Win11の「メモリ整合性」とは?オンにすべき?有効化できない時の対処法

Win11の「メモリ整合性」とは?オンにすべき?有効化できない時の対処法 パソコン

 

あれ…? Windows 11のセキュリティ設定を見てたら、「メモリ整合性」って謎の項目がある…

これって一体なに?!」「オンにした方がいいの…?

「ていうか、オンにしようとしても『互換性のないドライバーが~』って怒られて、有効化できないんだけど?!

そんな疑問やパニックで、スマホで慌てて「windows11 メモリ整合性」って検索して、このページにたどり着いてくれたんじゃないでしょうか?

わかります、わかります!私も最初「???」だらけでした!😥

 

でも、大丈夫です!

この記事は、そんな「メモリ整合性」に関するあなたの「?」をぜんぶ解決するための、完全ガイドブックです!✨

 

結論から言うと、この機能はOSを守る超強力なセキュリティ機能で、基本的には絶対に「オン」にすべきなんです!

でも、オンにできない時の「壁」がありますよね…。

この記事で、基本的な仕組みから、メリット・デメリット、そして一番知りたい「オンにできない時の対処法」まで、私と一緒に一つずつスッキリ解決していきましょうね!😇

 

 

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目次(気になるところをクリック)
  1. Windows 11の「メモリ整合性」とは?【基本のキ】
    1. 「コア分離」っていうガードマンチームのエースなんです!
    2. ちょっとだけ専門用語!VBSとHVCIってなに?
    3. 具体的に「何」から守ってくれるの?(カーネルモード攻撃)
  2. 【結論】で、メモリ整合性って「オン」にすべきなの?
    1. オンにする最大のメリット:セキュリティが爆上がり!
    2. デメリットは?パフォーマンス低下と「あの」問題
    3. プロの視点:普通の人は「絶対オン」で!
    4. 例外:オフを考えてもいいかも…な人(上級者向け)
  3. メモリ整合性を「オン/オフ」する手順【設定方法】
    1. 現在の設定を確認する方法
    2. メモリ整合性を「オン」にする手順
    3. (非推奨)メモリ整合性を「オフ」にする手順
  4. 【最重要】メモリ整合性が「オンにできない!」時の原因と対処法
    1. 原因:「互換性のないドライバー」っていう壁
    2. ステップ1:まず「犯人(ドライバー)」の正体を確認する
    3. ステップ2:「oemXX.inf」から「本当のデバイス名」を突き止める!
    4. ステップ3:特定したドライバーを「最新版」に更新する
    5. ステップ4:不要なドライバーは「アンインストール(削除)」しちゃう!
    6. ステップ5:【上級編】コマンド(呪文)でドライバーを「強制削除」する
    7. よくある「互換性のないドライバー」と解決策
  5. 「標準ハードウェアセキュリティがサポートされていません」って言われちゃう場合
    1. 原因1:TPM 2.0が有効じゃない
    2. 原因2:CPUの仮想化支援機能 (Intel VT-x / AMD-V) が無効
  6. メモリ整合性とセキュリティソフト(ウイルス対策ソフト)って、どう違うの?
    1. メモリ整合性は「OSの鎧」、セキュリティソフトは「積極的な警備員」
    2. Win11のセキュリティを最強にするためのオススメ構成
  7. まとめ:メモリ整合性をオンにして、Win11のセキュリティを爆上げしよう!

Windows 11の「メモリ整合性」とは?【基本のキ】

まずは、この「メモリ整合性」っていう機能が、私たちのWindows 11をどうやって守ってくれているのか、その正体から見ていきましょう!

 

「コア分離」っていうガードマンチームのエースなんです!

「メモリ整合性」っていうのは、Windows 11のセキュリティ設定(Windows セキュリティ)の中にある「デバイス セキュリティ」っていうカテゴリにいます。

 

もっと詳しく言うと、「コア分離」っていう名前の、超エリートなガードマンチームがいるんですが、メモリ整合性はそのチームの「エース隊員」みたいな存在なんです!

 

「コア分離」っていうのは、その名の通り、コンピューターのOSの一番大事な心臓部(専門用語で「カーネル」って言います)を、他のアプリが動いている普通の場所から「分離」して、ガッチリ守る技術のことなんですね。

メモリ整合性は、この「分離」を実現するために、一番大事な役割を果たしている機能なんです。

(専門用語では「ハイパーバイザーで保護されたコード整合性 (HVCI)」なんて呼ばれたりもします…難しい!覚えなくてOKです!(笑))

 

ちょっとだけ専門用語!VBSとHVCIってなに?

「うーん、なんか難しそう…」って思ったあなた、大丈夫です!

ここでは、この機能を理解するためのキーワードを、世界一かんたんに解説しちゃいますね!

 

この2つだけ覚えちゃおう!

🛡️ VBS (仮想化ベースのセキュリティ)

これは、Windows 11が持ってる「仮想化」っていう技術(一つのPCで複数のOSを動かすスゴイ技術)を使って、OSの心臓部自体を「安全なカプセル(仮想コンテナ)」の中に入れちゃう仕組みのことです。

これによって、心臓部が、万が一ウイルスに感染したかもしれない他のアプリから、物理的に隔離されるんです!

🛡️ HVCI (メモリ整合性)

これが今回の主役、「メモリ整合性」の本当の名前です。

さっきのVBS(安全カプセル)の力を借りて、OSの心臓部で働こうとするプログラム(特に「ドライバー」っていう部品を動かす大事なヤツ)が、本当に安全で信頼できるか(=署名があるか)を、めちゃくちゃ厳しくチェックします。

もし、署名のない怪しいヤツや、悪いヤツに書き換えられたコードが心臓部に入ろうとしたら…HVCIが「お前はダメだ!」ってブロックしてくれるんです!

 

かんたんに言っちゃうと、「メモリ整合性」っていうのは、Windows 11の心臓部(中枢)を見張る、安全カプセルに守られた「最強の門番」みたいなものなんですね!

 

具体的に「何」から守ってくれるの?(カーネルモード攻撃)

じゃあ、なんでそんなに厳重にOSの心臓部(カーネル)を守らきゃいけないんでしょうか?

それは、「カーネルモード攻撃」っていう、一番ヤバくて危険なサイバー攻撃を防ぐためなんです!

普通のウイルスは「ユーザーモード」っていう、権限が低い場所でこっそり悪さをするんですけど、この「カーネルモード攻撃」は、OSの心臓部である「カーネルモード」に直接侵入しようとしてくるんです。

もし心臓部に侵入されちゃったら…もう最悪です。

攻撃者はPCの全権限を乗っ取って、セキュリティソフトを止めたり、大事なデータを全部盗んだり、PCを人質に取ったり(ランサムウェア)…やりたい放題になっちゃうんです。

「メモリ整合性」は、この心臓部への不正な侵入(例:悪意あるドライバーの読み込み)を、入り口でガッチリ防いでくれる、最後の砦なんですね。

これこそが、今までのWindowsとは違う、windows11 セキュリティの「強さ」の秘密なんです!

 

 

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【結論】で、メモリ整合性って「オン」にすべきなの?

こんなにスゴイ機能だってことはわかったけど、

windows11 メモリ整合性 って、結局オンにした方がいいの?デメリットはないの?」

って思いますよね!

結論から言っちゃいますね…

「ほとんどの普通のユーザーさんは、絶対にオンにすべき!でも、一部の特殊な使い方(古い機材やガチゲーマーさん)だと、デメリットが出ちゃうこともある」

…っていうのが答えです!

 

オンにする最大のメリット:セキュリティが爆上がり!

メリットは、もうこれに尽きます。ただ一つ、でも最強です。

OSの心臓部への攻撃を、ほぼ無力化できちゃう!

まだ世間に知られてない新型ウイルス(ゼロデイ攻撃)とかにも強くなる!

PCシステム全体の信頼性が、めちゃくちゃアップする!

 

普通のセキュリティソフト(ウイルス対策ソフト)は、ウイルスの「顔」を覚えておいて見つけたり、「怪しい動き」をしてないかパトロールしたりしますよね。

でも、メモリ整合性は、それよりずっと手前の「OSの仕組み」のレベルで、悪いコードが動くこと自体を「ダメ!」って防いでくれるんです。

これはもう、Windows 11のセキュリティを、根本から引き上げてくれる、すっごく大事な「鎧(よろい)」なんですよ!

 

デメリットは?パフォーマンス低下と「あの」問題

一方で、もちろんイイことばかりじゃなくて、ちょっとだけデメリットもあります。

1. パフォーマンスがちょっと落ちるかも?

さっきの「安全カプセル(VBS)」を動かすのには、PCのパワー(CPUとかメモリ)をほんのちょっぴり使っちゃうんです。

だから、PCの性能を1%でも多く絞り出したい!っていう最新のPCゲームとか、重た~い動画編集とかだと、パフォーマンスがほんの数パーセント落ちちゃう可能性がある、って言われています。

2. 互換性の問題(=最大の壁!)

これです!これこそが、多くの人が「オンにできない!」って悩む最大の原因です!

メモリ整合性は「最強の門番」なだけに、チェックがめちゃくちゃ厳しいんです。

だから、ちょっと古い機材のドライバーとか、一部の特殊なソフト(古い仮想化ソフトとか、PCをピカピカ光らせるソフトとか、一部のゲームの不正防止ツールとか)が、その厳しい基準をクリアできなくて、「お前は互換性がない!」ってブロックされちゃうことがあるんです。

 

プロの視点:普通の人は「絶対オン」で!

このメリットとデメリットを比べた上で、専門家としての意見をハッキリ言いますね!

ネットを見たり、メールしたり、Officeソフト(WordとかExcel)を使ったり、動画を見たり…っていう、ごく普通の使い方がメインのあなたなら、パフォーマンスの影響なんて、まず体感できません!

むしろ、その体感できないレベルのパフォーマンスと引き換えにゲットできる「絶大な安心感(セキュリティ)」の方が、100倍大事です!

怪しいサイトをうっかり踏んじゃった時、変なメールを開いちゃった時…その「最後の砦」になってくれるのが、メモリ整合性なんです。

今の時代のPCは、「ちょっと便利」とか「ちょっと速い」よりも、「安全であること」が、なによりも優先されるべきなんですよ!

 

例外:オフを考えてもいいかも…な人(上級者向け)

ただし!もしあなたがこんなケースに当てはまっていて、かつ「自分でリスク管理できます!」っていう上級者さんなら、オフにする選択肢も…まあ、アリかもしれません。

0.1秒を争うプロゲーマーさん

ゲームのフレームレート(fps)が1でも高い方がいい!っていう世界に生きてる人ですね。

どうしても動かしたい「古い機材」がある人

お仕事で使う特殊な機材とか、Windows 11に対応してない古いプリンターとか、どうしてもそのドライバーじゃないとダメ!っていう場合。

メモリ整合性とケンカしちゃう「必須ソフト」がある人

一部の古い仮想化ソフトとかが、どうしても動かない~!っていう場合。

 

これ以外の方は、基本は「オン」!

それがwindows11 メモリ整合性のスタンダードだって、覚えておいてくださいね!

 

 

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メモリ整合性を「オン/オフ」する手順【設定方法】

「じゃあ、私のPCって今どうなってるの?」

さっそく、ご自身のPCの設定をチェックしてみましょう!

 

現在の設定を確認する方法

1. スタートメニュー(Windowsマーク)を押して、「Windows セキュリティ」って入力して、アプリを開きます。

(「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「Windows セキュリティ」からでもOKですよ!)

2. 左側のメニューから「デバイス セキュリティ」を選びます。

3. 「コア分離」っていう項目の中にある、「コア分離の詳細」っていう青い文字をクリックします。

4. 「メモリ整合性」っていう項目と、その横に「オン/オフ」のスイッチ(トグルスイッチって言います)が表示されましたか?

 

ここで「オン」になっていたら、おめでとうございます!あなたのPCはバッチリ守られています!🎉

 

メモリ整合性を「オン」にする手順

もし、スイッチが「オフ」になっていたら、ここからオンにしちゃましょう!

1. さっきの「メモリ整合性」の画面で、スイッチをクリックして「オン」にします。

2. 「これらの変更を適用するには、デバイスを再起動する必要があります」ってメッセージが出てきます。

3. 大事な作業(Wordとか)をぜんぶ保存して、PCを「再起動」します。

 

これだけ!再起動が終わったら、メモリ整合性が有効な状態でPCが起動してきますよ!

 

(非推奨)メモリ整合性を「オフ」にする手順

あんまりオススメしませんが…さっきの「例外」に当てはまる人が、どうしてもオフにしたい場合の手順も、念のため。

1. 「メモリ整合性」の画面で、スイッチをクリックして「オフ」にします。

2. 「本当にいいの?」っていう警告(ユーザーアカウント制御)が出たら、「はい」を選びます。

3. これもPCの「再起動」が必要になるので、再起動します。

 

これで、メモリ整合性は無効(オフ)になります。

 

 

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【最重要】メモリ整合性が「オンにできない!」時の原因と対処法

さて!ここからがこの記事の「本題」です!

windows11 メモリ整合性」をオンにしようとしたら、

スイッチがグレーになってて押せない!

オンにしたのに、再起動したらオフに戻ってる!

互換性のないドライバーがあるため、メモリ整合性を有効にできません って怒られる!

…っていう、まさに「壁」にぶち当たっちゃったあなた。大丈夫ですよ、ちゃんと解決策がありますからね!

 

これは、さっきデメリットでもお話しした、「互換性のないドライバー(古い部品とか)」があなたのPCの中に残っていることが原因なんです。

この「犯人」を見つけ出して対処する手順を、ステップバイステップで徹底解説しちゃいます!

 

原因:「互換性のないドライバー」っていう壁

Windows 11の門番(メモリ整合性)は、OSの心臓部で働くドライバー全員に「最新のセキュリティ基準を満たしてるか?」「ちゃんとした署名を持ってるか?」って、すっごく厳しいチェックをします。

たった一人でも「非対応」のヤツがいると、「仲間外れは作れない!」って言って、門番機能ぜんぶが「オンになるのを拒否」しちゃうんです。なんてこった!

 

ステップ1:まず「犯人(ドライバー)」の正体を確認する

まずは、その悪さをしているドライバーが誰なのか、名前を突き止めましょう!

1. さっきの「メモリ整合性」の設定画面(コア分離の詳細)を開きます。

2. 「互換性のないドライバーがあるため~」っていう警告メッセージの下に、「互換性のないドライバーを確認する」っていう青いリンク、ありませんか?

(もしリンクがなかったら、一度オンにするフリ→再起動を試すと出てくることがありますよ)

3. このリンクをクリック!すると、犯人ドライバーの一覧が表示されます。

 

…でも、多くの場合、ここに表示されるのって「oemXX.inf」(XXは数字)みたいな、謎の暗号みたいなファイル名だけなんです…。

これじゃあ、どこの誰だか、さっぱり分かりませんよね?!

 

ステップ2:「oemXX.inf」から「本当のデバイス名」を突き止める!

この「oemXX.inf」っていう暗号から、本当のデバイス名(何の部品なのか)を特定するのが、解決への第一歩です!

 

確実な方法:コマンド(呪文)で調べる!

1. スタートボタンを右クリックして、「Windows ターミナル (管理者)」または「コマンド プロンプト (管理者)」を選びます。

2. 黒い画面(怖くないですよ!)が出てきたら、下の呪文(コマンド)をコピーして、黒い画面に貼り付けて、Enterキーをポン!

dism /online /get-drivers /format:table

3. うわー!って思うくらい、PCに入ってる全ドライバーの一覧が表で出てきます。

4. この一覧から、さっきステップ1で見た「oemXX.inf」っていう名前を、「発行元の名前」の列から探します。

5. 見つけたら、同じ行の「元のファイル名」や「プロバイダー名」をチェック!

 

例えば、「発行元の名前」が oem20.inf で、同じ行の「プロバイダー名」が Logitech だったら…

犯人はロジクールの古いマウス(かキーボード)のドライバーだな!」って特定できるわけです!

 

(簡易的な方法として、スタート右クリック→「デバイス マネージャー」→「表示」→「デバイス (ドライバー別)」で探す方法もありますが、↑のコマンドの方が確実ですよ!)

このステップで、「古いプリンター」なのか、「ゲーミングマウス」なのか、犯人の目星をつけちゃいましょう!

 

ステップ3:特定したドライバーを「最新版」に更新する

犯人がわかったら、一番平和な解決方法は「ドライバーを、メモリ整合性に対応した最新バージョンにアップデートする」ことです!

まずは Windows Update!

「設定」→「Windows Update」を開いて、オプションの更新も含めて、ぜんぶ最新にしちゃいましょう。

有名なメーカーのドライバーなら、これだけで解決することもあります。

デバイスメーカーの公式サイトへGO!

特定したデバイス(例:NVIDIAのグラボ、Logicoolのマウス、Realtekのオーディオ)の公式サイトに行って、Windows 11対応の最新ドライバーをダウンロードして、インストールします。

PCメーカーの公式サイトもチェック!

ノートPCやメーカー製PC(Dell, HP, Lenovo, NECとか)なら、PCメーカーのサポートページで、あなたのPCの型番で検索!

「チップセットドライバー」とか、PC固有のドライバーを最新にしちゃいましょう。

 

ドライバーを更新したら、PCを再起動して、もう一度「メモリ整合性」をオンにできるか、チャレンジしてみてください!

 

ステップ4:不要なドライバーは「アンインストール(削除)」しちゃう!

もし、問題のドライバーが、

あ、これ、10年前に使ってたプリンターのやつだ…

もう使ってないUSB機器のドライバーだ…

みたいに、今はもう使っていない古いデバイスのものだったら、ドライバーごと削除しちゃうのが、一番カンタンで手っ取り早い解決策です!

 

1. スタートボタンを右クリックして、「デバイス マネージャー」を開きます。

2. 犯人(デバイス)を探します。(見つからなかったら、メニューの「表示」→「非表示のデバイスの表示」をオンにしてみてください)

3. 見つけたら、そのデバイスを右クリックして、「デバイスのアンインストール」を選びます。

4. 【超重要!】このデバイスのドライバー ソフトウェアを削除しようとしました」っていうチェックボックスが出てきたら、絶対に!絶対にチェックを入れてから「アンインストール」を押してください!

(このチェックを入れないと、デバイスは消えてもドライバーファイルがPCに残っちゃって、問題が解決しないんです…😭)

5. 削除が終わったら、PCを再起動して、メモリ整合性をオンにできるか確認します。

 

ステップ5:【上級編】コマンド(呪文)でドライバーを「強制削除」する

ステップ4でも消せない、ゾンビみたいにしぶとく残っちゃうドライバーがいる場合があります…。

そんな時の最終手段!コマンド(呪文)を使って、強制的に削除しちゃいましょう!

 

1. また「Windows ターミナル (管理者)」か「コマンド プロンプト (管理者)」を開きます。

2. ステップ2で特定した「oemXX.inf」っていう名前を、もう一度確認します。(例:oem20.inf

3. 以下の呪文を実行します。oem20.inf の部分は、あなたの環境に合わせて書き換えてくださいね!

pnputil /delete-driver oem20.inf /uninstall /force

4. この呪文は、指定したドライバーをPCから「問答無用で削除(アンインストール)」する、強力なものです。

5. 実行したら、PCを再起動して、今度こそメモリ整合性がオンにできるか、最終確認です!

 

よくある「互換性のないドライバー」と解決策

私の経験上、windows11 メモリ整合性とケンカしやすいのは、だいたいこんなヤツらです。

🎮 ゲームの不正防止ツール (例: Riot Vanguard, Easy Anti-Cheat の古いヤツ)

→ ゲーム自体を最新版にアプデしたり、一度アンインストール→再インストールしたりすると、対応版になることが多いですよ。

🖥️ PCパーツの管理ソフト (例: CPU-Z, HWiNFO, PCピカピカソフトの古いヤツ)

→ 最新バージョンにアプデすれば、VBS対応版ドライバーに置き換わることがほとんどです。

🌀 古い仮想化ソフト (例: VMware や VirtualBox の古いヤツ)

→ これらはHyper-V自体とケンカします。最新版にするか、アンインストールが必要です。

🖨️ 古いプリンターやスキャナーのドライバー

→ Windows 11が標準で持ってるドライバーで動かないか試してみて、ダメなら…削除を考えましょう…。

 

これらの対処法を一つずつ試してもらえれば、ほとんどの場合、「互換性のないドライバー」問題は解決して、windows11 メモリ整合性をオンにできるはずですよ!

 

 

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「標準ハードウェアセキュリティがサポートされていません」って言われちゃう場合

[ここに画像: 標準ハードウェアセキュリティがサポートされていません エラー]

「あの…そもそも、オン/オフのスイッチ自体がなくて、『標準ハードウェアセキュリティがサポートされていません』って表示されてるんですけど…」

という、そこのあなた!

それは、ドライバーの問題じゃなくて、もっと手前の「PC本体のハードウェア設定」が原因です!

windows11 メモリ整合性(VBS)っていう機能は、動かすために「PC本体の前提条件」が2つ必要なんです。

この2つの機能が、あなたのPCのBIOS/UEFI(PCの超・基本設定画面)で「オフ」になっている可能性が、とっても高いんですよ。

 

原因1:TPM 2.0が有効じゃない

Windows 11を入れる時に必須だったはずの、「TPM 2.0」っていうセキュリティ機能が、BIOS/UEFIでオフになってるかもしれません。

 

原因2:CPUの仮想化支援機能 (Intel VT-x / AMD-V) が無効

メモリ整合性は「仮想化(VBS)」の技術を使うって言いましたよね?

そのために、CPUが持ってる「仮想化を手伝う機能」が必須なんです!

 

✅ IntelのCPUなら → Intel VT-x (Intel Virtualization Technology)

✅ AMDのCPUなら → AMD-V (SVM Mode)

 

これ、多くのPCで「オフ (Disabled)」のまま出荷されてることが、意外と多いんです…。

 

解決策:BIOS/UEFI(基本設定)でオンにする!

 

この問題を解決するには、PCの超・基本設定画面である「BIOS/UEFI」に入る必要があります。

(ちょっとだけ上級者向けかもですが、ゆっくりやれば大丈夫!)

 

1. PCを再起動します。

2. メーカーのロゴ(DELLとかNECとか)が表示されてる「瞬間」に、特定のキー(多くは Delete キーか F2 キー)を連打します!

(入り方がわからなかったら、「(あなたのPCメーカー名) BIOS 起動」で検索してみてくださいね)

3. 青やグレーの、英語の難しそうな画面(BIOS/UEFI)に入れたら成功です!

4. 「Security」とか「Advanced」、「CPU Configuration」みたいなメニューを探します。(マウスが効かないこともあるので、矢印キーで操作します)

5. 「TPM」とか「Security Chip」、「PTT」みたいな項目を探して、「Enabled (有効)」にします。

6. 「Intel Virtualization Technology (VT-x)」または「AMD-V (SVM Mode)」みたいな項目も探して、「Enabled (有効)」にします。

7. 設定が終わったら、「保存して終了 (Save & Exit)」(多くは F10 キー)を選んで、Enterを押します。

 

PCがWindows 11で再起動したら、もう一度「Windows セキュリティ」→「デバイス セキュリティ」→「コア分離の詳細」を見てみてください!

「サポートされていません」のメッセージが消えて、「メモリ整合性」のスイッチが、ちゃんと表示されているはずですよ!

 

 

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メモリ整合性とセキュリティソフト(ウイルス対策ソフト)って、どう違うの?

ここで、windows11 セキュリティ全般について、大事な補足です!

「メモリ整合性をオンにしたら、ノートンとか、市販のセキュリティソフトってもう要らないの?」

って疑問に思うかもですが、それは大きな勘違いなんです!

 

メモリ整合性は「OSの鎧」、セキュリティソフトは「積極的な警備員」

この2つ、役割がぜんぜん違うんです!

 

🛡️ メモリ整合性 (HVCI)

役割:OSの心臓部(カーネル)に悪いヤツが侵入するのを防ぐ、「最後の砦」「強固な鎧」です。

弱点:PCにダウンロードされちゃったウイルスファイル自体を見つけたり、危ないサイトへのアクセスを止めたり、メールの添付ファイルをスキャンしたりは、してくれません。

 

👮 セキュリティソフト (アンチウイルス)

役割:ファイルのスキャン、怪しい動きの監視、危ないサイトのブロック、メールのスキャンなど、PCの「入り口」と「内部」を積極的にパトロールしてくれる「警備員さん」です。

弱点:もし、超ヤバい新型攻撃(ゼロデイ攻撃とか)で警備員さんをすり抜けられて、心臓部(カーネル)に侵入されちゃうと、警備員さん自身が止められちゃう可能性があります。

 

そう!この2つは、お互いの弱点を補い合う、最強のタッグなんです!

windows11 メモリ整合性(鎧)が心臓部を守ってる間に、セキュリティソフト(警備員)が入り口で悪いヤツを捕まえる。

もし警備員をすり抜けても、最後の鎧がOS乗っ取りを防ぐ!

この「多層防御」こそが、windows11 セキュリティの理想の姿なんですよ!

 

Win11のセキュリティを最強にするためのオススメ構成

Windows 11には、「Microsoft Defender」っていう、標準でめちゃくちゃ優秀なセキュリティソフト(警備員さん)がもう入っています。

 

✅ 基本構成(これで十分!)

Microsoft Defender(常時オン) + メモリ整合性(オン)

 

これで、ほとんどの脅威からしっかり守られます!

✅ 強化構成(もっと安心したいなら!)

高性能な市販セキュリティソフト + メモリ整合性(オン)

 

「ノートン 360」とか「ESET インターネット セキュリティ」みたいな市販のソフトは、Defenderにはない独自の監視機能とか、ネットバンキング専用の保護機能とか、もっと手厚いサポートがついています。

(※これら有料ソフトの導入は、💰収益化のヒントとして提示された観点です)

もっともっと能動的にwindows11 セキュリティを高めたい!っていうあなたは、こういうソフトとwindows11 メモリ整合性を組み合わせるのが、最強の構成になりますよ!

 

 

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まとめ:メモリ整合性をオンにして、Win11のセキュリティを爆上げしよう!

いや~、お疲れ様でした!

今回は、Windows 11の「メモリ整合性」について、その正体から設定方法、そして最大の壁である「オンにできない!」問題の解決法まで、ぜ~んぶ解説してきました!

最後に、この記事の大事なポイントを、もう一度おさらいしますね。

 

メモリ整合性ってなに?

Windows 11のOSの心臓部(カーネル)を、ヤバい攻撃から守ってくれる、「仮想化技術を使った最強の鎧(よろい)」のこと!(本名: HVCI)

オンにすべき?

普通のユーザーさんは、絶対に「オン」にすべき!

ほんのちょっとのパフォーマンス低下(ほぼ体感ナシ)より、得られる絶大なセキュリティ(安心感)の方が、100倍大事です!

オンにできない原因は?

ほとんどの場合、「互換性のない古いドライバー」が犯人です。

oemXX.inf」みたいな犯人の名前を特定して、最新版に「更新」するか、もう使ってないなら「アンインストール(削除)」すれば解決できます!

スイッチ自体がない場合は?

PCの超・基本設定(BIOS/UEFI)で、「TPM 2.0」と「CPU仮想化支援 (VT-x / AMD-V)」の2つが「オフ」になってるかも!「オン」にすれば、スイッチが出てきますよ!

 

windows11 メモリ整合性は、windows11 セキュリティの進化を代表する、すっごく大事な機能です。

最初はドライバー問題で「うわっ!」ってなるかもしれませんが、この記事で解説した手順を一つずつ試せば、きっとオンにできるはずです!

ぜひ設定を最適化して、安全で快適なWindows 11ライフを楽しんでくださいね!

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