Windows 11で「通常使うプリンター」が設定できない・固定されない時の対処法

Windows 11で「通常使うプリンター」が設定できない・固定されない時の対処法 パソコン

 

Windows 11にアップグレードした後、あるいは新しいプリンターを導入した後、「あれ…?通常使うプリンターが設定できない!」「設定しても、すぐに変わっちゃうんだけど!?」

そんな状態になって、スマホで慌てて「windows11 プリンターデフォルト設定」なんて検索して、このページにたどり着いてくれたんじゃないでしょうか。

 

もしかして、印刷のたびにプリンターを選び直すハメになって、すっごくイライラしていませんか…?
それとも、「windows11 通常使うプリンタ 反映されない」っていう症状で、もう途方に暮れていたり…?

 

わかります、わかります!私も全く同じ経験があります。
仕事やレポートがまったく進まないし、「もしかして、壊れた…?」「どうやっても設定が固定されないんだけど…?」って、もうパニックになっちゃいますよね😥

 

でも、大丈夫です!

その焦る気持ち、よーくわかります。でも、慌ててPCを初期化したりするのは、絶対に待ってください!

これらの問題の多くは、Windows 11から導入された「ある新機能」が原因なんです。ハードウェアの物理的な故障であるケースは、意外と稀なんですよ😮

 

この記事は、そんな「プリンター設定地獄」に陥ってしまったあなたを救うための、安全な対処法をステップバイステップで徹底的に解説する「完全ガイド」です👩‍💻✨

 

私と一緒に、一つずつ冷静に確認していきましょうね😇

 

 

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目次(気になるところをクリック)
  1. 🚀 結論:問題の9割は「新機能」が原因です
  2. 🎯 対処法1:最速解決!「Windowsで通常使うプリンターを管理する」をオフにする
    1. ステップ1:「設定」アプリを開く
    2. ステップ2:「Bluetoothとデバイス」を選択する
    3. ステップ3:「プリンターとスキャナー」へ進む
    4. ステップ4:問題の機能をオフにする(最重要)
    5. ステップ5:手動で「通常使うプリンター」を設定する
  3. 🔍 対処法2:昔ながらの「コントロールパネル」から設定を確認・変更する
    1. ステップ1:コントロールパネルを開く
    2. ステップ2:「デバイスとプリンター」の表示
    3. ステップ3:通常使うプリンターの設定(固定)
    4. 「設定」アプリと「コントロールパネル」の比較
  4. 🛠️ 上級編:まだ「通常使うプリンター」が固定できない場合の詳細トラブルシューティング
    1. 対処法3:プリンタードライバーの確認と更新
    2. 対処法4:プリンターの「完全な」再インストール
    3. 対処法5:Windows Updateを実行しOSを最新にする
    4. 対処法6:「Print Spooler(印刷スプーラー)」サービスを再起動する
    5. 対処法7:ネットワークプリンター固有の問題を確認する
    6. 対処法8:レジストリを確認・編集する(超上級者向け)
    7. 対処法9:新規ローカルユーザーアカウントで試す
  5. 🧐 トラブルシューティング手順のまとめと難易度
  6. 📝 まとめ:Win11のプリンター設定は「管理機能オフ」が合言葉

🚀 結論:問題の9割は「新機能」が原因です

 

Windows 11で「通常使うプリンター」が固定できず、windows11 プリンターデフォルト設定がうまくいかない最大の理由は、Windows 11から標準で有効(オン)になっている「Windowsで通常使うプリンターを管理する」という新機能が原因です。

 

この機能は、ユーザーが直前に使用したプリンターを自動的に「通常使うプリンター」として設定変更するという、一見便利な機能なんです。

 

でも、オフィスと自宅でプリンターを使い分けるノートPCユーザーなどには便利かもしれませんが、デスクトップPCなどで特定のプリンターを常に「デフォルト」として固定しておきたいユーザーにとっては、意図せず設定が変わってしまう「おせっかいな」機能となっちゃってるんですね…。

 

したがって、「windows11 通常使うプリンタ 反映されない」問題のほとんどは、この機能をオフ(無効)にするだけで解決しちゃうんです!

 

まずはこの最も簡単で効果的な方法を試して、それでも解決しない場合の詳細なトラブルシューティングへと進んでいきましょう💪

 

 

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🎯 対処法1:最速解決!「Windowsで通常使うプリンターを管理する」をオフにする

 

この設定変更は、Windows 11の「設定」アプリから行いますよ。

 

ITサポートの現場でも、Windows 11移行に関する問い合わせで最も多いのが、このプリンター設定の問題なんですって。

 

多くの場合、これから説明する手順を実行するだけで問題は解決しちゃいます!

 

ステップ1:「設定」アプリを開く

 

まず、Windows 11の「設定」アプリを開きます。

 

いくつかの方法がありますが、最もカンタンなのは以下の方法ですよね。

 

  • タスクバーにある「スタートボタン(Windowsロゴ)」を右クリックし、表示されたメニューから「設定」を選択します。
  • または、キーボードの「Windowsキー + I(アイ)キー」を同時に押すことでも、「設定」アプリを素早く起動できます。

 

ステップ2:「Bluetoothとデバイス」を選択する

 

「設定」アプリのウィンドウが開いたら、左側のメニュー一覧から「Bluetoothとデバイス」をクリックします。

 

もし、ウィンドウが小さいサイズで表示されていて左側にメニュー一覧がない場合は、ウィンドウ左上にある「三本線(ハンバーガーメニュー)」をクリックすると表示されますよ。

 

ステップ3:「プリンターとスキャナー」へ進む

 

「Bluetoothとデバイス」の画面が開いたら、右側の項目を下にスクロールしていきます。

 

「デバイス」セクションの中にある「プリンターとスキャナー」という項目を見つけてクリックしてください。

 

ここには、現在お使いのPCにインストールされているプリンターやスキャナーの一覧が表示されます。

 

ステップ4:問題の機能をオフにする(最重要)

 

「プリンターとスキャナー」の画面を一番下までスクロールします。

 

すると、「デバイス設定」という項目グループがあります。

 

その中に、「Windowsで通常使うプリンターを管理する」という項目と、その右側に「オン/オフ」を切り替えるトグルスイッチ(スライダー)があるはずです。

 

windows11 プリンターデフォルト設定が固定できない問題は、このスイッチが「オン」になっていることが原因です。

 

このスイッチをクリックして「オフ」に変更してください!

 

スイッチが「オフ」になると、Windowsが自動で通常使うプリンターを変更する機能が無効になります。

 

ステップ5:手動で「通常使うプリンター」を設定する

 

上記の手順で管理機能を「オフ」にしたら、いよいよ手動で特定のプリンターを「通常使うプリンター」として固定します。

 

「プリンターとスキャナー」の画面(一つ前の画面)に戻り、インストールされているプリンターの一覧から、あなたが常に「通常使うプリンター」として設定(固定)したいプリンターをクリックしてください。

 

例えば、「Canon XXXX series」や「Epson YYYY」など、ご自身が使用しているプリンターのモデル名です。

 

プリンター名をクリックすると、そのプリンター専用の設定画面が開きます。

 

画面の上部(プリンター名のすぐ下)に、「通常使うプリンターに設定」というボタンがあります。

 

このボタンをクリックしてください。

 

ボタンをクリックすると、確認のダイアログが表示される場合がありますが、通常はすぐに処理が完了します。

 

正しく設定が完了すると、ボタンの表示が「通常使うプリンター」という緑色のチェックマークが付いた状態に変わります。

 

また、「プリンターとスキャナー」の一覧画面に戻ると、設定したプリンターの項目に「通常使うプリンター」というラベルが表示されているはずです。

 

これで、windows11 プリンターデフォルト設定の手動固定が完了しました!やったー!🎉✨

 

この設定により、今後アプリケーションから印刷を行う際、自動的にこのプリンターが「デフォルト」として選択されるようになります。

 

windows11 通常使うプリンタ 反映されない」という問題が起きていた方も、この手順で固定されるか確認してみてくださいね😇

 

 

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🔍 対処法2:昔ながらの「コントロールパネル」から設定を確認・変更する

 

Windows 11では多くの設定が新しい「設定」アプリに移行しましたが、従来の「コントロールパネル」も依然として存在しており、より詳細な設定や、古いインターフェースに慣れている方にとっては便利な場合がありますよね。

 

対処法1で解決しなかった場合、または設定が正しく反映されているか二重に確認したい場合は、コントロールパネルからも確認してみましょう。

 

ステップ1:コントロールパネルを開く

 

コントロールパネルを開く方法はいくつかあります。

 

  • タスクバーの「検索アイコン(虫眼鏡)」をクリックします。
  • 検索ボックスに「control」または「コントロールパネル」と入力します。
  • 検索結果のトップに表示される「コントロールパネル」アプリをクリックして開きます。

 

ステップ2:「デバイスとプリンター」の表示

 

コントロールパネルが開いたら、右上の「表示方法」が「カテゴリ」になっている場合は、見づらいことがあります。

 

「表示方法」をクリックして、「大きいアイコン」または「小さいアイコン」に変更すると、すべての項目が一覧で表示されて探しやすいですよ。

 

一覧の中から「デバイスとプリンター」という項目(プリンターのアイコンが目印)を見つけてクリックします。

 

ステップ3:通常使うプリンターの設定(固定)

 

「デバイスとプリンター」のウィンドウが開くと、お使いのPCに接続されているデバイス(マウス、キーボード、モニターなど)と共に、プリンターの一覧が表示されます。

 

ここで、あなたが「通常使うプリンター」として固定したいプリンターのアイコンを探します。

 

見つけたら、そのプリンターのアイコンを右クリックしてください。

 

表示されたメニューの中に「通常使うプリンターに設定」という項目があります。

 

これをクリックしてください。

 

クリックすると、そのプリンターアイコンの上に「緑色のチェックマーク」が付きます。

 

このチェックマークが、「現在設定されている通常使うプリンター」の印となります。

 

もし、「windows11 通常使うプリンタ 反映されない」問題が起きていた場合、ここで設定したチェックマークが、PCを再起動した後も保持されているかを確認することが重要です。

 

「設定」アプリと「コントロールパネル」の比較

 

Windows 11におけるプリンター設定は、新しい「設定」アプリと従来の「コントロールパネル」の2か所からアクセスできます。

 

基本的な「通常使うプリンター」の設定はどちらからでも可能ですが、アクセス方法や画面の構成が異なります。

 

以下の表に、それぞれの特徴とアクセス手順をまとめますね。

 

比較項目 🖥️ 「設定」アプリ (Windows 11標準) 🎛️ 「コントロールパネル」 (従来)
アクセス方法 スタートメニュー > 設定 > Bluetoothとデバイス > プリンターとスキャナー 検索 > 「コントロールパネル」 > デバイスとプリンター
主要な機能 「Windowsで通常使うプリンターを管理する」の オン/オフ 従来通りのプリンターアイコン一覧表示
設定手順 プリンター一覧 > 対象プリンターを選択 > 「通常使うプリンターに設定」ボタン デバイス一覧 > 対象プリンターを右クリック > 「通常使うプリンターに設定」
特徴 Win11の新しいインターフェース。トラブルの原因となる新機能(管理機能)はここでしかオフにできない 昔からのWindowsユーザーに馴染み深い画面。ドライバーのプロパティなど詳細設定へのアクセスがしやすい場合がある。

 

重要なポイントは、対処法1で解説した「Windowsで通常使うプリンターを管理する」機能をオフにする設定は、「設定」アプリからしか行えないという点です。

 

コントロールパネルから手動で設定しても、この管理機能がオンになっていると、Windowsによって設定が上書きされてしまいますからね💦

 

必ず「設定」アプリで管理機能をオフにしてから、手動設定を行ってください!

 

 

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🛠️ 上級編:まだ「通常使うプリンター」が固定できない場合の詳細トラブルシューティング

 

「対処法1(管理機能のオフ)と対処法2(手動設定)を試しても、まだ『通常使うプリンター』が固定されない…!」「設定が反映されない!」「PCを再起動すると設定が元に戻っちゃう!?」

 

そんな場合は、他の要因が関係している可能性があります😥

 

ここからは、プリンタードライバーの問題、Windowsのシステム設定、さらにはレジストリ情報など、より深い階層のトラブルシューティング手順を解説していきますね。

 

難易度の低い順に紹介しますので、上から順に試してみてください!

 

対処法3:プリンタードライバーの確認と更新

 

プリンターが正常に動作しない、あるいは設定がOSに正しく認識されない場合、プリンタードライバー(プリンターを動かすためのソフトウェア)に問題がある可能性が非常に高いです。

 

特に、Windows 10からWindows 11にアップグレードした場合、古いドライバーが互換性の問題を引き起こしていることがあるんですよね…。

 

1. デバイスマネージャーからドライバーを更新する

 

まずは、Windowsの標準機能を使ってドライバーの更新を試みます。

 

  1. スタートボタンを右クリックし、「デバイス マネージャー」を選択します。
  2. 「デバイス マネージャー」のウィンドウが開いたら、「プリンター」または「印刷キュー」の項目を探し、左側の矢印(>)をクリックして展開します。
  3. 一覧に表示されたプリンター名(問題のプリンター)を右クリックします。
  4. メニューから「ドライバーの更新」を選択します。
  5. 「ドライバーの検索方法」を尋ねるウィンドウが開くので、まずは「ドライバーを自動的に検索」をクリックしてみます。
  6. Windowsがインターネット(Windows Update)経由で新しいドライバーを探します。新しいものが見つかれば自動的にインストールされます。

 

2. プリンターメーカーの公式サイトから最新ドライバーをダウンロードする

 

デバイスマネージャーの自動検索で見つからない場合や、すでに最新版と表示される場合でも、メーカーがより新しいドライバーを公式サイトで配布しているケースが多々あります。

 

これが最も確実な方法です!

 

  1. お使いのプリンターのメーカー名(例:Epson, Canon, Brother, HPなど)と「ドライバー」というキーワードでWeb検索します。
  2. メーカーの公式サイトの「サポート・ダウンロード」ページにアクセスします。
  3. お使いのプリンターのモデル名(型番)を入力して検索します。
  4. OSの選択画面で「Windows 11」(または「Windows 11 64-bit」)を明示的に選択します。
  5. 最新のプリンタードライバーをダウンロードし、ダウンロードしたファイル(通常は .exe 形式)を実行して、画面の指示に従ってインストールします。

 

この作業により、windows11 プリンターデフォルト設定を妨害していた古いドライバーが上書きされ、問題が解決することが期待できますよ!

 

対処法4:プリンターの「完全な」再インストール

 

ドライバーの更新(上書きインストール)だけでは問題が解決しない場合、一度プリンター情報をPCから完全に削除し、まっさらな状態から再インストールする方法が非常に有効です。

 

単に「デバイスの削除」を行うだけでは不十分な場合があるため、ドライバー情報も含めて削除する「完全な」再インストール手順を説明しますね。

 

ステップ1:プリンターの削除(「設定」または「コントロールパネル」から)

 

  1. 「設定 > Bluetoothとデバイス > プリンターとスキャナー」を開きます。
  2. 削除したいプリンターを選択し、「削除」ボタンをクリックします。
  3. (または)「コントロールパネル > デバイスとプリンター」で、対象のプリンターを右クリックし「デバイスの削除」を選択します。

 

ステップ2:プリントサーバーのプロパティからドライバーを削除(重要)

 

ここが最も重要なステップです!

 

上記ステップ1だけでは、ドライバーファイル自体はPC内に残存しています。これを完全に削除します。

 

  1. 検索ボックスで「control」と入力し、「コントロールパネル」を開きます。
  2. 表示方法を「大きいアイコン」または「小さいアイコン」に変更します。
  3. Windows ツール」をクリックします。(古いバージョンのWin11やWin10では「管理ツール」という名称の場合があります)
  4. 開いた一覧の中から「プリントの管理」をダブルクリックして開きます。
  5. 左側のツリー表示から「プリント サーバー」を展開し、お使いのPC名(通常は「(ローカル)」と表示)を展開します。
  6. ドライバー」という項目をクリックします。
  7. 右側に、PCにインストールされている全プリンタードライバーの一覧が表示されます。
  8. 先ほど削除したプリンターのドライバーを探し、それを右クリックして「削除」を選択します。
  9. (より強力な削除)もし右クリックメニューに「ドライバー パッケージの削除」といった選択肢があれば、そちらを選びます。

 

これにより、「windows11 通常使うプリンタ 反映されない」問題を引き起こしていた可能性のある、破損または古いドライバーパッケージがシステムから完全に一掃されます!

 

ステップ3:プリンターの再インストール

 

PCからプリンター情報が完全になくなったことを確認したら、PCを一度再起動します。

 

再起動後、対処法3の「2. メーカーの公式サイトから最新ドライバーをダウンロードする」の手順に従い、ダウンロードしておいた最新のWindows 11対応ドライバーを使用して、プリンターを新規にインストールしてください。

 

USB接続の場合はインストーラーの指示があるまでUSBケーブルを接続しないなど、メーカーの指示に従うことが重要ですよ。

 

対処法5:Windows Updateを実行しOSを最新にする

 

プリンタードライバーではなく、Windows 11 OS側のバグ(不具合)が原因で設定が保存されないケースも稀にあります…。

 

Microsoftは日々バグ修正の更新プログラム(パッチ)を配布していますからね。

 

  1. 「設定」アプリを開きます(Windowsキー + Iキー)。
  2. 左側のメニューの一番下にある「Windows Update」をクリックします。
  3. 更新プログラムのチェック」ボタンをクリックします。
  4. 利用可能な更新プログラムがある場合は、すべてダウンロードしてインストールします。
  5. インストールが完了したら、PCの再起動を求められる場合があるので、必ず再起動してください。

 

OSを最新の状態に保つことは、セキュリティ対策だけでなく、こうした原因不明のトラブルを解決するための基本動作となります!

 

対処法6:「Print Spooler(印刷スプーラー)」サービスを再起動する

 

Print Spooler(印刷スプーラー)は、Windowsで印刷ジョブ(印刷の順番待ち)を管理している非常に重要な裏方サービスです。

 

このサービスが何らかの理由で不安定になっていると、設定の変更が正しく保存・反映されないことがあるんです。

 

  1. タスクバーの検索ボックスに「services」または「サービス」と入力します。
  2. 検索結果に表示される「サービス」アプリ(歯車のアイコン)をクリックして開きます。
  3. サービスの一覧(アルファベット順)が表示されるので、キーボードで「P」キーを押すなどして「Print Spooler」という名前のサービスを探します。
  4. 「Print Spooler」を見つけたら、それを右クリックします。
  5. メニューから「再起動」を選択します。
  6. もし「再起動」がグレーアウトしている場合は、先に「停止」をクリックし、サービスが完全に停止したことを確認してから、再度右クリックして「開始」をクリックします。

 

また、右クリックメニューから「プロパティ」を開き、「スタートアップの種類」が「自動」になっていることも確認してください。

 

ここが「無効」になっていると、PC起動時に印刷機能が正常に動作しませんからね💦

 

対処法7:ネットワークプリンター固有の問題を確認する

 

もし問題のプリンターがUSBなどで直接接続されたローカルプリンターではなく、Wi-FiやLAN経由で接続されたネットワークプリンター(または共有プリンター)の場合、ネットワーク設定が影響している可能性も考慮します。

 

  • IPアドレスの変動: プリンターのIPアドレスがルーターのDHCP機能によって変わってしまい、Windowsがプリンターを見失っている可能性があります。可能であれば、プリンター側(またはルーター側)でIPアドレスを固定する設定を試みてください。
  • WSDポートの問題: Windows 11がプリンターを自動検出する際に使用する「WSDポート」が不安定な場合があります。メーカーのドライバーを使い、手動で「Standard TCP/IPポート」を作成してIPアドレスを直接指定してプリンターを追加し直すと、接続が安定し、デフォルト設定も保持されやすくなることがありますよ。

 

対処法8:レジストリを確認・編集する(超上級者向け)

 

⚠️警告:ちょっと上級者向けです!⚠️

レジストリの編集を間違えちゃうと、最悪の場合、Windowsが起動しなくなるなどの深刻な問題が発生する可能性があります。

必ず自己責任のもと、これから説明する手順をよーく読んで、慎重に操作してくださいね!

 

これまでのすべての対処法を試しても解決しない場合、Windowsのデフォルトプリンター設定を管理しているレジストリ情報が破損しているか、または手動で修正が必要な状態かもしれません…。

 

1. レジストリエディターの起動

 

  1. タスクバーの検索ボックスに「regedit」と入力します。
  2. 検索結果の「レジストリ エディター」をクリックし、「ユーザー アカウント制御」が表示されたら「はい」を選択します。

 

2. 該当キーの確認

 

レジストリエディターのアドレスバー(上部)に、以下のパスをコピー&ペーストしてエンターキーを押します。

 

HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Windows

 

3. 「Device」の値の確認

 

右側のペインに、多くの値が表示されます。

 

その中から「Device」という名前の値を探してください。

 

この「Device」の値に、現在「通常使うプリンター」として設定されているプリンターの情報が文字列で格納されています(例: Microsoft Print to PDF,winspool,Ne00:)。

 

もし、あなたが「通常使うプリンター」として設定したはずのプリンター名がここに入っていない場合、何らかの理由でレジストリへの書き込みが失敗しているか、他のプログラムによって上書きされています。

 

4. (対処)「LegacyDefaultPrinterMode」の追加

 

Windows 11(やWindows 10)では、プリンター管理の動作を変更するための隠し設定(レジストリ値)が存在する場合があります。

 

対処法1の「Windowsで通常使うプリンターを管理する」設定をオフにしても動作が改善しない場合、以下の値を追加することで、OSの動作モードをより古い(レガシーな)デフォルトプリンター管理モードに強制できる可能性があります。

 

  1. 上記と同じキー(HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Windows)を表示した状態で、右側のペインの何もないところを右クリックします。
  2. 新規」 > 「DWORD (32ビット) 値」を選択します。
  3. 新しい値の名前を「LegacyDefaultPrinterMode」(大文字と小文字を正確に)に変更します。
  4. 作成した「LegacyDefaultPrinterMode」をダブルクリックします。
  5. 「値のデータ」を「1」に変更し、「OK」をクリックします。
  6. レジストリエディターを閉じ、PCを再起動します。

 

この設定「1」は、Windowsに「古い方法でデフォルトプリンターを管理しろ」と指示するものです。

 

再起動後、再度コントロールパネルなどから「通常使うプリンター」の設定を試みてください!

 

対処法9:新規ローカルユーザーアカウントで試す

 

まれなケースとして、現在ログインしているユーザーの「ユーザープロファイル」情報が破損していることが原因で、設定が正しく保存されないことがあります。

 

これを切り分けるため、新しいテスト用のアカウントを作成してみます。

 

  1. 「設定 > アカウント > その他のユーザー」に進みます。
  2. 「アカウントの追加」をクリックします。
  3. 「このユーザーのサインイン情報がありません」 > 「Microsoft アカウントを持たないユーザーを追加する」を選択します。
  4. テスト用のユーザー名(例: test)とパスワード(空でも可)を入力し、ローカルアカウントを作成します。
  5. 一度現在のアカウントからサインアウトし、作成した新しい「test」アカウントでサインインします。
  6. この新しいアカウントでプリンター設定(対処法1と対処法2)を行い、設定が保持されるか、再起動しても反映されているかを確認します。

 

もし、新しいアカウントでは問題なくwindows11 プリンターデフォルト設定が固定できる場合、残念ながら元のユーザープロファイルが破損している可能性が高いです…。

 

その場合、必要なデータをバックアップした上で、新しいアカウントにデータを移行し、そちらを常用アカウントとすることを検討する必要がありますね😥

 

 

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🧐 トラブルシューティング手順のまとめと難易度

 

Windows 11で「通常使うプリンター」が設定できない・反映されない問題に対処するための手順は多岐にわたります。

 

多くは簡単な設定変更で解決しますが、時にはドライバーやOSの深い部分にまで踏み込む必要がありますよね。

 

ここで、紹介した対処法を難易度と推奨度順に表で再確認しましょう!

 

対処法 概要 難易度 (低→高) 解決期待度
対処法1 「Windowsで通常使うプリンターを管理する」をオフにする ★☆☆☆☆ (簡単) ★★★★★ (非常に高い)
対処法2 コントロールパネルから手動で設定(確認)する ★☆☆☆☆ (簡単) ★★☆☆☆ (確認が主)
対処法5 Windows UpdateでOSを最新にする ★★☆☆☆ (時間はかかる) ★★★☆☆ (中)
対処法6 Print Spoolerサービスを再起動する ★★☆☆☆ (手順は簡単) ★★★☆☆ (中)
対処法3 プリンタードライバーをメーカーサイトから更新する ★★★☆☆ (中級) ★★★★☆ (高い)
対処法4 プリンターを「完全に」再インストール(ドライバー削除含む) ★★★★☆ (やや高度) ★★★★☆ (高い)
対処法7 ネットワークプリンターの設定を見直す ★★★★☆ (環境による) ★★☆☆☆ (限定的)
対処法9 新規ローカルユーザーアカウントで試す(切り分け) ★★★★☆ (手間がかかる) ★★★☆☆ (原因特定)
対処法8 レジストリを編集する ★★★★★ (危険・上級) ★★☆☆☆ (最終手段)

 

推奨する手順としては、まずは難易度「★☆☆☆☆」の対処法1を必ず実行してください!

 

この記事の核心であり、windows11 プリンターデフォルト設定の問題を抱えるほとんどのユーザーがこれで解決しますからね。

 

それでも「windows11 通常使うプリンタ 反映されない」場合に、対処法3(ドライバー更新)や対処法4(完全再インストール)、対処法6(サービス再起動)を試すのが効率的ですよ!

 

 

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📝 まとめ:Win11のプリンター設定は「管理機能オフ」が合言葉

 

今回は、Windows 11で「通常使うプリンター」が設定できない、固定されない、反映されないという定番のトラブルについて、その根本的な原因と、網羅的な対処法を徹底的に解説しました。

 

最後に、重要なポイントをもう一度おさらいしますね。

 

    1. 最大の原因は「Windowsで通常使うプリンターを管理する」機能:
      Windows 11のこの新機能が「オン」になっていると、ユーザーが手動で設定したデフォルトプリンターが、直前に使ったプリンターに自動で上書きされちゃいます。

 

    1. 最初の対処法は「管理機能のオフ」:
      「設定 > Bluetoothとデバイス > プリンターとスキャナー」の最下部にある「Windowsで通常使うプリンターを管理する」のスイッチを「オフ」にすることが、解決への第一歩であり、多くの場合ゴールとなります!

 

    1. オフにした後に「手動設定」:
      管理機能をオフにしたら、改めて「通常使うプリンターに設定」ボタン(または右クリックメニュー)から、固定したいプリンターを明示的に指定してくださいね。

 

    1. それでもダメならドライバーを疑う:
      問題が解決しない場合、Windows 11非対応の古いドライバーが原因である可能性が高いです。メーカー公式サイトから最新のドライバーを入手し、できれば「完全な再インストール(対処法4)」を試みてください。

 

  1. レジストリ編集は最終手段:
    対処法8で紹介したレジストリの編集は、システムに深刻なダメージを与えるリスクがあります。他のすべての方法を試しても解決しない場合の、最終手段としてのみ検討してくださいね!

 

Windows 11の「windows11 プリンターデフォルト設定」に関する問題は、OSの仕様変更に起因するものがほとんどです。

 

この記事で紹介した手順、特に「管理機能のオフ」を正しく実行すれば、快適な印刷環境を取り戻せるはずですよ。

 

お使いのプリンターが再びあなたの意図した通りの「通常使うプリンター」として固定され、日々の業務や作業のストレスが軽減されることを願っています!😇✨

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