Windows 11を起動するたび、あるいはスリープから復帰するたびに求められるパスワードやPIN(暗証番号)の入力…。
「自分しか使わない自宅のPCなのに、毎回入力するのが面倒だ!」
そう感じている方、すっごく多いんじゃないでしょうか?
この記事は、そんなあなたのWindows 11のログインパスワードやPIN入力を「なし」にする(省略する)ための具体的な設定方法を、ステップバイステップで徹底的に解説するページです!
主な方法は、特定のコマンド(netplwiz)を使った「windows11 自動ログイン」設定、または「windows11 pin 省略(削除)」設定ですね。
…でも!
これらの設定を実行する前に、すっごく大事なことをお伝えしなきゃいけないんです!
ログインパスワードやPINを省略(なしに)するっていうのは、あなたのPCのセキュリティをめちゃくちゃ低下させる行為なんです…!
万が一、PCが盗難に遭ったり、家族や第三者があなたのPCに触れたりした場合、あなたの個人情報、閲覧履歴、保存されたクレジットカード情報なんかに、誰でもアクセスできちゃうんですよ!
こわいですよね…?😥
この記事では、まずその重大なリスクを詳しく解説して、それでも設定したい!っていう方のために、安全性の高い順に具体的な手順を紹介していきますね。
さらに、設定がうまくいかない場合のトラブルシューティングや、「windows11 自動サインイン 解除」の方法、そしてセキュリティを維持したまま利便性を高める「本当のおすすめ案」(Windows Hello)まで、網羅的に解説します!
あなたのPC利用環境に合わせて、最適な方法を選択するための完全ガイドです。
私と一緒に、一つずつ確認していきましょう!
- 【最重要】パスワード/PINなし(自動ログイン)の重大なセキュリティリスク 😥
- 方法1:「netplwiz」でWindows 11の自動ログインを設定する(推奨)🛡️
- 【最重要】「netplwiz」のチェックボックスが表示されない時の対処法 😫
- 方法2:Windows 11のPINを省略(削除)する方法
- 方法3:ローカルアカウントに切り替え、パスワードを「なし(空欄)」にする(非推奨 😫)
- Windows 11の自動サインイン(自動ログイン)を「解除」する方法 💪
- トラブルシューティングとFAQ(よくある質問)
- 【本当のおすすめ】パスワードなしより安全!利便性を高めるWindows Hello活用術 ✨
- まとめ
【最重要】パスワード/PINなし(自動ログイン)の重大なセキュリティリスク 😥
設定手順を解説する前に、Windows 11のログインパスワードやPINを「なし」にすること(自動ログインを有効にすること)が、どれほど危険なことなのかを、ちゃんと理解していただく必要があります。
利便性と引き換えに失うものがすっごく大きいので、以下のリスクを必ず読んでくださいね!
1. 物理的な盗難・紛失時の「情報フリーパス」状態
最も深刻なリスクが、ノートPCの盗難や紛失です。
もしカフェや電車、出張先でPCを紛失・盗難された場合、ログインパスワードがなかったら…もう大変です!
拾った人や盗んだ人は、電源を入れるだけですぐにデスクトップに到達できちゃいます。
- 保存されている個人の写真、動画、日記
- 仕事の機密文書、顧客情報、社内資料
- ブラウザに保存された各種サイト(SNS、ネットバンキング、ECサイト)のIDとパスワード
- ローカルに保存されたクレジットカード情報
これらすべてが、第三者の手に渡ってしまいます…。
ログインパスワードやPINは、この「最初の関門」として、例えPC本体が盗まれても、内部のデータだけは守るための最低限の防衛ラインなんですよ。
2. 第三者による覗き見・不正アクセスのリスク
リスクは盗難時だけじゃないんです。
例えば、以下のような日常的なシーンを想像してみてください…(ぞっとしますけど…)
- 家庭内で: 家族(親、子供、兄弟)が興味本位であなたのPCを開き、プライベートなチャット履歴や閲覧履歴を見てしまう。
- 職場で: 自席を少し離れた隙に、同僚がPCを操作し、人事評価や個人のメールを見てしまう。
- 友人の訪問時: 来客中にPCがスリープから復帰し、見られたくない画面が表示されてしまう。
自動ログイン設定は、こういう「意図しない情報漏洩」の温床になっちゃいます。
あなたがPCの前にいない時でも、電源さえ入れば誰でも操作できる状態は、極めて無防備ですよね…。
3. マルウェア・ウイルス感染時の被害拡大
万が一、PCがマルウェアやウイルスに感染した場合、パスワードなしの設定は被害をさらに大きくしちゃいます。
多くの悪意のあるプログラムは、PCの再起動を伴いながらシステム深くに潜り込もうとします。
通常であれば、再起動時にログインパスワードの入力が求められるため、マルウェアの活動がそこで一旦停止する(あるいはユーザーが異変に気づく)可能性があります。
でも、自動ログインが設定されていると、マルウェアは再起動後も妨げられることなく活動を継続し、管理者権限を奪取したり、バックグラウンドで情報を盗み出したりすることが容易になってしまうんです…。
4. Microsoftアカウントのセキュリティへの影響
Windows 11のログインは、多くの場合Microsoftアカウントと紐付いています。
自動ログインが設定されたPCが第三者の手に渡ると、そのPC上では「あなた本人」としてMicrosoftアカウントのあらゆるサービス(OneDriveのファイル、Outlookのメール、Microsoft Storeの購入情報など)にアクセスできてしまいます。
もちろん、他のデバイスからパスワードを変更すればアクセスは遮断できますが、それに気づくまでの間に重大な被害が発生する可能性が…!
結論:本当に「パスワードなし」が必要か、再考を
これらのリスクを考えても、なお「windows11 ログイン パスワードなし」の設定が必要ですか…?
もしあなたのPCが、以下の条件をすべて満たす場合にのみ、設定を検討する余地があります。
- デスクトップPCである(ノートPCのように持ち運ばない)。
- 設置場所が施錠可能な自室であり、家族や他人の目に一切触れない。
- PC内に、漏洩すると困る重要な個人情報や仕事のデータを一切保存していない。
これらの条件を満たさない限り、ログインパスワードやPINを省略することは絶対に推奨されません!
後述する「代替案(Windows Hello)」の導入を強くお勧めしますよ!
方法1:「netplwiz」でWindows 11の自動ログインを設定する(推奨)🛡️
上記のリスクを理解した上で、それでもログインの手間を省きたい!っていう場合、最も推奨される(比較的マシな)方法が、「netplwiz」コマンドを使った自動ログイン設定です。
この方法は、パスワードを「なし」にするんじゃなくて、Windows起動時に登録したパスワードを「自動入力」する設定なんです。
PC内部にはパスワード情報が保持されてるため、スリープからの復帰時や、手動でロックした場合には、通常通りパスワード(またはPIN)の入力が求められます。
「PCの電源を完全に入れた時」の1回の手間だけを省く設定として、利便性とセキュリティの妥協点と言えますね。
「netplwiz」の基本的な設定手順
手順は以下の通りです!
- キーボードの
Windowsキー+Rキーを同時に押して、「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開きます。 - 入力ボックスに
netplwizと入力し、「OK」をクリックします。 - 「ユーザー アカウント」ウィンドウが開きます。
- 「このコンピューターのユーザー」一覧から、自動ログインしたい自分のアカウントを選択します(通常は一つだけ表示されます)。
- ウィンドウ上部にある「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要(E)」という項目のチェックを外します。
- 「適用」または「OK」をクリックします。
- 「自動サインイン」という小さなウィンドウが表示されます。
- パスワード: あなたのMicrosoftアカウントのパスワード(またはローカルアカウントのパスワード)を入力します。
- パスワードの確認入力: 同じパスワードをもう一度入力します。
- ※PINじゃなくて、大文字小文字などを含む「アカウントのパスワード本体」なので、間違えないよう注意してくださいね!
- 「OK」をクリックして、すべてのウィンドウを閉じます。
- PCを再起動します。
正しく設定されていれば、ロック画面が一瞬表示されるか、または表示されずに直接デスクトップが表示され、「windows11 自動ログイン」が完了です!
お疲れ様でした!
【最重要】「netplwiz」のチェックボックスが表示されない時の対処法 😫
「netplwiz」を実行したものの、肝心の「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」のチェックボックス自体が表示されない!っていうケース、すっごく多く報告されてるんです…。
これはWindows 11の仕様変更によるもので、主に「Windows Hello」(PINや顔認証、指紋認証)が有効になっていることが原因なんですね。
この問題を解決し、チェックボックスを再表示させる方法は2つありますよ。
対処法1:設定から「Windows Hello サインインのみを許可する」をオフにする(推奨)
これが最も安全でカンタンな解決策です!
- 「スタート」メニューから「設定」(歯車アイコン)を開きます。
- 左側のメニューから「アカウント」を選択します。
- 「サインイン オプション」をクリックします。
- 「追加の設定」という項目にある「セキュリティ向上のため、このデバイスでは Microsoft アカウント用に Windows Hello サインインのみを許可する (推奨)」という設定を探します。
- このスイッチ(トグル)が「オン」になっているはずです。これを「オフ」に変更します。
- 「設定」を閉じます。
- この状態で、再度
netplwizを実行してみてください。
今度は「ユーザーがこのコンピューターを使うには…」のチェックボックスが表示されているはずですよ!
対処法2:レジストリ編集で設定を強制変更する(上級者向け)
対処法1の設定項目自体が見当たらない…、あるいは何らかの理由で変更できない…っていう場合は、システムの根幹設定である「レジストリ」を直接編集することで、チェックボックスを強制的に表示させることができます。
🚨 警告:ちょっと上級者向けです! 🚨
レジストリの編集を間違えちゃうと、最悪の場合、Windowsが起動しなくなるなどの深刻な不具合が発生する可能性があります…。
必ず 自己責任 のもと、これから説明する手順をよーく読んで、慎重に操作してくださいね!
Windowsキー+Rキーで「ファイル名を指定して実行」を開きます。regeditと入力し、「OK」をクリックして「レジストリ エディター」を起動します。- 画面上部のアドレスバーに、以下のパスをコピー&ペーストして
Enterキーを押します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\PasswordLess\Device - 右側のウィンドウに
DevicePasswordLessBuildVersionという名前の値があります。 - これをダブルクリックして開きます。
- 「値のデータ」が
2になっているはずです。これを0に変更し、「OK」をクリックします。 - レジストリ エディターを閉じます。
- PCを再起動します(起動しないと反映されない場合があるんです…)
- 再起動後、
netplwizを実行します。
これでチェックボックスが表示され、自動ログインの設定が可能になります!✨
方法2:Windows 11のPINを省略(削除)する方法
「自動ログインまではしたくないけど、起動時に入力するPINを省略したい!」
「PINじゃなくて、昔ながらのパスワード入力に戻したい!」
っていう方もいるかもしれませんね。
その場合は、「windows11 pin 省略(削除)」の設定を行います。
PINとパスワードの違いとは?
まず、PINとパスワードの違いを理解しておくことがすっごく大事です。
| 項目 | PIN (Windows Hello) | パスワード (Microsoftアカウント) |
|---|---|---|
| 役割 | そのPCデバイス本体のロックを解除する「鍵」 | Microsoftアカウント全体の「マスターキー」 |
| 形式 | 4桁以上の数字(英字・記号も可) | 英数記号の組み合わせ(複雑) |
| 安全性 | 高い(デバイスに紐付くため) | 低い(漏洩すると全サービスに影響) |
| 漏洩時 | 漏れても、そのPC本体がないと無意味 | 漏れると、他人がネット経由でメールやOneDriveにアクセス可能 |
意外に思われるかもしれませんが、実はPINの方がパスワードよりも安全なんです。
PINは「そのPC本体」にしか保存されておらず、ネットワーク上には流れません。
万が一PINが他人に知られても、あなたのPC本体がなければ意味がないんですね。
一方、パスワードが漏洩すると、世界中のどこからでもあなたのMicrosoftアカウントにサインインされちゃう危険があります。
そのため、MicrosoftはPINの使用を強く推奨しています。
PINを削除してパスワード入力に戻すことは、セキュリティレベルを下げる行為であることを、ちゃんとわかっておいてくださいね。
「設定」アプリからPINを削除する手順
上記を理解した上で、PINを削除する手順は以下の通りです。
- 「スタート」メニューから「設定」(歯車アイコン)を開きます。
- 「アカウント」>「サインイン オプション」に進みます。
- 「サインインする方法」の一覧から「PIN (Windows Hello)」をクリックして展開します。
- 「削除」というボタンが表示されます。これをクリックします。
- 確認画面が表示されるので、再度「削除」をクリックします。
- 本人確認のため、Microsoftアカウントの「パスワード」の入力を求められます。パスワードを入力し、「OK」をクリックします。
これでPINは削除されます。
次回のWindows起動時からは、PIN入力欄の代わりに、Microsoftアカウントの「パスワード」の入力が求められるようになりますよ。
「削除」ボタンがグレーアウトして押せない場合の対処法
PINの「削除」ボタンが灰色になっていてクリックできない場合があります…。
「なんでー!」ってなりますよね。
これは、netplwiz のチェックボックスが表示されない原因(対処法1)とまったく同じです!
「セキュリティ向上のため、このデバイスでは Microsoft アカウント用に Windows Hello サインインのみを許可する (推奨)」の設定が「オン」になっているせいなんですね。
以下の手順でオフにしてください。
- 「設定」>「アカウント」>「サインイン オプション」を開きます。
- 「追加の設定」までスクロールします。
- 「セキュリティ向上のため…」のスイッチを「オフ」にします。
- 元の「PIN (Windows Hello)」の項目に戻ると、「削除」ボタンがクリックできるようになっているはずですよ!
方法3:ローカルアカウントに切り替え、パスワードを「なし(空欄)」にする(非推奨 😫)
これまで紹介した方法は、パスワードやPINの「存在」を前提としていました。
でも、「windows11 ログイン パスワードなし」を文字通り実現する、つまりパスワード自体を「なし」(空欄)にする方法も存在するんです…。
ただし、これは最もセキュリティリスクが高く、Windowsの利便性も損なわれるため、絶対に推奨されません!
この設定を行うには、Windows 11のサインインを「Microsoftアカウント」から「ローカルアカウント」に切り替える必要があります。
なぜローカルアカウントへの変更は推奨されないのか?
ローカルアカウントとは、そのPC内部だけで有効な、昔ながらのアカウント管理方法です。
Microsoftアカウントからローカルアカウントに切り替えると、以下のようなデメリットが発生しちゃいます。
- 設定の同期が停止する:
壁紙、テーマ、ブラウザのお気に入り、パスワードなど、他のWindowsデバイスとの設定同期がすべて停止します。 - Microsoft Storeアプリの利用制限:
新しいアプリのダウンロードや、購入済みアプリの利用、アップデートに支障が出ます。 - OneDriveとの連携が切れる:
ファイルの自動バックアップや同期が停止します。 - セキュリティ機能の低下:
「デバイスの検索」機能など、Microsoftアカウントに紐付いたセキュリティ機能が利用できなくなります。
これらのデメリットを許容できる場合のみ、以下の手順に進んでくださいね…。
手順1:Microsoftアカウントからローカルアカウントに切り替える
- 「設定」>「アカウント」>「ユーザーの情報」を開きます。
- 「アカウントの設定」項目にある「ローカル アカウントでのサインインに切り替える」をクリックします。
- 「ローカル アカウントに切り替えますか?」という確認画面が出たら、「次へ」をクリックします。
- 本人確認のため、現在のPINまたはMicrosoftアカウントのパスワードを入力します。
- 「ローカル アカウント情報を入力してください」という画面が表示されます。
- ユーザー名: 任意の名前を入力します(現在の名前のままでも可)。
- 新しいパスワード: ここを「空欄」のままにします。
- パスワードの確認入力: ここも「空欄」のままにします。
- パスワードのヒント: (空欄でOK)
- 「次へ」をクリックします。
- 「サインアウトと完了」ボタンをクリックします。
PCは自動的にサインアウトし、ロック画面に戻ります。
ユーザー名がローカルアカウントのものに切り替わっており、パスワード入力欄に何も入力せずに「サインイン」ボタン(またはEnterキー)を押すだけで、デスクトップに進めるようになります。
手順2:既存のローカルアカウントのパスワードを削除する
すでにローカルアカウントを使用していて、設定済みのパスワードを削除したい場合は、以下の手順です。
- 「設定」>「アカウント」>「サインイン オプション」を開きます。
- 「パスワード」をクリックして展開し、「変更」ボタンをクリックします。
- 「現在のパスワード」の入力を求められるので、今設定しているパスワードを入力し、「次へ」をクリックします。
- 「パスワードの変更」画面が表示されます。
- 新しいパスワード: ここを「空欄」のままにします。
- パスワードの確認入力: ここも「空欄」のままにします。
- パスワードのヒント: (空欄でOK)
- 「次へ」をクリックし、「完了」をクリックします。
これで、ローカルアカウントのパスワードが「なし」(空欄)に設定されました。
Windows 11の自動サインイン(自動ログイン)を「解除」する方法 💪
自動ログインを設定したものの、PCを外に持ち出すことになった、家族がPCを使うことになった…など、事情が変わってセキュリティを元に戻したくなる場合もあるでしょう。
そのための「windows11 自動サインイン 解除」の方法を解説しますね!
設定した方法に応じて、解除の手順が異なります。
解除法1:「netplwiz」の設定を元に戻す
方法1(netplwiz)で自動ログインを設定した場合の解除方法です。
Windowsキー+Rキーで「ファイル名を指定して実行」を開きます。netplwizと入力し、「OK」をクリックします。- 「ユーザー アカウント」ウィンドウが開きます。
- 「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要(E)」の項目に、チェックを入れます(オンに戻します)。
- 「適用」または「OK」をクリックします。
これだけで解除は完了です!カンタンですよね?
次回の起動時から、通常通りパスワード(またはPIN)の入力が求められます。
解除法2:PINを再設定する
方法2でPINを削除してパスワード入力に切り替えていた場合、セキュリティを高めるためにPINを再設定(復活)させましょう!
- 「設定」>「アカウント」>「サインイン オプション」を開きます。
- 「PIN (Windows Hello)」をクリックします。
- (もし「セキュリティ向上のため…」のスイッチがオフのままなら、先に「オン」に戻しておくと確実です)
- 「セットアップ」ボタン(または「追加」ボタン)が表示されているのでクリックします。
- Microsoftアカウントのパスワードを入力して本人確認を行います。
- 「PINのセットアップ」ウィンドウが表示されるので、新しく設定したいPIN(数字)を入力します。
- 「OK」をクリックすれば完了です。
解除法3:ローカルアカウントにパスワードを再設定する
方法3でローカルアカウントのパスワードを「なし」(空欄)にしていた場合は、新しいパスワードを設定します。
- 「設定」>「アカウント」>「サインイン オプション」を開きます。
- 「パスワード」をクリックし、「追加」ボタンをクリックします(「変更」の場合もあります)。
- 「新しいパスワード」「パスワードの確認入力」「パスワードのヒント」の3項目をすべて入力します。
- 「次へ」をクリックし、「完了」をクリックします。
これで、次回からローカルアカウントのログイン時にもパスワード入力が必要になります。
トラブルシューティングとFAQ(よくある質問)
ログインパスワードの省略や自動ログイン設定は、Windows Updateなんかの影響で挙動が変わることがあるんです。
Q. スリープや休止状態からの復帰時にもパスワードを省略したい
A. 「netplwiz」の設定は、基本的に「PCの電源を完全に入れた時(シャットダウンからの起動時)」の自動ログインなんです。
スリープや休止状態からの「復帰時」にもパスワード入力を省略したい場合は、別の設定が必要です。
ただし、これはPCを短時間離席しただけでも誰でも操作できる状態になるため、極めて危険ですよ!
- 「設定」>「アカウント」>「サインイン オプション」を開きます。
- 「追加の設定」項目にある「しばらく操作しなかった場合に、もう一度Windows へのサインインを求めるタイミング」を探します。
- この設定を「PC がスリープから復帰したとき」から「なし」に変更します。
また、スクリーンセーバーの設定も確認してください。
- 「設定」>「個人用設定」>「ロック画面」を開きます。
- 「スクリーン セーバー」をクリックします。
- 「スクリーン セーバー設定」ウィンドウで、「再開時にログオン画面に戻る(R)」のチェックが外れていることを確認します。
Q. 会社や学校のPCで設定できない
A. 会社や学校から支給されているPCは、多くの場合、組織のIT管理者によってセキュリティポリシーが厳格に管理されています(Active DirectoryドメインやMicrosoft Intuneとかですね)。
これらのPCでは、ユーザーが個人で「netplwiz」の設定を変更したり、PINを削除したりすることは、ポリシーによって意図的に禁止されてるんです。
設定項目がグレーアウトしている、または変更しても反映されない場合、それは不具合じゃなくて仕様です。諦めて組織のルールに従ってくださいね。
Q. 自動ログインを設定したのに、時々パスワードを求められる
A. Windows Update(特に大型の機能アップデート)が適用された後などに、netplwiz の設定がリセットされ、自動ログインが解除されてしまうことがあるんですよね…。
その場合は、お手数ですが再度 netplwiz を実行し、「ユーザーが…」のチェックを一度オンに戻して「適用」、その後もう一度チェックを外して「適用」し、パスワードを再登録する作業を行ってみてください。
【本当のおすすめ】パスワードなしより安全!利便性を高めるWindows Hello活用術 ✨
ここまで「windows11 ログイン パスワードなし」の方法を解説してきましたが、冒頭から繰り返している通り、これは大きなセキュリティリスクを伴います…!
ログイン入力の「面倒くささ」を解決する目的なら、セキュリティを犠牲にする「パスワード省略」じゃなくて、セキュリティを維持したまま利便性を高める「Windows Hello」の活用を強く強くお勧めします!
Windows Helloは、パスワードやPINの代わりに、あなた自身の生体情報を使って一瞬でサインインする技術なんです。
1. 顔認証 (Windows Hello Face)
対応する赤外線(IR)カメラが搭載されているノートPC(Surfaceシリーズや、比較的新しい多くのノートPC)で利用できますよ。
- メリット: PCの前に座るだけで、自動的に顔が認識され、0.数秒でロックが解除されます。パスワードやPINを入力するどころか、キーボードに触れる必要すらありません。利便性は最強です!
- デメリット: 対応カメラが内蔵されていないPC(多くのデスクトップPCや安価なノートPC)では、別途USB接続の対応カメラ(数千円~)を購入する必要があります。
2. 指紋認証 (Windows Hello Fingerprint)
指紋認証センサーが搭載されているノートPC(電源ボタンやタッチパッドに内蔵されている機種が多い)で利用できます。
- メリット: センサーに指を触れるだけで一瞬でサインインできます。顔認証がマスクや暗所でうまくいかない場合の代替としても強力ですよね!
- デメリット: センサー非搭載PCの場合は、USB接続の外付け指紋認証リーダー(数千円~)が必要になります。
顔認証や指紋認証を設定すれば、「パスワードを入力する面倒」っていう悩みは完全に解決されます!
パスワードを「なし」にする設定を試みる前に、まずご自身のPCがWindows Helloに対応していないか、以下の手順で確認してみてくださいね。
- 「設定」>「アカウント」>「サインイン オプション」を開きます。
- 「サインインする方法」のリストに「顔認識 (Windows Hello)」や「指紋認識 (Windows Hello)」の項目があるか確認します。
- もし項目があり「セットアップ」と表示されていれば、あなたのPCは対応しています!ぜひ設定してみてください!
まとめ
今回は、Windows 11のログインパスワードやPINの入力を省略(なしに)する方法について、そのリスクから具体的な手順、トラブルシューティングまで徹底的に解説しました。
✅ 最も重要なこと:
ログインパスワードやPINを「なし」に(自動ログインに)することは、盗難・紛失・不正アクセス時のリスクを著しく高めるため、強く非推奨です!
✅ 推奨される方法 (netplwiz):
netplwiz コマンドで「windows11 自動ログイン」を設定するのが、比較的リスクの低い方法です。これは起動時のみパスワード入力を自動化するものですね。
✅ PINの省略 (削除):
「windows11 pin 省略」は可能ですが、デバイス固有のPINはMicrosoftアカウントのパスワードより安全であるため、セキュリティは低下しちゃいます…。
✅ 非推奨な方法 (ローカルアカウント):
ローカルアカウントに切り替えてパスワードを完全に「なし」にすることもできますが、セキュリティは皆無になっちゃうし、Windowsの便利な機能(同期とか)も失われます。
✅ 設定の解除:
「windows11 自動サインイン 解除」は、netplwiz のチェックを戻したり、PINやパスワードを再設定したりすることでカンタンに行えますよ!
✅ 最善の解決策:
ログインの面倒さを解決する真の目的は、「Windows Hello(顔認証・指紋認証)」の導入によって達成できます!セキュリティを最高レベルに保ったまま、パスワード入力の手間から解放されますからね!
利便性を追求するあまり、あなたのPCに詰まった大切な思い出、友人関係、仕事の信用、そして財産を危険にさらしちゃダメですよ!
自動ログインを設定する前に、今一度ご自身のPC利用環境と、Windows Helloの導入を、よーく検討してみてくださいね!


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