Windows 11をお使いの皆さん、毎日目にするマウスカーソル(ポインター)について、「なんだか少し見にくいな…」「サイズが小さすぎて、どこにいるか見失っちゃう!」と感じたことはありませんか?
あるいは、「気分転換にデザインを変えたい!」「好きなキャラクターの画像にしたいんだけど、どうやるの?」といった、カスタマイズの欲求をお持ちかもしれませんね。
ご安心ください!💖
Windows 11では、こうしたマウスカーソルに関する悩みや要望に応えるための設定が、ちゃーんと豊富に用意されているんです。
多くの方が「windows11 マウスカーソル 変更」って聞くと、「なんだか難しそう…」と感じがちかもしれませんが、実は「設定」アプリから、とーってもカンタンにできちゃうんですよ♪
この記事は、そんなあなたの「どうしよう…」を「なーんだ、カンタン!」に変えるための、「あんしん攻略ガイド」です🗺️✨
Windows 11のマウスカーソルの「大きさ」や「色」といった基本的な変更方法から、デザイン(形状)の変更、さらにはダウンロードした画像や自作のキャラクターをカーソルにする「カスタムカーソル」の導入方法まで。
あなたの「知りたかった!」を、どこよりも詳しく、そして優しく解説していきますね!
この記事を最後まで読めば、「windows11 ポインター変更」の方法がわからなかったあなたも、ご自身の使い方に最適な「windows11 マウス設定」を完全に見つけることができるはずです。
パソコン作業の効率アップや、日々の操作を楽しくするために、ぜひ自分だけの最適なカーソル設定を見つけてみてください!
Windows 11でマウスカーソル(ポインター)を変更する2つの主要な方法
Windows 11でマウスカーソルの設定を変更するぞ!と思ったとき、主なアクセス方法は2種類あって、それぞれ得意な設定分野が違うんです。
この2つの違いを最初に理解しておくと、「私がやりたいのはどっち!?」と迷わずたどり着けますよ。
1. 「アクセシビリティ」設定からの変更
こちらは主に、カーソルの「見やすさ(視認性)」を高めるための設定が集約されています。
具体的には、「大きさ(サイズ)」と「色(スタイル)」を、見たまま直感的に変更するのにピッタリです。
「カーソルが小さくて見失う!」「背景に同化して見にくい!(涙)」といった悩みを解決するなら、まずはこちらをチェックですね!
2. 「マウスのプロパティ」(追加設定)からの変更
こちらは、Windows 10やそれ以前からある、おなじみの詳細な設定画面です。
カーソルの「デザイン(形状)」そのものを変更するのに使います。
「通常の選択(矢印)」や「待ち状態(クルクル回るやつ)」「テキスト選択(Iの形)」など、状況に応じたカーソルの形状を個別に指定したり、デザインセット(スキーム)を丸ごと入れ替えたりできます。
後ほどご紹介する「カスタムカーソル」を導入する際も、この画面を使うんですよ♪
まずは最もカンタンで、利用頻度の高い「大きさ」と「色」の変更方法から、詳しく見ていきましょう!
【基本編】マウスカーソルの「大きさ」と「色」を変更する方法(アクセシビリティ設定)
「カーソルが小さすぎて、しょっちゅう見失いがち…」
「画面の解像度を上げたら、ポインターが豆粒みたいになっちゃった!(泣)」
そんな場合に、最も効果的で、一番カンタンな変更手順です。
Windows 11では、「設定」アプリ内の「アクセシビリティ」から、誰でもすぐに調整できちゃうんです。
「設定」アプリへのアクセス方法
まず、すべての設定の基本となる「設定」アプリを開きましょう。
タスクバー(画面下部)にある「スタートボタン」(Windowsロゴマーク)をクリックします。
表示されたスタートメニューの中から、「設定」(歯車のアイコン)をクリックします。
もしスタートメニューに「設定」が見当たらない!という場合は、「スタートボタン」を右クリックして表示されるメニューから「設定」を選択することもできますよ。
「アクセシビリティ」から「マウスポインターとタッチ」へ
「設定」アプリの画面が開いたら、左側にあるメニュー一覧に注目してみてください。
その中から「アクセシビリティ」という項目を見つけて、クリックしてくださいね。
もし左側にメニューが表示されていない場合は、「設定」ウィンドウの左上にある「三」(ナビゲーションを開く)ボタンをクリックすると、ひょっこり表示されます。
「アクセシビリティ」の画面が開いたら、右側の項目一覧を少し下にスクロールして、「視覚」というグループの中にある「マウスポインターとタッチ」をクリックします。
マウスカーソルの「サイズ」を自由に変更する手順
「マウスポインターとタッチ」の画面が開くと、一番上に「マウスポインター」という項目があり、その中に「サイズ」というスライドバー(つまみ)があります。
このつまみをクリックしたまま、左右にスススーッと動かすことで、マウスポインターの大きさをリアルタイムで変更できるんです!
デフォルト(初期設定)では一番左の「1」(最小)になっていますが、右に動かすほど大きくなって、最大で「15」まで、15段階で細かく調整が可能です。
スライドバーを動かすと、画面上の実際のカーソルもすぐにその大きさに反映されるので、ご自身のディスプレイ環境や視力に最適な、「あ、これが見やすい!」というサイズを直感的に選ぶことができますよ。
「ちょっと大きいかな?」と感じる一歩手前のサイズに設定しておくと、作業効率がグッと上がることが多いです♪
マウスカーソルの「スタイル(色)」を変更する手順
「サイズ」のスライドバーのすぐ下には、「マウスポインターのスタイル」という選択項目があります。
ここで、カーソルの基本的な色やデザインを変更できるんです。
1. 白(デフォルト) 最も標準的な、白い背景に黒い縁取りのカーソルです。
2. 黒 上記とは逆に、黒い背景に白い縁取りのカーソルです。 明るい色のWebサイトやドキュメントの上だと、視認性が高まりますね。
3. 反転色 これはちょっと特別で、カーソルが通過する場所の背景色に応じて、自動的に色相が反転する(例:白い背景の上では黒く、黒い背景の上では白くなる)スタイルです。 どんな画面でも一定の視認性を保ちやすい、というメリットがあります。
4. カスタム(任意の色) 一番右にある、色鉛筆のアイコンが付いた項目です。 これを選択すると、なんと!カーソルの色を自分の好きな色に自由に変更できちゃいます。
「カスタム」を選択すると、その下に「おすすめの色」として、いくつかのカラーパレットが表示されます。
もし、ここにお好みの色がないなぁ…という場合は、さらにその下にある「+ 別の色を選択」ボタンをクリックしてみてください。
すると、詳細なカラーピッカー(色の選択画面)が表示されて、ピンクや水色、紫など、微妙な色合いも自由に作成して設定することが可能です。
「カーソルが背景に紛れちゃって、すぐ見失う!」という方は、ここで「鮮やかな黄色」や「明るい緑色」など、普段デスクトップ上であまり使われない目立つ色に設定する(windows11 ポインター変更)と、視認性が劇的に改善されることがあるので、ぜひお試しあれ!
【応用編】マウスカーソルの「デザイン(形状)」を変更する方法(マウスのプロパティ)
「大きさ」や「色」じゃなくて、「矢印」っていう形そのものを変えたいんだよね。
あるいは、「待ち状態」のクルクル回るデザインを、別のに変えたいんだけど…
そんな、ちょっとこだわった変更をしたい場合は、従来からある「マウスのプロパティ」画面から設定を行いますよ!
「設定」アプリから「マウスの追加設定」を開く手順
この詳細設定画面へのアクセスは、ちょっとだけ階層が深くなるので、迷わないでくださいね!
まず、【基本編】と同じように「設定」アプリを開きます。
左側のメニューから「Bluetoothとデバイス」をクリックします。
右側の項目一覧から「マウス」をクリックします。
「マウス」の設定画面が開いたら、ページをずーっと一番下までスクロールします。
すると、「関連設定」というグループがあって、その中に「マウスの追加設定」というリンクがあります。
ここをクリックすると、「マウスのプロパティ」という小さな別ウィンドウが開きます。ここが目的地です!
「ポインター」タブでデザインセット(スキーム)を変更する
「マウスのプロパティ」ウィンドウが開いたら、上部にあるタブの中から「ポインター」タブをクリックします。
ここが、マウスカーソルのデザイン(形状)を管理する中心的な場所なんです。
まず注目してほしいのが、「デザイン」という項目にあるドロップダウンメニューです。
ここには「スキーム」と呼ばれる、カーソルのデザインセットが登録されています。
例えば、「Windows 標準(特大のフォント)」や「Windows 標準(システム設定)」、「Windows 黒(システム設定)」など、いくつかのプリセット(あらかじめ用意されたセット)が選択できます。
これらを選択すると、下の「カスタマイズ」ボックスに表示されている「通常の選択」「ヘルプの選択」「待ち状態」などの各状態のカーソルデザインが、選んだテーマに沿って一括で変更されます。
気に入ったデザインセットがあれば、それを選択して「適用」または「OK」ボタンを押すだけで、カーソルの見た目をガラッと変えることができちゃいます♪
ちなみに、「ポインターの影を有効にする」というチェックボックスがあって、これにチェックを入れるとカーソルにほんのり影がついて、立体感を出すことも可能ですよ。
状態ごとにポインターデザインを個別に変更する
デザインセット全体じゃなくて、「待ち状態のクルクルだけを別のに変えたい!」とか、「テキストを選ぶ時のカーソルだけ変えたい」みたいに、特定の状態のカーソルだけを個別に変更することも、もちろん可能です。
「ポインター」タブの中央にある「カスタマイズ」というボックスには、カーソルの様々な状態が一覧表示されていますよね。
変更したい状態(例:「通常の選択」や「テキストの選択」など)を、一覧からカチッとクリックして選択します。
次に、その下にある「参照」ボタンをクリックします。
すると、「Cursors」というフォルダが開き、Windowsに標準でインストールされているカーソルファイル(拡張子が .cur や .ani のファイル)が、だーっと大量に表示されます。
この中から好きなデザインを選んで「開く」ボタンを押すと、先ほど選択した状態のカーソルデザインが変更されます。
例えば、「通常の選択」の矢印を、標準搭載されている「pen_m.cur」(ペンの形)などに変更することもできる、というわけですね!
すべての変更が終わったら、必ずウィンドウ下部の「適用」ボタンを押し、次に「OK」ボタンを押して設定を完了してくださいね。
【上級編】好きな画像やキャラクターに!カスタムカーソルを導入する方法
Windows 11のマウスカーソル変更の醍醐味(だいごみ)とも言えるのが、この「カスタムカーソル」の導入なんです!
インターネット上で配布されているカッコイイデザインや、ご自身で作成した画像(好きなアニメのキャラクターなど!)を、マウスカーソルとして設定することができますよ。
カスタムカーソルとは?(.cur と .ani ファイル)
まず、ここで知っておくべき、とーっても重要なルールがあります。
それは、Windowsのマウスカーソルとして認識されるファイル形式は決まっている、ということなんです。
- .cur :静止画(動かない)のカーソルファイルです。
- .ani :アニメーション(動く)カーソルファイルです。
そうなんです!
普段よく目にする「.jpg」や「.png」、「.gif」といった画像ファイルは、残念ながらそのままではマウスカーソルとして設定できないんですね…。
ステップ1:カスタムカーソル素材を入手する
カスタムカーソルを導入するには、まず何よりも、上記の .cur または .ani 形式のファイルを入手する必要があります。
入手方法は大きく分けて2つありますよ。
1. 配布サイトからダウンロードする インターネット上には、多くのクリエイターさんが作成した、素敵なマウスカーソル素材を配布しているWebサイトが存在します。
例えば、「ニコニコ静画」「Pixiv」「BOOTH」といったプラットフォームで、「マウスカーソル」や「マウスポインター」といったキーワードで検索すると、多種多様なデザインが見つかるはずです。
⚠️ただし!フリーソフトや配布ファイル全般に言えることですが、ダウンロードする際は制作者さんの信頼性やユーザーの評判をよーく確認して、セキュリティリスクには十分注意してくださいね!
また、素材ごとに「個人利用のみ可」「再配布禁止」などの利用規約が定められている場合が多いので、必ず確認してから使用するようにしましょう。
2. 自分で作成・変換する 「自分のオリジナルキャラクターを使いたい!」「この好きなPNG画像を使いたいんだけど!」という場合は、その画像ファイルを .cur 形式に変換する必要があります。
これには、専用のフリーソフトを利用する方法や、「PNG CUR 変換」などで検索すると見つかるオンラインのファイル変換サービス(例:Convertioなど)を利用する方法があります。
これらのツールを使えば、お手持ちのPNG画像などを、カンタンにカーソルファイル(.cur)に変換することが可能です♪
ステップ2:カーソルファイルを所定のフォルダに保存する
無事に .cur または .ani ファイルを入手できたら、そのファイルをWindowsが管理しやすい場所に保存します。
これは必須ではありませんが、Windows標準のカーソルが保存されている以下のフォルダにコピーしておくのが、最も一般的で、後の管理がとーっても楽になりますよ。
C:\Windows\Cursors
エクスプローラー(フォルダを開くアプリ)で、PC(Cドライブ)→「Windows」フォルダ→「Cursors」フォルダと順番に開いていきます。
ダウンロードした .cur ファイルを、この「Cursors」フォルダ内にドラッグ&ドロップなどでコピー(または移動)します。
この際、「対象のフォルダーへのアクセスは拒否されました」という警告が表示されることがあります。
「えっ!?」と驚くかもしれませんが、ご安心を。
これはWindowsのシステムフォルダを保護するための正常な警告ですので、「続行」ボタン(管理者の盾アイコンが付いている)をクリックして、操作を許可してくださいね。
ステップ3:「マウスのプロパティ」でカスタムカーソルを設定する
ファイルが「Cursors」フォルダに無事保存できたら、あとは【応用編】で解説した手順とまったく同じです!
「設定」→「Bluetoothとデバイス」→「マウス」→「マウスの追加設定」と進んで、「マウスのプロパティ」ウィンドウを開きます。
「ポインター」タブをクリックします。
「カスタマイズ」ボックスから、変更したい状態(例:「通常の選択」)を選んで、「参照」ボタンをクリックします。
先ほど「Cursors」フォルダに保存した、ご自身のカスタムカーソルファイル(.cur または .ani)を見つけて選択し、「開く」ボタンを押します。
「カスタマイズ」ボックスのプレビューが、選んだ画像(キャラクターなど)に変わったことを確認したら、「適用」→「OK」を押して完了です!お疲れ様でした!
(超重要)カスタムカーソルが再起動で戻る?設定を「保存」する方法
「やったー!カワイイカーソルになった!」…と喜んだのも束の間。
カスタムカーソルを設定した方から、「パソコンを再起動したら、元の標準カーソルに戻ってしまう!(泣)」というトラブルが、とーっても非常に多く報告されています。
これ、本当にショックですよね…。
でも、ご安心ください!これは、設定を「スキーム(デザインセット)」として保存していないために起こる、お決まりの現象なんです。
カスタムカーソルが元に戻らないように「固定」するには、以下の手順が絶対に必須ですよ!
「マウスのプロパティ」の「ポインター」タブで、「通常の選択」や「待ち状態」などを、好みのカスタムカーソルに変更し終わったら…
そこで、すぐに「適用」や「OK」を押してはいけません!!(←ここ一番大事です!)
その状態のまま、「デザイン」という項目の下にある「名前を付けて保存」ボタンをクリックします。
すると、「デザインの保存」という小さなウィンドウが開くので、「保存する名前」のボックスに、「お気に入りのセット」や「マイカスタム」など、ご自身がわかりやすい名前を入力して「OK」をクリックします。
これにより、現在のポインターの組み合わせが、あなた専用の新しい「スキーム」として、Windowsに登録されるんです。
この「名前を付けて保存」をちゃんと行った後で、改めて「適用」→「OK」ボタンを押してウィンドウを閉じます。
こうすることで、Windowsは常にあなたが保存したスキームを読み込むようになり、PCを再起動しても設定がデフォルトに戻ることがなくなる、というわけですね!
マウスカーソルが見つからない!視認性を高める便利機能
特に大画面モニターや、高解像度(4Kなど)のキレイなディスプレイを使用していると、カーソルを大きくしたり色を変えたりしても、一瞬「あれ、カーソルどこ行った?」と見失ってしまうことがあります。
Windows 11には、そうした「カーソル迷子」を防ぐための、とっても便利な機能も搭載されているんですよ♪
これらの設定は、「マウスのプロパティ」(「マウスの追加設定」から開く)の、「ポインターオプション」タブに隠されています。
「Ctrlキー」でポインターの位置を表示する
「ポインターオプション」タブの一番下にある、「表示」グループ内の「Ctrl キーを押すとポインターの位置を表示する」という項目に、ちょこんとチェックを入れます。
この設定を有効にして「適用」を押すと、それ以降、キーボードの「Ctrl」キーを押すたびに、マウスカーソルの位置を中心に「わわわっ」と円形のアニメーションが表示され、一瞬でカーソルの現在地を特定できるようになります!
プレゼンテーションなどで聴衆にカーソルの位置を示す際にも、地味に役立つ機能です。
ポインターの軌跡(残像)を表示する
同じく「ポインターオプション」タブの「表示」グループ内にある、「ポインターの軌跡を表示する」にチェックを入れると、マウスカーソルを動かした際に、まるで残像のような軌跡(しっぽみたいな感じですね)が表示されるようになります。
その下にあるスライダーで、軌跡の「短い」「長い」を調整できますよ。
動きが明確になるためカーソルを見失いにくくなりますが、人によってはちょっと目がチカチカしたり、邪魔に感じたりする場合もあるため、お好みで設定してみてくださいね。
(上級者向け)テキストカーソルのインジケーターを活用する
マウスカーソル(矢印)とは別に、文字を入力する場所を示す「テキストカーソル(キャレット)」…あの「I」の形をしたチカチカが、「黒い背景だと見にくい!」と感じる場合もありますよね。
これは「アクセシビリティ」設定から改善できます。
「設定」→「アクセシビリティ」→「テキスト カーソル」と進みます。
ここで「テキスト カーソル インジケーター」をオンにすると、なんとテキストカーソルの上下に、目立つ色のインジケーター(目印)を表示させることができるんです。
インジケーターの色やサイズも変更できるため、Wordやメモ帳などで文字入力中にカーソル位置がわからなくなる!という方は、試してみる価値アリですよ♪
Windows 11の「マウス設定」で調整できるその他の項目
「windows11 マウス設定」というキーワードは、カーソルの見た目(外観)だけでなく、マウスの「動作」に関する設定も含まれています。
これらをちょっと調整するだけで、PC操作の快適性がさらにググッと向上しますよ!
マウスポインターの速度(感度)を変更する
「設定」→「Bluetoothとデバイス」→「マウス」を開くと、「マウスポインターの速度」というスライドバーがあります。
これを右に動かすほど、マウスを少し動かしただけでカーソルが大きく移動する「高感度」設定になります。(びゅんびゅん動く感じですね!)
逆に左に動かすと、マウスを大きく動かしてもカーソルが少ししか動かない「低感度」設定になります。(ゆっくり動く感じです)
これは個人の感覚や、机の上のマウスを動かせるスペースの広さによって、最適な数値がまったく異なりますので、ご自身が「あ、これこれ!」としっくりくる速度に調整してみてくださいね。
ポインターの精度(マウス加速)をオン/オフする
「マウスのプロパティ」→「ポインターオプション」タブにある、「ポインターの精度を高める」というチェックボックスは、実は非常に重要な設定です。
これは一般的に「マウス加速」と呼ばれる機能なんですね。
- チェックがオン(デフォルト)の場合: マウスを「速く」動かすと、移動距離がブーストされてカーソルがより大きく移動します。 マウスを「ゆっくり」動かすと、感度が下がってカーソルが少しずつ移動します。 これによって、普段はカーソルを画面の端から端まで素早く移動させつつ、小さいボタンなどの上で精密な操作をしたい時だけゆっくり動かす、といったメリハリのある操作がしやすくなります。
- チェックがオフの場合: マウスを動かす「速さ」に関わらず、マウスを動かした「物理的な距離」とカーソルが移動する「画面上の距離」が、常に一定(1対1)になります。
一般的な作業ではオンのままでまったく問題ありませんが、特に精密な操作が求められるグラフィックデザインや、FPSなどのPCゲーム(エイム操作)を行うユーザーさんは、感覚がズレるのを嫌ってこの設定をオフにすることが多いです。
(収益化ヒント)精密な操作とゲーミングマウス
前述の「ポインターの精度」をオフにする設定は、特にPCゲーマーにとって重要です。
彼らは、マウスの物理的な動きと画面上の動きが常に1対1であることを好み、その上で「マウスポインターの速度」やマウス本体の「DPI(解像度)」設定を突き詰めていきます。
もし、あなたがゲームプレイや高度なデザイン作業のために「windows11 マウス設定」を最適化したいと考えているなら、OSの設定だけでなく、マウス本体の性能にも目を向けることをお勧めしますよ。
特に「ゲーミングマウス」と呼ばれる製品群は、高DPIに対応した高性能センサー、低い遅延、そして長時間使っても疲れにくい、手になじむ形状を追求して設計されています。
OS標準の設定だけでは到達できない、より精密で快適なポインター操作を求めるならば、ゲーミングマウスへの買い替えも有力な選択肢となるでしょう。
主ボタン(左右クリック)を入れ替える
「設定」→「Bluetoothとデバイス」→「マウス」にある、「マウスの主ボタン」という項目で、「左」または「右」を選択できます。
これは主に、左利きの方がマウス操作をしやすくするために、左クリックと右クリックの役割を(物理的にではなく)システム上で入れ替えるための設定ですね。
マウスホイールのスクロール設定
同じく「マウス」設定画面には、「スクロールします」という項目があります。
「マウス ホイールでスクロールする量」を、「複数行ずつ」または「1 画面ずつ」から選べます。
「複数行ずつ」を選んだ場合は、その下のスライダーで「一度にスクロールする行数」を細かく調整できます。
Webサイトの閲覧などの快適性に直結する部分ですので、お好みに合わせて調整しましょう。
文字入力中にポインターを非表示にする
「マウスのプロパティ」→「ポインターオプション」タブにある、「文字の入力中にポインターを非表示にする」にチェックを入れておくと、キーボードで文字を打ち始めた瞬間に、マウスカーソルが自動的にフッと非表示になります。
これにより、入力中のテキストがカーソルに隠れてしまうのを防ぎ、タイピングに集中できる、というわけですね♪
よくあるトラブルと対処法(Q&A)
最後に、Windows 11でマウスカーソルに関連する、よくあるトラブルとその対処法をQ&A形式でまとめますね!
Q. マウスカーソルが勝手に動く・飛ぶんだけど!?
A. ノートパソコンの場合、タイピング中に意図せず手のひらの付け根あたりが「タッチパッド」に触れてしまい、カーソルが予期せぬ場所に飛んでしまうケースが非常に多いです。
「設定」→「Bluetoothとデバイス」→「タッチパッド」から、タッチパッドの「感度」を「低い」に設定するか、外付けマウスを使っている間はタッチパッドを一時的にオフにすることで、改善する場合がありますよ。
Q. マウスカーソルが動かない!反応が悪い…
A. まずはマウス本体の物理的な問題を疑ってみましょう!
ワイヤレスマウスの場合は電池切れや、USBレシーバー(受信機)の接続不良かもしれません。
有線マウスの場合は、ケーブルの断線や、USBポートの不具合が考えられます。別のポートに挿し直してみるのも手ですね。
次に、この記事でも解説した「マウスポインターの速度」設定が、誤って極端に「遅い」設定になっていないか確認してみてください。
それでも解決しない場合は、一時的なシステムの不具合の可能性もあるため、一度PCを「再起動」してみることをお勧めします。
Q. カスタムカーソルがPCを再起動すると元に戻っちゃう!(泣)
A. あーっ!それはショックですね…!
でも大丈夫、本記事の【上級編】で詳しく解説した通り、これはカスタムカーソルを設定した後、「デザインの名前を付けて保存」を行っていないことが原因です。
もう一度「マウスのプロパティ」→「ポインター」タブを開き、カスタム設定を適用した状態で、今度こそ必ず「名前を付けて保存」を実行して、新しいスキームとして登録してあげてくださいね!
Q. 新しいアプリや周辺機器を接続してから調子が悪いです…
A. ごく稀にですが、新しくインストールしたソフトウェアや、接続した他のUSB機器(ペンタブレットなど)が、マウスの動作に干渉することがあります。
直近で「これを入れた後からおかしいかも?」と思い当たるアプリや周辺機器がある場合は、それらを一時的にアンインストールしたり、取り外したりしてみて、症状が改善するかどうかを確認してみてください。
まとめ:Windows 11のマウスカーソル変更をマスターしよう!
今回は、Windows 11のマウスカーソル(ポインター)の変更方法について、基本的な操作から上級者向けのカスタム設定まで、網羅的に解説しました!
最後に、重要なポイントをもう一度おさらいしますね。
🍀カーソルの「大きさ」と「色」の変更(視認性アップ) 「設定」→「アクセシビリティ」→「マウスポインターとタッチ」から、見たままカンタンに行えます。
🍀カーソルの「デザイン(形状)」の変更 「設定」→「Bluetoothとデバイス」→「マウス」→「マウスの追加設定」から「ポインター」タブを開き、スキームの変更や個別の変更を行います。
🍀好きな画像への「カスタムカーソル」変更 .cur または .ani 形式のファイルを入手し、「C:\Windows\Cursors」フォルダに保存した後、「マウスのプロパティ」から設定します。
🍀カスタム設定が戻らないようにする「固定」方法(超重要!) カスタムカーソルを設定したら、必ず「ポインター」タブの「名前を付けて保存」で、新しいデザインスキームとして登録することが必須です!
🍀その他の「windows11 マウス設定」 「ポインターの速度(感度)」や「精度(マウス加速)」、「Ctrlキーでの位置表示」なども併せて設定することで、快適性が格段に向上しますよ。
「windows11 マウスカーソル 変更」は、手順さえわかれば、決して難しい操作ではありません。
この記事を参考に、あなたにとって最も見やすく、そして使っていて毎日が楽しくなるようなマウスカーソル設定にカスタマイズして、日々のPCライフをより快適なものにしてくださいね!


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