
つい先日、いつものようにスマホを眺めていたら、ふと目に飛び込んできた一枚の写真に、思わず息を飲んでしまいました…。
青々とした美しい緑の山肌が、まるで巨大な爪で引き裂かれたかのように、痛々しくえぐり取られている姿でした。
「え…なにこれ…?」
その写真が、私が鴨川メガソーラーの問題に初めて出会った瞬間だったんです。
きっとあなたも、どこかでこのニュースを見かけて、
「一体、鴨川で何が起きているの?」って、
いてもたってもいられなくなって、このページにたどり着いてくれたのではないでしょうか?
わかります、わかります!
私も、一度気になったらもう止まらなくて、夢中で調べてしまったんです。
✅「そもそも鴨川メガソーラーの場所って正確にはどこなの?」
✅「鴨川メガソーラーの事業者って、一体どんな会社がやってるの?」
✅「ウワサの鴨川メガソーラーのずさん工事って、本当にそんなにひどいのかな…😥」
調べれば調べるほど、鴨川メガソーラーでの事故を心配する声や、50万枚近くものパネルを設置するという計画の規模に驚きました。
そして、心ある人々による鴨川メガソーラー建設の中中止を求める会の活動や、なぜこれほどまでに鴨川メガソーラーへ反対の声が広がっているのか、その理由もだんだんと見えてきたんです。
この記事は、そんな私の「知りたい!」が全部詰まった、やさしい解説書です📝✨
複雑で、ちょっと難しい鴨川メガソーラーの問題。
その全体像がよ〜く分かるように、SNSで特に話題になった人物や出来事を「賛否両論の人物&出来事ランキングTOP10」として、楽しく読み解いていきます!
難しいお話は抜きにして、私と一緒に「なんで?」「どうして?」を一つずつ解決していくような気持ちで、どうぞリラックスして読み進めてくださいね😊☕
【全体像】鴨川メガソーラーで何が起きている?場所・事業者・ずさんな工事の実態
- 鴨川メガソーラーの具体的な場所はどこ?Googleマップで解説
- 事業者の正体は?AS鴨川ソーラーパワー合同会社を調査
- なぜ「ずさん工事」と言われるの?58回の行政指導を無視した実態
- 伐採37万本・パネル約50万枚…鴨川メガソーラー計画の異常な規模
- 「鴨川メガソーラー建設の中止を求める会」など住民の反対運動まとめ
- 【最新】鴨川メガソーラー計画の現状と今後の見通し
鴨川メガソーラーの具体的な場所はどこ?Googleマップで解説
「テレビやSNSで話題の鴨川メガソーラー問題…」
「でも、それって一体どこで起きている話なの?」
そんな風に、具体的な場所が気になっているあなた!とっても大切な視点です🥺✨
だって、どこで起きているかを知ることで、問題の深刻さや影響の大きさが、ぐっとリアルに感じられるようになりますもんね。
ここでは、みんなが知りたい鴨川メガソーラー計画の具体的な場所について、地図を見るような感覚で、一緒に詳しく見ていきましょうね🗺️🚶♀️
まず、結論からお伝えすると、この計画が進められているのは、千葉県鴨川市の広大な山林エリアなんです。
ただ「山林」と聞いても、ピンとこないかもしれませんよね。
その広さ、なんと約150ヘクタール…!
「ヘクタールって言われても…🤔」ってなっちゃいますよね(笑)
身近なもので例えると、東京ドーム約32個分というとんでもない広さなんです!
想像してみてください…。
たくさんの木々が生い茂り、動物たちが暮らし、雨水を蓄えてくれていた、あの広大な緑の森が、ある日突然、無数の太陽光パネルに覆われてしまう姿を…😭
この場所は、ただの山ではありません。
地元の方々にとっては、美しい風景の一部であり、豊かな自然の恵みをもたらしてくれる、かけがえのない存在だったはずです。
実際に、市民の有志グループ「鴨川の山と川と海を守る会」がドローンで撮影した映像では、まるで巨大な怪獣にえぐり取られたかのような、痛々しい山の姿が映し出されていて、本当に胸が締め付けられます…。
Googleマップで見ると、もっとリアルに…
もしお手元のスマホやパソコンでGoogleマップを開けるなら、「千葉県鴨川市打墨(うつつみ)」や「宮山」といった地名で検索してみてください。
航空写真に切り替えると、緑豊かな山々が広がっているのがわかります。この美しい自然が、今まさに危機に瀕しているんです。
そして、この場所が抱えるもう一つの大きな問題が、土砂災害のリスクです。
計画では、37万本以上もの樹木を伐採すると言われています。
木々の根は、私たちが思う以上にしっかりと土を掴んで、天然のダムのように雨水を保ってくれていますよね。
その木々を一斉に伐採してしまったら…?
大雨が降った時、山の保水力は失われ、土砂が麓の集落や川、そして美しい鴨川の海へと一気に流れ出てしまう危険性が高まるんです。
登山家の野口健さんが「土砂災害が起きたら誰が責任を取るんだ」と強く警鐘を鳴らしているのも、この場所が持つ地形的なリスクを深く理解しているからなんですね。
この鴨川メガソーラーの問題は、単なるエネルギー問題ではなく、私たちの安全な暮らしや美しい自然環境を未来につなげられるかという、とっても大切なお話なんです。
遠いどこかの話ではなく、私たちのすぐそばにある、かけがえのない自然が舞台となっていることを、ぜひ心に留めておいていただけたら嬉しいです。
【参照】
・情報は、本件に関する報道やX(旧Twitter)上の投稿内容を基に構成しています。
事業者の正体は?AS鴨川ソーラーパワー合同会社を調査
「東京ドーム32個分もの広大な土地で、とんでもない計画を進めている会社って…」
「一体、どんなすごい会社なんだろう?」
きっと、誰もがそう思いますよね!😲
これだけ大規模な鴨川メガソーラー計画を進めている事業者ですから、きっと立派なオフィスビルを構えた、信頼できる大企業なんだろうな…って。
でも、その正体を調べてみると、思わず「えっ…?」と声が出てしまうような、驚きの実態が浮かび上がってきたんです。
この計画の事業者、その名は「AS鴨川ソーラーパワー合同会社」。
なんだか、名前だけ聞くと壮大な感じがしますよね。
ところが、SNSなどで「この会社は一体何者なんだ?」と調査した人たちの投稿によって、衝撃的な事実が明らかになりました。
なんと、登記されている事務所の住所に行ってみると…
そこにあったのは、がらんとした空っぽの部屋と、ドアに貼られた一枚の手書きの看板だけだったというんです…!
信じられますか?
あれだけの巨大プロジェクトを進める会社の実態が、これだったなんて…。
このことから、X(旧Twitter)では「これって実態のないペーパーカンパニーなんじゃないの?」という疑惑が一気に広まりました。
💡そもそも「ペーパーカンパニー」って?
ちょっと難しい言葉が出てきちゃいましたね💦
ペーパーカンパニーとは、その名の通り「紙の上(登記上)だけに存在する会社」のこと。実際の事業活動を行っていない会社のことを指す場合が多いんです。何か問題が起きた時に、責任の所在をあいまいにしたり、お金の流れを複雑にしたりするために使われることもある、ちょっと注意が必要な存在なんです…。
AS鴨川ソーラーパワー合同会社が、なぜこのような形態をとっているのか、その真意は分かりません。
でも、もし本当に実態が不透明な会社だとしたら…
「万が一、土砂災害みたいな大事故が起きた時、一体だれが責任をとってくれるの?」
そんな不安が、私たちの胸に重くのしかかってきますよね。
さらに、この会社の不可解な点はそれだけではありません。
なんとこの事業者、千葉県から口頭で52回、書面で6回、合計58回もの行政指導を受けているにもかかわらず、それを無視し続けているんです。
普通なら、行政から指導を受けたら「まずい!」と思って改善しますよね?
それを58回も無視できるというのは、コンプライアンス(法令を守る意識)が低いと言わざるを得ませんし、何かよほどの事情があるのか…と勘ぐってしまいます。
SNS上では、「誰が儲かる仕組みなの?」「裏に誰かいるのでは?」といった、利権に関する疑惑まで囁かれています。
この鴨川メガソーラー問題は、ただの環境問題ではなく、事業者のあり方そのものが大きく問われる、根深い問題なのかもしれません。
自分の家の隣で、正体不明の事業者が危険な工事を始めたら…そう考えると、他人事とは思えませんよね。
【参照】
・情報は、本件に関する報道やX(旧Twitter)上の投稿内容を基に構成しています。
なぜ「ずさん工事」と言われるの?58回の行政指導を無視した実態
「工事」って聞くと、安全第一で、しっかり計画されたものをイメージしますよね。
でも、この鴨川メガソーラー計画については、「ずさん工事」という、とってもこわ〜い言葉が飛び交っているんです…😨
「どうしてそんな風に言われちゃってるの?」
「ちゃんとした会社がやってるんじゃないの?」
その疑問、すっごくよく分かります!
大切な自然や、私たちの暮らしに関わることだからこそ、ちゃんと知りたいですよね。
実は、この計画が「ずさん」だと言われるのには、誰が見ても「それはおかしい!」と思ってしまう、明確な理由があるんです。
その最大の理由が、事業者がこれまでに千葉県から受けた行政指導の回数。
なんと、その数…!
合計58回!
(内訳:口頭指導52回、書面指導6回)
…え、ごじゅうはち回!?って、思わず二度見しちゃうような回数ですよね💦
一度や二度の指導なら、うっかりミスということもあるかもしれません。
でも、58回というのは、もう「うっかり」で済まされるレベルではありません。
これは、事業者が行政の言うことを聞かずに、工事を強引に進めていると見られても仕方がない状況なんです。
では、具体的にどんな「ずさん」なことが行われているのでしょうか?
SNS上で特に衝撃を与えたのが、伐採した大量の木を、処理せずにそのまま谷底に放置しているという写真でした。
山積みになった木々が、今にも崩れ落ちてきそうで…多くの人が、あの熱海で起きた痛ましい土砂災害を思い出して、ゾッとしたんです。
この点について、元土木技術者である「猫のマサ」さんは、X(旧Twitter)で専門家の視点から厳しく指摘しています。
「伐採した木を撤去せずに、その上から土を盛るなんて、地滑りを起こしてくださいと言っているようなもの。ありえない施工だ」と。
これって、例えるなら、グラグラのジェンガの上に、さらにブロックを積み上げていくようなもの…想像しただけで、こわいですよね😭
しかも、この工事を請け負っている施工業者の「坪井工業」は、福島など他の県でも土砂流出問題を起こしていたことが指摘されています。
なぜ、そんな業者が選ばれ、58回も指導されながら工事を続けられるのか…。
この「ずさん工事」と言われる背景には、事業者のコンプライアンス意識の低さだけでなく、もっと根深い問題が隠されているのかもしれません。
安全が何よりも優先されるべき工事で、これほどの「なぜ?」が放置されていること自体が、この鴨川メガソーラー計画の大きな問題点なんです。
【参照】
・情報は、本件に関する報道やX(旧Twitter)上の投稿内容を基に構成しています。
伐採37万本・パネル約50万枚…鴨川メガソーラー計画の異常な規模
さて、ここまで工事の「質」の問題を見てきましたが、もう一つ、この鴨川メガソーラー計画には、誰もが息をのむような大きな特徴があります。
それが、計画の「規模」そのものの異常さです。
ちょっと、数字を一緒に見ていきましょうか。でも、びっくりしないでくださいね…!
🌳 伐採される樹木の数 … 37万本以上
☀️ 設置される太陽光パネルの数 … 約47万枚(約50万枚とも)
…どうでしょうか?
なんだか、ゼロが多すぎて、もはや天文学的な数字に見えちゃいますよね😅
まず、37万本もの木を伐採する、ということ。
これは、ただ木がなくなる、という話だけじゃないんです。
森は、緑のダム。雨水を蓄え、土砂崩れを防ぎ、たくさんの生き物のすみかとなり、私たちの暮らしを静かに支えてくれる、大きな存在です。
その森の心臓部を、ごっそりとえぐり取ってしまうような行為なんです。
登山家の野口健さんが、現地を視察して「狂気の沙汰だ」とまで言ったのは、この自然に対するあまりにも大きな破壊行為を目の当たりにしたからなんですね。
そして、そこに設置されるのが、約47万枚(50万枚近く)もの太陽光パネル。
山肌が、キラキラと光るパネルで埋め尽くされる…。
それは、自然の風景とは全く異質な光景です。
もちろん、再生可能エネルギーは大切です。
でも、そのために、再生が非常に難しい「自然」そのものを破壊してしまっては、本末転倒じゃないかな…?って、誰もが思ってしまいますよね。
この異常な規模での開発は、小泉進次郎さんが環境大臣だった頃の政策が、全国的なメガソーラー乱開発の一因になったのでは?という批判にも繋がっています。
「レジ袋有料化と同じくらい、負の遺産だ」なんて厳しい声もあがっているんです。
つまり、この鴨川メガソーラー計画は、日本全体が抱える再生可能エネルギー政策の歪みが、凝縮して現れたケースとも言えるのかもしれません。
「ずさんな工事」が「異常な規模」で行われる…。
この掛け算が、どれほど危険なことか。
規模が大きければ大きいほど、事故が起きた時の被害は甚大になります。
だからこそ、多くの人が「お願いだから止めて!」と声を上げているんですね。
【参照】
・情報は、本件に関する報道やX(旧Twitter)上の投稿内容を基に構成しています。
「鴨川メガソーラー建設の中止を求める会」など住民の反対運動まとめ
これだけたくさんの問題が明らかになると、「地元の人たちは、だまって見ているだけなの?」って気になりますよね。
もちろん、そんなことはありません!
自分たちの愛する故郷、そして何より大切な家族の安全な暮らしが脅かされているんですから…。
この鴨川メガソーラー計画に対して、最も強く、そして最前線で声を上げ続けているのが、地元の住民の方々です📣✨
その中心となっているのが、市民有志による「鴨川の山と川と海を守る会」というグループです。
この会の名前、素敵ですよね。
鴨川の美しい自然すべてを、未来の子どもたちのために守りたい…そんな強い想いが伝わってきます。
彼らの活動は、本当に力強く、そして心を打つものばかりなんです。
驚くべきことに、本来なら事業者が開催すべき「住民説明会」を、なんと住民たち自らが主催しているんです。
「え、どうして自分たちで?」って思いますよね。
その理由は、肝心の事業者であるAS鴨川ソーラーパワー合同会社が、住民への説明を拒否しているからなんです。
信じられますか?
これだけの計画を進めておきながら、地域住民と向き合おうとしないなんて…。
この不誠実な態度も、住民の方々の不信感を増幅させる大きな原因となっています。
さらに、「守る会」の活動で特に大きな反響を呼んだのが、ドローンを使って撮影した、伐採現地の空撮映像の公開です。
言葉で「森林伐採がひどい」と聞くのと、実際に映像で見るのとでは、衝撃の度合いが全く違います。
緑豊かだったはずの山肌が、痛々しくえぐり取られている…。
その「伐採の惨状」をリアルに伝える映像は、SNSを通じてまたたく間に拡散され、「これは他人事じゃない」「鴨川の自然を守らなきゃ!」と、全国から多くの共感と支援の声を集めるきっかけになりました。
住民の持つ「なぜ?」という素朴な疑問
彼らが問いかけているのは、とてもシンプルで、当たり前のことばかりです。
✅「なぜ事業者はきちんと説明してくれないの?」
✅「なぜ市は、こんな危険な計画を黙って見ているの?」
✅「私たちの本当の被害や不安を、誰が聞いてくれるの?」
この悲痛な声が、多くの人々の心を動かしているんですね。
この住民の方々の勇気ある行動がなければ、鴨川メガソーラーの問題は、これほど大きく注目されることはなかったかもしれません。
彼らは、ただ反対を叫ぶだけでなく、自分たちで事実を調べ、発信し、仲間を募っているんです。
この地道で誠実な活動こそが、この問題の最後の砦なのかもしれませんね🙏
【参照】
・情報は、本件に関する報道やX(旧Twitter)上の投稿内容を基に構成しています。
【最新】鴨川メガソーラー計画の現状と今後の見通し
ここまで、たくさんの問題点を見てきましたね。
きっと、あなたの頭の中は今、「で、結局この計画って今どうなってるの?止まったの?」という疑問でいっぱいだと思います。
一番知りたい、計画の「今」と「これから」について、2025年10月上旬時点での情報を整理してお伝えしますね!
まず、とても残念なお知らせからなのですが…。
これだけ多くの問題が指摘され、住民や著名人、専門家から反対の声が上がっているにもかかわらず、工事はまだ止まっていません。
事業者は、58回もの行政指導を無視する形で、今もなお伐採などを進めている状況なんです。
では、行政や議会は何もしていないのでしょうか?
いえ、そんなことはありません。水面下では、いくつかの重要な動きが出てきています。
① 熊谷知事の動きと「庁内連絡会議」
千葉県の熊谷俊人知事は、SNSで「個人的には美しい風景が好きなので反対」という気持ちを表明しました。
ただ、同時に「知事としては法令を優先せざるを得ない」という、苦しい立場も示しています。
「じゃあ、何もできないの?」という声が高まる中、知事は県庁内に部署を横断した「庁内連絡会議」を設置しました。
これは、この鴨川メガソーラー問題に、県として本格的に対応していくぞ!という姿勢の表れと見ることができます。ここでどんな議論がなされ、どんな対策が打ち出されるかが、今後の大きなカギとなりそうです🔑
② すなが和良県議の「規制逃れ」追及
千葉県議会の、すなが和良さんは、この問題をするどく追及しています。
すながさんが指摘するのは、「事業者は、危険な盛土などを規制する新しい法律(盛土規制法)が施行される前に『もう着工しましたよ』という形だけ作って、厳しい規制から逃れようとしているのではないか」という疑惑です。
もし、この「着工定義」の解釈をめぐる規制逃れが認められなければ、工事をストップさせられる可能性も出てきます。これは法的な観点からの、とても重要なアプローチですね!⚖️
今後の見通しですが、予断を許さない状況が続く、というのが正直なところです。
事業者側は強硬な姿勢を崩しておらず、行政側も法律の壁に阻まれている部分があります。
しかし、これだけ世論が盛り上がり、知事や議会が動き出したことで、流れが少しずつ変わり始めているのも事実です。
今後、計画の許可そのものを取り消すことができるかどうかも含めて、注目していく必要がありますね。
私たちにできることは、この問題を忘れずに、関心を持ち続けることなのかもしれません。
【参照】
・情報は、本件に関する報道やX(旧Twitter)上の投稿内容を基に構成しています。
【5つのなぜ】鴨川メガソーラー問題が止まらない根本原因と今後の行方
- なぜ野口健氏は「狂気の沙汰」と激怒するのか?
- なぜ熊谷知事は「個人的に反対」でも工事を止められないのか?
- 施工業者「坪井工業」は他県でも事故や問題を起こしていた?
- そもそもなぜ危険な鴨川メガソーラー計画は許可されたのか?
- 専門家が指摘する「ありえない施工」と土砂災害の本当のリスク
- 鴨川メガソーラー計画は中止・撤回できる?今後の法的な可能性
なぜ野口健氏は「狂気の沙汰」と激怒するのか?
この鴨川メガソーラー問題に、ひときわ大きな注目を集めるきっかけを作った人物がいます。
それが、世界的な登山家である、野口健(のぐち けん)さんです。
エベレストなど、世界の最高峰を何度も制覇してきた野口健さん。
彼はただ山に登るだけでなく、長年、山の清掃活動など、熱心な環境保護活動家としても知られていますよね🏔️✨
そんな、地球の自然を誰よりも愛し、その厳しさを知るプロフェッショナルである野口健さんが、この計画に対して発した言葉は、本当に衝撃的でした。
彼は、同じくタレントのつるの剛士さんと共に、実際に計画地を視察した上で、X(旧Twitter)にこう投稿したんです。
「47万本(※)伐採は狂気の沙汰。土砂災害起きたら誰が責任取る?」
(※データベースでは37万本以上とされています)
「狂気の沙汰(きょうきのさた)」
…ものすごく、強い言葉ですよね。
単なる「問題だ」とか「反対だ」というレベルをはるかに超えた、心の底からの怒りと危機感が伝わってきます。
では、なぜ野口健さんは、ここまで激しく怒っているのでしょうか?
それは、彼が登山家として、山のメカニズムを熟知しているからに他なりません。
彼にとって、37万本以上もの木を伐採するということは、ただ景色が変わるという話ではないんです。
それは、山の「命」とも言える保水力を、人間が無理やり奪い去る行為に等しいんですね。
木々の根がネットワークのように張り巡らされて、土砂をがっちりと掴んでくれているからこそ、山は安定していられます。
その木々を根こそぎなくしてしまったら…大雨が降った時に、山が崩れるのは当たり前のことだと、彼は経験から知っているんです。
だからこそ、「土砂災害が起きたら誰が責任を取るんだ」という言葉が出てくるわけです。
これは、正体不明のペーパーカンパニー疑惑がある事業者や、許可を出した行政に対する、非常に鋭い問いかけです。
「自然の警告を無視して、万が一のことが起きたら、あなたたちは逃げずにちゃんと責任を果たせるのか?」と。
野口健さんのこの投稿は、5万件以上ものエンゲージメント(いいねやリツイートなど)を集め、鴨川メガソーラー問題を一気に全国区へと押し上げました。
彼の怒りは、単なる感情論ではありません。
自然への深い敬意と、人々の命を守りたいという強い正義感から生まれた、プロフェッショナルとしての魂の警告なんですね。
【参照】
・情報は、本件に関する報道やX(旧Twitter)上の投稿内容を基に構成しています。
なぜ熊谷知事は「個人的に反対」でも工事を止められないのか?
住民や野口健さんのような著名人からも、これだけ大きな反対の声が上がっている…。
そうなると、次にみんなが期待するのは、やっぱり県のトップである「知事」の判断ですよね!
「知事が鶴の一声で『工事中止!』って言ってくれれば、全部解決するのに…!」
きっと、多くの人がそう願っているはずです。
実際に、千葉県の熊谷俊人(くまがい としひと)知事のSNSにも、「なぜ即座に停止させないんだ!」という声が殺到しました。
そして、熊谷知事は、この声に対して誠実に自身の考えを表明しています。
しかし、その内容は、多くの人の期待とは少し違う、苦しい胸の内を感じさせるものだったんです。
熊谷知事は、X(旧Twitter)でこう述べました。
「(私も)美しい風景が好きなので個人的には反対ですが、法令を優先するのが知事としての立場です」
この言葉、とっても重要なので、少しだけ一緒に考えてみましょうか🤔
まず、「個人的には反対」という部分。
これは、知事も一人の人間として、鴨川の自然が失われることや、災害のリスクについては、皆さんと同じように心を痛めている、というメッセージです。決して、住民の気持ちを無視しているわけではないんですね。
問題は、その後の「法令を優先するのが知事としての立場」という部分です。
「え、法律より住民の命の方が大事じゃないの!?」って思っちゃいますよね。
でも、ここには行政のトップとしての、大きなジレンマがあるんです。
この鴨川メガソーラー計画は、過去の知事や市長の時代(2019年)に、法律に基づいて一度「許可」が出てしまっています。
知事だからといって、その法的な手続きを無視して、感情や世論だけで「やっぱり中止!」とは言えないんです。
もし、正当な法的根拠なく許可を取り消してしまうと、今度は事業者から「不当な営業妨害だ!」と県が訴えられてしまい、もっと大きな混乱を招く可能性があるんですね⚖️
じゃあ、知事は何もできないのでしょうか?
いえ、熊谷知事はちゃんと次の手を打っています。
それが、県庁内に「庁内連絡会議」を設置したことです。
これは、関係部署を集めて「この事業者に法律違反はないか?」「許可の条件は守られているか?」などを徹底的に洗い出し、行政として工事を止めるための「法的な武器」を探すためのチームなんです。
熊谷知事は、ただ手をこまねいているわけではなく、法律というルールの中で、県民のためにできる最善の方法を探っているんですね。
彼のこの苦しい立場と、次の一手に、私たちは注目していく必要がありそうです。
【参照】
・情報は、本件に関する報道やX(旧Twitter)上の投稿内容を基に構成しています。
施工業者「坪井工業」は他県でも事故や問題を起こしていた?
この鴨川メガソーラー問題、なんだか登場人物(会社)が、みんな謎めいていて不安になりますよね…。
実態がよくわからない事業者「AS鴨川ソーラーパワー合同会社」。
そして、その事業者から依頼されて、実際に山を伐採したり、土をいじったりしているのが「施工業者」です。
「ずさん工事」がこれだけ問題になっているのだから、実際に工事をしている会社は一体どんなところなの?と気になるのは当然ですよね!
この計画で工事を担当しているのは、「坪井工業」という会社です。
そして、この坪井工業について調べてみると…残念ながら、私たちの不安をさらに大きくしてしまうような情報が見えてきたんです。
SNSなどの調査によって、この坪井工業が、鴨川メガソーラー計画以前にも、他の県で土砂流出などの問題を起こしていた、という指摘が上がっているんです。
特に名前が挙がっているのが、福島県でのメガソーラー事業です。
もしこれが事実だとすれば、話は大きく変わってきますよね。
鴨川での問題は、初めての失敗ではなく、「繰り返されている問題」ということになるからです。
一度ならず二度までも、同じような問題を起こしているとしたら、それは会社の体質そのものに問題があるのではないか…?と疑われても仕方ありません。
「なぜ業務停止にならないの?」という素朴な疑問
X(旧Twitter)では、こうした坪井工業の過去の問題と、鴨川での58回もの行政指導無視という「異常さ」を結びつけて、「なぜこんな会社が業務停止にならないんだ?」という、もっともな疑問の声が噴出しています。
一度問題を起こしても、また別の場所で同じような事業ができてしまう…。
こうした規制のあり方そのものにも、大きな課題があるのかもしれませんね。
もちろん、事業者であるAS鴨川ソーラーパワー合同会社が、なぜこうした評判のある業者をあえて選んだのか、その理由はわかりません。
でも、実態が不透明な事業者と、過去に問題が指摘されている施工業者…。
この組み合わせが、今回の「ずさん工事」や「行政指導の無視」という事態を生み出しているのだとしたら…。
これはもう、偶然起きた問題ではなく、起こるべくして起きた問題だと言えるのかもしれません。
この施工業者の存在も、鴨川メガソーラー計画の危険性を物語る、重要なピースの一つなんですね。
【参照】
・情報は、本件に関する報道やX(旧Twitter)上の投稿内容を基に構成しています。
そもそもなぜ危険な鴨川メガソーラー計画は許可されたのか?
さて、ここまで本当にたくさんの問題点を見てきました。
ずさんな工事、異常な規模、実態不明の事業者、いわくつきの施工業者、そして県知事の苦悩…。
ここまでくると、一番最初の、そして一番大きな疑問にぶつかりますよね。
「そもそも、どうしてこんなに危険な計画が、最初に『OK』サインを出されちゃったの!?」
本当に、その通りだと思います。
この全ての物語の始まり、全てのボタンの掛け違いが起きたのは、一体いつ、誰の判断だったのでしょうか?
時間を少しだけ、巻き戻してみましょう…📜
データベースやSNSの情報によると、この鴨川メガソーラー計画に「条件付き」ではありますが、開発許可が下りたのは2019年のことでした。
当時の千葉県知事は、タレントとしても有名な森田健作(もりた けんさく)さん。
そして、地元の鴨川市長は、亀田郁夫(かめだ いくお)さんでした。
つまり、現在の熊谷知事が「法令を優先せざるを得ない」と頭を悩ませている、その「法令」の元となる許可判断を下したのが、この前知事・前市長の時代だった、ということになります。
このことから、SNS上では、この許可決定そのものが「前政権の負の置き土産だ」と、厳しく批判されています。
「なぜ、あの時もっと慎重に判断してくれなかったんだ…」という、現在の住民の方々のやるせない思いが、この言葉には込められているんですね。
SNSで囁かれるウワサ…?
一部のSNSでは、森田健作さんが知事時代に進めていた他の政策と関連付けて、「移民推進知事の遺産では?」といった、少し政治的な色合いの強い批判も見られます。こうした様々な憶測が飛び交うほど、当時の許可判断に疑問を持つ人が多い、ということの表れなのかもしれません。
「なぜ今も、過去の決定が影響しているの?」
それは、一度行政が法律に基づいて出した「許可」という判断は、とても重いものだからです。
たとえ知事や市長が交代しても、その判断は次の代に引き継がれます。これを簡単にひっくり返せないのが、今の熊谷知事が直面している「政治のしがらみ」の正体なんですね。
もちろん、許可は「条件付き」でした。
その条件がきちんと守られていないのであれば、許可の取り消しも不可能ではないはずです。
この鴨川メガソーラー問題の根っこは、2019年の許可決定にあります。
なぜ、危険性が見過ごされたのか。その本当の理由は、まだ深い霧の中ですが、この過去の判断が、今を生きる多くの人々を苦しめていることだけは、間違いのない事実です。
【参照】
・情報は、本件に関する報道やX(旧Twitter)上の投稿内容を基に構成しています。
専門家が指摘する「ありえない施工」と土砂災害の本当のリスク
これまで「ずさん工事」という言葉を何度も使ってきましたね。
でも、それって具体的にどういうことで、何がそんなに危険なの?
その核心に迫るには、やっぱりプロの目線が欠かせません。
この鴨川メガソーラーの問題では、勇気ある専門家が「それは土木の基本を無視した、ありえない施工だ!」と、強い警鐘を鳴らしてくれているんです。
その専門家とは、元土木技術者である「猫のマサ」さんです。
彼は、X(旧Twitter)で、事業者や施工業者が行っている工事の具体的な問題点を、技術者の視点から分かりやすく解説してくれました。
その指摘は、本当に衝撃的で、土砂災害のリスクがただの心配事ではなく、現実的な危険であることを私たちに教えてくれます。
猫のマサさんが最も問題視しているのが、これです。
「伐採木を撤去せずに、その上から土を盛る『盛土(もりど)』を行っていること」
「…えっと、それってどういうこと?」って思いますよね。
大丈夫です、とっても簡単に説明しますね!
お料理で例えるなら、しっかりしたお皿の上じゃなくて、ぐにゃぐにゃのゼリーの上に、重たいハンバーグを乗せるようなものなんです。
伐採して放置された木々は、時間と共に腐ってスカスカになります。その不安定な土台の上に、さらに重い土を乗せたらどうなるでしょう?
大雨が降って、土が大量の水を含んだら…?
土台が崩れて、山全体の土が、まるで茶色い滝のように一気に流れ落ちてしまうんです。
これこそが、猫のマサさんが「地滑り必至」と断言する理由です。
これは、土木工学の教科書に「絶対にやってはいけない」と書かれているレベルの、基本中の基本。だからこそ、プロの目から見れば「ありえない施工」なんですね。
多くの人が、あの熱海の土砂災害の悲劇を思い出して恐怖を感じているのは、この専門家の指摘があるからです。
自然災害は、ある日突然起きるように見えて、その原因は人為的なミスが引き金になっていることも少なくありません。
この鴨川メガソーラー計画は、まさにその危険性をはらんでいます。
専門家が「ありえない」と叫ぶほどの危険な工事が、なぜ止められないのか。その背景には、私たちの想像を超える根深い問題が横たわっているのかもしれません。
【参照】
・情報は、本件に関する報道やX(旧Twitter)上の投稿内容を基に構成しています。
鴨川メガソーラー計画は中止・撤回できる?今後の法的な可能性
ここまで読んでくださったあなたはきっと、「もう、お願いだから誰かこの計画を止めて!」と、心からそう願っているのではないでしょうか。
私も、本当に同じ気持ちです。
では、一度許可が下りてしまったこの鴨川メガソーラー計画を、法的に中止させたり、許可を取り消したり(撤回)することはできるのでしょうか?
結論から言うと、「簡単ではないけれど、可能性はゼロではない」というのが現状です。
その希望の光となる、いくつかの法的な可能性について、一緒に見ていきましょう!
可能性①:58回の「行政指導無視」を理由に許可を取り消す
これが、一番分かりやすい方法かもしれません。
事業者は、県から58回も「やり方がおかしいですよ」「ちゃんと直してくださいね」と指導を受けています。
これを無視し続けているということは、許可を出した時の「安全にやります」という約束を破っている、と見なすことができます。
この「約束違反」を重大な問題として、県が「あなたたちにはもう任せられません」と、許可撤回に踏み切る可能性です。今、熊谷知事が設置した「庁内連絡会議」では、まさにこの点が慎重に検討されているはずです。
可能性②:「盛土規制法」の網をかける
これは、すなが和良県議が指摘している、少し専門的なアプローチです。
熱海の土砂災害を教訓に、危険な盛土を規制する「盛土規制法」という新しい法律ができました。
事業者は、この厳しい新法の適用を逃れるために、「新法ができる前にもう工事を始めてましたよ〜」と主張しているフシがある、とすながさんは見ています。
しかし、その「工事を始めた」というのが本当に正当なものなのか?
もし、ごまかしやまやかしが認められれば、今からでも新法の厳しいルールを適用させ、工事を止められるかもしれません。
可能性③:「森林法」違反を問う
山林を開発する際には、「森林法」という法律も守らなければなりません。
木の切り方や、切った後の処理の仕方などが、この法律に違反している可能性も指摘されています。
もし明確な違反が見つかれば、県は工事中断命令などの行政処分を出すことができます。
このように、鴨川メガソーラー計画を止めるための法的な武器は、一つではないんです。
もちろん、相手も法律のプロを立てて対抗してくるでしょうから、簡単な戦いではありません。
でも、これだけ多くの問題点が明らかになっている今、行政が本気で動けば、未来を変えることは決して不可能ではないはずです。
私たちも、この法的な動きをしっかりと見守っていきたいですね🙏
【参照】
・情報は、本件に関する報道やX(旧Twitter)上の投稿内容を基に構成しています。
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