「あれ…?Windows 11をアップデートしようとしてるのに、エラーコード 0x800f081f って表示されて全然アップデートできない!」
「何度『再試行』を押しても、ずーっと同じエラーが繰り返されるんだけど!?」
ある日突然、あなたのWindows 11 PCがそんな状態になって、スマホで慌てて「windows11 0x800f081f」なんて検索して、このページにたどり着いてくれたんじゃないでしょうか。
もしかして、セキュリティ更新ができないままで、「ウイルスとか大丈夫かな…」「新機能も使えないし、どうしよう…」って、もうパニックになっちゃってますか…?😥
わかります、わかります!私も似たようなシステムエラーで悩んだ経験があります。
PCの根幹に関わるアップデートが失敗するのって、すっごく怖いし、「もしかして、OSが壊れた…?」「修理に出さないとダメなの…?」って、不安でいっぱいになっちゃいますよね😥
でも、大丈夫です!
その焦る気持ち、よーくわかります。でも、慌ててPCを初期化したり、修理に出したりするのは、絶対に待ってください!
そのエラー 0x800f081f は、多くの場合 Windows のシステムファイルや、特定のコンポーネント(特に .NET Framework)にちょっとした不具合が起きているだけなんです。ハードウェアの物理的な故障であるケースは、意外と稀なんですよ😲
この記事は、そんな「Windows Update地獄」に陥ってしまったあなたを救うための、安全な対処法をステップバイステップで徹底的に解説する「完全ガイド」です🕵️♀️✨
「0x800f081f が出てアップデートできない!」というメインの問題から、同時に表示されがちな「windows11 0x800f0954」「windows11 0x800f0983」「windows11 0x800f0838」といった関連エラーまで、その原因と対処法をぜんぶ網羅しています。
私と一緒に、一つずつ冷静に確認していきましょうね🥰
Windows11 エラー 0x800f081f とは何者か?
まずは、このやっかいなエラーコードの「正体」を知ることから始めましょう!
このエラーコードが何を意味していて、なぜあなたの PC に表示されているのかを理解することが、迅速な解決への一番の近道なんですよ。
0x800f081f が発生する主なシチュエーション
エラーコード 0x800f081f っていうのは、特定の状況ですっごく発生しやすい傾向があるんです。
▼Windows Update の実行時
これが最も一般的なシチュエーションですよね。
月例の品質更新プログラム(KB番号で管理されてるアレです)や、年2回の大型機能アップデートを適用しようとした時に、インストールの最後の方や準備段階で失敗しちゃって、このエラーが記録されるんです。
私たちは「更新に失敗しました」っていう悲しいメッセージと一緒に、このコードを見ることになっちゃいます…。
▼.NET Framework 3.5 の有効化時
もう一つの主要な発生源が、これなんです。
Windows 11 には標準で .NET Framework 4.8 が入ってるんですけど、一部の古いアプリや特定のゲームソフトは、旧バージョンの「.NET Framework 3.5」(.NET 2.0 や 3.0 も含みます)を要求することがあるんですね。
これを「Windows の機能の有効化または無効化」からオンにしようとすると、必要なファイルをうまくダウンロードできずに失敗して、0x800f081f が表示されることがあるんです。
エラーの根本的な原因:なぜアップデートに失敗するのか
このエラーコードが示している根本的な原因は、すっごくシンプルに言うと、「Windows が必要としているファイル(コンポーネント)が見つからない、または破損している」っていう状態なんです。
もうちょっと具体的に分類すると、こんな感じです。
- .NET Framework コンポーネントの問題:
特に 0x800f081f は、.NET Framework 関連の「コンポーネントストア」(ファイルの保管庫みたいなものです)に食い違いがある場合に強く関連しています。
Windows Update が適用しようとしてるパッチと、あなたのPC内の .NET Framework の状態が一致しないせいで、競合が起きちゃって失敗するんですね。 - システムファイル(CBSストア)の破損:
Windows は、OSの健康を保つために「コンポーネントベースのサービス (CBS)」っていう仕組みを持ってるんです。
アップデートや修復に必要なオリジナルファイルが格納されてる「コンポーネントストア(WinSxS フォルダ)」が何らかの理由で破損しちゃってると、後で説明するSFCコマンドなんかも正常に動けなくなって、アップデートも失敗しちゃうんです。
この記事の主役である「DISMコマンド」は、まさにこのCBSストアを修復するための最強ツールなんですよ! - Windows Update コンポーネント自体の不整合:
アップデートを実行するためのサービスや、一時ファイルを置いておくフォルダ(SoftwareDistribution とか)が破損したりロックされちゃったりすると、正常なプロセスを続けられなくなります。 - サードパーティ製ソフトウェアの干渉:
すっごく稀ですけど、強力なセキュリティソフト(アンチウイルスとか)が、Windows の正常なアップデートを「悪いヤツ!」って勘違いして、必要なファイルのダウンロードや書き込みをブロックしちゃうこともあります。
関連エラーコード (0x800f0954, 0x800f0983, 0x800f0838) との関係性
「windows11 0x800f081f」を調べていると、だいたい「windows11 0x800f0954」とか「windows11 0x800f0983」、「windows11 0x800f0838」みたいな、似たようなエラーコード情報にたどり着きますよね。
これらは全然無関係じゃなくて、しばしば同じ「システムコンポーネントの不整合」っていう根っこから生えてきた、兄弟みたいなエラー群なんです。
| エラーコード | 主な発生状況 | 根本的な原因(推測) |
|---|---|---|
| 0x800f081f | .NET Framework 3.5有効化、Update失敗 | ソースファイルが見つからない、CBSストアの破損、.NET Frameworkの不整合 |
| 0x800f0954 | .NET Framework 3.5有効化、オプション機能 | WSUS/ポリシー経由でのDL失敗、ネットワーク設定、CBSストアの問題 |
| 0x800f0983 | Update失敗(特に累積更新) | コンポーネントの不一致、署名エラー、CBSストアの破損 |
| 0x800f0838 | Update失敗 | 特定のコンポーネントが見つからない、CBSストアの破損 |
この表からわかるように、ぜんぶ「CBSストア(コンポーネントストア)」の破損や不整合、またはそこから必要なファイルを持ってこれない!っていう問題に関連してるんですよね。
特に 0x800f0954 は、.NET Framework 3.5 を有効化しようとした時に、インターネットのWindows Update サーバーじゃなくて、会社なんかの内部サーバー(WSUS)を見に行くように設定されちゃってる場合にもよく出ます。
だから、この記事で紹介する DISMコマンドによるCBSストアの修復は、これらすべてのエラーコード(0x800f081f, 0x800f0954, 0x800f0983, 0x800f0838)に対して有効な、中心的な解決策になるんですよ!
【重要】対処法を試す前の準備と確認事項⚡
これから、DISMコマンドみたいなちょっと強力な修復コマンドを実行していきますが、その前に!
必ずやっておくべき「準備」があるんです。
万が一の事態に備えて、そして修復作業の成功率をグッと上げるために、以下のステップを必ず確認してくださいね。
万が一に備える「システムの復元ポイント」の作成
これからやる作業は、Windows の根幹に関わるシステムファイルを操作します。
基本的には安全な手順なんですけど、100%の保証はやっぱりありません…。
だから、作業を始める前に、現在の正常な(あるいは、エラーは出てるけど起動はしてる)状態をバックアップするために「システムの復元ポイント」を手動で作成しておきましょう!
- スタートボタン(Windows ロゴ)を右クリックして、「システム」を選びます。
- 「関連リンク」の中にある「システムの詳細設定」をクリックします。
- 「システムのプロパティ」ウィンドウが開くので、「システムの保護」タブをクリックします。
- 「保護設定」で、C:ドライブ(通常「システム」と表示されてるドライブ)の保護が「有効」になってることを確認します。(もし「無効」だったら、「構成…」から「システムの保護を有効にする」を選んで「OK」を押してくださいね)
- 「作成…」ボタンをクリックします。
- 「復元ポイントの作成」っていうウィンドウが表示されるので、わかりやすい名前(例:「DISM実行前 2025-11-06」とか)を入力して、「作成」ボタンをクリックします。
- 「復元ポイントは正常に作成されました」って表示されれば完了です!
これで、もし作業後にPCの調子がさらにおかしくなっちゃっても、この時点の状態に戻すことができるようになって、安心です🥰
インターネット接続の確認と安定化
後で説明する DISM コマンドの RestoreHealth っていうオプションは、破損したファイルを修復するために、インターネット経由で Microsoft の Windows Update サーバーから正常なファイルをダウンロードしてくるんです。
だからこそ、安定したインターネット接続が絶対に必要なんですよ!
- 可能であれば、不安定な Wi-Fi 接続よりも、有線LAN接続に切り替えることを、強く強くオススメします!
- 一時的に大きなファイルをダウンロードする可能性もあるので、スマホのテザリングや容量制限のあるモバイルルーターでの実行は避けた方が賢明ですよ。
常駐しているセキュリティソフトの一時的な無効化
これは必須じゃないんですけど、原因の切り分けとして有効な場合があるんです。
一部のサードパーティ製セキュリティソフト(ウイルス対策ソフトとか)は、Windows のシステムファイルへのアクセスや、外部サーバーとの通信を過剰に見張ってることがあります。
DISM や Windows Update がやろうとしてる「正常な修復プロセス」を、「不審な動作だ!」って誤検知して、ブロックしちゃう可能性がゼロじゃないんですね。
もし、この後の修復手順がぜんぶ失敗しちゃう…っていう場合は、自己責任において、一時的にセキュリティソフトのリアルタイム保護を無効にしてから、もう一度コマンドを実行してみてください。
⚠️注意してくださいね!⚠️
作業が完了したら、絶対にセキュリティソフトを再度有効にすることを忘れないでください!
無効にしている間は、絶対に不審なウェブサイトを見たり、メールの添付ファイルを開いたりしないでくださいね💦
PCの再起動(最も簡単で基本的な対処)
「え、まだ試してない…」っていう方は、今すぐ全ての作業をやめて、PCを「再起動」してください!
シャットダウンしてから起動するんじゃなくて、スタートメニューから「再起動」を選ぶのがポイントですよ。
Windows は、保留中の更新やシステムのちょっとした不整合を、再起動のプロセス中に自動的に解消してくれることがあるんです。
これだけで 0x800f081f エラーが嘘みたいに消えて、アップデートが正常に完了するケースも少なくないんですよ!
【基本編】まず試すべき Windows Update トラブルシューティング
コマンドプロンプト(黒い画面)を使った本格的な修復に入る前に、Windows 11 に標準で搭載されてる、もっとカンタンな修復機能を試してみましょう!
これで解決すれば、それが一番ハッピーですよね🥰
Windows 11 標準機能「トラブルシューティング ツール」の実行手順
Windows 11 には、いろんな問題を自動で検出して、修復を試みてくれる「トラブルシューティング ツール」っていうお助け機能が用意されています。
Windows Update に関する問題も、このツールで解決できる場合があるんです!
- スタートボタンをクリックして、「設定」(歯車アイコン)を開きます。
- 左側のメニューから「システム」が選ばれてることを確認して、右側のリストを下にスクロールして「トラブルシューティング」をクリックします。
- 「オプション」の中にある「その他のトラブルシューティング ツール」をクリックします。
- 「よく実行するトラブルシューティング」の項目にある「Windows Update」の右側にある「実行する」ボタンをクリックします。
- 「問題の検出」が始まって、Windows Update サービスの状態や、保留中の更新、ネットワーク接続なんかがチェックされます。
- もし問題が見つかれば、ツールが自動で修復を試みてくれます。「問題を解決しました」みたいなメッセージが表示されたら、PCを再起動して、もう一度 Windows Update を試してみてくださいね。
Windows Update コンポーネントのリセット手順(手動)
トラブルシューティング ツールでも解決しない…そんな場合は、Windows Update が使ってる一時ファイルや設定が破損しちゃってる可能性があります。
これらを一度リセット(初期化)することで、問題がスッキリ解消されることがあるんですよ。
ここでは、関連するサービスを止めて、キャッシュフォルダをリネーム(実質的な削除)する手動の手順を紹介しますね。
- スタートボタンを右クリックして、「ターミナル (管理者)」(または「Windows PowerShell (管理者)」「コマンド プロンプト (管理者)」)を選びます。
「ユーザー アカウント制御」が表示されたら「はい」をクリックします。 - 黒い(または青い)ウィンドウが開いたら、以下のコマンドを 1行ずつ入力して、その都度 Enter キーを押していきます。
(コマンドはコピーして、ウィンドウ内で右クリックすると貼り付けできますよ)net stop wuauserv(Windows Update サービスを停止します)net stop cryptSvc(暗号化サービスを停止します)net stop bits(バックグラウンド インテリジェント転送サービスを停止します)net stop msiserver(Windows Installer サービスを停止します) - 次に、キャッシュフォルダの名前を変更します。
これで、Windows は次回起動時に新しいキレイなフォルダを自動的に作ってくれます。ren C:\Windows\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.old
ren C:\Windows\System32\catroot2 catroot2.old(もし「アクセスが拒否されました」って表示されちゃったら、サービスの停止がうまくいってないかも…。PCを再起動して再挑戦するか、次のステップ(SFC, DISM)に進んじゃってください) - 最後に、停止したサービスをぜんぶ再開します。
net start wuauserv
net start cryptSvc
net start bits
net start msiserver - すべてのコマンドが終わったら、ウィンドウを閉じて、PCを再起動します。
- 再起動したら、改めて「設定」>「Windows Update」から、更新プログラムのチェックを試してみてください。
この手順で、「windows11 0x800f081f」だけじゃなくて、アップデートプロセス全体の調子が悪いのも改善される可能性がありますよ!
【本命】システムファイル修復①:SFCコマンドの実行
ここからが、エラー 0x800f081f 修復の「核心部」に迫る作業ですよ!
まずは、Windows の基本的なシステムファイルをチェックして修復してくれる「SFC」コマンドを実行します。
SFC (システム ファイル チェッカー) とは何か?
SFC (System File Checker) っていうのは、Windows に標準で入ってるコマンドラインツールです。
その主な役割は、保護されたすべてのシステムファイル(DLLファイルとか)をスキャンして、破損してる、または間違ったバージョンに置き換わっちゃってるファイルを見つけ出すことなんです。
もし問題のあるファイルが見つかったら、SFC は自動的に、システム内にキャッシュされてる正しいバージョンのファイル(C:\Windows\System32\dllcache とか)と置き換えて、修復を試みてくれます。
日常的なちょっとしたシステムの不具合は、この SFC を実行するだけで改善することが結構多いんですよ。
管理者権限でコマンドプロンプト(またはターミナル)を開く方法
SFC はシステムファイルを直接さわるので、必ず「管理者権限」で実行しないといけません。
- スタートボタンを右クリックします。
- メニューから「ターミナル (管理者)」または「Windows PowerShell (管理者)」を選びます。(環境によっては「コマンド プロンプト (管理者)」って表示されます。どれでも大丈夫ですよ)
- 「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」っていうユーザー アカウント制御(UAC)のダイアログが表示されたら、「はい」をクリックします。
開いたウィンドウのタイトルが「管理者: ターミナル」や「Administrator: …」みたいになっていれば、管理者権限で実行されています!
sfc /scannow の具体的な実行手順と結果の見方
管理者権限のターミナル(またはコマンドプロンプト)が開いたら、以下のコマンドを入力して、Enter キーを押します。
sfc /scannow
入力すると、すぐに「システム スキャンを開始しています。この処理には時間がかかる場合があります。」っていうメッセージが表示されて、スキャンが始まります。
スキャンは PC の性能や状態によりますけど、だいたい 5分から 20分程度かかります。
「検証 100% が完了しました。」って表示されるまで、ウィンドウを閉じずに待っていてくださいね。
スキャンが終わると、以下のどれかのメッセージが表示されます。
それぞれの意味をちゃんと理解しておくことが、すっごく重要ですよ!
- 「Windows リソース保護は、整合性違反を検出しませんでした。」
これは、システムファイルには一切問題がなかった(破損が見つからなかった)っていう意味です。
この場合、0x800f081f の原因は SFC がチェックする範囲(システムファイル)じゃなくて、そのさらに大元にあるコンポーネントストア(DISMの担当範囲)や .NET Framework にある可能性が非常に高くなります。
次の「H2: 【本命】システムファイル修復②:DISMコマンドの実行」に進んでください。 - 「Windows リソース保護により、破損したファイルが見つかりましたが、それらは正常に修復されました。」
SFC が破損したシステムファイルを見つけて、自動で修復することに成功したことを示す、一番うれしい結果です!🎉
このメッセージが表示されたら、PCを必ず再起動してください。
再起動したら、Windows Update をもう一度試してみて、エラー 0x800f081f が解消されたか確認します。 - 「Windows リソース保護により、破損したファイルが見つかりましたが、それらの一部は修復できませんでした。」
これが一番やっかいなパターンです…😥
SFC は破損を見つけたんだけど、修復に使う「正しいファイルのお手本」自体が破損しちゃってるせいで、修復に失敗したことを示しています。
この状態こそが、エラー「windows11 0x800f081f」の根本原因であることが多くて、いよいよ次のステップである DISM コマンドの出番となります!
【本命】システムファイル修復②:DISMコマンドの実行
SFC で修復できなかった場合、または SFC で問題ナシって言われたのに 0x800f081f が解決しない場合…。
次はいよいよ DISM コマンドを使います!
これは、「windows11 0x800f081f」エラーに対する最も強力で効果的な修復手段ですよ!
DISM (展開イメージのサービスと管理) とは何か?
DISM (Deployment Image Servicing and Management) っていうのは、SFC よりもさらに強力なシステム修復ツールなんです。
SFC が「個々のシステムファイル」を修復するのに対して、DISM は「Windows イメージ(コンポーネントストア、CBSストア)」、つまり「システムファイルの大元のお手本」そのものをスキャンして、修復してくれるんです。
SFC が破損ファイルを修復しようとするとき、その「お手本」となる正しいファイルは、このコンポーネントストア(だいたい C:\Windows\WinSxS フォルダにあります)から参照されます。
もし、SFC が参照する「お手本(コンポーネントストア)」自体が破損していたら…どうなると思いますか?
そう、SFC は修復しようにも正しいファイルを見つけられなくて、「破損したファイルが見つかりましたが、修復できませんでした」っていう結果を返すしかなくなっちゃうんです😭
エラー 0x800f081f は、まさにこのコンポーネントストアの食い違い(特に .NET Framework のコンポーネントが見つからない状態)を示していることがすっごく多いんですね。
DISM の役割は、この大元の「お手本」を、インターネット経由で Microsoft のサーバーから正常なファイルを持ってきて、ビシッと修復することにあるんです!
| コマンド | 正式名称 | 主な役割 | 修復対象 | 実行順序 |
|---|---|---|---|---|
| sfc /scannow | システムファイルチェッカー | 既知の破損システムファイルをスキャン・修復 | OSの主要なシステムファイル | DISM実行後(推奨) |
| DISM /RestoreHealth | 展開イメージのサービスと管理 | SFCが参照する「コンポーネントストア」自体を修復 | Windowsイメージ/コンポーネントストア | SFC実行前(推奨) |
ステップ1: DISM /Online /Cleanup-Image /CheckHealth (破損のチェック)
まずは、SFC と同じように管理者権限でターミナル(またはコマンドプロンプト)を開きます。
最初に実行するコマンドは、コンポーネントストアに破損の「フラグ」が立ってるかを一瞬でチェックする CheckHealth です。
DISM /Online /Cleanup-Image /CheckHealth
/Online: 今動いてる Windows 11 に対して操作しますよー、っていう意味です。/Cleanup-Image: イメージをお掃除しますよー、っていう指定です。/CheckHealth: 破損としてマークされてるか、サクッと確認します。
実行するとすぐに結果が返ってきます。
「コンポーネント ストアは修復可能と検出されました」または「コンポーネント ストアの破損は検出されませんでした」って表示されることがほとんどです。
ステップ2: DISM /Online /Cleanup-Image /ScanHealth (破損のスキャン)
次に、CheckHealth よりも詳しくスキャンして、コンポーネントストアの実際の破損を検出する ScanHealth を実行します。
DISM /Online /Cleanup-Image /ScanHealth
このスキャンは CheckHealth よりも時間がかかって、数分程度待つことがあります。
ここで「コンポーネント ストアは修復可能です。」って表示されたら、システムイメージに修復が必要な問題があるっていうことですね。
「コンポーネント ストアの破損は検出されませんでした。」って表示された場合でも、食い違いが隠れてる可能性があるので、次の RestoreHealth を実行することがオススメされてますよ。
ステップ3: DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth (破損の修復)
これがエラー 0x800f081f 修復の最重要ステップです!
RestoreHealth は、ScanHealth で見つかった(あるいは見つからなかった食い違いも含めて)、コンポーネントストアの破損を実際に修復するコマンドなんです!
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
このコマンドを実行すると、DISM は自動的に Windows Update サービス(と安定したインターネット接続)を使って、Microsoft の公式サーバーにアクセスしにいきます。
そして、破損したり足りなかったりするコンポーネントファイルを、最新の正常なファイルと見比べて、ダウンロードし、ローカルのコンポーネントストアを修復してくれるんです。
このプロセスは、PC の状態やネットの速さによって、10分から1時間以上かかることもあります。
進行状況が 20% や 40% で長時間止まってるように見えても、バックグラウンドで一生懸命動いてることが多いので、絶対に途中でウィンドウを閉じないでくださいね!
正常に完了すると、「復元操作は正常に完了しました。」というメッセージが表示されます。
このメッセージが表示されたら、DISM による「お手本」の修復は成功です!🎉
もし RestoreHealth がエラーで失敗しちゃったら…
RestoreHealth 自体がエラー(例: 0x800f0906 とか)で失敗しちゃうことがあります…。
これは、インターネット経由で Windows Update サーバーに接続できないか、ローカルの Windows Update クライアント自体に問題があることを示しています。
この場合の対処法(インストールメディアを使ったオフライン修復)については、後でお話しする「H2: 【.NET Framework 関連】…」のセクションで解説しますね!
DISM実行後に再度 sfc /scannow を実行する
RestoreHealth が正常に完了したら、必ずPCを再起動してください。
再起動したら、もう一度、管理者権限でターミナルを開いて、以下のコマンドを実行します。
sfc /scannow
これはすっごく重要なステップですよ!
なぜなら、
- DISM が「お手本(コンポーネントストア)」をピカピカに修復しました。
- でも、実際に OS が使ってる「システムファイル」は、まだ破損したままかもしれません。
- そこで、修復されたキレイな「お手本」を使って、SFC に「システムファイル」をもう一度チェック・修復させるんです!
DISM の実行前は「修復できませんでした」って表示されてた SFC が、今度は「破損したファイルが見つかりましたが、それらは正常に修復されました。」っていうメッセージに変わる可能性が、とっても高いんです!
この状態になれば、システムファイルとコンポーネントストアの両方が健康になったっていうことですからね💪
再度PCを再起動して、Windows Update を実行して、エラー windows11 0x800f081f が完全に解消されたかを確認してください!
【.NET Framework 関連】エラー 0x800f081f / 0x800f0954 の直接的な対処法
DISM と SFC を実行しても 0x800f081f が解決しない…、あるいは、特に .NET Framework 3.5 を有効にしようとした時に「windows11 0x800f0954」や 0x800f081f が発生しちゃう場合は、.NET Framework のインストールプロセス自体にアプローチする必要があります。
なぜ .NET Framework 3.5 がエラーの原因になるのか?
Windows 11 は、標準では .NET Framework 3.5 を搭載してないんです(標準は 4.8 以降)。
でも、古いアプリがこれを要求すると、「Windows の機能」からオンデマンド(要求があった時に初めて)でインストールしようとします。
このオンデマンドインストールは、普通は Windows Update の仕組みを使って必要なファイルをダウンロードするんですね。
でも、さっきお話しした DISM が失敗するようなケース(会社のWSUS を参照しちゃう、Windows Update サーバーへの接続が禁止されてる、コンポーネントストアが破損してる)だと、このダウンロードに失敗して、0x800f081f や 0x800f0954(ソースが見つからないよーっていうエラー)が発生しちゃうんです。
対処法①: 「Windows の機能の有効化または無効化」からインストール
まずは、一番スタンダードな方法を試してみましょう。
- スタートボタンをクリックして、「
OptionalFeatures」って入力します。 - 一番上に表示される「Windows の機能の有効化または無効化」(
OptionalFeatures.exe)をクリックします。 - 小さなウィンドウが開いたら、一番上にある「.NET Framework 3.5 (.NET 2.0 および 3.0 を含む)」のチェックボックスにチェックを入れます。
- 「OK」をクリックします。
- 「Windows Update からファイルをダウンロードする」を選択します。
ここで正常にインストールが完了すれば問題ナシです!
でも、0x800f081f や 0x800f0954 が発生してるPCだと、この手順が失敗しちゃう可能性が高いんです…。その場合は、対処法②に進んでくださいね。
対処法②: DISMコマンドを使った .NET Framework 3.5 の強制有効化
Windows Update 経由(オンライン)でのインストールが失敗するなら、Windows 11 のインストールメディア(ISOファイル)っていうオフラインの「ソース(インストール元)」を指定して、強制的にインストールしちゃいましょう!
これは、0x800f0954 や 0x800f081f の最も確実なバイパス手段の一つですよ!
ステップA: Windows 11 インストールメディア (ISO) の準備
- Microsoft の公式「Windows 11 のダウンロード」ページにアクセスします。
- 「Windows 11 ディスク イメージ (ISO) をダウンロードする」のセクションを見つけます。
- 「ダウンロードを選択」から「Windows 11 (multi-edition ISO)」を選んで、「ダウンロード」ボタンを押します。
- 言語(日本語)を選んで、確認ボタンを押すと、ISOファイルのダウンロードリンク(64-bit ダウンロード)が表示されるので、クリックしてダウンロードします。(ファイルサイズは 5GB 以上あるので気長に待ってくださいね)
ステップB: ISO ファイルのマウント
- ダウンロードした ISO ファイル(例:
Win11_23H2_Japanese_x64v2.iso)を右クリックします。 - メニューから「マウント」を選びます。
- マウントすると、PC に新しいDVDドライブ(例:
D:ドライブやE:ドライブ)が仮想的にできます。
エクスプローラーで「PC」を開いて、新しくできたドライブのドライブレター(例:D:)を覚えておきます。
ステップC: DISM コマンドの実行(オフラインソース指定)
- 管理者権限でターミナル(またはコマンドプロンプト)を開きます。
- 以下のコマンドを実行します。
重要: コマンドの最後のD:の部分は、ステップBで確認したご自身のPCのドライブレターに置き換えてくださいね!DISM /Online /Enable-Feature /FeatureName:NetFx3 /All /LimitAccess /Source:D:\sources\sxs
このコマンドの意味はこんな感じです。/Online: 今のOSに対して実行します。/Enable-Feature /FeatureName:NetFx3: .NET Framework 3.5 (NetFx3) を有効にします。/All: 必要な親機能もぜんぶ有効にします。/LimitAccess: (最重要)インターネットの Windows Update サーバーへのアクセスを禁止します。これで 0x800f0954 エラーを回避できるんです!/Source:D:\sources\sxs: (最重要)インストールのソース(お手本)として、インターネットじゃなくて、マウントした ISO の中のsources\sxsフォルダを使います。
- このコマンドは、インターネットを使わずにローカルのファイルだけで .NET Framework 3.5 の有効化を終わらせてくれます。
「操作は正常に完了しました。」って表示されれば大成功です!🎉 - 終わったら、マウントしたドライブ(例:
D:)をエクスプローラーで右クリックして、「取り出し」を選んでマウントを解除しておきましょう。
この手順は、0x800f081f や 0x800f0954 で .NET Framework 3.5 の有効化に失敗してた場合の、決定版ともいえる解決策ですよ!
対処法③: Microsoft .NET Framework 修復ツールの利用
Microsoft は、.NET Framework 関連の問題を診断して、修復を試みてくれる専用ツールをタダで提供してくれてるんです。
SFC や DISM とは違うアプローチで、レジストリの問題やインストーラーキャッシュの問題を直してくれる場合があります。
「Microsoft .NET Framework Repair Tool」で検索して、Microsoft の公式サイトからダウンロードして実行してみてください。
ツールが問題を見つけて、「変更が完了しました」って表示されたら、PCを再起動してからもう一度 Windows Update や .NET Framework の有効化を試してみてくださいね。
関連エラーコード (0x800f0983, 0x800f0838) への対処
「windows11 0x800f081f」と同時に、あるいは単体で「windows11 0x800f0983」や「windows11 0x800f0838」が発生することもありますよね。
これらも基本的には SFC / DISM コマンドでの修復が一番なんですけど、それぞれ特有の対処法もあるんですよ。
エラー 0x800f0983 の特徴と追加の対処法
エラー 0x800f0983 は、特に累積更新プログラム(月例パッチとか)を適用するときに出やすいエラーで、「コンポーネントの署名が無効か、破損してるよ」っていうことを示してるみたいです。
対処法: Microsoft Update カタログからの手動インストール
Windows Update 経由(自動)での適用が失敗するなら、その更新プログラム(KB番号)を直接ダウンロードして手動でインストール(スタンドアロンインストール)すると、エラーを回避できることがあるんです!
- 「設定」>「Windows Update」>「更新の履歴」を開いて、インストールに失敗してる更新プログラムの KB番号(例:
KB5031354)をメモします。 - Webブラウザで「Microsoft Update カタログ」と検索して、公式サイトにアクセスします。
- 検索ボックスに、メモした
KB番号(例:KB5031354)を入力して検索します。 - 結果のリストから、お使いの Windows 11 のバージョン(
22H2や23H2、x64ベース システム用)に合うものを見つけて、「ダウンロード」ボタンをクリックします。 - ダウンロードした
.msuファイルを実行して、インストーラーの指示に従います。
この方法なら、Windows Update のコンポーネントを経由しないで直接パッチを当てられるので、0x800f0983 みたいな署名関連の問題を回避できる可能性があるんですよ。
エラー 0x800f0838 の特徴と追加の対処法
エラー 0x800f0838 は、「特定のコンポーネントが見つからないよー」っていうエラーで、これも 0x800f081f とすっごく近い原因(コンポーネントストアの破損)を持っています。
対処法: SSU (サービス スタック更新プログラム) の確認
昔の Windows だと、大型アップデートの前提条件として「SSU (サービス スタック更新プログラム)」を別で適用する必要があって、これが古いと 0x800f0838 が出ることがあったんです。
今の Windows 11 では、SSU は累積更新プログラムに統合されてるんで、この問題は起きにくくなっています。
でも、もし長期間アップデートしてない PC でこのエラーが出る場合は、やっぱりさっきの DISM /RestoreHealth を実行することが、間接的にSSU関連のコンポーネントを最新かつ正常な状態に修復する、一番有効な手段になりますよ!
それでも解決しない場合の上級トラブルシューティング😥
ここまでのすべての対処法(トラブルシューティング、SFC、DISM、.NET Framework修復、手動アップデート)を試しても「windows11 0x800f081f」が解消されない場合…。
OS の破損は、ちょっと深刻かもしれません😭
でも、まだ初期化(クリーンインストール)する前に試せる手が残ってますからね!
Windows 11 のインプレース アップグレード (上書きインストール)
これは、個人用ファイルとインストールしたアプリのほとんどを引き継いだまま、Windows 11 のシステムファイルだけを丸ごと新しいものに入れ替えるっていう、すっごく強力な修復方法です。
OS の「リフレッシュ」とも言える作業で、多くの難しいエラーを解決する最終手段なんですよ!
- さっきの「.NET Framework 3.5 の強制有効化」で使ったのと同じ、Microsoft の公式ダウンロードページにアクセスします。
- 今度は、「Windows 11 インストール メディアを作成する」セクションの「今すぐダウンロード」ボタンを使って、メディア作成ツール(MediaCreationTool)をダウンロードします。
- ダウンロードしたツールを実行します。
- ライセンス条項に同意して、「言語とエディション」が正しいことを確認します。
- 「使用するメディアを選んでください」の画面で、「ISO ファイル」を選びます。(さっきダウンロードしたISOが最新版ならそれを使ってもいいんですけど、ツールで作り直すのが確実です)
- ISO ファイルを保存する場所を指定して、ダウンロードと作成が終わるのを待ちます。
- 作成された ISO ファイルを、さっきと同じように右クリックして「マウント」します。
- マウントされたドライブを開いて、中にある「setup.exe」をダブルクリックして実行します。
- 「Windows 11 セットアップ」が始まります。
- 「更新プログラムのダウンロード方法の変更」で「今は実行しない」を選ぶと時間が短縮できますよ。
- ライセンス条項に同意して、インストールの準備が進むのを待ちます。
- (最重要) 「インストール準備完了」っていう画面が表示されたら、
「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」
にチェックがバッチリ入ってることを、絶対に確認してください!
(もし「何も引き継がない」しか選べない場合は、OSのバージョンが違うとか問題があるので、中止してくださいね) - 「インストール」ボタンをクリックすると、PC が自動的に再起動を繰り返して、Windows 11 の上書きインストールが始まります。
このプロセスが終わると、見た目やデータはほぼそのままなのに、システム内部だけがリフレッシュされて、0x800f081f の原因になってた根深い破損が一掃されてる可能性が高いですよ!
システムの復元
「準備編」で作成した「システムの復元ポイント」を使う時がきました!
もし、このエラーが発生する直前(例えば、特定のドライバーをインストールする前とか)に復元ポイントが作られていたら、その時点に戻すことでエラーが解消する可能性があります。
- スタートボタンをクリックして、「
rstrui」って入力して Enter キーを押します。 - 「システムの復元」が開くので、「次へ」進みます。
- エラーが発生するよりも前の日付の復元ポイントを選んで、「次へ」進みます。
- 「完了」をクリックすると、PC が再起動して、指定した時点の状態に復元されます。
(参考) 専用のシステム修復ソフトの検討
SFC や DISM みたいな複雑なコマンド操作を自動化してくれて、さらに深いレジストリの問題や、サードパーティ製ソフトとの競合、いらないキャッシュファイルなんかを見つけて、最適化・修復しますよっていう専用のソフトウェアも市販されています。
これらはワンクリックでスキャンと修復を実行できる手軽さがウリですけど、効果は製品によって様々みたいです。
無料版でスキャンだけしてみて、どんな問題が見つかるかを確認した上で、導入を検討するのも一つの選択肢かもしれませんね。
まとめ:エラー 0x800f081f 修復のロードマップ😉
Windows 11 のエラーコード 0x800f081f は、すっごく多くの人が遭遇する一般的な問題なんですけど、その原因は「システムコンポーネント(特に .NET Framework 関連)の破損」に集約されます。
この記事で解説した修復手順は、カンタンなものからちょっと大変なものへと順番に並べてあります。
慌てず、以下の流れで一つずつ確実に実行してみてくださいね。
✅ 準備:
まずは「PCの再起動」を試す! 次に「システムの復元ポイント」を作成する。
✅ 基本修復:
「Windows Update トラブルシューティング ツール」を実行する。ダメなら「Update コンポーネントのリセット」を試す。
✅ SFC:
sfc /scannow を実行して、システムファイルの破損をチェック・修復する。
✅ DISM (最重要):
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth を実行して、コンポーネントストア(SFCのお手本)自体を修復する。
✅ SFC (再):
DISM が終わったら、再度 sfc /scannow を実行して、修復されたお手本を使ってシステムファイルを最終修復する。
✅ .NET Framework (0x800f0954対策):
もし .NET 3.5 の問題なら、インストールISOをマウントして、DISM の /Source オプションを使ってオフラインで強制インストールする。
✅ 最終手段:
ここまででダメなら、「インプレース アップグレード(上書きインストール)」でOSをリフレッシュする。
エラー 「windows11 0x800f0954」、「windows11 0x800f0983」、「windows11 0x800f0838」 といった関連エラーも、SFC と DISM によるコンポーネントストアの修復が共通の解決策になりますからね!
コマンド操作は難しく見えるかもしれませんが、この記事の手順通りにコピー&ペーストして実行すれば、安全にPCを健康な状態に戻すことができます。
アップデートの失敗に悩む時間が、この記事で終わりになることを願っています!💪✨


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