Windows 11でSafariブラウザを使う方法。ダウンロードとインストール手順（非推奨）

「iPhoneでいつも見ているあのサイト、WindowsのPCでも全く同じように見たいのに！」

「会社のPCがWindows指定なんだけど、MacのSafariに慣れすぎてて、EdgeやChromeだと違和感がすごい…」

 

毎日使うブラウザだからこそ、その「ほんの少しの違い」が積み重なって、大きなストレスになっていませんか？
フォントの滲み方、スクロールの慣性、タブの挙動…。

「あーもう！なんでWindowsにはSafariが入ってないの！？」
って、PCの前で頭を抱えたくなる気持ち、痛いほどわかります！😭

iPhoneやiPadであんなに直感的で、デザインも美しくて、ヌルヌル動くSafari。
あの体験をWindows 11でもそのまま再現できたら、仕事もプライベートももっと快適になるはずですよね。

 

そう思って、意気揚々とGoogle検索に「safari windows11 download」や「サファリ ウィンドウズ インストール」なんて打ち込んで、
いろんなダウンロードサイトを巡っては「あれ？ダウンロードボタンどこ？」「これ、偽物？」って迷子になって、
藁にもすがる思いでこのページにたどり着いてくれたんじゃないでしょうか。

「もしかして、私の探し方が悪いの？」
「Appleの公式サイトの、どこか奥深くに隠されてるんじゃない？」

そんなふうに、ご自身を責めないでください！💦
あなたが悪いわけでも、PCの知識が足りないわけでもありません。

 

 

 

単なるインストール手順だけでなく、「なぜSafariはWindowsから消えたのか」という歴史ミステリーから、「使うとどうなるのか」というセキュリティ実験のような話まで。

この記事を読み終わる頃には、あなたのWindows 11は、きっとMacユーザーも羨むような「最強の連携環境」に生まれ変わっているはずです！✨
さあ、私と一緒に、WindowsとSafariの深い沼へ、足を踏み入れてみましょう🕵️‍♀️

 

第1章：【残酷な真実】Windows版Safariの現状…実は「化石」だった！？

まず最初に、ちょっとショッキングで、でも絶対に知っておいてほしい事実をお伝えしなきゃいけません。

今、インターネットの片隅でひっそりと配布されている「Windows版Safari」…。
これ、実は私たちが今iPhone 15や最新のMacBookで使っているピカピカのSafariとは、似ても似つかない「生きた化石」のような存在なんです🦕

「化石って、大袈裟でしょ？」って思いますよね？
でも、ITの世界における時間の流れは残酷なんです。
状況を正しく理解するために、時計の針を少し、いや、かなり戻してみましょう。

最終アップデートは「2012年」…iPhone 4Sの時代！

Appleが公式にWindows向けSafari（最終バージョン 5.1.7）の更新をプッツリと止めたのは、なんと2012年5月のこと。

2012年って、どんな時代だったかパッと思い出せますか？
ちょっと振り返ってみましょう。

• 📱 スマホ： iPhone 5すら出ていない、「iPhone 4S」が最新機種の時代。画面も小さかったですよね。
• 💻 OS： Windowsは「Windows 7」が全盛期。Windows 8や10、ましてや11なんて影も形もありません。
• 🌐 SNS： Instagramはまだ日本で流行る前。LINEがようやく普及し始めた頃です。
• 📺 動画： YouTubeの画質も荒く、TikTokなんて存在もしませんでした。

IT業界での10年以上という月日は、現実世界での100年くらいの進化に相当します。
技術の進歩は日進月歩どころか、秒進分歩。

つまり、2024年や2025年の今、Windows版Safariを使うということは、
F1カーがビュンビュン走る最新の高速道路に、「博物館から盗んできた木造の馬車」で乗り入れるようなものなんです😱

周りの車（ChromeやEdge）は時速100km以上で快適に走っているのに、自分だけはガタガタと揺れ、タイヤ（セキュリティ）は外れかけ、エンジン（表示機能）もない…。
これがいかに無謀なことか、なんとなくイメージできましたか？

AppleはなぜWindows版Safariを見捨てたのか？

「そんなにいいブラウザなら、Windows版も作り続ければよかったのに！」
そう思いますよね。私もそう思います。

AppleがWindows版の開発を打ち切った理由は公式には語られていませんが、業界ではいくつかの「大人の事情」が囁かれています。

1. 戦略的な「囲い込み（エコシステム）」の強化
Appleのビジネスモデルは、「ハードウェア（iPhoneやMac）を売ること」です。
もし、WindowsでもSafariが完璧に動いて、iCloudの連携もサクサクできてしまったら…？
「別に高いMacを買わなくても、安いWindowsパソコンでいいじゃん！」ってなっちゃいますよね。
「最高のWeb体験をしたければ、Macを買いなさい」
Appleは無言のうちに、そうメッセージを送っているのかもしれません。

2. Windows上でのシェア争いへの敗北
当時、Windowsの世界では「Internet Explorer（IE）」が圧倒的なシェアを持っていました。
そこにGoogleが爆速の「Chrome」を投入し、シェアを奪い合っていた時代。
AppleのSafariは、フォントの描画は美しかったものの、Windows上での動作が少し重かったり、独特すぎたりして、一般ユーザーにはあまり受け入れられなかったんです。
「これ以上開発費をかけても、WindowsユーザーはChromeを使うだろう」という判断があったのかもしれません。

結果として、Windows版Safariは歴史の中に置き去りにされ、誰もメンテナンスしないまま、インターネットの深層を漂う「幽霊船」となってしまいました👻

第2章：【自己責任エリア】それでもインストールしたい！禁断の手順ガイド

「化石でもいい！馬車でもいい！幽霊船でもいい！」
「一度でいいから、Windows 11の画面で、あの羅針盤のアイコンをクリックしたいんだ！」

…その熱意、嫌いじゃありません（笑）。
むしろ、PC好きとしては、その「ダメと言われるとやりたくなる」好奇心、すごく共感します👍

プロとしては全力で止めたいところですが、その好奇心こそがPCスキルを上げる原動力ですからね。
ここからは、完全に自己責任（PCが壊れても、ウイルスにかかっても泣かない約束！）で、Windows 11にSafariを召喚する手順を、図解レベルで丁寧に解説します。

 

手順1：インストーラー（宝の地図）を探し出す

Apple公式サイトからは、すでにダウンロードボタンは完全に消滅しています。
「Safari ダウンロード」で検索して出てくるAppleのページに行っても、Mac用の最新版しかありません。

なので、インターネットの奥底にある「アーカイブサイト（過去のソフト保管庫）」から発掘する必要があります。
これが最初の、そして最大の難関です。

1. Googleで「Safari 5.1.7 for Windows download」と検索します。
2. 検索結果に出てくる「Uptodown」や「FileHippo」、「TechSpot」などのソフトウェア配布サイトにアクセスします。
3. （※ここが一番危険！「DOWNLOAD」と書かれた偽の広告ボタンがたくさんあります。間違って押すとアドウェアが入ります。慎重に、本物のダウンロードリンクを見極めてください…！）
4. ファイル名が「SafariSetup.exe」となっているものをダウンロードします。サイズは30MB〜40MBくらいです。

ここが最初の運命の分かれ道です。
怪しいサイトだと、インストーラーそのものにウイルスが改造して仕込まれていることも…。
ダウンロードしたファイルは、念のためウイルス対策ソフトでスキャンしておくのが賢明です。

手順2：Windows 11に「昔のフリ」をさせる（互換モード）

無事に「SafariSetup.exe」をゲットできましたか？
でも、そのままダブルクリックするのはちょっと待って！

このソフトは2012生まれ。Windows 11なんていう未来のOSのことは知りません。
「えっ、ここ未来すぎる！怖い！動けない！」となって、起動しないことがあるので、OS側で優しく設定してあげましょう。

1. ダウンロードした「SafariSetup.exe」を右クリックして、「プロパティ」を選びます。
2. 上の方にある「互換性」というタブをクリックします。
3. 「互換モード」という枠の中にある、「互換モードでこのプログラムを実行する」にチェックを入れます。
4. その下のプルダウンメニューから「Windows 7」を選んでください。（Windows XP SP3でも動くことがありますが、7が一番安定します）
5. 最後に「適用」を押して、「OK」をクリック！

これでインストーラーは「あ、ここはWindows 7なんだ。懐かしい！なら安心！」と騙されてくれます（笑）。

手順3：いざ、インストール！懐かしの画面へ

準備が整ったら、いよいよ「SafariSetup.exe」をダブルクリックして起動します。
画面が暗転して「許可しますか？」と出たら「はい」を押してください。

1. 懐かしのAppleスタイルの、シルバー基調の画面が出たら「次へ」。
2. 使用許諾契約書が出てきます。「同意する」を選んで「次へ」。
3. 【重要】インストールオプションの画面が出ます。ここでは注意が必要です！
   • 「デスクトップにショートカットを作成」：これはチェックを入れてOK。
   • 「Bonjour for Windowsをインストール」：チェックを外す！（プリンタ共有などの機能ですが、今のWindowsに入れると不具合の元です）
   • 「Safariを自動的に更新する」：チェックを外す！（更新サーバーはもう存在しないので、エラーの原因になります）
4. 設定できたら、「インストール」をクリック！

バーがぐんぐん進んでいきます。
数分後、「インストールが完了しました」と表示されたら成功です！
デスクトップを見てください。そこには、見慣れた、でもちょっと懐かしいデザインの「羅針盤」のアイコンがあるはずです✨

これで、あなたのWindows 11にSafariが降臨しました。
ミッションコンプリート…と言いたいところですが、本当の地獄はここから始まります。

第3章：ちょっと待って！これを使うのが「自殺行為」な4つの理由

「やったー！起動した！Safariだ！」
「文字の感じとか、やっぱりAppleっぽくて綺麗！」

…と、感動するのは最初の5分だけにしておきましょう。
実際に起動して、いつものサイト（Yahoo!やGoogle、YouTube、自分のブログなど）を開いてみてください。

きっと、あなたの期待はガラガラと音を立てて崩れ去るはずです😭
プロの視点から、このSafariを使うのがどれほど「技術的にヤバイ」のか、4つのポイントで解説します。
これを知ったら、もう二度と起動したくなくなるかも…。

【リスク1】セキュリティが「玄関全開」状態

ブラウザというのは、泥棒（ウイルス）だらけのインターネットと、あなたの家（PC）を繋ぐ「玄関」です。

今のChromeやEdge、Firefoxといった最新ブラウザは、最強の電子ロックと、24時間体制の警備員（セキュリティパッチ）が配置されています。
新しい手口の泥棒が現れても、数日、早ければ数時間で対策されます。

しかし、このWindows版Safariは「2012年から鍵交換をしていない、ドアもない廃墟」のような状態です。

2012年以降に見つかった「脆弱性（セキュリティの穴）」が、何百個、何千個と放置されたまま。
悪意のあるコードが埋め込まれたサイトを「ただ開いただけ」で、PC内の写真やパスワードが盗まれたり、ランサムウェア（身代金ウイルス）に感染したりするリスクがあります。
これを日常使いするのは、「全財産を持って、目隠しをしてスラム街を歩く」のと同じくらい危険なんです。

【リスク2】「鍵マーク」のサイトが見れない（SSL/TLSエラー）

ネットバンキングやAmazon、Googleへのログインなど、パスワードを入れるサイトには必ず「鍵マーク（https）」がついていますよね。
これは通信を暗号化して守っている証拠です。

実は、この「暗号化のルール（プロトコル）」も、10年の間に大きく変わってしまいました。
現在は「TLS 1.2」や「TLS 1.3」という新ルールが標準になっています。

しかし、古いSafariはこの新ルールを知りません。「SSL 3.0」や「TLS 1.0」といった、もう廃止された古い言葉しか話せないんです。

その結果どうなるか？
GoogleやYahoo!を開こうとしても、「安全な接続ができません」「サーバーとの通信に失敗しました」といって、門前払いされます。
つまり、「ネットサーフィンすらまともにできない」んです。

【リスク3】画面がグチャグチャ（表示崩れ）

現代のWebサイトは、最新の技術（CSS3のFlexboxやGrid、HTML5、最新のJavaScript）を使って、スマホでもPCでも綺麗に見えるように作られています。

でも、化石Safari（古いWebKitエンジン）には、それが理解できません。

• 画像が表示されず、「？」マークになる
• レイアウトが崩れて、メニューと本文が重なる
• おしゃれなアニメーションが動かない
• YouTubeの動画再生ボタンを押しても反応しない

まるで、現代美術館のアートを、白黒のコピー機で印刷したような、無惨な姿が表示されるでしょう…。

 

【リスク4】日本語入力がバグる・落ちる

これが私たち日本人には一番致命的です。
検索バーや入力フォームに日本語を打とうとすると、Windows 11のIME（日本語入力ソフト）との相性が最悪なんです。

• 「sさsafari」のように、文字が勝手に重複する
• 変換候補の窓が、画面のあさっての方向に出る
• 変換キーを押した瞬間に、ブラウザがフリーズして落ちる

「検索したいのに文字が打てないブラウザ」。
これ、ただのデスクトップの飾りですよね…。

第4章：【これが正解】「Safari感」を安全に楽しむための神設定

「じゃあ、WindowsでSafariの夢を見るのは諦めろってこと？」
「iPhoneとの連携も、綺麗なデザインも、全部我慢しなきゃいけないの？」

いいえ、違います！
諦める必要はありません。「アプローチを変える」だけでいいんです。

あなたがSafariに本当に求めていたものって、実は「Safariという名前の古いソフト」ではなく、
「iPhoneとPCがシームレスに繋がる便利さ」や、「Apple製品のような洗練された体験」じゃありませんか？

それなら、現代の最強ツールを使って、安全かつ完璧に再現しちゃいましょう！🚀
ここからは、プロが実践している「WindowsをMac化する（機能面で）」テクニックを伝授します。

【解決策1】「iCloud for Windows」で中身を同期させる

これが最強の解決策です。
Appleが公式に出している「iCloud for Windows」という神アプリをご存知ですか？

これを入れるだけで、ブラウザの「側（ガワ）」はChromeやEdgeという最新エンジンを使いつつ、中身（データ）はiPhoneと完璧に同期できるんです！

▼導入手順

1. Windowsの「Microsoft Store」アプリを開きます。
2. 検索窓に「iCloud」と入れて、アプリをインストールします。
3. Apple IDでログインします。
4. 設定画面で、同期したい項目にチェックを入れます。

▼これで何ができるようになる？

同期項目	メリットと魔法のような体験
ブックマーク	「iCloudブックマーク」拡張機能を入れることで、iPhoneのSafariで登録したお気に入りが、PCのChrome/Edgeにも自動で入ります。逆もまた然り！
パスワード	これが一番便利！iPhoneで保存した「iCloudキーチェーン」のパスワードを、Windows上のブラウザで呼び出せます。もうパスワードを打ち直す必要はありません。
iCloud写真	iPhoneで撮った写真が、数秒後にはPCの「フォト」アプリやエクスプローラーに現れます。ケーブル接続なんて時代遅れです。

これこそ、私たちが求めていた「連携」の答えです。
古いSafariを無理して使うより、100倍快適で、何より安全です。

【解決策2】Microsoft Edgeを「Safari風」に改造する

「でも、機能だけじゃなくて、デザインが好きなんだけど…」
「Chromeのゴチャゴチャした感じが苦手…」

そんなあなたには、Windows標準のMicrosoft Edgeが意外なほどおすすめです。

「えー、Edge？あの青いアイコンの？」って食わず嫌いしてませんか？
実は今のEdge、中身はChromeと同じ高性能エンジンなんですが、デザインの洗練度はMac版Safariにかなり近づいているんです。

▼Safariに近づける設定テクニック

• 垂直タブバーを使う：画面の左端にタブを縦に並べることができます。これがMacのサイドバーっぽくて超スタイリッシュ！画面も広く使えます。
• 外観をシンプルに：設定で「ツールバーのカスタマイズ」を開き、使わないボタン（コレクションやお気に入りなど）を全部非表示にすると、Safariのようなミニマルな見た目になります。
• タイトルバーを隠す：垂直タブ使用時にタイトルバーを隠す設定にすると、アプリのような没入感が生まれます。

ぜひ一度、騙されたと思ってEdgeの設定をいじり倒してみてください。
「あれ？これでいいじゃん…いや、これがいい！」ってなるはずですよ✨

【開発者の方へ】iPhoneでの表示確認がしたいなら…？

もしかして、この記事を読んでいるあなたは、Webデザイナーさんやエンジニアさんですか？
「クライアントに『iPhoneで崩れてるよ』って言われたけど、手元に実機がない」
「作ったサイトがiPhoneでどう見えるかチェックしたい」

という理由で、Windows版Safariを探していたなら…。

プロとして、現場で実際に使われている「正しい解決策」を紹介します。

• BrowserStack（ブラウザスタック）：これが最強です。月額制ですが、クラウド上にある「本物のiPhone実機」や「本物のMac上のSafari」を、ブラウザ経由でリモート操作できます。正確性は100%です。
• Chromeのデベロッパーツール：「F12」キーを押して、左上のスマホアイコンをクリック。ここで「iPhone 14 Pro」などを選べば、簡易的なレイアウト確認なら十分できます。まずはこれでOK。
• Macをレンタルする：どうしても実機が必要なら、リモートでMacを貸してくれるサービスを使うのも手です。

変な遠回りをせず、正しいツールを使うのが、バグを減らして定時で帰るための近道ですよ！😉

まとめ：Safariへの憧れは「賢い連携」で満たそう！

長文にお付き合いいただき、本当にお疲れ様でした！
ものすごいボリュームになってしまいましたが、「WindowsでSafariを使いたい！」というあなたの熱い想い、解決の糸口は見つかりましたか？

最後に、今回の「Safari探しの旅」の結論を、もう一度しっかりとおさらいしておきましょう。

「できないこと」を無理やりやろうとして、セキュリティのリスクを負ったり、使いにくいブラウザでストレスを溜めたりするのは、もう終わりにしましょう。

現代には、「できること」を最大限に活用して、スマートにPCを使いこなすツールが揃っています。
Apple製品の良さと、Windowsの良さ。その両方をいいとこ取りして、快適な環境を作る。
それが、2025年を生きるWindows 11ユーザーの、一番賢くてクールなスタイルです✨

さあ、この記事を閉じたら、まずは「iCloud for Windows」のダウンロードから始めてみてください。
そして、iPhoneとPCの壁が消える感動を味わってください。

あなたのPCライフが、もっと便利で、もっと安全で、そしてワクワクするものになりますように…🙏✨
応援しています！💪