あれ…? Windows 11のセキュリティ設定を見てたら、「メモリ整合性」って謎の項目がある…
「これって一体なに?!」「オンにした方がいいの…?」
「ていうか、オンにしようとしても『互換性のないドライバーが~』って怒られて、有効化できないんだけど?!」
そんな疑問やパニックで、スマホで慌てて「windows11 メモリ整合性」って検索して、このページにたどり着いてくれたんじゃないでしょうか?
わかります、わかります!私も最初「???」だらけでした!😥
でも、大丈夫です!
この記事は、そんな「メモリ整合性」に関するあなたの「?」をぜんぶ解決するための、完全ガイドブックです!✨
結論から言うと、この機能はOSを守る超強力なセキュリティ機能で、基本的には絶対に「オン」にすべきなんです!
でも、オンにできない時の「壁」がありますよね…。
この記事で、基本的な仕組みから、メリット・デメリット、そして一番知りたい「オンにできない時の対処法」まで、私と一緒に一つずつスッキリ解決していきましょうね!😇
Windows 11の「メモリ整合性」とは?【基本のキ】
まずは、この「メモリ整合性」っていう機能が、私たちのWindows 11をどうやって守ってくれているのか、その正体から見ていきましょう!
「コア分離」っていうガードマンチームのエースなんです!
「メモリ整合性」っていうのは、Windows 11のセキュリティ設定(Windows セキュリティ)の中にある「デバイス セキュリティ」っていうカテゴリにいます。
もっと詳しく言うと、「コア分離」っていう名前の、超エリートなガードマンチームがいるんですが、メモリ整合性はそのチームの「エース隊員」みたいな存在なんです!
「コア分離」っていうのは、その名の通り、コンピューターのOSの一番大事な心臓部(専門用語で「カーネル」って言います)を、他のアプリが動いている普通の場所から「分離」して、ガッチリ守る技術のことなんですね。
メモリ整合性は、この「分離」を実現するために、一番大事な役割を果たしている機能なんです。
(専門用語では「ハイパーバイザーで保護されたコード整合性 (HVCI)」なんて呼ばれたりもします…難しい!覚えなくてOKです!(笑))
ちょっとだけ専門用語!VBSとHVCIってなに?
「うーん、なんか難しそう…」って思ったあなた、大丈夫です!
ここでは、この機能を理解するためのキーワードを、世界一かんたんに解説しちゃいますね!
この2つだけ覚えちゃおう!
🛡️ VBS (仮想化ベースのセキュリティ)
これは、Windows 11が持ってる「仮想化」っていう技術(一つのPCで複数のOSを動かすスゴイ技術)を使って、OSの心臓部自体を「安全なカプセル(仮想コンテナ)」の中に入れちゃう仕組みのことです。
これによって、心臓部が、万が一ウイルスに感染したかもしれない他のアプリから、物理的に隔離されるんです!
🛡️ HVCI (メモリ整合性)
これが今回の主役、「メモリ整合性」の本当の名前です。
さっきのVBS(安全カプセル)の力を借りて、OSの心臓部で働こうとするプログラム(特に「ドライバー」っていう部品を動かす大事なヤツ)が、本当に安全で信頼できるか(=署名があるか)を、めちゃくちゃ厳しくチェックします。
もし、署名のない怪しいヤツや、悪いヤツに書き換えられたコードが心臓部に入ろうとしたら…HVCIが「お前はダメだ!」ってブロックしてくれるんです!
かんたんに言っちゃうと、「メモリ整合性」っていうのは、Windows 11の心臓部(中枢)を見張る、安全カプセルに守られた「最強の門番」みたいなものなんですね!
具体的に「何」から守ってくれるの?(カーネルモード攻撃)
じゃあ、なんでそんなに厳重にOSの心臓部(カーネル)を守らきゃいけないんでしょうか?
それは、「カーネルモード攻撃」っていう、一番ヤバくて危険なサイバー攻撃を防ぐためなんです!
普通のウイルスは「ユーザーモード」っていう、権限が低い場所でこっそり悪さをするんですけど、この「カーネルモード攻撃」は、OSの心臓部である「カーネルモード」に直接侵入しようとしてくるんです。
もし心臓部に侵入されちゃったら…もう最悪です。
攻撃者はPCの全権限を乗っ取って、セキュリティソフトを止めたり、大事なデータを全部盗んだり、PCを人質に取ったり(ランサムウェア)…やりたい放題になっちゃうんです。
「メモリ整合性」は、この心臓部への不正な侵入(例:悪意あるドライバーの読み込み)を、入り口でガッチリ防いでくれる、最後の砦なんですね。
これこそが、今までのWindowsとは違う、windows11 セキュリティの「強さ」の秘密なんです!
【結論】で、メモリ整合性って「オン」にすべきなの?
こんなにスゴイ機能だってことはわかったけど、
「windows11 メモリ整合性 って、結局オンにした方がいいの?デメリットはないの?」
って思いますよね!
結論から言っちゃいますね…
「ほとんどの普通のユーザーさんは、絶対にオンにすべき!でも、一部の特殊な使い方(古い機材やガチゲーマーさん)だと、デメリットが出ちゃうこともある」
…っていうのが答えです!
オンにする最大のメリット:セキュリティが爆上がり!
メリットは、もうこれに尽きます。ただ一つ、でも最強です。
✅ OSの心臓部への攻撃を、ほぼ無力化できちゃう!
✅ まだ世間に知られてない新型ウイルス(ゼロデイ攻撃)とかにも強くなる!
✅ PCシステム全体の信頼性が、めちゃくちゃアップする!
普通のセキュリティソフト(ウイルス対策ソフト)は、ウイルスの「顔」を覚えておいて見つけたり、「怪しい動き」をしてないかパトロールしたりしますよね。
でも、メモリ整合性は、それよりずっと手前の「OSの仕組み」のレベルで、悪いコードが動くこと自体を「ダメ!」って防いでくれるんです。
これはもう、Windows 11のセキュリティを、根本から引き上げてくれる、すっごく大事な「鎧(よろい)」なんですよ!
デメリットは?パフォーマンス低下と「あの」問題
一方で、もちろんイイことばかりじゃなくて、ちょっとだけデメリットもあります。
1. パフォーマンスがちょっと落ちるかも?
さっきの「安全カプセル(VBS)」を動かすのには、PCのパワー(CPUとかメモリ)をほんのちょっぴり使っちゃうんです。
だから、PCの性能を1%でも多く絞り出したい!っていう最新のPCゲームとか、重た~い動画編集とかだと、パフォーマンスがほんの数パーセント落ちちゃう可能性がある、って言われています。
2. 互換性の問題(=最大の壁!)
これです!これこそが、多くの人が「オンにできない!」って悩む最大の原因です!
メモリ整合性は「最強の門番」なだけに、チェックがめちゃくちゃ厳しいんです。
だから、ちょっと古い機材のドライバーとか、一部の特殊なソフト(古い仮想化ソフトとか、PCをピカピカ光らせるソフトとか、一部のゲームの不正防止ツールとか)が、その厳しい基準をクリアできなくて、「お前は互換性がない!」ってブロックされちゃうことがあるんです。
プロの視点:普通の人は「絶対オン」で!
このメリットとデメリットを比べた上で、専門家としての意見をハッキリ言いますね!
ネットを見たり、メールしたり、Officeソフト(WordとかExcel)を使ったり、動画を見たり…っていう、ごく普通の使い方がメインのあなたなら、パフォーマンスの影響なんて、まず体感できません!
むしろ、その体感できないレベルのパフォーマンスと引き換えにゲットできる「絶大な安心感(セキュリティ)」の方が、100倍大事です!
怪しいサイトをうっかり踏んじゃった時、変なメールを開いちゃった時…その「最後の砦」になってくれるのが、メモリ整合性なんです。
今の時代のPCは、「ちょっと便利」とか「ちょっと速い」よりも、「安全であること」が、なによりも優先されるべきなんですよ!
例外:オフを考えてもいいかも…な人(上級者向け)
ただし!もしあなたがこんなケースに当てはまっていて、かつ「自分でリスク管理できます!」っていう上級者さんなら、オフにする選択肢も…まあ、アリかもしれません。
✅ 0.1秒を争うプロゲーマーさん
ゲームのフレームレート(fps)が1でも高い方がいい!っていう世界に生きてる人ですね。
✅ どうしても動かしたい「古い機材」がある人
お仕事で使う特殊な機材とか、Windows 11に対応してない古いプリンターとか、どうしてもそのドライバーじゃないとダメ!っていう場合。
✅ メモリ整合性とケンカしちゃう「必須ソフト」がある人
一部の古い仮想化ソフトとかが、どうしても動かない~!っていう場合。
これ以外の方は、基本は「オン」!
それがwindows11 メモリ整合性のスタンダードだって、覚えておいてくださいね!
メモリ整合性を「オン/オフ」する手順【設定方法】
「じゃあ、私のPCって今どうなってるの?」
さっそく、ご自身のPCの設定をチェックしてみましょう!
現在の設定を確認する方法
1. スタートメニュー(Windowsマーク)を押して、「Windows セキュリティ」って入力して、アプリを開きます。
(「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「Windows セキュリティ」からでもOKですよ!)
2. 左側のメニューから「デバイス セキュリティ」を選びます。
3. 「コア分離」っていう項目の中にある、「コア分離の詳細」っていう青い文字をクリックします。
4. 「メモリ整合性」っていう項目と、その横に「オン/オフ」のスイッチ(トグルスイッチって言います)が表示されましたか?
ここで「オン」になっていたら、おめでとうございます!あなたのPCはバッチリ守られています!🎉
メモリ整合性を「オン」にする手順
もし、スイッチが「オフ」になっていたら、ここからオンにしちゃましょう!
1. さっきの「メモリ整合性」の画面で、スイッチをクリックして「オン」にします。
2. 「これらの変更を適用するには、デバイスを再起動する必要があります」ってメッセージが出てきます。
3. 大事な作業(Wordとか)をぜんぶ保存して、PCを「再起動」します。
これだけ!再起動が終わったら、メモリ整合性が有効な状態でPCが起動してきますよ!
(非推奨)メモリ整合性を「オフ」にする手順
あんまりオススメしませんが…さっきの「例外」に当てはまる人が、どうしてもオフにしたい場合の手順も、念のため。
1. 「メモリ整合性」の画面で、スイッチをクリックして「オフ」にします。
2. 「本当にいいの?」っていう警告(ユーザーアカウント制御)が出たら、「はい」を選びます。
3. これもPCの「再起動」が必要になるので、再起動します。
これで、メモリ整合性は無効(オフ)になります。
【最重要】メモリ整合性が「オンにできない!」時の原因と対処法
さて!ここからがこの記事の「本題」です!
「windows11 メモリ整合性」をオンにしようとしたら、
「スイッチがグレーになってて押せない!」
「オンにしたのに、再起動したらオフに戻ってる!」
「互換性のないドライバーがあるため、メモリ整合性を有効にできません って怒られる!」
…っていう、まさに「壁」にぶち当たっちゃったあなた。大丈夫ですよ、ちゃんと解決策がありますからね!
これは、さっきデメリットでもお話しした、「互換性のないドライバー(古い部品とか)」があなたのPCの中に残っていることが原因なんです。
この「犯人」を見つけ出して対処する手順を、ステップバイステップで徹底解説しちゃいます!
原因:「互換性のないドライバー」っていう壁
Windows 11の門番(メモリ整合性)は、OSの心臓部で働くドライバー全員に「最新のセキュリティ基準を満たしてるか?」「ちゃんとした署名を持ってるか?」って、すっごく厳しいチェックをします。
たった一人でも「非対応」のヤツがいると、「仲間外れは作れない!」って言って、門番機能ぜんぶが「オンになるのを拒否」しちゃうんです。なんてこった!
ステップ1:まず「犯人(ドライバー)」の正体を確認する
まずは、その悪さをしているドライバーが誰なのか、名前を突き止めましょう!
1. さっきの「メモリ整合性」の設定画面(コア分離の詳細)を開きます。
2. 「互換性のないドライバーがあるため~」っていう警告メッセージの下に、「互換性のないドライバーを確認する」っていう青いリンク、ありませんか?
(もしリンクがなかったら、一度オンにするフリ→再起動を試すと出てくることがありますよ)
3. このリンクをクリック!すると、犯人ドライバーの一覧が表示されます。
…でも、多くの場合、ここに表示されるのって「oemXX.inf」(XXは数字)みたいな、謎の暗号みたいなファイル名だけなんです…。
これじゃあ、どこの誰だか、さっぱり分かりませんよね?!
ステップ2:「oemXX.inf」から「本当のデバイス名」を突き止める!
この「oemXX.inf」っていう暗号から、本当のデバイス名(何の部品なのか)を特定するのが、解決への第一歩です!
確実な方法:コマンド(呪文)で調べる!
1. スタートボタンを右クリックして、「Windows ターミナル (管理者)」または「コマンド プロンプト (管理者)」を選びます。
2. 黒い画面(怖くないですよ!)が出てきたら、下の呪文(コマンド)をコピーして、黒い画面に貼り付けて、Enterキーをポン!
dism /online /get-drivers /format:table
3. うわー!って思うくらい、PCに入ってる全ドライバーの一覧が表で出てきます。
4. この一覧から、さっきステップ1で見た「oemXX.inf」っていう名前を、「発行元の名前」の列から探します。
5. 見つけたら、同じ行の「元のファイル名」や「プロバイダー名」をチェック!
例えば、「発行元の名前」が oem20.inf で、同じ行の「プロバイダー名」が Logitech だったら…
「犯人はロジクールの古いマウス(かキーボード)のドライバーだな!」って特定できるわけです!
(簡易的な方法として、スタート右クリック→「デバイス マネージャー」→「表示」→「デバイス (ドライバー別)」で探す方法もありますが、↑のコマンドの方が確実ですよ!)
このステップで、「古いプリンター」なのか、「ゲーミングマウス」なのか、犯人の目星をつけちゃいましょう!
ステップ3:特定したドライバーを「最新版」に更新する
犯人がわかったら、一番平和な解決方法は「ドライバーを、メモリ整合性に対応した最新バージョンにアップデートする」ことです!
✅ まずは Windows Update!
「設定」→「Windows Update」を開いて、オプションの更新も含めて、ぜんぶ最新にしちゃいましょう。
有名なメーカーのドライバーなら、これだけで解決することもあります。
✅ デバイスメーカーの公式サイトへGO!
特定したデバイス(例:NVIDIAのグラボ、Logicoolのマウス、Realtekのオーディオ)の公式サイトに行って、Windows 11対応の最新ドライバーをダウンロードして、インストールします。
✅ PCメーカーの公式サイトもチェック!
ノートPCやメーカー製PC(Dell, HP, Lenovo, NECとか)なら、PCメーカーのサポートページで、あなたのPCの型番で検索!
「チップセットドライバー」とか、PC固有のドライバーを最新にしちゃいましょう。
ドライバーを更新したら、PCを再起動して、もう一度「メモリ整合性」をオンにできるか、チャレンジしてみてください!
ステップ4:不要なドライバーは「アンインストール(削除)」しちゃう!
もし、問題のドライバーが、
「あ、これ、10年前に使ってたプリンターのやつだ…」
「もう使ってないUSB機器のドライバーだ…」
みたいに、今はもう使っていない古いデバイスのものだったら、ドライバーごと削除しちゃうのが、一番カンタンで手っ取り早い解決策です!
1. スタートボタンを右クリックして、「デバイス マネージャー」を開きます。
2. 犯人(デバイス)を探します。(見つからなかったら、メニューの「表示」→「非表示のデバイスの表示」をオンにしてみてください)
3. 見つけたら、そのデバイスを右クリックして、「デバイスのアンインストール」を選びます。
4. 【超重要!】「このデバイスのドライバー ソフトウェアを削除しようとしました」っていうチェックボックスが出てきたら、絶対に!絶対にチェックを入れてから「アンインストール」を押してください!
(このチェックを入れないと、デバイスは消えてもドライバーファイルがPCに残っちゃって、問題が解決しないんです…😭)
5. 削除が終わったら、PCを再起動して、メモリ整合性をオンにできるか確認します。
ステップ5:【上級編】コマンド(呪文)でドライバーを「強制削除」する
ステップ4でも消せない、ゾンビみたいにしぶとく残っちゃうドライバーがいる場合があります…。
そんな時の最終手段!コマンド(呪文)を使って、強制的に削除しちゃいましょう!
1. また「Windows ターミナル (管理者)」か「コマンド プロンプト (管理者)」を開きます。
2. ステップ2で特定した「oemXX.inf」っていう名前を、もう一度確認します。(例:oem20.inf)
3. 以下の呪文を実行します。oem20.inf の部分は、あなたの環境に合わせて書き換えてくださいね!
pnputil /delete-driver oem20.inf /uninstall /force
4. この呪文は、指定したドライバーをPCから「問答無用で削除(アンインストール)」する、強力なものです。
5. 実行したら、PCを再起動して、今度こそメモリ整合性がオンにできるか、最終確認です!
よくある「互換性のないドライバー」と解決策
私の経験上、windows11 メモリ整合性とケンカしやすいのは、だいたいこんなヤツらです。
🎮 ゲームの不正防止ツール (例: Riot Vanguard, Easy Anti-Cheat の古いヤツ)
→ ゲーム自体を最新版にアプデしたり、一度アンインストール→再インストールしたりすると、対応版になることが多いですよ。
🖥️ PCパーツの管理ソフト (例: CPU-Z, HWiNFO, PCピカピカソフトの古いヤツ)
→ 最新バージョンにアプデすれば、VBS対応版ドライバーに置き換わることがほとんどです。
🌀 古い仮想化ソフト (例: VMware や VirtualBox の古いヤツ)
→ これらはHyper-V自体とケンカします。最新版にするか、アンインストールが必要です。
🖨️ 古いプリンターやスキャナーのドライバー
→ Windows 11が標準で持ってるドライバーで動かないか試してみて、ダメなら…削除を考えましょう…。
これらの対処法を一つずつ試してもらえれば、ほとんどの場合、「互換性のないドライバー」問題は解決して、windows11 メモリ整合性をオンにできるはずですよ!
「標準ハードウェアセキュリティがサポートされていません」って言われちゃう場合
[ここに画像: 標準ハードウェアセキュリティがサポートされていません エラー]
「あの…そもそも、オン/オフのスイッチ自体がなくて、『標準ハードウェアセキュリティがサポートされていません』って表示されてるんですけど…」
という、そこのあなた!
それは、ドライバーの問題じゃなくて、もっと手前の「PC本体のハードウェア設定」が原因です!
windows11 メモリ整合性(VBS)っていう機能は、動かすために「PC本体の前提条件」が2つ必要なんです。
この2つの機能が、あなたのPCのBIOS/UEFI(PCの超・基本設定画面)で「オフ」になっている可能性が、とっても高いんですよ。
原因1:TPM 2.0が有効じゃない
Windows 11を入れる時に必須だったはずの、「TPM 2.0」っていうセキュリティ機能が、BIOS/UEFIでオフになってるかもしれません。
原因2:CPUの仮想化支援機能 (Intel VT-x / AMD-V) が無効
メモリ整合性は「仮想化(VBS)」の技術を使うって言いましたよね?
そのために、CPUが持ってる「仮想化を手伝う機能」が必須なんです!
✅ IntelのCPUなら → Intel VT-x (Intel Virtualization Technology)
✅ AMDのCPUなら → AMD-V (SVM Mode)
これ、多くのPCで「オフ (Disabled)」のまま出荷されてることが、意外と多いんです…。
解決策:BIOS/UEFI(基本設定)でオンにする!
この問題を解決するには、PCの超・基本設定画面である「BIOS/UEFI」に入る必要があります。
(ちょっとだけ上級者向けかもですが、ゆっくりやれば大丈夫!)
1. PCを再起動します。
2. メーカーのロゴ(DELLとかNECとか)が表示されてる「瞬間」に、特定のキー(多くは Delete キーか F2 キー)を連打します!
(入り方がわからなかったら、「(あなたのPCメーカー名) BIOS 起動」で検索してみてくださいね)
3. 青やグレーの、英語の難しそうな画面(BIOS/UEFI)に入れたら成功です!
4. 「Security」とか「Advanced」、「CPU Configuration」みたいなメニューを探します。(マウスが効かないこともあるので、矢印キーで操作します)
5. 「TPM」とか「Security Chip」、「PTT」みたいな項目を探して、「Enabled (有効)」にします。
6. 「Intel Virtualization Technology (VT-x)」または「AMD-V (SVM Mode)」みたいな項目も探して、「Enabled (有効)」にします。
7. 設定が終わったら、「保存して終了 (Save & Exit)」(多くは F10 キー)を選んで、Enterを押します。
PCがWindows 11で再起動したら、もう一度「Windows セキュリティ」→「デバイス セキュリティ」→「コア分離の詳細」を見てみてください!
「サポートされていません」のメッセージが消えて、「メモリ整合性」のスイッチが、ちゃんと表示されているはずですよ!
メモリ整合性とセキュリティソフト(ウイルス対策ソフト)って、どう違うの?
ここで、windows11 セキュリティ全般について、大事な補足です!
「メモリ整合性をオンにしたら、ノートンとか、市販のセキュリティソフトってもう要らないの?」
って疑問に思うかもですが、それは大きな勘違いなんです!
メモリ整合性は「OSの鎧」、セキュリティソフトは「積極的な警備員」
この2つ、役割がぜんぜん違うんです!
🛡️ メモリ整合性 (HVCI)
役割:OSの心臓部(カーネル)に悪いヤツが侵入するのを防ぐ、「最後の砦」「強固な鎧」です。
弱点:PCにダウンロードされちゃったウイルスファイル自体を見つけたり、危ないサイトへのアクセスを止めたり、メールの添付ファイルをスキャンしたりは、してくれません。
👮 セキュリティソフト (アンチウイルス)
役割:ファイルのスキャン、怪しい動きの監視、危ないサイトのブロック、メールのスキャンなど、PCの「入り口」と「内部」を積極的にパトロールしてくれる「警備員さん」です。
弱点:もし、超ヤバい新型攻撃(ゼロデイ攻撃とか)で警備員さんをすり抜けられて、心臓部(カーネル)に侵入されちゃうと、警備員さん自身が止められちゃう可能性があります。
そう!この2つは、お互いの弱点を補い合う、最強のタッグなんです!
windows11 メモリ整合性(鎧)が心臓部を守ってる間に、セキュリティソフト(警備員)が入り口で悪いヤツを捕まえる。
もし警備員をすり抜けても、最後の鎧がOS乗っ取りを防ぐ!
この「多層防御」こそが、windows11 セキュリティの理想の姿なんですよ!
Win11のセキュリティを最強にするためのオススメ構成
Windows 11には、「Microsoft Defender」っていう、標準でめちゃくちゃ優秀なセキュリティソフト(警備員さん)がもう入っています。
✅ 基本構成(これで十分!)
Microsoft Defender(常時オン) + メモリ整合性(オン)
これで、ほとんどの脅威からしっかり守られます!
✅ 強化構成(もっと安心したいなら!)
高性能な市販セキュリティソフト + メモリ整合性(オン)
「ノートン 360」とか「ESET インターネット セキュリティ」みたいな市販のソフトは、Defenderにはない独自の監視機能とか、ネットバンキング専用の保護機能とか、もっと手厚いサポートがついています。
(※これら有料ソフトの導入は、💰収益化のヒントとして提示された観点です)
もっともっと能動的にwindows11 セキュリティを高めたい!っていうあなたは、こういうソフトとwindows11 メモリ整合性を組み合わせるのが、最強の構成になりますよ!
まとめ:メモリ整合性をオンにして、Win11のセキュリティを爆上げしよう!
いや~、お疲れ様でした!
今回は、Windows 11の「メモリ整合性」について、その正体から設定方法、そして最大の壁である「オンにできない!」問題の解決法まで、ぜ~んぶ解説してきました!
最後に、この記事の大事なポイントを、もう一度おさらいしますね。
✅ メモリ整合性ってなに?
Windows 11のOSの心臓部(カーネル)を、ヤバい攻撃から守ってくれる、「仮想化技術を使った最強の鎧(よろい)」のこと!(本名: HVCI)
✅ オンにすべき?
普通のユーザーさんは、絶対に「オン」にすべき!
ほんのちょっとのパフォーマンス低下(ほぼ体感ナシ)より、得られる絶大なセキュリティ(安心感)の方が、100倍大事です!
✅ オンにできない原因は?
ほとんどの場合、「互換性のない古いドライバー」が犯人です。
「oemXX.inf」みたいな犯人の名前を特定して、最新版に「更新」するか、もう使ってないなら「アンインストール(削除)」すれば解決できます!
✅ スイッチ自体がない場合は?
PCの超・基本設定(BIOS/UEFI)で、「TPM 2.0」と「CPU仮想化支援 (VT-x / AMD-V)」の2つが「オフ」になってるかも!「オン」にすれば、スイッチが出てきますよ!
windows11 メモリ整合性は、windows11 セキュリティの進化を代表する、すっごく大事な機能です。
最初はドライバー問題で「うわっ!」ってなるかもしれませんが、この記事で解説した手順を一つずつ試せば、きっとオンにできるはずです!
ぜひ設定を最適化して、安全で快適なWindows 11ライフを楽しんでくださいね!


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