「あれ…?さっきまで普通に使えていたのに、急にChromeが固まる!」
「作業してる途中で、何度もブラウザが落ちるんだけど!?」
Windows 11にアップグレードしたり、新しいPCを使い始めたりしてから、そんな状態になって、スマホで慌てて「クローム 固まる windows11」なんて検索して、このページにたどり着いてくれたんじゃないでしょうか。
もしかして、作業中に「chrome 落ちる windows11」の症状が頻発して、仕事やレポートが全然進まなかったり…?
それとも、最悪のケースで「google chrome 開かない windows11」っていう、起動すらしなくなって、もう途方に暮れていたり…?
わかります、わかります!私も全く同じ経験があります。
今の時代、ブラウザ、特にChromeが使えないのって、致命的なストレスですよね。
「もしかして、PC壊れた…?」「どうしよう、設定とか全部消えちゃうの…?」って、もうパニックになっちゃいますよね😥
でも、大丈夫です!
その焦る気持ち、よーくわかります。でも、慌ててPCを初期化したりするのは、絶対に待ってください!
これらの問題の多くは、Windows 11とChromeの間に生じた一時的な不整合や、溜まったデータ、あるいは特定の機能の非互換性が原因なんです。ハードウェアの故障であるケースは、意外と稀なんですよ😲
この記事は、そんな「Chrome地獄」に陥ってしまったあなたを救うための、安全な対処法をステップバイステップで徹底的に解説する「完全ガイド」です🕵️♀️✨
「固まる」「落ちる」「開かない」といった深刻なトラブルについて、初心者さんでもカンタンに試せる基本的な対処法から、原因を特定して根本的に解決する専門的な手順まで。
私と一緒に、一つずつ冷静に確認していきましょうね🥰
まずは試すべき!Chromeが固まる・落ちる時の3大クイック対処法
深刻なトラブルシューティングに入る前に、まずはとってもカンタンでありながら、驚くほど多くの「固まる」「落ちる」問題を解決できる、3つの基本的な対処法を試してみましょう。
対処法1:ブラウザ(Chrome)の再起動とPC(Windows 11)の再起動
最も基本的かつ強力な対処法が「再起動」です。ITトラブルの基本中の基本ですよね。
Windows 11環境でChromeが固まる場合、まずはChrome自体を完全に終了させてから、もう一度起動してみてください。
もしChromeのウィンドウが閉じられない場合は、タスクマネージャー(ショートカットキー: Ctrl + Shift + Esc)を開いて、リストから「Google Chrome」を選んで「タスクの終了」をクリックします。
それでも改善しない場合、あるいはChromeが頻繁に落ちる症状が続く場合は、Windows 11 PC自体を「再起動」してください。
でも、Windows 11(や10)の場合は、ちょっと注意が必要なんです。
普通の「シャットダウン」をしてから電源を入れ直すんじゃなくて、必ずスタートメニューから「再起動」を選んでくださいね。
っていうのも、Windows 11の「シャットダウン」は、次回の起動を速くするためにシステムの一部を完全に終了させない「高速スタートアップ」っていう機能が、デフォルトで有効になっているんです。
一方、「再起動」はシステムを完全にリフレッシュしてくれるので、メモリ上に残った一時的な不具合や、バックグラウンドで動いている不安定なプロセスを解消する効果が期待できるんですよ!
対処法2:Chromeのアップデート(最新版の確認)
あなたが使っているChromeのバージョンが古いと、Windows 11の最新のセキュリティ機能やシステムコンポーネントとの間に互換性の問題が生じちゃって、結果として「クローム 固まる windows11」の症状を引き起こすことがあるんです。
Googleは常にバグの修正やパフォーマンスの改善を行ってくれているので、Chromeを最新の状態に保つことは、すっごく重要なんですね。
確認方法はカンタンです!
Chromeの右上にある「⋮(三点リーダー)」メニューをクリックして、「ヘルプ」 > 「Google Chromeについて」を選びます。
この画面を開くと、Chromeは自動的に最新バージョンの確認を開始してくれて、もし新しいバージョンがあればダウンロードとインストールを行います。
アップデートが完了したら、Chromeを再起動して問題が解決したか確認してみてください。
対処法3:インターネット接続の確認
意外な盲点ですが、Chromeが固まる原因が、ブラウザ自体じゃなくて「インターネット接続の不安定さ」にあるケースも少なくないんです。
特定のウェブサイトを開こうとした瞬間に固まったり、画像を読み込むときに落ちちゃったり…そんな症状がある場合は、ネットワーク接続を疑ってみましょう。
Windows 11のタスクバーにあるネットワークアイコンを確認して、接続が安定しているか見てください。
もしWi-Fiを利用しているなら、一度接続を切って、もう一度接続し直してみてください。
可能であれば、一度有線LANケーブルで接続してみたり、ルーター自体を再起動してみたりすることも、原因の切り分けに有効ですよ。
【原因切り分け・ステップ1】Chrome内部の問題を解決する
さっきのクイック対処法で改善しない場合、問題はもっと深くて、Chrome内部に蓄積されたデータや設定にある可能性が高いです。
ここでは、Windows 11環境に影響されず、Chrome単体で完結する内部的な対処法を詳しく解説しますね。
最も効果的な対処法:キャッシュと閲覧履歴のクリア
Chromeが固まる、重くなるといった症状の最大の原因として挙げられるのが、「キャッシュ」や「閲覧履歴」といった一時ファイルの蓄積なんです。
キャッシュっていうのは、一度訪れたウェブサイトの画像やデータを一時的にPCに保存しておくことで、次回同じサイトを開く時の表示を速くする仕組みのことです。
でも、このキャッシュデータが古くなったり、破損したり、あるいは過剰に溜まりすぎたりすると、逆にChromeの動作をすっごく重くして、フリーズの原因になっちゃうんです。
特にWindows 11にアップデートした直後なんかは、古いOS環境で作成されたキャッシュとの間に不整合が生じて、トラブルを引き起こしやすい状態なんですね😥
以下の手順で、これらのデータを削除してみましょう!
- Chrome右上の「⋮」メニューから「その他のツール」 > 「閲覧履歴を消去」を選びます。
- 「閲覧履歴データの削除」というウィンドウが開きます。
- 「基本設定」タブじゃなくて、「詳細設定」タブを選んでください。
- 「期間」を「全期間」に設定します。
- 最低でも「閲覧履歴」「Cookieと他のサイトデータ」「キャッシュされた画像とファイル」の3つにチェックを入れます。(注意!Cookieを削除すると、多くのサイトからログアウトされちゃうので、そこだけ気をつけてくださいね!)
- 「データを削除」ボタンをクリックします。
データ量によっては削除に数分かかることもありますが、完了後にChromeを再起動すると、見違えるように動作が軽くなって、「クローム 固まる windows11」の問題が解消されるケースがとっても多いですよ!🥰
意外な犯人:「拡張機能」の特定と無効化
次に疑うべきは「拡張機能」です。
Chromeを便利にするために追加した様々な拡張機能が、実は「chrome 落ちる windows11」問題の引き金になっていることがあるんです。
拡張機能は常にバックグラウンドで動作していて、メモリを消費します。
中には、Windows 11の環境と相性が悪いものや、他の拡張機能と干渉(コンフリクト)を起こすもの、あるいは単純にバグを抱えているものが存在するんですね。
原因となっている拡張機能を特定するために、まずは「シークレットモード」でChromeを起動してみてください。
シークレットモードでは、デフォルトで全ての拡張機能が無効化された状態で起動するんです。
シークレットモード(「⋮」メニュー > 「新しいシークレット ウィンドウ」)でChromeが固まったり落ちたりしないのであれば…!
原因はほぼ100%、あなたがインストールした拡張機能のどれかにあると断定できちゃいます!💪
その場合、以下の手順で犯人探しを行います。
- 通常のChromeウィンドウに戻って、右上の「⋮」メニューから「その他のツール」 > 「拡張機能」を選びます。
- インストールされている拡張機能の一覧が表示されます。
- 全ての拡張機能のトグルスイッチを「オフ」にして、一時的にすべて無効化します。
- この状態でChromeを再起動して、問題が再現しなくなることを確認します。
- 問題が起きなければ、さっきの拡張機能管理画面で、拡張機能を一つずつ「オン」に戻していきます。
- 「オン」に戻すごとにChromeの動作を確認して、再び固まる・落ちる症状が再現したら、その直前にオンにした拡張機能が原因です!
原因となった拡張機能は、根本的な解決のために「削除」することを、強く強くオススメします!
Chromeの設定を初期化(リセット)する
キャッシュ削除や拡張機能の無効化でも改善しない場合、長期間の使用によって変更されたChromeの内部設定が、Windows 11のシステムと何らかの干渉を起こしている可能性があります。
この場合、Chromeの設定をインストール直後の状態に戻す「リセット」機能が有効ですよ。
リセットを行うと、以下のものが初期化されちゃいます。
- 起動ページ、新しいタブページ、検索エンジン、固定タブ
- 全ての拡張機能が無効化されます(削除はされません)
- Cookieやキャッシュなどの一時データが削除されます
一方で、ブックマーク、履歴、保存したパスワードは保持されますので、比較的安全に試すことができますよ😅
- Chrome右上の「⋮」メニューから「設定」を開きます。
- 左側のメニューから「設定のリセット」を選びます。
- 「設定を元の既定値に戻す」をクリックして、確認ダイアログで「設定のリセット」を実行します。
リセット後、Chromeが再起動されるので、動作が安定するか確認してみてください。
【原因切り分け・ステップ2】Windows 11とChromeの干渉を解消する
Chrome内部の問題(キャッシュ、拡張機能、設定)を全てクリアにしてもなお、Chromeが固まる、あるいは落ちる場合…。
問題の原因は、ChromeとOS、つまりWindows 11との「相性」や「干渉」にある可能性が濃厚です😥
ここからは、Windows 11側の設定を見直す、より高度な対処法に進みます。
Windows 11側の問題:OSのアップデートを最新にする
まず確認すべきは、Windows 11自体が最新の状態であるかどうか、です。
Microsoftは、Windows 11のバグ修正、セキュリティ強化、そしてアプリケーション(Chromeなど)との互換性を改善するためのアップデートを定期的に配信してくれています。
古いWindows 11のビルドが、最新のChromeと干渉して「クローム 固まる windows11」の症状を引き起こすことは珍しくないんですよ。
- スタートメニューを開いて、「設定」(歯車アイコン)をクリックします。
- 左側のメニューから「Windows Update」を選びます。
- 「更新プログラムのチェック」ボタンをクリックして、利用可能なアップデートがあればすべてインストールしてください。
特に、「オプションの更新プログラム」として、お使いのPCのチップセットやその他のハードウェアに関連する「ドライバアップデート」が提供されている場合は、それらも適用してみる価値がありますよ。
ハードウェアアクセラレーションを無効にする
これ、Windows 11環境で「chrome 落ちる windows11」問題に直面した際に、すっごく効果的な対処法の一つなんです!
「ハードウェアアクセラレーション」っていうのは、ウェブページの表示や動画再生などの処理を、CPUの代わりにGPU(グラフィックボード)に手伝わせることで、ブラウザの動作を高速化する機能です。
でも、この機能がWindows 11のグラフィックドライバと相性問題を起こしちゃうと、かえって動作が不安定になって、画面が真っ白になったり、Chromeが突然落ちたりする原因になるんです…。
以下の手順で、この機能を無効化してみましょう!
- Chrome右上の「⋮」メニューから「設定」を開きます。
- 左側のメニュー下部にある「システム」をクリックします。
- 「ハードウェア アクセラレーションが使用可能な場合は使用する」という項目のトグルスイッチを「オフ」にします。
- Chromeを再起動するよう求められるので、再起動します。
この設定をオフにすることでChromeが安定する場合は、グラフィックドライバとの相性問題が原因であった可能性がとっても高いですよ!💪
グラフィックドライバの更新またはロールバック
ハードウェアアクセラレーションを無効化して安定した場合、根本的な原因はWindows 11にインストールされているグラフィックドライバにあると考えられます。
特に、NVIDIA (GeForce) や AMD (Radeon) といった専用のGPUを搭載したPCをお使いの場合、ドライバの問題はChromeの動作に直結しちゃいます。
試すべき対応は2つありますよ。
- ドライバを最新にする:Windows Updateで提供されるドライバは最新ではない場合があります。NVIDIAやAMD、Intelの公式ウェブサイトから、お使いのGPUに対応する最新のWindows 11用ドライバをダウンロードして、インストールしてください。
- ドライバをロールバック(古いバージョンに戻す)する:逆に、Windows Updateやメーカーのツールでドライバを「最新にした直後」からChromeが不安定になった場合は、その最新ドライバにバグがある可能性があります。
「デバイスマネージャー」 > 「ディスプレイアダプター」からお使いのGPUを右クリックして、「プロパティ」 > 「ドライバー」タブにある「ドライバーを元に戻す」がクリックできる場合は、それを試してみてくださいね。
Windows 11のセキュリティ機能との干渉を確認する
Windows 11には「Windows セキュリティ(Microsoft Defender)」が標準搭載されていて、強力な保護機能を提供しています。
でも、稀にこれらのセキュリティ機能や、別途インストールしたサードパーティ製(ノートン、カスペルスキー、ウイルスバスターなど)のウイルス対策ソフトが、Chromeの正常な動作を妨害し、フリーズや起動失敗の原因となることがあるんです。
原因の切り分けとして(安全に十分注意した上で、ですけどね!)、一時的にこれらのセキュリティソフトのリアルタイム保護を無効にして、その状態でChromeが安定して動作するかを確認してみてください。
もしセキュリティソフトを無効化すると安定する場合、そのソフトの設定でChrome(chrome.exe)やChromeのプロファイルフォルダを「スキャンの例外」に追加することで、問題を回避できる可能性がありますよ。
それでも解決しない場合:Chromeのクリーンインストールとプロファイル再作成
ここまでの全ての対処法を試しても「クローム 固まる windows11」や「google chrome 開かない windows11」の症状が改善しない場合…。
Chromeのプログラムファイル自体、あるいはユーザー設定を保存している「プロファイル」が、深刻なレベルで破損している可能性が疑われます😭
最終手段として、ChromeをPCから完全に削除して、まっさらな状態で再インストールする「クリーンインストール」を試してみましょう。
Chromeのアンインストールと再インストールの正しい手順
単にWindows 11の「設定」 > 「アプリ」 > 「アプリと機能」からChromeをアンインストールして、再度インストールするだけだと、古い設定ファイル(プロファイル)が残っちゃうので、問題が再発することがあるんです。
完璧なクリーンインストールを行うには、以下の手順を踏みます。
- (すっごく重要!)ブックマークのバックアップ:もしChromeが起動できる瞬間があるなら、ブックマークマネージャーからブックマークをHTMLファイルとしてエクスポート(書き出し)しておきます。もし起動もできない場合は、Googleアカウントで同期されていることを祈るしかありません…🙏
- 通常のアンインストール:Windows 11の「設定」 > 「アプリ」 > 「アプリと機能」からGoogle Chromeを探して、アンインストールします。この際、「閲覧データも削除しますか?」といったチェックボックスが表示されたら、必ずチェックを入れてくださいね。
- (重要!)関連フォルダの完全削除:アンインストール後も、PC内には設定ファイルが残っています。エクスプローラーのアドレスバーに以下のパスを入力して、Enterキーを押します。
%LOCALAPPDATA%\Google</code>表示されたフォルダの中に「Chrome」という名前のフォルダがあれば、それをフォルダごと削除します。(これでプロファイルデータが完全に消去されます)
- PCの再起動:Windows 11を一度再起動して、古い情報を完全にクリアにします。
- Chromeの再ダウンロードとインストール:Microsoft Edgeなど、他のブラウザを開いて、Google Chromeの公式サイトから最新版のインストーラーをダウンロードして実行します。
この手順により、Windows 11環境に、工場出荷時と同じまっさらな状態のChromeがインストールされます。
ソフトウェア的な破損が原因だった場合は、ほぼ確実に問題が解決しますよ!
ユーザープロファイルの破損を疑う:新しいプロファイルを作成する
クリーンインストールは最終手段で、ブックマーク以外の設定(拡張機能、パスワードなど)が失われるリスクがあります。
その前にもう一つ試せるのが、「ユーザープロファイル」の新規作成です。
Chromeが固まる・開かない原因が、ブックマークや設定、履歴などを保存している「プロファイル」データ自体の破損にある場合、新しいプロファイルを作成してそちらに切り替えることで、プログラムを再インストールすることなく問題を回避できる可能性があるんです。
- Chrome右上の、自分の名前やアイコンが表示されている「プロフィール」ボタンをクリックします。
- 下部にある「+ 追加」ボタンをクリックします。
- 新しいプロファイルに名前を付け(例:「テスト用」など)、作成します。
- 新しいプロファイルのChromeウィンドウが自動で開きます。
この新しいプロファイルのウィンドウで、Chromeが固まることなく安定して動作するかを確認してください。
もし安定するようであれば、元のプロファイルが破損していたことが確定します😥
その場合は、手間はかかっちゃいますけど、新しいプロファイルをメインとして使い、古いプロファイルから必要なブックマークを手動でインポートし直す(あるいはGoogleアカウントで同期し直す)ことをお勧めします。
【表で比較】Chromeが固まる・落ちる原因別 対処法早見表
ここまで多くの対処法を紹介しましたが、ここで一度、症状別に「何を優先して試すべきか」を表にまとめますね。
| 症状 | 優先度【高】で試すべき対処法 | 優先度【中】で試すべき対処法 |
|---|---|---|
| 特定のサイト(例: 動画サイト)で固まる | 1. キャッシュとCookieの削除
2. ハードウェアアクセラレーションの無効化 |
1. 拡張機能の無効化
2. グラフィックドライバの更新 |
| 起動はするが、すぐに落ちる・頻繁に落ちる | 1. PCとChromeの再起動
2. 拡張機能の全無効化(シークレットモードで確認) |
1. Chromeのアップデート
2. セキュリティソフトの一時停止 |
| 文字入力中やタブ切り替えで固まる | 1. キャッシュ(全期間)の削除
2. 拡張機能(特にIME関連や多機能なもの)の無効化 |
1. Chromeの設定をリセット
2. Windows 11のアップデート |
| Chromeの動作が全体的に重い・カクつく | 1. キャッシュ(全期間)の削除
2. PCの再起動 |
1. 不要な拡張機能の削除
2. Chromeの設定リセット |
キーワード「Google Chrome 開かない Windows11」への特化対策
「固まる」や「落ちる」よりもさらに深刻なのが、アイコンをクリックしても無反応で「google chrome 開かない windows11」っていう症状ですよね…。
この場合、キャッシュの削除や設定の変更といったブラウザ内部の操作ができないため、Windows 11側からのアプローチが必要になります。
Chromeが全く起動しない・開かない場合の切り分け
アイコンをクリックしても何も起こらない場合、まずタスクマネージャー(Ctrl + Shift + Esc)を開いてください。
「プロセス」タブ(または「詳細」タブ)を確認して、chrome.exe というプロセスがリストに残っていないか探します。
もしchrome.exe が多数残っている場合、それは前回終了時にプロセスが正常に終了せず、ゾンビプロセスとして残骸が残り、次の起動を妨害している状態なんです。
リストにある全ての chrome.exe を選択して、「タスクの終了」で強制終了させてください。
全てのプロセスが消えたことを確認してから、もう一度Chromeの起動を試みてください。
互換モードの確認と管理者権限での実行
何らかの理由で、Windows 11との互換性設定がおかしくなっている可能性があります。
Chromeのショートカットアイコン、または C:\Program Files\Google\Chrome\Application\chrome.exe 本体を右クリックして、「プロパティ」を開きます。
「互換性」タブを選んで、「互換モードでこのプログラムを実行する」のチェックが外れていることを確認してください。
もしチェックが入っていたら、それが原因で起動しない可能性があります。
また、一時的な切り分けとして、「管理者としてこのプログラムを実行する」にチェックを入れて適用し、起動を試みることで、権限の問題が原因かどうかを特定できる場合があります。(※これはあくまで一時的な確認用で、ずっとこの設定で使うのはオススメしませんよ!)
Windows 11のシステムファイルチェッカーを実行する
Chromeだけでなく、他のアプリの動作も不安定である場合、Windows 11のシステムファイル自体が破損している可能性も考えられます。
システムファイルチェッカー(SFC)は、Windowsの重要なファイルをスキャンして、破損があれば修復してくれる機能です。
- スタートボタンを右クリックして、「ターミナル(管理者)」または「Windows PowerShell(管理者)」を選びます。
- 黒い(または青い)画面が開いたら、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
sfc /scannow - スキャンと修復が自動で開始されます。完了まで時間がかかりますが、放置してくださいね。
- 「Windows リソース保護により、破損したファイルが見つかり、それらは正常に修復されました。」といったメッセージが出れば大成功です!🎉✨ PCを再起動して、Chromeが起動するか試してください。
【応用編】Windows 11でChromeをより軽く、快適に使うための設定
トラブルが解決したら、今後「クローム 固まる windows11」の問題を再発させないため、また、Windows 11環境でChromeをより快適に使うための設定を見直しておきましょう!
メモリセーバーとエネルギーセーバーの活用
最近のChromeには、PCのリソース(特にメモリ)消費を抑えるための優れた機能が標準搭載されているんですよ。
- Chromeの設定を開き、左側メニューから「パフォーマンス」を選びます。
- 「メモリセーバー」をオンにします。これは、アクティブでないタブのメモリを自動的に解放して、今見ているタブや他のアプリの動作を快適にする機能です。
- (ノートPCの場合)「エネルギーセーバー」もオンにすると、バッテリー駆動時にバックグラウンドのアクティビティを制限して、バッテリーを長持ちさせることができます。
これらの設定は、特にメモリが少ないWindows 11 PCでChromeを動かす際に、フリーズを予防するのにとっても効果的です!
不要なバックグラウンドアプリの停止
Chromeは、ブラウザのウィンドウを全て閉じても、バックグラウンドで動作し続ける設定がデフォルトでオンになっていることがあるんです(拡張機能の通知などを処理するため)。
これがリソースを消費し続けて、Windows 11全体の動作を重くしたり、次回のChrome起動を妨げたりする場合があるんですね。
設定 > 「システム」の中にある「Google Chrome を閉じた際にバックグラウンド アプリの処理を続行する」のトグルスイッチを「オフ」にしておくことをお勧めします。
Windows 11側の「スタートアップアプリ」を見直す
PCの電源を入れた(Windows 11が起動した)と同時に自動で起動する「スタートアップアプリ」が多すぎると、PC全体のパフォーマンスが低下しちゃいます。
PC自体の動作が重ければ、当然Chromeの動作も重くなって、固まる原因になっちゃいますよね。
Windows 11の「設定」 > 「アプリ」 > 「スタートアップ」を開いて、一覧を確認してみてください。
OneDriveやセキュリティソフトなど必要なもの以外で、起動時に必要ないもの(例:Spotify, Discord, Adobe関連のアップデーターなど)は「オフ」に設定して、PC起動時の負荷を軽減しましょう。
【表で確認】試した対処法チェックリスト
この記事で紹介した対処法は多岐にわたるので、何を試して、何を試していないかを管理するために、以下のチェックリストをご活用くださいね。
| チェック | 対処法 | 優先度 | 備考 |
|---|---|---|---|
| □ | PC(Windows 11)の「再起動」 | ★★★ | シャットダウンではなく「再起動」を選ぶ |
| □ | Chromeのアップデート | ★★★ | 「Google Chromeについて」で確認 |
| □ | キャッシュと閲覧履歴の削除 | ★★★ | 「全期間」で実行する |
| □ | 拡張機能の全無効化 | ★★★ | シークレットモードで動作確認する |
| □ | ハードウェアアクセラレーションの無効化 | ★★☆ | Chromeの「設定」 > 「システム」から |
| □ | Windows 11のアップデート | ★★☆ | 「Windows Update」で確認 |
| □ | グラフィックドライバの更新 | ★★☆ | メーカーの公式サイトから |
| □ | Chromeの設定をリセット | ★☆☆ | ブックマークやパスワードは消えない |
| □ | セキュリティソフトの一時停止 | ★☆☆ | 原因切り分けのため。自己責任で実行 |
| □ | chrome.exe の強制終了 |
★☆☆ | 「開かない」場合にタスクマネージャーで確認 |
| □ | システムファイルチェッカー (sfc /scannow) |
★☆☆ | 「開かない」場合やOS全体が不安定な場合 |
| □ | 新しいユーザープロファイルの作成 | ★☆☆ | プロファイル破損が疑われる場合 |
| □ | Chromeのクリーンインストール | ★☆☆ | 最終手段。フォルダの手動削除も行う |
まとめ
Windows 11環境で「Chromeが固まる」「頻繁に落ちる」「開かない」といった症状は、本当にストレスが溜まるものですが、その多くは設定の見直しや蓄積されたデータの削除によって解決可能です。
この記事で紹介した対処法を、上から順番に、またはご自身の症状に合った「早見表」を参考にして試してみてください。
多くの場合、「キャッシュの全期間削除」と「拡張機能の無効化(特定)」、そしてWindows 11特有の問題として「ハードウェアアクセラレーションの無効化」の3点で、症状は劇的に改善するはずです!
それでも解決しない場合は、Windows 11のシステムやドライバとの干渉、あるいはChromeのプロファイル破損を疑って、より踏み込んだ対処法である「クリーンインストール」や「システムファイルチェッカー」を実行してください。
この記事が、あなたのWindows 11 PCでの快適なブラウザ環境を取り戻す一助となれば、すっごく嬉しいです!💪✨


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