【Mac/Win両対応】外付けHDD・SSDのフォーマット形式!exFATの作り方

【お急ぎの方へ:この記事の結論】

  • ✅ MacとWinで使い回すなら:「exFAT」形式一択です。これ以外は茨の道です(理由を見る)。
  • ✅ 9割がハマるMacの罠:ディスクユーティリティの「すべてのデバイスを表示」を忘れるとWindowsで認識しません(Macの手順へジャンプ)。
  • ✅ データ消失の危機:フォーマット前には「必ず」バックアップを。消えたデータは戻りません(注意点へジャンプ)。

※この記事では、PC操作に自信がない方でも迷わないよう、図解レベルの細かさで徹底解説しています。目次から気になるところへ飛んでくださいね!

 

「あれ…?Windowsで作ったデータをMacに移したいのに、書き込みができない!?
「MacでフォーマットしたはずのSSDが、Windowsに繋いだら認識すらしてくれないんだけど…!」

 

 

大切な仕事のデータを移動させようとした時や、自宅と職場でPCのOSが違う時。
スムーズにいくはずだった作業が突然ストップして、画面の前で「なんで!?」って頭を抱えてしまった経験、ありませんか?😥

 

「もしかして、買ったばかりのHDDが初期不良…?」
「ケーブルが断線してるのかな…?」

 

そんな不安でドキドキしながら、「mac windows 外付けhdd 共有」なんて検索して、このページに救いを求めて来てくれたんじゃないでしょうか。

 

わかります、すごーくわかります!私もMacBookとWindowsデスクトップの両刀使いなので、この「OSの壁」にぶつかった時のストレス、痛いほどわかるんです。
急いでいる時に限ってこういうトラブルが起きるんですよね…。
「読み込めるのに書き込めない」なんていう生殺し状態、本当に勘弁してほしいです💦

 

でも、大丈夫です!

そのイライラ、機器の故障じゃありません!

これ、実はHDDやSSDの中にある「ファイルシステム(言葉のルール)」が、MacとWindowsですれ違っているだけなんです。

 

この記事は、そんな「OS間のデータ共有」で迷子になってしまったあなたを救うための、プロ直伝のフォーマット手順を網羅した「完全バイブル」です🕵️‍♀️

 

MacとWindows、両方で仲良くデータをやり取りするための魔法の言葉、「exFAT」
初心者さんでも絶対に失敗しない手順から、ちょっとマニアックな設定のコツまで。
私と一緒に、一つずつ順番に設定して、あの自由でストレスフリーなデータ管理環境を取り戻しましょうね!🥰

 

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1. MacとWindowsで共有するなら「exFAT」一択な理由

 

具体的な作業に入る前に、「なんでexFATじゃなきゃダメなの?」っていう理由を、ざっくり知っておきましょう。
ここを理解しておくと、今後のトラブル対応力が格段に上がりますからね!

 

ファイルシステムというのは、HDDやSSDの中にデータをどうやって保存して、どうやって管理するかを決める「ルールブック」のようなものです。
問題なのは、WindowsとMac、それぞれのOSが持っている「標準のルールブック」が全然違うってことなんです。

 

 

代表的なファイルシステムの違い

 

現在、世の中で使われている主な「ルールブック」は4つあります。
それぞれの性格と、相性を表にしてみました。

 

ファイルシステム Windowsでの動作 Macでの動作 特徴と推奨用途
exFAT ◎ 読み書き可能 ◎ 読み書き可能 今回の正解!Mac/Win両方で使うならコレ一択。
NTFS ◎ 読み書き可能 △ 読み取りのみ Windows標準。Macではデータを開けるけど保存できないストレス仕様。
APFS / HFS+ ✕ 認識不可 ◎ 読み書き可能 Apple標準。Windowsに繋ぐと「壊れてます」扱いされることも。
FAT32 ○ 読み書き可能 ○ 読み書き可能 4GBの壁あり!動画などの大きなファイルが入らない古い形式。

 

どうでしょうか?
MacとWindowsの両方で、何も考えずにUSBケーブルを挿すだけで快適に使いたいなら、**「exFAT」**以外に選択肢がないことがわかりますよね!

 

ただし、一つだけ「弱点」も正直にお伝えしておきます。
exFATには「ジャーナリング(データの保険機能)」がありません。
つまり、データの書き込み中にブチッとケーブルを抜いたりすると、データが壊れやすいんです。
でも、「安全な取り外し」さえ守れば大丈夫!この利便性は最強ですよ✨

 

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2. 作業前の絶対的な注意点:データ消失を防ぐ

 

フォーマット作業に入る前に、これだけは…これだけは絶対に聞いてください!

 

⚠️ データが全て消えます!

「フォーマット(初期化)」を行うと、HDDやSSDの中に入っているデータは、一枚残らず綺麗サッパリ消滅します。

「設定だけ変えて、中身はそのまま」なんてことは絶対にできません。

 

 

一度フォーマットしてしまったデータを元に戻すには、数十万円かかる専門業者に泣きつくしかありません。(それでも戻らないことも…)
必ず、以下の手順を踏んでくださいね!

 

  1. 外付けHDD/SSDの中にある必要なデータを、一旦PCのデスクトップなどにコピー(退避)させる。
  2. ドライブの中身が「空っぽ」または「消えてもいいデータ」だけになったことを確認する。
  3. フォーマット作業を行う。
  4. 退避させておいたデータを、新しくなったドライブに戻す。

 

準備はいいですか?
データは守られましたか?
それでは、いよいよ具体的な手順に進みましょう!💪

 

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3. 【Windows編】外付けHDDをexFATでフォーマットする方法

 

まずはWindows 10や11を使っている場合の手順です。
Windowsの方が、実は細かい設定(アロケーションユニットサイズなど)をきっちり決められるので、もし両方のPCを持っているならWindowsで作業するのがオススメですよ!

 

手順1:ディスクの管理を開く

 

エクスプローラーから右クリックでもできるんですが、失敗やトラブルを防ぐために、プロも使う「ディスクの管理」からやるのが確実です。

 

  1. 外付けHDD/SSDをPCに接続します。
  2. 画面下のスタートボタン(Windowsマーク)を右クリックします。
  3. 出てきたメニューの中から「ディスクの管理」を選んでクリックします。

 

 

手順2:対象ドライブの特定とフォーマット

 

ここ、一番慎重にいってください!
間違って自分のPCのメインデータ(Cドライブ)を消したら大惨事です😱

 

  1. 画面の下半分に、ディスクが並んでいます。「ディスク1」や「ディスク2」となっている中から、容量を見て外付けHDDを特定してください。
  2. 対象のディスクの帯部分(「正常」と書かれている青いバーの部分)を右クリックします。
  3. メニューから「フォーマット」を選択します。

 

手順3:詳細設定と実行

 

設定画面が出てきましたね?ここを間違えないように入力していきましょう。

 

  • ボリュームラベル: 好きな名前をつけてOK!(例:Shared_SSD)。ただし、文字化けを防ぐために英数字にするのが無難です。
  • ファイルシステム: ここが主役!「exFAT」を選んでください。
  • アロケーションユニットサイズ: 基本は「標準」で大丈夫です。(こだわりたい方は後述の解説を読んでね!)
  • クイックフォーマットする: チェックを入れておきましょう。

 

最後に「OK」をクリック。
「データが消えますよ?」という最終警告が出ますが、バックアップは完璧ですよね?
勇気を出して「OK」を押してください!

 

数秒待って、状態が「正常」になれば完了です!お疲れ様でした!✨

 

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4. 【Mac編】外付けHDDをexFATでフォーマットする方法

 

次はMacを使う場合です。
実はMacでのフォーマットには、9割の人が引っかかる「巨大な落とし穴」があるんです。
ここさえクリアすれば簡単なので、しっかりついて来てくださいね!

 

手順1:ディスクユーティリティを開く

 

  1. 外付けHDD/SSDをMacに繋ぎます。
  2. 「Finder」>「アプリケーション」>「ユーティリティ」フォルダを開きます。
  3. 聴診器のアイコン、「ディスクユーティリティ」を起動します。

 

 

手順2:すべてのデバイスを表示する(ここが罠!)

 

⚠️ ここで一番重要なポイント!

デフォルトの状態だと、肝心の「大元のディスク」が隠されているんです。

 

  1. ディスクユーティリティの画面左上にある「表示」アイコン(下向き矢印みたいなやつ)をクリックします。
  2. メニューから「すべてのデバイスを表示」を選びます。

 

これで、サイドバーの表示が変わったはずです!
今まで隠れていた「ディスクの大元(親)」が表示されましたね?

 

手順3:消去(フォーマット)を実行

 

  1. サイドバーから、外付けHDDの一番上の階層(親ディスク名)を選択します。
  2. 画面上のツールバーにある「消去」ボタンをクリックします。

 

手順4:パラメータの設定(最重要)

 

出てきた画面で、以下の3つを正確に設定してください。
特に3つ目の「方式」を間違えると、Windowsで認識されません!

 

  • 名前: 好きな名前(英数字推奨)。
  • フォーマット: もちろん「exFAT」です。
  • 方式(スキーム): ここです!必ず「GUIDパーティションマップ」(またはMBR)を選んでください。

 

 

もしここで「Appleパーティションマップ」なんて選んでしまうと、Macでしか使えない孤独なHDDになっちゃいます😨
確認できたら「消去」をクリック!
少し待って「完了」が出れば成功です👏

 

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5. 専門知識:アロケーションユニットサイズとは?

 

フォーマットの途中で出てきた「アロケーションユニットサイズ」って言葉、気になりましたよね?
「標準でいいの?変えたほうが速いの?」って迷う方も多いはず。

 

これ、簡単に言うと「データを書き込む時の原稿用紙のマス目の大きさ」なんです。

 

 

サイズ選びの基本ルール

 

▼サイズを大きくした場合(例:128KB〜)

  • メリット:動画や写真など、大きなファイルの読み書きがちょっと速くなります
  • デメリット:小さなテキストファイルなどを入れると、マス目が余って容量の無駄遣いになっちゃいます。

 

▼サイズを小さくした場合(例:4096バイト)

  • メリット:容量を無駄なくキッチリ使えます。
  • デメリット:アクセス速度がほんの少し遅くなる可能性があります。

 

結論:何を選べばいい?

 

迷ったら「標準のアロケーションサイズ」にしておけば、OSが一番バランスの良いサイズを勝手に選んでくれるので問題ありません!
もしあなたが、「このHDDは4K動画の倉庫にするんだ!」と決めているなら、大きめのサイズ(128KBなど)を選ぶのもアリですよ👍

 

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6. 「認識しない」「フォーマットできない」トラブルシューティング

 

「言われた通りにやったのに、エラーが出るんだけど…!」
「MacでやったのにWindowsで映らない!」

 

そんな、心が折れそうなあなたへ。
よくあるトラブルと解決策をまとめました。諦める前にここをチェック!

 

ケース1:Macで作ったexFATがWindowsで認識しない

 

犯人は「方式(スキーム)」です。
Macでフォーマットする時に、手順4の「方式」で「GUIDパーティションマップ」を選びましたか?
ここがデフォルトのままだと、Windows側が「これ、知らない形式のディスクだなぁ」と無視しちゃうんです。
もう一度Macに繋いで、最初からフォーマットし直すのが最短ルートです!

 

ケース2:Windowsで「フォーマットを完了できませんでした」

 

他のアプリがそのHDDを掴んで離さない状態かもしれません。
一度PCを再起動して、何もソフトを立ち上げずにすぐにフォーマットを試してみてください。
それでもダメなら、I-O DATAやBuffaloなどが無料で配布している「フォーマッタソフト」を使うと、強制的に初期化できることが多いですよ!

 

ケース3:どっちでやるのが正解?相性問題

 

これ、プロの間でも意見が分かれるんですが…
経験上、「MacのディスクユーティリティでフォーマットしたexFAT」の方が、トラブルが少ない気がします。
Windowsで作ったexFATが、なぜかMacでマウントされない(デスクトップに出てこない)現象が稀にあるんですよね。
なので、両方持っているなら「まずはMacで作業」をオススメします!

 

トラブル解決マトリクス表

 

症状 考えられる原因 解決策
Windowsで表示されない Mac側の「方式」設定ミス Macで「GUIDパーティションマップ」を選んで再フォーマット!
フォーマット失敗エラー セキュリティソフトの干渉 PC再起動orセーフモードで実行。
転送が異常に遅い ユニットサイズ不適合 「標準」サイズで再フォーマット、またはUSBポートを変える。

 

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7. exFAT運用のリスクと対策:データ破損を防ぐために

 

便利すぎるexFATですが、最初にお話しした通り「ジャーナリング機能」がないため、扱いだけは少しデリケートです。
大切なデータを守るために、この3つのルールだけは絶対に守ってくださいね!約束ですよ?🤙

 

  • ✅ 「安全な取り外し」を徹底する:いきなりケーブルを引っこ抜くのは自殺行為です。必ずOS上で「取り出し」操作をしてから抜きましょう。
  • ✅ データは二重化する:外付けHDDはあくまで「移動用」。ここだけにしかデータがない状態(マスターデータ化)は危険すぎます!
  • ✅ 定期的に健康診断:Windowsの「チェックディスク」やMacの「First Aid」をたまにかけてあげると、長持ちしますよ。

 

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8. 外付けSSDの選び方とおすすめインターフェース

 

最後に、これから外付けストレージを買おうと思っている方へのアドバイス。
悪いことは言いません。HDD(ハードディスク)はやめて、SSDにしましょう!

 

特にデータを持ち運ぶ場合、衝撃に強くて、読み書きが爆速なSSDは、一度使ったらもうHDDには戻れないレベルです。
コピーの待ち時間が数分の一になりますから、人生の時間を節約できますよ⏳

 

▼推奨スペック

  • 端子:USB-C(Macbookに直挿しできるのが最高!)
  • 速度:USB 3.2 Gen 2(読み書き1000MB/sくらい出るやつ)

 

 

最近のSSDは本当に小さくて安くなっているので、この機会に環境を一新しちゃうのもアリですね!

 

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まとめ:exFATでMacとWindowsの壁を越える

 

長文にお付き合いいただき、本当にお疲れ様でした!
MacとWindowsのフォーマット問題、最初は「めんどくさいなぁ…」と思っていたかもしれませんが、原因と対策がわかれば怖くないですよね。

 

最後に、今回のポイントをおさらいしておきましょう。

 

✅ 快適データ共有のチェックリスト

  • 形式はexFAT: これ以外考えなくてOK!
  • Macの罠回避: 「すべてのデバイスを表示」→「GUIDパーティションマップ」。これテストに出ます!
  • データ保護: 作業前のバックアップは命綱。
  • 運用の鉄則: 「安全な取り外し」をサボらない。

 

正しい知識とちょっとした設定だけで、OSの違いなんて気にせずに、大容量のデータを自由に持ち運べるようになります。
これで、「データが開けない!」という冷や汗とはサヨナラです!👋

 

あなたのクリエイティブな作業やビジネスが、OSの壁に邪魔されることなく、もっともっとスムーズに進むことを心から願っています!
さあ、快適なデュアルOSライフを楽しんでくださいね!✨

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