【お急ぎの方へ:この記事の結論】
- ✅ Excel 2016以降の方:「挿入」タブにある「ウォーターフォール」を選ぶだけ!ただし「合計設定」を忘れると失敗します(最新の作り方へジャンプ)。
- ✅ 古いExcelやこだわり派の方:「積み上げ縦棒」と「透明な下駄」を使った裏技テクニックで作成可能です(旧式の作り方へジャンプ)。
- ✅ グラフの意味:通称「滝グラフ」。結果に至るまでの「プロセスの階段」を可視化する最強のツールです(活用例へジャンプ)。
- ✅ 注意点:マイナスデータは必ず「-」をつけて入力すること。「減少」と認識されません(トラブル解決へジャンプ)。
※この記事では、PC操作に自信がない方でも迷わず作成できるよう、クリックする場所ひとつひとつまで、図解レベルの細かさで徹底解説しています。目次から気になるところへ飛んでくださいね!
(「今期の営業利益、なんでこんなに減ってるの?ちゃんと説明してよ」
「えっと、それは材料費が上がって…でも売上数量は伸びてて…あ、あと為替の影響もあって…」
「で、結局どこが一番の原因なの!?プラスなのかマイナスなのか、数字だけ並べられても分かんないよ!」)
「ヤバい、上司への報告資料、数字の表だけじゃ全然伝わらない…!」
「増えたり減ったりしてる複雑な要因を、もっと一発でパッと見せたいのに、どうすればいいの!?」
月末の忙しい時期、会議資料を作りながら、こんなふうに頭を抱えたことはありませんか?
Excelで普通の棒グラフを作ってみたものの、「なんか違うんだよなぁ…これじゃ『変化の過程』が見えないよ…」って、何度も作り直してはため息をついたり。
わかります、すごーくわかります!
私も経理の仕事を始めたばかりの頃、月次報告の資料作成で同じ壁にぶつかって、「えっ、これ手書きで線引くしかないの…?それともペイントで描くの?」って絶望した経験、痛いほどわかります😭
会議の前日に限って、こういう「見せ方」の悩みって出てくるんですよね。
「積み上げグラフじゃわかりにくい…」「もっと直感的に増減を伝えたい!」って、焦れば焦るほど、Excelの操作がわからなくなってパニックになっちゃいますよね。
「excel ウォーターフォール 作り方」なんて検索して、このページにたどり着いてくれたあなた。
もう大丈夫、安心してください!
ここで解決します!
その焦る気持ち、よーくわかります。でも、難しいマクロや関数は一切必要ありません!
今のExcelなら、実はほんの数クリックで、あのプロっぽい「ウォーターフォール図」が作れちゃうんです。
古いExcelでも、ちょっとした「パズルのような工夫」で作れますよ!
この記事は、そんな「グラフ作成」に悩むあなたを救うための、初心者でも絶対に失敗しない「完全ガイド」です!👨💻✨
最新のExcelを使った「ワンクリック作成術」から、あえて古いバージョンを使って自由自在にカスタマイズする「職人技」まで。
さらには、このグラフがなぜ「墓石グラフ」なんてちょっと怖いあだ名で呼ばれるのか、その背景まで(笑)。
私と一緒に、一つずつ順番に試して、数字の裏にある「物語」を語れるようになりましょうね!🥰
ウォーターフォール図(Waterfall Graph)とは?その意味と役割
まず、具体的な作り方に入る前に、このグラフが持つ「意味」と、なぜビジネスの現場でこれほどまでに重宝されるのかを理解しておきましょう。
「ただの棒グラフでしょ?」と思っていると、もったいないです。
ここを理解しているだけで、作成するグラフの説得力が段違いに変わりますよ!
ウォーターフォール図の定義と「滝」の意味
ウォーターフォール図(Waterfall Chart)とは、あるスタート地点(初期値)に対して、プラス(利益など)やマイナス(経費など)の値が順次足し引きされていき、最終的なゴール(結果)に到達するまでのプロセスを表現したグラフです。
階段状にバーが浮き沈みしながら右へと流れていく様が、まるで「滝(Waterfall)」の水が流れ落ちるように見えることから、このおしゃれな名前が付けられました🌊
日本ではシンプルに「滝グラフ」と呼ばれることもありますね。
なぜ「墓石グラフ」とも呼ばれるのか?
ちょっとギョッとする言葉ですが、関連キーワードとして挙がることのある「墓石グラフ」。
これは、ウォーターフォール図の特定の形状や、あるいは似て非なるグラフ(株価のローソク足など)を指して、金融業界や一部のコンサルティング業界で使われることがある俗称なんです。
または、プラスとマイナスが激しく入り乱れて、グレーや黒のバーが林立する様子が墓石に見える…という、現場の激務を表した少しシニカル(皮肉)な表現として使われることもあります👻
でも安心してください!
現代のビジネスシーン、特にグローバルな財務報告(Financial Reporting)の場においては、「ウォーターフォールチャート」あるいは「ブリッジチャート(Bridge Chart)」と呼ぶのが一般的であり、スマートです。
会議で「墓石が…」なんて言わなくて大丈夫ですよ(笑)。
どのような場面で使われるのか?
このグラフが最強の武器となるのは、「A地点からB地点への変化の『要因』を説明したい時」です。
具体的には以下のようなシーンで大活躍します。
- 財務分析(P&L): 「売上高」からスタートし、原価や販管費、税金などが引かれて、最後にちょこんと「純利益」が残るまでの過程を示す時。
- 予実分析(Bridge Analysis): 昨年の実績(スタート)に対して、「為替の影響で+〇〇円」「値下げで-〇〇円」などの要因を足し引きし、今年の実績(ゴール)への着地を説明する時。
- 在庫管理: 期首在庫から、入庫(プラス)、出庫(マイナス)、廃棄(マイナス)を経て、期末在庫になる流れを見せる時。
- 家計簿・資産管理: 月初の残高から、お給料(プラス)、家賃(マイナス)、食費(マイナス)などの動きを可視化する時。
要するに、「結果だけ見ても納得してくれない上司やクライアント」に対し、「どうしてこうなったのか(プロセス・内訳)」を見せるための最強の説得ツールなのです!💪
【準備編】ウォーターフォール図を作るためのデータ構造
Excelでグラフを作る際、最も重要なのは「データの並べ方」です。
ウォーターフォール図を作成するためには、特有のデータ構造が必要なんです。
ここを間違えると、Excelさんが「え?これどうやって描けばいいの?」って混乱して、変なグラフになっちゃいます。
基本的なデータの並べ方
ウォーターフォール図のデータは、基本的に以下の2列で構成します。
- 項目名(X軸): 売上、原価、販管費、営業利益など。
- 数値(Y軸): プラスの値、またはマイナスの値。
ここで一番重要なのは、「合計値(小計や総計)」もデータの一部としてリストに含める必要があるという点です!
これ、意外と忘れがちなんですよね。
以下に、簡単な損益計算書(P&L)をモデルにしたデータ例を作ってみました。これをExcelに入力してみてください。
| 項目 | 金額(増減) | 備考 |
|---|---|---|
| 売上高 | 1,000,000 | スタート地点(合計) |
| 売上原価 | -400,000 | マイナス要因 |
| 売上総利益 | 600,000 | 途中経過(小計) |
| 販管費 | -300,000 | マイナス要因 |
| 営業外収益 | 50,000 | プラス要因 |
| 経常利益 | 350,000 | ゴール地点(合計) |
このように、スタート(売上高)やゴール(経常利益)、あるいは途中経過(売上総利益)といった「状態を表す数値」と、原価や販管費といった「変化を表す数値」を縦一列に並べることが、最大のポイントです。
準備はできましたか?
それではいよいよ、グラフを作っていきましょう!🚀
【実践編1】Excel 2016以降での作り方(推奨・標準機能)
現在、Office 365やExcel 2016、2019以降を使っている場合は、非常に幸運です!
Microsoftさんが私たちの苦労を察して、ウォーターフォール図を「標準グラフ」として実装してくれたんです。
おかげで、わずか数クリックで作成可能になりました。
まずは、この最もモダンで簡単な方法から解説しますね。
手順1:データ範囲を選択する
先ほど作成したデータ範囲(項目名と数値)を、マウスでドラッグしてズバッと選択します。
項目名から最後の数字まで、漏れなく選んでくださいね。
手順2:グラフを挿入する
- Excel上部のメニューから「挿入」タブをクリックします。
- 「グラフ」グループの中にある「ウォーターフォール、じょうご、株価、等高線、レーダーのグラフの挿入」アイコン(ちょっと複雑な名前ですが、階段のようなアイコンです!)をクリックします。
- 表示されたメニューから「ウォーターフォール」を選択します。
これだけで、画面上にウォーターフォール図の原型が表示されます。
「おお!できた!」って思いますよね?
でも、ちょっと待ってください。
この段階ではまだ完成ではありません。
おそらく、「売上高」や「経常利益」といった、**本来は「柱(合計)」として地面からドーンと生えていてほしいバーが、空中に浮いてしまっている**はずです。
これは、Excelがまだどれが「増減」で、どれが「合計」なのかを判断できていないためなんです。
このままだと、「なんか変な階段グラフ」で終わってしまいます。
手順3:合計として設定する(※ここが最重要!)
ここが、Excel標準機能でウォーターフォールを作る際の最大のキモです!
「売上高」や「経常利益」など、結果を表す棒を、しっかり地面に着地させましょう。
- グラフ上の「売上高」の棒を1回クリックします(これで全系列が選択されます)。
- もう一度、「売上高」の棒だけをゆっくりクリックします(これで「売上高」の棒だけがピンポイントで選択された状態になります)。
- 選択された棒の上で右クリックをします。
- メニューから「合計として設定」をクリックします。
すると、どうでしょう!
それまで空中に浮いていた「売上高」のバーが、色が変わって(デフォルトではグレー)、X軸(地面)から立ち上がる形に変わったはずです。
すべての「合計」に着地指示を出そう!
同様に、「売上総利益」や「経常利益」といった小計・合計のバーに対しても、同じ操作(右クリック→合計として設定)を行ってください。
これをやることで、グラフにメリハリが生まれ、「ここが区切りだよ!」と伝えることができます。
これで、基本的なウォーターフォール図の形は完成です!👏
手順4:見栄えを整える
標準のデザインでは少し味気ない、あるいは色がビジネス向きではない場合があります。
以下の調整を行うと、よりプロフェッショナルな見た目になりますよ。
- 凡例の削除: 「増加」「減少」「合計」という凡例が邪魔な場合は、クリックしてDeleteキーで削除しちゃいましょう。スッキリします。
- データラベルの調整: 数値が見にくい場合は、フォントサイズを大きくしたり、色を白文字にしたりして調整します。
- 接続線の表示: デフォルトで棒と棒をつなぐ細い線(コネクタ)が表示されていますが、これが見えにくい場合は、グラフエリアを選択し、「データ系列の書式設定」から「接続線を表示する」にチェックが入っているか確認しましょう。
【実践編2】Excel 2013以前、またはカスタマイズ派のための作り方(積み上げ縦棒)
もしあなたが古いバージョンのExcelを使っている場合、あるいは「標準機能ではデザインの自由度が足りない!」というこだわり派の場合。
ここで紹介する「積み上げ縦棒グラフ」を応用した作成テクニックが役に立ちます。
この方法は、ウォーターフォール図の「仕組み」そのものを理解するのにも最適なんです。
まるで手品のようなトリックを使いますよ!🎩✨
ロジックの解説:透明な土台を作る
標準機能がない場合、どうやって空中にバーを浮かせるのでしょうか?
魔法?いいえ、違います。
答えはシンプルです。
「見えない土台(透明な棒)」の下駄を履かせるのです。
通常の積み上げ縦棒グラフにおいて、下段のデータを「塗りつぶしなし(透明)」にすることで、上段のデータがあたかも空中に浮いているように見せる…という、Excel職人伝統の技を使います。
手順1:データ加工(専用の表を作る)
この方法では、元データを少し複雑に加工する必要があります。
以下の3つの列を追加で作成します。
- 下駄(土台): グラフを浮かせるための透明な部分。
- 減少: マイナスの変動分(プラスの値として入力する)。
- 増加: プラスの変動分。
| 項目 | 元データ | 下駄(計算式) | 減少 | 増加 |
|---|---|---|---|---|
| A(開始) | 1000 | 0 | 0 | 1000 |
| B(マイナス) | -200 | 800 | 200 | 0 |
| C(プラス) | 100 | 800 | 0 | 100 |
| D(終了) | 900 | 0 | 0 | 900 |
【計算式のポイント】
- 下駄(土台)の計算:
- プラス変動の時:
一つ前の下駄 + 一つ前の増加 - マイナス変動の時:
一つ前の下駄 - 今回の減少分
- プラス変動の時:
ここが非常に複雑ですが、要は「バーの上辺または下辺に合わせて高さを調整する」計算です。
パズルのように高さを合わせるイメージですね。
手順2:積み上げ縦棒グラフを挿入
作成した「項目」「下駄」「減少」「増加」の範囲を選択して、「挿入」→「積み上げ縦棒グラフ」を選択します。
手順3:下駄を消す(透明にする)
- グラフ内の「下駄」の系列(一番下の色の部分)をクリックして選択します。
- 右クリックして「データ系列の書式設定」を開きます。
- 「塗りつぶし」を「なし」に設定します。
- 「枠線」も「なし」に設定します。
これで、土台が見えなくなり、上の「増加」「減少」部分だけが空中に浮いて見えます。
まさに手品!🎩
手順4:色を調整する
- 「増加」の系列を「青」や「緑」に。
- 「減少」の系列を「赤」や「オレンジ」に。
- 「開始」「終了」の合計バーは、別途色を変えて(グレーなど)目立たせます。
この方法は手間がかかりますが、グラフの太さ、間隔、色使いなどを完全に自由にコントロールできるため、コンサルティング資料など、デザインに厳しい要件がある場合に今でも現役で使われるテクニックです。
これを覚えていると、「おっ、こいつできるな」と思われること間違いなしです😎
ウォーターフォール図の活用例とビジネスシーン別テンプレート
ここでは、単なる作り方を超えて、実際にどのようなビジネスシーンでこのグラフが「意思決定」に役立つのか、具体的なケーススタディを紹介します。
あなたの業務に当てはまるものがあれば、ぜひ次の会議資料に取り入れてみてください。
数字がただのデータから、「意味のある物語」に変わりますよ!📖
活用例1:営業利益の増減要因分析(P&L Bridge)
最も王道の使い方です。
「前期に比べて、なぜ今期の利益が落ちたのか?」を説明する際に、数字の羅列だけで説明していませんか?
- スタート: 前期 営業利益
- プラス要因: 売上数量増、値上げ効果、原価低減
- マイナス要因: 材料費高騰、人件費増、広告宣伝費増
- ゴール: 当期 営業利益
これをウォーターフォール図にすることで、**「材料費の高騰(マイナス)」を「売上数量増(プラス)」でカバーしきれなかった**、というストーリーが一瞬で伝わります。
経営層は「どこに手を打てば利益が戻るか(=材料費対策)」を即座に判断できるようになりますね。
活用例2:在庫増減の可視化
倉庫や物流の現場でも有効です。
- スタート: 期首在庫
- プラス: 入庫、返品戻り
- マイナス: 出荷、廃棄、棚卸減耗
- ゴール: 期末在庫
特に「廃棄」や「棚卸減耗」といった、本来あってはならないマイナス要因を赤色で可視化することで、在庫管理の問題点を浮き彫りにできます。
「こんなに捨ててたの!?」って気づきが得られますよ。
活用例3:家計・資産管理(個人ユース)
ビジネスだけでなく、個人の資産形成の振り返りにも使えます。
- スタート: 1月1日の貯蓄額
- プラス: 年間手取り収入、配当金、副業収入
- マイナス: 生活費、家賃、旅行費、特別出費
- ゴール: 12月31日の貯蓄額
「今年は旅行費がかさみすぎたから、貯蓄が増えなかったんだな」という実感が、数字を見る以上にリアルに湧いてきます。
家計簿アプリを見るよりも、現状把握が一発でできますよ💰
活用例比較表
| 活用シーン | X軸(項目)の例 | Y軸(数値)の性質 | 分析の目的 |
|---|---|---|---|
| P&L分析 | 売上、原価、各経費 | フロー(期間中の動き) | 利益構造の解剖 |
| 予実分析 | 予算、数量差異、価格差異 | 差異(Difference) | 予算未達の原因究明 |
| キャッシュフロー | 期首残高、営業CF、投資CF | ストック&フロー | 現金の増減要因特定 |
デザインで差をつける!「伝わる」グラフにするための3つのコツ
ウォーターフォール図は情報量が多いグラフです。
そのため、デフォルト設定のままでは「ごちゃごちゃして見にくい」と言われてしまうこともあります。
ここでは、読み手の認知負荷を下げ、スッと頭に入るデザインにするための3つの鉄則を紹介します。
1. 配色のルールを統一する(ユニバーサルデザイン)
色は「意味」を持ちます。
一般的に、以下のような配色ルールが推奨されます。
- 増加(プラス): 青、緑、または黒
- 減少(マイナス): 赤、オレンジ
- 合計(スタート・ゴール): グレー、濃紺
ただし、注意点があります。
「赤字」は財務的にネガティブな印象を与えますが、例えば「コスト削減」のグラフの場合、コストが減る(マイナスバー)ことは「良いこと」ですよね。
この場合、マイナスのバーを「赤」にしてしまうと、「悪いことが起きた」と誤解される恐れがあります。
文脈に合わせて、**「良い変化=青/緑」「悪い変化=赤」**という直感的な色使いを心がけましょう。
こういう細かい気配りが、プレゼンの成功率を上げます!🎨
2. コネクタ(接続線)を活用する
バーとバーの間をつなぐ「接続線」は、視線の移動を助ける重要なガイドラインです。
Excelの標準機能では自動でつきますが、線が細すぎたり、色が薄すぎたりすることがあります。
線を少し太くし、バーの色と喧嘩しない程度のグレーに設定すると、階段状の流れがより明確になりますよ。
3. 数値ラベルは「必要なものだけ」表示する
すべてのバーに細かい数値を表示すると、グラフが数字だらけになり、全体像が見えなくなります。
- スタートとゴールの数値は大きく太字で表示する。
- 増減がわずかな項目の数値は非表示にするか、まとめて「その他」にする。
このように情報のメリハリをつけることで、「どこを見てほしいか」をコントロールできます。
「全部見せたい」気持ちをグッとこらえて、引き算のデザインを心がけてくださいね。
よくあるトラブルと解決策(FAQ)
「教わった通りにやったのに、うまくいかない!」
「なんか変な形になっちゃう…」
そんな時によくあるトラブルと、その解決策をまとめました。困った時はここをチェック!
Q1. マイナスの数値なのに、グラフが下に伸びず、上に伸びてしまう
原因: データ自体が「マイナス入力」されていない可能性があります。
解決策: Excelのウォーターフォール図は、元データが「-100」のようにマイナス表記でないと、減少として認識しません。
「費用」という項目であっても、グラフ上で下げたい場合は、必ずマイナスをつけて入力してください。
Q2. X軸の項目名が長すぎて、斜めになったり消えたりする
原因: グラフの幅に対して項目名が多すぎる、または文字数が多すぎます。
解決策:
- グラフの横幅を広げる。
- フォントサイズを小さくする。
- 項目名を短くリライトする(例:「第3四半期広告宣伝費」→「3Q広告費」)。
- グラフの軸の書式設定で、文字の配置を「横書き」に固定する。
Q3. 「合計として設定」がグレーアウトして押せない
原因: グラフ全体を選択した状態で右クリックしている可能性があります。
解決策: 必ず、「合計にしたい棒だけ」が選択されている状態(シングルクリック→一呼吸おいてもう一度クリック)にしてから、右クリックしてください。
ピンポイントで選択できていないと、個別の設定メニューが出てきません。ここ、結構イライラポイントなので気をつけてくださいね!😅
| トラブル | 考えられる原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| 棒が浮かない | 「合計として設定」忘れ | 対象の棒を右クリックし設定 |
| 増減が逆 | 符号(±)の間違い | 元データのプラスマイナスを確認 |
| 線が繋がらない | データ範囲の不連続 | 空白セルや行を含めず選択し直す |
まとめ:ウォーターフォール図で「数字の物語」を伝えよう
ここまで、Excelを使ったウォーターフォール図の作り方から、実務での活用テクニックまで解説してきました。
最後に、重要なポイントを振り返ります。
✅ ウォーターフォール図マスターへの道
- プロセスの可視化: 結果だけでなく、そこに至るまでの増減要因(ストーリー)を語るためのグラフです。
- データ構造が命: スタート、増減、ゴールを縦一列に並べ、必要に応じてマイナス表記を忘れないことが成功の鍵です。
- 標準機能で簡単: Excel 2016以降なら「挿入」→「ウォーターフォール」を選び、重要な柱を「合計として設定」するだけでOK!
- 色はメッセージ: 良い変化と悪い変化を直感的に伝える配色を心がけましょう。
ビジネスの世界では、正しい数字を出すことは「当たり前」です。
評価されるのは、その数字から「次の一手につながる示唆(インサイト)」を引き出し、わかりやすく伝えた人です。
ウォーターフォール図は、そのための強力な武器になります。
もし、あなたの手元に、報告しなければならない複雑な増減データがあるなら。
今すぐExcelを開き、この記事の手順に沿ってウォーターフォール図を作成してみてください。
きっと、これまで見えてこなかった「数字の動き」が、驚くほどクリアに見えてくるはずです!
さあ、次の会議ではあなたの資料で、周りを「おっ!」と言わせちゃいましょう!💪✨
📊 実践的なスキルアップサポート
さらに詳しく知りたい方のために、以下のようなサポートも可能です。
- 特定のデータセット(例:家計簿、特定の業界のP&L)に基づいた、より具体的な作成手順の解説
- ウォーターフォール図と組み合わせて使うと効果的な、その他のExcelグラフ(パレート図など)の紹介
- 作成したグラフをPowerPointに貼り付けて、プレゼン資料として仕上げる際の連携テクニックの解説
ご希望があれば、お気軽にお申し付けくださいね!

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