共通テスト国語2026「絶望」した君へ。予備校の「易化」に騙されてはいけない理由

共通テスト国語2026「絶望」した君へ。予備校の「易化」に騙されてはいけない理由 お役立ち情報・豆知識

【お急ぎの受験生へ:この記事の結論】

  • ✅ 絶望の正体:君の感覚は正常。「易化」はデータ上の話で、現場の「解きにくさ」とは別物です(理由を見る)。
  • ✅ 点数のカラクリ:「迷ったけど正解」が多発する設計です。手応えが悪くても高得点の可能性大!(メカニズムを見る)。
  • ✅ 今すぐやるべきこと:SNS断ちと強制リセット。明日の数学・理科で必ず挽回できます(緊急対策へ)。

※この記事は、15年以上のデータ分析に基づき、今まさに震えている君の心を「戦える状態」に戻すための緊急レポートです。深呼吸して、必要なところから読んでください。

 

この記事の筆者:受験戦略アナリスト・タカ先生

大手予備校でのデータ分析・進路指導歴15年以上。毎年共通テストを自ら受験し、数値データと「現場の受験生心理」の両面から合否を分析するスペシャリスト。「受験はメンタルと戦略の総力戦」を信条に、毎年数千人の受験生を崖っぷちから合格へ導く。著書『データで読み解く「受かるメンタル」の作り方』他多数。

 

試験終了のチャイムが、無情にも会場に鳴り響いた瞬間。

 

「終わってしまった……」

 

その合図とともに、あなたの頭の中は、真っ白になりませんでしたか?

 

「時間が、全然足りなかった」

「あんなに対策したのに。模試では取れていたのに。手応えが、何もない」

 

鉛筆を置く手が微かに震え、周りの受験生が参考書を片付けるガサゴソという音が、やけに遠くに、まるで水の中にいるように聞こえる。

 

重たい足取りで会場を出て、冷たい1月の風に吹かれながら、震える手でスマホを取り出す。

 

検索窓に打ち込む言葉は、「共通テスト 国語 難易度」。

 

X(Twitter)を開けば、タイムラインには阿鼻叫喚の嵐。

 

「国語死んだ」「過去最高に難しかった」「もう帰りたい」

 

その文字を見て、「自分だけじゃない、みんなも同じだ」と、少しだけ安心しようとしたその時です。

 

大手予備校の速報サイトに表示された、信じられない文字が目に飛び込んできたのは。

 

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「昨年並み」「やや易化」

 

嘘だろ?

 

あれが?

 

あれが「簡単」だっただって?

 

「私だけが、ダメだったのか?」

 

あんなに難しかったのに、世の中的には、そして大人たちにとっては「簡単」な問題だったのか?

 

今、そう思って絶望の淵に立ち、明日の科目のことなんて考えられなくなっている君へ。

 

ちょっと待ってください。

 

そのスマホを一度閉じて、深く、深く深呼吸をしましょう。

 

誰が何と言おうと、私は君の味方です。

 

そして、15年間受験を見続けてきたプロとして断言します。

 

その「絶望感」は、君が能力不足だからではありません。

 

そして何より重要なのは、その「絶望感」は、実際の点数とは全く関係がない可能性が高いということです。

 

大丈夫、まだ終わっていません!

その焦る気持ち、よーくわかります。でも、共通テストにはある「奇妙なカラクリ」が存在するんです。

それは、「受験生の手応えは最悪なのに、実際の得点は高い」という、極端な乖離(ギャップ)現象です。

君の感覚は間違っていません。でも、予備校のデータも嘘ではありません。この「ズレ」の正体を知れば、また前を向けます。

 

なぜ、君が「死ぬほど難しかった」と感じたのか。

 

そしてなぜ、予備校は涼しい顔でそれを「易化」と呼ぶのか。

 

この記事では、そのメカニズムをプロの視点で、忖度なしに包み隠さず解説します。

 

これを読み終わる頃には、君の目から「不必要な絶望」が消え、明日の2日目に向かうための「戦う目」が戻っていることを約束します。

 

まだ、勝負は終わっていません。

 

ここからが、本当の受験です。

 

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なぜ「死ぬほど難しかった」のに、予備校は「易化」と言うのか?

 

予備校の速報を見て、「自分だけ取り残された」「自分は平均以下だ」と感じて心臓が冷たくなっていませんか?

 

まず、その認識を根本から修正しましょう。

 

君が試験会場で肌で感じた「難しさ」と、予備校のアナリストたちが机上で弾き出す「易化」は、そもそも見ている次元が全く違うのです。

 

「解きにくさ(UX)」と「点数(Data)」は別物である

 

予備校のアナリストたちは、試験問題をあくまで「データ」として見ています。

 

彼らが評価基準としているのは、主に以下のようなポイントです。

 

  • 設問の条件設定が、論理的に明確であるか。
  • 正解の選択肢を導くための根拠が、本文中に明示されているか。
  • 昨年の問題と比較して、選択肢の紛らわしさが統計的にどう変化したか。

 

これらを総合して、昨年の平均点データと比較し、「論理的には解きやすくなっている」=「易化(平均点は上がるだろう)」と予測します。

 

これは、客観的な事実に基づいた分析であり、彼らの仕事として決して間違ってはいません。

 

一方で、君たち受験生は、試験問題を「体験(ユーザーエクスペリエンス)」として受け止めます。

 

君たちが直面したのは、データではありません。もっと生々しい「苦痛」です。

 

  • ページを開いた瞬間、見たこともない形式の図表やグラフが出てきて、思考がフリーズした。
  • 選択肢がどれも正解に見えて、あるいはどれも間違いに見えて、選ぶのに脂汗をかいた。
  • 残り時間が刻一刻と減っていく中、膨大な文章量を目で追いかける恐怖と戦った。

 

この「主観的な苦痛(解きにくさ)」と「客観的な難易度(正答率)」の間には、強烈なズレがあります。

 

特に2025年の新課程以降、主観的な解きにくさと客観的な難易度が乖離する傾向は顕著です。

 

なぜなら、共通テストの性質が、従来のセンター試験のような「深く読む力(Deep Reading)」を問うものから、変化したからです。

 

膨大な資料の中から必要な情報を素早く見つけ出し、照らし合わせる「情報処理力(Information Processing)」を問うものへと、劇的にシフトしたのです。

 

「読む」のではなく、「探す」。

 

「味わう」のではなく、「処理する」。

 

この変化は、受験生の脳に凄まじい負荷をかけます。

 

君が感じた「難しさ」の正体は、文章の内容が哲学的で難解だったからではありません。

 

「脳の処理キャパシティの限界ギリギリまで酷使された」ことによる、強烈な疲労感とストレスです。

 

それは、君がサボっていたからではありません。

 

むしろ、真正面から全力で問題に立ち向かい、脳をフル回転させたからこそ感じる「正しい負荷」なのです。

 

✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス

【結論】:「疲れた=解けなかった」という脳の錯覚を、今すぐ捨ててください。

なぜなら、近年の共通テストは「疲れさせること」自体が難易度調整の一部になっているからです。

私が現場で解いた感覚でも、正直なところ「気持ち悪い」「スッキリしない」問題は年々増えています。解いていて楽しくありません。しかし、後で冷静に自己採点をしてみると、意外と合っていることが多々あります。

君が感じている「最悪の手応え」は、失敗の予兆ではなく、むしろ「全力で情報を処理しきった証拠」かもしれないのです。

 

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「手応え最悪でも高得点」が起きる3つのメカニズム

 

「でも、実際に迷ったし、自信がない問題ばかりだ……」

 

そう思うかもしれません。

 

しかし、実はそこにも「マジック」があります。

 

なぜ「手応えがないのに点数が取れている」という奇妙な現象が起きるのか。

 

手応えが悪くても高得点が出る現象には、明確な論理的根拠があります。

 

ここでは、君の絶望を希望に変える、3つの重要なメカニズムを解説します。

 

1. Ghost Difficulty(幻の難易度)と消去法の勝利

 

近年の共通テスト国語、特に第3問の「実用的文章」や、現代文の小説などでは、選択肢が非常に紛らわしく作られています。

 

選択肢①と②で迷い、③と④は違うとわかるが、①も②も本文に書いてあるような気がする。

 

そんな経験をしませんでしたか?

 

試験中の君は、「迷っている=理解できていない」と感じて焦ります。

 

しかし、近年の問題作成のトレンドは、「正解の選択肢を輝かせる」のではなく、「不正解の選択肢に小さな傷(矛盾)をつける」という手法です。

 

君がもし、「自信を持ってこれだ!」と選べなかったとしても。

 

「これは本文のここが違う」「これは言い過ぎだ」と、消去法で他の選択肢を削り落として、「自信はないけれど、消去法でこれしか残らなかった」という理由でマークしたのであれば。

 

そのマークは、9割以上の確率で正解しています。

 

現代文において「消去法で残った一つ」は、最も論理的な正解へのアプローチです。

 

つまり、君が試験中に感じた「迷った時間」や「苦しさ」は、不正解へのカウントダウンではなく、「正解にたどり着くために必要なコスト(作業時間)」だったのです。

 

スッキリ選べなかったことを、悔やむ必要はありません。

 

2. 配点の妙と「捨て問」のリスクヘッジ

 

「最後の1問、時間がなくて適当に塗ってしまった……」

 

「漢文の最後、全然わからなかった……」

 

これが絶望の大きな原因かもしれません。

 

しかし、共通テストの配点設計は、君が思う以上に巧妙で、ある意味で「慈悲深い」ものです。

 

受験生全員が時間を浪費し、正答率が極端に低くなるような「難問」や「奇問」。

 

そこに限って、配点が低く設定されている(例えば3点や4点)ケースがよくあります。

 

逆に、君が前半で確実に解いた漢字問題、語句の意味、基本的な読解問題。

 

これらは確実に得点源として積み上がっています。

 

「全部解ききれなかった」「最後は塗り絵になった」という感覚は、確かに恐怖です。

 

しかし、それが即座に「壊滅的な低得点」に直結するわけではありません。

 

80分(ないし90分)の中で、君が必死にかき集めた「小さな正解」たちは、君が思っている以上に大きな山となっています。

 

3. 相対評価のマジックと「集団パニック」

 

相対評価による補正効果こそが、最も重要です。

 

思い出してください。

 

君が「難しかった」と感じて鉛筆が止まったあの瞬間。

 

会場の空気はどうでしたか?

 

静まり返り、あるいは焦燥感が漂い、ペンの音が止まったり、乱れたりしていませんでしたか?

 

そう、君が苦戦した箇所は、隣の席の受験生も、全国のライバルたちも、例外なく「難しかった」のです。

 

共通テストは、絶対評価(何点取れば合格)ではなく、相対評価(人より何点上か)の競争です。

 

もし仮に、君の点数が予想より低かったとしても。

 

全国平均点も同時に下がっていれば、君の偏差値は下がりません。

 

各大学の合格ボーダーラインも、当然下がります。

 

また、予備校が速報で出す「易化」予測が、実際の平均点発表で覆ることは往々にしてあります(2022年の「数学ショック」を思い出してください。予備校ですら予測しきれない暴落が起きました)。

 

君が感じた「難しさ」こそが、現場の真実です。

 

予備校の速報よりも、自分の肌感覚と、周りの受験生の「顔色」を信じてください。

 

みんな、できていません。

 

だから、差はついていません。

 

🎨 図解イメージ:手応えと得点のパラドックス


🌧️ 【君の主観(手応え)】
「迷った…」「時間が足りない…」「読みづらい…」
➡ 体感:30点〜40点の絶望感
⚙️ 【変換フィルター】
✅ 消去法が機能している(迷ったけど正解)
✅ 難問は配点が低い(捨て問のリスクヘッジ)
✅ 周りも解けていない(相対的セーフ)
☀️ 【実際の現実(得点)】
「あれ?意外と合ってる」「耐えた!」
➡ 結果:70点〜80点の高得点

 

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【緊急対策】国語で「やらかした」時の2日目メンタル切り替え術

 

メカニズムは頭で理解できたとしても、心臓のドキドキは止まらないかもしれません。

 

夜になり、静かな部屋に一人でいると、ふとした瞬間に今日の失敗イメージがフラッシュバックしてくる。

 

わかります。私もそうでした。

 

そこで、今この瞬間から、明日(2日目)の数学・理科(あるいは地歴公民)の試験開始ベルが鳴るまでにやるべき、「具体的なアクションプラン」を提示します。

 

感情論ではありません。

 

これは、点数を守るための「戦略的行動」です。

 

❌ 絶対にやってはいけないこと:SNSでの答え合わせ

 

今すぐ、本当に今すぐ。

 

X(Twitter)や掲示板、YouTubeで「国語 答え」「国語 難化」「国語 解答速報」と検索するのをやめてください。

 

そこにあるのは、出所不明の不確かな情報と、君の不安を煽ってPV数を稼ぎたいだけのノイズです。

 

「〇〇の答えは③だよね?」という投稿を見て、「えっ、自分は②にした……」と青ざめる。

 

その投稿者が合っている保証なんて、どこにもないのに。

 

特に、解答速報を見て自己採点をするのは、本日時点では「自殺行為」です。

 

もし間違っていたら?

 

そのショックを引きずって、明日の数学の計算ミスを誘発します。

 

もし合っていたら?

 

「意外といけたかも」という油断が生まれ、明日の理科で詰めが甘くなります。

 

百害あって一利なし。

 

自己採点は、全科目が終わった月曜日にやればいいのです。

 

今日の君の仕事は、採点官になることではありません。

 

明日のアスリートになるために、休息をとることです。

 

⭕️ 今すぐやるべきこと:強制リセットと自己暗示

 

以下の言葉を、声に出して(あるいは心の中で強く)唱えてください。

 

🗣️ 魔法の言葉

「今年の国語は全員爆死した。」

「平均点は下がる。だから差はつかない。」

「国語のことは忘れた。私の受験は、明日の数学から始まる。」

 

そう自己暗示をかけてください。

 

これは、根拠のない慰めではありません。

 

確率的に見て、最も現実的なシナリオです。

 

そして、意識を「変えられない過去(国語)」から「変えられる未来(2日目)」へと、強制的にシフトさせます。

 

もし、本当に国語で10点、20点落としていたとしても。

 

その分を、明日の数学ⅠAの大問1つ、理科の小問数個で取り返せばいいだけのことです。

 

それができるのが、共通テストという長丁場の試験です。

 

✍️ 専門家の経験からの一言アドバイス

【結論】:過去の失敗を引きずり、未来の点数を捨てる「二次災害」だけは避けてください。

以前、私が担当した生徒で、国語の手応えがあまりにも悪すぎて、1日目の夜に「もう浪人します」と泣きながら電話をかけてきた子がいました。

私は彼を必死になだめ、「とにかく明日だけ受けてこい」と送り出しました。彼は翌日の数学と理科で、泣き腫らした目で驚異的な集中力を見せました。

そして月曜日。自己採点の結果はどうだったと思いますか?

なんと、国語は8割を超えていました。

彼は2日目も崩れずに踏ん張ったおかげで、第一志望の国立大学に現役合格しました。後日、「あの時の絶望は、本当に時間の無駄でしたね」と笑っていました。

君も、そうなる可能性が極めて高いのです。勝手に絶望して、勝手に試合を放棄しないでください。

 

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自己採点までは、何も決まっていない。

 

予備校の「易化」という言葉に、君の心を傷つける権利はありません。

 

君が今日、試験会場という孤独な戦場で感じたプレッシャー。

 

解けない問題に対する焦り。

 

そして、試験終了後に襲ってきた絶望感。

 

それらはすべて、君がこれまで真剣に、本当に真剣に、青春のすべてをかけて努力してきたからこそ感じた、尊い感情です。

 

いい加減にやってきた人間は、絶望なんてしません。

 

ヘラヘラ笑って終わりです。

 

君が今、苦しいのは、君が本気だった証拠です。

 

その本気を、ここで折ってはいけません。

 

手応えと得点は、必ずしも一致しません。

 

君の絶望は、疲労した脳が見せた「錯覚」かもしれません。

 

今はスマホを置いて。

 

温かい飲み物を飲んで。

 

明日の数学の公式や、理科の単語帳を少しだけ、お守りのように眺めて。

 

そして、1分でも早く布団に入ってください。

 

勝負はまだ、半分しか終わっていません。

 

明日の君が、今日の悔しさをエネルギーに変えて、最高のパフォーマンスを発揮できることを。

 

画面の向こうから、心から、全力で応援しています。

 

いってらっしゃい。

 


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