「あれ…?さっきまで撮れてたのに!PrtScn(プリントスクリーン)キーを押してもシーン…として何も反応しない!」
「Windows + PrtScnキーで保存したはずなのに、フォルダに画像がない!?」
ある日突然、あなたのWindows 11 PCがそんな状態になって、スマホで慌てて「windows11 スクリーンショット できない」とか「win11 PrtScn 反応しない」なんて検索して、このページにたどり着いてくれたんじゃないでしょうか。
もしかして、Win + Shift + S のショートカットキーも起動しなくて、「もしかして、Windowsが壊れた…?」「どうなってるの!?」って、もうパニックになっちゃってますか…?😭
わかります、わかります!私も全く同じ経験があります。
仕事や作業で使いたい瞬間に限って動かなくなると、本当に心臓に悪いですよね!
でも、大丈夫です!
その焦る気持ち、よーくわかります。でも、慌ててPCを再起動し続けたり、設定を闇雲にいじったりするのは待ってください!
原因の多くは、システムが壊れたんじゃなくて、OneDriveの設定や、キーボードの「Fキーロック」、あるいは他のアプリとの「ケンカ(競合)」が原因なんです😱
この記事は、そんな「スクショ撮れない地獄」に陥ってしまったあなたを救うための、安全な対処法をステップバイステップで徹底的に解説する「完全ガイド」です🗺️✨
一つずつ冷静に確認していけば、必ず解決策が見つかりますからね!
私と一緒に、一つずつ冷静に確認していきましょう🥰
- まずは落ち着いて。Windows 11のスクショ基本操作と「できない」状況の整理
- 結論から解説:スクリーンショットができない・保存されない主な原因トップ5
- 【ケース1】PrtScnキー(プリントスクリーン)が全く反応しない時の対処法
- 【ケース2】スクリーンショットは撮れるが「保存されない」時の対処法
- 【ケース3】特定のショートカットキーだけが効かない時の対処法
- 【ケース4】他社製アプリがスクリーンショットを妨害している原因と特定法
- 【ケース5】ゲーム中や特定のアプリ使用中にスクリーンショットができない
- 【ケース6】Windows 11システム側の問題と最終的な対処法
- どうしてもショートカットキーが治らない場合の代替手段
- まとめ:Windows 11でスクリーンショットができない問題は設定の見直しから
まずは落ち着いて。Windows 11のスクショ基本操作と「できない」状況の整理
トラブルシューティングを始める前に、まずはWindows 11に標準で入っている主なスクリーンショット(画面キャプチャ)の方法と、今あなたのPCで起きている「できない」状況を、正確に把握することが解決への一番の近道なんです。
一口に「スクリーンショットができない」と言っても、その症状の中に、原因を特定するための大事なヒントが隠されてるんですよ🕵️♀️
Windows 11の主なスクリーンショット ショートカットキー
Windows 11には、撮りたい目的にあわせて、主にこんなショートカットキーが用意されていますよね。
1. PrtScn (プリントスクリーン) キー
- 動作: 画面ぜんぶのスクリーンショットを撮って、「クリップボード(PC内の一時的な記憶場所)」にコピーします。
- 特徴: このキーだけだと、画像ファイルとしては保存されません。
- 使い方: ペイント、Word、Excel、チャットツールなんかに「貼り付け(Ctrl + V)」して使いますよね。
2. Alt + PrtScn キー
- 動作: 今アクティブ(一番手前で操作中)になってるウィンドウだけを撮って、クリップボードにコピーします。
- 特徴: 画面全部じゃなくて、特定のアプリのウィンドウだけ撮りたい時に便利!これもファイルとしては保存されません。
3. Windows + PrtScn キー
- 動作: 画面ぜんぶのスクリーンショットを撮って、同時に画像ファイルとして自動保存してくれます。
- 特徴: 撮った瞬間に、画面が一瞬暗くなるのが合図です。
- 保存先: ふつうは、「ピクチャ」フォルダの中にある「スクリーンショット」フォルダに保存されます。
4. Windows + Shift + S キー
- 動作: 「Snipping Tool(切り取り&スケッチ)」っていう機能が起動して、画面の上側にメニューが出てきます。
- 特徴: 「四角形」「フリーフォーム(自由な形)」「ウィンドウ」「全画面表示」の4つのモードから選んでキャプチャできます。
- 保存先: 撮った画像はクリップボードにコピーされて、同時に画面の右下に「保存したよ!」ってお知らせ(通知)が出ます。その通知をクリックすると、注釈をつけたり、ファイルとして保存したりできるんですよね。
あなたの「できない」はどのタイプ?
ご自身の症状が、次のどれに一番近いか、ちょっと確認してみてください。
👉 タイプA: PrtScnキーが全く反応しない
PrtScnキー単体でも、Alt + PrtScnでも、Windows + PrtScnでも、なーんにも起こらない(画面が暗くならない、クリップボードにもコピーされない)。
Win + Shift + Sは起動する(あるいは、こっちも起動しない)。
👉 タイプB: Windows + PrtScnで保存されない
Windows + PrtScnキーを押すと、画面はちゃんと暗くなる(反応はある)。なのに、指定のフォルダに画像ファイルが保存されてない…😭
👉 タイプC: Windows + Shift + Sが起動しない
この特定のショートカットキーだけが反応しない。Snipping Toolが起動してくれない。
他のPrtScnキーは普通に動く(あるいは、こっちもダメ)。
👉 タイプD: PrtScnキーを押すと別のアプリが起動する
PrtScnキーを押すと、なぜかOneDriveやDropbox、または別のキャプチャソフトが「私を呼びました?」って感じで起動しちゃう。
この状況を切り分けるだけで、疑うべき原因がぐーんと絞り込めるんですよ!✨
結論から解説:スクリーンショットができない・保存されない主な原因トップ5
Windows 11でスクリーンショットができない時、システムが壊れちゃった!って慌てる必要はありません。
ほとんどの場合、次の5つのどれかの設定変更や、うっかり見落としが原因なんです。
- F Lock(Fキーロック)が有効になっている(特にノートPC)
これが一番多いかも!PrtScnキーが他のファンクションキー(F1〜F12)と兼用になってて、機能がロックされちゃってる状態です。 - OneDriveの「スクリーンショット同期」設定が有効になっている
これがオンになってると、PrtScnキーの動作が上書きされちゃって、保存先がOneDrive内のフォルダに変更されたり、自動保存が効かなくなったりします。 - 他のアプリケーションがショートカットキーを「占拠」している
Dropbox、Google Drive、Lightshotみたいな常駐アプリが、PrtScnキーを「横取り」して、独自の機能を割り当てちゃってるケースですね。 - Windows 11の設定でPrtScnキーの割り当てが変更されている
PrtScnキー単体でSnipping Tool(Win + Shift + S)を起動する設定に変更できちゃうんです。これを知らないと「反応しない」って誤解しちゃいます。 - キーボードドライバーやシステムの不具合
頻度は低いんですけど、ドライバーの不具合や、Windows Updateに伴う一時的なシステムの問題の可能性もあります。
次の章から、これらの原因を一つずつ潰していく具体的な対処法を、さっきの「できない」タイプ別に、詳しく解説していきますね!
【ケース1】PrtScnキー(プリントスクリーン)が全く反応しない時の対処法
PrtScnキーを押してもウンともスンとも言わない、クリップボードにもコピーされない…。
これはタイプAの症状で、キー入力そのものがWindowsに認識されてない可能性が高いです。
対処法1:最も多い見落とし「F Lock(Fキーロック)」の確認
これは、特にノートPCや、多機能キーボード(LogicoolやMicrosoft製とか)を使ってる場合に、一番ありがちな原因です!
多くのノートPCって、キーボードのスペースを節約するために、PrtScnキーがF12キーみたいなファンクションキーと兼用になってることがあります。
あと、キーボードに「F Lock」キー(または南京錠にFが描かれたキー)がある場合も!
このF Lockがオンになってると、ファンクションキー(F1〜F12)の機能が優先されちゃって、PrtScnキーの機能がオフになっちゃうんです。
【確認手順】
- キーボードの左下あたりにある「Fn」キーを探します。
- キーボードの上部(F1〜F12キーの列)や、「Esc」キーなんかに、「F Lock」と書かれたキーや、南京錠🔒のマークがないか探します。
- もし「F Lock」キーがあったら、一度押してみてください。キーボードによってはFn + F Lock(またはFn + Esc)を同時に押す必要があるかもしれません。
- ロックを解除した状態(またはロックした状態、これはキーボードによります)で、もう一度PrtScnキーを押して反応を見るか、Windows + PrtScnを試してみてください。
対処法2:ノートPC特有の問題「Fn」キーの同時押し
F Lockキーが見当たらなくても、ノートPCではPrtScnキーの機能を使うために「Fn」キーの同時押しが必須になってる場合があります。
PrtScnキーの印字が、他の文字(例:F12)よりも小さい文字で、あるいは違う色(青色とか)で書かれてる場合は、ほぼ間違いなくFnキーとの同時押しが必要ですよ!
【試す操作】
- ✅ Fn + PrtScn : クリップボードにコピー
- ✅ Fn + Alt + PrtScn : アクティブウィンドウをコピー
- ✅ Fn + Windows + PrtScn : 画面全体をファイルに保存
この操作でスクリーンショットが撮れたら、それがあなたのPCの正しい操作方法なんです🥰
もし「毎回Fnキーを押すの面倒!」っていう場合は、PCのBIOS(UEFI)設定でファンクションキーの動作(ファンクションキー優先か、メディアキー優先か)を切り替えられる場合もありますが、メーカーによって設定方法が違うので、PCのマニュアルを確認してみてくださいね。
対処法3:Windows 11の「PrtScnキー割り当て」設定の確認
Windows 11では、PrtScnキー単体を押したときの動作を、OS標準のSnipping Tool(Win + Shift + Sと同じ動作)に割り当てる設定があるんです。
この設定がオンになってると、PrtScnキー単体を押してもクリップボードにコピーされず、代わりにSnipping Toolの起動メニューが画面上部に出ます。
これを知らないと「PrtScnキーを押したのにペイントに貼り付けられない=反応しない!」って誤解しちゃうことがあるんですね。
【確認手順】
- スタートメニューを開き、「設定」(歯車のアイコン)をクリックします。
- 左側のメニューから「アクセシビリティ」を選択します。
- 画面を下にスクロールし、「操作」の項目にある「キーボード」をクリックします。
- 「Print Screen ショートカット」という項目(または「PrtScnボタンを使用して画面切り取りを開く」)を探します。
- ここのトグルスイッチが「オン」になっていないか確認します。
もし「オン」になっていたら、PrtScnキー単体を押すと、Win + Shift + Sと同じ動作になります。
これが意図した動作じゃない(従来のクリップボードコピーに戻したい)場合は、この設定を「オフ」にしてくださいね。
オフにすれば、PrtScnキー単体はクリップボードへのコピー、Windows + PrtScnはファイル保存、っていう従来の動作に戻りますよ!
対処法4:キーボードドライバーの問題を疑う
上記3つを試しても全く反応がない…😭という場合、キーボードドライバーに一時的な不具合が発生している可能性も考えられます。
【確認手順】
- スタートボタンを右クリックし、「デバイス マネージャー」を選択します。
- 「キーボード」の項目をダブルクリックして展開します。
- 使用しているキーボードのデバイス名(例:「HID キーボード デバイス」とか)が表示されます。
- デバイス名を右クリックし、「ドライバーの更新」を選択します。
- 「ドライバーを自動的に検索」を選んで、Windows Update経由で新しいドライバーがないか確認します。
もしドライバーの更新が見つかればインストールして、PCを再起動します。
もしドライバーの更新で改善しない場合は、同じくデバイス マネージャーでデバイス名を右クリックし、「デバイスのアンインストール」を試すこともできます。(※アンインストール後、キーボードが反応しなくなる可能性がありますが、PCを再起動すれば自動的に標準ドライバーが再インストールされます。USBキーボードなら、一度抜き差しすることでも再認識されますよ。)
対処法5:物理的なキーボードの故障
これは一番考えたくないケースですが…😢 PrtScnキーそのものが物理的に故障している可能性も、ゼロではありません。
もし可能であれば、別のUSBキーボードとかを接続してみて、そのキーボードのPrtScnキーが反応するか試してみてください。
別のキーボードで正常に動作するなら、元のキーボードの故障が疑わしくなってきますね…
【ケース2】スクリーンショットは撮れるが「保存されない」時の対処法
Windows + PrtScnキーを押すと、画面が一瞬暗くなる。
反応はあるのに、「ピクチャ」フォルダの中の「スクリーンショット」フォルダに画像が保存されない…、あるいは「スクリーンショット」フォルダ自体が見当たらない。
これはタイプBの症状で、原因のほとんどはOneDrive(ワンドライブ)の設定にあります!
対処法1:最重要!OneDriveの「スクリーンショット同期」設定を無効にする
Windows 11は、MicrosoftアカウントとOSの連携がすっごく強化されてて、初期設定のまま使ってると、OneDriveが自動的にスクリーンショットの管理方法を変更しちゃうことがあるんです。
OneDriveには「撮影したスクリーンショットを自動的にOneDriveに保存する」っていう同期機能があります。
この設定がオンになってると、Windows + PrtScnで撮影した画像の保存先が、ローカルの「ピクチャ > スクリーンショット」フォルダじゃなくて、「OneDrive > 画像 > スクリーンショット」フォルダ(または「OneDrive > デスクトップ」とか)に強制的に変更されちゃうんです!
【確認手順】
- タスクバーの右側(通知領域)にある「雲のマーク」(OneDriveアイコン)をクリックします。
(もし雲のマークが見当たらなかったら、OneDriveが起動してないか、サインインしてないかもです) - 表示されたウィンドウの右上にある「設定」(歯車のアイコン)をクリックし、「設定」を選択します。
- 「Microsoft OneDrive」の設定ウィンドウが開きます。
- 「同期とバックアップ」タブ(または古いバージョンだと「バックアップ」タブ)を選択します。
- 「作成したスクリーンショットを OneDrive に自動的に保存する」という項目を探します。
- このチェックボックスがオン(チェックが入っている)になっていたら、チェックを外して「オフ」にします!
- 「OK」をクリックして設定を閉じます。
この設定をオフにした後、もう一度Windows + PrtScnキーを押してみてください。
これで、PCローカルの「ピクチャ」フォルダ(C:\Users[あなたのユーザー名]\Pictures)の中に「スクリーンショット」フォルダが自動的に作られて、そこに画像が保存されるようになるはずですよ!🥰
対処法2:「スクリーンショット」フォルダの場所やアクセス許可を確認する
OneDriveが原因じゃなかった場合、何かの理由で「スクリーンショット」フォルダの場所が変わっちゃってるか、書き込み権限がなくなっちゃってる可能性があります。
【保存先の確認手順】
- エクスプローラーを開きます。
- アドレスバーに
%USERPROFILE%\Pictures\Screenshotsと入力してEnterキーを押します。 - これで「スクリーンショット」フォルダが開けば、そこが既定の保存先です。
- 「見つかりません」って表示されたら、フォルダがないか、場所が移動しちゃってます。
【フォルダの場所をリセットする手順】
- エクスプローラーで「PC」を開き、左側にある「ピクチャ」を右クリックして、「プロパティ」を選択します。
- 「場所」タブを開きます。
- ここに表示されてる場所が、既定(ふつうは
C:\Users[ユーザー名]\Pictures)になってるか確認します。 - もし違う場所になってたら、「標準に戻す」ボタンをクリックして、「適用」→「OK」を押します。
- PCを再起動して、再度Windows + PrtScnを試します。
対処法3:「ピクチャ」フォルダの書き込み権限の確認
まれに、セキュリティソフトの影響やWindows Updateの不具合で、ユーザーフォルダへの書き込み権限(アクセス許可)がおかしくなっちゃうことがあります。
- エクスプローラーで「ピクチャ」フォルダを右クリックして、「プロパティ」を選択します。
- 「セキュリティ」タブを開きます。
- 「グループ名またはユーザー名」のリストから、ご自身のユーザー名(またはAdministrators)を選びます。
- 下の「アクセス許可」欄で、「書き込み」が「許可」にチェックされてるか確認します。
- もし「拒否」になってたり、チェックが外れてたりする場合は、「編集」ボタンからアクセス許可を変更する必要があります。(※システム設定に詳しくない場合は、無理に変更しないでくださいね)
【ケース3】特定のショートカットキーだけが効かない時の対処法
PrtScnキーやWindows + PrtScnは動くのに、Windows + Shift + S(Snipping Tool)だけが反応しない…。
これはタイプCの症状で、Snipping Toolアプリ自体や、関連するWindowsの機能に問題がある可能性が高いです。
対処法1:Snipping Tool(切り取り&スケッチ)アプリの修復・リセット
Windows + Shift + Sは、「Snipping Tool」(古いWindows 10だと「切り取り&スケッチ」)っていうアプリを呼び出すショートカットキーなんです。
このアプリ自体に不具合があると、ショートカットキーも反応しなくなっちゃいます。
【修復・リセットの手順】
- スタートメニューを開き、「設定」(歯車のアイコン)をクリックします。
- 左側のメニューから「アプリ」を選択します。
- 「インストールされているアプリ」(または「アプリと機能」)をクリックします。
- アプリの一覧をスクロールして、「Snipping Tool」(または「切り取り&スケッチ」)を探します。
- 見つけたら、右端の「…」(三点リーダー)をクリックし、「詳細オプション」を選択します。
- 新しい画面を下にスクロールし、まずは「修復」ボタンを押します。
(「修復」は、アプリのデータを消さずに問題の解決を試みてくれます。修復が終わったら、Win + Shift + Sが反応するか試します) - 「修復」で改善しない場合は、同じ画面にある「リセット」ボタンを押します。
(「リセット」は、アプリのデータを初期化します。リセット後、再度Win + Shift + Sを試します)
対処法2:Microsoft StoreからSnipping Toolを再インストールする
修復やリセットでもダメだった場合、アプリのインストール情報が壊れちゃってるかもしれません。
一度アンインストールして、再インストールすると改善することがありますよ!
【再インストール手順】
- 上記(対処法1)と同じ「詳細オプション」の画面、または「インストールされているアプリ」の一覧から、「Snipping Tool」を「アンインストール」します。
- アンインストールが終わったら、スタートメニューから「Microsoft Store」を起動します。
- 上部の検索バーに「Snipping Tool」と入力して検索します。
- 「Windows Snipping Tool」という名前で表示されるはずです(発行元がMicrosoft Corporationなのを確認!)。
- 「入手」または「インストール」ボタンを押して、再インストールします。
- インストール完了後、Win + Shift + Sが機能するか確認します。
対処法3:「通知とアクション」設定の確認
Windows + Shift + Sでスクショを撮った後、画面右下に「切り取り領域がクリップボードに保存されました」っていう通知が出ますよね。
もし、この「通知」機能がOSレベルで無効になってると、ショートカットキーの動作に影響が出ることがあるみたいなんです。
【確認手順】
- スタートメニューから「設定」を開きます。
- 「システム」を選択し、「通知」をクリックします。
- 一番上の「通知」のトグルスイッチが「オン」になってることを確認します。
- もし「オフ」になってたら、「オン」にしてからWin + Shift + Sを試します。
- あと、その下の「アプリやその他の送信者からの通知」一覧で、「Snipping Tool」が「オン」になってることも確認してくださいね!
対処法4:「クリップボードの履歴」機能の確認
Windows + Shift + Sの動作は、Windowsの「クリップボード」機能と密接に関連しています。
クリップボード機能自体に問題があると、ショートカットキーが反応しなくなることがあるんです。
【確認手順】
- Windows + Vキーを押してみてください。
- 「クリップボードの履歴」がちゃんと表示されますか? もし「有効にできません」みたいなエラーが出るなら、クリップボード機能に問題があります。
- 「設定」→「システム」→「クリップボード」を開きます。
- 「クリップボードの履歴」が「オン」になってるか確認します。
- もし「オフ」なら「オン」に、「オン」なら一度「オフ」にしてから再度「オン」に切り替えてみてください。
- PCを再起動して、Win + Shift + Sを試します。
【ケース4】他社製アプリがスクリーンショットを妨害している原因と特定法
PrtScnキーを押すと、意図しないアプリ(Dropboxとか)が起動したり、Windows + PrtScnが効かなくなったりする…。
これはタイプDの症状で、Windowsの標準機能よりも優先して、他のアプリがPrtScnキーの動作を「横取り(フック)」しちゃってるのが原因です。
競合する可能性のある主なアプリケーション
Windows 11のスクショ機能とケンカしやすい代表的なアプリは、こんな子たちです。
- Dropbox: デスクトップアプリに、PrtScnキーで撮った画像を自動でDropboxフォルダに保存する機能があって、これが最初からオンになってることが多いんです。
- OneDrive: さっきお話しした通り、PrtScnキーの動作を変更する設定があります。
- Google Drive(ドライブ ファイル ストリーム): 同じような同期機能を持ってる場合があります。
- Lightshot, Snagit, ShareXなどのサードパーティ製キャプチャソフト: これらは高機能な反面、OS標準のPrtScnキーを無効にして、自分の機能を割り当てちゃうのが一般的です。
- NVIDIA GeForce Experience, AMD Radeon Softwareなどのグラフィックカード用ユーティリティ: ゲーム録画機能(ShadowPlayとか)が、特定のキーを占有することがあります。
対処法1:常駐アプリの設定を見直す
まずは、タスクバーの通知領域(右下の▲アイコンの中も!)を確認して、上記みたいなアプリが起動してないか確認します。
【Dropboxの場合】
- 通知領域のDropboxアイコンをクリックします。
- 右上のアカウントアイコン(または歯車)をクリックし、「基本設定」を選択します。
- 「バックアップ」タブを開きます。
- 「スクリーンショットを共有」の項目にある「スクリーンショットを Dropbox に保存」のチェックを外します。
- 「適用」→「OK」を押します。
【他のキャプチャソフトの場合】
Lightshotみたいな他のキャプチャソフトが入ってるなら、そのソフトの設定を開いて、「ホットキー設定」や「キー割り当て」みたいな項目を探します。
PrtScnキーに割り当てられてる機能を無効にするか、別のキー(例:Ctrl + PrtScn)に変更しちゃいましょう。
対処法2:タスクマネージャーで怪しいプロセスを特定する
どのアプリが原因か分からなーい!😭っていう時は、タスクマネージャーで常駐してるプロセスを確認します。
- Ctrl + Shift + Escキーを同時に押して、タスク マネージャーを起動します。
- 「スタートアップ アプリ」(または「スタートアップ」タブ)を開きます。
- 一覧に表示されてるアプリの中で、見覚えのないものや、画面キャプチャに関連しそうなものがないか確認します。
- 怪しいアプリがあったら、それを選んで「無効化」をクリックします。
- PCを再起動して、スクリーンショットが正常に動くか確認します。
(※注意:無効化する時、セキュリティソフトやPCメーカーの大事なユーティリティを止めないように注意してくださいね。発行元が「Microsoft Corporation」や「Intel」「AMD」とかになってるものは、基本的に触らない方が安全ですよ。)
対処法3:クリーンブートで原因を特定する(上級者向け)
スタートアップを無効にしても改善しない場合、バックグラウンドで動いてる「サービス」が原因の可能性もあります。
「クリーンブート」は、Microsoftのサービス以外のすべてを無効にしてWindowsを起動する方法で、競合の原因を特定するのに役立ちます。
ちょっと上級者向けです💪
システムの深いところを触るので、もし自信がなかったら、このステップは飛ばして「ケース5」に進んでも大丈夫ですよ。
【クリーンブート手順】
- Windows + Rキーを押し、「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開きます。
msconfigと入力し、Enterキーを押します。「システム構成」が開きます。- 「サービス」タブを開きます。
- 左下にある「Microsoft のサービスをすべて隠す」に必ずチェックを入れます。
- チェックを入れると、Microsoft以外のサービスだけが一覧に残ります。
- 右側にある「すべて無効」ボタンをクリックします。
- 「スタートアップ」タブを開き、「タスク マネージャーを開く」をクリックします。
- タスク マネージャーの「スタートアップ アプリ」がすべて無効になってることを確認します(対処法2で実施済みの場合)。
- 「システム構成」ウィンドウに戻り、「OK」をクリックしてPCを再起動します。
クリーンブート状態でPCが起動したら、PrtScnキーが反応するか試します。
- もしクリーンブートで正常に動作する場合: 原因は、さっき無効にしたサービスやスタートアップアプリのどれかです。元に戻しながら(半分ずつ有効にするなどして)、原因のアプリを特定していきます。
- クリーンブートでも動作しない場合: アプリの競合じゃなくて、Windowsシステム側の問題である可能性が高くなります。
(※特定が終わったら、必ず msconfig を再度開き、「サービス」タブで「すべて有効」に戻し、スタートアップアプリも元に戻してから再起動してくださいね!)
【ケース5】ゲーム中や特定のアプリ使用中にスクリーンショットができない
普段は問題ないのに、全画面表示のゲーム中や、Netflixみたいな動画配信サービスを見てる時にスクショが撮れない、っていうケースもありますよね。
原因1:Xbox Game Bar(ゲームバー)との競合
Windows 11には「Xbox Game Bar」っていうゲーム録画・キャプチャ機能が標準で入ってます。
デフォルトでは Windows + G で起動して、Windows + Alt + PrtScn でスクショを撮る機能が割り当てられてるんです。
このGame Barの設定が、標準のPrtScnキーの動作と競合したり、全画面表示のゲームではGame Barが優先されたりすることがあります。
【対処法】
- 「設定」→「ゲーム」→「Xbox Game Bar」を開きます。
- 一番上の「Xbox Game Bar を使って、ゲーム クリップやスクリーンショットの記録、ブロードキャストなどを行います」のトグルスイッチを「オフ」にしてみます。
- これでGame Barの機能がぜんぶ無効になるので、標準のPrtScnキーが機能するか確認します。
原因2:全画面表示(フルスクリーン)モードの問題
一部の古いゲームやアプリは、「排他的フルスクリーンモード」で動きます。
このモードだと、アプリがグラフィック出力をぜんぶ制御しちゃうので、Windows OS標準のスクショ機能が割り込めなくて、撮影しても真っ暗な画面になったり、何も反応しなくなったりすることがあるんです。
【対処法】
- ゲームやアプリの設定で、表示モードを「フルスクリーン(全画面表示)」から「ボーダーレス ウィンドウ」または「ウィンドウ モード」に変更します。
- ウィンドウモードなら、OSが画面を認識できるので、Alt + PrtScn(アクティブウィンドウのキャプチャ)やWin + Shift + S(領域指定)が機能するようになりますよ!
原因3:DRM(デジタル著作権管理)による保護
Netflix、Amazon Prime Video、Huluみたいな動画配信サービスや、一部のソフトは、コンテンツを不正にコピー(キャプチャ)されるのを防ぐため、DRMっていう技術を使っています。
DRMが有効になってる画面では、スクリーンショットを撮ろうとしても、映像の部分だけが真っ黒に塗りつぶされた画像が保存されます。
これはWindowsの不具合じゃなくて、意図された仕様なんです。DRMで保護されたコンテンツのスクショを撮ることはできないんですね😢
【ケース6】Windows 11システム側の問題と最終的な対処法
ここまでの対処法をぜんぶ試しても「windows11 スクリーンショット できない」問題が解決しない場合…。
残念ですが、Windows 11のシステムファイル自体に何らかの破損や不整合が起きちゃってる可能性が考えられます。
対処法1:Windows Updateを最新の状態にする
まずは基本ですが、Windows Updateが保留中でないか確認します。
古いバージョンのOSやドライバーのバグが、スクショ機能に影響を与えてる可能性がありますからね。
- 「設定」→「Windows Update」を開きます。
- 「更新プログラムのチェック」ボタンを押して、利用可能なすべての更新プログラム(オプションの更新プログラムも!)をインストールします。
- インストール後、必ずPCを再起動します。
対処法2:システムファイルチェッカー(SFC)を実行する
システムファイルチェッカー(SFC)は、保護されてるWindowsのシステムファイルが壊れてないかをスキャンして、問題があったら修復を試みてくれる「おまじない」みたいなコマンドです。
【実行手順】
- スタートボタンを右クリックし、「ターミナル (管理者)」または「Windows PowerShell (管理者)」を選択します。
- 「ユーザー アカウント制御」が表示されたら「はい」をクリックします。
- 黒い(または青い)ウィンドウが開いたら、以下のコマンド(おまじない)を入力して、Enterキーを押します。
sfc /scannow
- スキャンが始まって、完了するまで数分から数十分かかります。
- 「Windows リソース保護は、整合性違反を検出しませんでした」と表示されれば問題なしです!
- もし「破損したファイルを検出し、正常に修復しました」と表示されたら、PCを再起動して、スクショが治ったか確認します。
対処法3:DISMコマンドでシステムイメージを修復する
SFCで問題が解決しなかった場合、SFCが参照するシステムイメージ自体が壊れちゃってる可能性があります。
DISM(展開イメージのサービスと管理)コマンドで、システムイメージの修復を試みます。
【実行手順】
- 上記と同じように、「ターミナル (管理者)」を開きます。
- 以下のコマンド(おまじない)を入力して、Enterキーを押します。(※インターネット接続が必要です)
DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth
- 修復プロセスが始まって、完了までちょっと時間がかかります。
- 「復元操作は正常に完了しました」と表示されたら、PCを再起動します。
- 再起動後、念のためもう一度
sfc /scannowを実行して、システムファイルが完全に修復されたことを確認します。
対処法4:新しいローカルユーザーアカウントを作成して試す
すっごくまれに、今使ってるユーザープロファイル(設定や個人データを保存してる領域)が壊れて、特定の機能だけが動かなくなることがあります。
問題の切り分けとして、新しいローカルユーザーアカウントを作って、そっちでスクショが機能するか試してみます。
【実行手順】
- 「設定」→「アカウント」→「家族とその他のユーザー」(または「その他のユーザー」)を開きます。
- 「その他のユーザーを追加する」の横にある「アカウントの追加」ボタンをクリックします。
- Microsoftアカウントのサインイン画面が出ますが、左下の「このユーザーのサインイン情報がありません」をクリックします。
- 次の画面でも「Microsoft アカウントを持たないユーザーを追加する」をクリックします。
- ローカルアカウントの作成画面になるので、テスト用のユーザー名(例:
testuser)とパスワード(空でもOK)を入力し、「次へ」で作成します。 - スタートメニューから自分のアカウントアイコンをクリックし、新しく作ったtestuserにサインインします。
- 新しいユーザー環境で、PrtScnキーやWin + Shift + Sなどが正常に動くか確認します。
もし新しいアカウントで正常に動作するなら、元のユーザープロファイルが壊れちゃってる可能性が濃厚です…。
その場合、大事なデータをバックアップした上で、新しいアカウントにデータを移行して、そっちをメインで使うことを考える必要があります😢
どうしてもショートカットキーが治らない場合の代替手段
システム修復やプロファイルの作り直しでも「windows11 スクリーンショット ショートカットキー」が機能しない!、あるいは修理に出すまでの間、応急処置をしたい!っていう場合は、ショートカットキーを使わずにスクショを撮る代替手段がありますよ。
1. Snipping Tool(切り取り&スケッチ)を直接起動する
Win + Shift + Sが機能しなくても、Snipping Toolアプリ自体は生きてる可能性が高いです。
- スタートメニューの検索バー(または虫眼鏡アイコン)をクリックします。
- 「Snipping Tool」と入力します。
- 表示された「Snipping Tool」アプリをクリックして起動します。
- 起動したアプリの左上にある「+ 新規」ボタンをクリックすれば、Win + Shift + Sを押した時と同じように、画面上部にキャプチャモードを選ぶメニューが表示されます。
頻繁に使うなら、スタートメニューの検索結果で「Snipping Tool」を右クリックして、「タスク バーにピン留めする」を選んでおけば、いつでもタスクバーから起動できて便利ですよ!
2. Xbox Game Bar (Win+G) を使う
ゲーム用って言われてますけど、Game Barはデスクトップや多くのアプリの画面でも使えます。
- Windows + Gキーを押して、Game Barのオーバーレイを表示します。
- 左上にある「キャプチャ」ウィジェット(カメラのアイコン)をクリックします。(もし表示されてなかったら、上部メニューのウィジェットアイコンから「キャプチャ」にチェックを入れてくださいね)
- キャプチャウィジェットの一番左にある「スクリーンショットを撮る」ボタン(カメラのアイコン)をクリックします。
- スクショは「ビデオ」フォルダ内の「キャプチャ」フォルダに保存されます。
3. サードパーティ製の高機能キャプチャソフトを導入する
OSの標準機能にこだわらないなら、世の中には多くの高機能なスクリーンショットツールがあります。
これらの多くは、独自のショートカットキー(例えば Ctrl + Shift + 1 とか、OSとケンカしないキー)を自由に割り当てることができます。
PrtScnキーが物理的に故障した疑いがある時なんかにも、有効な選択肢になりますね。
まとめ:Windows 11でスクリーンショットができない問題は設定の見直しから
「windows11 スクリーンショット できない」っていうトラブルは、すっごく焦っちゃいますけど、その原因の多くはシステム破損じゃなくて、設定の見落としや変更、他のアプリとの競合なんです。
特にPrtScnキー(プリントスクリーン)が反応しない、保存されない場合、もう一度以下の点を確認してみてくださいね!
✅ F Lock / Fnキーの確認
(ノートPCの場合、Fnキーとの同時押しや、F Lockキーが有効になってないか確認!)
✅ OneDriveの同期設定
(Windows + PrtScnで保存されない時、OneDriveの設定で「スクリーンショットの自動保存」がオンになってないか確認して、オフにする!)
✅ 常駐アプリの競合
(Dropboxや他のキャプチャソフトがPrtScnキーを占拠してないか、各アプリの設定を見直す!)
✅ Snipping Toolの修復
(Win + Shift + Sが効かない時、「設定」からSnipping Toolアプリを「修復」または「リセット」!)
✅ Windowsの設定
(「アクセシビリティ」設定で、PrtScnキーの割り当てが変更されてないか確認!)
これらの対処法を一つずつ冷静に試していけば、ほとんどの場合は解決するはずです💪
万が一、システムファイル破損が疑われる場合でも、SFCやDISMコマンドっていう修復ツールが用意されていますからね。
この記事が、あなたの「スクリーンショットができない!」っていう問題を解決する手助けになれば、とっても嬉しいです🥰

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