Windows 11の新「音量ミキサー」（アプリごと）の使い方と、旧ミキサーの起動方法

 

「あれ…？Windows 10まではここにあったのに…音量ミキサーどこ行ったの！？」

「動画の音だけ下げたいのに、いちいち設定画面を開くなんて面倒くさすぎる！」

 

Windows 11にウキウキでアップグレードした直後、タスクバーのスピーカーを右クリックして、あの「使い慣れた画面」が出てこなくて絶望したこと、ありませんか？😱

わかります、すごーくわかります！私もアップデート初日、「えっ、アプリごとの音量調整、こんなに奥深くに隠されちゃったの…？」って呆然としました。

 

「ただYouTubeの音だけを少し下げたいだけなのに！」
「Discordの通話音量が大きすぎて、ゲームの音が聞こえない！」

そんな些細な調整をするためだけに、毎回「設定」→「システム」→「サウンド」…なんて長い道のりをクリックして、ため息をついていませんか…？😥

その作業、実はチリも積もれば山となるで、ものすごい時間のロスなんです！

 

 

この記事は、そんな「音量ミキサー難民」になってしまったあなたを救うための、プロ直伝のテクニックを網羅した「完全バイブル」です🕵️‍♀️

初心者さんでもできるカンタンなショートカットから、PC上級者が愛用する「神アプリ」の導入、さらには「音が出ない」トラブルの深い解決策まで。
私と一緒に、一つずつ順番に試して、あの快適な音量コントロールを取り戻しましょうね！🥰

 

 

Windows 11の「音量ミキサー」はどこ？基本の場所と使い方

 

具体的な裏技に入る前に、「そもそも今のWindows 11では、どこが正規の入り口なの？」という基本を、ざっくり知っておきましょう。
敵（仕様）を知れば、どうすれば楽できるかが見えてきますからね！

 

Windows 11では、デザインが大幅に刷新されて、音量ミキサーも「設定アプリ」の中に統合されちゃいました。
まずは、一番オーソドックスな「設定メニュー」からの開き方を確認してみましょう。

 

設定メニューから開く方法（基本の手順）

慣れていないと「遠いな〜💦」と感じるかもしれませんが、まずは基本の「キ」です。

 

1. まず、タスクバーの右下にある「スピーカーアイコン（音量アイコン）」の上で右クリックします。
2. 出てきたメニューの中から「音量ミキサーを開く」をクリックします。
3. すると、「システム > サウンド > 音量ミキサー」という設定画面がドーンと開きます。

 

 

これで、やっとアプリごとの音量調整画面にたどり着けましたね。
ここには、今あなたが使っているブラウザ（ChromeやEdge）や、音楽プレイヤー（Spotify）、通話アプリ（Discord）などがズラーッと並んでいるはずです。

 

各アプリの横にあるスライダーを動かせば、システム全体の音量（マスターボリューム）はいじらずに、「YouTubeの音だけ小さくする」なんてことが可能です。

 

「アプリ」セクションの使い方と出力デバイスの変更

この画面、単に音を変えるだけじゃないんです。
各アプリの項目の右端にある「ｖ（下矢印）」をクリックして展開してみてください。

 

すると、「出力デバイス」と「入力デバイス」をアプリごとにバラバラに指定できるメニューが現れます！✨

 

 

これ、実はめちゃくちゃ強力な機能なんですよ。
例えば、こんな使い分けをしたことはありませんか？

 

• YouTube（Chrome）：リラックスしたいから、PCのスピーカーから流す。
• Discord（通話）：相手の声を聞き漏らしたくないから、ヘッドセットから聞く。
• ゲーム音：迫力を出したいから、外部モニターのスピーカーから出す。

 

これら全てが、この画面一つで完結しちゃうんです。
もし、「あれ？スピーカーから音が出ないぞ？」と思った時は、この設定が勝手に別のデバイス（モニターのスピーカーとか）になっちゃっていないか、確認してみてくださいね！🔍

 

【脱・面倒】音量ミキサーを「一瞬」で呼び出すショートカット術

 

「機能がすごいのはわかったけど…毎回右クリックして設定を開くのは面倒くさいんだよ！😡」

 

そう思いますよね！私もそう思います（笑）。
全画面でFPSゲームをしている時や、いいところで映画を見ている時に、いちいち画面を切り替えたくないですよね。

 

そこで、Windows 11を使いこなすための「時短テクニック」の登場です。
実は、マウスを使わずにキーボードだけで呼び出す方法があるんです！

 

最強のショートカットキー「Win + Ctrl + V」

Windows 11のバージョン（22H2以降）を使っているなら、おめでとうございます！🎉
Microsoftが用意してくれた、新しいショートカットキーが使えます。

 

キーボードの以下の3つのキーを、同時に押してみてください。

 

どうですか？
画面の右下に、ニョキッと「音量ミキサー」のパネルが出てきませんか！？😲

 

 

これなら、設定画面全体を開くことなく、タスクバーの上でサクッと調整できちゃいます。
作業を中断させないし、何より「プロっぽくてカッコいい」ですよね！
これを指が覚えるだけで、毎日のPC作業のストレスが激減しますよ💪

 

ゲーマーなら知っておきたい「Win + G」（Xbox Game Bar）

もう一つ、特にゲームをする方にオススメのショートカットがあります。
それは、Windows標準搭載の「Xbox Game Bar」を使う方法です。

 

キーボードの「Windowsキー」＋「G」を押してみてください。

 

画面全体にオーバーレイ（覆いかぶさる形）で、様々なウィジェットが表示されます。
その中にある「音声」パネルを使えば、ゲームを裏画面に行かせることなく、アプリごとの音量を調整できるんです。

「Win + Ctrl + V」が効かない古いバージョンのWindows 11を使っている方は、この「Win + G」が救世主になりますよ！🎮

 

タスクバーにピン留め・ショートカット作成

「キーボード操作は忘れそうだから、マウスでワンクリックしたい！」というあなたには、専用のアイコンを作る方法がオススメです。
デスクトップに「音量ミキサー直通のドア」を作ってしまいましょう🚪

 

1. デスクトップの何もないところで右クリックし、「新規作成」＞「ショートカット」を選択します。
2. 「項目の場所を入力してください」の欄に、以下の魔法の呪文をコピー＆ペーストします。
   ms-settings:apps-volume
3. 「次へ」をクリックし、名前に「音量ミキサー」など分かりやすい名前を付けて「完了」を押します。

 

これでデスクトップにアイコンができました！
このアイコンをドラッグ＆ドロップでタスクバーに登録しておけば、いつでもワンクリックで設定画面へワープできます。
これも地味ですが、毎日のことなので効果絶大ですよ✨

 

各アクセス方法の比較（効率性・難易度）

ここで、紹介した方法をわかりやすく表にまとめておきますね。
あなたのスタイルに合ったものを選んでください！

 

アクセス方法	手順の多さ	メリット	おすすめ度
スピーカー右クリック	中	覚える必要がない標準的な方法。	★★☆☆☆
ショートカットキー (Win+Ctrl+V)	最速	設定画面を開かず操作可能。邪魔にならない。	★★★★★
Xbox Game Bar (Win+G)	速い	ゲーマー向け。CPU使用率なども見れる。	★★★☆☆
ショートカット作成	速い	マウス操作のみで完結。ワンクリック起動。	★★★★☆

 

「やっぱり昔のが良い！」旧仕様（レガシー）音量ミキサーを使う方法

 

「Windows 11の新しいデザインは、デカすぎて邪魔なんだよなあ…」
「Windows 7の頃の、あの縦長でシンプルなやつが恋しい…🥺」

 

そう思う古くからのWindows戦士の方々、いますよね？（私です笑）
実は、Windows 11の奥底には、まだ「旧仕様の音量ミキサー」がこっそり隠されているんです！

 

ここでは、それを無理やり（？）呼び出して使う裏技を伝授します。

 

「ファイル名を指定して実行」から呼び出す

一番確実な方法は、プログラムを直接指名して起動することです。

 

1. キーボードの「Windowsキー」＋「R」を押して、「ファイル名を指定して実行」という小さなウィンドウを開きます。
2. 入力欄に sndvol と入力して、Enterキーを押します。

 

 

すると…どうですか！？
あの見慣れた、縦長スライダーの「旧音量ミキサー」が懐かしい姿で起動しませんか？😭✨

 

このウィンドウ、コンパクトで画面の邪魔にならないし、パッと見てわかりやすいから、今でも愛用者が多いんですよね。

 

旧ミキサーのショートカットを作成する

毎回コマンドを入力するのはさすがに面倒なので、これもショートカットを作っておきましょう。

 

1. デスクトップで右クリック ＞ 「新規作成」 ＞ 「ショートカット」。
2. 場所に sndvol と入力。
3. 名前に「旧音量ミキサー」などと入力して完了。

 

【こだわり派へ】アイコンの画像を変更して見やすくする

作成したショートカットのアイコンが「白い紙」のような味気ないものになっていませんか？
これだと見つけにくいので、スピーカーの画像に変えちゃいましょう！

 

1. 作成した「旧音量ミキサー」アイコンを右クリックして「プロパティ」を開きます。
2. 「ショートカット」タブの中にある「アイコンの変更」ボタンをクリックします。
3. 一覧からスピーカーの絵を選んで「OK」を押します。

 

これで、見た目も完璧な「旧ミキサー」の復活です！
タスクバーに並べても違和感ゼロですよ👍

 

トラブルシューティング：音量ミキサーが表示されない・動かない時

 

「ショートカットを押しても反応しない！」
「特定のアプリだけ、なぜか一覧に出てこないんだけど…？」
「スライダーを動かしても音が変わらない！」

 

そんなトラブルに直面して、パニックになりそうなあなたへ。
原因別に、プロが教える対処法をまとめました。諦める前にこれだけ試してみて！🙏

 

1. サウンドドライバーの更新と再インストール

最も多い原因は、PCから音を出すための翻訳機である「ドライバー」の不具合です。
Windows Updateのタイミングなどで、ご機嫌斜めになっちゃうことがあるんですよね。

 

1. スタートボタンを右クリックし、「デバイスマネージャー」を開きます。
2. 「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」を展開します。
3. 「Realtek High Definition Audio」などのオーディオデバイスを右クリックし、「ドライバーの更新」を選択します。
4. それでも直らない場合は、思い切って「デバイスのアンインストール」を選択してPCを再起動します（再起動時に自動で綺麗に再インストールされます）。

 

 

2. Windows Audio サービスの再起動

Windowsの裏側で音声を管理している「黒子（サービス）」が、居眠りしてフリーズしている可能性があります。
これを強制的に叩き起こしましょう💥

 

1. 「Win + R」キーを押し、 services.msc と入力してEnter。
2. サービス一覧から「Windows Audio」という項目を探します。
3. 右クリックして「再起動」を選択します。

 

これで音量ミキサーが「ハッ！」と目覚めて、正常に表示されるようになるか確認してください。

 

3. 意外な落とし穴「排他モード」を疑え！

「音量ミキサーは動くけど、特定のアプリだけ音が出ない」
「DAWソフト（音楽制作）を立ち上げると、YouTubeの音が消える」

 

こんな時は、Windowsの「排他モード」が悪さをしている可能性大です。
これは、「一つのアプリがスピーカーを独占していいよ！」というプロ向けの機能なんですが、普段使いではトラブルの元になります。

 

1. 「設定」＞「システム」＞「サウンド」を開きます。
2. 下の方にある「サウンドの詳細設定」をクリックします。
3. お使いのスピーカーをダブルクリックしてプロパティを開きます。
4. 「詳細」タブにある「アプリケーションによりこのデバイスを独占的に制御できるようにする」のチェックを外します。

 

これをオフにすることで、複数のアプリから同時に仲良く音が出せるようになりますよ！

 

4. アプリが表示されない場合の確認事項

「Spotifyで音楽を流そうとしてるのに、ミキサーにSpotifyが出てこない！」
これ、実は故障じゃないんです。

 

 

もし一覧にない場合は、そのアプリで一度再生ボタンを押して、一瞬でもいいので音を出してみてください。
音が出た瞬間に、ミキサーのリストに「お待たせ！」と言わんばかりに現れるはずです。

 

【上級者向け】純正を超えた神アプリ「EarTrumpet」の導入

 

ここまではWindows標準機能での解決策をお伝えしましたが…
もしあなたが「もっと直感的に、もっと快適に、最高にスマートに音量を管理したい」と願うなら。

 

Microsoftストアで無料で入手できる「EarTrumpet（イアトランペット）」というアプリを、強く、強ーーくおすすめします！📢
これ、世界中のWindowsユーザーから「なぜこれを標準機能にしないんだ？」と絶賛されている、まさに神アプリなんです。

 

EarTrumpetでできること

EarTrumpetをインストールすると、タスクバーに新しいスピーカーアイコンが追加されます。
これをクリックすると、Windows 10/11のデザインに完全に馴染んだ、モダンで美しい音量ミキサーが一発で展開されます。

 

 

純正のミキサーとの最大の違いは、「左クリック1回」ですべてのアプリの音量スライダーがズラッと表示されることです。
あの面倒な右クリックも、設定画面への移動も一切不要！

 

さらに、アプリのアイコンをドラッグ＆ドロップするだけで、出力先（スピーカーからヘッドホンへなど）を瞬時に切り替える機能も備えています。
これがもう、便利すぎて涙が出るレベルなんです…😭

 

EarTrumpetの導入手順

1. Microsoft Storeを開きます。
2. 検索バーに「EarTrumpet」と入力します。
3. 「入手」または「インストール」をクリックします。
4. インストール完了後、アプリを起動します。

 

【プロの技】純正アイコンを隠してスッキリさせる

EarTrumpetを入れると、タスクバーに「純正のスピーカー」と「EarTrumpetのスピーカー」が2つ並んでしまいます。
これだと紛らわしいので、純正の方を隠してしまいましょう。

 

1. タスクバーの何もないところを右クリックし、「タスクバーの設定」を開きます。
2. 「その他のシステムトレイアイコン」を展開します。
3. 一覧には出ませんが、通常の「タスクバーのコーナーオーバーフロー」などの設定ではなく、ドラッグ＆ドロップで整理します。
4. 純正のスピーカーアイコンを、タスクバー上の「＾（隠れているインジケーター）」の中にドラッグして放り込みます。

 

これで、タスクバーには高機能なEarTrumpetだけが残り、見た目も操作性も最強の環境が完成します！✨

 

まとめ：自分に合った方法で快適な音量管理を

 

Windows 11における音量ミキサーの活用法について、基本からマニアックな裏技まで徹底的に解説しました。
長文にお付き合いいただき、本当にお疲れ様でした！

 

最後に、今回の極意をおさらいしましょう。

 

音量調整は、PCを使う上で毎日何度も行う、地味だけど重要な操作です。
だからこそ、その「数秒のストレス」をなくすことが、PCライフ全体の快適さを大きく引き上げるんです。

 

「あ、これなら私にもできそう！」
そう思った方法を一つ選んで、ぜひ今日から試してみてくださいね。

 

あなたのWindows 11環境が、より使いやすく、より快適なものになることを、心から願っています！
これで、音量マスターになってくださいね！👋✨