「あれ…?Windows 11にアップグレードしたら、スタートボタンが真ん中に…?!」
「なんか使いにくい!前のWindows 10みたいに、左側に戻せないの…?」
ある日、Windows 11を使い始めたあなたが、まず最初に戸惑ったのが、この「スタートメニュー」の位置やデザインだったんじゃないでしょうか。
特に長年Windows 10の操作感に慣れ親しんできた方にとっては、真ん中にあるアイコンも、あの「ライブタイル」がなくなったシンプルな画面も、「これじゃない感」がすごいですよね😭
もしかして、今まさにスマホで「windows11 スタートメニュー 左」とか「windows11 スタートメニュー 10風」なんて検索して、このページにたどり着いてくれたのかもしれません。
わかります、わかります!「おすすめ」っていうセクションが場所を取ってるのも、なんだかモヤモヤしますよね…。
でも、大丈夫です!
その使いにくさ、ちゃんと解決できるんですよ💪
Windows 11のスタートメニューは、あなたの好みに合わせて、ちゃんとカスタマイズできるんです!
この記事は、そんなあなたのモヤモヤを根本から解決するための「完全ガイド」です🗺️✨
✅ 標準機能でカンタンに「左寄せ」にする方法
✅ 外部ツールで「Windows 10風(クラシック)」の見た目と機能を取り戻す方法
✅ あの邪魔な「おすすめ」セクションを非表示にするテクニック
この記事を最後まで読めば、あなたのWindows 11のスタートメニューは、思い通りの「いつもの」使いやすい状態に生まれ変わるはずです。
私と一緒に、一つずつ設定を見直していきましょうね🥰
Windows 11 スタートメニュー「左寄せ」の基本設定(標準機能)
まずは、一番カンタンで、誰でもすぐにできる「スタートメニューを左寄せにする方法」です!
「windows11 スタートメニュー 左」と検索したあなたが、まず最初にやりたいのはこれですよね。
Windows 11は、デフォルト(初期設定)だとタスクバーのアイコンが「中央揃え」になっていますが、これは設定から一瞬で「左揃え」に変更できるんです。
もちろん、怪しい外部ツールは一切不要! Windowsの標準機能だけで完結しますから、安心してくださいね。
設定手順:「タスクバーの動作」から変更する
手順は、拍子抜けしちゃうくらいシンプルです!
- デスクトップ画面の下にある「タスクバー」(アイコンが並んでいる帯状のエリア)の、何もないところを右クリックします。
- 小さなメニューが出てくるので、「タスクバーの設定」を選んでクリックします。
- 「設定」アプリの「個人用設定 > タスクバー」という画面がパッと開きます。
- 画面を少し下にスクロールすると、「タスクバーの動作」という項目があるので、そこをクリックして詳細を開きます。
- 一番上に「タスクバーの配置」という設定があります!
- ここが「中央揃え」になっているはずなので、このプルダウンメニュー(▼)をクリックして、「左揃え」に変更します。
どうでしょう?
この操作をした瞬間に、スタートボタンやアプリアイコンが、画面の左端にスッと移動したはずです!
これこれ!この感じ!
Windows 10やそれ以前のOSに慣れ親しんだ方にとっては、たったこれだけでも、操作感が劇的に改善されるはずです。
「スタートメニューを左にしたい」という場合の、最も基本的で安全な公式の対処法が、この「タスクバーの配置」の変更なんですよ😉
なぜ「左寄せ」だけでは物足りないのか? Win11とWin10の違い
「やったー!左に寄った!」…と喜んだのも束の間。
さっきの方法でスタートボタンを左端に寄せても、いざそのスタートボタンをクリックしてみると…「あれ、中身はWin11のままじゃん!」ってなりますよね😂
そうなんです。さっきのはあくまで「ガワ(タスクバー)」を左に寄せただけ。
多くのWindows 10愛用者さんが「windows11 スタートメニュー クラシック」とか「10風」って、さらに検索しちゃう本当の理由…それは、あの「スタートメニューの中身」のデザインにこそあるんです。
具体的に、Windows 11のスタートメニューが、Windows 10と決定的に違っていて、「うーん…」と感じちゃうポイントを見ていきましょう。
1. ライブタイルの廃止
Windows 10の最大の特徴といえば、やっぱりあの「ライブタイル」でしたよね!
天気やニュース、メールの件名なんかが、スタートメニュー上でパタパタと動いてくれて、一目で情報が確認できる、あの機能です。
Windows 11では、これがキレイさっぱり廃止されちゃいました…。ただアプリアイコンが並ぶだけの、ちょっと寂しいデザインになっちゃったんです。
これにより、「情報が一目でわからなくなった!」と感じるユーザーさんがすごく多いんですよね。
2. 「おすすめ」セクションの強制表示
Windows 11のスタートメニューの下半分をどーんと占領している、あの「おすすめ」セクション。
ここには、最近使ったファイルとか、新しく入れたアプリとかが自動で表示されます。
でも、多くのユーザーさんにとっては「いや、おせっかいだから!」「プライバシー的にちょっと…」って感じじゃないですか?
何より、この「おすすめ」が貴重な表示スペースを奪っちゃうせいで、ピン留めできるアプリの数が実質的に制限されちゃうのが、一番のデメリットなんです💦
3. アプリ一覧へのアクセスの変更
Windows 10の時は、スタートメニューを開くと、すぐ左側に「すべてのアプリ」の一覧がアルファベット順で表示されていましたよね。
でも、Windows 11では、まず「ピン留め」の画面が表示されて、「すべてのアプリ」を見るためには、わざわざ右上の「すべてのアプリ」ボタンをクリックするっていう、ワンクッション余計な操作が必要になっちゃいました。
これが地味にストレス…!って感じてる人も多いはずです。
4. グループ化とサイズ変更の廃止
Windows 10では、タイルをドラッグしてグループにまとめたり、タイルの大きさを大・中・小って自由に変えたりできました。
Windows 11でも、アプリをフォルダにまとめる機能(これは後で解説しますね!)はあるんですが、Win10時代のような自由度の高いカスタマイズはできなくなっちゃったんです。
標準機能の限界を超える「Windows 10風(クラシック)」設定
「じゃあ、やっぱり我慢するしかないの…?」
いえいえ、そんなことありませんよ!
確かに、Windows 11の標準機能(さっきの「設定」アプリ)でできるのは、「タスクバーを左寄せにする」ことと、「おすすめ」を(ある程度)非表示にすること(これも後で解説します!)くらいまでなんです。
でも、私たちが本当に求めている「Windows 10みたいなタイル表示」や「使い慣れたアプリ一覧」を復活させるには…残念ながら、Windowsの設定だけじゃ不可能なんです。
そこで登場するのが、Windowsの見た目(UI)をカスタマイズするための「サードパーティ製ツール(外部ツール)」なんです!
これらのツールを使うことで、Windows 11のスタートメニューを、まるでWindows 10(あるいはWindows 7)のような「クラシック」な外観と操作感に、魔法のように戻すことができるんですよ💫
「windows11 スタートメニュー クラシック」や「10風」を本気で目指すなら、これらのツールを導入することが、実質的に唯一の解決策になるんです。
【最重要】Windows 11を完全な「Windows 10風(クラシック)」に戻す方法
Windows 11のUIカスタマイズ界隈で、今、最も人気があって、しかも高機能なツール…それが「ExplorerPatcher (エクスプローラー パッチャー)」です!
このツールは無料で利用できて、スタートメニューだけじゃなく、タスクバーや、あの「右クリックメニュー(コンテキストメニュー)」まで、Windows 10の仕様にそっくり戻すことができる、まさに神ツールなんです🥰
ExplorerPatcherとは?
ExplorerPatcherは、Windows 11の使い勝手を「やっぱりWindows 10が良かった!」という人たちのために、Win10に近づける目的で開発された、オープンソースのソフトウェアです。
(「オープンソース」っていうのは、設計図(ソースコード)が公開されていて、誰でもチェックできるから安全性が高いね、って言われているものです)
このツールのスゴイところは、Windows 11の大事なファイル(システムファイル)を直接ガチャガチャ書き換えるんじゃなくて、メモリ上で「こういう風に動いてね」って動作を調整することで、システムへの危険性を最小限に抑えながらカスタマイズを実現してくれている点なんです。
ExplorerPatcherで実現できる主なこと:
- スタートメニューのスタイル変更: Windows 11(デフォルト)か、 Windows 10(クラシック)かを選べます!
- タスクバーのスタイル変更: Windows 11(中央揃え)か、 Windows 10(左揃え/ラベル表示)かを選べます。
- 右クリックメニューの変更: あの「その他のオプションを表示」が必要な面倒なメニューを、Win10のクラシックなメニューに戻せます。
- エクスプローラーの変更: Win11のシンプルなリボンUIを、Win10の多機能なリボンに戻せます。
「windows11 スタートメニュー 10風」を求めるユーザーさんにとって、まさに決定版とも言えるツールですよね!
【注意喚起】外部ツールの利用リスクについて
「わー!すごい!今すぐ入れたい!」
その気持ち、よーくわかります。でも、ちょっと待ってください!🚨
ExplorerPatcherは本当に素晴らしいツールですが、Microsoftが「使っていいよ!」と公式にサポートしているソフトウェアでは、ありません。
こういうサードパーティ製のカスタマイズツールを導入する時には、以下のリスクを必ず理解した上で、自己責任において利用してくださいね。
- Windows Updateとの競合リスク これが一番こわいリスクです。Microsoftが年に1回くらい行う「大型アップデート」の時に、ExplorerPatcherが新しいOSのバージョンにまだ対応できていなくて、OSが不安定になったり、最悪の場合、起動しなくなったりするリスクがあります。 (対策:大型アップデートの前には、ExplorerPatcherを一度アンインストール(削除)するのが賢明です!)
- 予期せぬ不具合のリスク あなたのPC環境や、他に入れているソフトとの「相性」によっては、ExplorerPatcherが原因で特定の動作が不安定になる可能性もゼロではありません。
- セキュリティリスク(一般論として) ExplorerPatcher自体は安全性が高いと評価されていますが、こういう非公式ツールを導入する時は、絶対に「信頼できる提供元(=公式のGitHub)」からダウンロードすることが鉄則です!怪しいサイトからダウンロードしちゃダメ、絶対!
…と、ちょっと怖いことも言いましたが、これらのリスクをちゃんと理解して、正しく使えば、得られるメリット(使いやすさ)は本当に大きいんです!
ExplorerPatcherのインストールと設定手順
よし、リスクを理解した上で「使ってみたい!」というあなたのために、具体的な手順を解説しますね。
ステップ1:ExplorerPatcherのダウンロード
- 安全のため、必ず公式のGitHubリポジトリからダウンロードします。
- Webブラウザで「ExplorerPatcher GitHub」と検索するか、以下のURL(または類似の公式ページ)にアクセスします。
 https://github.com/valinet/ExplorerPatcher/releases
- 「Releases(リリース)」というページが開きます。
- 一番上にある最新バージョンの「Assets」という欄から、「ep_setup.exe」という名前のファイルを探し、クリックしてダウンロードします。
ステップ2:インストールの実行
- ダウンロードした「ep_setup.exe」をダブルクリックして実行します。
- Windows SmartScreenなどの警告(「実行しますか?」みたいな)が表示される場合がありますが、信頼できるソースからダウンロードしたので、「詳細情報」→「実行」を選んで進めます。
- インストールは自動的に行われます。完了すると、画面が一瞬チカッと点滅し、タスクバーやスタートメニューの見た目が、即座に変わるはずです!(多くの場合、この時点でいきなりWin10風になります)
ステップ3:スタートメニューを「Windows 10風」に設定する
ExplorerPatcherはすっごく多機能なので、設定項目も英語でたくさんあって、最初はちょっと戸惑うかも…。
でも、スタートメニューをクラシックスタイルにするための設定はカンタンですよ!
- (インストール後)タスクバーの何もないところを右クリックします。
- メニューに「プロパティ (Properties)」という項目が新しく追加されているので、これをクリックします。
- ExplorerPatcherの専用設定画面が開きます。
- 左側のメニューから「Start menu(スタートメニュー)」を選びます。
- 「Start menu style」という項目を探してください。
- ここで「Windows 10」が選ばれていることを確認します。(もし「Windows 11」になっていたら「Windows 10」に変更します)
- 設定を変更したら、左下にある「Restart File Explorer(エクスプローラーの再起動)」というリンクをポチッとクリックします。
これで、スタートボタンを押してみてください!
どうですか?あの懐かしい、左にアプリ一覧、右にタイルが並ぶ、Windows 10のレイアウトに変わったはずです!🥰
ExplorerPatcherによる「左寄せ」設定(標準機能との違い)
ExplorerPatcherを導入すると、タスクバーの「左寄せ」も、Windows標準の設定(さっきやった「タスクバーの動作」)とは別の、ExplorerPatcher側の設定が優先されることがあります。
- ExplorerPatcherの「プロパティ」画面を開きます。
- 左側のメニューから「Taskbar(タスクバー)」を選びます。
- 「Taskbar alignment (screen edge)」という項目を探します。
- ここで「Left (Classic taskbar)」が選ばれていることを確認してください。
ExplorerPatcherを使う場合は、Windows標準の設定(設定 > 個人用設定 > タスクバーの動作)は「中央揃え」のままでも、ExplorerPatcher側で「Left」に設定すれば、ちゃんと左寄せになります。
むしろ、両方の設定がケンカ(競合)しないように、ExplorerPatcherを導入したら、設定は全部ExplorerPatcher側で管理する、と覚えたほうが分かりやすいですよ!
ExplorerPatcherで「おすすめ」を非表示にする
ExplorerPatcherでWindows 10スタイルを選んだ場合、Windows 11特有の、あの「おすすめ」セクションは、自動的に(何もしなくても)表示されなくなります! やったー!
(もし、万が一「Windows 11スタイルのスタートメニューは好きだけど、おすすめだけを消したい」というマニアックな場合も、ExplorerPatcherの設定でできますよ)
- 「プロパティ」画面 > 「Start menu(スタートメニュー)」を開きます。
- 「Disable the “Recommended” section」(”おすすめ”セクションを無効にする)という項目にチェックを入れます。
- 「Restart File Explorer」をクリックします。
その他の「Win10風」カスタマイズツール(代替案)
ExplorerPatcherは最強ですが、「万が一、自分のPCと相性が悪かった…」「ちょっと設定が難しすぎる…」という場合のために、他の選択肢もご紹介しておきますね。
1. StartAllBack (有料)
「StartAllBack」は、有料(数ドル、数百円の買い切り)のソフトウェアですが、その分、めちゃくちゃ動作が安定していて、設定画面も分かりやすいのが特徴です。
Windowsの大型アップデートへの対応も迅速で、「アップデートしたら動かなくなった!」みたいなトラブルが少ないのが最大のメリットですね。
主な特徴:
- Windows 10風、あるいはWindows 7風のスタートメニューを選べる。
- タスクバーのカスタマイズ(透明化とか)に強い。
- 設定が日本語対応で分かりやすく、初心者さんでも迷いにくい。
「windows11 スタートメニュー 10風」を安定して実現したい、トラブルは絶対に嫌だ、少しの投資は惜しまないという方には、StartAllBackが最強の選択肢になると思います。
30日間の無料お試し期間があるので、ExplorerPatcherが合わなかった場合に試してみる価値は、大いにありますよ!
2. Open-Shell (無料)
「Open-Shell」は、Windows 8/10時代に絶大な人気を誇った「Classic Shell」というツールの後継ソフトです。
こちらは、主にWindows 7風のスタートメニュー(あのシンプルなやつ)を再現することに特化しています。
主な特徴:
- Windows 7スタイルのスタートメニューを忠実に再現。
- 動作がすっごく軽い。
- スタートメニューの機能に絞られている。(タスクバー全体とかは変えない)
Windows 10風というよりは、もっと昔の、Windows 7の操作感をこよなく愛する「クラシック」志向の強いユーザーさんに向いています。
各ツールの比較まとめ
「結局、どれを使えばいいの?!」と迷っちゃった方のために、比較表を作ってみました!
| 機能 | ExplorerPatcher | StartAllBack | Open-Shell | 
|---|---|---|---|
| 価格 | 無料 | 有料 (試用期間あり) | 無料 | 
| 主な目的 | Win10/Win11の統合カスタマイズ | Win10/Win7風の安定した再現 | Win7風のスタートメニュー再現 | 
| スタートメニュー | Win10風 / Win11風 | Win10風 / Win7風 (高機能) | Win7風 (高機能) | 
| タスクバー | Win10風 (ラベル表示など) | Win10風 (透明化など) | カスタマイズ不可 | 
| 右クリックメニュー | Win10風に変更可能 | Win10風に変更可能 | Win10風に変更可能 | 
| 安定性 | 良好 (アップデート時注意) | 非常に安定 | 良好 | 
| 推奨ユーザー | Win10の操作感を丸ごと取り戻したい人 | 安定性を最重視する人、簡単な設定を好む人 | Win7のスタートメニューを愛用する人 | 
結論としては、まず無料で高機能な「ExplorerPatcher」を試してみて、
もし「なんか不安定かも…」「設定が難しすぎる!」と感じたら、有料だけど安心な「StartAllBack」のお試し版を使ってみる、というのが一番かしこい流れですね!
標準機能で「おすすめ」セクションを非表示・管理する方法
「外部ツールを入れるのは、やっぱりちょっと怖い…」
「会社のPCだから、勝手にソフトをインストールできない…」
わかります!そんな方も多いですよね。
外部ツールを導入するほどじゃないけど、あのスタートメニュー下部の「おすすめ」だけは、どうにかして非表示にしたい!というニーズも、すっごく多いんです。
この「おすすめ」セクション、実はWindows 11の標準機能でも、ある程度「非表示っぽく」したり、表示される内容を制限したりすることが可能なんですよ!
設定手順:「おすすめ」の表示項目をオフにする
「おすすめ」セクションに表示される項目(最近使ったファイルとか)を、個別にオフにしちゃう設定です。
- 「スタート」ボタンを右クリックし、「設定」を選びます。(またはキーボードの Windowsキー+Iキーを同時に押します)
- 左側のメニューから「個人用設定」を選びます。
- 右側の項目から「スタート」をクリックします。
- この画面に、「おすすめ」セクションに関連する3つの設定項目があります。
- 「最近追加したアプリを表示する」
- 「最もよく使うアプリを表示する」
- 「最近開いた項目をスタート、ジャンプ リスト、ファイル エクスプローラーに表示する」
 
- これら3つのトグルスイッチを、全部「オフ」にしちゃいましょう!
さあ、この状態でスタートメニューを開いてみてください。
「おすすめ」セクションにファイルやアプリが表示されなくなり、「おすすめ」という見出しだけが残った、空白のエリアになったはずです!
これだけでも、かなりスッキリしますよね!
「おすすめ」セクションの表示領域を最小化する
上記の設定で中身をカラっぽにしても、「おすすめ」セクションの「枠」自体はまだ場所を取っていて、ちょっと邪魔ですよね。
この「枠」の領域を最小限にして、その分「ピン留め」できるアプリの領域を広げたい場合は、次の設定を行います。
- 上記と同じ「設定 > 個人用設定 > スタート」の画面を開きます。
- 一番上にある「レイアウト」という項目を見てください。
- 以下の3つの選択肢があります。
- ピン留めを増やす (デフォルト)
- 既定
- おすすめを増やす
 
- ここで「ピン留めを増やす」を選びます。
この設定により、「おすすめ」セクションの縦幅が最小限(2行分くらい)になり、その分「ピン留め」できるアプリの行数が増えます(最大6行まで)!
「おすすめを完全に消したい」というニーズに対して、標準機能でできるのは、残念ながらここまでが限界です。
「おすすめ」という見出しや枠自体を、跡形もなく完全に消し去りたい…!という場合は、やっぱりさっきご紹介した「ExplorerPatcher」などの外部ツールの出番になるんですね。
スタートメニューの「ピン留め」を使いこなす基本カスタマイズ
スタートメニューを左寄せにしたり、クラシックスタイルに戻したりするのも大事ですが、日々の使い勝手を良くするためには、やっぱり「ピン留め」セクションの整理が一番効きます!
Windows 11のスタートメニューは、この「ピン留め」こそがカスタマイズの基本なんですよ。
アプリのピン留め・ピン留め解除
ピン留めする方法:
- スタートメニューを開き、右上の「すべてのアプリ」をクリックします。
- 一覧からピン留めしたいアプリを探し、その上で右クリックします。
- メニューから「スタートにピン留めする」を選びます。
- スタートメニューの最初のページ(ピン留めエリア)に追加されます。
ピン留めを解除する方法:
- スタートメニューのピン留めエリアにある、解除したいアプリアイコンを右クリックします。
- 「スタートからピン留めを外す」を選びます。
アイコンの並べ替え
ピン留めしたアイコンは、ドラッグ&ドロップ(マウスで掴んで、そのまま好きな場所に移動)で、自由に位置を入れ替えられます。
よく使うアプリを左上(一番押しやすい場所)に持ってくるなど、自分の使いやすいように並べ替えちゃいましょう!
フォルダを作成して整理する(Win11 22H2以降)
Windows 11の初期バージョンではできなかったんですが、バージョン 22H2以降のアップデートで、ピン留めエリアでフォルダが作れるようになりました!
これで、Windows 10のタイルグループみたいに、スッキリ整理できますよ。
- ピン留めエリアにあるアプリAを、別のアプリBの上にドラッグ&ドロップで重ねます。
- すると、自動的に「フォルダ」が作られて、アプリAとBがその中に入ります。(スマホみたい!)
- フォルダをクリックすると中身が展開されます。
- フォルダの名前(最初は「フォルダー」)をクリックすると、名前を自由に変更できます。
例えば、「Officeソフト」というフォルダを作ってWordやExcelをまとめたり、「SNS」というフォルダを作ったりすることで、スタートメニューがごちゃごちゃしなくて、とっても見やすくなりますよ🥰
スタートメニューによく使うフォルダを追加する方法
Windows 10の時、スタートメニューの左端に「ドキュメント」とか「ピクチャ」とか「設定」のショートカットを常時表示できましたよね?
Windows 11でも、あれと似た機能がちゃんと用意されてるんです!
表示される場所は、スタートメニュー右下の「電源ボタン」の横になります。
- 「設定 > 個人用設定 > スタート」の画面を開きます(さっきと同じ手順です)。
- 「フォルダー」という項目をクリックします。
- スタートメニュー(電源ボタンの横)に表示できるシステムフォルダの一覧が、ズラッと出てきます。
- 設定
- エクスプローラー
- ドキュメント
- ダウンロード
- ミュージック
- ピクチャ
- ビデオ
- ネットワーク
- 個人用フォルダー
 
- この中から、表示したい項目のトグルスイッチを「オン」にします。
私のおすすめは、「エクスプローラー」「ドキュメント」「ダウンロード」をオンにしておくことです!
こうしておくと、スタートメニューからワンクリックでこれらの場所に飛べるようになって、作業効率がめちゃくちゃ上がりますよ💪
これは「左寄せ」や「クラシック化」とは別のカスタマイズですが、Win10の利便性に近づけるための、すっごく大事な設定なんです。
Windows 11のアップデートによるスタートメニューの変更点
Windows 11は、年に1回(秋ごろ)の大型アップデートによって、少しずつ進化しています。
スタートメニューに関しても、リリース当初の「使いにくい!」という声を受けて、いくつかの重要な改善が加えられてるんですよ。
22H2アップデートでの主な変更点
- ピン留めアイテムのフォルダ作成機能: さっきご紹介した、アイコンを重ねてフォルダを作る機能は、この22H2でやっと追加されました。
- レイアウトの選択機能: 「ピン留めを増やす」「おすすめを増やす」といったレイアウト選択機能も、この22H2で追加されたものです。
23H2アップデートと今後の動向
23H2アップデートでは、スタートメニュー自体に大きな変更はなかったですが、AIアシスタントの「Copilot」が統合されたり、OS全体の使い勝手が変わってきています。
今後、このAI検索(Copilot)が、スタートメニューの検索機能とどうくっついていくのかが、注目ポイントですね。
こんなふうに、OSのアップデートで標準機能がどんどん改善されて、昔は外部ツールでしかできなかったことが、公式でできるようになるケースもあります。
(でも、そのたびにExplorerPatcherみたいな外部ツールは、新しいOSに対応するためにアップデートが必要になる…という、イタチごっこでもあるんですけどね(笑))
よくある質問(Q&A)とトラブルシューティング
スタートメニューのカスタマイズに関して、よくある疑問や「困った!」にお答えしますね。
Q1. タスクバーの設定で「左揃え」にしても反映されません。
A1. 2つの可能性が考えられます!
- ExplorerPatcherなどの外部ツールが干渉している: もしExplorerPatcherをインストールしている場合、Windows標準の設定よりExplorerPatcherの設定が優先されます。タスクバーを右クリック →「プロパティ」からExplorerPatcherの設定画面を開き、「Taskbar」→「Taskbar alignment」が「Left」になっているか確認してください。
- システムの不具合: 一時的な不具合かもしれません。まずはPCを「再起動」してみてください。それでもダメなら、「タスクマネージャー」(Ctrl+Shift+Esc)から「エクスプローラー」を探して右クリックし、「再起動」を試してみてください。
Q2. ExplorerPatcherをアンインストールしたいです。
A2. ExplorerPatcherは、導入時と同じ「ep_setup.exe」を実行するか、Windowsの「設定」からアンインストールするのが安全です。
- 「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」を開きます。
- 一覧から「ExplorerPatcher」を探し、右端の「…」をクリックして「アンインストール」を選びます。
- アンインストールが終わると、スタートメニューやタスクバーは、Windows 11の元の状態(中央揃え)に戻ります。
Q3. ExplorerPatcherを導入したらOSが起動しなくなりました。
A3. これがWindowsアップデート直後に稀に発生する最悪のケースです😱
でも、慌てないで!この場合、「セーフモード」で起動して、ExplorerPatcherをアンインストールすれば元に戻せます。
- PCの電源を入れ、Windowsのロゴ(青い窓)が表示されたらすぐに電源ボタンを長押しして強制終了します。これを2〜3回繰り返します。
- PCが「起動に失敗した!」と判断して、「自動修復」モードが起動し、「詳細オプション」が表示されます。
- 「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」→「再起動」をクリックします。
- 再起動後、オプション一覧が表示されるので、キーボードの「4」か「F4」キーを押して「セーフモードを有効にする」を選びます。
- セーフモードで起動したら、上記A2の手順でExplorerPatcherをアンインストールし、もう一度PCを普通に再起動します。
Q4. 会社のPCですが、外部ツールをインストールしても大丈夫ですか?
A4. 絶対にやめてください!
会社のPC(業務用PC)は、情報システム部門によって厳しく管理されています。
ExplorerPatcherやStartAllBackのような、システムUIを変更するツールは、セキュリティポリシー違反となる可能性が、とーーーっても高いです!
業務用のPCでは、この記事で紹介した「標準機能でできる範囲」(タスクバーの左寄せ、おすすめの非表示、フォルダの追加)だけに、絶対に留めておいてくださいね!
まとめ
Windows 11のスタートメニューは、最初は「なにこれ!」って戸惑うかもしれませんが、設定次第でちゃんと使いやすくカスタマイズできるんです。
あなたの目的に合わせて、使い分けてみてくださいね!
✅ とにかく簡単に「左」にしたい方
→ 「標準機能」で「タスクバーの配置」を「左揃え」に変更しましょう!
✅ 「おすすめ」が邪魔だと感じる方
→ 「標準機能」で「個人用設定 > スタート」から「おすすめ」の表示をオフにし、レイアウトを「ピン留めを増やす」に変更しましょう!
✅ Win10のタイルや操作感を完全に取り戻したい方
→ 「外部ツール(ExplorerPatcherなど)」の導入を検討してみてください。(ただし、利用は自己責任で!会社のPCはダメですよ!)
Windows 11は、デフォルト(初期状態)が完成形じゃありません。
あなた自身の手でカスタマイズを加えて、「windows11 スタートメニュー 左」や「クラシック」スタイルを実現することで、Windows 10時代のような、あの快適な操作環境を取り戻してくださいね!🥰
 
  
  
  
  

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