Windows11 PC正常性チェックツールの使い方。互換性がない場合の確認方法

Windows11 PC正常性チェックツールの使い方。互換性がない場合の確認方法 パソコン

 

「あれっ?自分のPCって、Windows 11にアップグレードできるのかな…?」

「Microsoftが公式に出している『windows11 正常性チェック』ツールっていうのがあるらしいけど、どこで手に入れて、どうやって使えばいいの?」

「なんかチェックしてみたら『互換性がありません』って出たけど、何が原因なのかサッパリわからないんだけど!😥」

 

Windows 11への移行を考えた時、多くの人が最初に直面するのが、この「互換性」の壁ですよね。

特に、Windows 10までは全く問題なくサクサク使えていた愛用のPCでも、Windows 11では要求されるシステム要件が、なんだかものすごく厳しくなったみたいで…戸惑っている方も多いんじゃないでしょうか。

 

わかります、わかります! 「TPM 2.0って何なの…?」「CPUが非対応ってどういうこと…?」って、見慣れない単語ばかりで、もう不安になっちゃいますよね。

でも、大丈夫です!

そのモヤモヤした気持ち、よーくわかります。でも、「あぁ、もうダメだ…」と諦めてPCを買い替えるのは、ちょっと待ってください!

その「互換性がありません」っていう表示の多くは、PCのちょっとした設定(BIOS/UEFI)がオフになっているだけ、っていうケースがすっごく多いんです。ハードウェアが物理的にダメなケースばかりじゃないんですよ😲

 

この記事は、そんなあなたのための「windows11 互換性チェック」完全ガイドです🕵️‍♀️✨

Microsoft公式の「PC正常性チェック」ツールの正しい入手場所から、誰でもカンタンに実行できる使い方、そして最も重要な「互換性がない」と表示された場合の詳細な原因(TPM、セキュアブート、CPUなど)の見分け方まで、ステップバイステップで徹底的に解説していきますね。

 

この記事を読み終える頃には、あなたのPCがWindows 11に対応しているか、そして対応していない場合は何がボトルネックになっているのかを、ご自身でハッキリと理解できるようになっているはずです。

慌ててPCを買い替える前に、まずは私と一緒に、あなたのPCの「今」を正確に把握することから始めましょう!🥰

 

 

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目次(気になるところをクリック)
  1. まずは結論:「PC正常性チェック」ツールとは?
    1. Windows 11の互換性を公式に診断する唯一のツール
    2. なぜこの「windows11 チェックツール」が必要なのか?
    3. 「PC正常性チェック」で判明する主な項目
  2. Windows 11「PC正常性チェック」ツールの入手(ダウンロード)とインストール手順
    1. 公式サイトからのダウンロードが唯一の正解
    2. ステップ1:Microsoft公式サイトへアクセスする
    3. ステップ2:「PC 正常性チェック アプリのダウンロード」をクリックする
    4. ステップ3:ダウンロードしたファイル(WindowsPCHealthCheckSetup.msi)を実行する
    5. ステップ4:インストールウィザードの完了
  3. 【実践】「windows11 正常性チェック」の使い方と結果の見方
    1. ステップ1:アプリを起動する
    2. ステップ2:「Windows 11の概要」から「今すぐチェック」をクリック
    3. ステップ3:診断結果を確認する
    4. ステップ4:「すべての結果を表示」で詳細な「windows11 適合チェック」結果を確認する(最重要)
  4. 【最重要】「互換性がない」と表示された場合の詳細な原因と確認方法
    1. 原因1:「TPM 2.0」が有効になっていない (9割のユーザーが躓く壁)
    2. 原因2:「セキュア ブート」がサポート・有効化されていない
    3. 原因3:プロセッサ(CPU)がサポート一覧に含まれていない
    4. 原因4:システム ファームウェアがUEFIではない(古いBIOS)
    5. 原因5:メモリ(RAM)が4GB未満である
    6. 原因6:ストレージ(ディスク容量)が64GB未満である
    7. 原因7:グラフィックス カード(GPU)がDirectX 12互換ではない
  5. (表1)Windows 11 最小システム要件と「PC正常性チェック」の関連性
  6. 【対処法ガイド】「windows11 互換性チェック」エラーを解決する
    1. 対処法1:【TPM 2.0】BIOS/UEFI設定で有効化する(Intel PTT / AMD fTPM)
    2. 対処法2:【セキュア ブート】BIOS/UEFI設定で有効化する
    3. 対処法3:【CPU非対応】基本的には対処不能…
    4. 対処法4:【メモリ・ストレージ不足】物理的な増設・交換を検討する
  7. (表2)「互換性なし」の原因別・対処法早見表
  8. 対処しても「互換性なし」…非対応PCはどうすべきか?
    1. 選択肢1:Windows 10を使い続ける(公式推奨)
    2. 選択肢2:非公式な方法でWindows 11をインストールする(非推奨・高リスク)
    3. 選択肢3:Windows 11搭載の新しいPCに買い替える(最も安全かつ快適)
  9. 「windows11 チェックツール」に関するよくある質問(FAQ)
    1. Q. 「PC正常性チェック」ツールは安全ですか?ウイルスではない?
    2. Q. チェックを実行するとPCの設定が勝手に変わってしまいますか?
    3. Q. なぜMicrosoftはこんなに厳しい要件(特にTPM 2.0)を課したの?
    4. Q. CPUがリストにない(例:Core i7 第7世代)のに、なぜ互換性チェックをパスした?
    5. Q. 「PC正常性チェック」ツールのアンインストール方法は?
  10. まとめ

まずは結論:「PC正常性チェック」ツールとは?

 

Windows 11へのアップグレードを検討する上で、もう避けては通れないのが、Microsoft公式の「PC正常性チェック」アプリ(Windows PC Health Check)です。

まずは、このツールが一体何なのか、そしてなぜこれほどまでに重要視されているのかを、しっかり理解しておきましょう。

Windows 11の互換性を公式に診断する唯一のツール

PC正常性チェック」アプリっていうのは、一言でいえば、「あなたのPCが、Windows 11を実行するための最小システム要件を満たしているかどうかを、Microsoftが公式に診断してくれるツール」のことです。

インターネット上には、いろんな「windows11 チェックツール」や「windows11 適合チェック」を謳うサードパーティ製のソフトが存在するかもしれませんが、Microsoft自身が提供するこの公式ツールこそが、最も信頼できる診断結果を提供してくれます。

Windows 10の「Windows Update」画面で、「Windows 11への準備ができました」って表示される場合も、内部的にはこのツールと同じようなチェックが行われているんですね。

でも、手動でこのツールを実行することで、Updateに表示されるよりも早く、そしてより詳細な結果を知ることができるんです!

なぜこの「windows11 チェックツール」が必要なのか?

Windows 10までは、比較的古いPCでもアップグレードが可能でしたよね。

でも、Windows 11では、セキュリティの抜本的な強化を目的として、最小システム要件がものすごく大きく引き上げられたんです。

特に「TPM 2.0」や「セキュア ブート」、「特定の世代以降のCPU」といった、これまではあまり一般ユーザーに意識されてこなかったハードウェアレベルの要件が、なんと「必須」となっちゃったんですね…。

パッと見では高性能に見えるPCでも、これらの特定の要件(特にTPM 2.0です!)を満たしていないために、アップグレード対象外となるケースが続出しちゃいました。

だからこそ、「自分のPCは大丈夫だろう」っていう思い込みじゃなくて、公式の「PC正常性チェック」ツールを使って、客観的な「windows11 互換性チェック」を行うことが、絶対に不可欠なんですよ。

「PC正常性チェック」で判明する主な項目

このツールを実行することで、Windows 11が要求する以下の主要な項目について、あなたのPCが「満たしている(緑のチェックマーク)」か「満たしていない(赤のバツマーク)」かを、一覧で確認できちゃいます。

  • TPM (トラステッド プラットフォーム モジュール): バージョン 2.0 が必須です。これが最大の関門です…。
  • セキュア ブート: PCの起動プロセスを保護する機能で、UEFI設定で有効になっている必要があります。
  • プロセッサ (CPU): Microsoftが公開している「サポート対象のCPUリスト」に含まれている必要があります。
  • メモリ (RAM): 4GB以上が必須です。
  • ストレージ (ディスク容量): 64GB以上の「空き容量」じゃなくて、システムドライブ(Cドライブ)「全体」の容量が64GB以上必要です。
  • システム ファームウェア: UEFI(従来のBIOSではない)である必要があります。
  • グラフィックス (GPU): DirectX 12以上に対応し、WDDM 2.0ドライバーが必要です。

 

これらの項目のうち、たった一つでも「満たしていない(赤のバツマーク)」があると、「このPCは現在、Windows 11 システム要件を満たしていません」という、ちょっと非情な(?)宣告が表示されちゃうことになります😥

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Windows 11「PC正常性チェック」ツールの入手(ダウンロード)とインストール手順

 

では、早速その「PC正常性チェック」ツールを手に入れましょう!

このツールはWindows Updateとは別に、Microsoftの公式サイトから手動でダウンロードしてインストールする必要がありますよ。

公式サイトからのダウンロードが唯一の正解

すっごく重要なことですが、このツールは必ずMicrosoftの公式サイトからダウンロードしてくださいね。

windows11 チェックツール」みたいなキーワードで検索すると、紛らわしい名前の非公式サイトや、最悪の場合はマルウェア(ウイルス)を仕込んだ偽のツールをダウンロードさせようとする悪質なサイトが紛れている可能性があります…。こわいですよね😥

安全かつ正確な「windows11 適合チェック」を行うために、以下の手順をしっかり守ってください。

ステップ1:Microsoft公式サイトへアクセスする

まず、お使いのWebブラウザ(EdgeやChromeなど)を開いて、Microsoftの「Windows 11」に関する公式ページにアクセスします。

一番カンタンな方法は、検索エンジンで「Windows 11」と検索して、一番上に表示されるであろうMicrosoftの公式サイト(microsoft.comドメイン)にアクセスすることです。

あるいは、以下の「Windows 11 の仕様」ページに直接アクセスするのが確実ですよ。

Windows 11 の仕様、機能、コンピューターの要件を確認する

 

ステップ2:「PC 正常性チェック アプリのダウンロード」をクリックする

上記ページをずーっと下までスクロールしていくと、「互換性の確認」というセクションが見つかるはずです。

その中に、「PC 正常性チェック アプリのダウンロード」という青いリンク(またはボタン)があるはずです。 ここをポチッとクリックしてください。

ステップ3:ダウンロードしたファイル(WindowsPCHealthCheckSetup.msi)を実行する

クリックすると、WindowsPCHealthCheckSetup.msi っていう名前のインストーラーファイルがダウンロードされます。

ダウンロードが完了したら、そのファイルをクリックして実行してくださいね。 (ブラウザの下部や、PCの「ダウンロード」フォルダに保存されているはずです)

ステップ4:インストールウィザードの完了

インストーラーを実行すると、「PC 正常性チェック セットアップ」っていうウィンドウが開きます。

  1. ライセンス条項に同意します」のチェックボックスにチェックを入れます
  2. インストール」ボタンをクリックします。

 

インストールは数十秒から1分程度で、あっという間に完了します。

完了画面で「PC 正常性チェックを開く」にチェックが入ったまま「完了」ボタンを押すと、自動的にツールが起動しますよ。

もし自動で起動しない場合や、一度閉じちゃった場合は、スタートメニューのアプリ一覧から「PC 正常性チェック」を探して起動してみてくださいね。

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【実践】「windows11 正常性チェック」の使い方と結果の見方

 

インストールが完了すれば、いよいよ「windows11 互換性チェック」の本番です! 使い方はすっごくカンタンで、数クリックで終わっちゃいますから、安心してくださいね。

ステップ1:アプリを起動する

スタートメニューなんかから「PC 正常性チェック」アプリを起動します。

起動すると、お使いのPCの名前やメモリ、ストレージ容量などが表示されたメインウィンドウが開きます。

ステップ2:「Windows 11の概要」から「今すぐチェック」をクリック

ウィンドウの上の方に、「Windows 11 の概要」っていうバナーが表示されているはずです。

その中にある「今すぐチェック」という青いボタンをクリックしてください。 これが「windows11 正常性チェック」の実行ボタンです!

ステップ3:診断結果を確認する

「今すぐチェック」をクリックすると、即座に(本当に一瞬です!)診断結果が表示されます。

この結果は、大きく分けて以下の2パターンしかありません。

【パターンA:完全互換】「このPCは Windows 11 の要件を満たしています」

このメッセージが緑色のチェックマークと共に表示されたあなた、おめでとうございます!🎉✨

あなたのPCは、Windows 11の全ての最小システム要件を公式に満たしています。 Windows Updateの準備が整い次第、いつでもWindows 11へ無償でアップグレードすることが可能です!

これ以上この記事を読む必要は(あんまり)ないかもしれませんが、もしお知り合いが困っていた時のために、この先の「互換性なし」のパターンも読んでおくと役立つかもしれませんよ😉

【パターンB:互換性なし】「このPCは現在、Windows 11 システム要件を満たしていません」

赤色のバツマークと共にこのメッセージが表示された場合…。 残念ながら、あなたのPCは現時点ではWindows 11の要件を1つ以上満たしていない、という診断結果になります😥

でも、でも!ここで「やっぱりダメだったか…」と諦めるのは、まだ早すぎますよ! 重要なのは、「なぜダメだったのか?」を正確に知ることなんです。

ステップ4:「すべての結果を表示」で詳細な「windows11 適合チェック」結果を確認する(最重要)

「互換性がない」と表示された場合、そのメッセージの下、あるいはメインウィンドウに戻ると「すべての結果を表示」という青いリンクが表示されているはずです。

ここを必ずクリックしてください!

これをクリックすると、さっき「PC正常性チェックで判明する主な項目」で挙げた各項目(TPM、セキュア ブート、CPUなど)について、どれがOK(緑のチェック)で、どれがNG(赤のバツ)だったのかの詳細な一覧が表示されます。

ここで「赤のバツ」になっている項目こそが、あなたのPCがWindows 11にアップグレードできない「ボトルネック(原因)」です。

この原因を特定することこそが、「PC正常性チェック」ツールを使う最大の目的なんですよ!

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【最重要】「互換性がない」と表示された場合の詳細な原因と確認方法

 

「すべての結果を表示」を見て、赤のバツが付いていた項目はどれでしたか?

ほとんどの場合、以下のいずれか(あるいは複数)が原因である可能性がすっごく高いです。 ここでは、各原因が「なぜ」ダメなのか、それが「何」を意味するのかを、できるだけ分かりやすく解説しますね。

原因1:「TPM 2.0」が有効になっていない (9割のユーザーが躓く壁)

この PC では TPM 2.0 がサポートされている必要があります

この項目に赤のバツが付いているケースが、もうダントツで最も多い原因です…。

▼TPMとは何か? TPM(トラステッド プラットフォーム モジュール)とは、すっごく簡単に言えば、「PCのセキュリティを高めるための専用チップ(またはCPU内蔵機能)」のことです。

このチップは、パスワード、暗号化キー、デジタル証明書といった、とっても重要な「秘密の情報」を、OS(Windows)や他のソフトウェアから隔離された安全な場所に格納・保護する役割を持ってるんですね。

Windows 11では、OS全体のセキュリティを根底から支える基盤として、このTPMのバージョン2.0(TPM 2.0)が「必須」となりました。

▼「有効になっていない」の意味 ここでめちゃくちゃ重要なのは、「TPM 2.0 がない」んじゃなくて、「TPM 2.0 が有効になっていない」と表示されるケースが非常に多いことなんです!

ここ数年(目安として5~7年以内)に製造されたPCの多くは、TPM 2.0の機能自体は(CPUに内蔵される形で)搭載しています。 でも、工場出荷時の設定(BIOS/UEFI)で、その機能が「無効(Disable)」に設定されていることが、本当によくあるんですよ…。

この場合、PC自体はWindows 11の要件を満たす能力を持っているのに、「PC正常性チェック」ツールからは「機能がオフになってるから(TPMが)ないように見えますよ~」と判定されてしまい、赤のバツが付いちゃうんです。もったいないですよね!

原因2:「セキュア ブート」がサポート・有効化されていない

この PC はセキュア ブートをサポートしている必要があります

TPM 2.0と並んで、非常によくある原因の一つがこの「セキュア ブート」です。

▼セキュア ブートとは何か? セキュア ブートっていうのは、PCの電源を入れてからOS(Windows)が起動するまでの間に、不正なソフトウェア(マルウェアやルートキットとか)が割り込むのを防ぐための、UEFI(後で説明しますね)のセキュリティ機能なんです。

この機能が有効になっていると、PCは「Microsoftによって正しく署名された、信頼できるOSローダー」しか起動を許可しなくなります。 Windows 11は、この強力な起動時保護機能を必須としたんですね。

▼「有効になっていない」の意味 これもTPM 2.0と全く同じで、機能自体はPC(UEFI)に搭載されているにもかかわらず、BIOS/UEFI設定で「無効(Disable)」になっているケースがすっごく多いです。

それに、後で説明する「UEFI」モードじゃなくて、古い「レガシBIOS(またはCSM)」モードでWindows 10がインストールされているPCでは、セキュアブートを有効にすること自体ができないんですね…。

原因3:プロセッサ(CPU)がサポート一覧に含まれていない

プロセッサは現在、Windows 11 でサポートされていません

これは、ある意味で最も分かりやすく、そして(対処が)最も困難な原因です😥

▼CPUの世代制限 Microsoftは、Windows 11を安定かつ安全に動作させるためとして、公式に「サポートするCPUのリスト」を公開しています。

すっごく大雑把な目安ですが、以下のようになっています。

  • Intel製CPU: 第8世代 Core i シリーズ (Core i3/i5/i7-8xxx) 以降 (※一部の第7世代も例外的にサポート)
  • AMD製CPU: Ryzen 2000 シリーズ (Ryzen 3/5/7 2xxx) 以降

 

あなたのPCに搭載されているCPUが、これらの世代よりも古い(例:Intel 第7世代 Core i7-7xxx や 第6世代 Core i5-6xxx など)場合、たとえTPM 2.0やセキュア ブートの要件を満たしていても、この「CPU」の項目で赤のバツが付いてしまいます…。

これは、古いCPUにはWindows 11が要求する特定のセキュリティ機能(VBS: 仮想化ベースのセキュリティとか)が搭載されていない、または性能が不十分である、というのがMicrosoftの見解みたいなんです。

原因4:システム ファームウェアがUEFIではない(古いBIOS)

この PC は UEFI に対応している必要があります

これは、さっきの「セキュア ブート」の問題と密接に関連しています。

PCの基本的なハードウェア制御を行うプログラムを「ファームウェア」と呼ぶんですが、これには古い「BIOS(バイオス)」と、新しい「UEFI(ユーイーエフアイ)」の2種類があるんです。

で、「セキュア ブート」機能っていうのは、この新しい「UEFI」でしか利用できないんですね。

もしあなたのPCがすっごく古い(目安として10年以上前)か、あるいは比較的新しくてもWindows 10をインストールする際に古い「レガシBIOS互換モード(CSM)」でインストールしちゃった場合、この項目で赤のバツが付くことがあります。

原因5:メモリ(RAM)が4GB未満である

システム メモリは 4 GB 以上である必要があります

これは物理的な問題で、PCに搭載されているメモリ(作業用の机の広さによく例えられますよね)が4GBに満たない(例:2GB)場合です。 最近のPCでは稀ですけど、古い低価格なノートPCなんかだと該当する可能性があります。

原因6:ストレージ(ディスク容量)が64GB未満である

システム ディスクは 64 GB 以上である必要があります

これも物理的な問題ですね。Windows 11をインストールするCドライブ(システムドライブ)の全容量が64GBに満たない(例:32GB)場合です。

Windows Updateに必要な「空き容量」じゃなくて、ドライブ自体のサイズである点に注意してくださいね。 これも古いタブレットPCやeMMC搭載の安価なノートPCなんかで見られる原因です。

原因7:グラフィックス カード(GPU)がDirectX 12互換ではない

グラフィックス カードは DirectX 12 以上 (WDDM 2.0 ドライバー) と互換性がある必要があります

PCの画面表示を担当する部品(GPU)が古い場合です。 DirectX 12自体は比較的古くから(2015年頃)サポートされていますけど、あまりにも古いPCや、特殊なドライバーを使っている場合に該当することがあります。

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(表1)Windows 11 最小システム要件と「PC正常性チェック」の関連性

 

ここで、「PC正常性チェック」ツールが診断している「Windows 11の最小システム要件」を一覧表にまとめますね。 あなたのPCがどの項目で「赤バツ」になったのか、照らし合わせてみてください。

要件カテゴリ 必須要件 「PC正常性チェック」での表示(NGの場合) 主な原因・補足
セキュリティ (最重要) TPM 2.0 この PC では TPM 2.0 がサポートされている必要があります BIOS/UEFIで無効化されている(Intel PTT / AMD fTPM)。または物理的に非搭載。
セキュリティ (最重要) セキュア ブート この PC はセキュア ブートをサポートしている必要があります BIOS/UEFIで無効化されている。またはレガシBIOS(CSM)モードになっている。
CPU (プロセッサ) サポート対象リスト内のCPU プロセッサは現在、Windows 11 でサポートされていません Intel 第8世代未満、AMD Ryzen 2000シリーズ未満など、リスト対象外の古いCPU。
ファームウェア UEFI この PC は UEFI に対応している必要があります PCが古いBIOSモードで動作している。(セキュアブートとも関連)
メモリ (RAM) 4 GB 以上 システム メモリは 4 GB 以上である必要があります 物理的にメモリが2GBなど、4GBに満たない。
ストレージ 64 GB 以上 システム ディスクは 64 GB 以上である必要があります Cドライブの全容量が32GBなど、64GBに満たない。
グラフィックス DirectX 12 互換 (WDDM 2.0) (該当項目でNG表示) GPUが古い、または適切なドライバーがインストールされていない。

 

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【対処法ガイド】「windows11 互換性チェック」エラーを解決する

 

さて、赤バツの原因が特定できました。 では、それを解決することはできるんでしょうか…?

もし、原因が「TPM 2.0」と「セキュア ブート」だった場合、設定を変更するだけで解決できる可能性が非常に高いです!

逆に、原因が「CPU」「メモリ不足」「ストレージ不足」だった場合は、対処がちょっと難しくなってきます…。

⚠️【最重要・警告】ちょっと上級者向けです!⚠️

このセクションで解説する「BIOS/UEFI」の設定変更は、PCのすっごく根本的な部分を操作します。

手順を間違えちゃうと、最悪の場合、PCが起動しなくなる(Windowsが立ち上がらなくなる)リスクを伴います…

必ずご自身のPCのマニュアルを確認し、バックアップを取得した上で、すべて自己責任において慎重に操作してくださいね!

もし自信がない場合は、無理に設定を変更せず、詳しい人やメーカーのサポートに相談することを、強く強くオススメします!

 

対処法1:【TPM 2.0】BIOS/UEFI設定で有効化する(Intel PTT / AMD fTPM)

TPM 2.0」が赤バツだった場合、まずはBIOS/UEFI設定に潜入して、TPM機能を有効化(Enable)にできないか試してみましょう。

1. BIOS/UEFI設定画面への入り方 PCを再起動して、メーカーのロゴ(DELL, HP, NEC, 富士通とか)が表示されている瞬間に、特定のキー(多くの場合「Delete」キー、「F2」キー、または[F1]キー, [F10]キーなど)を連打します!(※適切なキーはPCメーカーやマザーボードによって違います。必ずマニュアルで確認してくださいね!)

2. TPM設定項目を探す 無事にBIOS/UEFI設定画面(青やグレー、あるいはカッコイイ背景の画面)に入れたら、設定項目を探します。 マウスや矢印キーで操作して、以下の名前のメニューや項目がないか探してみてください。

  • Security」(セキュリティ)
  • Advanced」(詳細設定)
  • Peripherals」(周辺機器)
  • PCH-FW Configuration
  • Trusted Computing

 

3. TPM設定を「有効(Enabled)」にする 探している設定項目の名前は、CPUがIntelかAMDかによって、またメーカーによって異なります。

  • Intel CPUの場合:
    • Intel PTT」(Intel Platform Trust Technology)
    • TPM Device
    • TPM State
  • AMD CPUの場合:
    • AMD fTPM Switch」(AMD CPU fTPM)
    • TPM Configuration

これらの項目を見つけたら、設定値を「Disabled(無効)」から「Enabled(有効)」または「Available(利用可能)」に変更します。

4. 設定を保存して再起動 設定を変更したら、必ず「Exit」(終了)メニューに進んで、「Save Changes and Exit」(変更を保存して終了)または「Save & Exit Setup」を選んでBIOS/UEFIを終了します。 (多くの場合、[F10]キーが保存終了のショートカットになってますよ)

PCが再起動したら、もう一度「PC正常性チェック」アプリを実行して、「TPM 2.0」の項目が緑のチェックに変わったかどうかを確認してみてください!🥰

対処法2:【セキュア ブート】BIOS/UEFI設定で有効化する

次に、「セキュア ブート」が赤バツだった場合の対処法です。これもTPMと同じようにBIOS/UEFIで設定します。

1. BIOS/UEFI設定画面に入る (対処法1と同じ手順です)

2. セキュア ブート設定項目を探す 以下の名前のメニューや項目を探します。

  • Boot」(起動)
  • Security」(セキュリティ)
  • Authentication」(認証)

 

3. セキュア ブートを「有効(Enabled)」にするSecure Boot」または「Secure Boot Control」といった項目を見つけたら、設定値を「Disabled(無効)」から「Enabled(有効)」に変更します。

4. (重要)CSM(互換性サポートモジュール)を無効化する セキュア ブートを有効にするためには、PCが古い「レガシBIOS」モードじゃなくて、新しい「UEFI」モードで動作している必要があるんです。

もし「CSM」(Compatibility Support Module)や「Launch CSM」、「Legacy Support」といった項目があって、これが「Enabled(有効)」になっている場合は、これを「Disabled(無効)」に切り替える必要があります。

⚠️警告(ふたたび)!

CSMを無効化すると、古い形式(MBR形式)でインストールされたWindows 10は起動できなくなっちゃいます!

もしCSMを無効化して再起動した際にWindowsが起動しなくなった場合は、Windowsのインストール形式自体を(MBRからGPTへ)変換するっていう、さらに高度な操作が必要になる場合があります…。

この操作はすっごくリスクが高いので、自信がない場合はここで引き返すことをお勧めします😥

 

5. 設定を保存して再起動 設定を変更したら、「Save Changes and Exit」([F10]キーとか)で保存して再起動します。

再度「PC正常性チェック」を実行して、「セキュア ブート」の項目が緑のチェックに変わったか確認してください。

対処法3:【CPU非対応】基本的には対処不能…

プロセッサはサポートされていません」という赤バツ…。 これは、残念ながらBIOS/UEFIの設定変更では解決できません😭

CPUはPCの「脳」であって、マザーボードに物理的に(多くの場合、ハンダ付けか専用ソケットで)取り付けられています。 特にノートPCの場合、CPUの交換は事実上不可能です…。

デスクトップPCであっても、CPUを交換するにはマザーボードの規格(ソケット)に合う、Windows 11サポート対象のCPUを別途購入して付け替えるっていう、高度な専門知識と費用が必要になっちゃいます。

このエラーが出た場合は、残念ですが「そのPCはWindows 11のCPU要件を(物理的に)満たしていない」と判断するのが現実的です…。 (※後で説明する「非公式な回避策」もなくはないですが、Microsoftは推奨していません)

対処法4:【メモリ・ストレージ不足】物理的な増設・交換を検討する

「メモリが4GB未満」「ストレージが64GB未満」っていう赤バツ。 これもCPUと同じで、設定では解決できません。物理的な部品交換(または増設)が必要になります。

  • メモリ(RAM): デスクトップPCや一部のノートPCでは、メモリ(RAM)スロットに空きがあれば、新しいメモリを買い足して「増設」できます。空きがない場合でも、既存のメモリ(例:2GB)を取り外して、より大容量のメモリ(例:8GB)に「交換」できる場合があります。
  • ストレージ(SSD/HDD): Cドライブの容量が足りない場合、より大容量のSSDやHDDに「交換」する必要があります。これには、今のWindows 10環境を丸ごと新しいドライブに移行(クローン)するか、Windows 10をクリーンインストールし直す作業が伴います。

 

これらの作業も、一定のコスト(部品代)と専門知識が必要になってきますね…。

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(表2)「互換性なし」の原因別・対処法早見表

 

windows11 互換性チェック」でNGだった項目と、その対処法の可能性を一覧表にまとめてみますね。

「PC正常性チェック」のNG項目 原因の概要 対処の可能性 主な対処法(※自己責任) 難易度
TPM 2.0 BIOS/UEFIで無効になっている BIOS/UEFI設定で「Intel PTT」または「AMD fTPM」を「Enabled」に変更する。
セキュア ブート BIOS/UEFIで無効になっている BIOS/UEFI設定で「Secure Boot」を「Enabled」に変更する。(CSMの無効化が必要な場合あり) 中~高
プロセッサ (CPU) サポート対象リスト非掲載 ほぼ不可 CPUを物理的に交換する。(ノートPCは実質不可)
(非公式な回避策は存在するが非推奨)
超高
システム ファームウェア (UEFI) レガシBIOSモードで動作中 中 (高リスク) CSMを無効化する。またはWindowsのMBR→GPT変換が必要。
メモリ (RAM) 物理的に4GB未満 メモリを物理的に増設または交換する。(PCによる) 低~中
ストレージ 物理的に64GB未満 Cドライブを物理的に大容量のものと交換する。(OSの移行・再インストールが必要)

 

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対処しても「互換性なし」…非対応PCはどうすべきか?

 

BIOS/UEFIの設定を見直しても、あるいは原因がCPUやメモリといった物理的な問題で、どうしても「windows11 互換性チェック」をクリアできない場合…。

そのPCを、今後どうすべきでしょうか? 主な選択肢は3つあります。

選択肢1:Windows 10を使い続ける(公式推奨)

Microsoftが公式に推奨している、最も安全な選択肢です。

Windows 10は、2025年10月14日までは、セキュリティ更新プログラムを含む全てのサポートが継続されます。

今すぐにWindows 11にしなきゃいけない!っていう差し迫った理由がない限り、サポートが終了するその日まで、使い慣れたWindows 10を安全に使い続ける、というのも全く問題ない、賢明な判断ですよね🥰

その間に、新しいPCへの買い替えをじっくり検討する時間も、十分にありますから。

選択肢2:非公式な方法でWindows 11をインストールする(非推奨・高リスク)

インターネット上には、TPM 2.0やCPUのチェックを「回避」して、非対応PCにWindows 11を(半ば無理やり)インストールする方法が、いくつか紹介されています。

Microsoft自身もその方法の一部を公開してはいますが、同時に「非推奨であり、いかなる問題が発生してもサポート対象外である」と、すっごく強く警告しています。

非対応PCに無理にインストールしちゃった場合、以下のような深刻なリスクを負うことになっちゃいます…。

  • 将来のアップデート非適用: これが最も重大なリスクです…。Windows Updateが正常に動作しなくて、新しい機能の追加はもちろん、致命的な脆弱性を修正するセキュリティ更新プログラムが適用されない可能性があります。これはPCを常に危険に晒すことになっちゃいます😥
  • 動作の不安定: 予期せぬエラー、ブルースクリーン、アプリケーションの強制終了など、システムが不安定になる可能性があります。
  • メーカーサポート対象外: PCメーカーさんの保証やサポートも受けられなくなっちゃいます。

 

これらのリスクをよーく理解した上で、どうしても試したい!という上級者の方以外には、絶対に推奨できない選択肢ですね…。

 

選択肢3:Windows 11搭載の新しいPCに買い替える(最も安全かつ快適)

非対応の原因がCPUやマザーボードといった根本的な部分にある場合、最も現実的かつ、将来的に最も快適・安全な選択肢が「新しいPCへの買い替え」です。

Windows 10のサポートが切れる2025年10月までに、Windows 11がプリインストールされた新しいPCへの移行を計画するのが、やっぱりベストな選択と言えるでしょう。

古いPCをだましだまし使い続けるストレスやセキュリティリスクを考えれば、新しいPCで得られる快適さや安心感は、価格以上の価値があると言えますよね!

 

 

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「windows11 チェックツール」に関するよくある質問(FAQ)

 

最後に、「PC正常性チェック」ツールに関して、多くの人が抱きがちな疑問についてお答えしますね。

Q. 「PC正常性チェック」ツールは安全ですか?ウイルスではない?

A. Microsoft公式サイトからダウンロードしたものであれば、100%安全です!

この記事で紹介した手順(microsoft.com ドメイン)からダウンロードした WindowsPCHealthCheckSetup.msi は、Microsoftが公式に配布している診断ツールであって、ウイルスやマルウェアじゃありません。 安心してインストール・実行してくださいね🥰

Q. チェックを実行するとPCの設定が勝手に変わってしまいますか?

A. いいえ、一切変わりません。安心してください!

PC正常性チェック」ツールは、その名の通り「チェック(診断)」を行うだけです。 「今すぐチェック」ボタンを押したからといって、PCの設定(BIOS/UEFI設定とか)が自動的に変更されたり、Windows 11のインストールが始まっちゃったりすることは絶対にありません。

あくまで「あなたのPCは、Windows 11の入学試験(要件)に合格してますか?」を判定してくれるだけの、無害なツールですよ。

Q. なぜMicrosoftはこんなに厳しい要件(特にTPM 2.0)を課したの?

A. それは、Windows 11を「史上最も安全な Windows」にするため、なんです。

近年、ランサムウェア(身代金要求型ウイルス)とか、OSが起動する前を狙うすっごく高度なサイバー攻撃が急増しているんですね…。 これらに対抗するには、OS(ソフトウェア)だけの対策ではもう不十分で、PCの起動プロセスや重要情報を守る「TPM」や「セキュア ブート」といった、ハードウェアレベルのセキュリティ基盤が不可欠である、とMicrosoftが判断したためなんです。

古いPCを切り捨てる形になっちゃったのは残念ですけど、将来のセキュリティ脅威を見据えた結果の決断と言えそうですね。

Q. CPUがリストにない(例:Core i7 第7世代)のに、なぜ互換性チェックをパスした?

A. 「TPM 2.0」と「セキュア ブート」が有効になっていれば、CPUが非対応でも「PC正常性チェック」をパスする(ように見えちゃう)時期がありました。(現在は修正済みです)

ツールのバージョンアップ(2021年10月以降)によって、現在はCPUがサポート対象リストに含まれていない場合、たとえTPMやセキュアブートが有効でも、正しく「プロセッサはサポートされていません」と赤バツが付くように修正されています。

もし古い情報を見て混乱している場合は、必ず「PC正常性チェック」アプリ自体を最新版(一度アンインストールして、再度公式サイトからダウンロード&インストール)にしてから、もう一度チェックしてみてくださいね。

Q. 「PC正常性チェック」ツールのアンインストール方法は?

A. 他のアプリと同じように、いつでも簡単にアンインストールできますよ。

Windowsの「設定」アプリを開いて、「アプリ」→「インストールされているアプリ」(または「アプリと機能」)の一覧から「Windows PC Health Check」を見つけます。 「…」をクリックして「アンインストール」を選択すれば、PCからキレイに削除されます。 互換性チェックが終わってもう不要になったな~って場合は、削除しちゃっても全然問題ありません👍

 

 

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まとめ

 

今回は、Windows 11へのアップグレードの第一歩である、Microsoft公式の「windows11 正常性チェック」ツールについて、その入手方法から使い方、そして「互換性がない」と表示された場合の詳細な原因分析まで、徹底的に解説しました。

この記事の重要なポイントを、もう一度おさらいしますね。

  • PC正常性チェック」ツールは、必ずMicrosoft公式サイトからダウンロードする。
  • 「今すぐチェック」を実行し、「互換性がない」と出たら、必ず「すべての結果を表示」をクリックして、詳細な原因(赤バツの項目)を特定する。
  • 最大の原因である「TPM 2.0」と「セキュア ブート」は、PCに機能が搭載されていても、BIOS/UEFI設定で「無効」になっているケースがすっごく多い。
  • BIOS/UEFI設定(Intel PTT / AMD fTPM や Secure Boot)を「有効」に変更することで、赤バツが緑のチェックに変わる可能性が高い。(※ただし設定変更は自己責任で慎重に!)
  • 原因が「CPU非対応」や、物理的な「メモリ不足」「ストレージ不足」だった場合、設定変更での対処はできず、部品交換やPC買い替えが現実的な選択肢となる。
  • 非対応PCでも、2025年10月14日まではWindows 10を安全に使い続けられるため、慌てる必要はナシ!

 

windows11 互換性チェック」で赤バツが表示されると、本当に不安になっちゃいますけど、その原因が何なのかを冷静に突き止めることができれば、次に取るべき行動(設定変更に挑戦する、Windows 10のまま使い続ける、買い替えを検討する)が明確になりますからね。

この記事が、あなたのWindows 11への移行判断の一助となれば、すっごく嬉しいです!💪✨

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