Windows 11「ペイント」で文字入れ(テキスト)を行う方法。縦書きはできる?

Windows 11「ペイント」で文字入れ(テキスト)を行う方法。縦書きはできる? パソコン

Windows 11に標準搭載されている「ペイント」は、簡単な画像の切り抜きや図形の描画、そして文字入れ(テキスト入力)に使われる便利なツールですよね。

 

OSのアップデートに伴いペイントも進化しており、Windows 11のペイントでは基本的な文字入れ機能が備わっています。

 

でも、年賀状や案内状、町内会のお知らせなんかで「縦書き」の文字を入れたい!って思った時、「あれ…?ペイントで縦書きってどうやるの?」って疑問に思って、このページにたどり着いてくれたんじゃないでしょうか?

 

結論から言っちゃうと、残念ながらWindows 11の「ペイント」アプリには、テキストを直接「縦書き」にするための専用ボタンや設定は、用意されていないんです…😫

 

でも、大丈夫です!

ある「特定のフォントを選ぶ」っていう、すっごく簡単な裏ワザ(テクニック)を使うことで、ペイント上でも文字を縦書きで表示させることは可能なんですよ!

 

この記事では、Windows 11のペイントを使った基本的な文字入れの方法から、あなたの知りたい「縦書き」を実現する具体的な手順、そしてペイントの文字入れに関する「イライラポイント」まで、詳しく解説していきますね!✨

 

 

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目次(気になるところをクリック)
  1. Windows 11「ペイント」での基本的な文字入れ(テキスト)方法
    1. ステップ1:ペイントの起動と画像の準備
    2. ステップ2:「テキスト」ツール(Aアイコン)の選択
    3. ステップ3:文字を入力する範囲の指定
    4. ステップ4:テキストの書式設定(フォント、サイズ、色)
    5. ステップ5:文字の背景(不透明・透明)の設定
    6. ステップ6:入力後の文字の移動と確定
  2. 【結論】Windows 11「ペイント」で「縦書き」はできる?
    1. 標準機能に「縦書きボタン」は存在しない
    2. なぜペイントは縦書きに標準対応していないのか?
  3. ペイントで縦書きを実現する2つの「裏ワザ」
    1. 方法1:「@」付きフォントを選ぶ(最も簡単な方法)
    2. 方法2:一文字ずつ改行して入力する(確実だが手間がかかる方法)
  4. ペイントの文字入れに関する「よくある質問」
    1. 表1:ペイント文字入れ(テキスト)機能一覧
    2. Q1. 入力した文字を後から編集(修正)できますか?
    3. Q2. 文字に「ふちどり」をつけることはできますか?
    4. Q3. もっと高度な文字入れ(縦中横、カーブなど)をしたい場合は?
  5. 縦書き文字入れにこだわりたい場合の代替案
    1. Windows標準の「ペイント 3D」を利用する
    2. WordやPowerPointで作成し、画像として貼り付ける
    3. 無料の画像編集ソフトを利用する
    4. 表2:ペイントと他ソフトの文字入れ機能比較
  6. まとめ:Windows 11 ペイントの文字入れと縦書き

Windows 11「ペイント」での基本的な文字入れ(テキスト)方法

 

まずは、ペイントで文字入れを行う基本的な手順(横書き)を、サクッとおさらいしちゃいましょう。

 

Windows 11のペイントは、昔のバージョンと比べて見た目がちょっとオシャレになりましたけど、基本的な操作感は変わってないので安心してくださいね。

 

ステップ1:ペイントの起動と画像の準備

はじめに、文字入れをしたい画像ファイルを用意します。

 

画像を右クリックして、「プログラムから開く」 > 「ペイント」を選択して開くか、先にペイントを起動(スタートメニューで「ペイント」と検索)してから、「ファイル」 > 「開く」で画像を選択します。

 

新しくまっさらな画像を作成する場合は、「ファイル」 > 「新規」を選びます。

 

ステップ2:「テキスト」ツール(Aアイコン)の選択

ペイント上部のツールバーに、アルファベットの「A」が書かれたアイコンがありますよね。

 

これが「テキスト」ツールです。

 

この「A」アイコンをクリックして、選択状態にしてください。

 

ステップ3:文字を入力する範囲の指定

テキストツールが選択された状態で、画像上の文字を入れたい場所をマウスでドラッグ(左クリックを押したまま移動)します。

 

すると、点線で囲まれた「テキストボックス」が表示されます。

 

この点線の枠内が、文字が入力される領域になりますよ。

 

ステップ4:テキストの書式設定(フォント、サイズ、色)

テキストボックスが表示されると、ツールバーの下に「テキスト」専用の編集メニュー(フォントツール)がひょっこり出てきます。

 

ここで、以下の設定を変更できます。

 

  • フォント(書体): ドロップダウンリストから、好きなフォント(MS ゴシック、メイリオ、游ゴシックなど)を選べます。
  • フォントサイズ: 数字が書かれたボックスで、文字の大きさを調整します。
  • 太字(B)、斜体(I)、下線(U)、取り消し線(abc): 文字の装飾を選べます。
  • 色: 「カラー1」(前景職)が文字の色になります。カラーパレットから好きな色を選択してください。

 

ステップ5:文字の背景(不透明・透明)の設定

フォントツールの左側には「背景」という設定項目があります。

 

ここ、意外と大事なポイントです!

 

  • 不透明(デフォルト): テキストボックスの背景が「カラー2」(背景色)で塗りつぶされちゃいます。文字を目立たせたい時には便利かも。
  • 透明: テキストボックスの背景が透明になって、画像の上に文字だけが乗った状態になります。こちらが一般的に使われることが多い設定ですね。

 

windows11 ペイント 文字入れ」を行う際は、多くの場合「透明」モードを選択するとイメージ通りになると思いますよ👍

 

ステップ6:入力後の文字の移動と確定

テキストボックスに文字を入力した後でも、ボックスの枠線(点線)の上にマウスポインタを合わせると、十字の矢印カーソルに変わります。

 

その状態でドラッグすると、テキストボックスごと文字を好きな位置に移動できます。

 

位置が決まったら、テキストボックス以外の場所(画像のどこか)を一度クリックします。すると、文字入力が「確定」されます。

 

この「確定」操作が、ペイントの文字入れで一番イライラする、最も重要な注意点なんです!(詳しくは後で解説しますね…😥)

 

 

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【結論】Windows 11「ペイント」で「縦書き」はできる?

 

基本的な文字入れ方法を確認したところで、いよいよ本題の「ペイント 文字 縦書き windows11」について、ハッキリさせちゃいましょう。

 

標準機能に「縦書きボタン」は存在しない

さっきのテキストツールの編集メニューを、どれだけ目を皿のようにして探しても、「縦書き」や「横書き/縦書きの切り替え」なんていう、気の利いたボタンは見当たりません…。

 

残念ながら、現在のWindows 11のペイントには、標準機能としてテキストを縦書きに配置する機能は搭載されていないのが現状なんです。

 

なぜペイントは縦書きに標準対応していないのか?

これには、ペイントっていうアプリの「立ち位置」が関係しているんだと思います。

 

ペイントは、あくまで「簡易的な」画像編集ソフトなんですよね。

 

WordやPhotoshopみたいに、複雑なレイアウトやデザイン(DTP)を行うためのガチなソフトじゃなくて、OSに標準でついてくる「おまけ」みたいなアクセサリなんです。

 

世界中のユーザーが、最低限の画像操作(トリミング、簡単な描画、そして基本的なテキスト挿入)を行えることを目的にしてるんですね。

 

「縦書き」って、日本語や一部のアジア言語特有の文化であって、グローバルスタンダードな機能とは言えません。

 

だから、ペイントは多機能化をあえて避けて、シンプルさを維持するために、この機能が意図的に省かれている…と私は推測しています。

 

 

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ペイントで縦書きを実現する2つの「裏ワザ」

 

標準機能では対応していない「縦書き」…。じゃあ諦めるしかないの?って思っちゃいますよね。

 

でも、諦めるのはまだ早いです!💪

 

Windowsの仕組みを利用した「裏ワザ」的な方法を使うことで、「ペイント 文字 縦書き windows11」環境でも、縦書き表示を擬似的に実現できちゃいます!

 

方法1:「@」付きフォントを選ぶ(最も簡単な方法)

これが最も現実的で、一番カンタンな解決策です!

 

Windowsには、日本語フォントの中で、名前に「@(アットマーク)」がついているものがいくつか含まれているんです。

 

「@」から始まるフォントは、「縦書き用フォント」としてOSに認識されていて、これを選ぶとテキストボックス自体が90度左に回転した状態で文字が入力されるんですよ。

 

【縦書きの手順】

  1. 上記「基本的な文字入れ方法」のステップ1〜3(テキストツールの選択、範囲指定)まで進めます。
  2. フォントツールの「フォント一覧」をクリックします。
  3. 一覧をスクロールし、「@MS UI Gothic」や「@Yu Gothic UI」、「@メイリオ」など、先頭に「@」がついているフォントを選択します。
  4. テキストボックスに文字を入力します。

 

たったこれだけです!これだけで、文字が90度回転して、見た目上「縦書き」の状態で入力されます。びっくりですよね!✨

 

【この方法の注意点】

ただし、この方法にはいくつか注意点があります。

 

  • フォントが限定される: 「@」がついているフォントしか使えません…。デザインにこだわりたい場合は選択肢が狭まっちゃいますね。
  • 英数字や記号の向き: 一部の英数字や括弧(「」とか)も、容赦なく90度回転してしまうため、ちょっと変な表示になる場合があります。
  • 編集の向き: テキストボックス自体が回転しているので、入力や編集作業がちょっとやりにくいかもしれません😅

 

とはいえ、手軽に「windows11 ペイント 文字入れ」で縦書きを実現したい!っていう場合には、この「@フォント」方式が一番おすすめです!

 

方法2:一文字ずつ改行して入力する(確実だが手間がかかる方法)

もう一つの方法は、すっごく原始的ですけど、確実な方法です。

 

テキストツールの「改行(Enterキー)」をひたすら使う、という力技です(笑)

 

【縦書きの手順】

  1. テキストツールを選択し、縦長になるようにテキストボックスの範囲を指定します。
  2. 縦書きにしたい文章の「一文字目」を入力します。(例:「こ」)
  3. キーボードの「Enter」キーを押して改行します。
  4. 「二文字目」を入力します。(例:「ん」)
  5. 再度「Enter」キーで改行します。
  6. この作業を、文章が終わるまで、ひたすら繰り返します…。

 

この方法なら、好きなフォント(「@」がついていない普通のフォント)で縦書きが可能です。

 

ただし、もうお分かりの通り、一文字ごとに入力と改行を繰り返す必要があって、長い文章になればなるほど、非常に手間と時間がかかるのが最大のデメリットです…😫

 

 

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ペイントの文字入れに関する「よくある質問」

 

windows11 ペイント 文字入れ」を行う上で、特に「縦書き」を試みる際につまずきやすいポイントや、「これできないの!?」ってなりがちな部分を、Q&A形式でまとめますね。

 

表1:ペイント文字入れ(テキスト)機能一覧

機能 ペイントでの対応 備考
文字入力(横書き) 可能 テキストツール(A)を使用
文字入力(縦書き) 不可(標準機能) 「@フォント」での代替は可能
フォント変更 可能 インストールされているフォントが利用可能
サイズ変更 可能 数値指定またはリストから選択
色変更 可能 カラーパレットから選択(カラー1)
太字・斜体など 可能 フォントが対応していれば可能
背景色の設定 可能 「不透明」(カラー2)を選択
背景の透過 可能 「透明」を選択
ふちどり文字 不可 標準機能ではできません
入力後の再編集 不可 一度確定すると画像の一部となり修正不可
文字の回転 不可 テキストボックス自体の自由な回転は不可

 

Q1. 入力した文字を後から編集(修正)できますか?

A. できません!これがペイントの最大の弱点であり、一番イライラするポイントです!😫

 

ペイントのテキストツールは、テキストボックス以外の場所をクリックして入力を「確定」しちゃった瞬間、その文字はもう「テキスト情報」じゃなくて、「画像(ドット絵)」の一部として扱われちゃうんです。

 

だから、後から「あ、誤字見つけた!」「やっぱフォント変えたい」って思っても、もう手遅れ…。テキストツールで再度選択して編集することは、絶対にできないんですよ。

 

もし修正したい場合は、「元に戻す(Ctrl + Z)」で文字を入れる前の状態まで戻るか、潔く消しゴムツールで消して、もう一度、最初から文字を入れ直すしかありません…。なんてこった…。

 

Q2. 文字に「ふちどり」をつけることはできますか?

A. 残念ながら、標準機能ではできません。

 

ペイントには、文字にカワイイ枠線(ストローク)をつけたり、影(ドロップシャドウ)をつけたりするような、オシャレな機能は一切ありません。

 

これは、「@フォント」で縦書きにした際も同じです。

 

どうしてもふちどり文字が必要な場合は、さっきの「一文字ずつ改行」並みに面倒なテクニックとして、「少し大きいサイズで黒文字を入力」→「確定」→「その上に、まったく同じ位置に、少し小さいサイズで白文字を重ねて入力」…みたいな、職人技が必要になっちゃいます。

 

Q3. もっと高度な文字入れ(縦中横、カーブなど)をしたい場合は?

A. ペイントでは不可能です!他のソフトを使う必要があります。

 

ペイント 文字 縦書き windows11」で検索したあなたの期待が、「@フォント」や「一文字ずつの改行」じゃ満たされない場合…(例:縦書きの中の数字だけ横向きにしたい=縦中横、とか、文字をアーチ状にしたい、とか)。

 

そういう高度なことは、もうペイントの機能では限界です。素直に他のソフトに頼りましょう!

 

 

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縦書き文字入れにこだわりたい場合の代替案

 

もし、ペイントの「@フォント」による擬似的な縦書きじゃ、ぜんぜん満足できない!っていう場合、以下のWindows標準機能や、もっと高機能な無料ソフトの利用を検討してみてくださいね。

 

Windows標準の「ペイント 3D」を利用する

Windows 11には、実は、従来のペイントとは別に「ペイント 3D」っていうのも搭載されてるんです。

 

こっちの「ペイント 3D」のテキストツールには、明確に「縦書き」を選択するボタンが用意されています!(最初からこっち使えば…って思っちゃいますよね😅)

 

使い方はペイントとちょっと似てますが、より高度な編集が可能ですし、入力後の再編集も(ある程度)可能ですよ。

 

WordやPowerPointで作成し、画像として貼り付ける

最も確実で、たぶん多くの人が持ってるソフトで解決する方法がこれです。Microsoft Officeソフト(WordやPowerPoint)を使うこと。

 

これらのソフトは、テキストボックスで完璧な「縦書き」に当たり前に対応しています。

 

Wordなんかで先にキレイな縦書きの文字を作成しちゃって、そのテキストボックスをコピー(またはスクリーンショット)して、ペイントに「画像として」貼り付ける、っていう方法です。これならキレイな縦書き文字を簡単に配置できますよね。

 

無料の画像編集ソフトを利用する

Canva(ブラウザ上で動作するオシャレなやつ)とか、GIMP(高機能すぎてPhotoshopみたいなやつ)、PhotoScape X(多機能エディタ)みたいに、多くの無料画像編集ソフトが、ペイントよりもはるかに高度なテキスト編集機能(もちろん縦書きを含む)を備えています。

 

表2:ペイントと他ソフトの文字入れ機能比較

ソフト名 縦書き対応 再編集 ふちどり 特徴
ペイント △(@フォントのみ) 不可 不可 OS標準。シンプルだが機能は最小限。
ペイント 3D ○(専用ボタン有) OS標準。ペイントより高機能。3Dも扱える。
Word / PowerPoint ◎(完璧) 本来の用途ではないが、文字レイアウト機能は最強。
Canva / GIMPなど ◎(完璧) 高機能な専用ソフト。学習コストが多少必要。

 

windows11 ペイント 文字入れ」は手軽さが魅力ですけど、縦書きやデザイン性をちょっとでも追求するなら、これらの代替ソフトの利用を強く推奨します!

 

 

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まとめ:Windows 11 ペイントの文字入れと縦書き

 

今回は、Windows 11の「ペイント」における文字入れ機能、特に「縦書き」の実現方法について詳しく解説しました。

 

最後におさらいしますね。

 

  • Windows 11 ペイントの文字入れ(横書き)は、ツールバーの「A」アイコンから簡単に行えます。
  • ただし、入力が「確定」しちゃうと、後から文字の修正(再編集)は一切できません!(これが一番の注意点!)
  • 「縦書き」専用機能はありませんが、裏ワザとして「@」から始まるフォント(例: @MS UI Gothic)を選択すれば、擬似的に縦書き表示が可能です。
  • 手間を惜しまなければ、「一文字ずつ入力して改行」する力技でも縦書きは実現できます(すっごく大変ですが…)。
  • より高度な縦書き(ふちどり、縦中横など)や、入力後の修正をしたい場合は、「ペイント 3D」や他の無料画像編集ソフトの利用を検討してくださいね。

 

ペイントはあくまで簡易的なツールです。

 

ペイント 文字 縦書き windows11」の需要に対しては、「@フォント」で対応できる範囲!と割り切って、それ以上を求める場合は素直に他の高機能なツールへ切り替えるのが、ストレスのない最も効率的な判断と言えるでしょう!👍✨

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