【お急ぎの方へ:この記事の結論】
この記事は、Windows 11を「自分だけの道具」に取り戻すための、徹底解説ガイドです。目次から気になるところへジャンプしてください!

「せっかく高いお金を出して買ったPCなのに、なんで勝手に広告を見せられるの!?」
「仕事中にエクスプローラーを開いただけなのに、OneDriveの宣伝が出てきて集中力が切れた…これって邪魔すぎない?」
「なんか自分の操作履歴とかデータが、知らないうちにMicrosoftに送信されてる気がして…正直、すごく気持ち悪い😰」
その直感、決して間違っていません!むしろ、大正解です。
「急いでメールを送りたいのに、スタートメニューを開いたらゲームのアイコンがチカチカして気が散った…」 「PCを起動したらいきなり全画面で『PCのセットアップを完了しましょう』って出て、何かと思ったらOfficeの売り込みだった…」
これ、本当にストレスたまりますよね…😭 私もWindows 11に乗り換えた当初、あまりの「お節介」と「広告」の多さに、思わず画面に向かって「もう、放っておいてよ!」って叫びそうになりましたもん💦
「私のPCは、私のための道具じゃないの?」 「いつからMicrosoftのための広告看板になっちゃったの?」
そう感じるのは当然です。 実は、現在のWindows 11は、かつてのような「純粋な道具としてのOS」ではなくなっているんです。 サブスクリプションや関連サービスへ誘導するための、いわば「巨大な広告プラットフォーム」へと変貌しつつあるのが現実…。
これは単なる「好みの問題」じゃありません。 私たちの貴重な時間と、大切なプライバシーを守るための「実益の問題」であり、もっと言えば「デジタル環境における生存戦略」なんです!😤
でも、安心してください!
そのイライラも不安も、設定を見直すことでスッキリ解消できます!✨
MicrosoftがOSの奥深くにこっそり隠している「広告スイッチ」や「追跡機能」を、私たちで一つずつ確実に見つけ出し、オフにしていけばいいんです。
この記事は、Windows 11の隅々に隠された「広告表示」と「追跡(トラッキング)機能」を、OSレベルで徹底的に無効化するための「完全ブロック・バイブル」です🕵️♀️✨
表面的な通知設定はもちろん、奥深くにある診断データの送信停止、Microsoft Edgeの矯正、さらには「ローカルアカウントへの切り替え」や「レジストリ操作」を含むプロ級のブロック術まで、これ以上ないほど網羅しました。
この記事を読み終える頃には、あなたのWindows 11は、余計なノイズが一切ない、本当にクリーンでサクサク動く「最高の相棒」に生まれ変わっているはずです!
さあ、私と一緒に、PCの中の大掃除を始めましょう!🧹✨
- 第1章:まずは「敵」を知ろう!なぜWindows 11は広告だらけなの?🤔
- 第2章:【視界スッキリ】スタートメニューとタスクバーの浄化作戦✨
- 第3章:ロック画面と通知エリアも忘れずに!広告ブロック術🛡️
- 第4章:エクスプローラーと設定画面まで侵食!?広告削除の詰め作業🕵️♂️
- 第5章:【超重要】プライバシー設定の完全見直し!追跡を許さない🚫
- 第6章:Edgeブラウザの「お節介」を黙らせる🤫
- 第7章:【上級編】レジストリ操作で「完全ブロック」を目指す💻
- 第8章:【最強の対策】Microsoftアカウントから「ローカルアカウント」へ切り替える🗝️
- 第9章:設定後のメンテナンスと便利な外部ツール🛠️
- まとめ:主要な設定箇所のクイックリスト📝
第1章:まずは「敵」を知ろう!なぜWindows 11は広告だらけなの?🤔
具体的な設定作業に入る前に、ちょっとだけ「敵」の正体と、その背景を知っておきましょう。 敵の手口を知れば、対策も立てやすくなりますからね。
1-1. OSの「サービス化(SaaS)」という罠
昔のWindows(95やXPの頃)は、CD-ROMを買ってインストールしたら、それで終わり。「売り切り型」の製品でした。 メーカーはお客さんにソフトを買ってもらった時点で利益が出ていたので、それ以上画面の中に広告を出す必要がなかったんです。
でも、今は違います。 今のMicrosoftの主力商品は、Windowsそのものではなく、「サブスクリプション(月額課金)」なんです。
- Microsoft 365(旧Office): 月額でWordやExcelを使ってもらう
- OneDrive: クラウドの保存容量を月額で買ってもらう
- Xbox Game Pass: 月額でゲーム遊び放題に加入してもらう
つまり、Windows 11というOSは、これらのサブスクリプションサービスへ誘導するための「巨大な入り口(ポータルサイト)」になってしまったんです😰 だから、OSの至る所に「これを使うともっと便利ですよ(=課金してね)」という広告が、地雷のように埋め込まれているわけです。
1-2. 「おすすめ」という言葉に騙されないで!
Microsoftの本当に賢いところ(そしてズルいところ😤)は、これらを決して「広告(Ads)」とは呼ばないことです。
設定画面を見てみるとわかりますが、彼らは「広告」という言葉を巧みに避けています。 代わりに使われているのは、こんな言葉たちです。
- おすすめ(Suggestions)
- ヒント(Tips)
- 提案(Proposals)
- エクスペリエンスの推奨
「私たちはユーザーの利便性を高めるために、親切心で『おすすめ』を表示してあげていますよ」という顔をして、私たちの視界に入り込んでくるんです。
でも、はっきり言いましょう。 私たちが求めてもいない情報を、業務中や作業中に強制的に見せるなら、それはもう立派な「ノイズ(雑音)」であり「広告」です!😤
これらを一つひとつ手作業でオフにするのは、正直言って骨が折れる作業です。 項目が分散されているし、アップデートのたびに場所が変わったりしますから…。
でも、一度徹底的にやってしまえば、その後の快適さは段違いです! ここからは、具体的な設定手順を、初心者の方でも迷わないように画像付き(※イメージ)で徹底解説していきますよ💪
第2章:【視界スッキリ】スタートメニューとタスクバーの浄化作戦✨
一番目につきやすくて、PCを開くたびに必ず使う場所…。 そう、「スタートメニュー」と「タスクバー」です! ここが散らかっていると、PCを使うたびに少しずつストレスが溜まっていきます。まずはここから徹底的に掃除していきましょう🧹
2-1. スタートメニューの「おすすめ」を削除する
Windows 11のスタートメニューを開くと、アイコンの下半分にドーン!と居座っている「おすすめ」エリア。 「最近使ったファイル」が出るだけならまだ便利かもしれませんが、ここには頼んでもいない「ストアアプリの宣伝」や「Webサイトへの誘導」が表示されることがあります。
以下の手順で、このお節介機能を黙らせます!
- 「設定」アプリを開きます(キーボードの
Windowsキー+Iを押すと一発です!)。 - 左側のメニューから「個人用設定」を選びます。
- 「スタート」をクリックします。
- 以下の項目を見つけて、全部「オフ」にしちゃってください!
- 「最近追加したアプリを表示する」
- 「よく使うアプリを表示する」
- 「ヒント、ショートカット、新しいアプリなどのおすすめを表示する」(※これが一番の元凶です!😡)
ちなみに、この設定をしても「おすすめ」というエリア自体は残ってしまいます(完全に消すには後述の外部ツールが必要です)。 でも、中身が空っぽになるので、勝手な宣伝が表示されることはなくなりますよ✨
2-2. 検索ボックスの「検索ハイライト」を消す
タスクバーにある虫眼鏡のマークや検索窓。 ここに急に、「今日は〇〇の日!」みたいなイラストや、芸能人のゴシップニュースが表示されて、「えっ、ウイルス?」って驚いたことありませんか?
これは「検索ハイライト」と呼ばれる機能で、Microsoftの検索エンジン「Bing」のトレンド情報を、無理やりタスクバーに流し込んでくるものです。 仕事中に「今日のラーメン特集」なんて見たくないですよね💦
- 「設定」 > 「プライバシーとセキュリティ」を開きます。
- 「検索アクセス許可」をクリックします。
- ページをずーっと下にスクロールして、「その他の設定」という項目を探します。
- そこにある「検索ハイライトを表示する」を「オフ」にします。
これで、検索ウィンドウは余計な絵が出ない、純粋に「ファイルを探す」という本来の役割だけのシンプルな道具に戻ります👍
2-3. タスクバーの「ウィジェット」を無効化する
タスクバーの左端(デフォルト設定時)にある、お天気アイコン。 これ、マウスカーソルがちょっと触れただけで、画面の左側から巨大な「ニュースボード」がバアン!って出てきませんか?
あれ、本当にビックリしますよね…😓 しかも、表示されるニュースは芸能ネタや広告ばかり。裏では常に通信を行っているので、PCのメモリもCPUも無駄に消費しています。 使っていないなら、完全に消してしまうのが吉です。
- タスクバーの何もないところを右クリックします。
- 「タスクバーの設定」を選びます。
- 「タスクバー項目」の中にある「ウィジェット」のスイッチを「オフ」にします。
はい、これであの「誤爆」のストレスから解放されました!🎉 天気予報が見たいときは、スマホを見るか、ブラウザで見たほうがよっぽど軽快です。
第3章:ロック画面と通知エリアも忘れずに!広告ブロック術🛡️
PCを起動した瞬間や、ちょっとトイレ休憩して戻ってきた時。 綺麗な風景写真に紛れて、ゲームや映画の宣伝が表示されてると、なんだか現実に引き戻されちゃいますよね。 ここもキッチリ設定しておきましょう!
3-1. ロック画面の「トリビアとヒント」を消す
ロック画面(パスワードを入れる前の画面)で、「この場所を知っていますか?」みたいなクイズと共に、さりげなく広告が出るやつです。
- 「設定」 > 「個人用設定」 > 「ロック画面」を開きます。
- 「ロック画面を個人用設定」を確認してください。 ここが「Windowsスポットライト」になっていると、日替わりで綺麗な画像が表示される代わりに、Microsoftからの宣伝もセットで配信されちゃいます。 完全に排除したいなら、「画像」(固定画像)または「スライドショー」(自分の写真フォルダ)を選んでくださいね。
- 「画像」か「スライドショー」を選んだら、その下に出る「ロック画面にトリビアやヒントなどの情報を表示する」のチェックを外します。
これで、ログイン前も静かで落ち着いた画面になります😊
3-2. 「Windowsを最大限に活用するための…」を阻止する
Windows Updateの後や、再起動した時に、デスクトップ画面じゃなくて、全画面で青い背景が出て、 「PCのセットアップを完了しましょう(=Microsoft 365を契約しませんか?)」 「推奨されるブラウザ設定を使用しましょう(=ChromeじゃなくてEdgeを使いませんか?)」 みたいな画面が出ること、ありますよね?
「スキップ」ボタンがどこにあるのか分かりにくいし、間違って「続行」を押しそうになるし、本当に悪質です😤 あれは実質的に「全画面広告」です。二度と出ないように設定しちゃいましょう。
- 「設定」 > 「システム」 > 「通知」を開きます。
- 一番下までスクロールして、「追加の設定」(または「詳細設定」)の矢印をクリックして開きます。
- ここにある3つのチェックボックスを、容赦なくすべて外します!
- 「更新後およびサインイン時にWindowsのウェルカムエクスペリエンスを表示して、新機能と提案を表示する」
- 「Windowsを最大限に活用するためのデバイス設定の完了方法を提案する」
- 「Windowsを使用する際のヒントや提案を入手する」
これで、PCを立ち上げた瞬間に営業をかけられることはなくなります✨
3-3. 通知バナーに出る「提案」を止める
作業中に右下から「ポロン♪」と通知が出て、「おっ、メールかな?」と思って見たら、 「OneDriveの空き容量が少なくなっています。ストレージを追加しませんか?」 「Microsoftアカウントの問題を修正する必要があります」 みたいな通知だった時のガッカリ感…。
これも立派な広告であり、集中力を奪うノイズです。
- 「設定」 > 「システム」 > 「通知」を開きます。
- 「アプリやその他の送信者からの通知」リストを見てください。
- 以下の項目があったら、スイッチを「オフ」にします。
- 「おすすめ(Suggestions)」
- 「スタートアップアプリ通知」
- 「OneDrive」(※本当に容量管理が必要な人以外はオフ推奨)
第4章:エクスプローラーと設定画面まで侵食!?広告削除の詰め作業🕵️♂️
「えっ、こんなところにも広告があるの!?」 そう、Microsoftはファイル管理や設定画面という、PC操作の心臓部にまで広告を忍ばせているんです。 ここは誤クリックしやすい場所なので、確実にオフにする必要があります!
4-1. エクスプローラーの「同期プロバイダー」通知
エクスプローラーで自分のファイルを見ようとしたら、ファイル一覧の上に、 「OneDriveにバックアップを取りましょう」 「Officeファイルを共有しましょう」 といったバナー広告が表示されること、ありませんか?
これを「同期プロバイダーの通知」と呼びます。自分の机の引き出しを開けたらチラシが入っていたような気分になりますよね😅 消しましょう。
- エクスプローラーを開きます(
Windowsキー+E)。 - 上のメニューバーにある「…」(もっと見る)をクリックして、「オプション」を選択します。
- フォルダーオプションが開くので、「表示」タブをクリックします。
- 「詳細設定」のリストを下にスクロールして、「同期プロバイダーの通知を表示する」という項目を探して、チェックを外します。
- 「適用」→「OK」をクリック!
これで、自分のファイルを見てる最中にクラウドストレージの売り込みを見なくて済みますね。
4-2. 設定アプリ内の「推奨コンテンツ」
Windows 11の設定画面を開いたとき、左上のホーム画面に「推奨される設定」とか「Microsoft 365: 未加入」みたいなステータスが表示されますよね。 あれも、実はクリックを誘うための広告枠なんです。
- 「設定」 > 「プライバシーとセキュリティ」 > 「全般」を開きます。
- 「設定アプリで推奨されるコンテンツを表示する」を「オフ」にします。
これで、設定画面が本来の「PCの設定を変えるだけの場所」に戻ります。シンプルイズベスト!✨
4-3. 「フォト」アプリの広告もチェック
Windows標準の「フォト」アプリも、最近はClipchamp(動画編集アプリ)への誘導などが激しいです。 フォトアプリの設定を開き、「通知」や「おすすめ」に関する項目があれば、すべてオフにしておきましょう。
第5章:【超重要】プライバシー設定の完全見直し!追跡を許さない🚫
ここまでは「目に見える広告」の話でした。 でも、もっと怖いのは、目に見えない裏側で動いている「追跡(トラッキング)」です😱
Microsoftは、あなたにピッタリの広告を出すため、そして製品開発のためという名目で、あなたのPCの使い方、位置情報、検索履歴などをデータとして収集しています。 「なんか監視されてるみたいで嫌だなぁ…」って思いますよね。 セキュリティと安心のために、ここは時間をかけてでもしっかり設定しておきましょう!
5-1. 「広告ID」を無効化する
Windowsは、私たちユーザー一人ひとりに「広告ID」というユニークな番号(名札)を付けて、アプリ内での行動を追跡しています。 Webサイトで言うところの「Cookie」みたいなものですね。 この名札、破り捨てちゃいましょう!
- 「設定」 > 「プライバシーとセキュリティ」 > 「全般」を開きます。
- 「アプリに広告IDの使用を許可して、アプリでのユーザーの動向に基づく広告を表示させる」を「オフ」にします。
これで、あなたの行動履歴を勝手に使ったターゲティング広告は行われなくなります👍
5-2. 診断データ送信を最小限にする
Windowsは「エラー報告」や「改善」のためという名目でデータをMicrosoftへ送信していますが、中には「Webサイトの閲覧履歴」や「アプリの使用状況」まで含まれる場合があります。 これを「必要最低限」に制限します。
- 「設定」 > 「プライバシーとセキュリティ」 > 「診断とフィードバック」を開きます。
- 「診断データ」を展開して、「オプションの診断データを送信する」を「オフ」にします。 (※「必須の診断データ」はオフにできませんが、これで余計なデータ送信は止まります)
- その下の「手書き入力とタイプ入力の改善」も「オフ」にします。 (これがオンだと、あなたがキーボードで打った内容や手書きのサンプルが収集される可能性があります。怖すぎますよね💦)
- 「カスタマイズされたエクスペリエンス」を展開して「オフ」にします。 (ここがオンだと、診断データを元にして「あなた、こういうアプリ好きでしょ?」ってロック画面に広告が出やすくなるんです)
- 最後に、「診断データを削除する」の「削除」ボタンを押して、過去に送信された(サーバー上の)データも消去しておきましょう!
5-3. アクティビティの履歴を停止する
以前は「タイムライン」という機能がありましたが、今は機能縮小されています。それでも、ユーザーが「いつ、どのファイルを開いたか」「どのWebサイトを見たか」という履歴がPC内に保存され、Microsoftアカウントを通じて他のPCと同期されることがあります。
- 「設定」 > 「プライバシーとセキュリティ」 > 「アクティビティの履歴」を開きます。
- 「このデバイスでのアクティビティの履歴を保存する」のチェックを外します。
- 「履歴を消去する」ボタンを押して、既存のデータを削除します。
これで、あなたのPC操作は誰にも覗かれない「あなただけのもの」になります。
第6章:Edgeブラウザの「お節介」を黙らせる🤫
Windows 11を使っていると、リンクをクリックした時や検索した時に、強制的に起動してくる「Microsoft Edge」。 Chrome派の人にとっては、それだけでストレスですが、Edge自体もデフォルトの状態だと「ニュース」と「広告」と「ショッピング提案」の塊みたいになってますよね😓
Edgeを使うにしても使わないにしても、この騒がしいブラウザを静かにさせましょう。
6-1. 新しいタブページのニュースフィードを消す
Edgeを開いた瞬間、検索バーの下にズラリと並ぶ芸能ニュースやショッキングな画像…。 仕事始めにアレを見ると、一気に気が散りますよね。
- Edgeを開いて、新しいタブ(+ボタン)を表示します。
- 画面の右上にある歯車アイコン(ページ設定)をクリックします。
- ここがポイント!「シンプル」とか「フォーカス」を選ぶだけじゃ不十分なんです。 一番下までスクロールして、「コンテンツ」のプルダウンメニューを探してください。
- 「コンテンツ」を「コンテンツを表示しない(Off)」にします。
するとどうでしょう!画面からノイズが消え、美しい背景と検索窓だけの、本当に集中できる画面になります✨
6-2. ショッピング機能をオフにする
Amazonや楽天を見ていると、アドレスバーの端っこから 「この商品、もっと安いお店がありますよ!」 「クーポンが利用可能です!」 といった通知が出てくる機能。
便利だと思う人もいるかもしれませんが、これは「あなたが今どの商品を見ているか」を常に監視しているということです。 不要ならオフにしましょう。
- Edgeの右上の「…」メニューから「設定」を開きます。
- 左側のメニューから「プライバシー、検索、サービス」を選びます。
- ずーっと下にスクロールして、「サービス」セクションを探します。
- 「Microsoft Edgeでのショッピングで時間とお金を節約する」をオフにします。
これで、純粋なブラウザとしての機能のみを利用できます。
第7章:【上級編】レジストリ操作で「完全ブロック」を目指す💻
ここまでの設定で、90%の広告と追跡は防げました。 でも、「もっと完璧に消したい!」「隠し設定までオフにしたい!」というチャレンジャーなあなたへ。
ここからは「レジストリ」というWindowsの深層部(心臓部)をいじる方法を紹介します。 設定画面にはないスイッチを直接書き換える、いわば「裏技」です。
⚠️警告:自己責任でお願いします!⚠️
レジストリ操作は、入力を一文字でも間違えるとシステムが不安定になったり、起動しなくなったりするリスクがあります。
必ず手順をよく読んで、慎重に行ってくださいね!不安な方は、無理にこの章を行う必要はありません。ここまでの設定だけでも十分効果がありますよ😊
今回は、スタートメニューの検索ボックスから「Bing(Web検索)」を完全に排除する設定を紹介します。 これをやると、検索が「PC内のファイル検索」だけになって、超高速化しますよ!
Windowsキー+Rを押して、「ファイル名を指定して実行」を開きます。- 名前に「regedit」と入力してEnterキーを押します。
- レジストリエディタが開くので、上のアドレスバーに以下をコピペして移動します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Windows - 左側のツリーで「Windows」フォルダ(キー)を右クリックし、「新規」>「キー」を選んで、名前を「Explorer」にします(すでにある場合はそのままでOK)。
- 作成した「Explorer」キーの中で、右側の空白部分を右クリックし、「新規」>「DWORD (32ビット) 値」を作成します。
- 名前を「DisableSearchBoxSuggestions」にします。
- これをダブルクリックして、値を「1」に変更してOKを押します。
これでPCを再起動すると、スタートメニューの検索からWeb検索結果が消滅します。
その他の便利なレジストリ設定もまとめておきました! これらをメモ帳に貼り付けて「.reg」ファイルとして保存して実行するだけで一括適用も可能です(※上級者向け)。
# レジストリ設定一覧(上級者向け)
変更後はPCの再起動が必要です!
[スタートメニューのBing検索を無効化] パス: HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Windows\Explorer 名前: DisableSearchBoxSuggestions 種類: REG_DWORD 値: 1
[ロック画面の「おすすめ」を無効化] パス: HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\ContentDeliveryManager 名前: RotatingLockScreenEnabled 種類: REG_DWORD 値: 0
[「Windowsの提案」通知を無効化] パス: HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\ContentDeliveryManager 名前: SubscribedContent-338389Enabled 種類: REG_DWORD 値: 0
[設定アプリ内の「おすすめコンテンツ」を無効化] パス: HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\ContentDeliveryManager 名前: SubscribedContent-338393Enabled 種類: REG_DWORD 値: 0
第8章:【最強の対策】Microsoftアカウントから「ローカルアカウント」へ切り替える🗝️
さて、ここまで色々な設定を紹介してきましたが、実は… これら全ての「広告」や「追跡」の根源を断つ、最強の一手が存在します。
それは、「Microsoftアカウントを使わずに、ローカルアカウントでPCを使う」ことです。
現在、Windows 11のセットアップ時には強制的にMicrosoftアカウントでのログインが求められます。 これにより、あなたのPCの設定、履歴、データがクラウド(Microsoftのサーバー)と紐付けられ、追跡されやすくなっているんです。
これを、昔ながらの「PCの中だけで完結するアカウント(ローカルアカウント)」に戻せば、Microsoftからの干渉を劇的に減らすことができます。
ローカルアカウントに切り替えるメリット・デメリット
- メリット:
- Microsoftへのデータ送信が大幅に減る
- OSの動作が軽くなる場合がある
- プライバシーが守られる
- デメリット:
- OneDriveやMicrosoft Storeアプリの自動同期が使えなくなる(個別にログインすれば使用は可能)
- 「設定の同期(壁紙など)」ができなくなる
- BitLocker(暗号化)の回復キーがクラウドに保存されない(自分で管理が必要)
「OneDriveとか使ってないし、PC単体で動けばいいよ」という方には、ローカルアカウントへの切り替えを強くおすすめします!
切り替え手順
- 「設定」 > 「アカウント」 > 「ユーザーの情報」を開きます。
- 「アカウントの設定」にある「ローカル アカウントでのサインインに切り替える」をクリックします。
- 警告画面が出ますが、「次へ」をクリック。
- 現在のパスワード(PIN)を入力します。
- 新しいローカルアカウント用の「ユーザー名」「パスワード」を設定します。
- 「サインアウトと完了」をクリックします。
これで、あなたのPCは完全に「あなたのもの」になります。 Microsoftのクラウド監視から解き放たれた自由なPCライフの始まりです!✨
第9章:設定後のメンテナンスと便利な外部ツール🛠️
お疲れ様でした!本当によく頑張りましたね🎉 これで、あなたのPCから「目障りな広告」と「不気味な追跡」は、ほとんど消え去りました。
でも、最後に一つだけ覚えておいてほしいことがあります。 それは…「Windows Updateで設定が戻ることがある」ということです😱
9-1. イタチごっこに負けないために
Microsoftも諦めが悪いので(笑)、年に一回くらいの大型アップデート(23H2や24H2など)のタイミングで、「ウェルカムエクスペリエンス」や「診断データ」の設定を、こっそりデフォルト(オン)に戻してくることがあるんです。
「あれ?最近また通知が増えたかも?」 「なんかPCが重いな…」
そう感じたら、ぜひまたこの記事に戻ってきて、設定を見直してみてくださいね。ブックマーク推奨です!🔖
9-2. 便利な外部ツール「O&O ShutUp10++」
「手動でやるのは面倒!」「アップデートのたびに設定し直すのは嫌だ!」 そんな方には、信頼できるフリーソフトを使うのも一つの手です。
特におすすめなのが「O&O ShutUp10++」というツールです。 インストール不要で使えて、今回紹介したような設定項目を、スイッチ一覧でパチパチと一括変更できるスグレモノです。
- 「Recommended(推奨)」の設定だけを適用すれば、安全に広告ブロックができます。
- 設定を適用する前に、自動で「復元ポイント」を作ってくれるので、万が一トラブルがあっても元に戻せます。
こういったツールを賢く活用して、快適な環境を維持してくださいね。
まとめ:主要な設定箇所のクイックリスト📝
最後に、今回紹介した膨大な設定箇所の中から、特に効果が高いものをリストにまとめました。 PCを買い替えた時や、再セットアップの時の備忘録として使ってくださいね!
| 対象エリア | 設定項目名(概要) | アクセス先(設定アプリ) |
|---|---|---|
| スタート | おすすめ(アプリ・ヒント)を非表示 | 個人用設定 > スタート |
| タスクバー | ウィジェットを非表示 | 個人用設定 > タスクバー |
| タスクバー | 検索ハイライトを非表示 | プライバシーとセキュリティ > 検索アクセス許可 |
| ロック画面 | トリビアやヒントを非表示 | 個人用設定 > ロック画面 |
| 通知 | ウェルカム画面・活用の提案をオフ | システム > 通知 > 追加の設定 |
| 通知 | 「おすすめ」通知をオフ | システム > 通知 |
| エクスプローラー | 同期プロバイダーの通知をオフ | エクスプローラー > オプション > 表示 |
| 設定アプリ | 推奨コンテンツをオフ | プライバシーとセキュリティ > 全般 |
| プライバシー | 広告IDを無効化 | プライバシーとセキュリティ > 全般 |
| プライバシー | 診断データを「必須」のみにする | プライバシーとセキュリティ > 診断とフィードバック |
| プライバシー | アクティビティ履歴を停止 | プライバシーとセキュリティ > アクティビティの履歴 |
| アカウント | ローカルアカウントへの切替 | アカウント > ユーザーの情報 |
Windows 11は、基本性能やデザインは素晴らしいOSです。 でも、この過剰な「広告の多さ」と「お節介」だけは、多くのユーザーにとって受け入れがたい要素ですよね。
今回ご紹介した設定は、あなたのPCを「Microsoftのための広告塔」から、本来あるべき「あなたのための仕事道具」に取り戻すための宣言でもあります!😤
一度設定を完了すれば、驚くほど静かで、快適なデスクトップ環境が手に入ります。 ぜひ、今すぐ設定画面を開いて、一つずつスイッチをパチパチとオフにしてみてください。
その一手間が、これからの毎日のPC作業における「快適さ」と「安心」を約束してくれますよ! あなたのPCライフが、もっと素敵でストレスフリーなものになりますように…🙏✨ 陰ながら全力で応援しています!💪


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