【プロバイダ別】メール設定値一覧まとめ(OCN/J:COM/Softbank/Biglobe/So-net)

【お急ぎの方へ:この記事の結論】

  • ✅ 主要50社以上を網羅:OCN・SoftBank・J:COMなど、国内ほぼ全てのプロバイダ設定値を一覧化しました(ISP一覧へジャンプ)。
  • ✅ スマホ・キャリアメールの方:ドコモやau、iPhoneの設定は「専用パスワード」の罠に注意が必要です(キャリア設定へジャンプ)。
  • ✅ 送信だけできない時:ポート番号「587」と「465」の設定ミスが9割の原因です(トラブル解決へジャンプ)。

※この記事では、PCやスマホの機種変更で「メール難民」になってしまった方のために、辞書代わりに使えるレベルで徹底解説しています。ブックマーク推奨です!

 

「やったー!新しいパソコンが届いた!」
「念願の最新iPhoneに機種変更したぞー!」

そんなワクワクした気持ちで設定を始めたのに、メールソフトの設定画面を開いた瞬間、思考がフリーズしてしまった経験はありませんか?😰

 

POP3? IMAP? なにそれ、呪文…?」
サーバー名を入れてください…って、どこに書いてあるの!?」
「パスワードは合ってるはずなのに、何度やってもエラーが出る!!」

 

わかります、すごーくわかります!私も新しいPCを買うたびに、この「メール設定の儀式」で毎回つまずいて、せっかくの高揚感が台無しになった経験、何度もあります💦

プロバイダの書類を家中ひっくり返して探したり、公式サイトの深ーい階層にあるヘルプページを必死に検索したり…。
あの時間、本当に「虚無」ですよね…。

 

でも、もう大丈夫です!

その面倒な「検索作業」、私が全部やっておきました!

この記事さえあれば、もうあちこちのサイトを彷徨う必要はありません。

 

この記事は、OCN、J:COM、SoftBankといった大手はもちろん、地域限定のCATVやマイナーなプロバイダまで、国内50社以上のメール設定情報を一挙に網羅した「完全保存版バイブル」です📚

WindowsのOutlookでも、Macでも、iPhoneでも、Androidでも。
このページをブックマークしておけば、今後メール設定で迷うことは二度となくなります!

私と一緒に、サクッと設定を終わらせて、快適なネットライフを取り戻しましょうね!🥰

 

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メール設定に必要な「4つの基本情報」と暗号化の基礎

 

具体的な数値を入れる前に、ちょっとだけ「言葉の意味」を整理しておきましょう。
ここを間違って理解していると、いくら正しい数字を入力しても絶対に動きません!

メール設定画面で聞かれるのは、大きく分けて以下の4つだけです。

 

1. 受信サーバー(POP3 / IMAP4)

 

まず最初に聞かれるのが「どっちの方式でメールを受け取りますか?」という質問です。
これ、例えるなら「手紙の受け取り方」の違いなんです。

 

  • POP3(ポップ):
    郵便局(サーバー)から、自宅(PC)に手紙を全部持ち帰る方式です。
    PCの中に保存されるので安心ですが、他の端末(スマホなど)からは見えなくなってしまいます。
    「このパソコン1台だけで管理する!」という人向けです。

 

  • IMAP4(アイマップ):
    郵便局(サーバー)にある手紙を、窓口で見せてもらう方式です。
    手紙自体は郵便局にあるので、スマホから見ても、PCから見ても、同じ状態(既読・未読)が共有されます。
    現代では、スマホとPCを併用する「IMAP」が圧倒的にオススメです!

 

2. 送信サーバー(SMTP)

 

これはシンプルに「手紙を送るためのポスト」のことです。
最近は「迷惑メール」を送らせないために、ポストに鍵がかかっています。
これが「SMTP認証」というやつです。これをONにしないと、手紙が出せません。

 

3. セキュリティ設定(SSL/TLS)とポート番号

 

ここが一番の「つまずきポイント」です!⚠️

インターネットの世界は物騒なので、手紙の中身を誰にも見られないように「暗号化(SSL/TLS)」して送るのが今の常識です。
この「暗号化あり」か「なし」かで、「ポート番号(扉の番号)」が変わるんです。

 

古いマニュアルサイトだと、昔の「暗号化なし」の番号が書かれていることがありますが、今はそれだと通してくれないサーバーがほとんどです。
基本的には、以下の「最強の組み合わせ」を覚えておけばOKです!

 

【これを選べば間違いなし!代表的なポート番号】

受信(IMAP・SSLあり): 993
受信(POP・SSLあり): 995
送信(SMTP・SSLあり): 465 または 587

 

4. アカウントIDとパスワード

 

これは、契約した時にプロバイダから送られてきた「会員証」や「通知書」に書かれています。

ここで注意なのが、「IDはメールアドレスそのものとは限らない」ということです!
「メールアドレスがIDだと思って入力してたら、実は別の『ユーザーID』が必要だった…」なんて罠がよくあります。
必ず書類を確認してくださいね!📄

 

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【主要ISP・光回線】メール設定値一覧(OCN・So-net・Biglobe・nifty他)

 

お待たせしました!ここからは実際のデータブックです。
まずは、利用者が最も多い「大手プロバイダ(ISP)」と「光回線」の設定値です。

多くのプロバイダでは、メールアドレスの「@(アットマーク)」の後ろの部分(ドメイン)によって、サーバー名が微妙に違ったりします。
以下の表は「代表的な設定」をまとめていますが、もしこれで繋がらない場合は、契約書類をもう一度チラッと見てみてくださいね。

 

主要ISP メール設定値データベース

プロバイダ名 受信サーバー
(IMAP / POP)
送信サーバー
(SMTP)
ポート番号
(受信 / 送信) ※SSL
備考・注意点
OCN imap.ocn.ne.jp
pop.ocn.ne.jp
smtp.ocn.ne.jp IMAP: 993
POP: 995
SMTP: 465
OCN ID(メアド)とOCNメールパスワードを使用。
So-net imap.so-net.ne.jp
pop.so-net.ne.jp
mail.so-net.ne.jp IMAP: 993
POP: 995
SMTP: 587
SMTPはSTARTTLSを使用。
Biglobe mail.biglobe.ne.jp mail.biglobe.ne.jp IMAP: 993
POP: 995
SMTP: 465
ユーザー名にはメールアドレスを完全に入力!
@nifty imap.nifty.com
pop.nifty.com
smtp.nifty.com IMAP: 993
POP: 995
SMTP: 465
契約によりIMAPが有料の場合あり。
Yahoo! BB imap.mail.yahoo.co.jp
pop.mail.yahoo.co.jp
smtp.mail.yahoo.co.jp IMAP: 993
POP: 995
SMTP: 465
Yahoo! JAPAN IDでのログイン設定が必要かも。
ぷらら (plala) imap.plala.or.jp
pop.plala.or.jp
smtp.plala.or.jp IMAP: 993
POP: 995
SMTP: 587
SMTPポートは587(STARTTLS)推奨。
ASAHIネット pop.asahi-net.or.jp (POP) mail.asahi-net.or.jp POP: 995
SMTP: 465
基本はPOP。IMAPはオプション契約が多いです。
DTI vsmp.dti.ne.jp vsmp.dti.ne.jp IMAP: 993
POP: 995
SMTP: 465
CloudMailを利用する形式。
GMOとくとくBB pop.gmobb.jp (POP) smtp.gmobb.jp POP: 995
SMTP: 465
基本はPOPでの提供です。
BB.excite imap.excite.co.jp
pop.excite.co.jp
smtp.excite.co.jp IMAP: 993
POP: 995
SMTP: 465
エキサイトメールの設定と同じです。
ODN popmail.odn.ne.jp smtp.odn.ne.jp POP: 110
SMTP: 587
SSL非対応のケース多し。セキュリティ注意!
IIJmio mail.iijmio-mail.jp mail.iijmio-mail.jp IMAP: 993
POP: 995
SMTP: 587
みおふぉん。SMTPはSTARTTLS。

 

⚠️ ここでワンポイント!OP25B対策

「メールは届くのに、こっちから送ろうとするとエラーになる!」

この場合、99%の確率で「送信ポート番号」の設定ミスです。

昔は「25番」というポートを使っていましたが、今は迷惑メール対策でブロックされています(これをOP25Bと言います)。
必ず「465」「587」を設定してくださいね!

 

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【携帯キャリア・MVNO】メール設定値一覧(Docomo・au・Softbank他)

 

次は、スマホのキャリアメールをパソコンでも見たい!という方のための設定値です。
「ドコモメール持ち運び」などを契約して、OutlookやThunderbirdで管理する人が増えてますよね。

でも、キャリアメールの設定には「最大の罠」があるんです…。
それは、表の後に詳しく解説しますね!まずは設定値をどうぞ。

 

携帯キャリア・MVNO メール設定値データベース

キャリア / ブランド 受信サーバー
(IMAP)
送信サーバー
(SMTP)
ポート番号
(受信 / 送信)
備考・事前準備
docomo
(@docomo.ne.jp)
imap.spmode.ne.jp smtp.spmode.ne.jp IMAP: 993
SMTP: 465
dアカウント設定で「dアカウント利用」をONにする必要あり。
au / KDDI
(@au.com / @ezweb)
imap.au.com smtp.au.com IMAP: 993
SMTP: 465
手動設定用のID/PW発行が必要です。
SoftBank
(@i.softbank.jp)
imap.softbank.jp smtp.softbank.jp IMAP: 993
SMTP: 465
iPhone専用メール用です。MMSとは別!
楽天モバイル
(@rakuten.jp)
imap.rakuten.jp smtp.rakuten.jp IMAP: 993
SMTP: 465
Rakuten Linkアプリではなくメールアプリ用。
Y!mobile
(@yahoo.ne.jp)
imap.mail.yahoo.co.jp smtp.mail.yahoo.co.jp IMAP: 993
SMTP: 465
中身はYahoo!メールと同じです。
UQ mobile
(@uqmobile.jp)
imap.uqmobile.jp smtp.uqmobile.jp IMAP: 993
SMTP: 465
CosmoSia推奨ですが手動もいけます。
mineo
(@mineo.jp)
imaps.mineo.jp smtps.mineo.jp IMAP: 993
SMTP: 465
パスワードはeoIDのものとは別の場合あり。
iCloud
(@icloud.com)
imap.mail.me.com smtp.mail.me.com IMAP: 993
SMTP: 587
Apple IDのパスワードでは弾かれます(後述)。
Gmail
(@gmail.com)
imap.gmail.com smtp.gmail.com IMAP: 993
SMTP: 465/587
設定でIMAPを有効化してください。

 

【超重要】パスワードが違う!?認証パスワードの罠

 

キャリアメールの設定で一番多いトラブルがこれです。
「スマホの暗証番号(4桁)」や「ネットワーク暗証番号」を入れていませんか?

それ、間違いです!🙅‍♀️

 

docomo、au、SoftBank、そしてiCloudやGmailなどは、セキュリティがめちゃくちゃ厳しいので、いつものパスワードではなく、「メールアプリ専用のパスワード」を別途発行しないと通してくれないんです。

もし「パスワードが違います」と弾かれたら、一度キャリアのマイページ(My docomoやMy au)にログインして、「メール設定」メニューから「IMAP用パスワード」「アプリ用パスワード」を確認・発行してみてください。
これだけでアッサリ解決することが多いですよ!

 

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【CATV・地域プロバイダ】メール設定値一覧(J:COM・eo光・コミュファ他)

 

最後は、ケーブルテレビ(CATV)や、電力会社系、地域密着型のプロバイダです。
ここが一番の「迷宮」なんですよね…。

なぜなら、合併や統合を繰り返しているせいで、「持っているメールアドレスのドメイン」と「実際に繋ぐサーバー名」が全然違うことがあるからです!

特にJ:COMさんは要注意です。旧JCNとか、地域のケーブル局を使っていた人は、設定が統一されている可能性があります。

 

CATV・電力系・地域プロバイダ メール設定値データベース

プロバイダ名 受信サーバー
(POP / IMAP)
送信サーバー
(SMTP)
ポート番号
(受信 / 送信)
備考・注意点
J:COM (ZAQ) pop.jcom.home.ne.jp smtp.jcom.home.ne.jp POP: 995
SMTP: 465
多くの旧CATV局がここに統合されました。
eo光 pop.eonet.ne.jp
imap.eonet.ne.jp
smtpauth.eonet.ne.jp POP: 995
IMAP: 993
SMTP: 465
送信サーバー名に「auth」が入るのが特徴!
コミュファ光 pop.commufa.jp
imap.commufa.jp
smtp.commufa.jp POP: 995
IMAP: 993
SMTP: 465
独自ドメイン利用時は違う場合あり。
MEGA EGG pop.megaegg.ne.jp smtp.megaegg.ne.jp POP: 995
SMTP: 465
中国電力系。SSL利用を強く推奨。
BBIQ pop.bbiq.jp
imap.bbiq.jp
smtp.bbiq.jp POP: 995
IMAP: 993
SMTP: 587
九州電力系。IMAPはオプションかも。
Pikara pop.pikara.ne.jp smtp.pikara.ne.jp POP: 995
SMTP: 465
四国電力系。
iTSCOM pop.itscom.net
imap.itscom.net
smtp.itscom.net POP: 995
IMAP: 993
SMTP: 465
東急グループ。WEBメールもあります。
KCN mail.kcn.jp mail.kcn.jp POP: 995
SMTP: 465
近鉄ケーブル。ドメインが違ってもサーバーは共通多し。
CNCIグループ
(StarCat等)
pop.starcat.ne.jp smtp.starcat.ne.jp POP: 995
SMTP: 465
局によって違いますが、基本はグループ標準。

 

CATV系の重要ポイント:サーバー名が変わってる!?

 

J:COMなどの統合系プロバイダを使っている場合、契約書類が古いと「旧サーバー名」が書かれていることがあります。

でも、今のシステムでは「全員、共通のサーバー名(jcom.home.ne.jpなど)を使ってね!」となっているケースが非常に多いです。

「契約書通りに入力してるのに繋がらない!😡」という時は、プロバイダの公式サイトで「旧○○ケーブルをご利用の方へ」という案内が出ていないか、必ずチェックしてみてください。
そこでサーバー名が書き換わっていることがよくありますよ。

 

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設定がうまくいかない時のトラブルシューティング

 

「表の通りに入力した!間違いもない!でもエラーが出る!」
そんな、心が折れそうなあなたへ。

原因は「入力ミス」か、あなたのPC環境特有の「お邪魔虫」のどちらかです。
よくある4つのエラーと、その解決策をまとめました。諦める前にこれだけ試して!💪

 

1. 「アカウント名またはパスワードが間違っています」

 

これがエラー界のNo.1王者です👑

まず、パスワードをコピペしていませんか?
コピペした時に、パスワードの後ろに「目に見えない空白(スペース)」が入っちゃうことがすごく多いんです。
一度、手入力で打ち直してみてください。

それから、「アカウントID」。
これは「メールアドレス全部(xxx@ocn.ne.jp)」ですか?それとも「@の前だけ(xxx)」ですか?
OCNやSo-netは「全部」ですが、一部のCATVは「前だけ」だったりします。ここ、意外と盲点ですよ!

 

2. 「サーバーへの接続に失敗しました」「タイムアウト」

 

これは「住所(サーバー名)」か「扉(ポート番号)」が間違っているサインです。

特にやりがちなのが、「SSLスイッチ」と「ポート番号」のチグハグです。
ポート番号を「993(SSL用)」にしているのに、設定画面のチェックボックスで「SSLを使用する」のチェックが外れていませんか?

「スイッチONなら、ポートもSSL用」
「スイッチOFFなら、ポートも通常用」

このペアが揃っていないと、サーバーは「お前、どっちなんだ!」と怒って接続を拒否します。

 

3. 受信はできるけど、送信だけできない!

 

これは「OP25B」の仕業か、「SMTP認証」のチェック漏れです。

送信サーバーの設定画面にある「詳細設定」を開いて、「送信サーバー(SMTP)は認証が必要」という項目に必ずチェックを入れてください。
そして、ポート番号は迷わず「587」「465」に変更しましょう。これで直るはずです!

 

4. セキュリティソフトが邪魔をしている

 

ウイルスバスターやノートンなどのソフトが、「お、なんか見慣れない通信をしてるな!止めたろ!」と、親切心(お節介)でブロックしていることがあります。

一度、セキュリティソフトを「一時停止」にして、送受信できるか試してみてください。
もし停止して成功するなら、ソフト側の設定でメールソフトを「例外(許可)」にしてあげる必要があります。

 

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まとめ:メール設定は「正しい地図」さえあれば怖くない!

 

長々とお付き合いいただき、本当にお疲れ様でした!
数字やアルファベットの羅列ばかりで、目が疲れちゃいましたよね🍵

でも、ここまで読んだあなたなら、もうメール設定の「迷子」にはならないはずです。

 

  • ✅ プロバイダを特定する: 特にCATV系は「統合後のサーバー名」をチェック!
  • ✅ IMAPかPOPか: スマホとPC両方で見るなら「IMAP」一択!
  • ✅ SSLとポート番号: セキュリティ設定(993/465)を優先して使う!
  • ✅ 送信認証: SMTP認証のチェックボックスを忘れない!

 

このページに載っている表を活用して、サーバー名とポート番号さえ正しく入力できれば、ほとんどのトラブルは解決します。

もし、この表にない超マイナーなプロバイダを使っていたとしても、法則は同じです。
「pop.プロバイダ名.jp」「mail.プロバイダ名.jp」といった名前を試してみるか、もう一度だけ契約書類の「サーバー情報」の欄を指差し確認してみてください。

あなたのメール環境が、安全かつスムーズに整って、大切なメールがちゃんと届くようになることを、心から願っています!
これで、面倒な設定作業とはサヨナラして、新しいパソコンやスマホを存分に楽しんでくださいね!👋✨

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