- Windows 11をスリープさせない設定!電源オプションと「休止状態」の使い方【完全ガイド】
- まずはここから!Windows 11をスリープさせない一番やさしい設定方法💖
- 「スリープ」と「画面ロック」は別物!画面ロックさせない設定とロック時間の変更
- 混乱しやすい4つの状態:スリープ・休止状態・画面オフ・ロックの違いは?
- 詳細設定:コントロールパネルで「カバーを閉じたとき」の動作を変更する
- 「windows11 休止状態」を有効化し、電源メニューに追加する方法
- トラブルシューティング:設定してもスリープしちゃう・勝手に復帰しちゃう原因は?
- 究極の解決策:PowerToys「Awake」で一時的にスリープさせない✨
- 上級編:自分だけの電源プラン「スリープしない」を作成・管理する
- なぜWindows 11をスリープさせたくないの?よくあるシナリオと注意点
- まとめ
Windows 11をスリープさせない設定!電源オプションと「休止状態」の使い方【完全ガイド】
「あーっ!もう!大事なダウンロード中だったのに!」
「ちょっと席を立っただけなのに、なんでロック画面に戻ってるの…?」
Windows 11を使っていて、作業の途中でPCが「ふぅ…」って勝手にスリープモードに入っちゃったり、少し目を離した隙に画面がロックされてパスワード入力を求められたりして、ストレスMAXになっていませんか?😥
特に、大きなファイルのダウンロード中、プレゼンテーションの実行中、あるいはPCをサーバーみたいにずーっと動かしておきたい時、「windows11 スリープさせない」設定って、本当に不可欠ですよね。
わかります、わかります!
私も「あとちょっとだったのに!」って、何度叫びそうになったことか…(泣)
「もしかして、設定方法が複雑なの…?」「コントロールパネルとか難しそう…」って、不安になっちゃいますよね。
でも、大丈夫です!
設定自体はとってもカンタンなものが多いんです!
この記事は、そんな「勝手に寝ちゃう」PCに悩むあなたを救うための、安全な対処法をステップバイステップで徹底的に解説する「完全ガイド」です✨
Windows 11の基本的なスリープ設定の変更方法はもちろん、
「ノートPCの蓋(カバー)を閉じてもスリープさせない方法」や、
よく似た機能である「windows11 休止状態」の有効化と使い方、
さらには、イライラの原因「windows11 画面ロック 時間」の調整や「windows11 画面ロック させない」設定まで…!
電源管理に関するあらゆる設定を、プロフェッショナルな視点でぜんぶ詰め込みました!
この記事を最後まで読めば、あなたはWindows 11の電源オプションを完全にマスターして、あなたのPCを「思い通り」にコントロールできるようになるはずです。
私と一緒に、一つずつ冷静に確認していきましょうね😇
まずはここから!Windows 11をスリープさせない一番やさしい設定方法💖
一番カンタンで基本的な「windows11 スリープさせない」設定は、Windows 11の「設定」アプリからできちゃいますよ~!✨
ほんの数クリックで終わっちゃうので、まずはこの方法から一緒に確認していきましょうね!😉
- まず、デスクトップ画面左下の「スタートボタン(Windowsロゴ)」をクリックして、表示されるメニューから「設定(歯車のアイコン)」を選びます。
- 「設定」アプリが開いたら、左側のメニューから「システム」をクリックします。
- システムメニューの中に「電源とバッテリー」(ノートPCの場合はこの表記、デスクトップPCの場合は「電源」のみの場合もあります)っていう項目があるので、これをクリックしてください。
- 「電源」の項目内に「画面とスリープ」というセクションがあります!
- ここをクリックして開いてみましょう。
ここには、バッテリー駆動時(ノートPCのみ)と電源接続時(コンセントに繋いでいる時)のそれぞれについて、2つの大事な設定項目があるんです。
- 次の時間が経過後、画面の電源を切る
- これは「スリープ」じゃなくて、単に「ディスプレイの表示だけを消す」設定です。
- PC自体は元気に動いているので、バックグラウンドでのダウンロードなんかは続行されますよ。
- 次の時間が経過後、デバイスをスリープ状態にする
- これが本命の「スリープ」設定です!
- ここで設定した時間が経っちゃうと、PCは低電力状態(メモリ以外の動作を停止)に入ってしまいます。
PCをスリープさせないようにするには、「電源接続時に、次の時間が経過後、デバイスをスリープ状態にする」のドロップダウンメニューをクリックして、「なし」を選んでください!
たったこれだけ!
これで、コンセントに繋いでいる間は、あなたが手動でスリープさせるまでPCがスリープ状態になることはありません。
もし、ノートPCをバッテリーで使っている時もスリープさせたくない!っていう場合は、「バッテリー駆動時に、次の時間が経過後、デバイスをスリープ状態にする」も同じように「なし」に変更できます。
でも、バッテリーの消耗がものすごく激しくなっちゃうので、そこだけは注意してくださいね!😲
「スリープ」と「画面ロック」は別物!画面ロックさせない設定とロック時間の変更
「あれ?スリープしない設定にしたのに、結局パスワード入力を求められるんだけど!」
…その気持ち、痛いほどわかります。
「PCが操作できなくなる」っていう点でごちゃ混ぜになりがちなんですが、「スリープ」と「画面ロック」は、実はまーったく別の機能なんです。
- スリープ:PCの動作を一時停止して、省電力状態にすること。
- 画面ロック:PCの動作は続けたまま、セキュリティのためにサインイン画面(パスワード入力画面)に戻すこと。
もし、あなたのイライラの原因が「スリープ」じゃなくて、この「画面ロック」機能が作動しているせいなら…。
ここでは、「windows11 画面ロック させない」設定、または「windows11 画面ロック 時間」を自由に変更する方法を解説しますね!
1. サインイン オプションからロック時間を変更する
Windows 11が自動的にロックしちゃうまでの時間は、「サインイン オプション」っていう場所で管理されています。
- 「スタートボタン」→「設定」→「アカウント」の順にクリックします。
- アカウントメニューの中にある「サインイン オプション」を選んでください。
- 「追加設定」というグループの中に、「しばらく操作しなかった場合に、もう一度Windows へのサインインを求めるタイミング」という項目があります。
- このドロップダウンメニューが「PC がスリープから復帰するタイミング」になっていると、スリープから復帰するたびに、必ずロック画面が表示されちゃうんです。
- ここを「なし」に変更してみてください!
これで、スリープから復帰してもロック画面は表示されず、すぐにデスクトップに戻れるようになりますよ。
(ただし、誰でも触れちゃうようになるので、セキュリティは低下します…!)
2. 「画面ロック 時間」を実質的に無効化する(スクリーンセーバー経由)
さっきの「サインイン オプション」の設定は、あくまで「スリープからの復帰時」のお話なんです。
「スリープはしない設定(常時オン)にしたのに、一定時間でロックだけはかかっちゃう!」っていう状態を解除したい場合は、スクリーンセーバーの設定を疑ってみる必要があります。
- 「スタートボタン」→「設定」→「個人用設定」の順にクリックします。
- 「個人用設定」メニューの中にある「ロック画面」を選びます。
- ロック画面の設定をずーっと下にスクロールして、「関連設定」グループの中にある「スクリーン セーバー」をクリックします。
- (えっ?て思うかもしれませんが、ロック画面の設定自体には、ロック時間の設定項目がないんです…紛らわしいですよね😥)
- ちょっと懐かしいデザインの「スクリーン セーバーの設定」ダイアログボックスが開きます。
- ここの「スクリーン セーバー(S):」が「(なし)」以外(例えば「ブランク」とか「バブル」とか)に設定されていないか、確認してみてください。
- もし何かが設定されている場合、その下にある「再開時にログオン画面に戻る(R)」のチェックボックスを確認してください!
この「再開時にログオン画面に戻る」にチェックが入っていると、スクリーンセーバーが起動したあと、マウスやキーボードを触って復帰する時に、必ずロック画面(サインイン画面)が表示されちゃうんです。
これこそが、意図せず「windows11 画面ロック させない」設定が邪魔されちゃう、一番よくある原因なんですよ~!
「windows11 画面ロック させない」を実現したい場合は、この「再開時にログオン画面に戻る(R)」のチェックを外しちゃってください!
もしくは、スクリーンセーバー自体を「(なし)」に設定することでも、自動的なロックを防ぐことができますよ。
3. 動的ロック(Dynamic Lock)機能の確認
Windows 11には「動的ロック」っていう、ちょっとおせっかいな(?)機能も搭載されています。
これは、ペアリングしたスマホを持ってあなたがPCから離れたこと(Bluetooth接続が切れたこと)をPCが察知して、「あ、ご主人様いなくなったな!」って自動的にPCをロックする機能なんです。
もし、意図せずロックがかかっちゃう場合、この機能がオンになっている可能性もあります。
- 「スタートボタン」→「設定」→「アカウント」→「サインイン オプション」の順に進みます。
- 「動的ロック」の項目を見つけて、「その場にいないことをWindows が検出したときに、デバイスを自動的にロックすることを許可する」のチェックボックスを確認します。
- 自動ロックを止めたい場合は、このチェックを外してみてくださいね。
混乱しやすい4つの状態:スリープ・休止状態・画面オフ・ロックの違いは?
Windowsの電源管理をマスターする上で、これらの「似てるけど違う言葉」の違いをちゃーんと把握しておくことって、とっても大事なんです。
特に「スリープ」と「windows11 休止状態」は、どっちもPCを止める機能なんですが、内部的な動作も、復帰の速さも、電気代(消費電力)も、ぜんぜん違うんですよ!
| 機能 | 状態 | メモリ(RAM)の内容 | ストレージ(SSD/HDD)への保存 | 消費電力 | 復帰速度 |
|---|---|---|---|---|---|
| スリープ | 低電力待機 | 保持(電力供給あり) | しない | 小 | 速い (数秒) |
| windows11 休止状態 | ほぼシャットダウン | 消去(電力供給なし) | する (hiberfil.sys) | ほぼゼロ | 遅い (数十秒) |
| 画面オフ | PCは通常動作 | 保持 | しない | 中(PC本体分) | 瞬時 |
| 画面ロック | PCは通常動作 | 保持 | しない | 中(PC本体分) | 瞬時(要パスワード) |
スリープは、作業内容をメモリ(RAM)に記憶させたまま、PCの大部分の機能を「おやすみ」させる状態です。
メモリには電力を送り続けるので、わずかに電気を消費しちゃいますが、復帰はめちゃくちゃ高速です!
「ちょっとコーヒー淹れてこよう」みたいな、短時間だけ席を外す場合にピッタリですね。
windows11 休止状態(ハイバネーション)は、作業内容(メモリの内容)をぜーんぶ、ストレージ(SSDやHDD)上の「hiberfil.sys」っていう特別なファイルに書き出してから、PCをほぼ完全にシャットダウンさせちゃう状態です。
メモリへの電力供給も止めちゃうので、消費電力はほぼゼロ!
ノートPCをカバンに入れて長時間移動する時や、バッテリーがもうヤバい!けど作業状態は保存したい!っていう時に最適なんです。
ただし、ストレージへの書き込みと読み込みが発生するので、復帰にはスリープよりも時間がかかっちゃいます。
画面オフは、文字通りディスプレイの電源が切れるだけ。
PCの内部(CPUとかメモリとか)は、普通にバリバリ動作し続けています。
ダウンロードや計算処理も中断されませんよ。
画面ロックは、セキュリティのための機能です。
PCは動作したままですが、デスクトップを表示するためにパスワードの入力が求められる、あの画面のことですね。
詳細設定:コントロールパネルで「カバーを閉じたとき」の動作を変更する
「windows11 スリープさせない」っていうお悩みの中でも、「ノートPCの蓋(カバー)を閉じても、スリープさせたくない!」っていう具体的なご要望、すっごく多いんです!
例えば、外部モニターに接続してクラムシェルモード(貝殻みたいに閉じたまま使うこと)で使いたい時とか、音楽を流したまま蓋だけそっと閉じたい時とか、ありますよね~。
この設定、実はさっきの「設定」アプリのカンタンなメニューにはなくて、昔ながらの「コントロールパネル」から設定する必要があるんです。
1. 詳細な電源オプションへのアクセス方法
- デスクトップ画面左下の「スタートボタン」の隣にある「検索(虫眼鏡アイコン)」をクリックします。
- 検索ボックスに「コントロールパネル」って入力して、表示された「コントロールパネル」アプリをクリックします。
- コントロールパネルが開いたら、表示方法が「カテゴリ」になっている場合は「ハードウェアとサウンド」をクリックして、次に「電源オプション」をクリックします。
- (もし表示方法が「大きいアイコン」や「小さいアイコン」になっていたら、直接「電源オプション」をクリックしちゃってOKです)
- 「電源オプション」の画面が表示されます。
2. カバーを閉じたときの動作を変更する
「電源オプション」の画面が開いたら、左側にあるメニューに注目してくださいね。
- 左側のメニューから「カバーを閉じたときの動作の選択」をクリックします。
- 「電源ボタン、スリープ ボタン、およびカバーの設定」っていう画面に切り替わります。
- ここで、「カバーを閉じたときの動作」という項目を探してください。
- 「バッテリー駆動」と「電源に接続」のそれぞれについて、動作を選べるようになっています。
- 「電源に接続」のドロップダウンメニューを「何もしない」に変更します。
これで、ACアダプタを接続している状態であれば、ノートPCの蓋を閉じてもスリープせず、動作し続けてくれるようになります!
やったー!
ちなみに、「バッテリー駆動」の時も「何もしない」に設定はできますが…。
カバンの中とかで意図せず電源が入りっぱなしになっちゃって、PCがアツアツになったり、バッテリーを使い果たしたりする危険がとっても高いので、この設定だけは本当に注意してくださいね!😲
3. 電源プランの詳細設定からスリープを管理する(上級者向け)
コントロールパネルの「電源オプション」は、もっともっと細かい設定(ちょっと上級者向けです)もできちゃうんです。
- 「電源オプション」のメイン画面(「バランス」とかが選べる画面)に戻ります。
- 今、選ばれているプラン(たぶん「バランス」です)の右側にある「プラン設定の変更」をクリックします。
- 「プラン設定の編集」画面で、「ディスプレイの電源を切る」時間と「コンピューターをスリープ状態にする」時間を設定できます。
- (これは、一番最初にやった「設定」アプリの「画面とスリープ」と連動してますよ)
- さらに細かい設定をしたい場合は、「詳細な電源設定の変更(C)」をクリックします。
- 「電源オプション」の小さなウィンドウが開きます。
ここで、ツリー状になっている項目から「スリープ」を探して、「+」ボタンで開いてみてください。
- 次の時間が経過後スリープする:ここでもスリープ時間を「なし」(0分って入力すると「なし」になります)に設定できます。
- スリープ解除タイマーの許可:これが「有効」になっていると、Windows Updateや他のタスクによって、意図しないタイミング(真夜中とか…)でPCがスリープから復帰しちゃうことがあるんです。
基本的には「設定」アプリや「カバーを閉じたときの動作」で十分ですが、もっと細かく制御したい!っていうこだわり派のあなたは、この詳細設定も確認してみてくださいね。
「windows11 休止状態」を有効化し、電源メニューに追加する方法
さっきも説明した通り、「windows11 休止状態」は、スリープと違って電気を消費せずに作業状態を保存できる、すっごく便利な機能です。
でも、なぜかWindows 11では、最初はこの機能が無効化されていたり、電源メニュー(スタートボタン右クリックで出るメニュー)に表示されていなかったりすることが多いんです…。
なんででしょうね?🤔
ここでは、「windows11 休止状態」を有効化して、いつでも使えるようにする手順を解説しちゃいます!
1. 休止状態(ハイバネーション)を有効にする(管理者コマンド)
まずは、システムレベルで休止状態が有効になっているか確認して、もし無効だったら有効化してあげましょう。
ちょっとだけ専門的な「黒い画面」を使いますが、コピペでOKなので安心してくださいね。
- 「スタートボタン」を右クリックして、表示されるメニューから「ターミナル (管理者)」または「Windows PowerShell (管理者)」(あるいは「コマンド プロンプト (管理者)」)を選びます。
- 「ユーザー アカウント制御」の警告が出たら「はい」をクリックします。
- 黒い(または青い)コマンド入力画面が開いたら、以下の「おまじない」をコピーして貼り付けて、Enterキーをポンッ!と押します。
powercfg /hibernate on
- これで、あなたのPCで休止状態が利用可能になりました!
- (もしエラーが出たら、すでに対応しているか、システムが対応していない可能性があります)
ちなみに、休止状態を無効化してディスクの容量(hiberfil.sysファイル)を節約したいな~っていう時は、powercfg /hibernate off って入力すればOKです。
2. 電源メニューに「休止状態」を表示させる
休止状態を有効化しただけでは、シャットダウンの選択肢に「休止状態」は表示されないんです。
え~!って感じですよね。
これを表示させるには、またコントロールパネルの電源オプションを使います。
- さっきの手順で「コントロールパネル」→「電源オプション」を開きます。
- 左側のメニューから「電源ボタンの動作の選択」をクリックします。
- (「カバーを閉じたときの動作の選択」でも同じ画面に行けますよ)
- 画面の下のほうに「シャットダウン設定」というグループがあります。
- 「休止状態(S)」っていう項目があるはずですが、たぶんグレーアウトしていてチェックを入れられないですよね?
- 大丈夫!
- 画面の上にある「現在利用可能ではない設定を変更します」っていう青い文字のリンク(盾のアイコン付き)をクリックしてください。
- すると、「シャットダウン設定」が編集できるようになるので、「休止状態(H)」のチェックボックスにチェックを入れます。
- 最後に「変更の保存」ボタンをクリックするのを忘れずに!
これで、スタートボタンの電源アイコンをクリックした時、またはスタートボタンを右クリックした「シャットダウンまたはサインアウト」のメニューに、「休止状態」が「スリープ」や「シャットダウン」と並んで、ちゃんと表示されるようになりますよ!
休止状態はいつ使うのがベスト?
- 推奨される利用シーン:
- ノートPCをカバンに入れて長時間移動するけど、作業内容はそのまま保存したい時。
- コンセントが使えない場所で、バッテリー消費をゼロにして作業を中断したい時。
- 寝る時など、長時間PCを使わないけど、翌日すぐに昨日の続きから始めたい時(シャットダウンより復帰が早いです!)。
- スリープとの使い分け:
- 数分〜1時間くらいの離席:スリープ(復帰が速いから)
- 数時間以上の離席・移動:休止状態(バッテリーを消費しないから)
トラブルシューティング:設定してもスリープしちゃう・勝手に復帰しちゃう原因は?
「windows11 スリープさせない設定にしたはずなのに、勝手にスリープする!」
「スリープさせたのに、夜中に勝手にPCが起動(復帰)してる…こわい!😭」
こうした不可解な動作には、必ず原因が隠れているんです。
ここでは、Windows 11の電源管理に関する、よくあるトラブルシューティングを紹介しますね。
原因1:これが一番怪しい!隠された設定「システム無人スリープ タイムアウト」
これ、Windows 11の電源トラブルで一番ありがちで、しかも一番見つけにくい原因の一つなんです…。
「設定」アプリやコントロールパネルでスリープを「なし」に設定したのに、PCが一定時間(デフォルトだと2分とか)操作されないとスリープしちゃう現象。
これは、「システム無人スリープ タイムアウト」っていう、普段は隠されている詳細設定が優先されちゃっているせいなんです。
この設定を表示させて変更するには、「レジストリ エディター」っていう、ちょっと専門的なツールを操作する必要があります。
ちょっと上級者向けです💪
レジストリの操作は、PCの動作に深刻な影響を与えちゃう可能性があります…。
必ず自己責任で、手順を間違えないように、よーく確認しながら進めてくださいね!
- 「スタート」横の検索で「regedit」と入力して、「レジストリ エディター」を起動します。
- 上部のアドレスバーに、以下のなが~いパスをコピー&ペーストして、Enterキーを押します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Power\PowerSettings\238C9FA8-0AAD-41ED-83F4-97BE242C8F20\7bc4a2f9-d8fc-4469-b07b-33eb785aaca0
- 右側のペインに「Attributes」っていう名前の値があります。
- これをダブルクリックしてください。
- 「値のデータ(V):」が「1」になっているのを「2」に変更して、「OK」をクリックします。
- レジストリ エディターを閉じます。
この操作によって、コントロールパネルの「詳細な電源設定」に、隠されていた項目が表示されるようになります!
- もう一度、「コントロールパネル」→「電源オプション」→「プラン設定の変更」→「詳細な電源設定の変更(C)」を開きます。
- 「スリープ」の「+」を開くと、新しく「システム無人スリープ タイムアウト」という項目が追加されているはずです!
- この設定値が「2 分」とかになっているはずなので、これをクリックして、「0」分(=なし)に変更します。
- 「適用」→「OK」の順にクリックします。
多くの場合、この設定変更によって、あなたの意図しないスリープ動作は解決するはずですよ!
原因2:スリープ解除タイマー(Wake Timers)
夜中にPCが勝手に起動する(スリープから復帰する)場合、Windows Updateや他のタスクが「スリープ解除タイマー」を使ってPCを起こしちゃってる可能性があります。
これを無効化するには、「詳細な電源設定」を使います。
- 「詳細な電源設定」を開きます(さっきの手順を見てくださいね)。
- 「スリープ」の「+」を開いて、その中にある「スリープ解除タイマーの許可」をさらに開きます。
- 「電源に接続」および「バッテリー駆動」の設定を、両方とも「無効」に変更します。
これで、スケジュールされたタスクによる自動復帰を防ぐことができますよ。
原因3:ネットワーク アダプターやマウスによる復帰
ネットワーク経由のアクセス(Wake-on-LAN)や、机のわずかな振動を拾ったマウスの動きによって、スリープが解除されちゃうことも、意外と多いんです。
- 「スタートボタン」を右クリックして、「デバイス マネージャー」を選びます。
- 「ネットワーク アダプター」を開いて、あなたが使っているネットワーク デバイス(例: Realtek PCIe GbE Family Controllerなど)を右クリックして「プロパティ」を開きます。
- 「電源の管理」タブに移動して、「このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする(O)」のチェックを外しちゃいます。
- 同じように、「マウスとそのほかのポインティング デバイス」を開いて、使っているマウスのプロパティからも、「電源の管理」タブの同じ設定のチェックを外してみてください。
原因4:PCがスリープする(または復帰する)原因を特定するコマンド
「もう!一体なにが原因なのー!」ってなった時、何がスリープを邪魔しているのか、あるいは何がPCを起こしたのかを調査する、強力な「おまじない」があります。
- 「ターミナル (管理者)」または「コマンド プロンプト (管理者)」を起動します。
- PCがスリープから復帰した直後に、以下のコマンドを入力します。
powercfg /lastwake
- これで、直近でPCをスリープから復帰させた原因(例:電源ボタン、USBデバイス、タスクスケジューラとか)が表示されます。
- スリープを邪魔している要求を調べるには、以下のコマンドを入力します。
powercfg /requests
- これで、「スリープできません!」っていう状態を作り出しているプロセスやドライバー(例:音声再生中のオーディオドライバーとか)が一覧表示されますよ。
究極の解決策:PowerToys「Awake」で一時的にスリープさせない✨
ここまでは、Windowsの標準機能を使って、ずーっと設定を変更する方法を解説してきました。
でも、「今やってるこのダウンロードが終わるまでの3時間だけ、絶対にスリープさせたくない!」みたいな、一時的なニーズの時に、いちいち設定を変更するのって、正直めんどうですよね…😥
そこでお勧めしたいのが、Microsoft公式が出している「PowerToys」っていう多機能ユーティリティの中の、「Awake」っていう機能なんです!
PowerToys「Awake」って、なぁに?
Awakeは、タスクバーにあるアイコンを数クリックするだけで、PCがスリープ(あと画面オフも!)に入るのを、一時的に、またはずーっとブロックできる、夢のようなツールなんです☕
Windowsの電源設定を一切変更することなく、Awakeが動いている間だけスリープを止めてくれます。
PowerToysのインストール方法
- 「スタートボタン」をクリックして、「Microsoft Store」を検索して起動します。
- Microsoft Storeの検索バーで「PowerToys」って検索してみてください。
- 「Microsoft PowerToys」っていうアプリ(Microsoft Corporation製です)を見つけたら、「入手」または「インストール」をクリックします。
Awakeの使い方
- インストールが終わったら、PowerToysを起動します。
- 左側のメニューから「Awake」を選びます。
- 「Awake を有効にする」のトグルスイッチがオンになっていることを確認します。
- タスクバーの右下(通知領域)に、コーヒーカップの形をした「Awake」アイコンが表示されます。
- このコーヒーカップのアイコンを右クリックしてみてください!
メニューから、PCを起動させ続けたいモードを選べちゃいます!
- 無期限にスリープを解除したままにする:
- PCを次に再起動するか、手動でオフにするまで、PCはずーっとスリープしません。
- 一定時間スリープを解除したままにする:
- 30分、1時間、2時間とか、指定した時間だけスリープをブロックしてくれます。
- 画面をオンにしたままにする:
- ここにチェックを入れると、スリープだけじゃなくて「画面オフ」もブロックしてくれます!
- (プレゼン中に最適ですね!)
この方法の最大のメリットは、Windowsの複雑な電源設定を一切さわらずに、安全に、かつ一時的に「windows11 スリープさせない」状態を実現できること!
作業が終わったら、またアイコンを右クリックして、「オフ(スリープを許可する)」に戻すだけで完了です。
カンタンすぎますよね!💖
上級編:自分だけの電源プラン「スリープしない」を作成・管理する
Windows 11の電源オプションって、「バランス」とか「省電力」、「高パフォーマンス」みたいな「電源プラン」っていうもので管理されてるんです。
「バランス」プランの設定を直接変更しちゃっても良いんですが、「普段はバランス設定を使いたいけど、特定の作業中はスリープしない設定にサッと切り替えたい!」っていう場合、自分専用の電源プランを作っちゃうと、すっごく便利なんですよ!
- 「コントロールパネル」→「電源オプション」を開きます。
- 左側のメニューから「電源プランの作成」をクリックします。
- 「電源プランの作成」画面で、ベースにするプラン(だいたい「バランス」でOKです)を選びます。
- 「プラン名(P):」に、わかりやすい名前(例えば「常時オン(スリープしない)」とか!)を入力して、「次へ」をクリックします。
- 「プラン設定の編集」画面が表示されるので、「コンピューターをスリープ状態にする」の「電源に接続」を「なし」に設定します。
- (必要なら「ディスプレイの電源を切る」も「なし」にしちゃいましょう)
- 「作成」ボタンをクリックします。
これで、あなたのカスタム電源プランが完成しました!
「電源オプション」の画面で「バランス」と「常時オン(スリープしない)」を、自由に切り替えられるようになりますよ。
タスクバーのバッテリーアイコンをクリックして出てくるスライダー(電源モード)からも、一部のプランはカンタンに切り替えることが可能です。
なぜWindows 11をスリープさせたくないの?よくあるシナリオと注意点
「windows11 スリープさせない」設定をしたい!って思う背景には、いろんな利用シーンがありますよね。
想定されるシナリオ
- 大規模なダウンロードやアップデート
- ゲーム(何十GBもあったりしますよね…)のダウンロード中や、Windowsの大きなアップデート、大容量のファイル転送中にスリープされちゃうと、処理が中断したり、最悪失敗したりすることがあります…😭
- プレゼンテーションや動画の連続再生
- 会議室でのプレゼン中や、PCをモニターに繋いで動画を流し続けている時に、操作がちょっと途切れるとスリープや画面ロックがかかって、表示が中断しちゃったら…もう最悪ですよね!
- PCを簡易サーバーとして利用
- お家のPCをファイルサーバーやメディアサーバー(Plexとか)として使っている場合、スリープしちゃうと外部からのアクセスがぜんぶ途絶えてしまいます。
- バックグラウンドでの重たい処理実行
- 動画のエンコード、3Dレンダリング、科学技術計算とか、完了までに何時間もかかる処理を実行させる場合、スリープは絶対に厳禁です!
「スリープさせない」設定の注意点(キケン!⚠️)
便利さがアップする一方で、「スリープさせない」設定(特に「なし」)には、ちゃんと知っておかないといけない注意点もあるんです…。
⚠️ ここ、とっても大事です!
1. 消費電力(電気代)の増加
当たり前ですが、PCがずーっと起きている状態になるので、スリープ時と比べて消費電力は大幅にアップします。
電気代への影響はもちろん、ノートPCの場合はACアダプタを挿し忘れると、バッテリーがマッハで枯渇しちゃいますよ!
2. 画面の焼き付きリスク(特にOLEDディスプレイ)
「スリープしない」設定と同時に「画面をオフにしない」設定も「なし」にしていると、同じ画面をずーっと表示し続けることになります。
特にOLED(有機EL)ディスプレイを搭載したノートPCだと、画面の「焼き付き」(同じ画像がうっすら残像として残っちゃう現象)が発生するリスクが高まっちゃうんです…。
対策として、せめて「画面の電源だけは切る」(例:30分)に設定するか、スクリーンセーバー(ログオン画面に戻らない設定で!)を有効にすることを、強くオススメします!
3. セキュリティの低下
スリープやロックを無効にすると、あなたが席を立った隙に、他の誰かがあなたのPCを自由に操作できちゃいます。
オフィスやカフェみたいな公共の場所で利用する際は、作業が終わったら設定を元に戻すか、手動でロック(Windowsキー + Lキー)する習慣をつけることが、本当に大事ですよ!
まとめ
Windows 11が勝手にスリープしちゃう問題って、本当にイライラしますよね…。
でも、多くの場合、この記事で紹介した正しい手順を一つずつ踏んでいけば、ちゃんとあなたの思い通りに動いてくれるようになるんです。
最後に、あなたの「やりたいこと」別に、どの設定をすればいいか、カンタンにまとめますね!
✅ とにかくPCがスリープしなければ良い場合:
「設定」→「システム」→「電源とバッテリー」→「画面とスリープ」で、「スリープ状態にする」を「なし」に設定します。
✅ ノートPCの蓋を閉じてもスリープさせたくない場合:
「コントロールパネル」→「電源オプション」→「カバーを閉じたときの動作の選択」で、「電源に接続」時を「何もしない」に設定します。
✅ スリープはしないけど、一定時間で画面ロック(パスワード要求)はさせたい場合:
上記スリープ設定(なし)に加えて、「個人用設定」→「ロック画面」→「スクリーン セーバー」で、「再開時にログオン画面に戻る」にチェックを入れ、待ち時間を設定します。
✅ スリープも画面ロックも一切させたくない場合(セキュリティ注意!):
スリープを「なし」に設定します。
「サインイン オプション」で「もう一度Windows へのサインインを求めるタイミング」を「なし」に設定します。
「スクリーン セーバー」設定で「再開時にログオン画面に戻る」のチェックを外します。
✅ 電力を消費せずに作業を保存したい場合(長時間移動など):
「windows11 休止状態」をコマンド(powercfg /hibernate on)で有効化して、電源オプションでメニューに追加します。
✅ 一時的に(ダウンロード中だけ)スリープさせたくない場合(一番オススメ!):
Microsoft PowerToysをインストールして、「Awake」機能(コーヒーカップアイコン)で「無期限にスリープを解除」を選ぶのが、最も安全でカンタンです!
これらの設定をマスターすることで、Windows 11はあなたの作業を邪魔するストレス源から、信頼できる最高のパートナーへと変わるはずです。
ご自身の利用シーンに合わせて、最適な電源管理設定を見つけてくださいね!😇


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