Win11 エラーコード 0x80d02002 でダウンロードが失敗する時の対処法

「あれ…？さっきまで普通にダウンロードできてたのに、急にエラーコード 0x80d02002 ってのが出て失敗する！」

「Windows Update を実行しようとしても、Microsoft Store でアプリを入れようとしても、ダウンロードが途中で止まっちゃうんだけど！？」

 

ある日突然、あなたの Windows 11 PC がそんな状態になって、スマホで慌てて「windows11 0x80d02002」なんて検索して、このページにたどり着いてくれたんじゃないでしょうか。

 

何度「再試行」を押してもダメで、仕事や作業がまったく進まないし、「もしかして、Windowsが壊れた…？」「何かのウイルス…？」って、もうパニックになっちゃいますよね😥

 

わかります、わかります！私も似たようなエラーでダウンロードができなくなって、本当に困った経験があります。

アプリが更新できないのも、セキュリティアップデートが適用できないのも、すっごく不安になりますよね。

 

 

この記事は、そんな「ダウンロード地獄」に陥ってしまったあなたを救うための、安全な対処法をステップバイステップで徹底的に解説する「完全ガイド」です🕵️‍♀️✨

 

初心者の方でも簡単に試せる基本的な対処法から、ちょっとだけ専門的なコマンド操作まで。

私と一緒に、一つずつ冷静に確認していきましょうね🥰

 

 

エラーコード 0x80d02002 って一体なにもの？ Windows 11 ダウンロード失敗の謎を解明します

 

まず、この不可解なエラーコードが何を示しているのかを理解することが、解決への第一歩ですよね。

 

「0x80d02002」っていうのは、Windows 11 が、Microsoft のサーバーみたいな指定された場所から、ファイルのダウンロードやデータ転送を正常に完了できなかった時に表示される、汎用的なエラーコードの一つなんです。

 

このエラー自体は「ダウンロードに失敗しちゃったよ！」っていう事実を伝えているだけで、その背後にある具体的な原因（ネットワークが悪いのか、ディスクがいっぱいなのか、設定が間違っているのか）までは、残念ながら教えてくれないんですね…。

 

0x80d02002 が発生する主なシチュエーション

 

このエラーは、Windows 11 の中でも特に「ダウンロード」が中心的な役割を果たす、2つの主要な場面で頻繁に報告されています。

 

1. Microsoft Store でのアプリダウンロード・更新
Microsoft Store から新しいアプリをインストールしようとした時、または既存のアプリを更新しようとした時に、ダウンロードが 0% や途中のパーセンテージでピタッと停止して、しばらくするとこのエラーが表示されちゃうケースです。

 

2. Windows Update での更新プログラム適用
「設定」アプリから Windows Update を実行して、大切なセキュリティ更新プログラムや機能更新プログラムをダウンロードしている最中に、プロセスが失敗してこのエラーコードが記録されちゃうケースですね。

 

どっちのシチュエーションにも共通しているのは、「Microsoft のサーバーと通信して、ファイルをもらってくる」っていう動作が、うまくいっていないことなんです。

 

なんでこのエラーが出ちゃうの？ 考えられる5つの主な原因

 

「0x80d02002」の引き金となる要因は一つじゃないんですけど、多くの場合、以下のどれか、または複数が組み合わさって発生していることが、すっごく多いんですよ。

 

1. 1. ダウンロードキャッシュの破損（最有力候補！）
      Windows Store も Windows Update も、ダウンロードしたファイルを一時的に保存しておく「キャッシュ」っていうフォルダを使います。このキャッシュファイルが何らかの理由で破損したり、不整合を起こしたりすると、システムはダウンロードを正常に完了できなくなって、エラーを返しちゃうんです。

 

1. 1. ネットワーク接続の問題
      単純なインターネット接続の切断や不安定な Wi-Fi 接続はもちろん、ルーターやモデムの一時的な不具合、DNS 設定の問題なんかも、サーバーとの通信を妨げて、ダウンロード失敗の原因になっちゃいます。

 

1. 1. Windows 関連サービスの不具合
      Windows Update や Microsoft Store って、私たちが知らない裏側で、たくさんの「サービス」プログラム（例えば、Windows Update サービスや BITS サービス）が動いていて、それに依存しているんです。これらのサービスが停止していたり、正常に応答しなかったりすると、ダウンロードプロセスは開始すらできません。

 

1. 1. 配信の最適化 (Delivery Optimization) の問題
      Windows 11 には、ダウンロードを速くするために、Microsoft のサーバーだけじゃなくて、ネットワーク上の他の PC からもファイルの一部をもらってくる「配信の最適化」っていう機能が搭載されています。この機能の設定やキャッシュに問題があると、ダウンロードが妨げられることがあるんですね。

 

1. セキュリティソフトやファイアウォールによる妨害
   サードパーティ製（ウイルスバスター、ノートン、カスペルスキーなど）のウイルス対策ソフトやファイアウォールが、「これはちょっと怪しい通信かも？」って誤解して、Microsoft サーバーとの通信をブロックしちゃうケースも少なくありません。

 

 

【表で確認】エラー 0x80d02002 の対処法 早見表

 

これからたくさんの対処法を紹介しますが、まずは全体像を把握するために、代表的な解決策を難易度別にまとめますね。

基本的には、上から順に（難易度の低いものから）試していくことを、強く強くオススメします！

 

対処法	概要	想定難易度	推奨順
PCとルーターの再起動	すべての基本。一時的な不具合を解消します。	★☆☆☆☆ (簡単)	1番目
Storeキャッシュのリセット (wsreset)	Microsoft Store のキャッシュのみをクリアします。	★☆☆☆☆ (簡単)	2番目
トラブルシューティングツールの実行	Windows が自動で問題の検出と修復を試みます。	★★☆☆☆ (簡単)	3番目
ネットワークのリセット	ネットワーク設定を初期状態に戻します。	★★☆☆☆ (簡単)	4番目
Updateキャッシュの手動クリア	Windows Update のキャッシュをコマンドでクリアします。	★★★☆☆ (中級)	5番目
システムファイルチェッカー (SFC/DISM)	システムファイルの破損をスキャンし修復します。	★★★☆☆ (中級)	6番目
セキュリティソフトの一時停止	通信を妨害していないか確認します。	★★★☆☆ (中級)	7番目
インプレースアップグレード	Windows を上書き修復する最終手段です。	★★★★☆ (上級)	8番目

 

 

ステップ1：まずは試すべき！ エラー 0x80d02002 が出た時の初期確認

 

複雑な操作を試す前に、最もカンタンで、かつ「意外とこれで直っちゃう」っていう効果的な方法から始めてみましょう。

 

対処法1：PCの完全な再起動（シャットダウンじゃないですよ！）

 

「再起動すれば直る」っていうのは、ITトラブルの基本中の基本ですよね。

でも、Windows 11の場合は、「高速スタートアップ」っていう機能の影響を考える必要があるんです。

 

普通の「シャットダウン」だと、システムの一部情報が保存されたままになっちゃって、問題が解消されないことがあるんですね。

そこで、「完全な再起動」を試してみましょう！

一番カンタンな方法は、Shiftキーを使ったものです。

 

1. スタートボタンをクリックします。
2. 電源アイコンをクリックします。
3. キーボードの「Shift」キーを押しながら「再起動」をクリックしてみてください。

 

これだけで、システムが完全にリフレッシュされた状態で再起動されるので、一時的なソフトウェアの不具合が解消されて、エラーが直っちゃう場合が結構あるんです！

PC が再起動したら、再度 Microsoft Store や Windows Update を開いて、エラーが解消されたか確認してみてくださいね。

 

対処法2：インターネット接続の安定性を確認する（ルーターの再起動）

 

「0x80d02002」はダウンロードエラーなので、大元のインターネット接続の確認は不可欠ですよね。

 

▼ルーターとモデムの再起動
PC だけでなく、インターネット接続の「大元」であるルーターやモデムの電源もリセットしちゃいましょう。

 

1. ルーターとモデムの電源プラグをコンセントから抜きます。
2. そのまま 1〜2 分間待ちます（機器内部のコンデンサなどに溜まった電力を完全に放電させるためです。ちょっと待つのがミソですよ😅）。
3. 先にモデム（壁からの線が最初につながってる機器）の電源を入れ、ランプが安定するまで数分待ちます。
4. 次にルーター（Wi-Fiとか飛ばしてる機器）の電源を入れ、同様にランプが安定するまで待ちます。
5. PC を再起動し、接続を確認します。

 

▼接続方法の切り替えテスト
もし Wi-Fi (無線LAN) で接続しているなら、可能であれば一時的に LAN ケーブルを使った有線接続に切り替えてみてください。

逆に、有線接続で問題が発生している場合、一時的に Wi-Fi で接続してみる（またはスマートフォンのテザリングを利用してみる）ことで、問題が PC 側にあるのか、特定の接続経路にあるのかを切り分けることができますよ。

 

 

ステップ2：【本命】キャッシュの破損をスッキリ解消する（戦略的対処）

 

基本的な再起動で解決しない場合、次に疑うべきは「キャッシュの破損」です。これが原因である可能性、すっごく高いです！

さっきも説明した通り、Store と Update はそれぞれ異なるキャッシュを持っているので、両方をクリーンアップすることが重要なんですよ。

 

対処法3：Microsoft Store のキャッシュをリセットする (wsreset.exe)

 

Microsoft Store 側のダウンロード（アプリのインストールなど）で「0x80d02002」が発生している場合に、特に有効な方法です。

これは wsreset.exeっていう、Microsoft Store 専用のキャッシュリセットツールを実行するだけのカンタンな操作ですよ！

 

1. スタートボタンの隣にある「検索」アイコンをクリックします。
2. 検索ボックスに wsreset と入力します。
3. 検索結果に「wsreset.exe」（または「wsreset コンドの実行」）が表示されます。
4. これをクリックして実行します。
5. 黒いコマンドプロンプトのウィンドウが一瞬表示され（またはしばらく表示されたままになり）、その後、自動的に Microsoft Store が起動します。

 

このプロセスが完了したら、Store のキャッシュはキレイにクリアされています。もう一度アプリのダウンロードを試みてください！🥰

 

対処法4：Windows Update キャッシュ (SoftwareDistribution) の手動クリア

 

Windows Update の実行時に「0x80d02002」が発生する場合、こちらが本命の対処法となります！

 

Windows Update は、ダウンロードした更新ファイルを C:\Windows\SoftwareDistributionっていうフォルダに一時保存するんです。

このフォルダ内のデータが破損すると、アップデートが永久に失敗し続けることがあるんですね…。

 

このキャッシュは、関連するサービスが動いていると安全に削除できないので、いくつかの手順を踏む必要があります。（ちょっとだけ上級者向けに見えますが、この通りやれば大丈夫！）

 

1. 関連サービスを停止する
まず、コマンドプロンプトを「管理者として実行」する必要があります。

 

1. スタートの「検索」で cmd と入力します。
2. 「コマンド プロンプト」が表示されたら、右クリックして「管理者として実行」を選びます。
3. 「ユーザー アカウント制御」が表示されたら「はい」をクリックします。
4. 開いた黒いウィンドウで、以下のコマンドを1行ずつ入力して、その都度 Enter キーを押していきます。（コピペでもOKですよ！）

net stop wuauserv (Windows Update サービスを停止します)

net stop bits (Background Intelligent Transfer Service を停止します)

net stop dosvc (配信の最適化サービスを停止します)

（※「サービスは開始されていません」って表示されても、全然問題ありません！気にせず次に進みましょう）

 

2. SoftwareDistribution フォルダをリネーム（または削除）する
サービスが停止したら、キャッシュフォルダの名前を変更して、Windows が新しいフォルダを作成するように仕向けます。

引き続き、管理者コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行します。

 

ren C:\Windows\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.old

（※ren は rename の略で、フォルダ名を SoftwareDistribution.old に変更するっていうコマンドです。削除するより安全なんですよ）

 

3. 関連サービスを再開する
最後に、停止したサービスを元に戻します。

 

net start wuauserv

net start bits

net start dosvc

 

すべてのコマンドが正常に完了したら、PC を再起動してください。

再起動後、Windows は新しい SoftwareDistribution フォルダを自動的に作成して、クリーンな状態で Windows Update を再試行してくれます！

 

対処法5：「配信の最適化」のキャッシュをクリアする

 

「配信の最適化」機能も、実は独自のキャッシュを持ってるんです。

これもダウンロードエラーの原因となる可能性があるので、ついでにクリアしておきましょう！

 

1. 「設定」アプリを開きます（スタートメニューの歯車アイコン）。
2. 左側のメニューで「Windows Update」を選びます。
3. 「詳細オプション」をクリックします。
4. 「配信の最適化」をクリックします。
5. 「詳細オプション」をクリックします。（ちょっと階層が深いですよね😅）
6. 「キャッシュ設定」の項目にある「ダウンロード キャッシュのクリア」ボタンをクリックします。

 

 

ステップ3：【これでダメなら】ネットワーク設定の不整合をリセットする

 

キャッシュをクリアしても問題が解決しない…そんな時は、PC のネットワーク設定自体に不整合が生じている可能性があります。

 

対処法6：Windows 11 の「ネットワークのリセット」機能を実行する

 

Windows 11 には、複雑化したネットワーク設定をまとめて初期状態に戻すための、強力な機能が搭載されているんです。

これを実行すると、インストールされているすべてのネットワークアダプターが一度削除されて、再インストールされます。TCP/IP設定なんかもリセットされますよ。

 

 

1. 「設定」アプリを開きます。
2. 「ネットワークとインターネット」を選びます。
3. 一番下にある「ネットワークの詳細設定」をクリックします。
4. 「ネットワークのリセット」をクリックします。
5. 「今すぐリセット」ボタンをクリックし、確認画面で「はい」を選びます。

 

PC は自動的に再起動を促されます（または数分後に自動で再起動します）。

再起動後、Wi-Fi に再接続し（パスワードの入力が必要ですよ！）、エラーが解消されたか確認してください。

 

対処法7：コマンドプロンプトによる高度なネットワークリセット

 

「ネットワークのリセット」機能よりも詳細に、ネットワークスタックの各コンポーネントを個別にリセットする方法です。

対処法4と同じように、コマンドプロンプトを「管理者として実行」してくださいね。

 

以下のコマンドを1行ずつ入力して、Enter キーを押していきます。

 

netsh winsock reset
(Windowsソケット (Winsock) カタログをリセットします。アプリがネットワークに接続するためのAPI設定を初期化する感じです)

 

netsh int ip reset
(TCP/IPスタックをリセットします。IP設定に関連するレジストリキーを初期化します)

 

ipconfig /release
(現在のIPアドレスリースを解放します。いったん「手放す」イメージですね)

 

ipconfig /renew
(DHCPサーバーから新しいIPアドレスを「もらい直す」イメージです)

 

ipconfig /flushdns
(DNSリゾルバーキャッシュをクリアします。古い、または不正なWebサイトのIPアドレス情報を削除します)

 

すべてのコマンドを実行した後、PC を必ず再起動してください！

 

 

ステップ4：Windows 11 のシステム自体が悲鳴を上げているかも？ システム修復編

 

ここまでの対処法は、キャッシュやネットワーク設定といった「外部」の問題に焦点を当てたものでした。

それでも解決しない場合、Windows のシステムファイル自体が破損している可能性を疑います😥

 

対処法8：各種トラブルシューティング ツールを実行する

 

Windows 11 には、問題の自己診断と自動修復を試みる「トラブルシューティング ツール」っていう、お医者さんみたいな機能が用意されています。

「0x80d02002」に関連するのは主に「Windows Update」と「Microsoft Store アプリ」の2つですね。

 

1. 「設定」アプリを開きます。
2. 「システム」メニューの中にある「トラブルシューティング」をクリックします。
3. 「その他のトラブルシューティング ツール」をクリックします。
4. 一覧から以下の2つを順に実行します。
   • Windows Update: 「実行する」ボタンをクリックします。
   • Microsoft Store アプリ: 「実行する」ボタンをクリックします。

 

ツールがスキャンを実行して、問題が検出されれば、修復を試みてくれるか、または修復のための指示が表示されますよ。

 

対処法9：システム ファイル チェッカー (SFC) と DISM を実行する

 

これは、Windows の根幹となるシステムファイルが破損していないかをチェックして、修復するための標準的なコマンドです。ちょっとカッコイイですよね。

実行には管理者権限のコマンドプロンプトが必要ですよ！

 

1. DISM (展開イメージのサービスと管理)
まず、SFC が修復に使う「参照元」となるコンポーネントストア自体が健全であるかを確認・修復します。（修復ツールのための修復、みたいな感じです）

 

DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth

 

このコマンドは、Windows Update を通じて健全なファイルを取得しようと試みるので、インターネット接続が必要です。完了まで数分〜数十分かかることがあるので、気長に待ってくださいね。

 

2. SFC (システム ファイル チェッカー)
DISM が完了したら、次に SFC を実行して、保護されているシステムファイルのスキャンと修復を行います。

 

sfc /scannow

 

こちらも完了まで時間がかかります。

「Windows リソース保護により、破損したファイルが見つかり、それらは正常に修復されました。」または「Windows リソース保護は、整合性違反を検出しませんでした。」って表示されれば大成功です！🎉✨

両方のコマンドが完了したら、PC を再起動してください。

 

 

ステップ5：意外な盲点？ 外部要因と設定の競合を特定する

 

システムが正常でも、外部のソフトウェアや設定が通信を妨害している場合があります。

 

対処法10：セキュリティソフトやファイアウォールの一時停止

 

サードパーティ製（ウイルスバスター、ノートン、カスペルスキーなど）のセキュリティソフトをインストールしている場合、それらが「0x80d02002」の原因となっている可能性が否定できません。

 

 

問題の切り分けのために、これらのソフトの保護機能（特にファイアウォール機能）を一時的に「無効」にしてみてください。

無効にした状態で Microsoft Store や Windows Update を再試行し、ダウンロードが成功するかどうかを確認します。

 

もし無効にしたことで成功した場合、そのセキュリティソフトの設定を見直して、Microsoft Store や Windows Update の通信を「例外」として許可する必要があります。

確認が終わったら、必ずセキュリティソフトを元の「有効」な状態に戻してくださいね！（とっても大事！）

 

対処法11：VPN、プロキシ、カスタムDNS設定の確認

 

会社のネットワークや、プライバシー保護のために VPN ソフトウェアを使っている場合、それらが Microsoft のサーバーへの正常な接続を邪魔することがあります。

 

• VPN: 使用している場合は、VPN 接続を一時的に切断してみてください。
• プロキシ: 「設定」>「ネットワークとインターネット」>「プロキシ」を開き、「プロキシ サーバーを使う」がオフになっていることを確認します。
• カスタムDNS: Google Public DNS (8.8.8.8) や Cloudflare DNS (1.1.1.1) などを手動で設定している場合、一時的に「DNS サーバーのアドレスを自動的に取得する」設定に戻してみてください。

 

対処法12：日付と時刻の設定を自動同期する

 

すっごく稀なケースですが、PC の日付と時刻が大幅にずれていると、サーバーとの安全な通信（SSL/TLS通信）に必要な電子証明書の検証に失敗しちゃって、結果としてダウンロードエラーにつながることがあるんです。

 

1. 「設定」>「時刻と言語」>「日付と時刻」を開きます。
2. 「時刻を自動的に設定する」と「タイム ゾーンを自動的に設定する」の両方がオンになっていることを確認します。
3. 「今すぐ同期」ボタンをクリックして、時刻を強制的に同期させます。

 

 

ステップ6：それでもダメな時の『最終手段』たち…

 

これまでのすべての手順を試しても「0x80d02002」エラーが解消されない場合…😭

より根本的な原因（ユーザープロファイルの破損や、OSコンポーネントの深刻な不具合）が考えられます。

 

対処法13：Microsoft Store アプリのリセットと再インストール

 

Store 側のエラーがしつこく続く場合、Store アプリ自体をリセット、または強制的に再インストールする方法があります。

 

1. アプリのリセット

1. 「設定」>「アプリ」>「アプリと機能」を開きます。
2. アプリの一覧から「Microsoft Store」を探し、右側の「…」をクリックして「詳細オプション」を選びます。
3. 下にスクロールし、「リセット」セクションにある「リセット」ボタンをクリックします。

 

2. PowerShell による再インストール
リセットでもダメな場合、PowerShell を使って Store アプリを再登録します。（また黒い画面です、ごめんなさい😅）

 

1. スタートの「検索」で PowerShell と入力します。
2. 「Windows PowerShell」を右クリックし、「管理者として実行」します。
3. 以下のコマンドをコピー＆ペーストして実行します。

Get-AppXPackage WindowsStore -AllUsers | Foreach {Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register "(_.InstallLocation)\AppXManifest.xml"}

 

対処法14：新しいローカル ユーザー アカウントの作成

 

今使っているユーザープロファイル（個人の設定やファイル情報を管理するデータ）が破損している可能性もあります。

新しいユーザーアカウントを作成して、そちらでログインして問題が再現するかどうかを確認することで、原因を切り分けることができるんです。

 

1. 「設定」>「アカウント」>「家族とその他のユーザー」を開きます。
2. 「その他のユーザー」セクションで「アカウントの追加」をクリックします。
3. 「このユーザーのサインイン情報がありません」>「Microsoft アカウントを持たないユーザーを追加する」を選んで、ローカルアカウント（管理者権限）を新しく作ります。
4. 新しく作ったアカウントで Windows にサインインし、Microsoft Store や Windows Update が正常に動作するかを確認します。

 

もし新しいアカウントで問題が解決した場合、元のプロファイルが破損していたと判断できます…。ちょっと面倒ですが、必要なデータを古いアカウントから新しいアカウントへ移行する必要がありますね😥

 

対処法15：Windows 11 のインプレース アップグレード（修復インストール）

 

これが、データを消去せずに実行できる最後の、そして最も強力な修復手段です。

 

Windows 11 のインストールメディア（Microsoft の公式サイトからダウンロードできる Media Creation Tool など）を使って、今動いている Windows 11 の上に、もう一度 Windows 11 を「上書きインストール」しちゃうんです。

 

この操作は、あなたの個人用ファイルとインストール済みのアプリのほとんどを保持したまま、Windows のシステムファイル全体を新品の状態にリフレッシュしてくれます。

深刻なシステムコンポーネントの破損も、この方法で修復される可能性がとっても高いですよ！

 

 

【知識】エラー 0x80d02002 と関連するダウンロード系エラーコード

 

「0x80d02002」は一人ぼっちのエラーじゃなくて、Windows Update や Store のダウンロード失敗時に表示される、たくさんのエラーコード群の一つなんです。

関連するエラーを知ることで、問題の理解が深まるかもしれませんよ。

 

エラーコード	主な原因 / 意味	0x80d02002 との違い
0x80070005	アクセスが拒否されました	ダウンロード自体ではなく、ファイルへの書き込み権限やサービス実行権限がない場合に多いです。
0x80240034	更新のダウンロード/インストールが未完了	処理が中途半端な状態。0x80d02002 と似ていますが、Update 専用のコードとして使われがちです。
0x80072EFE	サーバーへの接続が異常終了しました	ネットワーク接続が物理的に切断された、またはサーバー側から切断された場合に発生します。
0x80072F8F	サーバーとのセキュリティで保護された接続に問題	日付と時刻のズレや、SSL/TLS証明書の問題が原因の場合に発生します。（対処法12がコレですね！）
0x8024401C	サーバー側の一時的なタイムアウト	Microsoft のサーバー側が混雑している場合など。0x80d02002 よりもサーバー側の要因が強いです。

 

こんなふうに、「0x80d02002」は「ダウンロード処理中」の問題を広く指すのに対して、他のコードは「権限」「接続」「セキュリティ」など、より具体的な原因を示唆することがあるんですね。

 

 

まとめ：エラー 0x80d02002 を克服して快適な Windows 11 ライフを取り戻そう✨

 

Windows 11 のエラーコード「0x80d02002」は、主に Microsoft Store や Windows Update でのダウンロード失敗を示す、本当にイライラしちゃうシグナルです。

 

でも、このエラーに遭遇しても、もう慌てる必要はありません！

多くの場合、原因はネットワークの一時的な不具合、または「キャッシュの破損」にあります。

 

まずは以下のステップを、上から順番にお試しくださいね。

 

✅ PC とルーターの再起動（基本中の基本です！Shift+再起動も試して！)

✅ Microsoft Store キャッシュのリセット (wsreset.exe を実行）

✅ Windows Update キャッシュの手動クリア（SoftwareDistribution フォルダのリネーム、これが本命かも！）

✅ ネットワークのリセット（「設定」からのリセット、または netsh コマンド）

✅ トラブルシューティング ツールの実行（Update と Store アプリの両方）

✅ システムファイルの修復 (DISM と sfc /scannow)

 

これらの手順のどれかが、破損したキャッシュや不整合を起こした設定をリセットして、ダウンロードプロセスを正常な状態に戻してくれるはずです。

 

エラーが出ると本当に焦っちゃいますが、慌てずに一つずつ原因を切り分けて、適切な対処法を試していけば、必ず解決の糸口は見つかりますから！💪✨