を開きます。
- 「場所」タブを開きます。
- 「標準に戻す(R)」ボタンをクリックします。
- パスがデフォルト(
C:\Users...\Downloads)に戻ったことを確認し、「適用」をクリックします。 - 「新しい場所(Cドライブ側)にフォルダを作成しますか?」と聞かれたら「はい」をクリックします。
- 「元の場所(Dドライブ側)のすべてのファイルを、新しい場所(Cドライブ側)に移動しますか?」と聞かれたら「はい」をクリックします。
ファイルの移動が完了すれば、元の状態に戻ります!
【発展】さらなるCドライブ容量確保術と「保存先 変更」のテクニック
「ダウンロード」や「ピクチャ」フォルダの場所を変更することは、Cドライブの容量不足に対する「対症療法」であり、かつ「予防策」として、すっごく強力です。
でも、せっかくなので、さらに踏み込んだ「windows11 保存先 変更」のテクニックと、Cドライブを根本的にクリーンアップする方法も網羅しちゃいますね!
1. ブラウザ(Chrome/Edge)のデフォルトダウンロード先を変更する
そもそも、「ダウンロード」フォルダにファイルが保存されるのは、Webブラウザ(ChromeやEdge)のデフォルト設定がそうなっているから、なんですよね。
ブラウザの設定を変更して、最初からDドライブの D:\Downloads に保存するように設定すれば、Cドライブを一切経由しなくなります。
▼Google Chrome の場合:
- 右上のメニュー(︙)から「設定」を開きます。
- 左側のメニューで「ダウンロード」をクリックします。
- 「場所」の項目の「変更」ボタンを押して、Dドライブの
D:\Downloadsフォルダを指定します。
▼Microsoft Edge の場合:
- 右上のメニュー(・・・)から「設定」を開きます。
- 左側のメニューで「ダウンロード」をクリックします。
- 「場所」の項目の「変更」ボタンを押して、Dドライブの
D:\Downloadsフォルダを指定します。
【筆者の見解】フォルダ移動とブラウザ設定、どちらをやるべきか?
両方やるのがベストですが、優先すべきは、この記事で解説した「ユーザーフォルダの場所移動」の方です!
なぜなら、ブラウザ以外(例:メールソフトの添付ファイル、特定のアプリ)が保存するファイルの多くも、OSが認識している「ダウンロード」フォルダを参照するからです。
OS(Windows)レベルで場所を変更しておくことが、最も根本的な解決策となりますよ。
2. Windows 11の「ストレージセンサー」を有効にする
Windows 11には、自動的にCドライブの空き容量を確保してくれる「ストレージセンサー」っていう、お掃除機能が搭載されてるんです!
- スタート > 設定 > システム > 「記憶域」を開きます。
- 「ストレージセンサー」の項目を「オン」にします。
- 「ストレージセンサー」の文字部分をクリックして詳細設定を開きます。
- 「ストレージセンサーを実行するタイミング」を「毎日」や「毎週」に設定します。
- 「ごみ箱に移動してから次の期間が過ぎたファイルを削除する」を「30日」などに設定します。
- 「[ダウンロード]フォルダーのファイルを開く頻度」を「30日以上経過した場合」などに設定します。(※ただし、これはDドライブに移動させた場合は適用されない可能性があります)
これをオンにしておくだけで、古い一時ファイルやごみ箱の中身を自動で削除してくれるので、とっても賢いですよ!
3. 「ディスククリーンアップ」で不要なシステムファイルを削除する
ストレージセンサーよりも強力に、不要なファイルを削除できるのが、昔ながらの「ディスククリーンアップ」です。
- エクスプローラーで「Cドライブ」を右クリックして、「プロパティ」を開きます。
- 「全般」タブにある「ディスクのクリーンアップ」ボタンを押します。
- ウィンドウが開いたら、「システム ファイルのクリーンアップ」ボタンを(管理者権限で)押し直します。
- スキャンが終わると、削除可能なファイルの一覧が表示されます。
- 特に容量を食っているのが「Windows Update のクリーンアップ」や「配信の最適化ファイル」です。これらにチェックを入れ、「OK」を押すと、安全に不要なシステムファイルを削除してくれて、数GB〜十数GBの容量が空くことがあります!😮
表2:Cドライブ容量を圧迫する主な要因と対策まとめ
| 圧迫要因 | 具体的なファイル | 対策方法 | 記事内の関連章 |
|---|---|---|---|
| ユーザーデータ(日々増加) | ダウンロードしたファイル、写真、動画、書類 | ユーザーフォルダの場所をDドライブに変更する。 | 第3章、第4章 |
| ユーザーデータ(ブラウザ) | ブラウザが直接保存するファイル | ブラウザのダウンロード保存先をDドライブに変更する。 | 第6章(発展) |
| 一時ファイル(自動生成) | アプリのキャッシュ、一時ファイル、ごみ箱 | ストレージセンサーを有効にする。 | 第6章(発展) |
| システムファイル(蓄積) | 古いWindows Updateのバックアップ、エラーログ | ディスククリーンアップ(システムファイル)を実行する。 | 第6章(発展) |
| アプリケーション | インストールしたソフト、ゲーム | 基本的にCドライブ(SSD)推奨だが、一部のゲーム等はDドライブにインストールも可。 | (本記事の範囲外) |
根本解決としてのストレージ増設
ここまでの対策(フォルダ移動、クリーンアップ)を実行しても、なおCドライブの容量が厳しい…!
あるいは、そもそもDドライブそのものが存在しないPCを使っている…!
そんな場合は、物理的な限界が近づいています😥
「ダウンロード」や「ピクチャ」フォルダの移動は、あくまで「今あるリソース(ドライブ)を最適に活用する」テクニックです。
CドライブのSSDが128GBや256GBと極端に小さい場合、あるいはDドライブ(データ用ドライブ)が存在しないPCの場合は、根本的な解決策として「ストレージの増設」が視野に入ってきます。
1. 内蔵HDD/SSDの増設(デスクトップPC/一部ノートPC)
デスクトップPCや、ストレージベイに空きがあるノートPCの場合、データ保存用として2TBや4TBの大容量HDDや、高速なデータ用SSD(SATAまたはNVMe M.2)を増設するのが、最もスマートな解決策です。
増設したドライブを「Dドライブ」としてフォーマットして、この記事で解説した手順でユーザーフォルダをぜんぶ移動させちゃえば、Cドライブの容量を心配する必要は金輪際なくなりますよ!
2. 外付けHDD/SSDの活用(手軽な解決策)
PCの改造が難しいノートPCユーザーさんや、手軽に容量を増やしたい場合は、USB接続の外付けHDDや外付けSSDが最適です。
-
- 外付けHDD:安価で大容量(2TB〜8TBなど)。写真や動画、ダウンロードファイルの「アーカイブ(保管庫)」として最適です。
- 外付けSSD:HDDより高価ですが、とっても高速です。頻繁にアクセスするデータ(ピクチャなど)の移動先としても十分活用できます。
ただし、外付けドライブに「ダウンロード」フォルダなどを移動させる場合、そのドライブが常にPCに接続されている必要があります。
接続を外しちゃった状態でファイルをダウンロードしようとするとエラーになるため、基本的には常時接続するデスクトップPC向きの運用となりますね。
Cドライブの容量不足は、PCの快適性をすっごく損なう「病気」みたいなものです。
本記事で紹介した「フォルダの場所変更」は、その病気を治療・予防する、最も効果的な「処方箋」の一つと言えますね!
まとめ
今回は、Windows 11のCドライブ容量不足を根本的に解決するため、「ダウンロード」フォルダと「ピクチャ」フォルダの場所を、CドライブからDドライブなどの別ドライブに変更する方法を、徹底的に解説しました!
最後にもう一度、おさらいしますね。
✅ なぜ変更が必要か?
Cドライブ(SSD)の容量圧迫は、PCの動作遅延、アップデート失敗、SSDの寿命低下を招いちゃうから。
✅ どうやって変更するか?
「コピー&ペースト」じゃダメ! フォルダの「プロパティ」→「場所」タブから「移動」を実行するのが正規の手順です。
✅ 何を移動すべきか?
特に容量を食う「ダウンロード」「ピクチャ」「ビデオ」を最優先で、Dドライブなどに(事前に)作成した専用フォルダへ移動します。
✅ トラブル対策は?
「場所」タブがない時は、 C:\Users\(ユーザー名)</code> の中の実体フォルダを探します。
Dドライブ直下など、間違った場所を指定しないよう、細心の注意を払ってくださいね!
✅ さらなる対策は?
ブラウザの保存先変更、ストレージセンサー、ディスククリーンアップも併用すると、さらに効果的です。
Cドライブは「OSとアプリの家」、Dドライブは「データの倉庫」と役割分担させることで、Windows 11のパフォーマンスを最大限に引き出して、長期的に安定したPC環境を維持できます。
この記事の手順を参考に、ぜひあなたのCドライブの大掃除を実行してみてくださいね!💪✨


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