Windows 11 VPNエラー 789 / 809 の原因と対処法。L2TP/IPsec接続失敗(NAT越え)のレジストリ設定

【お急ぎの方へ:この記事の結論】

  • ✅ 9割はこれで解決(魔法の呪文):レジストリに「ある値」を足すだけで、嘘のように繋がります(解決策1へジャンプ)。
  • ✅ エラー809の正体:あなたのPCではなく「ルーターの壁」が原因かもしれません(原因解説へジャンプ)。
  • ✅ どうしてもダメな時の最終兵器:「SSTP」という裏ルートを使えば一瞬で解決します(プロトコル変更へジャンプ)。

※この記事では、レジストリ操作などの不安な作業も、図解レベルの細かさで徹底解説しています。目次から気になるところへ飛んでくださいね!

「よし、今日も家でバリバリ仕事するぞ!」と意気込んで、コーヒーを片手にPCを開く。
いつものように会社のVPN接続アイコンをクリックして、接続されるのを待つ数秒間。

「…あれ? 繋がらない?」

接続中のグルグルマークがいつもより長く回った後、無情にも表示される「VPN接続に失敗しました」の文字。
そしてそこには、見慣れない「エラー 789」「エラー 809」という謎の数字が…。

 

「えっ、待って待って!昨日までは普通に使えてたじゃん!?」
「PC変えたばっかりなのに、なんで!?」
「Wi-Fiは繋がってるのに、なんでVPNだけダメなの!?」

大事なWEB会議が10分後に迫っているのに、サーバーにある資料が見られない…。
上司に「すみません、PCの調子が悪くて…」なんて連絡を入れる時の、あの胃がキリキリするような申し訳なさ。
焦りで手汗をかきながら、「windows11 vpn 繋がらない 809」なんて検索して、藁にもすがる思いでこのページにたどり着いてくれたんじゃないでしょうか。

 

その気持ち、痛いほど、本当に痛いほどわかります!😭
私も以前、新しいWindows 11のハイスペックPCを買って「これで作業効率爆上がりだ!」とウキウキで設定したのに、このVPNエラーのせいで丸一日無駄にした経験がありますから…。
「もしかして、PCの初期不良…?」「会社のサーバーが落ちてる?」「え、私が何か悪いことした?」なんて、どんどんネガティブな思考の沼にハマっちゃうんですよね。

 

でも、大丈夫です!

深呼吸してください。あなたのPCは壊れていませんし、あなたも悪くありません!

この問題、実はWindows 11の「セキュリティ設定」と、現代の「インターネット環境(ルーター)」の相性が、ちょっとだけ悪いことが原因であることがほとんどなんです。

 

この記事は、そんな「VPN迷子」になってしまったあなたを救うための、プロ直伝の解決策を網羅した「完全バイブル」です🕵️‍♀️

ネット上には難しい専門用語ばかりの記事が多いですが、ここではそんな言葉は使いません。
特に、初心者さんが一番怖がる「レジストリ操作」についても、「ここをクリックして、次にあそこを見て…」と、隣で優しく教えるように徹底的に噛み砕いて解説します。
専門業者にお金を払わなくても大丈夫。
私と一緒に、一つずつ順番に試して、あの快適なリモートワーク環境を取り戻しましょうね!🥰

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク
目次(気になるところをクリック)

敵を知ろう!「エラー789 / 809」って一体なんなの?

具体的な作業に入る前に、「なんでこんな意地悪なエラーが出るの?」っていう原因の正体を、ざっくり知っておきましょう。
敵(エラーの意味)を知れば、的外れな設定をして時間を無駄にすることなく、最短ルートで解決できますからね!

実はこの2つのエラー、似ているようで「どこで躓いているか」が全然違うんです。
例えるなら、「玄関で止められている」のか、「そもそも家の前まで辿り着けていない」のか、くらいの違いがあります。

【エラー789】玄関先で「合言葉」が通じてない状態

エラー789は、正確には「セキュリティ層でリモートコンピューターと最初のネゴシエーション処理中に…」という難しいメッセージが出ます。
これを翻訳すると、あなたのPCと会社のVPNサーバーが「これから暗号通信を始めましょう!」と挨拶(ネゴシエーション)をしている段階でコケています。

イメージとしては、マンションのオートロックで「暗証番号が違います」って言われて、エントランスにも入れない状態です🚪💦
これは、「事前共有キー(パスワード)」の設定ミスや、PC内部の証明書トラブルなど、あなたのPCの設定に原因があることが多いです。

【エラー809】そもそも「道」が塞がれている状態

一方で、Windows 11で最も頻発するのがこのエラー809です。
「サーバーからの応答がありません」という、冷たいメッセージが表示されます。

これは、あなたのPCの声(通信)が、サーバーに届く前に「途中の壁」に阻まれて消滅しているんです😱
その「壁」の正体こそが、ズバリ「自宅のルーター(NAT)」「ファイアウォール」です。

少しだけ専門的な話をすると、VPN(L2TP/IPsec)という通信方式は、「NAT(ナット)」という仕組みが大の苦手なんです。
NATは、マンションの管理人のようなもので、「101号室の〇〇さん宛の荷物ですね、はいはい」と、インターネットからのデータを各部屋(PCやスマホ)に配ってくれる仕組みです。

しかし、IPsecという頑丈なセキュリティで包まれたVPNの荷物は、管理人(NAT)からすると「中身が見えない怪しい荷物」に見えてしまいます。
その結果、「怪しいから捨てちゃえ!」と破棄されてしまう…。これがエラー809の正体です。

Windows 11の標準設定では、この「管理人(NAT)をうまく誤魔化して通す機能(NATトラバーサル)」が、なぜか制限されていることがあるんです。
ここを「通ってよし!」と許可してあげるのが、今回の最大のミッションになります💪

どれから試せばいいか分からない…という方も大丈夫!
以下のチェックリストを作ったので、これを参考に上から順番に試していけばOKです👍

【対処法チェックリスト】難易度と効果の目安

対処法の名称 所要時間 難易度 解決期待度 備考
1. レジストリ設定の変更 3分 特大 エラー809ならまずコレ!最強の解決策。
2. ファイアウォールの確認 5分 セキュリティソフトが邪魔してるかも。
3. サービスの再起動 2分 エラー789の場合に有効。
4. アダプターの入れ直し 5分 ドライバーのバグを直します。
5. ルーター設定(パススルー) 10分 ルーター側でブロックされている場合。

準備はいいですか?まずは一番効果があって、多くの人が「これで直った!」と歓喜している方法からやってみましょう!

スポンサーリンク

【解決策1】これが鉄板!「レジストリ設定」でNAT越えを許可する

「レジストリ…?なんか難しそう…壊しちゃわない?」って不安になりますよね。
私も最初はそうでした。「ここをいじるとPCが起動しなくなるかも」なんて脅し文句をよく見かけますし…。

でも大丈夫です! 実は、Windows 11でVPN(L2TP/IPsec)を使う場合、この設定は「儀式」と言えるくらい必須の作業なんです。
特に「自宅のWi-Fiから会社のVPNに繋ぐ」という、ごく一般的なシチュエーションでは、この設定をしないと門前払いされるケースが非常に多いです。

Windowsに対して「ルーター(NAT)越しでも通信していいよ!」と許可証を出してあげる作業だと思ってください。
手順通りにやれば絶対に失敗しません。一緒にゆっくり進めましょう!🐢

手順1:レジストリエディタを開く

  1. まず、キーボードの「Windowsキー」を押しながら「R」を押します。(画面の左下に「ファイル名を指定して実行」という小さな箱が出ます)
  2. その箱の入力欄に、半角で「regedit」と入力して、「OK」をクリックします。
  3. 画面が暗転して「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と聞かれたら、迷わず「はい」を押してください。

これで、「レジストリエディタ」という、フォルダがたくさん並んだ画面が開きます。

手順2:目的の場所(キー)まで移動する

画面の左側に、フォルダみたいなアイコンがズラーッと階層構造で並んでいますよね。
ここから宝探しのように、以下の順番でダブルクリックして、深い階層へと進んでいってください。
道を間違えないように、一つずつ確認しながら進みましょう👣

HKEY_LOCAL_MACHINE(まずはここをダブルクリック!)
SYSTEM
CurrentControlSet
Services
PolicyAgent

一番最後の「PolicyAgent」というフォルダを見つけたら、それを一度クリックして選択状態(青くなる状態)にします。
(※似たような名前がいっぱいあるので、焦らず探してくださいね🔍 上のアドレスバーを確認すると確実です!)

手順3:新しい「値」を作る(ここが最重要!)

ここからが本番です。慎重にいきましょう!

  1. 「PolicyAgent」を選択した状態で、右側の何もない白いところを右クリックします。
  2. メニューが出てくるので、「新規」にマウスを合わせ、その中から「DWORD (32ビット) 値」を選んでクリックします。
    ⚠️ 超重要ポイント:あなたのPCが64ビット版でも、必ず「32ビット」を選んでください!ここを間違えると動きません!
  3. 新しい項目ができて、名前を入力できる状態になります。ここに以下の呪文をコピペしてください。
    AssumeUDPEncapsulationContextOnSendRule
  4. 名前を入力したらEnterキーで確定します。(もし間違えちゃったら、右クリックして「名前の変更」で修正できますよ!)

 

手順4:魔法の数字「2」を入れる

  1. 今作った「AssumeUDPEncapsulationContextOnSendRule」をダブルクリックします。
  2. 小さなウィンドウが開きます。「値のデータ」という欄が最初は「0」になっているはずです。
  3. この数字を「2」に書き換えます。
  4. 「表記」は「16進数」のままでOKです。
  5. OK」をクリックして閉じます。

※ちなみに「2」ってどういう意味?
これは「送信側(あなた)と受信側(サーバー)、どっちもルーター(NAT)の後ろにいても通信していいよ!」という設定値です。
「1」だと片方だけ、「0」だと許可しない、という意味になります。テレワーク環境では「2」が正解です✨

手順5:もう一つだけ!「AuthIP」の設定(念のため)

エラー789が頻発する人のために、念には念を入れてもう一つ設定しておきましょう。
さっきと同じ手順で、今度は以下の名前で作成します。

  1. また右クリック→「新規」→「DWORD (32ビット) 値」。
  2. 名前は「AssumeUDPEncapsulationContextOnSendRule」ではなく…ごめんなさい、これはさっきやりましたね。
  3. (※実は多くのサイトで上記の設定だけでOKとされていますが、稀に以下の設定も必要な場合があります。もし上記だけで直らなければ、戻ってきてここも試してください!)

 

⚠️ 最後の仕上げ:再起動を絶対に忘れずに!

レジストリの設定は、PCを再起動するまで反映されません。

「設定したのに直らない!」と焦る前に、作業が終わったらすべてのウィンドウを閉じて、一度PCを再起動してください。これテストに出ます!

再起動が終わったら、ドキドキの瞬間です…。VPN接続を試してみてください。
どうでしょうか? さっきまでのエラーが嘘のように、「接続済み」になりませんか?

「直ったー!😭✨」という方は、これにて一件落着です!
今日からまた快適なリモートワークライフを楽しんでください。本当にお疲れ様でした!

「…まだエラー出るんだけど😡」という方。
まだ諦めないで! PCの設定が直っても、セキュリティソフトなどの「門番」が邪魔をしている可能性があります。
次のステップに進みましょう!

スポンサーリンク

【解決策2】門番が厳しすぎ?「ファイアウォール」の設定を確認

レジストリを設定してもダメなら、次は「ファイアウォール」を疑いましょう。
ファイアウォールは、外部からの攻撃からPCを守ってくれる頼もしいガードマンですが、たまに真面目すぎて、必要なVPNの通信(UDPポート)まで「怪しいやつだ!通さん!」とブロックしてしまうことがあるんです。

ガードマンに「この通信は社長(あなた)の許可済みだから通していいよ」と伝えてあげましょう。

VPNに必要な「ポート」を開放する手順

L2TP/IPsec接続には、「UDP 500」「UDP 4500」という2つの通り道(ポート)が絶対に必要です。
ここが塞がっていると、いくら正しいパスワードを入れてもサーバーには届きません。

  1. スタートボタンの検索窓(虫眼鏡)に「ファイアウォール」と入力し、「Windows Defender ファイアウォール」を開きます。
  2. 左側のメニューから「詳細設定」をクリックします。
  3. 新しい画面が出たら、左側の「受信の規則」をクリックし、右側の「新しい規則」を選びます。
  4. 「規則の種類」で「ポート」を選んで「次へ」。
  5. UDP」を選択し、「特定のローカルポート」の欄に「500, 4500, 1701」と入力して「次へ」。
    (※1701はL2TP自体のポートです。念のため一緒に開けておきましょう)
  6. 接続を許可する」を選んで「次へ」。
  7. 「ドメイン」「プライベート」「パブリック」のチェックは、全部入ったままで「次へ」。
  8. 最後に「名前」を決めます。「L2TP VPN」など、自分がわかりやすい名前をつけて「完了」です!

これで、PC側のガードマンはVPNを通してくれます。

【重要】ウイルス対策ソフトを使っている場合
もしあなたが「ウイルスバスター」「ノートン」「マカフィー」「ESET」などのセキュリティソフトを入れている場合、Windows標準のファイアウォールではなく、そのソフトのファイアウォール機能が動いているはずです。
その場合は、各ソフトの設定画面から「例外設定」や「ポート開放」を行う必要があります。
「(ソフト名) ポート開放」で検索して、同様にUDP 500/4500を許可してあげてくださいね!⚠️

スポンサーリンク

【解決策3】サボってる係員を叩き起こす「IKEサービスの再起動」

「エラー789」が出る場合に特に有効なのがこれです。
Windowsの中には、いろんな仕事を担当する「サービス(係員)」が常駐しています。
その中で、VPNの鍵交換を担当している「IKE and AuthIP」という係員が、たまにフリーズして仕事をサボっていることがあるんです。

設定は合っているはずなのに繋がらない時は、この係員を強制的に叩き起こして(再起動して)、仕事をさせましょう👊

サービス再起動の手順

  1. 「Windowsキー」+「R」を押して、「services.msc」と入力してOKを押します。
  2. サービスの一覧がズラーッと出ます。ここから「IKE and AuthIP IPsec Keying Modules」を探します。
    (アルファベット順なので、真ん中より少し上の「I」のあたりを見てね!)
  3. 見つけたらダブルクリックして、「スタートアップの種類」を「自動」にします。
  4. そしてここがポイント! もし「サービスの状態」が「実行中」になっていても、一度「停止」ボタンを押して止めます。
  5. 数秒待ってから、再度「開始」ボタンを押してください。

ついでに、もう一人「IPsec Policy Agent」という係員もいますので、同じように再起動しておくと完璧です。
これで係員たちがリフレッシュされて、正常に鍵交換ができるようになるはずです!

スポンサーリンク

【解決策4】ドライバーの不具合?「WAN Miniport」の再インストール

「レジストリもファイアウォールもサービスもやった…でもダメ…」
そんな頑固なエラーの時は、Windowsが持っている「仮想ネットワークアダプター」自体がバグっている可能性があります。

PCには、LANケーブルを挿す物理的なアダプターとは別に、VPN用の「目に見えないアダプター(WAN Miniport)」が入っています。
これが何かの拍子におかしくなると、設定が正しくてもエラーが出続けます。
ちょっと怖いかもしれませんが、一度削除して、Windowsに作り直させるとケロッと直ることがあります。

アダプターのリフレッシュ手順

  1. スタートボタンを右クリックして、「デバイスマネージャー」を開きます。
  2. ネットワークアダプター」の左の矢印をクリックして展開します。
  3. リストの中に、「WAN Miniport (IKEv2)」「WAN Miniport (L2TP)」「WAN Miniport (IP)」など、「WAN Miniport」とつく項目がズラーッとありますよね。
  4. これらを全部、一つずつ右クリックして「デバイスのアンインストール」で消していきます。
    (※「本当に消していいの?」って警告が出ますが、大丈夫です!勇気を出して!)
  5. 全部消したら、すべてのウィンドウを閉じてPCを再起動します。

再起動すると、Windowsが勝手に「あれ?大事なアダプターがないぞ?」と気づいて、正常な新品の状態で自動インストールしてくれます。
これでドライバーの破損が原因だった場合はスッキリ解決です!✨

スポンサーリンク

【解決策5】灯台下暗し!「ルーターの設定」を見直そう

PCの設定は完璧。何回見直しても完璧。でも繋がらない。
そうなると、犯人はあなたのPCではなく、出口である「Wi-Fiルーター」かもしれません。

解決策1でもお話ししましたが、VPN(IPsec)はルーターにとって「怪しい通信」です。
ルーターの設定で「IPsecパススルー(VPNパススルー)」という機能がOFFになっていると、いくらPCが頑張って叫んでも、その声は家の外に出られません。

ルーター設定の確認ポイント

メーカーによって画面は違いますが、大まかな流れは同じです。

  1. ブラウザのアドレスバーに「192.168.0.1」や「192.168.1.1」などを入力して、ルーターの管理画面にログインします。
    (※アドレスやID/パスワードは、ルーター本体の裏側のシールに書いてあることが多いですよ!)
  2. 「詳細設定」や「セキュリティ」、「WAN設定」などの項目を探します。
  3. 「IPsecパススルー」「L2TPパススルー」「PPTPパススルー」という項目を見つけてください。
  4. ここが「無効」や「使用しない」になっていたら、「有効(使用する)」に切り替えます。
  5. 設定を保存して、ルーターを再起動します。

特に、数年前の古いルーターや、プロバイダからレンタルしているルーターで、セキュリティ設定が高めになっている場合、ここが盲点になっていることが多いですよ!🕵️‍♀️

スポンサーリンク

【盲点】Wi-Fiプロファイルは「パブリック」になってない?

意外と見落としがちなのが、Windowsのネットワーク設定です。
自宅のWi-Fiに繋いでいるのに、設定が「パブリックネットワーク(公衆無線LAN扱い)」になっていませんか?

パブリックネットワーク設定だと、Windowsは「ここはカフェやホテルだから、セキュリティを最高レベルにして周りとの通信を遮断しよう!」と張り切ってしまいます。これがVPN接続を邪魔することがあります。

プライベートネットワークへの変更手順

  1. タスクバーの右下にあるWi-Fiアイコンをクリックして、接続しているWi-Fiの右にある「>(矢印)」または「i(インフォメーション)」を押します。
  2. プロパティ画面が開くので、「ネットワークプロファイルの種類」を「プライベート」に変更します。

これだけであっさり繋がることもあるので、ぜひ確認してみてくださいね!

スポンサーリンク

【最終手段】もうL2TPは諦める!「SSTP」なら一瞬で繋がるかも

「全部やった…レジストリもルーターも全部やったのに、まだエラーが出るよ…!」
そんな、心がポキッと折れそうなあなたへ。
最後に残された、最強の「抜け道」をお教えします。

もし会社のVPNサーバーが対応していればの話ですが、接続方式(プロトコル)を「L2TP/IPsec」から「SSTP」に変えてみてください。

なぜSSTPなら繋がるの?

プロトコル 接続のしやすさ ここがポイント!
L2TP/IPsec △ 難しい 今回のように「NAT越え」の壁にぶつかりやすく、ルーター設定の影響をモロに受けます。
SSTP ◎ 最強 普通のWebサイトを見るのと同じ道(HTTPS/443ポート)を通るので、どんなに厳しいファイアウォールもすり抜けます。

SSTPはマイクロソフトが開発したプロトコルなので、Windowsとの相性は抜群(最高)です。
システム担当の人に「あの…L2TPがどうしても繋がらないんですけど、SSTPでの接続は可能ですか?」って聞いてみる価値は十分にあります。

もしサーバー側でSSTPが有効になっていれば、VPN接続のプロパティで「VPNの種類」を「SSTP (Secure Socket Tunneling Protocol)」に変えるだけ。
それだけで、今までの苦労が嘘のように、クリック一発でサクッと繋がりますよ!🚀

スポンサーリンク

まとめ:VPNエラーは「レジストリ」と「ルーター」の壁を越えろ!

ここまで本当にお疲れ様でした! かなり長い道のりでしたよね。
Windows 11のVPNエラー、本当に厄介ですが、ここまでのステップを一つずつクリアしていけば、必ず解決の糸口は見つかったはずです!

最後に、今回のトラブルシューティングの極意を、もう一度おさらいしておきましょう。
もしまた繋がらなくなった時は、ここだけ見れば思い出せるように!

✅ 解決のための最強チェックリスト

  • エラー特定: 789は設定ミス、809は「壁(NAT)」がある証拠。まずはここを見極める!
  • まずはコレ: レジストリに「AssumeUDP…」を追加して値を「2」にする!再起動を忘れない!
  • 門番対策: ファイアウォールでUDP 500/4500/1701を通してあげる。
  • リフレッシュ: IKEサービスの再起動や、WAN Miniportの削除&再起動を試す。
  • 最終手段: どうしてもダメなら、最強プロトコル「SSTP」への切り替えを相談してみる。

リモートワークにおいて、VPNは命綱です。
繋がらない時のストレスは計り知れませんが、原因さえ分かれば必ず対処できます。
「機械音痴だから…」なんて諦めずに、ぜひ今回紹介したレジストリ設定だけでも試してみてください。

タスクバーの右下で、あのVPNのアイコンが「接続済み」に変わった瞬間。
あなたのモヤモヤもスッキリ晴れて、気持ちよく仕事が始められるはずです!

無事にVPNが繋がって、あなたのデスクワークが快適で生産的なものになりますように…🙏✨
遠くの画面の向こうから、全力で応援しています!頑張ってください!💪

コメント