- Windows 11が再起動が終わらない…「ぐるぐる」回る時の安全な対処法【88%で止まるケースも解説】
- まずは落ち着いて。「再起動が終わらない」時に確認すべきこと
- 危険!「再起動が終わらない」で絶対にやってはいけないこと
- ステップ1:安全な強制終了と周辺機器の取り外し
- ステップ2:Windows 回復環境(WinRE)を起動する
- ステップ3:セーフモードでの起動を試みる
- ステップ4:「システムの復元」で正常な状態に戻す
- ステップ5:更新プログラムのアンインストール(アップデートが原因の場合)
- ステップ6:スタートアップ修復とコマンドプロンプトでの修復
- ステップ7:最終手段「このPCを初期状態に戻す」(OS再インストール)
- 深刻な状況:「Windows 11 ずっとぐるぐる」から起動しない時のための予防策
- まとめ
Windows 11が再起動が終わらない…「ぐるぐる」回る時の安全な対処法【88%で止まるケースも解説】
「あれ…?アップデートが終わったはずなのに、再起動してからずっと画面がぐるぐる回ってる…」
ある日突然、あなたのWindows 11 PCがそんな状態になって、スマホで慌てて「windows11 ずっと再起動」なんて検索して、このページにたどり着いてくれたんじゃないでしょうか。
もしかして、更新プログラムの適用中に「88%で止まる」なんて表示が出たまま、かれこれ1時間以上、PCとにらめっこしていませんか…?
わかります、わかります!私も全く同じ経験があります。
心臓はバクバクするし、「もしかして、壊れた…?」「今すぐ電源ボタン長押ししちゃダメなの…?」って、もうパニックになっちゃいますよね😭
でも、大丈夫です!
その焦る気持ち、よーくわかります。でも、今すぐ電源ボタンを長押しするのだけは、絶対に待ってください!
最悪の場合、Windowsが二度と起動しなくなってしまうかもしれない、とっても危険な行動なんです😱
この記事は、そんな「ぐるぐる地獄」に陥ってしまったあなたを救うための、安全な対処法をステップバイステップで徹底的に解説する「完全ガイド」です🗺️✨
強制終了の危険性から、安全な「セーフモード」での対処法、そして万が一のための予防策まで。
私と一緒に、一つずつ冷静に確認していきましょうね🥰
まずは落ち着いて。「再起動が終わらない」時に確認すべきこと
画面が「ぐるぐる」したまま進まない時、私たちが一番知りたいのって「これって故障なの?」「一体いつまで待てばいいの…?」ってことですよね。
慌てて行動しちゃう前に、まずは今の状況を冷静に分析することが、解決への一番の近道なんです。
なぜ「ぐるぐる」が終わらないの?考えられる主な原因
Windows 11が再起動の途中で止まっちゃう原因は一つじゃないんですが、多くの場合、次のどれかに当てはまっています。
1. 大規模なWindows Updateの適用中 これが一番よくある原因です。特に年に1〜2回ある「機能更新プログラム」っていう大きなアップデートは、OSの大事な部分を書き換えるので、数時間かかることも…。PCのスペックによっては、一見フリーズしてるみたいに見えちゃうんです。
2. デバイスドライバの不具合 アップデートには、PCの部品(グラフィックボードとかWi-Fiとか)を動かすための「ドライバ」の更新が含まれることがあります。この新しいドライバが、あなたのPCと相性が悪くてケンカ(コンフリクト)しちゃうと、「windows11 ずっとぐるぐる」状態を引き起こすことがあるんですね。
3. システムファイルが壊れている 前のシャットダウンがうまくいかなかったり、何かの理由でWindowsの起動に必要な大事なファイルが壊れちゃっていると、再起動のサイクルをうまく完了できなくなっちゃいます。
4. 繋いでる周辺機器が邪魔をしている えっ?て思うかもしれませんが、USBメモリや外付けハードディスク、プリンタ、時にはマウスの受信機でさえも、起動の邪魔をしちゃうことがあるんです。PCが「これ何だ?」って認識しようとして、処理が止まっちゃうケースですね。
5. ハードディスク(HDD/SSD)の物理的な問題 これは一番考えたくない深刻なケースですが…。Windowsが入っているストレージ自体が物理的に壊れかけていると、OSは必要なファイルを読み込めなくて、起動に失敗しちゃうんです。
「88%で止まる」現象はアップデートの「壁」かも
「ぐるぐる」だけじゃなくて、「更新プログラムを構成しています… 88%」みたいに、特定の数字でピタッと止まっちゃう現象も、SNSなんかでよく報告されています。
これって、アップデートの処理が、特定の作業(例えば、古い設定を引き継ぐとか)で「壁」にぶつかっちゃってる状態なんです。
特に「windows11 88 で 止まる」っていう報告は多くて、この段階でストレージの空き容量が足りなかったり、いつも動いてるアプリが邪魔をしていたりすると、止まりやすくなっちゃうみたいです。
どれくらい待つべきか?判断の目安
じゃあ、一体どれくらい待てば「フリーズしちゃった!」って判断していいんでしょうか。
ハッキリした答えはないんですが、一つの目安として「最低でも1〜2時間」は待ってみることをオススメします。
特に、昔ながらのHDD(ハードディスク)を使っているPCや、大きなアップデートの時は、3時間以上かかることも珍しくないんです。
待っている間に確認してほしいのが、PCの「アクセスランプ(ストレージランプ)」!
このランプが、チカチカ…チカチカ…って不規則に「点滅」しているなら、まだPCが必死に頑張っている証拠です。この場合は、まだ処理中の可能性が高いので、そのまま待っていてあげてください。
逆に、ランプがずーっと「消灯」したままか、「点灯」しっぱなしで、30分以上まったく変化がない…。こういう時は、残念ながらシステムが完全にフリーズ(応答停止)している可能性が高い、って判断してOKです。
危険!「再起動が終わらない」で絶対にやってはいけないこと
「もう1時間も待ったし、いい加減にして!」
その気持ち、痛いほどわかります。でも、進捗がないからといって、いきなり電源ボタンを長押しする「強制終了」。
これこそが、取り返しのつかない事態を招く最大の引き金になってしまうんです…。
いきなりの「電源ボタン長押し」は最後の手段
Windowsがアップデートや再起動をしている時って、例えるなら「脳外科手術の真っ最中」みたいなものなんです。
OSのすごくデリケートな部分(システムファイルとか)を書き換えている、一番大事な瞬間なんですね。
その瞬間に電源をブチッと強制的に切ってしまうのは、まさに「手術中に停電させる」のと同じこと。
書き換え途中だったファイルは壊れてしまい、OSのつじつまが合わなくなっちゃうんです。
その結果、Windowsが二度と起動しなくなる「起動不能」の状態に陥ってしまうリスクが、とっても高いんですよ😱
強制終了は、この記事で紹介するすべての対処法を試してもダメだった場合の、本当に「最後の手段」なんだって、覚えておいてくださいね。
BitLocker(ストレージ暗号化)ユーザーさんの警告⚠️
特にお仕事用のPCなどで、セキュリティのために「BitLocker」っていう暗号化機能を使っている方は、最大の注意が必要です!
再起動ループや強制終了がきっかけで、PCが「あれ、システムがおかしいぞ!」って判断しちゃうと、次につけた時に突然「BitLocker 回復キー」の入力を求められることがあるんです。
これは「盗まれた!」ってPCが勘違いして、ロックをかけちゃった状態なんですね。
もし、この48桁の「回復キー」(Microsoftアカウントに保存されてたりします)がわからなかったら…。
たとえ持ち主のあなたであっても、もう二度と、その中のデータにアクセスできなくなってしまいます。
SNSでも、経験者の人が「最低でも起動用のUSBメモリーを作っておいてストレージの暗号化は切っておくか回復キーをもらってスマホに画像で保存しとけ」って言っている通り、回復キーの管理は本当に本当に大事なんですよ…!
ステップ1:安全な強制終了と周辺機器の取り外し
さっきお話しした目安(1〜3時間待つ、アクセスランプが点滅しない)で、「これはもう完全にフリーズしちゃってるな」と判断できた場合、次のステップに進みましょう。
ここで行う「強制終了」は、さっきの危険なものとは違って、「最小構成で再起動を試すため」のちゃんとした手順ですから、安心してくださいね。
十分待っても動かない場合の「正しい」強制終了の手順
PCの電源ボタンを、画面が完全に消えて、電源ランプも消えるまで「10秒以上」ずーっと押し続けます。
電源が切れたら、ACアダプタをコンセントから抜きます。
そのまま1分ほど放置して、PCの中の電気をカラっぽにします(放電)。
すべての周辺機器を取り外す(最小構成での起動)
PCの電源が切れている間に、繋がっている「すべて」の周辺機器を引っこ抜いちゃいましょう。
✅ USBメモリ、外付けHDD/SSD ✅ プリンタ ✅ 有線LANケーブル(一時的に抜きます) ✅ 外部モニターのケーブル ✅ USB接続のマウスやキーボードの受信機(レシーバー)
これらが「ぐるぐる」の原因になっていることって、意外と多いんです。PCを「電源ケーブルだけ」の、生まれたままの姿(最小構成)にしてあげます。
再度電源を入れてみる
ACアダプタを接続し直して、PCの電源を入れてみてください。
驚くことに、周辺機器を全部外しただけで、さっきまでの「ぐるぐる」が嘘みたいに正常に起動することが、結構あるんです!
もしこれで起動したら、まずはWindows Updateが完了するのを待ってあげてください。その後、取り外した機器を一つずつ挿し直してみて、どれが原因だったのか犯人探しをしてみましょう。
ステップ2:Windows 回復環境(WinRE)を起動する
ステップ1を試しても、やっぱり「windows11 ずっとぐるぐる」や「windows11 ずっと再起動」のループから抜け出せない…。
そんな時の次の手は、Windowsのいつものデスクトップ画面じゃなくて、その手前にある「診断・修復用の特別な画面」を呼び出すことです。
この画面を「Windows 回復環境(WinRE)」って言います。
「ずっと再起動」ループからの脱出法
いつもの画面に行けない状態から、この特別な画面(WinRE)を呼び出すには、ちょっと荒っぽいんですが、強制的な手順が必要になります。
これは、Windowsに「私、今ピンチなんです!」って気づかせるための操作だと思ってください。
<回復環境に入るための強制的な手順>
PCの電源を入れます。
メーカーのロゴ(DELLとかNECとか)が表示されて、その直後にWindowsのロゴ(青い窓)と「ぐるぐる」が表示された「瞬間」を狙います。
その瞬間に、電源ボタンを「長押し」して強制的に電源を切ります。
もう一度、電源を入れます。
また同じように、Windowsロゴと「ぐるぐる」が出た瞬間に、電源ボタンを「長押し」して切ります。
これを合計2〜3回繰り返します。
この操作が成功すると、PCが「起動に連続で失敗した!」と判断して、自動的に修復モードに入ろうとしてくれます。
画面に「自動修復を準備しています」や「PCを診断中」と表示されたら、第一関門クリアです!
その後、青い背景の「オプションの選択」という画面が表示されるはずです。ここが、私たちの修復拠点になります🛠️
ステップ3:セーフモードでの起動を試みる
青い「オプションの選択」画面(WinRE)から実行できる、最も有効な手段の一つが「セーフモード」での起動です。
「ぐるぐる」ループに陥っちゃった時、まず最初に試すべき最優先の対処法ですよ!
なぜセーフモードが有効なの?
セーフモードっていうのは、Windowsを動かすために「本当に最低限必要なもの」だけを使って起動する、特別な診断モードなんです。
もし、再起動ループの原因が「後から入れたアプリ」とか「新しくしたグラフィックドライバ」みたいに、Windowsの基本機能以外の部分にあるなら…。
セーフモードはそれらを一切読み込まないので、問題なく起動できる可能性がとっても高いんです!
回復環境からセーフモードを起動する具体的な手順
青い「オプションの選択」画面で、「トラブルシューティング」をクリックします。
次の画面で、「詳細オプション」をクリックします。
「詳細オプション」の一覧から、「スタートアップ設定」をクリックします。
「スタートアップ設定」の画面になったら、右下の「再起動」ボタンを押します。
PCが再起動して、起動オプションの一覧(数字で選ぶ画面)が表示されます。
キーボードの「4」キー(または「F4」キー)を押して、「4) セーフ モードを有効にする」を選びます。
セーフモードで起動できたらやるべきこと
無事にセーフモード(画面の四隅に「セーフ モード」って表示されてます)で起動できたら、もう勝利は目前です!
原因はWindowsの根幹じゃなくて、追加した何かが原因だってことが、ほぼ確定しました。
セーフモードで起動できたら、急いで以下の操作をやってみましょう。
[1] 問題のある更新プログラムのアンインストール 「windows11 88 で 止まる」といった症状から、直近のアップデートが原因である可能性が一番高いです。 「設定」→「Windows Update」→「更新の履歴」→「更新プログラムをアンインストールする」と進んで、一番日付が新しい更新プログラムを選んで、アンインストール(削除)しちゃいましょう。
[2] 最近インストールしたドライバやアプリの削除 もし「ぐるぐる」が始まる直前に、何か新しいソフトを入れたり、ドライバを更新したりした記憶があるなら、それが犯人かも。 「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」から、怪しいアプリをアンインストールします。
[3] システムファイルチェッカーの実行(おまじない) せっかくセーフモードで起動できたので、ついでに壊れたファイルがないかチェックしておきましょう。 スタートボタンを右クリックして「ターミナル(管理者)」を開き、黒い画面に sfc /scannow と入力してEnterキーを押します。自動でスキャンと修復をしてくれますよ。
これらの対処が終わったら、PCを普通に「再起動」してみてください。 問題の原因が取り除かれていれば、今度はいつものデスクトップ画面がちゃんと表示されるはずです!
ステップ4:「システムの復元」で正常な状態に戻す
「セーフモードですら起動に失敗しちゃった…」 「セーフモードで対処したのに、まだぐるぐるする…」
そんな場合でも、まだ諦めないでください! 次に試すべき、とっても強力な機能が「システムの復元」です。
「システムの復元」とは?最強のトラブル解決機能
「システムの復元」っていうのは、PCのシステム設定を、過去の元気だった頃の状態(=復元ポイント)に丸ごとタイムスリップさせる機能なんです。
この機能のスゴいところは、あなたが作ったWordや写真などの「個人用ファイル」には一切手を触れずに、問題を引き起こしているシステム上の変更(アプリ、ドライバ、設定など)だけを、キレイさっぱり元に戻してくれること!
回復環境から「システムの復元」を実行する手順
また例の青い画面(WinRE)を起動します。
「オプションの選択」→「トラブルシューティング」→「詳細オプション」と進みます。
「詳細オプション」の一覧から、「システムの復元」をクリックします。
アカウントを選んで、パスワードを入力します。
「システムの復元」ウィンドウが開いたら、トラブルが発生した日(再起動が終わらなくなった日)よりも「前」の、元気だった日付のポイントを選びます。
「完了」ボタンを押すと、タイムスリップ(復元)が始まります。
復元が終わると、PCは自動的に再起動します。 これで問題が起きる前の状態に戻って、正常に起動できる可能性がとっても高いですよ!
復元ポイントがない場合の絶望と、今後の対策
もし、「システムの復元」を実行しようとした時に、「このコンピューターには復元ポイントが作成されていません」っていう非情なメッセージが表示されたら…。
残念ながら、タイムスリップする先が保存されていなかった、ということです。 実は、最近のWindows 11って、この大事な機能が最初「無効」になっていることが多いんです…。
SNSでも「win11のシステムの復元、毎週水曜日にスナップショットとってるけど、ウイルスに感染したと思ったから戻せるから便利すぎ」という声がある通り、これは最強の保険なんです。
もし今回無事に復旧できたら、絶対にこの「システムの保護」機能を有効にしておくことを、強く強くオススメします!(やり方は最後に解説しますね)
ステップ5:更新プログラムのアンインストール(アップデートが原因の場合)
「windows11 88 で 止まる」っていう症状は、システムの復元(タイムスリップ)をするまでもなく、単純に「直近のアップデートに失敗してる」ってことが原因かもしれません。
そんな時のために、あの青い画面(WinRE)には、問題のアップデートだけを狙い撃ちで削除する機能もちゃんと用意されてるんです。
回復環境から「更新プログラムのアンインストール」を実行する手順
「オプションの選択」→「トラブルシューティング」→「詳細オプション」と進みます。
「詳細オプション」の一覧から、「更新プログラムのアンインストール」をクリックします。
ここで2つの選択肢が出てきます。
最新の品質更新プログラムをアンインストールする(毎月の小さな更新)
最新の機能更新プログラムをアンインストールする(年に1〜2回の大きな更新)
まずは、原因であることの方が多い「最新の品質更新プログラムをアンインストールする」を選んで試してみてください。
処理が終わったらPCを再起動して、正常に起動できるか確認します。
それでもダメだったら…もう一度青い画面に戻ってきて、今度は「最新の機能更新プログラムをアンインストールする」を試してみましょう(こっちはちょっと時間がかかります)。
ステップ6:スタートアップ修復とコマンドプロンプトでの修復
これまでの手順(セーフモード、システムの復元、更新のアンインストール)を試してもダメだった場合…。 もう少し専門的な「お医者さん」の力も借りてみましょう。
「スタートアップ修復」を試す
青い画面(WinRE)の「詳細オプション」の中には、その名の通り「スタートアップ修復」という項目があります。
これを選ぶと、Windowsが起動しない原因(起動設定のちょっとしたミスとか)を自動でスキャンして、直せる範囲で修復を試みてくれます。
クリックして待つだけなのでカンタンですが、あくまで軽傷にしか効かないので、成功率はそこまで高くないかも…でも、試してみる価値はあります!
上級者向け:コマンドプロンプトでのシステムファイル修復
もし「スタートアップ修復」が失敗しても、「詳細オプション」の「コマンドプロンプト」っていう黒い画面を使って、もっと強力な手動修復を試すことができます。
ちょっと上級者向けです💪
黒い画面に呪文(コマンド)を打ち込むので、もし自信がなかったら、このステップは飛ばして「ステップ7」に進んでも大丈夫ですよ。
「コマンドプロンプト」を選ぶと、黒い画面が出てきます。 そこに、以下の修復コマンド(おまじない)を一つずつ入力して、Enterキーを押していきます。
sfc /scannow (※環境によっては sfc /scannow /offbootdir=C:\ /offwindir=C:\Windows のように入力が必要な場合もあります)
bootrec /fixmbr
bootrec /fixboot
bootrec /rebuildbcd
これらは、Windowsの起動の仕組み(ブート領域)自体を「喝!」を入れて修復するコマンドです。もし起動情報が壊れていただけなら、これで劇的に復活することがあります。
ステップ7:最終手段「このPCを初期状態に戻す」(OS再インストール)
もし、これまでに紹介したすべての対処法を実行しても、「windows11 ずっと再起動」ループから脱出できない場合…。
残念ですが、Windowsのシステムは、もう修復できないレベルまで致命的に壊れてしまっている可能性が高いです😢
この段階で残された選択肢は、Windows 11を「初期状態に戻す」こと、つまりOSの再インストールしかありません。
「このPCを初期状態に戻す」の実行手順
この操作も、あの青い画面(WinRE)から実行できます。
「オプションの選択」→「トラブルシューティング」と進みます。
次の画面で、「このPCを初期状態に戻す」をクリックします。
「個人用ファイルを保持する」と「すべて削除する」の違い
ここで、とーーーっても大事な選択肢が出てきます!
✅ 個人用ファイルを保持する あなたの写真や動画、Wordファイルなどの大事なデータは残ります。 でも、後から自分で入れたアプリ(OfficeとかChromeとか)や設定は全部消えちゃいます。
✅ すべて削除する データもアプリも全部消えて、PCが工場出荷時(買った時)の状態に戻ります。
まずは絶対に「個人用ファイルを保持する」を選んでください! これならシステムだけが新しくなって、データは残るので被害は最小限です。
もし、これでも失敗しちゃう時だけ、最後の最後の手段として「すべて削除する」を選ぶことになります…。
深刻な状況:「Windows 11 ずっとぐるぐる」から起動しない時のための予防策
今回のトラブル、なんとか乗り越えられたあなたも、残念ながら初期化するしかなかったあなたも…。 「もう二度とあんな思いはしたくない!」というのが本音ですよね😭
大丈夫です!二度と同じ苦しみを味わわないために、経験豊富なユーザーさんが「常識」としてやっている、「転ばぬ先の杖」になる予防策があるんです。
トラブルが解決した「今」だからこそ、絶対にやっておきましょうね!
予防策1:最強の保険「回復ドライブ(起動用USBメモリ)」の作成
今回、青い画面(WinRE)を出すために、電源ON/OFFを繰り返す強制的な手順を紹介しました。 でも、本当にシステムが壊れちゃうと、あの青い画面すら出なくなる「詰み」の状況があるんです…。
そんな最悪の事態でもPCを修復できるようにするのが、「回復ドライブ(起動用USBメモリ)」です!
さっきSNSの声でも紹介した、「最低でも起動用のUSBメモリーを作っておいて」っていうのは、まさにこのこと。 これさえ作っておけば、PC本体がどれだけ壊れても、このUSBから起動して「システムの復元」とか「コマンドプロンプト」とか、全部の修復作業ができちゃうんです!
<作成方法(今すぐ!)>
16GB以上の、空っぽのUSBメモリを用意します。
Windowsの検索で「回復ドライブ」と入力して、「回復ドライブの作成」を起動します。
「システム ファイルを回復ドライブにバックアップします」にチェックを入れて、画面の指示に従うだけ!
これを1本作って引き出しにしまっておくだけで、未来の安心感がまったく違いますよ💪
予防策2:「BitLocker 回復キー」の絶対的な管理
さっきも登場した、あの怖い「回復キー」の話です。 今すぐ、自分のMicrosoftアカウントのページ( account.microsoft.com/devices/recoverykey )にアクセスしてみてください。
そこに、あなたのPCの回復キーがちゃんと保存されていますか?
もしあったら、すぐにスクリーンショットを撮ってスマホに保存したり、印刷して大事な書類と一緒に保管したりして、「PC本体とは別の場所」で厳重に管理してくださいね!
予防策3:「システムの復元」を今すぐ有効にする
今回、「復元ポイントが作成されていません」って表示されて、悔しい思いをしませんでしたか?
SNSでも「win11のシステムの復元、毎週水曜日にスナップショットとってるけど、ウイルスに感染したと思ったから戻せるから便利すぎ」って声があるくらい、これこそが最強の保険なんです!
<有効化のカンタン手順>
Windowsの検索で「復元ポイント」と入力して、「復元ポイントの作成」を開きます。
「システムの保護」タブで、Cドライブを選んで「構成」ボタンを押します。
「システムの保護を有効にする」にチェックを入れる。(ついでにディスク領域も5%〜10%くらいに設定)
「OK」を押す。
たったこれだけ! これだけで、今後はアップデートの前とかに自動で「セーブポイント」を作ってくれるようになるんですよ🥰
まとめ
Windows 11が再起動せず、「ぐるぐる」回り続けたり、「88%で止まる」状態って、本当に心臓に悪いですよね…。
でも、多くの場合、この記事で紹介した正しい手順を一つずつ踏んでいけば、ちゃんと復旧できるんです。
✅ まずは待つ(アクセスランプ確認、1〜2時間) ✅ 最小構成で試す(周辺機器を全部外す) ✅ 回復環境(WinRE)を起動する(電源ON/OFFテクニック) ✅ セーフモードで起動して、原因(更新プログラムなど)を削除する ✅ システムの復元で、元気だった頃にタイムスリップする ✅ 更新プログラムのアンインストールで、直近のアップデートを削除する ✅ スタートアップ修復やコマンドプロンプトで修復を試みる ✅ 最終手段は「このPCを初期状態に戻す」(個人用ファイルは保持!)
そして一番大事なのは、トラブルが解決した「今」こそが、最大の予防のチャンスだってことです。
二度とあの「ぐるぐる地獄」の悪夢に悩まされないように、 「回復ドライブの作成」と「システムの復元の有効化」 この2つを、今すぐに実行しておくことを、心の底からオススメします!


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