「あれ…?さっきまで普通に使えていたのに、急にキーボードが反応しない!」
「数字を打ちたいのに、テンキーが使えないんだけど!?」
ある日突然、あなたのWindows 11 PCがそんな状態になって、スマホで慌てて「windows11 キーボード 反応しない」なんて検索して、このページにたどり着いてくれたんじゃないでしょうか。
もしかして、起動するたびに「NumLockが勝手にオフになる」せいで、毎回ボタンを押すのにイライラしていませんか…?
それとも、「windows11 ノートパソコン キーボード 反応しない」っていう、ノートPC本体のキーボードが利かなくなる最悪のケースで、もう途方に暮れていたり…?
わかります、わかります!私も全く同じ経験があります。
仕事やレポートがまったく進まないし、「もしかして、壊れた…?」「修理に出さないとダメなの…?」って、もうパニックになっちゃいますよね😥
でも、大丈夫です!
その焦る気持ち、よーくわかります。でも、慌てて修理に出すのは、絶対に待ってください!
これらの問題の多くは、Windows 11のちょっとした設定ミスや、ドライバーの不具合が原因なんです。ハードウェアの物理的な故障であるケースは、意外と稀なんですよ😲
この記事は、そんな「キーボード地獄」に陥ってしまったあなたを救うための、安全な対処法をステップバイステップで徹底的に解説する「完全ガイド」です🕵️♀️✨
「キーボードが全く反応しない」という広範な問題から、「テンキーが使えない」「NumLockがオフになる」といった具体的な症状まで。
私と一緒に、一つずつ冷静に確認していきましょうね🥰
まずは試すべき!Windows 11でキーボードが反応しない時の初期確認(3ステップ)
キーボードが全く反応しなくなっちゃった時、私たちが一番知りたいのって「これってPC側の問題?」「それともキーボードが壊れたの?」ってことですよね。
慌てて行動しちゃう前に、まずは以下の3つのステップを順番に実行して、状況を冷静に切り分けていきましょう。
ステップ1:物理的な接続の再確認(USB・Bluetooth)
最も基本的ですが、最も見落としがちなポイントが、この「物理的な接続」です。えっ?て思うかもしれませんが、意外と多いんですよこれが…。
▼USBキーボードの場合
USB接続のキーボード(外付けキーボード)を使っているなら、まずは一度、USBケーブルをパソコンから抜いて、もう一度差し込んでみてください。
この時、可能であれば、パソコン側の別のUSBポートに差し替えてみることを、強く強くオススメします!
特定のUSBポートが、一時的に認識不良を起こしている可能性があるためです。
もしデスクトップPCなら、マザーボードに直結されている「背面ポート」を試してみるのも有効ですよ。
▼Bluetoothキーボードの場合
Bluetoothキーボードの場合は、まずキーボード本体の電源がオンになっているか、電池(乾電池または内蔵バッテリー)が切れていないかを確認してください。(基本中の基本ですが、焦ってると忘れちゃうんですよね😅)
次に、Windows 11の設定画面から、Bluetoothのペアリングが正常に行われているかを確認します。
「設定」アプリを開いて、「Bluetoothとデバイス」を選びます。
お使いのキーボードが「接続済み」と表示されているか確認して、もし「ペアリング済み」や表示自体がなかったら、一度デバイスを削除してから、もう一度ペアリング作業をやり直してみてくださいね。
▼ノートパソコンの内蔵キーボードの場合
「windows11 ノートパソコン キーボード 反応しない」っていう症状の時は、物理的な抜き差しはできませんよね…。
もちろん、キーボードとマザーボードを繋いでる内部ケーブルが接触不良を起こしている可能性もゼロではありませんが、まずはソフトウェア的な要因を疑うべきです。
初期確認としては、次のステップである「PCの再起動」に進んでください!
ステップ2:PCの完全な再起動
「再起動すれば直る」っていうのは、ITトラブルの基本中の基本ですよね。
でも、Windows 11の場合は、「高速スタートアップ」っていう機能の影響を考える必要があるんです。
普通の「シャットダウン」や「再起動」だと、システムの一部情報が保存されたままになっちゃって、問題が解消されないことがあるんですね。
そこで、「完全な再起動(完全シャットダウン)」を試してみましょう!
一番カンタンな方法は、Shiftキーを使ったものです。
スタートメニューから「電源」アイコンをクリックして、キーボードの「Shift」キーを押しながら「再起動」をクリックしてみてください。
これだけで、システムが完全にリフレッシュされた状態で再起動されるので、一時的なソフトウェアの不具合が解消されて、キーボードが反応するようになる場合が結構あるんです!
ステップ3:セーフモードでの動作確認
もし再起動してもキーボードが反応しない…そんな時は、Windows 11の動作に必要な「本当に最低限のもの」だけを使って起動する「セーフモード」で動作確認をしてみます。
これで、後からインストールした常駐ソフトや、特定のドライバーがキーボードの動作を邪魔していないかを切り分けることができるんです。
<セーフモードへの入り方>
- Shiftキーを押しながら「再起動」をクリックします(さっきのステップと同じです)。
- 青い「オプションの選択」画面が表示されたら、「トラブルシューティング」を選びます。
- 次に、「詳細オプション」を選びます。
- 「スタートアップ設定」を選びます。
- 右下の「再起動」ボタンをクリックします。
- PCが再起動して、「スタートアップ設定」画面が表示されたら、キーボードの「4」キー(または「F4」キー)を押して、「4) セーフ モードを有効にする」を選びます。(※もしこの時点でキーボードが反応しない場合は、この操作ができません…。その場合は、残念ながらハードウェア故障の可能性が高まってしまいます😥)
セーフモードで起動できたら、メモ帳などを開いてキーボード入力(テンキーも含めて)ができるかどうかを、しっかり確認してください。
もし、セーフモードでは問題なく動作して、通常起動の時だけ「windows11 キーボード 反応しない」状態になるのであれば…!
原因は、常駐アプリケーションやサードパーティ製のドライバーにあることが、ほぼ確定しました!勝利は目前です💪
逆に、セーフモードでもキーボードが全く反応しない場合は、ドライバーの問題か、ハードウェア(キーボード本体またはPCの接続ポート)の故障が、強く疑われることになります…。
【ケース別】「windows11 テンキー 使えない」問題の特効薬
「キーボード全体は反応するんだけど、テンキーだけが使えない!」
この症状、すっごく多いんです。でも、安心してください!
慌てて修理に出す前に、以下の設定を必ず確認してみてください。その原因、ほとんどが「あ、それか!」っていう設定ミスかもしれませんよ。
原因の9割?「NumLock(ナムロック)」の状態を確認する
テンキーが使えない原因として、圧倒的に多いのが「NumLock(ナムロック)キーがオフになっている」という、とっても単純な見落としです。
NumLockキーっていうのは、テンキー部分を「数字入力モード」と「カーソル移動モード(矢印キーとかHome, Endとか)」に切り替えるための、大切なキーなんです。
多くのキーボードには、NumLockがオン(数字入力モード)であることを示すインジケーターランプが搭載されていますよね。
まずは、ご自身のキーボードの「NumLock」キーを押してみて、ランプが点灯するかどうか、そしてテンキーで数字が入力できるようになるかを確認してみてください!
▼ノートパソコンでNumLockキーが見つからない場合
一部のコンパクトなノートパソコンだと、テンキー自体がなかったり、NumLockキーが独立していなかったりします。
もしテンキー付きのノートPCでNumLockキーが見当たらない場合は、「Fn」キーと他のキー(例:F8, Insert, ScrLkなど、キーに青や別の色で「NumLk」と印字されてることが多いです)を同時に押すことで、NumLockのオン/オフを切り替えられる場合があります。
ぜひ、お使いのノートパソコンの取扱説明書を確認してみてくださいね。
意図せず有効化?「マウス キー機能」を無効にする
「NumLockキーを押しても数字が入力できない!代わりにマウスポインターが動いちゃうんだけど!?」
もしそんな状態なら、犯人は「マウス キー機能」が有効になっていることです、間違いありません!
これは、マウスが使えない状況でもテンキーでマウスポインターを操作できるようにする、アクセシビリティ(補助)機能の一つなんです。
この機能がオンになっていると、テンキーは数字入力じゃなくてマウス操作に使われちゃうので、「windows11 テンキー 使えない」状態になっちゃうんですね。
以下の手順で、今すぐ無効化しちゃいましょう!
- 「設定」アプリを開きます(スタートボタンを右クリックして「設定」)。
- 左側のメニューから「アクセシビリティ」を選びます。
- 画面を下にスクロールして、「操作」カテゴリの中にある「マウス」をクリックします。
- 「マウス キー機能」という項目を見つけて、そのスイッチが「オン」になっていたら、「オフ」に切り替えます。
たったこれだけです!これでテンキーが数字入力に戻るはずですよ🥰
なぜか数字が打てない時の盲点「フィルター キー機能」
もう一つ、テンキー入力やキーボード操作全般に影響を与えちゃう可能性があるのが、「フィルター キー機能」です。
これもアクセシビリティ機能の一つで、すっごく短いキー入力や、キーを押し続けた時の連続したキー入力を「無視」しちゃう設定なんです。
これが意図せず有効になっていると、テンキーで素早く数字を打とうとしても反応しなかったり、特定のキーが利かなくなったりすることがあるんですね。
以下の手順で、確認・無効化してみてください。
- 「設定」アプリを開きます。
- 左側のメニューから「アクセシビリティ」を選びます。
- 画面を下にスクロールして、「操作」カテゴリの中にある「キーボード」をクリックします。
- 「フィルター キー機能」という項目を見つけて、そのスイッチが「オン」になっていたら、「オフ」に切り替えます。
(重要!)合わせて、その下にある「フィルター キー機能のショートカット キー」も「オフ」にしておくことを、強くオススメします。
これをオンにしておくと、右側のShiftキーを8秒間長押しするだけでフィルター キー機能が有効になっちゃって、意図せずトラブルが再発する原因になっちゃうんです💦
起動時に「windows11 numlock 勝手にオフになる」問題の恒久的対策
「テンキーは使えるようになったけど、PCを起動するたびにNumLockがオフになっちゃう!毎回手動でオンにするの、もうウンザリ!😤」
そのストレス、よーくわかります…。
これは「windows11 numlock 勝手にオフになる」問題として知られていて、多くの人が悩まされているんです。
でも、大丈夫!いくつかの設定を変更することで、恒久的に対処することが可能ですよ!
なぜWindows 11は起動時にNumLockをオフにするのか?
このイライラする問題の主な原因は、Windows 11(や10)に搭載されている「高速スタートアップ」っていう機能にあるとされています。
高速スタートアップは、シャットダウンする時にシステム情報の一部をファイルに保存しておくことで、次回の起動を「よーいドン!」で速くする仕組みなんです。
でも、この仕組みが、シャットダウンする時のNumLockの状態を正しく保存・復元できなくて、結果として起動時には常にNumLockがオフの状態(Windowsのデフォルト値)で始まっちゃうことがあるんです…。
それに、サインイン画面(ロック画面)でのNumLock設定と、サインインした後のデスクトップでのNumLock設定が、別々に管理されていることも、混乱の一因なんですね。
対策1:高速スタートアップを無効化して確認する
最も手軽で副作用も少ないのが、この「高速スタートアップ」機能を無効化してみる方法です。
起動時間がほんのわずか(数秒程度)延びちゃう可能性はありますが、多くの環境でNumLockの状態が正しく保持されるようになりますよ!
- スタートボタンを右クリックして、「電源オプション」を選びます。
- 「電源の追加設定」(または関連設定内の「電源の追加設定」)をクリックして、昔ながらの「電源オプション」コントロールパネルを開きます。
- 左側のメニューから「電源ボタンの動作を選択する」をクリックします。
- 画面の上の方にある「現在利用可能ではない設定を変更します」っていう青い文字のリンクをクリックします(管理者権限が必要です)。
- 画面下部の「シャットダウン設定」カテゴリにある「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックを外します。
- 「変更の保存」ボタンをクリックします。
この設定変更が終わったら、一度NumLockキーを押してオン(ランプ点灯)の状態にしてから、PCを「シャットダウン」して、もう一度電源を入れてみてください。
起動時にNumLockがオンのまま保持されていれば、大成功です!🎉✨
対策2:レジストリ編集で起動時のNumLockを強制的にオンにする(※自己責任)
「高速スタートアップを無効にしても改善しない…」「高速スタートアップは有効にしたまま問題を解決したい!」
そんな場合は、Windowsのシステム設定データベースである「レジストリ」を編集して、NumLockの初期値を強制的に「オン」にしちゃう方法があります。
⚠️警告:ちょっと上級者向けです!⚠️
レジストリの編集を間違えちゃうと、最悪の場合、Windowsが起動しなくなるなどの深刻な問題が発生する可能性があります。
必ず自己責任のもと、これから説明する手順をよーく読んで、慎重に操作してくださいね!
この操作は、「サインイン画面(ロック画面)」と「サインイン後のデスクトップ」の両方でNumLockをオンにするため、2箇所の設定を変更します。
ステップA:サインイン後のNumLock設定
- スタートボタンを右クリックして、「ファイル名を指定して実行」を選びます。
- 「regedit」と入力して、Enterキーを押して「レジストリ エディター」を起動します。
- 左側のツリー(フォルダ)を順番に展開して、以下のパスに移動します。
HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Keyboard - 右側のペイン(一覧)から「InitialKeyboardIndicators」という名前の値を見つけて、ダブルクリックします。
- 「値のデータ」を「2」に変更して、「OK」をクリックします。
ステップB:サインイン画面(ロック画面)でのNumLock設定
- レジストリ エディターで、今度は以下のパスに移動します。
HKEY_USERS.DEFAULT\Control Panel\Keyboard - 右側のペインから「InitialKeyboardIndicators」を見つけて、ダブルクリックします。
- こちらの「値のデータ」も、同じく「2」に変更して、「OK」をクリックします。
(補足:「InitialKeyboardIndicators」の値の意味は環境によって色々な説があるんですが、一般的に「0」はすべてオフ、「2」はNumLockのみオンとされています。もし「2147483648」みたいなすっごく大きな数値が設定されていたら、それは「高速スタートアップの影響下の設定値」を示している可能性があります。その場合でも、強制的に「2」に書き換えることでNumLockをオンに固定化できると報告されていますよ。)
レジストリ エディターを閉じて、PCを再起動(またはシャットダウンして起動)し、サインイン画面とデスクトップの両方でNumLockが自動的にオンになっていることを確認してください!
対策3:BIOS/UEFI設定でNumLockをオンにする
PC本体の、もっと根本的な設定である「BIOS(バイオス)」や「UEFI(ユーイーエフアイ)」で、起動時のNumLockステータスを設定できる場合があります。
これはPCメーカーさんやマザーボードの仕様によるので、すべてのPCで設定できるわけじゃないんですが、最も強力な設定方法の一つです。
- PCの電源を入れて、メーカーのロゴ(DELLとかNECとか)が表示されている瞬間に、特定のキー(多くの場合「Delete」キーまたは「F2」キー)を連打します。(※適切なキーはPCメーカーによって違います。HPはF10、LenovoはF1, F2, Enterなど様々です。画面に “Press [Key] to enter Setup” みたいに表示されることが多いので、それを確認してくださいね!)
- BIOS/UEFI設定画面(青やグレー、あるいはカッコイイ背景の画面)に入ります。
- マウスやキーボードの矢印キーで、「Boot(起動)」、「Advanced(詳細設定)」、「Configuration(構成)」といったタブやメニューを探します。
- 「NumLock Status」や「Boot Up NumLock Status」、「NumLock on Boot」といった項目を探します。
- その設定値が「Off」になっていたら、「On」に変更します。
- 「Exit(終了)」タブに移動して、「Save Changes and Exit(変更を保存して終了)」を選んで再起動します。
この設定をすると、Windowsが起動するよりも前の段階でNumLockがオンになるので、「windows11 numlock 勝手にオフになる」問題を根本から解決できる可能性がとっても高いですよ!
キーボード全体・「windows11 ノートパソコン キーボード 反応しない」時の対処法
テンキーだけじゃなくて、キーボード全体が反応しない…あるいは、「windows11 ノートパソコン キーボード 反応しない」っていう最悪の症状の場合、原因はもうちょっと深刻かもしれません😥
ソフトウェア(ドライバーやシステム設定)の要因と、ハードウェア(物理的な故障)の要因に分けて、対処法を解説していきますね。
ソフトウェア的な要因:ドライバーの不具合を解消する
キーボードとWindows 11を仲介してくれているプログラムである「ドライバー」に不具合が発生すると、キーボードは物理的に繋がっていても、認識されなくなっちゃうんです。
対処法1:ドライバーの更新
まずは、デバイスマネージャーからドライバーの更新を試してみましょう。
- スタートボタンを右クリックして、「デバイス マネージャー」を選びます。
- 「キーボード」という項目を見つけて、左側の「>」をクリックして展開します。
- 「HID キーボード デバイス」や「標準 PS/2 キーボード」(あるいはメーカー名の入ったキーボード名)が表示されます。
- 該当するデバイスを右クリックして、「ドライバーの更新」を選びます。
- 「ドライバーを自動的に検索」をクリックして、Windowsが新しいドライバーを探すのを待ちます。
…ただし、この方法だと「既に最新です」って表示されることが多いんですよね😅
その場合は、Windows Update自体を最新の状態にすることも試してみてください。
「設定」 > 「Windows Update」から更新プログラムを確認して、特に「オプションの更新プログラム」にキーボード関連のドライバーが含まれていないかも確認しましょう。
対処法2:ドライバーの再インストール(最も効果的)
もしドライバーが破損しちゃっている場合、更新では治りません。そんな時、一度削除してWindowsに再認識させる「再インストール」が最も効果的です!
「windows11 キーボード 反応しない」トラブルの多くは、この手順で解決する可能性がありますよ!
- (マウスが使える場合)スタートボタンを右クリックして、「デバイス マネージャー」を開きます。(※もしマウスも反応しない場合は、電源ボタン長押しで強制終了したり、USBマウスを接続したりする必要があります…)
- 「キーボード」の項目を展開します。
- 反応しないキーボードデバイス(例:「HID キーボード デバイス」)を右クリックして、「デバイスのアンインストール」を選びます。
- 確認ウィンドウが表示されますが、「このデバイスのドライバー ソフトウェアを削除します」っていうチェックボックスがもし表示されたら、チェックは入れずに「アンインストール」をクリックします。(チェックを入れるとドライバーファイル自体が削除されちゃって、自動で再インストールできなくなるリスクがあるんです)
- アンインストールが完了したら、デバイス マネージャーを閉じて、PCを再起動します。
PCが再起動する過程で、Windows 11は接続されているハードウェア(キーボード)を自動的に検出して、標準ドライバーをインストールし直してくれます。
これで、破損していたドライバー情報がクリーンな状態に戻って、キーボードが再び反応するようになるケースが、とっても多いんです!
対処法3:PCメーカーの公式サイトから最新ドライバーを入手する
特に「windows11 ノートパソコン キーボード 反応しない」っていう場合は、Windows標準のドライバーだけじゃ不十分なことがあるんです。
ノートパソコンには、Fnキー(ファンクションキー)を使った音量調節や画面の明るさ変更など、特殊な機能を実現するための専用ユーティリティソフトウェアやドライバーが、メーカーから提供されていますよね。
これらのソフトウェアがWindows 11に対応していなかったり、不具合を起こしていたりすると、キーボード全体(あるいは一部のキー)が反応しなくなることがあるんです。
お使いのノートパソコンのメーカー(DELL, HP, Lenovo, NEC, 富士通など)のサポートサイトにアクセスして、ご自身のPCの型番(例:Latitude 5320, ThinkPad X1 Carbon Gen 9など)で検索してみてください。
「ドライバーおよびダウンロード」のページから、「キーボード」や「チップセット」、「ホットキーユーティリティ」といった関連ドライバーをダウンロードして、インストールし直してみてくださいね。
ソフトウェア的な要因:Windows 11のシステム設定を見直す
ドライバー以外にも、Windows 11側の設定がキーボード入力を邪魔している可能性があります。
フィルターキー機能・固定キー機能の無効化(再掲・詳細版)
さっきの「テンキーが使えない」セクションでも触れましたが、「フィルター キー機能」や、それと似た「固定 キー機能」(Shift, Ctrl, Altキーを1回押すだけで押しっぱなしの状態にする機能)が意図せずオンになっていると、キーボードが正常に反応しないように感じることがあります。
- 「設定」 > 「アクセシビリティ」 > 「キーボード」と進みます。
- 「固定キー機能」「フィルター キー機能」「切り替えキー機能」の3つが、すべて「オフ」になっていることを確認してください。
- 特に、これらの機能の「ショートカット キー」もすべて「オフ」にしておくことを、強く強く推奨します!(例:「固定キー機能」はShiftキーを5回連打、「フィルター キー機能」は右Shiftキーを8秒長押しでオンになっちゃいますからね💦)
Windows Updateを最新の状態にする
OS(Windows 11)自体のバグが原因で、特定のハードウェア(キーボード)が不安定になることも、残念ながらあります…。
Microsoftは日々バグ修正の更新プログラム(パッチ)を配布してくれています。
「設定」 > 「Windows Update」を開いて、「更新プログラムのチェック」を実行し、保留中のすべての更新(オプションの更新プログラムも含む)をインストールしてみてください。
キーボードのレイアウト(言語設定)の確認
すっごく稀なケースですが、キーボードのレイアウト設定が間違っていると、キーボードが反応しない、あるいは押したキーと違う文字が入力されることがあります。
- 「設定」 > 「時刻と言語」 > 「言語と地域」と進みます。
- 「優先する言語」の「日本語」の右側にある「…」(オプション)をクリックして、「言語のオプション」を選びます。
- 画面を下にスクロールして、「キーボード」のセクションを確認します。
- 「キーボード レイアウト」が「日本語キーボード (106/109 キー)」になっていることを確認します。
- もし「英語キーボード (101/102 キー)」などが設定されていたら、「レイアウトを変更する」から正しいレイアウトに変更して、PCを再起動してください。
ハードウェア的な要因:故障を切り分ける
これまでのすべてのソフトウェア的な対策を試してもキーボードが反応しない場合…。
残念ですが、ハードウェア(キーボード本体やPC内部)の物理的な故障を疑う必要があります😥
別のキーボードを接続してみる(最重要の切り分け)
ハードウェアが故障しているかどうかを切り分ける、最も確実でカンタンな方法です。
▼ノートパソコンのキーボードが反応しない場合
正常に動作することがわかっている、別の外付けUSBキーボードを、ノートパソコンのUSBポートに接続してみてください。
- 外付けキーボードが正常に反応する場合:
これは、Windows 11のシステムやドライバーは正常で、ノートパソコン本体の「内蔵キーボード」または「キーボードとマザーボードを接続する内部ケーブル」が物理的に故障している可能性が極めて高いことを示しています…。 - 外付けキーボードも反応しない場合:
これは、キーボードの問題じゃなくて、Windows 11のシステム側(OS、ドライバー、USBポートの制御など)に深刻な問題があることを示唆しています。この場合は、次の「最終手段」に進んでください。
▼外付けキーボードが反応しない場合
そのキーボードを、別のPC(家族のPCや会社のPCなど)に接続して、動作確認を行ってみてください。
- 別のPCでも反応しない場合:
キーボード本体の故障(ケーブルの断線、内部基板の故障など)が確定します。新しいキーボードの購入を検討してください。 - 別のPCでは反応する場合:
元のPCのUSBポートの故障、またはWindows 11のシステム側の問題が考えられます。
(ノートパソコンの場合)放電処置を試す
ノートパソコンの内部に、いらない電気が帯電することで、キーボードみたいなデバイスが一時的に動作しなくなることがあるんです。
そんな時は、以下の「放電処置」を試してみてください。
- PCを完全にシャットダウンします。
- ACアダプター(電源ケーブル)をPCから抜きます。
- 可能であれば(バッテリーが取り外し可能なモデルの場合)、バッテリーも取り外します。(※最近の薄型ノートPCの多くはバッテリーが内蔵されてて、取り外しできません。その場合はこのステップは飛ばしてくださいね。)
- その状態で、PCの電源ボタンを10〜30秒ほど長押しし続けます。(これで内部の電気が放電されます)
- ACアダプター(とバッテリー)を再度接続して、PCの電源を入れます。
これで一時的な帯電による不具合がリセットされて、キーボードが反応するようになることがありますよ!
物理的な清掃
キーボードのキーの隙間にホコリやゴミ、パンくずなんかが詰まって、特定のキーが押されたままの状態(または押せない状態)になっていると、キーボード全体の動作が不安定になることがあります。
エアダスターなんかを使って、キーの隙間のゴミを吹き飛ばしてみてください。
特に「windows11 ノートパソコン キーボード 反応しない」場合、液体(コーヒーやお茶とか…)をこぼした形跡がないかも確認してください。液体をこぼしちゃった場合は、内部でショートしていて、故障の可能性が非常に高いです…😭
それでも「windows11 キーボード 反応しない」時に試す最終手段
これまでのすべての対処法を試しても問題が解決しない場合…。
Windows 11のシステムファイル自体が破損しているか、深刻な不具合を抱えている可能性があります。
以下の修復コマンドやシステムの復元を、順番に試してみてください。
(※これらの操作にはキーボード入力が必要になるので、外付けUSBキーボードを接続するか、Windows 11の「スクリーンキーボード」機能(設定 > アクセシビリティ > キーボード > スクリーンキーボード)をマウスで操作して実行する必要があります。)
トラブルシューティング ツールを実行する
Windows 11には、ハードウェアの問題を自動的に診断・修復してくれる機能が備わっています。
- 「設定」 > 「システム」 > 「トラブルシューティング」と進みます。
- 「その他のトラブルシューティング ツール」をクリックします。
- 一覧から「キーボード」を見つけて、右側の「実行する」ボタンをクリックします。
- 画面の指示に従って操作して、問題が検出・修復されるかを確認します。
システム ファイル チェッカー(SFC)を実行する
Windows 11の重要なシステムファイルが破損していないかをチェックして、自動で修復するコマンドです。
- スタートボタンを右クリックして、「Windows ターミナル (管理者)」または「コマンド プロンプト (管理者)」を選びます。
- 黒い画面が表示されたら、以下のコマンドを(スクリーンキーボードやコピペで)入力して、Enterキーを押します。
sfc /scannow - システムの検証と修復が始まります。完了するまで数分〜数十分かかる場合があります。
- 「Windows リソース保護により、破損したファイルが見つかり、それらは正常に修復されました。」と表示されれば成功です!PCを再起動して、キーボードの動作を確認してください。
DISMコマンドでシステム イメージを修復する
SFCコマンドで修復ができなかった場合、修復の元になるシステムイメージ自体が破損している可能性があります。
SFCを実行する前に(あるいはSFCで失敗した後に)、以下のDISMコマンドを実行してシステムイメージを修復します。
- 「Windows ターミナル (管理者)」または「コマンド プロンプト (管理者)」を起動します。
- 以下のコマンドを入力して、Enterキーを押します。
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth - こちらも完了までに時間がかかります。100%完了したら、PCを再起動して、その後でもう一度
sfc /scannowを実行してみてください。
システムの復元
もし、キーボードが反応しなくなったタイミングが、特定のソフトウェアをインストールした後や、Windows Updateが適用された直後など、ハッキリしている場合は、「システムの復元」がすっごく有効です!
これは、PCを問題が発生する前の特定の時点(=復元ポイント)の状態にタイムスリップさせる機能なんです。
- スタートメニューで「復元ポイント」と検索して、「復元ポイントの作成」を開きます。
- 「システムのプロパティ」ウィンドウが開くので、「システムの復元」ボタンをクリックします。
- 「推奨される復元」または「別の復元ポイントを選択する」を選んで、キーボードが正常に動作していた日付の復元ポイントを選びます。
- 画面の指示に従って進めると、PCが再起動されて、選択した時点の状態に戻ります。(※あなたのWordや写真などの「個人用ファイル」は削除されませんが、復元ポイント作成後にインストールしたアプリやドライバーは削除されちゃいます)
Windows 11の初期化(最終手段)
システムの復元でも解決しない、あるいは「復元ポイントが作成されていません」なんて非情なメッセージが表示された場合…。
最終手段として、Windows 11の初期化(リカバリ)があります。
- 「設定」 > 「システム」 > 「回復」と進みます。
- 「この PC をリセットする」の「PC をリセットする」ボタンをクリックします。
- 「個人用ファイルを保持する」または「すべて削除する」を選びます。
まずは絶対に「個人用ファイルを保持する」を選んで試すことをお勧めします!これでWindows 11のシステム部分だけがクリーンインストールされます。
もしこれでも解決しない場合は、システムではなくハードウェアの故障が、ほぼ確定となります…😥
ハードウェア故障が疑われる場合の選択肢
いろんな対処法を試した結果、残念ながらハードウェア(特にノートパソコンの内蔵キーボード)の物理的な故障である可能性が高まっちゃった場合の選択肢について、解説しますね。
ノートパソコンのキーボードが物理的に故障した場合
「windows11 ノートパソコン キーボード 反応しない」問題で、外付けキーボードは正常に動作することが確認できちゃった場合、内蔵キーボードの故障が濃厚です…。
この場合の選択肢は、主に「修理」か「代替」です。
▼修理に出す
PCメーカー(DELL, HP, Lenovoなど)や、PC修理専門業者さんに依頼します。
保証期間内であれば、メーカー修理が無償(または安価)で受けられる可能性があります。
でも、保証期間外だと、キーボード部品代と作業工賃で、数万円の費用がかかることが一般的です…。
それに、修理にはPCを預ける必要があって、数日から数週間かかっちゃうので、その間PCが使えなくなる点にも注意が必要ですね。
コストパフォーマンス最強の解決策:外付けキーボードの導入
もし、ノートパソコンを持ち運ばないで、特定の場所(自宅やオフィス)で据え置きで使っているなら…。
高いお金と時間をかけて修理に出すよりも、「外付けキーボード」を導入するほうが、はるかに安価で、手軽かつ迅速な解決策になります!
ノートパソコン本体のキーボードが故障したままでも、USBやBluetoothで外付けキーボードを接続すれば、PCの他の機能は問題なく使い続けることができますからね🥰
Windows 11環境で快適に作業を再開するために、以下のようなキーボードの導入を検討してみてください。
有線(USB)キーボードのメリット
- 接続の安定性: Bluetoothみたいなペアリングの手間や、電波干渉による切断・遅延が一切ありません!USBポートに挿すだけですぐに使えます。
- 電池切れの心配なし: PCから給電されるので、電池交換や充電の手間がありません。
- 低価格: 高機能なモデルじゃなければ、すっごく安価(1,000円台〜)に入手可能です。
- テンキー付きモデル推奨: 今回のトラブル(テンキーが使えない)を経験したあなたなら、作業効率の高いフルサイズの「テンキー付き」モデルを選ぶと良いでしょう。
無線(Bluetooth)キーボードのメリット
- デスク周りのスッキリ感: ケーブルがないので、デスク周りがとってもスッキリします。
- 携帯性・汎用性: ノートパソコンと一緒に持ち運んだり、あるいはタブレットやスマホなど複数のデバイスで切り替えて使えたりするモデルもあります。
ノートパソコンのキーボード修理にかかる費用(数万円)と時間(数日~数週間)を考えれば、高品質な外付けキーボードを(数千円〜1万円程度で)購入することは、非常に現実的で、コストパフォーマンスの高い「トラブル解決策」と言えますよね!
まとめ
「windows11 キーボード 反応しない」っていう問題は、本当に多くのユーザーを悩ませる深刻なトラブルですが、その原因はいっぱいあるんです。
この記事で解説した対処法を、もう一度おさらいしますね。
✅ 「テンキーが使えない」場合:
まずは「NumLockキー」がオフになっていないか、ランプで確認!
次に、「マウス キー機能」や「フィルター キー機能」といったアクセシビリティ設定が、意図せずオンになっていないかを確認します。
✅ 「NumLockが勝手にオフになる」場合:
「高速スタートアップ」の無効化を試してみてください。
それでもダメなら、自己責任の上で「レジストリ編集」(InitialKeyboardIndicators を「2」に)するか、PCの「BIOS/UEFI」設定で起動時のNumLockをオンに設定します。
✅ 「キーボード全体が反応しない」(特にノートPC)場合:
デバイスマネージャーから「ドライバーの再インストール(アンインストール後に再起動)」を試すのが最も効果的です!
また、PCメーカーのサポートサイトから、最新の専用ドライバーをインストールすることも大事です。
最終的な切り分けとして、「外付けUSBキーボードを接続してみる」ことで、問題がPC本体(ハードウェア故障)にあるのか、Windows 11(ソフトウェア)側にあるのかを、ハッキリ判別できます。
ソフトウェア(システム)側の問題だったら、トラブルシューティングツールの実行、sfc /scannow や DISMコマンドによるシステム修復、あるいは「システムの復元」で解決できる可能性が残っています。
万が一、ノートパソコン本体のキーボード故障が濃厚となっちゃった場合でも、修理に出す前に「外付けキーボードの導入」っていう、安価で手軽な解決策があることを覚えておいてくださいね。
キーボードが反応しないと本当に焦っちゃいますが、慌てずに一つずつ原因を切り分けて、適切な対処法を試していけば、必ず解決の糸口は見つかりますから!💪✨

コメント