Macのユーザー管理完全ガイド(追加・削除・切り替え・ゲストユーザー)とユーザー名変更の方法

Macのユーザー管理完全ガイド(追加・削除・切り替え・ゲストユーザー)とユーザー名変更の方法 mac

 

「あれ…?Macを新しく買ったけど、家族用のアカウントってどうやって作るの?」

「職場で共有したいけど、mac ユーザー追加ってどうすれば…?」

「初期設定の時に適当につけちゃった名前、恥ずかしいからmac ユーザー名 変更したいんだけど!」

 

ある日突然、あなたのMacがそんな状態になって、スマホで慌てて「mac ユーザー名 変更」とか「mac ユーザー 削除」なんて検索して、このページにたどり着いてくれたんじゃないでしょうか。

 

もしかして、「ちょっとだけ人に貸したい」時に便利なmac ゲストユーザー機能の使い方を探していませんか…?

それとも、複数のアカウントを素早く行き来するmac ユーザー切り替えの方法がわからなくて、困っていたり…?

 

わかります、わかります!Macのアカウント管理って、Windowsとちょっと違うし、特に「ユーザー名変更」なんて聞くだけで「なんか難しそう…」「失敗したら壊れちゃうかも…?」って、もうパニックになっちゃいますよね😥

 

でも、大丈夫です!

その焦る気持ち、よーくわかります。でも、慌てて設定をいじくり回すのは、絶対に待ってください!

これらの問題の多くは、macOSの正しい手順さえ知っていれば、安全に解決できるんです。特に「ユーザー名変更」は、手順を間違えさえしなければ怖くありませんよ😲

 

この記事は、そんな「Macのユーザー管理地獄」に陥ってしまったあなたを救うための、安全な対処法をステップバイステップで徹底的に解説する「完全ガイド」です🕵️‍♀️✨

 

基本的な「追加」「削除」から、最難関の「mac ユーザー名 変更」まで。

私と一緒に、一つずつ冷静に確認していきましょうね🥰

 

 

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目次(気になるところをクリック)
  1. Macのユーザーアカウント管理を理解する:なぜ必要か?
    1. アカウント分離のメリット(プライバシー・設定・セキュリティ)
    2. ユーザーアカウントの種類と権限の違い(最重要)
    3. 【重要】自分の「mac ユーザー名 確認」方法
  2. 【基本操作①】Macに新しいユーザーを追加する方法 (mac ユーザー追加)
    1. 「システム設定」からの基本的な追加手順(macOS Ventura以降)
    2. 「システム環境設定」からの追加手順(macOS Monterey以前)
    3. 追加するアカウントの種類(管理者・標準)の選び方
    4. Apple IDとの関連付け:メリットとデメリット
    5. トラブルシューティング:「ユーザーを追加」ボタンが押せない場合
  3. 【基本操作②】Macのユーザーを切り替える方法 (mac ユーザー切り替え)
    1. 高速ユーザ切り替え(メニューバー)の設定と使い方
    2. ログイン画面(ロック画面)から切り替える方法
    3. 切り替えができない時の原因と対処法
  4. 【基本操作③】Macのユーザーアカウントを削除する方法 (mac ユーザー 削除)
    1. 削除前の重要確認事項(データのバックアップ)
    2. ユーザー削除の2つのパターン
    3. 削除の具体的な手順(システム設定から)
    4. 注意点:自分自身のアカウントや唯一の管理者を削除できない理由
    5. トラブルシューティング:ユーザーを削除できない場合の対処法
  5. 【基本操作④】Macのゲストユーザーを活用する方法 (mac ゲストユーザー)
    1. ゲストユーザーとは?(標準ユーザーとの違い)
    2. ゲストユーザーを有効化(オン)にする手順
    3. ゲストユーザーのメリット:一時的な利用とセキュリティ
    4. ゲストユーザーの制限:「探す」機能との関連性
    5. ゲストユーザーを無効化(オフ)にする方法
  6. 【最難関】Macのユーザー名を変更する方法 (mac ユーザー名 変更)
    1. なぜ「mac ユーザー名 変更」は推奨されないのか?(リスクの解説)
    2. 変更する2つの「名前」:「フルネーム」と「アカウント名(ホームフォルダ名)」
    3. パターン1:簡単な「フルネーム」の変更方法(リスクなし)
    4. パターン2:高難易度な「アカウント名(ホームフォルダ名)」の変更方法
    5. (最重要)「アカウント名」変更の【厳守】準備ステップ
    6. (最重要)「アカウント名」変更の【実行】手順
    7. トラブルシューティング:「ユーザー名 変更」後に発生しがちな問題
  7. Macユーザー管理に関するよくある質問 (FAQ)
    1. ログインパスワードを忘れた場合はどうする?
    2. ユーザーアイコン(画像)を変更したい
    3. ログイン項目(スタートアップ)をユーザーごとに設定したい
    4. ファミリー共有との違いは?
  8. まとめ:Macのユーザー管理をマスターして安全・快適に使おう

Macのユーザーアカウント管理を理解する:なぜ必要か?

 

Macのユーザーアカウント管理っていうのは、単に「ログインする人を分ける」以上の、すっごく大事な役割があるんです。

 

なんでアカウントを分けることが推奨されるのか、その基本的なところから見ていきましょう。

 

アカウント分離のメリット(プライバシー・設定・セキュリティ)

 

一台のMacを複数人で使う場合、アカウントを分ける(=mac ユーザー追加をする)ことには、主に3つの大きなメリットがあるんですよ。

 

1. プライバシーの保護

ユーザーごとにホームフォルダが完全に分離されます。

これによって、デスクトップのファイル、ダウンロードしたデータ、閲覧履歴、メール、写真とか、個人のプライベートな情報が他のユーザーから絶対に見られなくなるんです。

家族間であっても、プライバシーは守られるべきですよね!

 

2. 設定のカスタマイズ

壁紙、Dockの配置、アプリの通知設定、文字の大きさ、トラックパッドの操作感度とか、macOSのあらゆる設定をユーザーごとに独立してカスタマイズできます。

Aさんはダークモードが好き、Bさんはライトモードが好き、みたいに、それぞれの好みに合わせた快適な環境を維持できるんです。

 

3. セキュリティの強化

万が一、あるユーザーがマルウェア(ウイルス)に感染するような操作をしちゃっても、その影響を他のユーザーのアカウントに及ぼしにくくする効果があります。

それに、後で説明する「標準」ユーザーアカウントを使うことで、システム全体に関わる重要な設定変更を制限して、Mac全体の安定性を高めることができるんですよ。

 

ユーザーアカウントの種類と権限の違い(最重要)

 

Macのユーザーアカウントには、主に4つの種類があって、それぞれ「できること(権限)」がぜんぜん違います。

この違いを理解することが、適切なユーザー管理の第一歩ですよ!

 

  • 管理者 (Administrator):

    一番強力な権限を持つアカウントです。Macの購入時に最初に作ったアカウントは、自動的にこれになります。

    システム全体の変更、新しいアプリのインストール、他のユーザーの作成・削除(mac ユーザー 削除)とか、Macに関するすべての操作が許可されています。

    mac ユーザー名 変更」みたいなシステム根幹に関わる操作も、管理者権限がないと実行できません。

  •  

  • 標準 (Standard):

    日常的な使用に推奨されるアカウントタイプです。

    アプリの使用、ファイルの作成・編集、自分の設定変更は自由にできます。

    でも、システム設定の重要な部分(セキュリティ設定の変更、新しいアプリのインストールとか)を行おうとすると、管理者の「ユーザー名」と「パスワード」の入力を求められるんです。

    これで、意図しないシステムの変更やマルウェアによる被害を防ぐことができます。

    セキュリティの観点から、日常作業は「標準」アカウントで行うのが、一番安全な運用方法なんですよ💪

  •  

  • 共有のみ (Sharing Only):

    これはちょっと特殊なアカウントで、Macにログイン(デスクトップを表示)することはできません。

    ネットワーク経由で、特定の共有フォルダにだけアクセスを許可するためだけのアカウントです。

  •  

  • ゲスト (Guest):

    これが「mac ゲストユーザー」ですね!一時的にMacを他の人に使わせるための特別なアカウントです。

    詳しくは後で説明しますが、ゲストがログインして作ったファイルや設定は、ログアウトすると自動的にぜんぶ削除されます

    プライバシーとセキュリティを守りつつ、安全にMacを貸し出すことができますよ。

 

これらの違いを分かりやすくするために、表にまとめますね。

 

アカウントの種類 主な目的 システム設定の変更 アプリのインストール 他ユーザーの管理
管理者 Macの完全な管理・運用 可能 可能 可能
標準 日常的な作業・利用 制限付き(要管理者パス) 制限付き(要管理者パス) 不可
共有のみ ネットワーク経由のファイル共有 不可(ログイン不可) 不可(ログイン不可) 不可
ゲスト 一時的な貸し出し 不可 不可 不可

 

 

【重要】自分の「mac ユーザー名 確認」方法

 

これから説明する色んな操作、特に「mac ユーザー名 変更」の前提として、現在の「アカウント名(短い名前)」と「フルネーム」をちゃんと把握しておく必要があります。

 

「フルネーム」っていうのは、ログイン画面や設定画面で表示される、比較的自由に変更できる表示名です(例:「山田 太郎」)。

 

「アカウント名」(またはショートネーム)っていうのは、システム内部で使われる、通常は変更しないすっごく重要な名前です。

これはホームフォルダ(家のアイコンのフォルダ)の名前にもなってて、英数字(通常は小文字)で作られます(例:「yamadataro」)。

 

▼確認手順(macOS Ventura以降):

  1. Appleメニュー(画面左上のリンゴマーク)をクリックして、「システム設定」を開きます。
  2. 左側のサイドバーを下にスクロールして、「ユーザとグループ」を選びます。
  3. ユーザーの一覧が表示されます。自分のアカウント名の横に「管理者」や「標準」って種類が表示されてますよね。
  4. 自分のアカウント(一番上にあることが多いです)を「control」キーを押しながらクリック(または右クリック)します。
  5. 表示されたメニューから「詳細オプション…」を選びます。
  6. パスワードの入力を求められるので、ログインパスワードを入力します。
  7. 新しいウィンドウが開いて、現在の設定がぜんぶ表示されます。
    • ユーザー名: これが「アカウント名(ショートネーム)」です。(例:yamadataro)
    • フルネーム: これが「表示名」です。(例:山田 太郎)
    • ホームディレクトリ: /Users/yamadataro みたいに、「アカウント名」と同じ名前のフォルダが指定されてるはずです。

 

⚠️絶対に注意してほしいこと!⚠️

この「詳細オプション」画面は、Macの動作にぜったい必要な情報を表示しています。

この時点では、絶対に、絶対に何も変更しないでください!

ここでは「mac ユーザー名 確認」だけを行って、確認が終わったら必ず「キャンセル」ボタンを押してウィンドウを閉じてくださいね!

(「mac ユーザー名 変更」の正しい手順は、後でじっくり解説しますからね😉)

 

▼確認手順(macOS Monterey以前):

  1. Appleメニューから「システム環境設定」を開きます。
  2. 「ユーザとグループ」アイコンをクリックします。
  3. 左下の鍵アイコンをクリックして、パスワードを入力してロックを解除します。
  4. 左側のユーザー一覧から、自分のアカウントを「control」キーを押しながらクリック(または右クリック)します。
  5. 「詳細オプション…」を選んで、上記と同じように「ユーザー名(アカウント名)」と「フルネーム」を確認して、確認後は「キャンセル」で閉じます。

 

 

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【基本操作①】Macに新しいユーザーを追加する方法 (mac ユーザー追加)

 

家族や同僚とか、自分以外にMacを日常的に使う人がいる場合、新しいユーザーアカウントを追加します。

これが「mac ユーザー追加」ですね!これは最も基本的で安全な操作の一つですよ。

 

「システム設定」からの基本的な追加手順(macOS Ventura以降)

 

  1. Appleメニューから「システム設定」を開きます。
  2. サイドバーで「ユーザとグループ」を選びます。
  3. 右下の「アカウントを追加」ボタンをクリックします。

    (このボタンが表示されない、または押せない場合は、あなたが管理者じゃない「標準」ユーザーでログインしてる可能性があります。管理者アカウントでログインし直すか、管理者の人に操作を頼んでくださいね)

  4. 管理者としてのパスワードを求められるので、入力します。
  5. 新しいアカウントの種類を選ぶポップアップが表示されます。
    • 管理者: Macを共同で管理する人(例:両親)向け。
    • 標準: 日常的な利用者(例:子供や同僚)向け。こちらが強く推奨されます!
    • 共有のみ: ファイル共有専用。
  6. アカウントの種類(通常は「標準」)を選んで、必要な情報を入力します。
    • フルネーム: ログイン画面とかで表示される名前(例:「山田 花子」)。日本語でも大丈夫です。
    • アカウント名: システムが使う短い名前。入力すると自動で生成されます(例:「yamadahanako」)が、分かりやすい半角英数字(小文字推奨)に変更もできます。

      この「アカウント名」は、後から変更するのがすっごく大変(高リスク)なので、ここで慎重に決めてくださいね!

    • パスワード: 新しいユーザーがログインするためのパスワードを設定します。
    • 確認: 同じパスワードをもう一度入力します。
    • パスワードのヒント: パスワードを忘れた時のためのヒント(省略可)。
  7. ユーザーを作成」ボタンをクリックします。

 

これで、左側のユーザー一覧に新しいアカウントが追加されます。カンタンですよね🥰

 

「システム環境設定」からの追加手順(macOS Monterey以前)

 

手順はほぼ同じですが、見た目がちょっと違います。

 

  1. Appleメニューから「システム環境設定」を開き、「ユーザとグループ」をクリックします。
  2. 左下の鍵アイコンをクリックして、管理者パスワードを入力してロックを解除します。
  3. ユーザー一覧の下にある「+」(プラス)ボタンをクリックします。
  4. 「新規アカウント」のプルダウンメニューから「管理者」または「標準」を選びます。
  5. 上記と同じように「フルネーム」「アカウント名」「パスワード」とかを設定して、「ユーザーを作成」ボタンをクリックします。

 

追加するアカウントの種類(管理者・標準)の選び方

 

さっきも言いましたが、セキュリティの観点からは「標準」ユーザーの作成を、すっごく強く推奨します!

 

「管理者」アカウントは、システムの根幹を変更できちゃう強力な権限を持っています。

もし、Macの操作に不慣れな人や、セキュリティ意識が十分じゃない人に管理者権限をあげちゃうと、意図せずシステムを不安定にしちゃったり、マルウェアを簡単にインストールしちゃったりする危険性があるんです😥

 

日常的なブラウザ閲覧、メール、書類作成、動画視聴なんかは、ぜんぶ「標準」アカウントで何の問題もなくできます。

アプリのインストールとかが必要になった時だけ、その都度、管理者のパスワード(あなたのパスワード)を入力して許可を与えれば、それでOKなんですよ。

 

「管理者」アカウントを追加するのは、あなたと同じようにMac全体を管理する責任を負う人(例:IT部門の同僚、PCに詳しいパートナー)だけに限定すべきですね。

 

Apple IDとの関連付け:メリットとデメリット

 

新しいユーザーを作ると、そのユーザーが初めてログインした時にApple IDの設定を求められます。

 

Apple IDを関連付けると、iCloud(写真、連絡先、カレンダーとか)、App Store、Apple MusicみたいなAppleサービスが使えるようになって、すっごく便利です。

 

でも、これは任意です。

Apple IDを持たない子供用のアカウントとか、単にローカルでの作業(WordとかExcelとか)だけをさせたい場合は、Apple IDを設定せずに「後で設定する」や「スキップ」を選んでも、Macの基本機能は問題なく使えますよ。

 

Apple IDを関連付けないアカウントを「ローカルアカウント」って呼ぶこともあります。

 

トラブルシューティング:「ユーザーを追加」ボタンが押せない場合

 

「アカウントを追加」(または「+」ボタン)がグレーアウトして押せない!っていう場合、原因はほぼ以下の2つです。

 

  1. あなたが管理者ではない:

    今ログインしてるアカウントが「標準」ユーザーの場合、他のユーザーを追加・削除する権限がありません。

    管理者アカウントでログインし直してください。

    自分のアカウントが管理者かどうかは、「ユーザとグループ」設定画面で自分の名前の横を見れば確認できますよ。

  2.  

  3. 設定がロックされている(Monterey以前):

    macOS Monterey以前の「システム環境設定」だと、左下に鍵アイコンがありますよね。

    ここがロックされた状態(鍵が閉じたアイコン)だと、設定変更ができません。

    鍵アイコンをクリックして、管理者パスワードを入力してロックを解除する必要があります。

 

 

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【基本操作②】Macのユーザーを切り替える方法 (mac ユーザー切り替え)

 

複数のユーザーアカウントを作ったら、次はそれらを切り替える方法ですよね。

mac ユーザー切り替え」の方法はいくつかありますが、一番速くて便利なのは「高速ユーザ切り替え」です!

 

高速ユーザ切り替え(メニューバー)の設定と使い方

 

「高速ユーザ切り替え」っていうのは、今のユーザーがログインした状態(作業中のアプリを開いたまま)で、別のユーザーに素早く切り替える機能です。

いちいちログアウトする必要がないから、すっごく効率的なんですよ。

 

▼設定方法(macOS Ventura以降):

  1. Appleメニューから「システム設定」を開きます。
  2. サイドバーで「コントロールセンター」を選びます。
  3. 右側をスクロールして、「高速ユーザ切り替え」のセクションを見つけます。
  4. 「メニューバーに表示」っていう項目があります。

    ここで「アイコン」または「アカウント名」を選びます。

    (「アイコン」を選ぶと人の形のアイコンが、「アカウント名」を選ぶと今ログイン中のフルネームがメニューバー右上に表示されます。お好みでどうぞ😉)

  5. 「コントロールセンターに表示」もオンにしておくと便利です。

 

▼設定方法(macOS Monterey以前):

  1. Appleメニューから「システム環境設定」を開き、「ユーザとグループ」をクリックします。
  2. 左下の「ログインオプション」を選びます(必要なら鍵アイコンでロック解除)。
  3. 高速ユーザ切り替えメニューを表示」にチェックを入れます。

    表示方法として「フルネーム」「アカウント名」「アイコン」から選べます。

 

▼使い方:

設定をオンにすると、画面右上のメニューバーにユーザー名またはアイコンが表示されます。

 

  1. メニューバーのユーザー名またはアイコンをクリックします。
  2. 作成済みのアカウント一覧がドロップダウンリストで表示されます。
  3. 切り替えたいユーザー名をクリックします。
  4. そのユーザーのログイン画面が表示されるので、パスワードを入力してログインします。

 

この時、元のユーザー(あなた)はログアウトされてなくて、作業状態が保持されてるんです。

元のユーザーに戻りたい時も、同じようにメニューバーから自分の名前を選べば、パスワード入力だけで瞬時に作業を再開できますよ!

 

ログイン画面(ロック画面)から切り替える方法

 

Macを起動した時や、スリープから復帰した時のログイン画面(ロック画面)からもユーザーを切り替えられます。

 

画面下部に、登録されてるユーザーのアイコンが一覧で表示されてますよね。

ログインしたいユーザーのアイコンをクリックして、そのユーザーのパスワードを入力すれば、そのアカウントでログインできます。

 

あと、一度ログアウト(Appleメニュー > 「(あなたの名前)をログアウト…」)した場合も、このログイン画面に戻ります。

 

切り替えができない時の原因と対処法

 

「高速ユーザ切り替え」は便利なんですけど、大量のアプリを起動したまま(特にメモリをいっぱい消費するアプリ)切り替えると、Mac全体の動作が遅くなることがあります…。

 

あと、稀に切り替えがうまくいかない(画面が暗転したままとか)場合があります😥

その場合は、一度Macを再起動(Appleメニュー > 「再起動…」)することで、ほとんどの問題は解決します。

 

根本的な対策として、ユーザーを切り替える前には、いらないアプリは終了しておくことをお勧めしますね。

 

 

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【基本操作③】Macのユーザーアカウントを削除する方法 (mac ユーザー 削除)

 

家族が独立した、あるいは同僚が退職したとか、アカウントが不要になった場合は、「mac ユーザー 削除」操作を行います。

 

この操作は、そのユーザーのデータを完全に消去しちゃう可能性があるので、細心の注意が必要です!

 

削除前の重要確認事項(データのバックアップ)

 

⚠️警告:

ユーザーアカウントを削除すると、そのユーザーのデスクトップ、書類、ダウンロード、写真、メールとか、ホームフォルダ内の全データが消去される可能性があります。

 

削除操作を実行する前に、必ず以下の点を確認してくださいね。

 

  1. 削除対象のアカウントでログインする:

    まず、削除しようとしてるアカウントで一度Macにログインします。

  2. 重要なデータの確認:

    「書類」フォルダ、「デスクトップ」、「写真」ライブラリとか、失ったら困るデータが残ってないかを確認します。

  3. データのバックアップ:

    必要なデータがある場合は、外付けHDD、USBメモリ、iCloud Driveとかのクラウドストレージに必ずコピー(バックアップ)してください。

  4. 管理者アカウントで再ログイン:

    バックアップが完了したら、そのアカウントからログアウトして、「管理者」アカウントでログインし直します。

    ユーザーの削除は管理者しか実行できませんからね。

 

ユーザー削除の2つのパターン

 

削除を実行する時、Macは「そのユーザーのホームフォルダ(全データ)をどう扱う?」って尋ねてきます。

ここで2つの選択肢があるんです。

 

パターン1:ホームフォルダを完全に削除する

(「ホームフォルダを削除」または「ホームフォルダをすぐに削除」)

 

これは一番一般的で、クリーンな削除方法です。

ユーザーのアカウント情報と一緒に、そのユーザーが作った全データ(ホームフォルダ)をMacから完全に消去します。

ディスクスペースを解放したい場合は、こっちを選びます。

もちろん、バックアップが完了してるのが大前提ですよ!

 

パターン2:ホームフォルダをディスクイメージとして保存する

(「ホームフォルダを保存」または「ホームフォルダをディスクイメージに保存」)

 

これは、データは消去せず、「安全なアーカイブ」として残しておく方法です。

ユーザーのホームフォルダ全体が、一つのファイル(.dmgっていう拡張子のディスクイメージファイル)に圧縮・変換されます。

このファイルは、/ユーザ/削除されたユーザ/ フォルダ内に保存されます。

万が一、後から「あのファイルが必要だった!」ってなった場合でも、この.dmgファイルを開けばデータを取り出せるんです。

ただし、ホームフォルダの容量分のディスクスペースは解放されません。

 

▼どちらを選ぶべきか?

  • 完全に不要で、バックアップも完璧な場合: パターン1(完全に削除)
  • 少しでも不安が残る、後でデータが必要になるかも…な場合: パターン2(ディスクイメージで保存)

 

削除の具体的な手順(システム設定から)

 

  1. 管理者アカウントでログインしてることを確認します。
  2. Appleメニューから「システム設定」(または「システム環境設定」)を開きます。
  3. 「ユーザとグループ」を選びます。
  4. (Monterey以前の場合)左下の鍵アイコンをクリックして、管理者パスワードを入力してロックを解除します。
  5. 左側のユーザー一覧から、削除したいユーザーを選びます。

    (自分自身のアカウントは選べませんよ)

  6. アカウント名の右側(Ventura以降)または一覧の下(Monterey以前)にある「i」ボタン(情報ボタン)または「」(マイナス)ボタンをクリックします。
  7. 「アカウントを削除」の確認画面が表示されます。

    ここで、さっき説明した「パターン1(ホームフォルダを削除)」か「パターン2(ホームフォルダを保存)」かを選ぶラジオボタン(またはチェックボックス)が表示されます。

  8. どちらかを選んで、内容をよーく確認した上で、「アカウントを削除」(または「ユーザを削除」)ボタンをクリックします。
  9. 削除が実行されて、ユーザー一覧からそのアカウントが消えます。

 

注意点:自分自身のアカウントや唯一の管理者を削除できない理由

 

システムは、安全のために以下の2つのアカウントの削除を許可してないんです。

 

  1. 現在ログイン中のアカウント:

    自分自身を削除することはできません。

    もしAっていうアカウントを削除したいなら、Bっていう管理者アカウントでログインする必要があります。

  2.  

  3. Macに存在する唯一の管理者アカウント:

    Macには必ず一人以上の「管理者」が存在する必要があります。

    もし管理者アカウントが一つしかない場合、そのアカウントを削除しようとするとエラーになっちゃいます。

    その管理者を削除したい場合は、先に別の新しい管理者アカウントを作成(【基本操作①】参照)してから、その新しい管理者でログインし直し、古い管理者を削除する必要があります。

 

トラブルシューティング:ユーザーを削除できない場合の対処法

 

  • 「-」ボタンが押せない:

    管理者でログインしてないか、鍵がロックされています。上記「注意点」を確認してください。

  •  

  • ファイルが使用中で削除できない:

    削除対象のユーザーがまだログイン中(高速ユーザ切り替えで待機中)になってる可能性があります。

    一度Macを再起動してから、再度管理者でログインし、削除操作を行ってみてください。

    あと、削除対象ユーザーの「ファイル共有」がオンになってる場合も、オフにしてから試してくださいね。

 

 

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【基本操作④】Macのゲストユーザーを活用する方法 (mac ゲストユーザー)

 

「ちょっとだけネット検索させたい」「友人が自分のメールをチェックしたい」

こんな感じで、一時的にMacを貸し出す場面で、すっごく役立つのが「mac ゲストユーザー」機能です!

 

ゲストユーザーとは?(標準ユーザーとの違い)

 

ゲストユーザーは、パスワードなしでログインできる特別なアカウントです。

 

最大の特徴は、「ログアウトすると、そのセッションで作成・変更したすべてのデータが自動的に消去される」っていう点です!

 

ゲストがデスクトップにファイルを保存しても、ブラウザの閲覧履歴を残しても、ログアウトした瞬間にぜんぶリセットされて、Macはゲストがログインする前のクリーンな状態に戻ります。

 

これにより、あなた個人のファイルや設定(プライバシー)を完璧に守りつつ、相手にMacの基本機能(主にSafariブラウザ)を使わせることができるんです。

 

「標準ユーザー」はデータを恒久的に保存し続けますが、「ゲストユーザー」は一時的な利用に特化してる、っていうのが決定的な違いですね。

 

ゲストユーザーを有効化(オン)にする手順

 

ゲストユーザーは、デフォルト(初期設定)では無効(オフ)になってることが多いです。

以下の手順で有効化しましょう。

 

▼手順(macOS Ventura以降):

  1. Appleメニューから「システム設定」を開き、「ユーザとグループ」を選びます。
  2. ゲストユーザ」っていう項目があります。その右側にある「i」(情報)ボタンをクリックします。
  3. ゲストにこのコンピュータへのログインを許可」のトグルスイッチをオン(緑色)にします。
  4. (オプション)「ゲストフォルダへのアクセスを制限」にチェックを入れると、ネットワーク上の共有フォルダへのアクセスを制限できます。通常はオンのままで大丈夫です。
  5. 「完了」をクリックします。

 

▼手順(macOS Monterey以前):

  1. Appleメニューから「システム環境設定」を開き、「ユーザとグループ」をクリックします。
  2. 鍵アイコンをクリックしてロックを解除します。
  3. ユーザー一覧から「ゲストユーザ」を選びます。
  4. ゲストにこのコンピュータへのログインを許可」のチェックボックスをオンにします。

 

これで、ログイン画面に「ゲストユーザ」っていうアイコンが表示されて、誰でもパスワードなしで選んでログインできるようになります。

 

ゲストユーザーのメリット:一時的な利用とセキュリティ

 

さっきも言った通り、メリットは「セキュリティ」と「プライバシー」の担保です。

 

  • あなたのデータには一切アクセスできません。
  • ゲストが何かしようとしても、システム設定の変更やアプリのインストールはできません。
  • ログアウトすれば全データが消えるので、ゲストのプライバシー(閲覧履歴とか)も守られます。

 

ゲストユーザーの制限:「探す」機能との関連性

 

ゲストユーザーには強い制限がかかってます。

基本的にできることはSafariでのブラウジングくらいだと考えておくといいでしょう。

 

一つ注意点として、「Macを探す」機能(FileVaultがオンの場合)との関連があります。

ゲストユーザーでログインすると、そのMacは一時的にネットワークに接続されますよね。

もしMacを紛失した場合、拾った人がゲストユーザーでログインしてくれると、その瞬間にMacの現在地情報がネットワーク経由であなたのApple IDに送信される可能性があるんです。

 

このため、セキュリティ設定(「プライバシーとセキュリティ」 > 「FileVault」)でFileVault(ディスク暗号化)をオンにしてる場合、ゲストユーザーが「Macを探す」機能を補助する役割を担うことがあるんですよ。

 

ゲストユーザーを無効化(オフ)にする方法

 

有効化した時と逆の手順で、トグルスイッチやチェックボックスをオフに戻すだけです。

 

公共の場に設置するMacとかじゃない限り、普段はゲストユーザーを無効(オフ)にしておいて、必要な時だけ有効化(オン)にするのがセキュリティ上は望ましい運用ですね。

 

 

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【最難関】Macのユーザー名を変更する方法 (mac ユーザー名 変更)

 

ここからがこの記事の核心であり、最も高難易度な操作「mac ユーザー名 変更」の解説です!

 

「初期設定の時に、Apple IDの情報がそのまま使われて、フルネームがローマ字になったまま…😥」

「アカウント名が適当な文字列になってて気持ち悪い…」

 

こういった理由で名前を変更したいっていうニーズはすっごく多いんですけど、Appleは公式にはこの操作を推奨してないんです…。

 

なぜ「mac ユーザー名 変更」は推奨されないのか?(リスクの解説)

 

Macのシステム(macOS)は、「アカウント名」と、それに対応する「ホームフォルダ名」(/Users/(アカウント名))を、すっごく強く関連付けて動作してるんです。

 

多くのアプリやシステム設定が、この「ホームフォルダのパス(場所)」を絶対的なものとして記憶してます。

 

もし、手順を誤って「アカウント名」と「ホームフォルダ名」の辻褄が合わなくなっちゃうと、以下のような深刻な事態に陥る可能性があるんです😱

 

  • ログインできなくなる(ホームフォルダが見つからない)
  • デスクトップや書類フォルダにアクセスできなくなる
  • アプリが起動しなくなる(設定ファイルが見つからない)
  • キーチェーン(パスワード保存機能)が正常に動作しなくなる
  • アクセス権が壊れ、ファイルの保存や編集ができなくなる

 

まさに「Macが正常に動かなくなる」リスクと隣り合わせの操作なんですよ。

 

だからこそ、これから説明する手順を一言一句違えず、細心の注意を払って実行する必要があります。

少しでも不安がある方、PC操作に自信がない方は、無理に変更せず今のまま使い続けることをお勧めします…!

 

変更する2つの「名前」:「フルネーム」と「アカウント名(ホームフォルダ名)」

 

まず、あなたが変更したいのがどっちの「名前」なのかを、はっきり区別する必要があります。

 

項目 フルネーム (表示名) アカウント名 (ショートネーム)
山田 太郎 (Taro Yamada) yamadataro
表示場所 ログイン画面、メニューバー、設定画面など ホームフォルダ名 (/Users/yamadataro)
変更難易度 簡単 非常に高難易度(高リスク)
主な影響 表示が変わるだけ。システムへの影響なし。 システム全体に影響。失敗すると起動不能リスク。
変更方法 通常の「ユーザとグループ」設定から変更可能 厳格な手順(詳細オプション)でのみ変更可能

 

多くの方が「ログイン画面の名前を変えたい」だけなのであれば、それは「フルネーム」の変更であり、リスクはぜんぜんありません!

 

でも、「ホームフォルダ(家のアイコン)の名前まで変えたい」っていう場合は、高リスクな「アカウント名」の変更が必要になっちゃうんです。

 

パターン1:簡単な「フルネーム」の変更方法(リスクなし)

 

もし変更したいのが「フルネーム」(表示名)だけなら、手順はすっごく簡単で安全ですよ🥰

 

  1. Appleメニューから「システム設定」(または「システム環境設定」)を開きます。
  2. 「ユーザとグループ」を選びます。
  3. (Monterey以前の場合)鍵アイコンをクリックしてロックを解除します。
  4. 左側のユーザー一覧から、変更したいアカウント(自分自身でもOK)を「control」キーを押しながらクリック(または右クリック)します。
  5. 詳細オプション…」を選びます。(「自分のmac ユーザー名 確認」の時と同じ画面ですね)
  6. パスワードを求められたら入力します。
  7. フルネーム」の欄だけを、変更したい新しい名前に書き換えます(例:「山田 太郎」)。
  8. 他の項目(特にアカウント名やホームディレクトリ)は絶対に触らないでください!
  9. 「OK」ボタンをクリックしてウィンドウを閉じます。
  10. Macを再起動すると、ログイン画面やメニューバーの表示が新しいフルネームに変わってます。

 

これだけであれば、システムへの悪影響は一切ありません!

 

パターン2:高難易度な「アカウント名(ホームフォルダ名)」の変更方法

 

ここからが本番です…。

ホームフォルダ名と、それに関連するシステム内部のアカウント名を変更する、高リスクな手順です。

 

⚠️警告:本当に上級者向けです!⚠️

この操作はMacのシステム根幹に関わる変更です。

手順を一つでも間違えちゃうと、データをすべて失うか、OSの再インストールが必要になる可能性があります。

必ず以下の準備ステップを完了させてから、自己責任のもとで実行してくださいね!

 

(最重要)「アカウント名」変更の【厳守】準備ステップ

 

この準備を怠っちゃうと、失敗した時のリカバリーが不可能になります。絶対に守ってください!

 

ステップ0-1: Time Machineでの完全バックアップ

まず、外付けHDDを用意して、Time Machine機能を使ってMac全体の完全なバックアップを作成してください。

万が一、操作に失敗してMacが起動しなくなっても、このバックアップから復元することができます。

これは「保険」じゃなくて「必須作業」です!

 

ステップ0-2: 新しい「管理者」アカウントの作成(必須)

mac ユーザー名 変更」の操作は、変更対象のアカウントでログインした状態では絶対にできません!

(システムが使用中のファイル名を変更しようとすることになっちゃって、必ず失敗します)

 

あと、安全に操作を監視・実行するために、操作専用の「別のアカウント」が必要です。

 

  1. 【基本操作①】の手順に従って、新しい「管理者」アカウントを作成します。
  2. アカウント名は一時的なもの(例:「adminwork」「tempadmin」とか)で構いません。
  3. 必ず「管理者」として作成してくださいね。
  4. 作成したら、一度その新しい管理者アカウントでログインできることを確認してください。

 

この「作業用管理者アカウント」が、あなたのメインアカウント(変更対象)の「名前」と「ホームフォルダ」を変更する、お医者さん(執刀医)の役割を果たします。

 

準備はよろしいですか…?

バックアップは完了して、作業用の新しい管理者アカウントも作りましたね。

では、実行手順に進みます。

 

(最重要)「アカウント名」変更の【実行】手順

 

▼前提:

  • 変更したい現在のアカウント名: oldname
  • 変更したい新しいアカウント名: newname
  • 作成した作業用管理者アカウント: adminwork

 


 

ステップ1: 作業用管理者 (adminwork) でログインし直す

 

  • 今ログインしてるアカウント(oldname)から完全にログアウトします。
  • ログイン画面で、さっき作った作業用管理者アカウント(adminwork)を選んで、ログインします。
  • これ以降の操作は、ぜんぶこの adminwork アカウント上で行います!

 


 

ステップ2: 変更したいアカウントのホームフォルダ名をFinderで変更

 

  1. Finderを開きます。
  2. メニューバーの「移動」から「コンピュータ」を選びます。
  3. 「Macintosh HD」(またはお使いの起動ディスク名)を開きます。
  4. ユーザ」フォルダ(英語環境では Users)を開きます。
  5. この中に、変更対象のアカウントのホームフォルダ(家のアイコン)があるはずです。(例: oldname)
  6. この oldname フォルダを選択して、名前を変更します。(例: oldname → newname)
  7. adminwork のパスワードを求められるので入力します。

    注意: 新しい名前(newname)は、半角英数字の小文字のみ、スペースなしを強く推奨します!

    これは、後で設定する「アカウント名」と完全に一致させる必要がありますからね。

 


 

ステップ3: 「システム設定」の「ユーザとグループ」で詳細オプションを開く

 

  1. adminwork でログインしたまま、「システム設定」(または「システム環境設定」)を開きます。
  2. 「ユーザとグループ」に進みます。
  3. (Monterey以前の場合)鍵アイコンをクリックし、adminwork のパスワードでロックを解除します。
  4. ユーザー一覧から、変更対象のアカウント(フルネームで表示されてるはず)を「control」キーを押しながらクリック(または右クリック)します。

    (※adminwork 自身じゃなくて、変更したい方のアカウントですよ!)

  5. 詳細オプション…」を選びます。

 


 

ステップ4: 「アカウント名」と「ホームディレクトリ」のパスを一致させる

 

「詳細オプション」の警告ウィンドウが開きます。

ここが最大の山場です!絶対に間違えないでくださいね!

 

表示されてる以下の2つの項目を、ステップ2で変更した名前に合わせて書き換えます。

 

  1. アカウント名:

    現在の名前(oldname)が入力されてます。

    これを、ステップ2でFinderで変更したホームフォルダ名と完全に同じ新しい名前(newname)に書き換えます。

    (大文字・小文字も区別されます! newname にしてください)

  2.  

  3. ホームディレクトリ:

    現在のパス(/Users/oldname)が入力されてます。

    これを、ステップ2で変更したホームフォルダのパスと完全に同じ新しいパス(/Users/newname)に書き換えます。

 

▼確認:

  • 「アカウント名」が newname になってるか?
  • 「ホームディレクトリ」が /Users/newname になってるか?
  • 「フルネーム」も変えたい場合は、このタイミングで一緒に変更しても大丈夫です。
  • UUID、ユーザID、グループIDとか、他の項目は絶対に触らないでください!

 

すべてを二重、三重に確認したら、「OK」ボタンをクリックします。

 


 

ステップ5: 再起動と動作確認

 

  1. 「システム設定」を閉じます。
  2. Appleメニューから「再起動…」を選んで、Macを再起動します。
  3. ログイン画面が表示されます。変更後のアカウント(newname)が表示されてるはずです。
  4. そのアカウントを選んで、以前と同じパスワード(パスワードは変更されてません)を入力してログインします。

 

無事にデスクトップが表示されて、壁紙やDockの設定が以前のまま引き継がれていれば、第一段階は成功です!🎉✨

 

次に、以下の動作確認を行ってください。

  • 「書類」や「デスクトップ」のファイルに正常にアクセスできるか?
  • 主要なアプリ(Safari, メール, Officeソフトとか)が正常に起動するか?
  • インターネットに接続できるか?

 

トラブルシューティング:「ユーザー名 変更」後に発生しがちな問題

 

正常にログインできたように見えても、いくつかの問題が発生することがあります。

 

  • キーチェーンアクセスの問題:

    「キーチェーン”ログイン”が…」みたいなエラーが出たり、Wi-Fiや各種Webサービスのパスワードを何度も求められたりすることがあります。

    これは、キーチェーン(パスワード保存庫)が古いアカウント名と関連付けられたままになってるためです。

    多くの場合、古いパスワード(ログインパスワード)を一度入力すれば解決しますが、場合によっては「キーチェーンアクセス」アプリ(アプリケーション > ユーティリティ内)を開いて、「ログイン」キーチェーンをリセット(または新しいパスワードで更新)する必要があります。

  •  

  • 一部アプリの関連付けエラー:

    特にAdobe製品や開発環境とか、ホームディレクトリのパスを独自の設定ファイルに書き込んでるアプリは、設定がリセットされたり、ライセンス認証を再要求されたりすることがあります。

    これはアプリごとに個別に対応(設定の再構築や再インストール)が必要です。

  •  

  • アクセス権の問題:

    万が一、ファイルが開けない「アクセス権がありません」みたいなエラーが出る場合、「詳細オプション」での設定ミスか、Finderでの名前変更が不完全だった可能性があります😭

    最悪の場合、Time Machineバックアップから復元する必要があります…。

 

無事に動作確認が完了して、問題がないと判断できたら、作業用に作った管理者アカウント(adminwork)は、【基本操作③】の手順で削除して大丈夫ですよ。

 

 

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Macユーザー管理に関するよくある質問 (FAQ)

 

ここまで解説した基本操作と「mac ユーザー名 変更」以外にも、よくある疑問について回答しますね。

 

ログインパスワードを忘れた場合はどうする?

 

一番カンタンなのは、Apple IDを使ってリセットする方法です。

ログイン画面でパスワードを数回間違えると、「Apple IDを使ってリセットできます」みたいなオプションが表示される場合があります(設定によります)。

 

それができない場合は、Macを「リカバリーモード」で起動して、ターミナルからパスワードリセットコマンド(resetpassword)を実行するか、別の管理者アカウントから対象ユーザーのパスワードを強制的にリセットする(「ユーザとグループ」設定から)必要があります。

 

ユーザーアイコン(画像)を変更したい

 

「ユーザとグループ」の設定画面で、自分のユーザーアイコン(円形の画像)をクリックすると、好きな画像(写真、ミー文字、デフォルトアイコンとか)に変更できます。

これはシステムに何の影響も与えない安全な変更ですよ😉

 

ログイン項目(スタートアップ)をユーザーごとに設定したい

 

Macの起動時(ログイン時)に自動で起動するアプリ(ログイン項目)は、ユーザーごとに設定が独立してます。

 

「システム設定」 > 「一般」 > 「ログイン項目」で、そのユーザーがログインした時に起動するアプリを設定できます。

他のユーザーの設定には影響しません。

 

ファミリー共有との違いは?

 

「ユーザーアカウント管理」は、一台のMacを複数人で共有するための機能(デバイス中心)です。

 

「ファミリー共有」は、Apple IDを軸にしたAppleのサービス(App Storeの購入済みアプリ、Apple Music、iCloudストレージプランとか)を、家族間で共有するための機能(サービス中心)です。

 

デバイスが別々でもファミリー共有は使えますし、一台のMacを家族で共有(ユーザーアカウントを分離)しつつ、それぞれのアカウントでファミリー共有の恩恵を受ける、っていう併用ももちろん可能です。

 

 

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まとめ:Macのユーザー管理をマスターして安全・快適に使おう

 

今回は、Macのユーザーアカウント管理について、基本的な操作から最難関の「mac ユーザー名 変更」まで、網羅的に解説しました。

 

もう一度おさらいしますね。

 

基本操作 (安全):

  • mac ユーザー追加: 家族や共用者のために安全な「標準」アカウントを追加する。
  • mac ユーザー切り替え: 「高速ユーザ切り替え」でログアウトせずに素早くアカウントを変更する。
  • mac ユーザー 削除: 不要なアカウントは、データをバックアップした上で適切に削除する。
  • mac ゲストユーザー: 一時的な貸し出しには、データが残らないゲスト機能が最適。

 

ユーザー名の確認・変更 (注意):

  • mac ユーザー名 確認: 「詳細オプション」で「フルネーム」と「アカウント名」の違いを正確に把握する。
  • フルネーム変更 (安全): 表示名だけの変更は「詳細オプション」から簡単に行える。
  • mac ユーザー名 変更 (高リスク): 「アカウント名(ホームフォルダ名)」の変更は、完全なバックアップ別管理者アカウントでの作業が必須!手順を厳守しないとシステムが破損する危険があります。

 

Macのアカウント管理を適切に行うことは、あなた自身のプライバシーを守るだけじゃなくて、Mac本体のセキュリティと安定性を維持するためにも、すっごく大事なことなんです。

 

特に「mac ユーザー名 変更」は高いリスクを伴いますけど、本記事で紹介した安全な手順をしっかり守れば、長年の悩みを解決することも可能ですからね。

 

ぜひこのガイドを活用して、あなたとあなたの周りの人々にとって、一番快適で安全なMacの利用環境を構築してください!💪✨

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