「あれ…?Windows 11にアップデートしたら、今まで普通に使えてた共有フォルダに急にアクセスできなくなった…!」
「新しいPCを設定したのに、特定のPCだけネットワークから弾かれる…?」
ある日突然、あなたのWindows 11 PCがそんな状態になって、スマホで慌てて「windows11 共有フォルダ アクセスできない」なんて検索して、このページにたどり着いてくれたんじゃないでしょうか。
もしかして、「ネットワーク パスが見つかりません」なんてエラーコードとにらめっこしながら、「windows11 ファイル共有はどうなってるの!?」って、もうパニックになっちゃっていませんか…?
わかります、わかります!その気持ち、痛いほどわかります。
業務や家庭内での大事なデータ共有ができないと、本当にストレスですよね…。
この問題の多くは、Windows 11で強化されたセキュリティ設定や、ネットワークプロファイルの初期設定、あとは「SMB」っていうお話が原因だったりするんです。
でも、大丈夫です!
この記事は、そんな「共有フォルダ地獄」に陥ってしまったあなたのために、原因を特定するための論理的な切り分け方法から、具体的な解決手順まで、考えられるほぼ全ての対処法を網羅的に解説する「完全ガイド」です🗺️✨
ネットワーク設定の見直し、SMB 1.0の確認、アクセス権の再設定、「windows11 ネットワーク 表示されない」といった関連トラブルまで完全対応しています。
私と一緒に、一つずつ冷静に確認していきましょうね🥰
まずは状況を整理!問題の「切り分け」から始める
「共有フォルダにアクセスできない」っていう現象は同じでも、その原因は本当にたくさんあるんです。
やみくもに対策しちゃうと、かえって設定がぐちゃぐちゃになって、ドツボにハマっちゃう可能性も…。
トラブルシューティングの一番の近道は、いつだって「問題の切り分け」。
まずは、以下の基本的な確認をして、問題がどこにあるのかを絞り込んでいきましょう!
1. 物理的な接続の確認(基本中の基本)
「えっ?そんなこと?」って思うかもしれませんが、意外とこれが原因だったりするんです(笑)。
✅ LANケーブル: ケーブルがPCやルーターに「カチッ」と音がするまで、しっかり挿さってますか? 一度挿し直してみましょう。もし別のケーブルがあるなら、交換してテストしてみるのもすごく有効ですよ。
✅ Wi-Fi接続: Wi-Fiで繋いでるなら、ちゃんと使いたいアクセスポイント(SSID)に接続されていますか? 一度接続を切って、もう一度つなぎ直してみるのも試す価値アリです。
✅ ルーター・ハブ: ルーターやハブの電源ランプ、LANポートのランプがちゃんと点灯・点滅していますか? 多くのネットワークトラブルは、機器の「再起動」(電源を抜いて、数分待ってから入れ直す)だけで、あっさり解決しちゃったりします!
2. ネットワーク接続状態の確認(IPアドレス)
物理的な接続がOKなら、次はPCがネットワークにちゃんと参加できているかを確認します。
PCが通信するためには、「IPアドレス」っていう、ネットワーク上の「住所」みたいなものが必要なんです。
<IPアドレスの確認手順>
- スタートボタンを右クリックして、「ターミナル」または「Windows ターミナル」を選びます。(「コマンドプロンプト」でもOKですよ)
- 黒い画面(または青い画面)が出てきたら、 ipconfig と入力して、Enterキーを押します。
- 使っている接続(「イーサネット」とか「Wi-Fi」とか)の情報を探します。
- 「IPv4 アドレス」っていう項目に、 192.168.x.x みたいな形式のアドレスがちゃんと表示されていますか?
もしここが「 169.254.x.x 」っていうアドレスになっていたら、大変!
これは、PCがルーターから正常にIPアドレス(住所)をもらえていない状態なんです。
この場合は、ルーターを再起動したり、PCのネットワーク設定(IPアドレスを自動で取得する設定になってるか)を見直したりする必要がありますね。
3. Pingによる疎通確認(相手が見えるか)
IPアドレスがちゃんともらえているのを確認できたら、次はアクセスしたい相手(共有フォルダがあるPCやNAS)と、ちゃんと通信できるかをテストしてみましょう。
これには「 ping 」っていうコマンドを使います。
<Pingの実行手順>
- さっきと同じ「ターミナル」(コマンドプロンプト)を開きます。
- 相手のPCのIPアドレス(例: 192.168.1.10)がわかっているなら、 ping 192.168.1.10 と入力してEnter!
- 「応答」っていうメッセージが返ってきたら、ネットワークの道は繋がっています!
- もしIPアドレスがわからなくても、 ping AITE-PC-NAME (相手のコンピュータ名)で試すこともできますよ。
もし、Pingが失敗しちゃった場合…
「要求がタイムアウトしました」: 相手のPCが寝ている(起動してない)か、相手のPCのファイアウォールが「Ping(おーい!)」っていう呼びかけを無視(ブロック)しちゃってる可能性が高いです。
「宛先ホストに到達できません」: あなたのPC側の設定や、ルーターとか途中の経路に問題があるかも…。
Pingが通らない(応答がない)っていうことは、ファイル共有の設定うんぬんの前に、ネットワークの基本的な接続に問題がある可能性がとっても高いです。
まずは相手のPCの電源や、ファイアウォールの設定を先に見直してみてくださいね。
4. 表示されるエラーメッセージの確認
共有フォルダにアクセスしようとした時、どんなエラーメッセージが出ていますか?
このメッセージこそが、原因を特定する最大のヒントなんです!
「\PC名 にアクセスできません。 アクセス許可がありません。 」
→ これは、道は繋がってるけど「あなたは誰?入っちゃダメ!」って門前払いされてる状態。認証(ユーザー名・パスワード)や、アクセス権限の問題が怪しいですね。(→ 第4章、第5章へGO!)
「ネットワーク パスが見つかりません。 (エラーコード: 0x80070035)」
→ そもそも相手のPCやNASの「住所が見つからない!」っていう状態です。名前解決(NetBIOSとか)、ネットワーク探索、ファイアウォール、またはSMBサービス自体が原因かも。(→ 第2章、第3章、第6章へGO!)
「指定されたネットワーク名は利用できません。 」
→ 相手のPCが起動していないか、共有設定が解除されちゃってる可能性があります。
「ネットワーク ドライブを割り当てることができませんでした…」
→ 「windows11 ネットワークドライブ 接続できない」場合の典型的なエラーですね。資格情報(ID/パスワード)やパスの入力ミス、SMBのバージョン違いなどが考えられます。(→ 第7章へGO!)
この最初の切り分けをちゃんとやっておくだけで、この後の対処法を効率的に試すことができるんですよ!
第2章: 【最優先】Windows 11 ネットワークプロファイル設定の確認
Windows 11で共有フォルダにアクセスできない原因として、今、一番多いのがこの「ネットワークプロファイル」の設定ミスなんです!
Windows 11は、繋いだネットワーク(Wi-Fiとか有線LAN)ごとに、その場所が安全かどうかを「プロファイル」として設定するんですね。
✅ プライベート ネットワーク: 自宅やオフィスみたいな、信頼できる機器だけが繋がってる安全なネットワークのこと。この設定だと、ネットワーク探索やファイル共有が「許可」されます。
✅ パブリック ネットワーク: カフェや空港のフリーWi-Fiみたいに、誰が使ってるかわからない信頼できないネットワークのこと。セキュリティが最優先なので、初期設定ではネットワーク探索やファイル共有は「無効」になっちゃってるんです。
Windows 11を最初にセットアップした時や、新しいネットワークに繋いだ時に、うっかり「パブリック」を選んじゃうと…。
もう、その瞬間から「windows11 ネットワーク 表示されない」状態になって、当然「windows11 共有フォルダ アクセスできない」問題が発生しちゃうんです!
ネットワークプロファイルを「プライベート」に変更する手順
まずは、今の設定を確認して、もし「パブリック」になってたら、すぐに「プライベート」に変更しましょう!
<変更手順>
- スタートメニューから「設定」(歯車のアイコン)を開きます。
- 左側のメニューから「ネットワークとインターネット」を選びます。
- 今あなたが繋いでいるネットワークの「プロパティ」をクリックします。(有線LANなら「イーサネット」、Wi-Fiなら「Wi-Fi」のすぐ下にある「プロパティ」ですよ!)
- 「ネットワーク プロファイルの種類」っていう項目があります。
- ここがもし「パブリック」になっていたら、迷わず「プライベート」に変更してください!
これだけ?!って思うかもしれませんが、本当にこれだけで、嘘みたいにアクセスが回復することって、すっごく多いんですよ!
エクスプローラーの「ネットワーク」欄に、今まで見えなかった他のPCやNASが表示されるようになるはずです。
「ネットワーク探索」と「ファイル共有」が有効か確認する
ネットワークプロファイルを「プライベート」にしても解決しない…、あるいは、もともと「プライベート」だったよ!っていう場合。
もう一歩進んで、詳細な共有設定も確認しておきましょう。
<確認手順>
- スタートメニューで「コントロール パネル」って検索して、コントロール パネルを開きます。(Windows 11は「設定」に色々移ってますけど、大事なネットワーク設定は、まだここに残ってるんです)
- 「ネットワークとインターネット」→「ネットワークと共有センター」と進みます。
- 左側にある「共有の詳細設定の変更」をクリックします。
- 「プライベート ネットワーク (現在のプロファイル)」っていう項目がパカッと開いていることを確認します。
- 以下の2つの設定が、両方とも「有効にする」にチェックが入っているか、よーく確認してくださいね!
- ネットワーク探索: 「ネットワーク探索を有効にする」にチェック。
- ファイルとプリンターの共有: 「ファイルとプリンターの共有を有効にする」にチェック。
もし「パブリック ネットワーク」の設定しか表示されなかったら、それは第2章の最初に戻って、プロファイルの変更がちゃんとできてないってことですよ!
ちなみに、「すべてのネットワーク」のセクションにある「パスワード保護共有」が有効になっていると、相手のPCのユーザー名とパスワードを知らないとアクセスできません。
もし家庭内でカンタンに共有したいだけなら「無効にする」っていう手もありますが…セキュリティ的には、ちゃんとアカウント情報(第5章で解説しますね)を設定して、「有効」にしておくことをオススメします!
第3章: 【原因の定番】SMB 1.0とSMB 2.0/3.0の設定
ネットワークプロファイルはバッチリ正しい!それなのにアクセスできない…。
そんな時に、次に疑うべきなのが「SMB (Server Message Block)」っていう設定です。
SMBっていうのは、Windowsのネットワークでファイル共有とかをするための「通信ルール(プロトコル)」みたいなものなんです。
なぜSMB 1.0が問題になるのか?
SMBにはバージョンがあって、特に古い「SMB 1.0」は、昔ランサムウェア(WannaCryとか)っていう怖いウイルスの攻撃対象になっちゃった、すっごく危ない弱点(脆弱性)があったんです。
だから、MicrosoftはWindows 10の途中から、そしてWindows 11では標準で、この「SMB 1.0」を「無効」にしちゃったんですね。
…でも!問題はここからです。
世の中にある、
✅ 古いNAS(特に家庭用のもの)
✅ 古いWindows (XPとかServer 2003とか)
✅ 古い複合機やスキャナの一部
こーいう「レガシーデバイス」たちは、いまだにSMB 1.0でしか通信できない場合があるんです…。
もう、わかりますよね?
Windows 11のPC(SMB 1.0が無効)から、SMB 1.0しか話せない古いNASにアクセスしようとすると…「ルールが違うから話せない!」ってなって、「指定されたネットワーク名は利用できません」とか「ネットワーク パスが見つかりません」っていうエラーが出て、「windows11 共有フォルダ アクセスできない」状態になっちゃうんです。
SMB 1.0が原因か確認する方法 (PowerShell)
まずは、あなたのWindows 11でSMB 1.0がどうなってるか、確認してみましょう。
<確認手順>
- スタートボタンを右クリックして、「ターミナル (管理者)」または「Windows PowerShell (管理者)」を選びます。
- Get-SmbServerConfiguration | Select EnableSMB1Protocol と入力して、Enterキーを押します。
- 結果が False と表示されたら、SMB 1.0は「無効」です(これが普通の、安全な状態です)。
対処法1: SMB 1.0を一時的に有効にする(非推奨だが最終手段)
もし、アクセスしたい相手が本当に古いNASとかで、「SMB 1.0じゃないと絶対ムリ!」ってことが確実なら…。
Windows 11側で、SMB 1.0のクライアント機能(話しかける機能)を有効化(インストール)する必要があります。
⚠️注意:セキュリティリスクがあります⚠️
この操作は、わざわざ家のドアに古いカギを付け直すようなものです。セキュリティリスクを伴うので、作業が終わったら、できればまた無効に戻すことをオススメします!
<有効化の手順>
- スタートメニューで「Windows の機能」って検索して、「Windows の機能の有効化または無効化」を開きます。
- 一覧をずーっと見て、「SMB 1.0/CIFS ファイル共有のサポート」っていう項目を探します。
- この項目にチェックを入れます。(普通は「SMB 1.0/CIFS クライアント」だけでOKですが、わからなかったら親ごとチェックしちゃいましょう)
- 「OK」を押すと、インストールが始まって、PCの再起動を求められます。
再起動したら、もう一度共有フォルダにアクセスしてみてください。
この対処法は、「windows11 ネットワークドライブ 接続できない」っていう時にも、よく効いたりしますよ!
対処法2: 相手側(NASなど)のSMB設定をアップデートする(推奨)
本当は、Windows 11側のセキュリティを下げるんじゃなくて、アクセスされる側(NASとかサーバー)の設定を見直して、SMB 2.0やSMB 3.0を有効にするのが、一番安全で正しい対策なんです。
お使いのNASの管理画面にログインして、「ファイルサービス」とか「SMB設定」みたいな項目がないか探して、設定を見直してみてくださいね。
Windows 11のSMB 2.0/3.0が有効か確認する
念のため、Windows 11で新しい方のルール(SMB 2.0/3.0)が、まさか無効になってないかも確認しておきましょう。(普通は絶対「有効」ですけどね!)
<確認手順>
- 管理者権限のPowerShellを開きます。
- Get-SmbServerConfiguration | Select EnableSMB2Protocol と入力して、Enter!
- 結果が True になっていれば正常です。もし False だったら、 Set-SmbServerConfiguration -EnableSMB2Protocol $true っていうコマンドで有効にできますよ。
第4章: TCP/IP NetBIOS Helper サービスの状態確認
SMBと並んで、Windowsのネットワークで「コンピュータ名」を使ってお互いを見つけるために、とっても大事な役割を果たしているのが「NetBIOS」っていう古い仕組みなんです。
特に、IPアドレス(192.168…)じゃなくて、コンピュータ名(例: \MY-PC\Share)でアクセスしてる場合、このNetBIOSがちゃんと動いてないと、「windows11 ネットワーク 表示されない」問題や、アクセスできない問題が起きちゃうんです。
Windows 11には、このNetBIOSを動かすための「TCP/IP NetBIOS Helper」っていう「サービス(縁の下の力持ち)」がいます。
このサービスが、もし寝てたら(停止してたら)、名前解決ができなくてアクセスに失敗しちゃうことがあるんですね。
サービスの実行状態を確認・変更する手順
<確認手順>
- スタートボタンを右クリックして、「ファイル名を指定して実行」を選びます。
- services.msc と入力して、Enterキーを押します。「サービス」っていうウィンドウが開きます。
- 一覧から「TCP/IP NetBIOS Helper」っていう名前のサービスを探します。
- 「状態」の列を見てください。もしここが「実行中」になっていなかったら(空欄とか)、これが原因かもしれません!
- このサービスをダブルクリックして、プロパティを開きます。
- 「スタートアップの種類」を「自動」に変更します。
- 「サービスの状態」の下にある「開始」ボタンをポチッと押して、サービスを開始させます。
- 「OK」を押してウィンドウを閉じます。
この操作で、ネットワーク上のコンピュータ名がちゃんと見つかるようになって、共有フォルダにアクセスできるようになる場合がありますよ!
第5章: 「アクセス許可がありません」エラーへの対処(資格情報とアクセス権)
ネットワークプロファイルもOK!SMBもNetBIOSもOK!
…なのに、「アクセス許可がありません」ってエラーで弾かれちゃう!
そんな時は、問題は「認証」と「認可」のフェーズにあります。
ちょっと難しい言葉が出てきましたね(笑)。かんたんに言うと、
🔑 認証 (Authentication): あなたが「誰」なのかを証明するプロセス(ユーザー名とパスワードのチェック)。
✅ 認可 (Authorization): 「あなた」が、そのフォルダに対して「何をしてもいいか」(読み取りだけ?書き込みもOK?)をチェックするプロセス。
「windows11 共有フォルダ アクセスできない」時、このどっちか、あるいは両方で失敗しちゃってるんです。
1. 相手側(サーバー)の「共有設定」の確認
まず、アクセスされる側(共有フォルダがあるPC)の設定が正しいかを確認しましょう。
Windowsの共有設定って、実は「2段階のチェック」があるんですよ!これがややこしいんです…!
A. 共有アクセス許可(フォルダの「共有」タブ)
これは、ネットワークっていう「入口」を通るための許可証です。
- 共有したいフォルダを右クリックして、「プロパティ」を選びます。
- 「共有」タブを開いて、「詳細な共有」をクリックします。
- 「このフォルダーを共有する」にチェックが入ってるか確認します。
- 「アクセス許可」ボタンをクリックします。
- ここで、アクセスを許可したいユーザー(例えば「Everyone」とか、特定のユーザー名)がいて、ちゃんと「フルコントロール」や「読み取り」の権限が設定されているか確認します。
B. NTFSアクセス許可(フォルダの「セキュリティ」タブ)
こっちが「本当の」許可証です。ネットワークからでも、そのPCを直接触った時でも適用されます。
- 同じくフォルダのプロパティから、今度は「セキュリティ」タブを開きます。
- 「グループ名またはユーザー名」の一覧に、アクセスを許可したいユーザーがちゃんと存在していますか?
- もし居なかったら、「編集」→「追加」でユーザーを追加してあげます。
- そのユーザーを選んで、下の「アクセス許可」の箱で、「フルコントロール」とか必要な権限にチェックが入ってるか確認します。
すっごく大事なポイントは、「共有」と「セキュリティ」の両方で許可されていないとダメってこと!
そして、もし両方で設定が違ったら、より制限が厳しい(弱い)方が優先されちゃいます。
(例:共有で「フルコントロールOK!」でも、セキュリティが「読み取りだけ!」なら、結果は「読み取りだけ」になっちゃうんです)
2. 自分側(クライアント)の「資格情報マネージャー」の確認
「相手側の設定は絶対合ってるはず!」なのにアクセスできない…。
そんな時は、あなた(アクセスしに行く側)のWindows 11が、間違った古いパスワードとかを記憶しちゃってる可能性があります!
この古い情報をキレイに消してあげることで、もう一度正しい認証を求められるようになって、アクセスが回復することがあるんですよ。
<古い情報の削除手順>
- スタートメニューで「資格情報」って検索して、「資格情報マネージャー」を開きます。
- 「Web 資格情報」と「Windows 資格情報」っていうタブがあります。迷わず「Windows 資格情報」をクリック!
- 一覧の中に、アクセスしたいPC名やNASのIPアドレス(例: \MY-PC とか \192.168.1.10)に関連する情報が登録されていませんか?
- もし見つけたら、それをクリックして詳細を開いて、「削除」をクリックしちゃいましょう。
- 削除が終わったら、念のためPCを再起動して、もう一度共有フォルダにアクセスしてみてください。
今度は「ユーザー名とパスワードを入力してください」っていう画面が出てくるはずです!
ここで、アクセス先のPCで許可されている、正しいユーザー名とパスワードを入力してくださいね。
ヒント: ユーザー名を入力する時、 AITE-PC-NAME\UserName (相手のPC名\ユーザー名)っていう形や、Microsoftアカウントなら MicrosoftAccount\your-email@example.com みたいな形で入力しないと通らないこともあるので、試してみてくださいね!
第6章: 「ネットワークに表示されない」場合の総チェックリスト
「パス(\PC-NAME\Share)を直接入力すればアクセスはできるんだけど、エクスプローラーの『ネットワーク』欄にPC名が表示されないんだよね…」
っていう、「windows11 ネットワーク 表示されない」問題に特化した対処法です。
これは、ネットワーク上で「おーい、誰かいますかー?」って探し回るための「サービス」が、寝ちゃってる(停止してる)ことが主な原因なんです。
必須サービスの確認と再起動
Windowsがネットワーク上の他のPCを見つけるためには、いくつかの「サービス(縁の下の力持ち)」が動いてないといけないんです。
<確認手順>
- services.msc を実行して、「サービス」ウィンドウを開きます(第4章を見てね)。
- 以下のサービスを探して、「状態」と「スタートアップの種類」がどうなってるか、よーく確認してください。
- Function Discovery Resource Publication → 状態: 実行中 / スタートアップの種類: 自動 であるべき!
- SSDP Discovery → 状態: 実行中 / スタートアップの種類: 自動 (または 手動) であるべき!
- UPnP Device Host → 状態: 実行中 / スタートアップの種類: 自動 (または 手動) であるべき!
もし、この状態になってなかったら(「停止」とか「無効」とか)、そのサービスをダブルクリックしてプロパティを開きます。
そして、「スタートアップの種類」を「自動」にして、「開始」ボタンをポチッ!
「適用」→「OK」の順にクリックします。
特に、一番上の「Function Discovery Resource Publication」は、ネットワーク探索機能の「かなめ」です!
これが止まってると、ネットワークにPCが表示されなくなっちゃいますよ。
ファイアウォールの設定確認
ネットワーク探索やファイル共有は、Windows Defender ファイアウォールっていう「門番」によっても守られています。
プロファイルが「プライベート」なら、普通は自動で許可されるはずなんですけど、何かの理由でブロックされちゃってる可能性もゼロじゃありません。
<確認手順>
- スタートメニューで「ファイアウォール」って検索して、「セキュリティが強化された Windows Defender ファイアウォール」を開きます。
- 左側にある「受信の規則」をクリックします。
- 「ファイルとプリンターの共有」関連の規則(例: 「ファイルとプリンターの共有 (SMB 受信)」)を探します。
- 「プロファイル」が「プライベート」になっている規則が、「有効」の列で緑色のチェックマーク(許可)になってるか確認します。
- 同じように、「ネットワーク探索」関連の規則も「プライベート」で許可されてるか確認します。
もし、ここがブロック(赤丸に斜線)や無効(灰色のチェック)になってたら、その規則を右クリックして「規則を有効にする」を選んでくださいね。
⚠️超・重要ポイント⚠️
もし、あなたがAvast, Norton, ESET, カスペルスキー, ウイルスバスターみたいな、市販のセキュリティソフトを入れているなら話は別です!
これらのソフトは、Windows標準の門番(ファイアウォール)より優先されちゃうんです。
その場合は、Windows Defenderの設定じゃなくて、あなたが使ってるセキュリティソフトの管理画面を開いて、「ファイアウォール設定」とか「ネットワーク保護」みたいな項目で、ローカルネットワーク(192.168.x.x とか)からの通信や、「ファイルとプリンターの共有」を「許可」する設定をしなきゃいけません。
これが原因で「windows11 共有フォルダ アクセスできない」ってなってるケース、本当に本当に多いんですよ…!
ワークグループ(Workgroup)名の確認
古いWindowsのネットワークでは、みんなが同じ「ワークグループ(チーム名)」に属してないと、一覧に表示されなかったりしたんです。
最近はあんまり関係なくなってきましたけど、念のため確認しておくと安心ですね。
<確認手順>
- スタートメニューで「システム」って検索して、「システム情報」を開きます。
- 「ワークグループ」っていう項目を探します。(「設定」→「システム」→「バージョン情報」→「ドメインまたはワークグループ」でも見れます)
- ネットワークにいる全部のPCで、このワークグループ名が同じ名前(例: みんな「WORKGROUP」)になってるか確認します。
- もし違うPCがあったら、「設定の変更」から同じ名前に統一して、PCを再起動してみてください。
第7章: 「ネットワークドライブに接続できない」場合の対処法
「windows11 ネットワークドライブ 接続できない」っていう問題は、エクスプローラーで普通にアクセスする時とは、またちょっと違う原因が絡んでくることがあるんです。
ネットワークドライブの割り当てって、PCを起動した時とかに「ずーっと接続し続ける」ことを試みるので、認証情報や名前解決の問題が、もっとシビアに出やすいんですね。
対処法1: IPアドレス直打ちで割り当てる
コンピュータ名(例: \MY-SERVER)でネットワークドライブを割り当てようとして失敗するなら、名前解決(コンピュータ名をIPアドレスに変換する処理)が、うまくいってないのかもしれません。
<対処手順>
- ネットワークドライブの割り当て画面(エクスプローラーの「PC」を右クリック→「ネットワーク ドライブの割り当て」)を開きます。
- 「フォルダー」の欄に、コンピュータ名じゃなくて、IPアドレスを使ってパスを入力してみます。
- 例: \MY-SERVER\Data じゃなくて \192.168.1.50\Data みたいに入力します。
- 「完了」をクリックします。
もし、これで接続できちゃったら、ビンゴ!原因は「名前解決」にあったって特定できますね。
対処法2: レジストリ編集(上級者向け:ゲストログオンの許可)
⚠️警告:上級者向けです!⚠️
レジストリの編集は、PCのシステムに深刻なダメージを与えちゃう可能性があります。必ず自己責任で、バックアップ(エクスポート)を取ってから実行してくださいね!
一部の古いNASとか、認証機能がないカンタンな共有設定(ゲストアクセス)に頼ってる機器に対して、Windows 11は「危ないからダメ!」って接続を拒否することがあるんです。
具体的には、「セキュリティで保護されていないゲスト ログオン」っていうのが、最初から無効になってるんですね。
「windows11 ネットワークドライブ 接続できない」のが、もしこういう古い機器が相手なら、以下のレジストリ変更で接続できるようになることがあります。
<レジストリ変更手順>
- スタートボタンを右クリック→「ファイル名を指定して実行」で regedit と入力し、レジストリ エディターを開きます。
- 左側のツリーで、以下のパスまでずーっと深く潜っていきます。HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\LanmanWorkstation\Parameters
- 右側の何もないところを右クリックして、「新規」→「DWORD (32 ビット) 値」を選びます。
- 値の名前を AllowInsecureGuestAuth にします。(コピペが確実!)
- 今作った AllowInsecureGuestAuth をダブルクリックして、「値のデータ」を 1 に変更して「OK」を押します。
- PCを再起動します。
これで、パスワードなしのゲストアクセスが許可されるようになりますが、セキュリティレベルは下がっちゃうので、信頼できるネットワークの中だけで実行してくださいね!
第8章: Windows 11特有のトラブルと高度な解決策
これまでの基本的な対処法をぜんぶ試しても解決しない…。
そんな時は、Windows 11の内部設定や、もっと高度なネットワーク設定が影響してる可能性があります。
1. IPv6の影響
今、ネットワークの世界は、古いIPv4から新しい「IPv6」っていう住所の仕組みに、ゆっくり移行してるんです。
Windows 11は、この新しいIPv6を優先して使おうとするんですけど、ルーターとか周りの機器がIPv6にちゃんと対応してないと、かえって通信が不安定になって、「windows11 ネットワーク 表示されない」みたいな問題を引き起こすことがあるんです。
問題の切り分けとして、一度このIPv6を「一時的に無効」にしてみる価値があります。
<IPv6無効化の手順>
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「ネットワークの詳細設定」を開きます。
- 「ネットワーク アダプター オプションの詳細」をクリックします。(懐かしいコントロール パネルの画面が開きます)
- あなたが使ってるネットワーク接続(例: 「イーサネット」)を右クリックして、「プロパティ」を開きます。
- 一覧の中にある「インターネット プロトコル バージョン 6 (TCP/IPv6)」のチェックを外します。
- 「OK」をクリックして、PCを再起動します。
もしこれでアクセスが改善したら、ネットワーク内のIPv6関連の設定に何か問題があったって推測できますね。
2. コマンドプロンプトやPowerShellを使った診断とリセット
画面ポチポチでの設定変更がうまくいかない時は、コマンド(呪文)を使った診断やリセットが効くことがあります!
A. SMB接続の確認 (PowerShell)
管理者権限のPowerShellで Get-SmbConnection って入力すると、今まさに繋がってるSMB接続の一覧(相手のIPとかSMBバージョンとか)が見れますよ。
B. ネットワーク接続のテスト (PowerShell)
Test-NetConnection 192.168.1.50 -Port 445 (相手のIPアドレスを入れてね)
このコマンドは、相手のPCの、ファイル共有に必要な「ドア(TCP 445番ポート)」が開いてるかテストします。「 TcpTestSucceeded : True 」って出たら、ドアは開いてます!「 False 」なら、相手のファイアウォールでブロックされてますね。
C. ネットワーク設定のリセット (Windows 11の機能)
これがもう、最終手段です。Windows 11のネットワーク設定を、ぜーんぶ工場出荷時の状態に戻しちゃう「ネットワークのリセット」です。
⚠️実行には覚悟を!⚠️
これをやると、今まで保存してたWi-Fiのパスワードとか、VPN接続の設定とかが、全部キレイさっぱり消えちゃいます!もう一度設定し直す必要があるので、覚悟して実行してくださいね!
<リセットの手順>
- 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「ネットワークの詳細設定」を開きます。
- 「ネットワークのリセット」をクリックします。
- 「今すぐリセット」ボタンを押して、確認画面で「はい」を選びます。
- PCが自動的に再起動します。
再起動したら、ネットワークプロファイルが「パブリック」に戻っちゃってる可能性がすっごく高いので、絶対に第2章の手順で「プライベート」に設定し直すのを忘れないでくださいね!
3. Microsoft アカウント vs ローカル アカウント
Windows 11でのファイル共有って、サインインに使ってるアカウントの種類によっても、動きが変わることがあるんです。
Microsoft アカウント: your-email@example.com みたいなメールアドレスでサインインしてる場合。
ローカル アカウント: User みたいな、そのPCだけのユーザー名でサインインしてる場合。
共有フォルダにアクセスする時、相手がMicrosoftアカウントで、こっちがローカルアカウントだったり、その逆だったりすると、認証情報の入力( PC-NAME\UserName とか MicrosoftAccount\Email とか)が複雑になって、失敗しやすくなっちゃうんです。
もしできるなら、ネットワーク内の全部のPCで、アカウントの種類(ローカルかMicrosoftか)や、ユーザー名・パスワードの管理方法を統一しちゃうと、トラブルはびっくりするくらい減りますよ。
第9章: 安定したファイル共有のために(NASの導入)
ここまで、「windows11 共有フォルダ アクセスできない」問題の、たくさんのトラブルシューティングを紹介してきました。
でも、正直に言うと、これらの設定ってすっごく複雑で、Windows Updateのたびにまた設定が変わって、アクセスできなくなる…みたいなイタチごっこに陥ることも、少なくないんですよね…(涙)。
特にお仕事で使う場合や、家族みんなのデータを一元管理したい時に、PC(Windows 11)をファイルサーバー代わりにする(PC 対 PCの共有)のは、管理の手間を考えると、あんまりオススメできないんです。
もし、あなたが「windows11 ファイル共有」の不安定さや設定のめんどくささに、もううんざりしてるなら…。
「NAS (Network Attached Storage)」の導入を、心の底から強くオススメします!
NASっていうのは、「ネットワーク接続型ハードディスク」とも呼ばれていて、ファイル共有のためだけに作られた、専用の小型サーバーみたいなものなんです。
なぜNASが解決策になるのか?
✨ 安定性と専門性: NASはファイル共有のプロです! Windows Updateの影響を受けにくいし、Mac用の共有ルール(AFP)とかにも対応してる機種が多くて、OSが違うPC同士の共有もすっごくスムーズなんです。
✨ 設定がカンタン: 専門知識がなくても、Webブラウザの管理画面から、「この人にはこのフォルダをOK」みたいに、直感的に設定できちゃいます。
✨ 低消費電力と常時稼働: PCをサーバー代わりにすると24時間つけっぱなしにしなきゃですが、NASは電気代も安く、ずーっと動いてるように設計されています。
✨ データ保護 (RAID): NAS(特にHDDが2台以上入るモデル)は、RAID(レイド)っていう技術でデータを二重化できるんです。これなら、もし1台のHDDが壊れちゃっても、データが消えずに守られます!
✨ 付加機能: 外出先からアクセスできたり、自動でバックアップを取ってくれたり、ファイル共有以外の便利な機能もいっぱいなんですよ。
Synology(シノロジー)さんとか、QNAP(キューナップ)さんとか、Buffalo(バッファロー)さんとか、信頼できるメーカーから色々なモデルが出ています。
「windows11 共有フォルダ アクセスできない」っていう目の前のトラブルを解決するのも大事ですけど、根本的に「安定したファイル共有環境」を作るために、NASの導入は一番かしこい投資の一つだと、私は思いますよ!
まとめ
Windows 11で共有フォルダにアクセスできない…っていう問題は、本当に心臓に悪いですよね…。
多くの場合、Windows 11で強化されたセキュリティ設定が原因で、色々な要因が複雑に絡み合っています。
でも、トラブルシューティングの基本に立ち返って、一つずつ原因を切り分けていけば、必ず解決の糸口は見つかるはずです!
最後にもう一度、確認すべきチェックリストをまとめておきますね。
✅ 基本確認: LANケーブル、Wi-Fi接続、ルーターの再起動。 ipconfig と ping で疎通確認!
✅ 【最優先】ネットワークプロファイル: 「設定」→「ネットワークとインターネット」で、プロファイルが「パブリック」になってない? 絶対に「プライベート」に変更!
✅ 【定番】SMB 1.0: 「Windows の機能の有効化」で「SMB 1.0」が無効になってない? 古いNASに繋ぐなら、一時的に有効化を試す。
✅ サービス: services.msc で「TCP/IP NetBIOS Helper」や「Function Discovery Resource Publication」が止まってないか確認!
✅ 資格情報: 「資格情報マネージャー」に古いパスワードが残ってない? 該当する資格情報を削除!
✅ アクセス権: 相手のPCの「共有」タブと「セキュリティ」タブ、両方で許可されてるか確認!
✅ ファイアウォール: 市販のセキュリティソフトがファイル共有をブロックしてないか確認!
✅ 最終手段: 「ネットワークのリセット」を実行(Wi-Fiパスワード消えるので注意!)。
これらの手順を踏んでも解決が難しかったり、しょっちゅうトラブルが再発しちゃったりする場合は、PC間でのファイル共有の限界だと考えて、管理がしやすくて安定性バツグンの「NAS」の導入を検討することを、強くオススメします!


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