Win11のOneDriveを無効化・アンインストールする方法。デスクトップ等の自動同期を停止

Win11のOneDriveを無効化・アンインストールする方法。デスクトップ等の自動同期を停止 パソコン

 

「あれ…?Windows 11にしてから、デスクトップやピクチャが勝手にOneDriveと同期されて困る!」

「OneDriveの容量が足りません、って通知が何度も出てきて、すっごくイライラする!」

「なんだか最近、PCの動作が重いんだけど…もしかしてOneDriveが原因?」

 

ある日突然、あなたのWindows 11 PCがそんな状態になって、スマホで慌てて「windows11 onedrive 無効」なんて検索して、このページにたどり着いてくれたんじゃないでしょうか。

 

意図していないファイルまで勝手に同期されちゃうし、「windows11 ワンドライブ 同期しない」ようにしたいだけなのに、どうすればいいか分からない…。

それどころか、「windows11 onedrive 削除」しちゃっても大丈夫なの?って、もう途方に暮れていたり…?

 

わかります、わかります!私も全く同じ経験があります。

ローカルにあるはずのファイルが見当たらなくなったり、容量不足の警告が出続けたり、「もしかして、設定を間違えた…?」「大事なファイル、消えちゃったりしない…?」って、もうパニックになっちゃいますよね😥

 

でも、大丈夫です!

その焦る気持ち、よーくわかります。でも、慌ててPCを初期化したりする必要は、絶対にありません!

これらの問題の多くは、Windows 11のちょっとした設定変更で、あなたの思い通りに解決できるんです。ハードウェアの故障とかじゃないんですよ😉

 

この記事は、そんな「OneDriveの自動同期地獄」に陥ってしまったあなたを救うための、安全な対処法をステップバイステップで徹底的に解説する「完全ガイド」です✨

 

「同期だけを安全に停止・無効化する方法」から、「特定のフォルダ(デスクトップなど)の同期だけを解除する手順」、そして「OneDriveアプリ自体を完全にアンインストール(削除)する方法」まで。

「同期を止めたらファイルが消えたように見える!?」っていう、一番パニックになりがちなトラブルの対処法もしっかり解説していますから、私と一緒に、一つずつ冷静に確認していきましょうね🥰

 

 

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目次(気になるところをクリック)
  1. まずは確認:OneDriveの「同期」とは? なぜ問題が起きるのか
    1. Windows 11におけるOneDriveの役割
    2. なぜ「デスクトップ」や「ピクチャ」が勝手に同期されるのか
    3. 同期を停止するメリットとデメリット
    4. あなたの目的はどれ? 4つの対処レベル
  2. 対処法レベル1:OneDriveの同期を一時的に停止する
    1. 今すぐ同期を止めたい場合の最短手順
    2. 一時停止が役立つシチュエーション
  3. 対処法レベル2:特定のフォルダ(デスクトップ等)の同期を解除する
    1. 「デスクトップ同期」を停止する具体的な手順
    2. 【最重要】同期解除後にファイルが消えた!? 対処法とファイルの場所
  4. 対処法レベル3:PCとOneDriveアカウントのリンクを解除する(同期の完全停止)
    1. 「このPCのリンクを解除」とはどういう意味か
    2. リンクを解除する具体的な手順
    3. リンク解除後のPCの状態
  5. 対処法レベル4:Windows 11からOneDriveを完全にアンインストール(削除)する
    1. アンインストール(削除)が適しているケース
    2. 「アプリと機能」からOneDriveを削除する手順
    3. アンインストール後の注意点:OSアップデートで復活する可能性
  6. 【上級者向け】OneDriveをOSレベルで完全に無効化する方法
    1. 方法1:ローカルグループポリシーエディター (Pro / Enterprise版)
    2. 方法2:レジストリエディター (Home版)
  7. OneDrive無効化・削除に関するよくある質問(Q&A)
  8. OneDriveの代替となるおすすめクラウドストレージ
    1. バックアップの重要性
    2. OneDrive以外の主要クラウドストレージ
    3. OneDriveからの移行を考える
  9. まとめ:Win11のOneDriveは目的に合わせて賢く無効化しよう

まずは確認:OneDriveの「同期」とは? なぜ問題が起きるのか

 

具体的な対処法に進んじゃう前に、私たちが一番知りたいのって「そもそも、なんでWindows 11だとこんな問題が起きやすいの?」ってことですよね。

 

その仕組みと原因を、まずはサクッと理解しておきましょう。

 

Windows 11におけるOneDriveの役割

OneDriveは、単なる「追加でインストールされたアプリ」じゃなくて、Windows 11っていうOS(基本ソフト)に、すっごく深く統合されているんです。

 

MicrosoftアカウントでWindowsにサインインすると、OneDriveも自動的に有効になって、ファイルのバックアップや、他のデバイス(スマホとか別のPCとか)との連携機能を提供してくれるんですね。

 

この機能自体は、使いこなせばすっごく便利なんですけど、私たちがその動作を正確に理解していないと、「意図しない同期」が発生して、大混乱!…っていうことになっちゃうんです。

 

なぜ「デスクトップ」や「ピクチャ」が勝手に同期されるのか

最も多くのユーザーが混乱しちゃうのが、まさにこれ!

「デスクトップ」や「ドキュメント」「ピクチャ」といった、私たちが一番よく使う主要なフォルダが、勝手に同期されちゃう問題です。

 

これ、実はWindows 11の初期セットアップ(PCを買ってきて一番最初に設定する時)に表示される、「OneDrive を使用してファイルをバックアップ」っていう画面が、主な原因なんです。

 

内容をよーく確認しないまま、つい「次へ」を押して設定を進めちゃったことで、自動同期が有効になってるケースが、ほとんどなんですよ。

 

この設定を有効にしちゃうと、PC本体(ローカル)のデスクトップフォルダ(例: C:\Users\YourName\Desktop )の場所が、OneDriveフォルダ内のデスクトップ(例: C:\Users\YourName\OneDrive\Desktop )に、こっそり切り替わっちゃうんです。

 

私たちはいつも通りデスクトップにファイルを保存しているつもりでも、実際にはそのファイルが、自動的にクラウド(OneDrive)にもアップロード(同期)され続けている…っていう状態になっちゃってるんですね。

 

同期を停止するメリットとデメリット

じゃあ、OneDriveの同期を停止(無効化)することには、どんなメリットとデメリットがあるんでしょうか?

ここをしっかり理解しておくのが、すっごく大事ですよ。

 

▼メリット

  • PCの動作が軽くなる: バックグラウンドで常にファイルをアップロードしたりダウンロードしたりする動作がなくなるので、PCのリソース(CPU、メモリ、ネットワーク)消費を抑えられて、動作がキビキビする可能性があります!
  • ローカルストレージの節約: 「ファイル オンデマンド」機能(クラウド上にだけ実体がある機能)を使っていても、意図せずファイルがローカルにダウンロードされるのを防げます。
  • プライバシーの確保: これはクラウドには保存したくないなぁ…っていう個人的なファイルを、PC本体(ローカル)専用にできます。
  • 「容量不足」通知からの解放: OneDriveの無料枠(通常5GB)って、写真やデスクトップを同期すると、本当にあっという間に一杯になっちゃいますよね。同期を止めれば、あのストレスフルな通知に悩まされることはありません!

 

▼デメリット😥

  • ファイルのバックアップが失われる: 同期を停止すると、当然ですが、そのPCで作成・編集したファイルは自動でバックアップされなくなります。もしPCが突然壊れちゃった場合、データが失われるリスクが高まります…。
  • 他デバイスとの連携不可: スマートフォンや他のPCと、ファイルをシームレスに共有する機能が使えなくなります。

 

あなたの目的はどれ? 4つの対処レベル

ひとくちに「OneDriveを止めたい」と言っても、その目的は人によって違いますよね。

windows11 onedrive 無効」や「windows11 ワンドライブ 同期しない」で検索したあなたが、どのレベルの対処を求めているか、以下の表でチェックしてみてください!

 

対処レベル 目的 PCの状態 こんな人におすすめ
レベル1:一時停止 今すぐ同期を止めたい(数時間だけ) 同期が一時的に止まる。PC再起動で再開。 重い作業をする間だけ止めたい人。
レベル2:フォルダ同期解除 デスクトップなど特定のフォルダだけ同期したくない 指定したフォルダの同期だけが止まる。 「デスクトップ同期だけ止めたい」人。
レベル3:リンク解除 このPCとOneDriveの同期を完全に止めたい 同期が完全に止まる。アプリは残る。 OneDriveを使わないが、万が一のために残したい人。
レベル4:アンインストール OneDriveをPCから完全に削除したい アプリ自体がPCから削除される。 windows11 onedrive 削除」をしたい人。
(上級者向け) OSレベルでOneDriveを無効化したい アプリが起動しなくなる。OSに深く干渉。 企業管理者、OSアップデートで復活させたくない人。

 

次章から、レベル1〜4、そして上級者向けの方法まで、それぞれの手順を詳しく解説していきますね!

 

 

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対処法レベル1:OneDriveの同期を一時的に停止する

 

「今だけ!ちょっとだけ同期を止めてくれればいい!」

一時的にPCの負荷を減らしたい場合や、テザリング中などでデータ通信量を節約したい場合に、すっごく有効な方法です。

 

今すぐ同期を止めたい場合の最短手順

この方法はとっても簡単で、数クリックで完了しちゃいますよ!

 

  1. タスクバー(画面右下)にある雲の形をしたOneDriveアイコンをクリックします。
  2. (もしアイコンが表示されていない場合は、「^」(隠れているインジケーターを表示します)をクリックすると中に隠れていますよ)
  3. 表示されたウィンドウの右上にある、歯車アイコン(設定)をクリックします。
  4. メニューから「同期の一時停止」を選択します。
  5. 「2時間」「8時間」「24時間」の中から、停止したい期間を選びます。

 

たったこれだけです!

これで、指定した時間だけOneDriveの同期がピタッと停止します。

同期が停止している間は、タスクバーのOneDriveアイコンに「一時停止(zzzみたいなマーク)」が表示されますよ。

 

一時停止が役立つシチュエーション

  • オンラインゲーム中でネットワーク帯域を確保したい時。
  • 動画のエンコードや大量の写真現像など、PCに高い負荷がかかる作業を行う時。
  • スマートフォンのテザリングでインターネットに接続している時。(通信量がヤバい時とか…)

 

ただし、これはあくまで「一時的な」対処法です。

PCを再起動したり、設定した時間が経過したりすると、同期は自動的に再開されちゃうので、注意してくださいね。

 

恒久的に同期を止めたい場合は、次のレベル2以降の方法が必要です!

 

 

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対処法レベル2:特定のフォルダ(デスクトップ等)の同期を解除する

 

「OneDrive自体は使ってもいいんだけど、デスクトップやピクチャが勝手に同期されるのだけを止めたい!

 

これ、最も多くの人が求めている解決策が、まさにこれです!

windows11 ワンドライブ 同期しない」状態を、フォルダ単位で実現しちゃいましょう。

 

「デスクトップ同期」を停止する具体的な手順

以下の手順で、特定の重要なフォルダのバックアップ(同期)設定を、個別に解除できますよ。

 

  1. タスクバーのOneDriveアイコンをクリックします。
  2. 右上の歯車アイコン(設定)をクリックし、メニューから「設定」を選択します。
  3. 「Microsoft OneDrive」の設定ウィンドウが開きます。
  4. 左側のメニューから「同期とバックアップ」タブ(または「バックアップ」タブ)を選びます。
  5. バックアップを管理」という青いボタンをクリックします。
  6. 「フォルダーのバックアップを管理」という画面が表示されます。
  7. ここで「デスクトップ」「ドキュメント」「ピクチャ」の同期状態が確認できます。
  8. 同期を停止したいフォルダ(例:デスクトップ)の下にある「バックアップの停止」をクリックします。
  9. 確認のポップアップが表示されるので、「バックアップを停止」ボタンをクリックします。
  10. 「このフォルダーのバックアップを停止してもよろしいですか?」と再度聞かれるので、「停止」をクリックします。
  11. 処理が完了すると、そのフォルダが「バックアップ対象外」になります。

 

これで、デスクトップフォルダはOneDriveと同期されなくなり、PC本体(ローカル)のみに保存されるようになります!やったー!🎉

 

【最重要】同期解除後にファイルが消えた!? 対処法とファイルの場所

ここが最も重要で、絶対に読んでほしい注意点です!

 

上記の「バックアップの停止」を実行した後、デスクトップからファイルやフォルダがぜんぶ消えたように見えて、パニックになっちゃう人が、すっっごく多いんです!

 

落ち着いて! 安心してください。ファイルは消えていません!

これは、同期が解除されたことで、PCが表示するデスクトップの場所が「OneDrive内のデスクトップ」から「PC本体(ローカル)のデスクトップ」に、パッと切り替わったために起こる現象なんです。

あなたのファイルは、ちゃんと別の場所に残ってますよ!

 

▼ファイルがどこにあるのか

  • 同期されていたファイル:
    C:\Users[あなたのユーザー名]\OneDrive\デスクトップ (または ...OneDrive\Desktop) フォルダ内に、ぜんぶ残っています
  • 今表示されているデスクトップ:
    C:\Users[あなたのユーザー名]\デスクトップ (または ...Desktop) という、PC本体の「空っぽの」場所が参照されています。

 

▼対処法(ファイルを元の場所に戻す手順):

  1. エクスプローラー(フォルダのアイコン)を開きます。
  2. アドレスバーに C:\Users</code> と入力し、Enterキーを押します。(あるいは、エクスプローラーの左側などから「OneDrive」フォルダを探して開きます)
  3. もし C:\Users</code> から行った場合は、その中にある「OneDrive」フォルダを開きます。
  4. さらに「デスクトップ」(または Desktop)フォルダを開きます。
  5. ここにあるファイルやフォルダが、今までデスクトップにあったものたちです!
  6. これらのファイル/フォルダをすべて選択(Ctrl + A)し、切り取り(Ctrl + X)ます。
  7. 次に、エクスプローラーの左側にあるクイックアクセスなどから「デスクトップ」をクリックします。(※これがPC本体の、今カラっぽのデスクトップです)
  8. 何もないところで貼り付け(Ctrl + V)を実行します。

 

これで、ファイルがローカルのデスクトップに移動して、元通り表示されるようになります!よかったー🥰

「ドキュメント」や「ピクチャ」の同期を停止した場合も、同じように OneDrive\ドキュメント フォルダなどからファイルを移動させてあげてくださいね。

 

 

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対処法レベル3:PCとOneDriveアカウントのリンクを解除する(同期の完全停止)

 

「特定のフォルダだけじゃなくて、もう、このWindows 11 PCとOneDriveの同期を一切合切止めたい!

そんな場合は、「アカウントのリンクを解除する」っていう方法がオススメです。

 

これを実行すると、OneDriveアプリはPCに残ったままになるんですけど、クラウドとの通信(同期)は、完全に停止します。

windows11 onedrive 無効」の最も手軽で、かつ安全な方法の一つですよ。

 

「このPCのリンクを解除」とはどういう意味か

これは、あなたのMicrosoftアカウントと、そのPCにインストールされているOneDriveアプリとの「接続を切断する」操作のことです。

 

  • PC上の動作:
    ファイルの同期(アップロード・ダウンロード)が、完全にストップします。
  • クラウド上のファイル:
    削除されません! Webブラウザ(EdgeやChrome)https://www.google.com/search?q=%E3%81%A7OneDrive.comにアクセスすれば、ファイルはそのまま残っています。安心してくださいね。
  • 他のデバイス:
    他のPCやスマートフォンでの同期には、まったく影響ありません。

 

この操作は、次のレベル4「アンインストール(削除)」を実行する前の、前段階としても推奨されていますよ。

 

リンクを解除する具体的な手順

  1. タスクバーのOneDriveアイコンをクリックします。
  2. 右上の歯車アイコン(設定)をクリックし、メニューから「設定」を選択します。
  3. 「Microsoft OneDrive」の設定ウィンドウが開きます。
  4. 左側のメニューから「アカウント」タブを選びます。
  5. 「[あなたのメールアドレス]」の下にある「このPCのリンクを解除」という青いリンクをクリックします。
  6. 「このPCのアカウントのリンクを解除しますか?」という確認画面が表示されます。
  7. アカウントのリンクを解除」ボタンをクリックします。

 

これでリンク解除は完了です!とってもカンタンですよね。

 

リンク解除後のPCの状態

リンクを解除すると、タスクバーにあった雲のアイコンがグレーアウトして、「サインインしていません」っていう状態になります。

 

エクスプローラーの左側にあった「OneDrive」のショートカットは残っちゃうことが多いんですが、クリックしても同期はされず、ローカルのOneDriveフォルダ(もしファイルがPCにダウンロードされていた場合)が開くだけになります。

 

ただ、この状態でも、PCを起動するたびに「OneDriveにサインインしてください」っていう画面が表示されることがあって、それがちょっと煩わしいんですよね…。

もしそれがイヤな場合は、次のレベル4「アンインストール」に進んじゃいましょう!

 

 

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対処法レベル4:Windows 11からOneDriveを完全にアンインストール(削除)する

 

「OneDriveはもう一切使わない!」「PCを起動するたびにサインインを求められるのが、もうウンザリ!😫」

そんなあなたは、OneDriveアプリ自体をPCから削除(アンインストール)しちゃうのが、一番スッキリする解決策です。

 

これが「windows11 onedrive 削除」の最も直接的な方法になります!

 

アンインストール(削除)が適しているケース

  • Google ドライブや Dropbox など、他のクラウドストレージをメインで使っている人。
  • PCのストレージ(Cドライブ)の空き容量を、もう1バイトでも多く増やしたい人。
  • OneDriveの機能がシンプルに不要で、OSをスッキリさせたい人。

 

「アプリと機能」からOneDriveを削除する手順

Windows 11では、OneDriveも普通のアプリと同じように、カンタンにアンインストールが可能ですよ。

 

  1. スタートボタン(Windowsロゴ)を右クリックし、メニューから「インストールされているアプリ」(または「アプリと機能」)を選択します。
  2. 「設定」の「アプリ > インストールされているアプリ」画面が開きます。
  3. アプリの一覧がズラ~っと表示されるので、上の検索ボックスに「OneDrive」と入力して絞り込みます。
  4. Microsoft OneDrive」が見つかったら、右端にある「」(縦三点リーダー)をクリックします。
  5. 表示されたメニューから「アンインストール」を選択します。
  6. 「このアプリとその関連情報がアンインストールされます」という確認が表示されたら、再度「アンインストール」ボタンをクリックします。

 

これで、PCからOneDriveアプリがキレイさっぱり削除されます!

タスクバーのアイコンは消えて、PCを起動してもサインインを求められることは、もうなくなりますよ。

 

アンインストール後の注意点:OSアップデートで復活する可能性

ここで一つ、注意点があります。

OneDriveはOSに深く統合されている…って、さっきお話ししましたよね。

そのため、アンインストールしても、将来のWindows Update(特に大型の機能アップデート)によって、ゾンビのように自動的に再インストールされて、復活しちゃう場合があるんです…😥

 

もしアップデート後にOneDriveが復活してしまったら、「あ、またか…」とため息をつきながら、再度同じ手順でアンインストールを行ってください。

 

これを根本的に防ぎたい!っていう、こだわりの強いあなたは、次の上級者向けの方法(グループポリシーやレジストリ)が必要になります。

 

 

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【上級者向け】OneDriveをOSレベルで完全に無効化する方法

 

アンインストールしてもOSアップデートで復活するのを防ぎたい場合や、企業のIT管理者さんなどが、管轄下のPCでOneDriveの使用をガッチリ禁止したい場合は、OSの設定を直接変更してOneDriveを無効化します。

 

⚠️警告:ちょっと上級者向けです!⚠️

これらの操作は、Windowsのすっごく大事なシステム設定に深く関わります。

特にレジストリエディターの操作は、一歩間違えちゃうと、最悪の場合、Windowsが起動しなくなるなどの深刻な問題が発生する可能性があります。

必ず自己責任のもと、これから説明する手順をよーく読んで、慎重に操作してくださいね!自信がない場合は、絶対に実行しないでください!

 

方法1:ローカルグループポリシーエディター (Pro / Enterprise版)

もし、お使いのWindows 11が Pro(プロ)または Enterprise(エンタープライズ)エディションの場合は、この方法が最も安全で確実です。(Home版の方は、ごめんなさい!この機能は使えないので、次の「方法2」に進んでくださいね)

 

  1. Windowsキー + Rキー を押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。
  2. gpedit.msc と入力し、Enterキーを押します。
  3. ローカルグループポリシーエディターが開きます。
  4. 左側のツリー(フォルダ)を、以下の順番に辿っていきます。
    [コンピューターの構成] -> [管理用テンプレート] -> [Windows コンポーネント] -> [OneDrive]
  5. 右側に表示される設定項目の中から、「OneDrive の使用をファイル記憶域として禁止する」をダブルクリックします。
  6. 開いたウィンドウで、「有効(E)」を選択します。
  7. 「適用」をクリックし、「OK」をクリックして閉じます。

 

PCを再起動すると、OneDriveがOSレベルで無効化されます。これでアップデートでも復活しなくなるはずです!

 

方法2:レジストリエディター (Home版)

Windows 11 Homeエディションをお使いの方は、こちらのレジストリを直接編集する方法を使います。(本当に気をつけて操作してくださいね…!)

 

  1. 操作の前に、万が一に備えて「復元ポイントの作成」を行っておくことを、強く強く推奨します!
  2. Windowsキー + Rキー を押して「ファイル名を指定して実行」を開きます。
  3. regedit と入力し、Enterキーを押します。(ユーザーアカウント制御が出たら「はい」)
  4. レジストリエディターが開きます。
  5. 上部のアドレスバーに、以下のパスをコピー&ペーストしてEnterキーを押します。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows
  6. 左側のツリーで Windows キーを右クリックし、「新規」 -> 「キー」を選択します。
  7. 新しいキーの名前を OneDrive にします。(もし既に OneDrive キーが存在していたら、この手順は飛ばしてください)
  8. 作成した(または既存の) OneDrive キーを選択します。
  9. 右側の何もない領域を右クリックし、「新規」 -> 「DWORD (32ビット) 値」を選択します。
  10. 新しい値の名前を DisableFileSyncNGSC にします。
  11. 作成した DisableFileSyncNGSC をダブルクリックします。
  12. 「値のデータ」を「1」に変更し、「OK」をクリックします。

 

レジストリエディターを閉じて、PCを再起動すると、OneDriveが無効化されます!

 

 

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OneDrive無効化・削除に関するよくある質問(Q&A)

 

ここでは、「windows11 onedrive 無効」や「windows11 onedrive 削除」に関して、みんなが疑問に思いがちな点について、Q&A形式でお答えしますね!

 

Q. アンインストールしたら、クラウド上のファイルも全部消えちゃいますか?

A. 消えません!

すっごく心配になるところですが、絶対に消えませんので、安心してください。

アンインストール(削除)は、あくまで「あなたのPCからOneDriveアプリを削除する」っていう操作だけです。

インターネット上(OneDrive.comのサーバー)に保存されているあなたのファイルは、一切削除されません。

アンインストールした後でも、https://www.google.com/search?q=Edge%E3%82%84Chrome%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%81%AEWeb%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%B6%E3%81%8B%E3%82%89OneDrive.comにサインインすれば、いつでもファイルにアクセスしたり、ダウンロードしたりできますよ。

 

Q. 「windows11 ワンドライブ 同期しない」ようにしたいだけです。どれが最適ですか?

A. レベル2またはレベル3をおすすめします!

  • 「デスクトップやピクチャだけ同期を止めたい」っていう、特定のフォルダだけが問題なら、レベル2(フォルダ同期解除)が最適です。
  • 「このPCではOneDriveを一切使わないけど、アプリを消しちゃうのはちょっと不安…」っていう場合は、レベル3(リンク解除)が最適ですよ。

 

Q. エクスプローラーの左側にOneDriveのショートカットが残ってて邪魔です。

A. アンインストール(レベル4)で消えるのが基本です。

レベル3(リンク解除)だけだと、ショートカットは残っちゃうことが多いんですよね。

レベル4(アンインストール)をちゃんと実行すれば、エクスプローラーのナビゲーションウィンドウからもOneDriveの項目は消えるのが、通常の動作です。

もしアンインストールしても消えない場合は、OSの不具合か、レジストリに設定が残っちゃってる可能性がありますが…その場合の対処はすっごく高度になっちゃいます。

 

Q. 無効化(削除)したけど、やっぱりもう一度使いたくなりました…

A. Microsoft Storeから再インストールできますよ!

アンインストールしちゃった場合でも、Microsoft Storeアプリ(スタートメニューにあります)を開いて、「Microsoft OneDrive」と検索すれば、また無料でインストールすることができます。

インストールした後、Microsoftアカウントでサインインすれば、再び同期が開始されます。

 

 

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OneDriveの代替となるおすすめクラウドストレージ

 

OneDriveの同期を無効化したり、削除したりすると、ちょっと心配になるのが「PCのファイルバックアップが手薄になる」ことですよね。

 

バックアップの重要性

PCの故障って、本当に突然やってくるんです…😥

ローカルPC(CドライブやDドライブ)だけに保存されているファイルは、PC本体の故障(マザーボードの不具合、SSD/HDDのクラッシュ、ランサムウェア被害など)によって、一瞬で全て失われる危険性が常にあります。

 

クラウドストレージっていうのは、ファイルを自動的にインターネット上にコピー(バックアップ)しておくことで、そうした最悪の事態を防ぐための、大切な「保険」なんです。

OneDriveを使わないことにしたのであれば、代わりのバックアップ手段をぜひ検討してくださいね!

 

OneDrive以外の主要クラウドストレージ

ここでは、OneDriveの代替として人気のあるクラウドストレージサービスを紹介します。

 

サービス名 無料容量 特徴
Google ドライブ (Google One) 15GB GmailやGoogleフォトと容量を共有。Androidスマホとの連携が最強!無料枠が15GBと大きいのが魅力。
Dropbox 2GB 同期の安定性に定評があり、ビジネス利用の定番。無料容量が少ないのがネック。
Amazon Photos (Amazon Drive) 5GB Amazonプライム会員なら、写真(RAW除く)は容量無制限で保存可能!写真バックアップには最強かも。

 

OneDriveからの移行を考える

もし、あなたがOneDriveを無効化する理由が「無料の5GBでは容量が足りないから!」っていうのが一番大きいなら、他社のサービスに乗り換えるのは、すっごく良い選択だと思います。

 

例えば、Google ドライブは無料で15GBも利用できて、Windows用の「Google Drive for desktop」っていうアプリをインストールすれば、OneDriveとほぼ同じように、PC上のフォルダを同期・バックアップできますよ。

 

今のあなたのニーズに合ったクラウドストレージを選んで、大切なデータをしっかり守る習慣をつけていきましょうね!

 

 

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まとめ:Win11のOneDriveは目的に合わせて賢く無効化しよう

 

今回は、Windows 11で多くのユーザーを悩ませるOneDriveの自動同期を停止し、無効化、さらには削除(アンインストール)する方法を、網羅的に解説してきました!

 

この記事で解説した対処法を、もう一度おさらいしますね。

 

「デスクトップの同期だけ止めたい」人:

レベル2:フォルダ同期解除 が最適です!「設定 > バックアップを管理」から「デスクトップ」のバックアップを停止してください。

(超重要!)ファイルが消えたように見えたら、慌てずにOneDriveフォルダからローカルのデスクトップにファイルを移動させましょう。

 

「PCとOneDriveの同期を完全に止めたい」人:

レベル3:PCのリンクを解除 を行います。これで同期は完全に止まります(「windows11 ワンドライブ 同期しない」状態)。アプリはPCに残ります。

 

「OneDriveをPCから削除したい」人:

レベル4:アンインストール が最適です。「インストールされているアプリ」から Microsoft OneDrive を削除(「windows11 onedrive 削除」)しちゃいましょう。

 

OneDriveは便利なサービスですが、自分の使い方に合わない場合は、設定を見直して無効化(「windows11 onedrive 無効」)することで、Windows 11をより快適に、スッキリと使えるようになります。

 

OneDriveが勝手に同期してきて本当に焦っちゃいますが、この記事の手順を参考に、あなたのPC環境をあなたらしく最適化してくださいね!✨

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