Windows 11がマイクを認識しない!設定の見直しと「マイクブースト」が無い場合の対処法

Windows 11がマイクを認識しない!設定の見直しと「マイクブースト」が無い場合の対処法 パソコン

 

「あれ…?大事なWeb会議が始まるのに、マイクが認識しない!」 「ゲームのボイスチャットに入れない!どうして?!」

ある日突然、あなたのWindows 11 PCがそんな状態になって、スマホで慌てて「windows11 マイク 認識しない」なんて検索して、このページにたどり着いてくれたんじゃないでしょうか。

もしかして、Windows 10の頃は普通にあった「マイクブースト」の項目が見当たらなくて、「windows11 マイクブースト ない」って、設定画面とにらめっこしていませんか…?

 

わかります、わかります!私も全く同じ経験があります。

心臓はバクバクするし、「もしかして、ヘッドセット壊れちゃった…?」「相手に声が届かないとか、社会人としてヤバすぎる…」って、もうパニックになっちゃいますよね😭

 

でも、大丈夫です!

その焦る気持ち、よーくわかります。でも、多くの場合、PCの故障じゃなくて「設定の見落とし」が原因なんです!

特にWindows 11は、セキュリティが強化された分、マイクの設定がちょっと複雑になっているんですよね😥

 

この記事は、そんな「マイク沈黙」のピンチに陥ってしまったあなたを救うための、安全な対処法をステップバイステップで徹底的に解説する「完全ガイド」です✨

基本的な接続確認から、見落としがちなWindows 11特有のプライバシー設定、「マイクブースト」が無い時の対処法まで。

私と一緒に、一つずつ冷静に確認していきましょうね👍

 

 

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目次(気になるところをクリック)
  1. 【まず確認】マイクが認識しない時に試す最初の4ステップ
    1. 1. 物理的な接続とミュート状態の確認
    2. 2. PCの「完全シャットダウン」と再起動
    3. 3. パソコン本体の「放電」を試す
    4. 4. サウンドのトラブルシューティング ツールを実行する
  2. 【最重要】Windows 11のマイク設定:プライバシー許可の確認
    1. ステップ1:「マイクへのアクセス」がオンか確認する
    2. ステップ2:「アプリにマイクへのアクセスを許可する」を確認する
    3. ステップ3:(重要)「デスクトップ アプリがマイクにアクセスできるようにする」
  3. 【サウンド設定】Windows 11の「入力デバイス」を徹底的に見直す
    1. 1. 「サウンド」設定で入力デバイスを確認する
    2. 2. マイクのテストと入力音量の確認
    3. 3. 「マイクのプロパティ」で詳細設定を確認する
    4. 4. 「入力デバイスが見つかりません」と表示される場合
  4. 【ドライバー編】デバイスマネージャーでの認識トラブル対処法
    1. 1. デバイスマネージャーでマイクの状態を確認する
    2. 2. オーディオドライバーの「再インストール」
    3. 3. オーディオドライバーの「更新」
    4. 4. (上級者向け)メーカーの公式サイトからドライバーを導入する
  5. 【深掘り】Windows 11で「マイクブースト」が無い!音量が小さい時の対処法
    1. 1. なぜ「マイクブースト」は消えたのか?
    2. 2. 「マイクブースト」の代替設定を探す
    3. 3. 「マイクブースト」が無い場合の音量改善策
  6. 【ヘッドセット特有】認識しない・スピーカーとして認識される問題
    1. 1. 「ヘッドセット」が「スピーカー/ヘッドホン」として認識される
    2. 2. Bluetoothヘッドセットのマイク音質が悪い・認識しない
    3. 3. USBヘッドセットが認識しない
  7. 【最終手段】BIOSやシステムの復元
    1. 1. BIOS(UEFI)設定の初期化
    2. 2. システムの復元
    3. 3. Windowsのリカバリー(初期化)
  8. まとめ:マイクが認識しない時は、上から順に切り分けよう

【まず確認】マイクが認識しない時に試す最初の4ステップ

 

windows11 マイク 認識しない」と焦って難しい設定を触っちゃう前に、まずは基本的な「物理的」な確認から始めましょう!

意外と「な~んだ、そんなことか!」っていう、単純な見落としが原因であることも、すっごく多いんですよ(笑)

 

1. 物理的な接続とミュート状態の確認

 

これが一番基本的で、一番見落としやすいポイントです!

ケーブルの確認(有線マイク・ヘッドセット)

USB端子や3.5mmプラグが、PC本体のポートにちゃんと「カチッ」と奥まで差し込まれているか、もう一度確認してみてください。

「刺さってる」と思っても、意外と半挿しだったりするんですよね…。

一度グッと抜いて、数秒待ってから、もう一度しっかり差し込んでみると、PCが「お、新しいの来たな!」って再認識してくれることがあります。

USBの場合は、別のUSBポートに差し替えてみるのも、すっごく有効ですよ!

 

Bluetoothの接続確認(ワイヤレスマイク・ヘッドセット)

ワイヤレスの場合は、「設定」 > 「Bluetoothとデバイス」を開いてみてください。

使いたいヘッドセットやマイクが、「ペアリング済み」や「保存済み」じゃなくて、ちゃんと「接続済み」の文字になっているか、よーく確認してくださいね!

「ペアリング済み」の状態って、PCが「知ってるけど、今は使ってないよ」っていう状態なので、音声の入出力はできないんです😥

もし「接続済み」にならない時は、一度デバイスの登録を削除して、もう一度ペアリングし直すことで解決する場合もありますよ。

 

物理ミュートボタンの確認

これ、私も何回もやらかしたことがあります…(笑)

多くのヘッドセットやUSBマイクには、手元でマイクをオン/オフできる「ミュートボタン」がついてますよね。

そのボタンが、赤く点灯(ミュート状態)していませんか?

ケーブルの途中にある音量コントローラーに、スライド式のミュートスイッチが隠れている場合もあるので、よ~く探してみてください!

 

2. PCの「完全シャットダウン」と再起動

 

Windows 11のいつもの「シャットダウン」って、実は次回の起動を速くするために、「高速スタートアップ」っていう機能が働いてるんです。

これ、システムの一部を完全に終了させていないので、一時的なシステムの不具合が原因の場合、普通の再起動じゃ治らないことがあるんですね。

そんな時にめちゃくちゃ効果的なのが、この「完全シャットダウン」です!

やり方はカンタン!

まず、「スタート」ボタンをクリックして、「電源」アイコンをクリックします。

そしたら、キーボードの「Shift」キーを押しながら、「シャットダウン」の文字をクリック!

たったこれだけです。

これでPCが完全にシャットダウンされるので、電源が切れたら数分待ってから、再度電源を入れてみてください。

これだけで、マイクが認識されるようになることも多いんですよ✨

 

3. パソコン本体の「放電」を試す

 

特にノートPCの場合なんですが、本体に余計な電気が溜まっちゃう(帯電する)ことで、接続したデバイス(マイクとか)が正常に動作しないことがあるんです。

NECさんやVAIOさんみたいなメーカーのサポート情報でも、有効な対処法として案内されてますよ。

まず、PCの電源を完全にシャットダウンします。(さっきの「完全シャットダウン」がベストです!)

電源ケーブル(ACアダプター)を、PC本体から引っこ抜きます。

バッテリーが取り外せるモデルなら、バッテリーも外しちゃいましょう。

マウス、キーボード、USBメモリ、そしてもちろん外付けマイクなど、接続されている「すべて」の周辺機器を取り外します。

その「すっぴん」の状態で、数分間(だいたい60秒~90秒くらい)放置します。(これが放電です)

もしPCの裏側に「バッテリーオフボタン」(小さな穴)があるモデルなら、クリップの先などで数秒間押してあげます。

時間が経ったら、もう一度電源ケーブル(とバッテリー)を接続して、PCを起動してみてください。

これでPCがリフレッシュされて、マイクをちゃんと認識してくれるようになるかもしれません!

 

4. サウンドのトラブルシューティング ツールを実行する

 

「難しい設定を触るのはコワイ…」というあなたのために、Windows 11には、オーディオ関連の問題を自動で診断・修復してくれる、とっても賢い機能が搭載されてるんです!

難しい設定を触る前に、一度この「お医者さん」に頼ってみましょうね。

スタート」 > 「設定」 > 「システム」 > 「サウンド」 の順番に開きます。

画面をずーっと下にスクロールすると、「詳細設定」っていうグループの中に「サウンドの一般的な問題のトラブルシューティング」という項目があるはずです。

そこにある「入力デバイス」または「録音オーディオ」(表示が違うかもです)をクリックします。

あとは、画面の指示に従って、テストしたいマイクデバイスを選んで、トラブルシューティングを実行するだけ!

ここで問題が見つかって、自動で「治しときましたよ!」って言ってくれるケースも多いんですよ👍

 

 

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【最重要】Windows 11のマイク設定:プライバシー許可の確認

 

さあ、ここからが本番です!

さっきの基本的な確認で解決しなかった場合、最も疑うべきは、Windows 11特有の「プライバシー設定」なんです!

Windows 11は、セキュリティがすっごく強化されていて、私たちが「いいよ!」って明示的に許可しない限り、アプリ(ZoomやSkype、Discordとか)がマイクにアクセスできない仕組みになってるんですね。

だから、物理的にマイクがPCに認識されていても、この設定が「オフ」になっていると、「マイクが認識しない」のと全く同じ状態になっちゃうんです…!

 

ステップ1:「マイクへのアクセス」がオンか確認する

 

まず、システム全体として「マイク、使っていいよ!」っていう許可が出ているかを確認します。

スタート」 > 「設定」 を開きます。

左側にあるメニューから「プライバシーとセキュリティ」をクリックします。

「アプリのアクセス許可」っていうグループの中に、「マイク」という項目があるので、これをクリックします。

開いたページのいっちばん上にある、「マイクへのアクセス」というトグルスイッチが、ちゃんと「オン」になっていることを確認してください!

ここが「オフ」になっていたら、この後どんなに頑張ってもマイクは絶対動作しません😱

 

ステップ2:「アプリにマイクへのアクセスを許可する」を確認する

 

システム全体の「マイクへのアクセス」がオンになっていても、油断は禁物です。

次に、個別のアプリたちへの許可が必要です。

同じ「マイク」の設定画面で、少し下にスクロールしてみてください。

アプリにマイクへのアクセスを許可する」というトグルスイッチがあるはずなので、これも「オン」にしてくださいね。

 

ステップ3:(重要)「デスクトップ アプリがマイクにアクセスできるようにする」

 

ここ!ここが、「windows11 マイク設定」において、9割の人が見落とす最大のポイントです!

「アプリにマイクへのアクセスを許可する」をオンにしても、そのすぐ下にあるアプリのリスト(Microsoft Store アプリのリスト)に、あなたが使いたいZoom、Skype、Discord、OBS Studio、LINEみたいなアプリって、たぶん含まれてないですよね?

これらの、昔からあるアプリ(デスクトップアプリ)は、なんと「別枠」で管理されてるんです…。

「マイク」の設定画面を、さらにずーっと下にスクロールします。

デスクトップ アプリがマイクにアクセスできるようにする」という項目を見つけてください!

このトグルスイッチが、ちゃんと「オン」になっていることを確認してください!

Microsoftのサポート情報にも書いてある通り、デスクトップアプリは一つ一つオン/オフできなくて、この一括設定で「オン!」って許可するしかないんです。

Web会議で突然マイクが使えなくなった場合、原因のほとんどが、このプライバシー設定の「どれか」が「オフ」になっていることなんです。

 

 

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【サウンド設定】Windows 11の「入力デバイス」を徹底的に見直す

 

プライバシー設定はバッチリだった!…という場合は、次に「Windowsが、どのデバイスをマイクとして使おうとしているか」を、ちゃんと認識しているかを確認しましょう。

特に「windows11 ヘッドセット マイク 認識しない」っていう問題は、PCの内蔵マイクとか、Webカメラのマイクとか、色んな音声デバイスがケンカしちゃって、Windowsが意図しないデバイスを選んじゃってる…ってことが原因の場合も多いんです。

 

1. 「サウンド」設定で入力デバイスを確認する

 

Windows 11のサウンド設定は、昔のバージョンよりずっと分かりやすくなりましたよね!

スタート」 > 「設定」 > 「システム」 > 「サウンド」 の順番に開きます。

画面の上の方に「出力」(スピーカー)のグループ、そのすぐ下に「入力」(マイク)のグループがあります。

「入力」グループの中にある、「読み上げまたは録音用のデバイスの選択」というリスト(または丸いボタンの選択肢)をよーく見てください。

ここに、あなたが今まさしく使いたいマイク(例えば、ヘッドセットの名前、USBマイクの名前、”Realtek Audio”みたいな名前)が表示されていますか?

もし表示されていたら、それをちゃんと選んであげてください。

もし、ここに複数のデバイス(①ノートPCの内蔵マイク、②Webカメラのマイク、③接続したヘッドセットのマイク)がずら~っと並んでいる場合、Windowsが間違ったマイク(例えば①の内蔵マイク)を既定として選んじゃってる可能性がすっごく高いですよ!

 

2. マイクのテストと入力音量の確認

 

使いたいマイクをちゃんと選択したら、その場で「生きてるか」をテストしてみましょう!

「入力」グループで正しいマイクを選んだ状態で、その下にある「入力音量」のスライダーを確認します。

まずは、これが「100」になっているか確認してください。(小さくなってたら100にしちゃいましょう!)

その下(または横)にある「マイクのテスト」機能を使います。

マイクに向かって、何か話しかけてみてください。「あー、あー、テスト、テスト」って。

「音量のテスト」の青いバーが、あなたの声に合わせて左右に元気に振れれば、マイクは正常に音を拾っています! やったー!✨

ネットの知恵袋とかでも「マイクテストしても0〜2%までしか振れない…」っていう悩みを見かけましたが、ここでバーが全く振れない、または「え、動いてる?」ってくらい小さい(1〜2%)場合は、次の「プロパティ」の確認に進みましょうね。

 

3. 「マイクのプロパティ」で詳細設定を確認する

 

「サウンド」設定の「入力」で、テストしたいマイクの項目(音量バーがあるところ)をクリックします。(または、右側にある「>」っていう矢印をクリックします)

これで、そのマイク専用の「プロパティ」画面が開きます。

全般 > オーディオ:許可しない」というボタンが表示されていることを確認してください。 (これは「現在は許可されていますよ」っていう意味の、ちょっと分かりにくいトグルボタンなんです😅 もし「許可する」って表示されていたら、それは「今は許可されてません」っていう意味なので、クリックして許可してあげてくださいね)

入力音量: ここにも音量スライダーがあります。念のため、100になっているか確認しましょう。

マイクのテスト: ここにもテスト機能があります!「テストの開始」ボタンを押して、話しかけてみてください。 テストが終わると、「合計ボリューム:〇〇%」って結果が出ます。 ネット情報(アンドエンジニアさん)にもあったんですが、ここでの結果がたった数%でも、実際にはちゃんと音を拾っているケースもあるみたいですよ!

 

4. 「入力デバイスが見つかりません」と表示される場合

 

もし、「サウンド」設定の「入力」グループに、使いたいマイクがそもそも表示されない、または「入力デバイスが見つかりません」と表示される場合…。

これは、設定の問題よりちょっと深刻かもしれません…😥

この場合は、ハードウェア(マイク本体や接続ポート)の故障、または、次のセクションで解説する「ドライバー」の問題である可能性が非常に高いです。

 

 

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【ドライバー編】デバイスマネージャーでの認識トラブル対処法

 

Windows 11が、マイクっていう「ハードウェア(機械)」を、OSのレベルでちゃんと認識できているか…それを見るための場所が「デバイスマネージャー」です。

設定をぜんぶ見直してもダメだった場合、ハードウェアを動かすための制御ソフトである「ドライバー」の不具合を疑ってみましょう!

 

1. デバイスマネージャーでマイクの状態を確認する

 

まず、「デバイスマネージャー」っていう、ちょっと専門家っぽい画面を開きます。

スタート」ボタンを「右クリック」します。(左じゃなくて右ですよ!)

ずらっと出てくるメニューから「デバイス マネージャー」を選択します。

デバイスマネージャーのウィンドウが開いたら、「オーディオの入力および出力」という項目を探して、左側の矢印(>)をクリックして中身を開きます。

ここに、あなたのマイク(例えば、「マイク配列 (Realtek(R) Audio)」とか、ヘッドセットの名前、USB PnP Sound Device みたいな名前)が表示されているか確認します。

正常に表示されている場合: 名前はちゃんと出てるのに音が出ない…という場合、ドライバーが正常に動作していない可能性があります。

「!」や「?」マークが付いている場合: これはドライバーに明らかな問題が発生しているサインです!😱

マイク自体が表示されていない場合: ハードウェアとして全く認識されていないか、「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー」みたいな別の場所に(エラー状態で)隠れている可能性があります。

 

2. オーディオドライバーの「再インストール」

 

こういう時に、一番手っ取り早くて効果的な対処法が、ドライバーの「再インストール」です!

「え、難しそう…」って思うかもしれませんが、大丈夫、カンタンです!

デバイスマネージャーで、該当するマイクデバイス(または「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー」の中にある “Realtek(R) Audio” みたいな名前)を見つけます。

そのデバイスの名前を「右クリック」します。

デバイスのアンインストール」を選択します。

(もし「このデバイスのドライバー ソフトウェアを削除する」っていうチェックボックスが表示されたら、チェックは入れずに「アンインストール」をクリックします)

アンインストールが終わったら、なにもせず、PCを「再起動」します。

Windowsは再起動するときに、接続されているハードウェアを自動的にチェックして、「あ、ドライバーが無い!」って気づくと、標準のドライバーを勝手に当て直してくれるんです。賢い!

MicrosoftやVAIO、マウスコンピューターさんなんかのサポート情報の多くも、このドライバー再インストールを推奨していますよ。

 

3. オーディオドライバーの「更新」

 

再インストールでも改善しない場合は、ドライバーを最新版に「更新」してみましょう。

デバイスマネージャーで、該当するデバイスを「右クリック」します。

ドライバーの更新」を選択します。

ドライバーを自動的に検索」を選択して、Windows Update経由で新しいドライバーがないか探してもらいます。

ただし、ネットの情報(Redditとか)にもあるように、最新のドライバーが必ずしも一番良いとは限らないのが、PCの難しいところ…。

むしろ、Windows Updateによる自動更新が原因で、「マイクブースト」機能が消えちゃった!みたいな不具合の原因になることもあるんです😥

 

4. (上級者向け)メーカーの公式サイトからドライバーを導入する

 

PCメーカー(Dell, HP, VAIO, NEC, マウスコンピューターさんとか)や、オーディオデバイスのメーカー(Realtekさんとか)は、自分たちの製品に「最適化」された専用のオーディオドライバーを、公式サイトで配布してくれていることがあります。

特に「dell マイク 認識しない windows11」とか「hp マイク 認識しない windows11」みたいな、メーカー固有の問題っぽい時は、メーカーのサポートサイトから最新(または特定のバージョン)のオーディオドライバーをダウンロードして、手動でインストールすることで、あっさり解決する場合があります。

Dellなら「Dell SupportAssist」、HPなら「HP Support Assistant」みたいな専用ツールからドライバーを更新するのも、すっごく有効ですよ!

 

 

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【深掘り】Windows 11で「マイクブースト」が無い!音量が小さい時の対処法

 

windows11 マイクブースト ない」問題!

これ、Windows 10以前からPCを使っている人たちが直面する、大きな「え?!なんで?!」ポイントですよね。

マイクブーストっていうのは、マイクの入力音量をソフトウェアの力でぐいーんと大きく増幅(+10dB, +20dBとか)してくれる機能で、マイクの声が小さい時に、めちゃくちゃ重宝されてたんです。

 

1. なぜ「マイクブースト」は消えたのか?

 

結論から言うと、これはWindows 11の「仕様」なんです…😥

正確に言うと、Windows 11が「機能を削除した!」というよりも、Windows 11に対応した新しいオーディオドライバー(特にRealtek製とか)が、従来の「マイクブースト」機能を提供しなくなった、あるいは、別のインターフェース(例えば、メーカー専用のコントロールアプリ)にその機能を移動しちゃった、というのが実情みたいです。

ネット(Reddit)でも、「Win10からWin11に上げたらドライバーが更新されて、ブーストオプションが消えた!」っていう報告がたくさんありました。

 

2. 「マイクブースト」の代替設定を探す

 

でも、安心してください!

「マイクブースト」という名前の機能が無くても、音量を調整する設定はちゃんと残されています。

まずは、一番深い階層にある「昔ながらの設定画面」を確認しにいきましょう!

手順A:サウンドの詳細設定(従来のコントロールパネル)を開く

スタート」 > 「設定」 > 「システム」 > 「サウンド」 を開きます。

画面をいっちばん下までスクロールします。

「詳細設定」グループの中にある「サウンドの詳細設定」(または「サウンド コントロール パネル」)という文字をクリックします。

すると、昔懐かしい感じの「サウンド」っていうウィンドウが開きます。

その中の「録音」タブをクリックします。

手順B:「レベル」タブを確認する

「録音」タブに表示されているマイクデバイス(緑のチェックマークがついてる「既定のデバイス」)をダブルクリックします。(または右クリックして「プロパティ」を選びます)

マイクのプロパティが開いたら、「レベル」タブをクリックします。

ここに、「マイク」(または「マイク配列」)っていうスライダーがありますよね。これが 100 になっているか確認してください。

 

【重要】 もし、あなたのPCのドライバーが対応していれば、この「レベル」タブに、「マイク ブースト」(Microphone Boost)のスライダーも表示されるはずです!

もし表示されていたら、ラッキーです!そのスライダーを +10dB や +20dB に設定してみてください。

…もし、「レベル」タブに「マイクブースト」のスライダーが「無い」場合…

残念ながら、そのドライバーはマイクブースト機能に対応していません…😭

 

3. 「マイクブースト」が無い場合の音量改善策

 

「レベル」タブのスライダーを100にしても、まだ声が小さい(マイクテストのバーの振れが小さい)…!

そんな時は、以下の代替案を試してみてください。

代替案1:「オーディオ拡張機能」の確認 さっきのマイクのプロパティ(手順Bの画面)で、「詳細」タブや「拡張」タブ(Enhancements)っていうタブを探してみてください。 「ノイズ抑制」や「音響エコー キャンセル」みたいな機能がオンになっていると、雑音と一緒に声も小さくしちゃう場合があります。 あえてこれらをオフにしてみる、あるいは逆に「ラウドネス等化」みたいな設定があれば、オンにしてみます。 (ここはドライバーによって表示される項目が全然違うので、色々いじってみるしかありません…!)

 

代替案2:メーカー専用のオーディオアプリを確認する Realtek製のドライバーの場合、「Realtek Audio Console」とか「Dell Audio」「Waves MaxxAudio」みたいな、専用のコントロールアプリがPCにインストールされていることがあります。 スタートメニューからこれらのアプリを探して起動してみて、マイクに関する設定(マイクエフェクト、ノイズ除去、マイク音量とか)がないか、よーく確認してください。 もしかしたら、ブースト機能がこっちに「お引越し」している可能性があります!

 

代替案3:マイクに物理的に近づく 一番原始的ですが、一番効果的な方法です(笑) マイクと口の距離を近づけてみてください。特にヘッドセットマイクの場合、マイクアームの位置が、口元からズレて、頬っぺたあたりにいっちゃってませんか?

 

代替案4:(上級者向け)古いドライバーの導入 ネット(Reddit)で解決策として提示されていたように、メーカー(ASUSさんとか)が提供する「特定」の「古い」オーディオドライバーを手動でインストールすることで、マイクブースト機能が奇跡的に復活するケースもあるようです。 ただし、これはPCの動作を不安定にしちゃうリスクも伴うので、本当に詳しい人向けの上級者テクニックですね…!

 

 

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【ヘッドセット特有】認識しない・スピーカーとして認識される問題

 

windows11 ヘッドセット マイク 認識しない」問題には、ヘッドセットならではの、ちょっと特殊なトラブルもあるんです。

 

1. 「ヘッドセット」が「スピーカー/ヘッドホン」として認識される

 

これ、特に3.5mmプラグ(イヤホンジャック)で接続するタイプのヘッドセットで発生しやすい問題です。

PC側が「これはマイクも付いてるヘッドセットだな」って認識してくれず、「これは音を聞くだけの、マイク機能のないただのヘッドホンだな」って、勘違いしちゃうケースです。

この場合、オーディオドライバー(Realtekとか)の専用コントロールパネル(Realtek Audio Consoleとか)を開いて、PCにプラグを差し込んだ瞬間に「どのデバイスを接続しましたか?」って聞いてくるポップアップで、「ヘッドセット」をビシッと明示的に選択してあげる必要があるんです。

 

2. Bluetoothヘッドセットのマイク音質が悪い・認識しない

 

BluetoothヘッドセットをWindows 11に接続すると、デバイスが2種類(または2つのモード)で認識されることがあるんです。

ステレオ(Stereo): 高音質で音楽を聴くためのモード(この時、マイクは使えません)

ハンズフリー(Hands-Free, AG Audio): 通話用の低音質モード(この時、マイクが使えます)

Web会議とかでマイクを使いたい場合は、Windowsのサウンド設定(入力・出力の両方!)や、アプリ(Zoomとか)のオーディオ設定で、出力デバイスと入力デバイスの両方を、「ハンズフリー」または「ヘッドセット(AG Audio)」に設定してあげる必要があります。

「ステレオ」モードを選んだまま「マイクが認識しない!」って焦ってるケース、すっごく多いんですよ!

 

3. USBヘッドセットが認識しない

 

USBで接続するタイプのヘッドセット(またはUSBマイク)が認識しない場合、原因はUSBポート側にある可能性もあります。

PCの、今とは「別」のUSBポートに差し替えてみる。

USBハブ(タコ足配線みたいなやつ)を経由しないで、PC本体のUSBポートに直接ブスッと挿してみる。

(デスクトップPCの場合)PCの「前面」のポートじゃなくて、「背面」のマザーボード直結のポートに挿してみる。

これらで改善する場合、USBポートの電力供給が足りてなかったり、接触不良だったりする可能性が考えられますね。

 

 

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【最終手段】BIOSやシステムの復元

 

ここまでの…本当に全ての対処法を試しても、「windows11 マイク 認識しない」問題が解決しない場合…。

より根本的な原因(OSのシステムファイルが壊れてるとか、ハードウェアの根本的な設定とか)が考えられます。

 

1. BIOS(UEFI)設定の初期化

 

BIOS(バイオス)っていうのは、Windowsが起動するよりも前に、PCのハードウェア自体を制御している、基本的なプログラムのことです。

VAIOさんやマウスコンピューターさんのサポート情報でも、BIOSの設定を「初期化」(工場出荷時の状態に戻す)することで、何かの拍子で無効(オフ)になっていたオーディオデバイスが有効(オン)に戻って、問題が改善するケースが報告されています。

PCの電源を入れて、メーカーのロゴ(DELLとかNECとか)が表示されている間に、特定のキー(例えば「F2」キーとか「Delete」キー)を連打して、BIOS設定画面に入ります。

「Load Defaults」(初期値をロード)とか「Reset to Default」みたいな項目を探して、実行します。

「Save & Exit」(保存して終了)を選んで、PCを再起動します。

※BIOS設定は、PCの動作に深く関わる、本当に大事な部分です。もし自信がなかったら、PCメーカーのサポート情報をよーく読んでから、慎重にやってくださいね!

 

2. システムの復元

 

もし、「あれ、そういえば数日前まではマイク、使えてたのにな…」っていう、明確なタイミングがあるなら、「システムの復元」がめちゃくちゃ有効です!

これは、Windowsのシステムファイルだけを、問題が発生する前の「元気だった頃」の状態(=復元ポイント)に、タイムスリップさせる機能なんです。

スタートボタンの横にある検索ボックスで「復元」って入力します。

復元ポイントの作成」を選択して、「システムのプロパティ」を開きます。

「システムの復元」ボタンをクリックして、画面の指示に従って、マイクが正常に動いていた日付の「復元ポイント」を選んで、実行します。

 

3. Windowsのリカバリー(初期化)

 

上記すべてを試しても、本当にダメだった場合…。

Windows 11のシステム自体が、もう修復できないレベルで深刻なダメージを負っている可能性があります…😭

「設定」 > 「システム」 > 「回復」から、PCを「初期状態に戻す」(リカバリー)を実行する(「個人用ファイルは保持する」オプションもあります!)ことで、OS関連の不具合は、ほぼ解消されます。

ただし、これは本当に時間がかかりますし、インストールしたアプリは全部再インストールが必要になるので、本当に、本当に「最後の手段」として考えておいてくださいね。

 

 

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まとめ:マイクが認識しない時は、上から順に切り分けよう

 

windows11 マイク 認識しない」っていうトラブルは、本当にたくさんの原因が複雑に絡み合っていて、パニックになっちゃいますよね…。

でも、慌てないで!

この記事で紹介した、以下のステップで順番に確認・対処していけば、そのほとんどは解決できるはずです!

 

【物理確認】:ケーブルは奥まで刺さってる? 物理ミュートボタンは押してない?

【OSの再起動】:「Shift」キーを押しながらの「完全シャットダウン」を試した?

【プライバシー設定】(最重要!)「設定」 > 「プライバシーとセキュリティ」 > 「マイク」で、「マイクへのアクセス」と「デスクトップ アプリがマイクにアクセスできるようにする」の2つが「オン」になってる?

【サウンド設定】:「設定」 > 「サウンド」 > 「入力」で、使いたいマイクがちゃんと選択されてる? 「マイクのテスト」のバーは振れる?

【ドライバー】:「デバイスマネージャー」でマイクデバイスを「アンインストール」して、PCを再起動してみた?

【音量・ブースト】:「サウンドの詳細設定」(録音タブ)からマイクのプロパティを開いて、「レベル」タブの音量が100になってる?(「windows11 マイクブースト ない」問題は、ここで代替設定を探してみて!)

 

Web会議や録音でマイクが使えないと本当に焦りますが、まずは「プライバシー設定」と「サウンド設定」っていう、Windows 11の基本的な設定を見直すことから、冷静に始めてみてくださいね!

きっと解決の糸口が見つかるはずです!ファイトです!💪✨

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