Windows 11をクリーンインストールしたり、または新しいPCをセットアップする時、Microsoftアカウントでのサインインをすっごく強く推奨(あるいは強制!)される場面に直面しちゃいますよね。
特にWindows 11 Home版だと、インターネット接続とMicrosoftアカウントが必須であるかのように案内されて、多くのユーザーさんが戸惑う「最大の難関」になってるんじゃないでしょうか…?😥
でも、「PCをオフラインで使いたい」「余計な個人情報を紐付けたくない」…そんな理由から、昔ながらのローカルアカウントでのセットアップを希望する方、すっごく多いんですよね。
でも、大丈夫です!ご安心ください!
Windows 11 Home版であっても、Pro版であっても、Microsoftアカウントをスキップして、windows11 セットアップ ローカルアカウント を作成するための確実な「裏技」が存在するんです!
この記事では、windows11 オフライン セットアップ を実現して、windows11 マイクロソフトアカウント スキップ を可能にする具体的な手順を、初心者の方にも分かりやすく徹底的に解説していきますね!🥰
windows11 ネットワーク接続 スキップ の方法も含めて、最新のWindows 11バージョンに対応した情報をお届けします。
なぜWin11ではローカルアカウントでのセットアップが難しいのか?
本題の手順に入る前に、なぜMicrosoftがこれほどまでにMicrosoftアカウント(MSアカウント)の使用を推奨して、ローカルアカウントでのセットアップを意図的に分かりにくくしているのか、その背景を、まずは一緒に見ていきましょうね。
MicrosoftがMSアカウントを推進する本当の理由
MicrosoftがMSアカウントへの移行を強く推進するのには、いくつかのちゃっかりした(?)戦略的理由があるんです。
第一に、サービスの連携強化です。
MSアカウントは、Windows OSだけじゃなくて、Office (Microsoft 365)やOneDrive(クラウドストレージ)、Microsoft Store(アプリストア)、Xbox(ゲーム)、Outlook(メール)なんか、Microsoftが提供する多岐にわたるサービスを繋ぐ「鍵」の役割を果たしてるんですね。
ユーザーをMSアカウントに紐付けることで、これらのサービス間でのデータ同期やシームレスな体験を提供して、ユーザーをMicrosoftのエコシステム(経済圏)に強く囲い込むことができちゃうんです。
第二に、セキュリティと利便性の向上という「建前」(と、もちろん本当のメリット)があります。
確かに、MSアカウントを利用すれば、パスワードを忘れた時にオンラインで簡単にリセットできたり、二段階認証(2FA)を設定してセキュリティを強化できたり、PCを紛失した時に「デバイスの検索」機能を使えたりするメリットがあるのは、確かに本当なんです。
でも、これらの利便性と引き換えに、PCの利用状況が常にMicrosoftに送信される側面もあるんですよね…🤔
第三に、ユーザーデータの収集と活用です。
MSアカウントにログインしてPCを利用することで、Microsoftはユーザーの行動データや診断データを収集しやすくなります。
これにより、OSの改善や新機能の開発に役立てるだけじゃなくて、ターゲット広告の最適化なんかにも利用される可能性があります。
プライバシーを重視するユーザーさんにとって、この点はローカルアカウントを選びたい大きな動機になっちゃいますよね。
Windows 11 Home版とPro版の「壁」の違い
Windows 11のセットアップにおけるMSアカウントの強制度は、エディションによって、その「壁」の高さがちょっと違うんですよ。
Windows 11 Home版:
これが一番制限が厳しいエディションなんです…😫
初期設定(OOBE: Out-of-Box Experience)の段階で、原則としてインターネット接続が必須とされています。
インターネットに接続すると、自動的にMSアカウントでのサインイン画面に進んじゃって、「ローカルアカウントで作成する」っていう選択肢が隠されています(あるいは、そもそも存在しません)。
これが、windows11 オフライン セットアップ を求めるユーザーさんにとって最大の障害になってるんですよね。
Windows 11 Pro版:
以前のバージョン(21H2など)では、Pro版はセットアップ時に「オフライン アカウント」や「代わりにドメインに参加する」といった選択肢が比較的カンタンに見つかったんです。
でも、最新のバージョン(22H2以降)では、Pro版でもHome版と同じように、インターネット接続を要求して、MSアカウントでのサインインを強く促す画面設計に変更されています。
Pro版だからといって、必ずしも簡単にローカルアカウントが作れるわけではなくなってきているのが現状なんですね。
「ローカルアカウント」と「Microsoftアカウント」の根本的な違い
ここで、両者の違いを明確にしておきましょうね。
どちらが良い・悪いじゃなくて、特性が全く違うんです。
ローカルアカウントは、その名の通り「そのPC端末(ローカル)内でのみ有効な」アカウントです。
昔ながらのWindowsアカウントであって、ユーザー名とパスワード(任意)を設定するだけで作成できます。
インターネット接続は不要で、PCの起動と基本的な操作が可能です。
Microsoftアカウントは、「オンライン上で管理される」アカウントです。
メールアドレス(@outlook.com, @hotmail.comなど、または他社製メアドも登録可)とパスワードで構成されて、Microsoftのサーバーに情報が保存されます。
このアカウントでWindowsにサインインすることで、さっきお話しした通り、OneDriveやMicrosoft Storeなどの各種オンラインサービスと連携するんです。
以下の表に、両者の主な違いをまとめますね。
【表1】ローカルアカウント vs Microsoftアカウント 徹底比較
| 比較項目 | ローカルアカウント | Microsoftアカウント (MSアカウント) |
|---|---|---|
| アカウントの実体 | PC本体(ローカル)に保存 | Microsoftのサーバー(オンライン)で管理 |
| セットアップ時のネット接続 | 不要(windows11 オフライン セットアップ が可能) | 必須 |
| 主なメリット | ・プライバシーが高い
・ネット接続なしで利用可能 ・管理がシンプル |
・各種MSサービスと連携 (OneDrive, Store)
・デバイス間の設定同期 ・パスワードのオンラインリセット ・「デバイスの検索」機能 |
| 主なデメリット | ・MS Storeの一部機能が制限
・OneDrive連携なし ・設定同期不可 ・パスワード紛失時の復旧が困難 |
・プライバシーに関する懸念
・常にネット接続が推奨される ・MSのパスワードポリシーに従う必要あり |
| 推奨ユーザー | ・プライバシーを最重要視する人
・PCをオフラインで使うことが多い人 ・シンプルなPC管理を好む人 |
・OneDriveやOffice 365を多用する人
・複数のWindowsデバイス間で設定を同期したい人 ・セキュリティと利便性を両立したい人 |
【最重要】Win11 Home版でMSアカウントをスキップする裏技
ここからが本題です!
Windows 11 Home版で、windows11 セットアップ ローカルアカウント を作成するための最も確実な、とっておきの「裏技」を紹介しちゃいますね!✨
この方法は、意図的にネットワーク接続をバイパス(回避)するコマンドを使っちゃう方法なんです。
前提条件:セットアップメディアと物理的な切断
まず、Windows 11のクリーンインストールを行う場合は、USBメモリなどで作成したインストールメディアからPCを起動してくださいね。
(※メーカー製PCの初回起動時も、基本的には同じ手順で回避可能ですよ)
セットアップを進めて、「国または地域」や「キーボード レイアウト」を選択していきます。
そして、最も重要なポイントが、PCを物理的にインターネットから切断しておくことなんです!
- 有線LANの場合: LANケーブルをPCから抜いておきます。
- 無線LAN (Wi-Fi) の場合: この後の手順でWi-Fiの選択画面が出ますが、絶対に接続しないでくださいね!(ここ、フリじゃないですよ!😅)
手順1:「ネットワークに接続しましょう」画面での回避コマンド
セットアップを進めると、やがて「ネットワークに接続しましょう」という画面が表示されます。
Home版の場合、ここにはWi-FiのSSID一覧が表示されたり、有線LANの接続を促されたりしますが、「次へ」進むためのボタン以外に、ローカルアカウントを作成する選択肢はどこにも見当たらないんです…😭
この画面こそが、windows11 ネットワーク接続 スキップ が必要な場面なんですね。
この画面が表示された状態で、キーボードの Shift キー + F10 キー を同時にポチッ!と押してみてください。
すると、画面の前面に黒いウィンドウ(コマンドプロンプト)が表示されるはずです。
手順2:コマンドプロンプトでの「OOBE\BYPASSNRO」の実行
黒いコマンドプロンプトの画面に、以下の文字列を半角英数で正確に入力します。
(※ \ 記号は、環境によってキーボードの「¥」キーまたは「ろ」キーの近くにある「\」キーを押しますよ)
OOBE\BYPASSNRO
入力したら、Enter キーを押します。
OOBE とは「Out-of-Box Experience(初期設定体験)」の略で、BYPASSNRO は「Network Requirement Override(ネットワーク要件の無効化)」を意味するコマンドなんですね。
コマンドが正常に実行されると、PCは自動的に再起動しちゃいます。(ビックリしないでくださいね!)
手順3:再起動後の「ネットワーク接続」スキップ
PCが再起動すると、再び「国または地域」の選択からセットアップが始まりますよ。
先ほどと同じようにキーボードレイアウトなどを選択して進めてくださいね。
すると、再び「ネットワークに接続しましょう」の画面が表示されます。
でも、さっきと様子が違うはずです…!
画面に「インターネットに接続していません」という新しい選択肢(またはリンクテキスト)が追加されてるんです!🎉
この「インターネットに接続していません」をクリックしちゃいましょう!
(※表示される文言はWindowsのバージョンによって若干異なる場合があります)
次に、「今すぐ接続して、デバイスをすぐに使い始めましょう」といった、MSアカウントのメリットをアピールする画面が表示されるかもしれませんが、慌てずに、「制限された設定で続行」っていう選択肢をクリックします。
これで、windows11 マイクロソフトアカウント スキップ の最大の関門を突破しました!やりましたね!💪✨
手順4:ローカルアカウントの作成
ネットワーク接続の強制を回避すると、ついに見慣れた画面が表示されますよ!
「このデバイスを使うのはだれですか?」という画面です。
これが、windows11 セットアップ ローカルアカウント を作成する画面なんです🥰
「名前」の欄に、あなたが希望するユーザー名(例: user やご自身の名前など)を半角英数で入力して、「次へ」進みます。
次に、「確実に覚えやすいパスワードを作成します」という画面が表示されます。
ローカルアカウントで使用したいパスワードを入力してくださいね。
もしパスワードを設定したくない(PC起動時に自動でサインインしたい)場合は、何も入力せずに「次へ」をクリックすれば、パスワードなしのアカウントが作成できちゃうんです。
(※もちろん、セキュリティを考えたらパスワードの設定が推奨されますけどね!)
パスワードを入力した場合は、確認用にもう一度同じパスワードを入力して、さらに「秘密の質問」を3つ設定する画面に進みます。
(※パスワードなしの場合は、この「秘密の質問」の設定はスキップされちゃいます)
「秘密の質問」は、万が一ローカルアカウントのパスワードを忘れた際に必要となるため、必ず設定しておきましょうね。
「プライバシー設定」の画面(位置情報、診断データなど)を任意で選択し終えれば、デスクトップ画面が表示され、ローカルアカウントでのセットアップは無事に完了です!お疲れ様でした!🎉
【Pro版】Win11 Pro版でローカルアカウントでセットアップする方法
Windows 11 Pro版の場合、Home版よりもローカルアカウントでのセットアップが容易な場合がありますが、最近のバージョンではHome版に近づいちゃってるんです…。
Pro版でローカルアカウントを作成するいくつかの方法を紹介しますね。
Pro版におけるセットアップの選択肢
Pro版のセットアップでも、Home版と同様に、まずはインターネットに接続しないでください(LANケーブルを抜き、Wi-Fiに接続しない)。
これが windows11 オフライン セットアップ の基本中の基本です。
方法1:「サインイン オプション」から選択する (バージョンによる)
Pro版では、セットアップを進めて「Microsoftアカウントでサインイン」の画面が表示された際に、「サインイン オプション」というリンクが表示されることがあるんですね。
これをクリックすると、「オフライン アカウント」や「代わりにドメインに参加する」といった選択肢が現れる場合があります。
「オフライン アカウント」を選択すれば、Home版の最後の手順(手順4)と同様に、ローカルアカウントのユーザー名とパスワードを設定する画面に進むことができますよ。
ただし、この「サインイン オプション」は、Windowsのバージョンやビルド、PCメーカーのカスタマイズによって表示されないケースが増えてるんです…😥
方法2:Home版と同じ「OOBE\BYPASSNRO」コマンドを使用する
なので、最も確実な方法は、Pro版であってもHome版と全く同じ「裏技」を使っちゃうことなんです!
「ネットワークに接続しましょう」の画面で、Shift + F10 キーを押してコマンドプロンプトを起動します。
そして、OOBE\BYPASSNRO と入力して Enter キーを押し、PCを再起動させます。
再起動後、「インターネットに接続していません」→「制限された設定で続行」を選択することで、確実にローカルアカウントの作成画面に移行できちゃいます。
Pro版ユーザーであっても、windows11 セットアップ ローカルアカウント を最速で目指すなら、このコマンドを知っておくのが一番の近道なんですよ🥰
方法3:ダミーのメールアドレスを入力する (非推奨)
過去には、「Microsoftアカウントでサインイン」の画面で、意図的に存在しない、あるいはブロックされているメールアドレス(例: no@thankyou.com や a@a.com など)を入力し、パスワードを適当に入力するという「裏技」も、昔はありました。
これを試みると「問題が発生しました」というエラー画面が表示され、その結果としてローカルアカウントの作成画面に移行できる、というものでした。
でも、この方法はMicrosoftによって対策が進められていて、最新のバージョンでは通用しないか、予期せぬエラーを引き起こす可能性がありますからね…💦
確実性と安全性を考慮すると、前述の「OOBE\BYPASSNRO」コマンドを使う方法を、私は強く推奨します!
windows11 オフライン セットアップ を実行するメリット
あえて面倒な手順を踏んでまで、ローカルアカウント(オフラインセットアップ)を選択するメリットって、どこにあるんでしょうか?
主な理由は、やっぱり以下の3点かなって思います。
プライバシーの確保:Microsoftへのデータ送信を最小限に
最大のメリットは、やっぱりプライバシーの確保ですよね。
MSアカウントでサインインすると、Windowsの利用状況、検索履歴、位置情報(許可した場合)、さらには入力パターン(タイピング情報)まで、多くの診断データや個人データがMicrosoftのサーバーに送信されちゃうんです。
もちろん、これらは設定で多くを無効化できますが、そもそもアカウントを紐付けなければ、初期段階でのデータ送信を最小限に抑えることができるんですよね。
windows11 セットアップ ローカルアカウント は、PCの利用をPC内で完結させたい人にとって最適な選択だと私は思います。
シンプルな管理:PC単体でのユーザー管理
ローカルアカウントは、そのPC内でのみ有効なんです。
インターネット経由で他のデバイスと同期されたり、オンラインサービスのパスワードポリシー(定期的な変更要求など)に縛られたりすることがありませんからね。
PCをシンプルに「道具」として使いたい場合、オンラインのアカウント管理は煩わしく感じちゃうこと、ありますよね😅
また、パスワードを忘れた場合のリスクは自己責任になりますが、逆に言えば、オンラインでのアカウント乗っ取りといったリスクからは切り離されるっていう、逆のメリットもあるんです。
セットアップの高速化
windows11 オフライン セットアップ を選ぶと、MSアカウントへのサインイン、二段階認証、OneDriveの初期設定、Office 365のライセンス確認といった、インターネット通信を伴う多くのプロセスをぜーんぶスキップできちゃうんです。
これにより、PCがデスクトップ画面に到達するまでの時間が大幅に短縮されるんですよ🚀
特に、頻繁にPCの初期化やセットアップを行う(またはテストする)ユーザーさんにとっては、大きな時間的メリットになるんですよね。
オフラインセットアップとローカルアカウントの注意点・デメリット
もちろん、ローカルアカウントってメリットばかりじゃないんです…。
MSアカウントをスキップすることで失われる機能や、注意すべき点もちゃんと理解しておく必要がありますよ。
Microsoft Storeアプリの利用制限
ローカルアカウントのままでも、多くの標準アプリ(電卓、メモ帳など)や、一部の無料アプリはMicrosoft Storeからダウンロード・利用が可能なんです。
でも、有料アプリの購入や、Xbox関連のアプリ、一部のMSアカウント連携が必須のアプリ(例: 新しいOutlookなど)を利用する際は、結局、そのアプリ(Microsoft Store)の中でMSアカウントへのサインインを求められちゃうんですよね…。
OneDriveとの自動同期が利用不可
MSアカウントの最大の利点の一つが、クラウドストレージ「OneDrive」とのシームレスな統合ですよね!
MSアカウントでサインインしていれば、デスクトップ、ドキュメント、ピクチャフォルダが自動的にクラウドと同期されて、万が一PCが故障してもデータが守られるんです。
ローカルアカウントではこの自動同期が機能しないため、重要なデータのバックアップは、外付けHDDや別のクラウドサービス(Google Drive, Dropboxなど)を使って、すべて手動で行う必要があるんです。これはちょっと面倒かも…。
デバイス間の設定同期ができない
複数のWindows 11(またはWindows 10)PCを使用している場合、MSアカウントでサインインしていれば、壁紙、テーマ、ブラウザ(Edge)のお気に入り、一部のアプリ設定などが自動で同期されちゃうんです。
ローカルアカウントでは、これらの設定はすべてぜーんぶPCごとに個別に行う必要があります。
「デバイスの検索」機能が使えない
ノートPCやタブレットを紛失・盗難した場合、MSアカウントでサインインしていれば、「デバイスの検索」機能を使ってPCの最終接続位置を地図上で確認できちゃうんです。
ローカルアカウントではこの機能が利用できないため、紛失時のリスクが高まっちゃいますね😥
パスワードリセットの煩雑さ
MSアカウントのパスワードを忘れた場合、他のデバイス(スマホなど)からMicrosoftのWebサイトにアクセスして、登録済みのメールアドレスや電話番号を使って簡単にリセットできますよね。
一方、ローカルアカウントのパスワードを忘れた場合、セットアップ時に設定した「秘密の質問」に正しく答えるしかありません…!
もし「秘密の質問」も忘れてしまった場合、パスワードをリセットするのは非常に困難になって、最悪の場合、OSの再インストール(初期化)が必要になるケースもあるので、パスワード管理は本当に要注意です!😫
ローカルアカウントでのセットアップ完了後にやるべきこと
無事に windows11 セットアップ ローカルアカウント が完了しても、それで終わりじゃないんですよ。
快適かつ安全にPCを使い始めるために、いくつか確認しておきたい設定があるんです。
まずはインターネットに接続しWindows Updateを実行
windows11 オフライン セットアップ を行ったPCは、当然ながら最新のセキュリティパッチやデバイスドライバーが適用されてない状態なんです。
ローカルアカウントでデスクトップが表示されたら、この時点で初めてLANケーブルを接続するか、Wi-Fiに接続してくださいね。
次に、「スタート」→「設定」→「Windows Update」を開き、「更新プログラムのチェック」を実行しましょう。
インストールしたWindows 11のバージョンによっては、複数の大きな更新プログラムが検出される場合があります。
全てのアップデートが完了し、「最新の状態です」と表示されるまで、数回の再起動を含めて作業を行ってくださいね。
これが、ローカルアカウント運用時の最低限のセキュリティ対策ですからね!💪
プライバシー設定の見直し
オフラインセットアップ時に「プライバシー設定」の多くを無効にしたかもしれませんが、インターネットに接続したタイミングで、改めて設定を見直しましょうね。
「設定」→「プライバシーとセキュリティ」を開き、「全般」「音声認識」「手描き入力と入力の個人用設定」「診断とフィードバック」「アクティビティの履歴」などを確認して、Microsoftに送信したくない情報があれば、すべてオフに設定しちゃいましょう。
パスワードを忘れた場合の「秘密の質問」設定
セットアップ時にパスワードを設定せず(空欄のまま進め)ローカルアカウントを作成した場合、後からパスワードを設定することを、私は強く推奨します。
また、その際には、絶対に「秘密の質問」も設定してくださいね!
「設定」→「アカウント」→「サインイン オプション」→「パスワード」から設定・変更が可能ですから。
「秘密の質問」は、ローカルアカウント運用における唯一の命綱なんです!本当に大事ですよ!
【表2】ローカルアカウント運用時のセキュリティ対策チェックリスト
| 対策項目 | 推奨アクション | 目的・理由 |
|---|---|---|
| Windows Update | 常に最新の状態を保つ(自動更新を有効化) | オフラインセットアップ直後は特に重要。OSの脆弱性を塞ぐ。 |
| ウイルス対策ソフト | Windows セキュリティ(標準搭載)を有効化、またはサードパーティ製ソフトを導入 | マルウェアやランサムウェアからの防御。 |
| パスワード設定 | 複雑なパスワードを設定する(またはPIN/生体認証を利用) | ローカルアカウントへの不正アクセスを防ぐ。 |
| 秘密の質問 | 必ず設定し、答えを忘れないようにする | パスワードを忘れた際の唯一の回復手段。 |
| データバックアップ | OneDriveの代替手段(外付けHDD, 他社クラウド等)で定期的に実行 | PCの故障や紛失に備える。MSアカウントの自動同期がないため必須。 |
| 回復ドライブの作成 | USBメモリで「回復ドライブ」を作成しておく | 万が一Windowsが起動しなくなった際の修復・初期化に使用。 |
FAQ:Win11 ローカルアカウントセットアップに関するよくある質問
最後に、windows11 セットアップ ローカルアカウント に関して寄せられることの多い疑問にお答えしていきますね🥰
Q. windows11 マイクロソフトアカウント スキップ は違法ですか?
A. いいえ、全く違法じゃありませんよ!
今回紹介した OOBE\BYPASSNRO コマンドは、Windowsに標準で備わっているセットアップオプションの一つ(主に企業や開発者向け)を呼び出すための正規のコマンドなんです。
Microsoftが意図的に一般ユーザーから見えにくくしている設定を、コマンドプロンプトというPCの正当な機能を使って呼び出しているだけなんですよ。
Q. セットアップ後にローカルアカウントからMSアカウントに切り替えられますか?
A. はい、いつでも簡単に切り替え可能ですよ。
「設定」→「アカウント」→「お客様の情報」を開き、「Microsoftアカウントでのサインインに切り替える」(または「Microsoft アカウントでサインインする」)というリンクをクリックします。
画面の指示に従い、お持ちのMSアカウントでサインインすれば、ローカルアカウントがMSアカウントに紐付けられ、切り替わっちゃいます。
データやインストールしたアプリが消えることはないので、安心してくださいね。
Q. 逆にMSアカウントからローカルアカウントに切り替えることは?
A. はい、こちらももちろん可能です。
MSアカウントでサインインしている状態で、「設定」→「アカウント」→「お客様の情報」を開き、「ローカル アカウントでのサインインに切り替える」(または「ローカル アカウントでサインインする」)をクリックします。
現在のMSアカウントのPINやパスワードで本人確認を行った後、新しく使用するローカルアカウントのユーザー名とパスワード(任意)、秘密の質問を設定すれば切り替えが完了しますよ。
Q. 「OOBE\BYPASSNRO」コマンドが効きません。
A. いくつかの原因が考えられますね…。
まず、入力ミスがないか確認してください。
OOBE(オー・オー・ビー・イー)と、\(円マークまたはバックスラッシュ)、BYPASSNRO(バイパス・エヌ・アール・オー)です。
特に \ と /(スラッシュ)の間違いや、半角/全角の間違いに注意してみてくださいね。
また、Shift + F10 を押すタイミングが早すぎたり遅すぎたりしないか、「ネットワークに接続しましょう」の画面で実行しているかを確認してみてください。
ごく稀に、PCメーカー(OEM)が独自にカスタマイズしたセットアップ画面では、このコマンドが無効化されている可能性もゼロではありませんが、ほとんどのPCで有効なはずですよ!
Q. windows11 ネットワーク接続 スキップ がどうしてもできません。
A. OOBE\BYPASSNRO コマンド実行後も「インターネットに接続していません」の選択肢が出ない場合、PCが何らかの形でインターネットに接続されている可能性がすっごく高いです。
有線LANケーブルが確実に抜かれているか、Wi-Fiルーターの電源を一時的にオフにするなど、PCが「絶対に」ネットワークを検出できない状態を作ってから、再度セットアップ(またはコマンドの再実行)を試してみてくださいね!
まとめ
Windows 11、特にHome版のセットアップにおいて、Microsoftアカウントの利用は半ば強制的な流れになっちゃってますよね…。
でも、Shift + F10 でコマンドプロンプトを呼び出して、OOBE\BYPASSNRO というコマンドを実行する「裏技」を使うことで、このネットワーク接続要件を合法的に回避できちゃうんです。
これにより、windows11 セットアップ ローカルアカウント を作成して、windows11 オフライン セットアップ を完了させることが可能なんですね。
ローカルアカウントは、プライバシーの確保やシンプルなPC管理に優れていますが、OneDriveとの同期やパスワードリセットの利便性など、MSアカウントのメリットは享受できなくなっちゃいます。
ご自身のPC利用スタイルや、セキュリティ、プライバシーに対する考え方に基づき、最適なアカウントタイプを選択してくださいね。
この記事の手順が、Windows 11のセットアップをスムーズに進めるための一助となれば、私もすっごく嬉しいです!🥰✨


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