Windows 11でNode.jsを管理する!nvm-windowsのインストールと使い方

Windows 11でWeb開発やJavaScriptの学習を始める際、最初にして最大の壁となるのが「Node.jsの環境構築」です。

結論から申し上げますと、Node.js公式サイトからインストーラーを直接ダウンロードしてはいけません。

なぜなら、開発現場ではプロジェクトごとに異なるバージョンのNode.jsを使い分けることが当たり前であり、直接インストールしてしまうと後々のバージョン管理で必ず行き詰まるからです。

そこで必須となるツールが、今回解説する「nvm-windows(Node Version Manager for Windows)」です。

この記事では、プロのWeb開発現場で標準的に採用されている「nvm-windows」を使用したNode.jsのインストール方法を、Windows 11向けに特化して徹底解説します。

初心者の方がつまづきやすいPowerShellの権限設定や、環境変数のトラブルシューティングまで網羅していますので、この記事通りに進めれば、将来にわたって困らない「最強の開発環境」が手に入ります。

 

 

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目次(気になるところをクリック)
  1. なぜWindows 11では「nvm-windows」が必要なのか?
    1. 複数のプロジェクトを同時に進行できる
    2. チーム開発でのバージョン不整合を防ぐ
    3. アンインストールやアップグレードが安全
  2. Step 1:既存のNode.jsを完全に削除する(最重要)
    1. 1. アプリの設定からアンインストール
    2. 2. 残留フォルダの削除確認
  3. Step 2:nvm-windowsのダウンロードとインストール
    1. 1. インストーラーのダウンロード
    2. 2. インストーラーの実行
    3. 3. ライセンス契約の同意
    4. 4. インストール先の選択
    5. 5. Node.jsのシンボリックリンク先の設定
    6. 6. インストールの完了
  4. Step 3:インストールの確認と初期設定
    1. 1. ターミナルの起動
    2. 2. nvmバージョンの確認
    3. 3. 利用可能なバージョンの確認
  5. Step 4:Node.jsのインストールとバージョン切り替え
    1. 1. 最新のLTSバージョンをインストール
    2. 2. インストール済みバージョンの確認
    3. 3. 使用するバージョンの有効化(重要)
    4. 4. 動作確認
  6. トラブルシューティング:Windows 11特有の落とし穴
    1. Q1. 「このシステムではスクリプトの実行が無効になっているため…」というエラーが出る
    2. Q2. nvm use を実行してもバージョンが切り替わらない(Access is denied)
    3. Q3. 文字化けが発生する
  7. 開発効率を上げるための追加設定
    1. npm以外のパッケージマネージャー(yarn, pnpm)の導入
  8. 実践:Hello Worldを表示させてみよう
    1. 1. 作業用フォルダの作成
    2. 2. JavaScriptファイルの作成
    3. 3. プログラムの実行
  9. まとめ

なぜWindows 11では「nvm-windows」が必要なのか?

Node.jsのインストール方法はいくつか存在しますが、Windows環境においては「nvm-windows」の利用がベストプラクティス(最善手)とされています。

その理由を深く理解することで、今後の開発効率が劇的に変わります。

複数のプロジェクトを同時に進行できる

Web開発の現場では、「Aという案件はNode.js v18で動いているが、Bという新規案件は最新のv22を使いたい」という状況が日常茶飯事です。

もし公式サイトのインストーラーで直接Node.jsを入れていると、案件を切り替えるたびにアンインストールと再インストールを繰り返すことになります。

nvm-windowsを使えば、コマンド一つで瞬時にバージョンを切り替えることが可能です。

これは、時間の節約だけでなく、依存関係による予期せぬエラーを防ぐためにも不可欠な機能です。

チーム開発でのバージョン不整合を防ぐ

チーム開発では、メンバー全員が同じバージョンのNode.jsを使用することが絶対条件です。

「自分のPCでは動くのに、同僚のPCでは動かない」というエラーの多くは、Node.jsのバージョン不一致が原因です。

nvm-windowsを導入していれば、nvm use <バージョン>と打つだけで、チームで指定された環境を即座に再現できます。

アンインストールやアップグレードが安全

Node.jsは頻繁にアップデートが行われます。

直接インストールしている場合、アップデート時に古いファイルが残留して環境が汚れることがありますが、nvm-windowsはフォルダごとにバージョンを隔離して管理するため、PCの環境を常にクリーンに保つことができます。

以下に、主要なNode.js導入方法の比較表を作成しました。

【表1:WindowsにおけるNode.js導入方法の比較】

導入方法 推奨度 メリット デメリット
nvm-windows ◎ (最高) バージョン切り替えが容易。
Windowsネイティブで動作し軽量。
設定がシンプル。
初回セットアップにコマンド操作が必要。
古いNodeが残っていると競合する。
公式サイト (直) × (非推奨) クリックだけで入るため最も簡単。
初心者には直感的。
バージョン切り替えが困難。
権限エラーが起きやすい。
環境が汚れやすい。
WSL2 (Ubuntu) 〇 (中級者向) Linux環境と完全に同じ挙動。
Dockerとの相性が良い。
Linuxの知識が必要。
ファイルアクセス速度の問題がある。
メモリ消費が多い。
Docker △ (特定用途) 環境をコンテナに閉じ込められる。
PCを汚さない。
エディタ設定が複雑になる。
学習コストが高い。
単純なスクリプト実行には重すぎる。

これからWeb開発を本格的に学ぶのであれば、迷わずnvm-windowsを選択してください。

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Step 1:既存のNode.jsを完全に削除する(最重要)

nvm-windowsをインストールする前に、必ず行わなければならない作業があります。

それは、「既にインストールされているNode.jsを完全に削除すること」です。

もし過去に公式サイトからNode.jsをインストールしたことがある場合、それが残ったままnvm-windowsを入れると、パス(Path)が競合して正常に動作しません。

これは初心者が最も陥りやすい罠ですので、以下の手順で確実にクリーンアップを行いましょう。

1. アプリの設定からアンインストール

まず、Windowsの「設定」を開きます。

「アプリ」→「インストールされているアプリ」へと進みます。

検索窓に「Node」と入力し、「Node.js」が表示された場合は、右側の「…」をクリックしてアンインストールを実行してください。

もし何も表示されなければ、このステップはスキップして構いません。

2. 残留フォルダの削除確認

アンインストールを実行しても、設定ファイルやnpmのキャッシュが残っている場合があります。

エクスプローラーを開き、以下のフォルダが存在するか確認し、もしあればフォルダごと削除してください。

  • C:\Program Files\nodejs
  • C:\Users\<あなたのユーザー名>\AppData\Roaming\npm
  • C:\Users\<あなたのユーザー名>\AppData\Roaming\npm-cache

AppData フォルダは隠しフォルダになっていることがあります。

表示されない場合は、エクスプローラーの「表示」メニューから「隠しファイル」にチェックを入れてください。

これで、PCを受け入れる準備が整いました。

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Step 2:nvm-windowsのダウンロードとインストール

それでは、nvm-windowsをインストールしていきます。

GitHubという開発プラットフォームからインストーラーをダウンロードしますが、手順は非常にシンプルですので安心してください。

1. インストーラーのダウンロード

Webブラウザで、以下のnvm-windows公式リリースページにアクセスします。

(検索エンジンで「nvm-windows releases」と検索してもアクセス可能です)

ページを少し下にスクロールすると、「Assets」という項目があります。

その中にある nvm-setup.exe をクリックしてダウンロードしてください。

zipファイルやソースコードもありますが、Windows 11ユーザーはexeファイルを使うのが最も確実です。

2. インストーラーの実行

ダウンロードした nvm-setup.exe をダブルクリックして起動します。

ユーザーアカウント制御(UAC)の警告が出た場合は、「はい」を選択して進めてください。

3. ライセンス契約の同意

セットアップウィザードが起動したら、「I accept the agreement」を選択し、「Next」をクリックします。

4. インストール先の選択

「Select Destination Location」という画面が表示されます。

デフォルトでは C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\nvm になっています。

特に理由がなければ、このデフォルト設定のまま「Next」をクリックしてください。

フォルダパスに日本語(全角文字)やスペースが含まれていると不具合の原因になることがあるため、デフォルトの場所が推奨されます。

5. Node.jsのシンボリックリンク先の設定

次に「Set Node.js Symlink」という画面が表示されます。

これは、「現在有効にしているNode.jsのバージョン」をどこに配置するかという設定です。

デフォルトでは C:\Program Files\nodejs となっています。

ここも変更せずに、そのまま「Next」をクリックしてください。

この仕組みのおかげで、ツール側は常にこのパスを参照すればよく、裏側でnvmがバージョンを切り替えてくれるようになります。

6. インストールの完了

最後に「Install」ボタンをクリックすると、インストールが開始されます。

数秒で完了しますので、「Finish」をクリックしてウィザードを閉じてください。

これでnvm-windows自体のインストールは完了です。

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Step 3:インストールの確認と初期設定

インストールが完了したら、正しく動作しているかを確認しましょう。

ここからは「ターミナル(PowerShell)」または「コマンドプロンプト」を使用します。

Windows 11では、「Windows Terminal」が標準搭載されていますので、これを使うのが便利です。

1. ターミナルの起動

スタートボタンを右クリックし、「ターミナル」または「ターミナル(管理者)」を選択します。

今後の操作で権限エラーを防ぐため、可能な限り「ターミナル(管理者)」で起動することをおすすめします。

2. nvmバージョンの確認

ターミナルが開いたら、以下のコマンドを入力してEnterキーを押してください。

nvm version

画面に 1.1.12 (またはその時点の最新バージョン)のような数字が表示されれば成功です。

もし「’nvm’ は、内部コマンドまたは外部コマンド…として認識されていません」と表示される場合は、インストールに失敗しているか、環境変数が反映されていません。

その場合は、一度PCを再起動してから再度試してみてください。

3. 利用可能なバージョンの確認

次に、インストール可能なNode.jsのバージョン一覧を確認してみましょう。

nvm list available

ずらりとバージョン番号のリストが表示されるはずです。

このリストには、「LTS」と書かれた列と、「Current」と書かれた列があります。

Web開発の現場では、基本的にLTS(Long Term Support:長期サポート版)を使用します。

LTSは動作が安定しており、長期間のセキュリティ更新が保証されているためです。

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Step 4:Node.jsのインストールとバージョン切り替え

準備が整いましたので、いよいよNode.js本体をインストールします。

ここでは、最も一般的な「最新のLTS版」をインストールする手順を解説します。

1. 最新のLTSバージョンをインストール

以下のコマンドを入力してください。

nvm install lts

このコマンドを実行すると、自動的にその時点で最新のLTSバージョンがダウンロードされ、インストールされます。

もし特定のバージョン(例:v20.10.0)を指定したい場合は、以下のように入力します。

nvm install 20.10.0

ダウンロードには回線速度によって数分かかる場合がありますので、完了のメッセージが出るまで待ちましょう。

2. インストール済みバージョンの確認

インストールが終わったら、以下のコマンドでPCに入っているバージョンを確認します。

nvm list

インストールしたバージョン番号が表示されますが、この段階ではまだ「使用中」にはなっていません。

3. 使用するバージョンの有効化(重要)

Node.jsを使うためには、「このバージョンを使います」という宣言(有効化)が必要です。

先ほどインストールしたバージョン(例として20.11.0とします)を有効化するには、以下のコマンドを入力します。

nvm use 20.11.0

または、もっと簡単に以下のように打つこともできます。

nvm use lts

「Now using node v20.11.0 (64-bit)」のようなメッセージが表示されれば成功です。

この操作を行うことで、初めてWindowsがNode.jsを認識できるようになります。

4. 動作確認

最後に、Node.jsとnpm(Node Package Manager)が正しく認識されているか確認します。

以下の2つのコマンドを順番に実行してください。

node -v
npm -v

それぞれのバージョン番号が表示されれば、環境構築は完璧です。

【表2:よく使うnvmコマンド一覧】

コマンド 機能 使用例
nvm install lts 最新の推奨版(LTS)をインストール 環境構築の最初に実行
nvm install <version> 指定したバージョンをインストール nvm install 18.17.0
nvm use <version> 使用するバージョンを切り替える nvm use 18.17.0
nvm list インストール済みのバージョンを表示 現在どれが入っているか確認
nvm list available インストール可能なバージョン一覧を表示 新しいバージョンを探す時
nvm uninstall <version> 指定したバージョンを削除 nvm uninstall 16.0.0
nvm on nvmによる管理を有効化 何らかの理由で無効になった時
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トラブルシューティング:Windows 11特有の落とし穴

Windows 11での環境構築において、多くのユーザーが直面するトラブルとその解決策をまとめました。

エラーが出た際は、ここを確認してください。

Q1. 「このシステムではスクリプトの実行が無効になっているため…」というエラーが出る

これはPowerShellのセキュリティ設定(実行ポリシー)が原因です。

Windows 11のデフォルト設定では、スクリプトの実行が制限されています。

解決策:

管理者権限でPowerShellを開き、以下のコマンドを実行して実行ポリシーを変更します。

Set-ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope CurrentUser

確認メッセージが表示されたら、「Y」を入力してEnterを押してください。

これで、自分が作成したスクリプトや、信頼された署名のあるスクリプトが実行できるようになります。

Q2. nvm use を実行してもバージョンが切り替わらない(Access is denied)

「exit status 1: Access is denied.」や「exit status 5」というエラーが表示される場合です。

これは、nvmがシンボリックリンク(ショートカットのようなもの)を書き換えるための権限が不足している場合に発生します。

解決策:

必ずターミナル(またはコマンドプロンプト)を「管理者として実行」で起動してください。

管理者権限のターミナルで nvm use を実行すれば、問題なく切り替わります。

一度切り替えてしまえば、普段の作業は一般ユーザー権限のターミナルで行っても問題ありません。

Q3. 文字化けが発生する

nvm list available などを実行した際に、表示が崩れたり文字化けしたりすることがあります。

解決策:

これはシステムロケールやターミナルのフォント設定に依存する問題です。

機能的には問題ありませんが、見づらい場合はコマンドプロンプト(cmd.exe)を使用するか、Windows Terminalの設定でフォントを「Cascadia Code」や「Consolas」などの英字フォントに変更してみてください。

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開発効率を上げるための追加設定

Node.jsのインストールは完了しましたが、実際の開発をスムーズに進めるために、パッケージマネージャーの整備も行っておきましょう。

npm以外のパッケージマネージャー(yarn, pnpm)の導入

Node.jsには標準で npm が付属していますが、開発現場ではより高速な yarnpnpm が使われることも多いです。

これらを使用したい場合は、Corepackという機能を使うのが現代的な方法です。

Node.jsの新しいバージョンではCorepackが標準で含まれています。

以下のコマンドでCorepackを有効化するだけで、yarnやpnpmが使えるようになります。

corepack enable

これで、yarn installpnpm install などのコマンドが使えるようになります。

別途インストーラーを使ってyarnを入れる必要はありません。

この方法はバージョン管理もしやすく、現在のWeb開発のスタンダードとなっています。

【表3:Node.jsバージョンの種類と選び方】

バージョンタイプ 概要 推奨ユーザー 更新頻度
LTS (推奨) 長期サポート版。安定性が最優先され、企業の商用利用でも標準的に採用される。偶数番号(v18, v20, v22など)。 全ての開発者、初心者、実務利用 低い (安定重視)
Current (最新) 最新機能がいち早く搭載される版。実験的な機能が含まれることがあり、LTSより安定性は劣る。奇数番号(v19, v21など)。 ライブラリ開発者、新機能を試したい人 高い
Old Versions サポートが終了した古いバージョン。セキュリティリスクがあるため、特別な理由がない限り使用しない。 レガシーシステムの保守担当者 更新なし
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実践:Hello Worldを表示させてみよう

最後に、インストールしたNode.jsが正しくプログラムを実行できるかテストしてみましょう。

プログラミングの第一歩である「Hello World」を表示させます。

1. 作業用フォルダの作成

ドキュメントフォルダなど、好きな場所にテスト用のフォルダを作成します。

ターミナルで以下のコマンドを使うと早いです。

mkdir node-test
cd node-test

2. JavaScriptファイルの作成

メモ帳やVS Codeなどのエディタを開き、以下のコードを記述して app.js という名前で保存します。

console.log("Hello, Node.js on Windows 11!");

3. プログラムの実行

ターミナルで、先ほどファイルを作成したフォルダに移動していることを確認し、以下のコマンドを実行します。

node app.js

画面に Hello, Node.js on Windows 11! と表示されれば成功です。

おめでとうございます!

これであなたのPCは、Webサーバーを立ち上げたり、ReactやVue.jsなどのモダンなフレームワークを動かしたりできる、立派な開発マシンへと進化しました。

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まとめ

Windows 11におけるNode.jsの環境構築について、nvm-windowsを用いた最も確実で管理しやすい方法を解説しました。

記事のポイントを改めて整理します。

  • 直インストールはNG: 必ず nvm-windows を経由してインストールする。
  • 既存環境の削除: 古いNode.jsが残っていると不具合の原因になるため、最初に完全に削除する。
  • LTS版を選ぶ: 実務や学習には、安定した「LTS(長期サポート版)」を使用する。
  • 権限に注意: nvm use などの設定変更コマンドは「管理者権限」で実行する。
  • PowerShellのポリシー: スクリプト実行エラーが出たら Set-ExecutionPolicy を確認する。

環境構築は、Web開発の最初の難関ですが、ここを正しく乗り越えれば、その後の学習や開発スピードは飛躍的に向上します。

もし将来、新しいバージョンのNode.jsが必要になっても、あなたはもう恐れることはありません。

nvm installnvm use だけで、自由に環境をコントロールできるからです。

さあ、整った環境で、最高のJavaScriptライフをスタートさせましょう。

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