【お急ぎの方へ:この記事の結論】
- ✅ 諦めるのは早い:「TPM 2.0」非対応の古いPCでも、裏技を使えばWindows 11は動きます。
- ✅ 魔法の呪文:「レジストリエディタ」で3つの値を書き換えるだけ。作業時間は約5分です(手順へジャンプ)。
- ✅ リスク管理:Microsoft非推奨の方法です。必ずバックアップを取ってから挑みましょう(リスク解説へ)。
※この記事は、PC初心者の方でも迷わず作業できるよう、画面操作をステップバイステップで解説した「TPM回避の完全ガイド」です。
「Windows 11への無料アップグレード、そろそろやっとこうかな」
そう思ってインストーラーを起動した瞬間、突きつけられる非情なメッセージ。
『このPCではWindows 11を実行できません』
「えっ、まだ使えるのに? 壊れてないのに?」
「TPM 2.0って何? セキュアブート? 専門用語ばかりで意味がわからない……」
せっかく新しいOSを楽しもうとしていたのに、いきなり門前払いを食らって、途方に暮れていませんか?
その気持ち、痛いほどよくわかります。
私も以前、愛用していた第7世代Core i7搭載のPCで同じ画面を見て、「嘘でしょ……このハイスペックPCがゴミ扱いなの?」と愕然とした経験があります。
まだ現役バリバリで動く相棒を、OSの都合だけで買い替えるなんて、お財布的にもエコ的にも納得できませんよね。
でも、諦めないでください!
実は、Windowsの中枢である「レジストリ」を少しだけ編集することで、この厳しいチェックをスルリと回避できる「裏技」があるんです。
特別なソフトを買う必要も、PCを分解する必要もありません。
今回は、その裏技とも言える方法を、IT知識に自信がない方でも迷わず実行できるよう、ステップバイステップで徹底的に解説します。
ただし、これは「魔法」ですが、同時に「自己責任」の世界でもあります。
最新の情報にも触れながら、この方法の有効性と、決して無視できない注意点についても、包み隠さずお話ししていきましょう。
私と一緒に、古いPCに新しい命(Windows 11)を吹き込んでみませんか?
Windows 11インストールの裏技:TPM 2.0要件を回避する方法
Windows 11のインストールで躓いている方々に、朗報です。
メーカーの厳しい要件チェックを回避し、強引にインストールを進める方法は実在します。
でも、作業を始める前に、必ず知っておいてほしい「真実」がいくつかあります。
これを理解せずに進めると、後で「こんなはずじゃなかった」と後悔することになりかねません。
以下のチェックリストに目を通してください:
重要:作業前の確認事項
- 公式サポート外:TPM 2.0回避はMicrosoftが公式に推奨・サポートしていない「裏技」です。
- 高度な操作:「レジストリ編集」はPCの設定深部を書き換える行為です。慎重に行う必要があります。
- セキュリティリスク:TPM 2.0はPCの金庫番です。これを無効化することで、レジストリ編集を行うことでセキュリティ強度が下がる可能性があります。
- イタチごっこ:最新のWindows 11アップデートで、このレジストリ回避策が無効化される可能性があります。
- バックアップ必須:この方法を使用する前に、データのバックアップおよびシステムの復元ポイントの作成が不可欠です。
- 将来の不安:回避してインストールした後も、将来的な大型アップデートで互換性の問題が出るかもしれません。
Windows 11は、セキュリティを強化するためにTPM 2.0を必須要件としています。
しかし、世界中の多くのユーザーがこの要件を満たせず、泣く泣く新OSへのアップグレードを諦めていました。
そこで世界中のギークたちが発見し、今や定番となったのが「レジストリを編集してTPM 2.0のチェックそのものを無かったことにする」という手法です。
「レジストリ? 難しそう……」
そう感じるかもしれませんが、安心してください。
やることは「決まった場所に、決まった文字を入力する」だけ。
技術に詳しくないユーザーにとっても、手順通りに進めれば比較的簡単に実行できる裏技なんです。
それでは、心の準備はいいですか?
具体的な手順を見ていきましょう!
【コラム】そもそもTPM 2.0って何をしているの?
作業に入る前に、少しだけ「敵」のことを知っておきましょう。
そもそも、私たちを苦しめるこの「TPM 2.0」って、一体何者なんでしょうか?
専門的な言葉を使わずに例えるなら、TPMは「パソコンの中に埋め込まれた頑丈な金庫」です。
パソコン(家)の中には、大事なデータ(家財道具)がありますよね。
Windows 10までのOSは、言ってみれば「鍵のかかる部屋」があるだけの状態でした。
泥棒(ウイルス)が侵入して部屋の鍵をこじ開ければ、中のデータは盗み放題です。
そこでWindows 11はこう言いました。
「これからの時代、部屋の鍵だけじゃ不安です! 壁に埋め込まれた『金庫(TPM)』がある家じゃないと、私は住みません!」
TPMという金庫には、指紋認証のデータや、暗号化の鍵といった「絶対に盗まれてはいけないもの」が保管されます。
これは物理的なチップとしてマザーボードに載っているため、外部からのハッキングに対して非常に強いんです。
つまり、今回の裏技を使うということは、
「うちは金庫なんてないけど、あるって嘘をついてWindows 11さんに住んでもらう」
ようなもの。
OSは動きますが、金庫がない分、セキュリティの堅牢さは本来のWindows 11よりも少し落ちる……ということだけは、頭の片隅に置いておいてくださいね。
レジストリエディタを開く:最初の一歩
TPM 2.0の要件を回避するための第一歩は、普段は見ることのない「レジストリエディタ」という管理画面を開くことです。
「えっ、インストール画面で止まってるのに、どうやって?」
実は、Windows 11のインストール画面には、隠しコマンドのようなショートカットキーが存在するんです。
運命のショートカットキー
「このPCではWindows 11を実行できません」という冷たいエラー画面、または言語選択の画面が表示されている時に、キーボードの以下のキーを同時に押してください。
「Shift」キー + 「F10」キー
どうですか?
画面の上に、真っ黒なウィンドウ(コマンドプロンプト)がいきなり現れませんでしたか?
まるでハッカーになった気分ですが、これで正解です。
ここに、レジストリエディタを呼び出すための呪文を入力します。
黒い画面の中に、半角英数で以下のように入力し、キーボードの「Enter」キーを強く押してください。
regedit
すると、背景に別のウィンドウ「レジストリエディタ」が起動します。
⚠️ 注意:ここからは慎重に!
レジストリエディタは、Windowsの設定を直接書き換える強力なツールです。
誤った操作をすると、システムがおかしくなったり、最悪の場合は起動しなくなるリスクがあります。
初めて操作する方は、私の案内から目を離さず、一字一句間違えないように確認しながら進めてくださいね。
また、この操作を行う前に、重要なデータのバックアップおよびシステムの復元ポイントの作成を行っておくことが極めて重要です。
「面倒だな」と思わずに、万が一の命綱を用意しておきましょう。
別のUSBドライブやクラウドストレージに大切な写真を退避させておけば、どんなトラブルが起きても怖くありませんから。
必要なパスに移動:レジストリの奥深くへ
レジストリエディタが開いたら、次は目的の場所(パス)まで移動します。
画面の左側に、フォルダのようなツリー構造が並んでいますよね。
ここを順番にクリックして開いていきます。
目指す住所はここです!
HKEY_LOCAL_MACHINE > SYSTEM > Setup
- まず「HKEY_LOCAL_MACHINE」の左にある「>」マークをクリックして展開します。
- 次に、その中の「SYSTEM」を展開します。
- さらにその中の「Setup」をクリックして選択状態にします。
この「Setup」という場所が、Windowsのインストールの運命を握っている場所です。
ここに、新しいフォルダ(キー)を作成します。
「Setup」フォルダを右クリックして、メニューから「新規」→「キー」を選択してください。
「新しいキー #1」というフォルダができるので、名前を以下のように書き換えます。
LabConfig
大文字と小文字を区別します。「L」と「C」が大文字です。
この「LabConfig」キーこそが、TPM 2.0のチェックを回避するための「秘密の部屋」となります。
レジストリの構造は複雑で、初めて見る人には迷路のように見えるかもしれません。
でも、焦らずゆっくりで大丈夫。
間違ったパスで設定を変更してしまうと予期せぬ問題が発生するので、指差し確認しながら進めましょう。
また、余計なトラブルを避けるため、裏で動いている他のアプリケーションは閉じておくことをお勧めします。
値を設定:TPM 2.0チェックを回避するカギ
「LabConfig」キーを作成したら、次はいよいよ本番です。
この秘密の部屋の中に、3つの「命令」を書き込んでいきます。
作成した「LabConfig」キーを右クリックし、「新規」→「DWORD (32ビット) 値」を選択します。
これを3回繰り返し、以下の3つの名前のファイルを作成してください。
(※一字一句、間違えないようにコピペ推奨です!)
- BypassTPMCheck
- BypassSecureBootCheck
- BypassRAMCheck
名前を付けたら、それぞれの項目をダブルクリックします。
小さなウィンドウが開くので、「値のデータ」という欄にある「0」を「1」に書き換えて、「OK」を押します。
3つともすべて、値を「1」にしましたか?
これらの値を「1(オン)」に設定することで、Windows 11のインストーラーに対して、こう命令したことになります。
「TPMのチェック? 無視してよし!」
「セキュアブート? それもスルーして!」
「メモリ容量? 細かいことは気にするな!」
これにより、通常であればインストールできない環境でも、門番が眠っている間にWindows 11をインストールすることが可能になるのです。
ただし、忘れないでください。
これらの設定を変更することで、Microsoftが推奨するセキュリティ基準を下回ることになります。
TPM 2.0やセキュアブートは、本来あなたのPCをハッキングから守るための重要な機能です。
これらをバイパスするということは、「家の鍵を開けっ放しにする」リスクに近いものがあることを、しっかりと認識しておいてください。
保存と再起動:変更を反映させる
お疲れ様でした! 最も難しい作業はこれで終了です。
値の設定が完了したら、レジストリエディタのウィンドウ右上の「×」ボタンを押して終了します。
さて、ここからが「最後の仕上げ」です。
まだ画面には、あの忌々しいエラー画面や、コマンドプロンプトが残っているかもしれません。
レジストリエディタとコマンドプロンプトを閉じてインストール画面に戻ります。
もし『このPCではWindows 11を実行できません』というエラー画面が表示されている場合は、左上の『戻る』ボタンを一度押してください。
ここがポイントです!
一度「戻る」を押して、再度「次へ」進むことで、インストーラーがもう一度チェックを行います。
今度は、私たちが仕込んだ「LabConfig」の魔法が効いているため、何食わぬ顔でチェックを通過するはずです。
「ライセンス条項」の画面が表示されれば、大成功!
あとは通常通りインストールを進めるだけです。
ただし、この方法を使用してWindows 11をインストールした後も、システムの安定性や性能に影響が出る可能性があることを覚えておいてください。
特に、セキュリティ関連の機能や、TPM 2.0を利用する特定のゲーム(Valorantなど)が正常に動作しない可能性があります。
また、この方法でインストールしたWindows 11は、正規のサポート対象外となる可能性があります。
つまり、将来的なトラブルに対して、Microsoftからの公式サポートを受けられない覚悟が必要です。
最新の動向:Microsoftの対応と今後の展望
「やった!これでずっとWindows 11が使える!」
そう思いたいところですが、現実は少しシビアです。
TPM 2.0の要件を回避する方法は、Windows 11がリリースされて以来、多くのユーザーに「救世主」として利用されてきました。
しかし、最新の情報によると、Microsoftはこの方法に対して徐々に対策を講じ始めています。
2024年8月には、特定のCPUにおいてこの回避方法を無効化する更新プログラムがリリースされたという報告もネット上で飛び交っています。
これは、Microsoftが「Windows 11のセキュリティ基準は譲れない」と考えている強い意志の表れと言えるでしょう。
TPM 2.0は、ハードウェアレベルでのセキュリティを強化する重要な技術。
Microsoftにはこの要件を緩和する意図がないことが、公式見解からも明らかです。
そのため、悲しいことですが、今後はこの回避方法が完全に機能しなくなる日(Xデー)が来る可能性が高くなっています。
「じゃあ、どうすればいいの?」
Windows 11を長く、安全に使いたい場合は、やはりTPM 2.0に対応したハードウェアにアップグレードすることを、真剣に検討する時期に来ているのかもしれません。
多くのモダンなPCやマザーボードにはTPM 2.0が標準搭載されていますが、少し古いデスクトップPCなら、TPMモジュールだけを別途購入してマザーボードに「後付け」できる場合もあります。
代替案:ハードウェアのアップグレードを検討する
レジストリ編集によるTPM 2.0の回避が「いたちごっこ」になりつつある今、多くの賢いユーザーがハードウェアのアップグレードを検討し始めています。
TPM 2.0対応の正規システムに移行することで、Windows 11の全機能を、何の不安もなく安全に利用できるようになるからです。
最近のCPUやマザーボードなら、ほぼ間違いなくTPM 2.0に対応しています。
例えば、Intel第8世代以降のCPUや、AMD Ryzen 2000シリーズ以降のCPUを搭載したシステムなら、公式にWindows 11がサポートされています。
「私のPC、そんなに古くないはずなんだけど……」
そんな方は、BIOS(UEFI)の設定を確認してみてください。
実はTPM機能を持っているのに、工場出荷時の設定で「無効」になっているだけのケースが山ほどあるんです!
BIOSの設定画面で「PTT(Intel)」や「fTPM(AMD)」という項目を探して「Enable(有効)」にするだけで、あっさり要件を満たせるかもしれません。
ハードウェアのアップグレードはお金がかかります。
でも、長期的に見れば、より安全で、より高速で、何より「いつ使えなくなるかビクビクしなくていい」という安心感は何物にも代えがたいメリットです。
よくある質問とトラブルシューティング
最後に、この方法を試した方からよく寄せられる質問について、正直にお答えしておきますね。
作業後の「あれ?」を解消するために役立ててください。
Q: この方法でインストールした後、Windows Updateは届きますか?
A: 現時点では「届くことが多い」ですが、保証はできません。
今のところ、通常のセキュリティパッチなどは問題なく降ってくるケースがほとんどです。
ただ、Microsoftは「要件を満たさないPCには更新プログラムを提供しない権利がある」と明言しています。
特に、年に一度の「大型アップデート(23H2から24H2への移行など)」のタイミングで、自動更新がブロックされる可能性は十分にあります。
その場合は、また手動でアップデート作業をする必要がある……という覚悟は持っておいてくださいね。
Q: Valorantなどのゲームが起動しないのですが?
A: 残念ながら、それは「仕様」です。
Valorantに搭載されている強力なアンチチートシステム「Vanguard」は、Windows 11環境下では「TPM 2.0」と「セキュアブート」が有効であることを起動条件にしています。
今回の裏技は、あくまで「インストーラーを騙す」だけで、実際にTPMチップがないことに変わりはありません。
そのため、Vanguardのような厳しいチェックを行うソフトは騙せず、起動することはできません。
こればかりはハードウェアを用意するしか解決策がないんです。
Q: 「PC正常性チェック」アプリではどう表示されますか?
A: 相変わらず「非対応」と表示されます。
レジストリを編集してWindows 11をインストールしても、PCのハードウェア自体がパワーアップしたわけではありません。
そのため、Microsoft公式のチェックツールを走らせると、やはり「このPCは要件を満たしていません」と冷たく表示されます。
でも、Windows 11自体が元気に動いているなら、その表示は「見なかったこと」にして大丈夫ですよ!
まとめ:TPM 2.0要件の回避と今後の展望
今回は、Windows 11のTPM 2.0要件を回避する、禁断のレジストリ編集テクニックについて詳しく見てきました。
この方法は、今のところ有効な「一時的な解決策」として機能しています。
しかし、Microsoftの包囲網はじわじわと狭まっており、いつこの裏技が塞がれてもおかしくありません。
💡
筆者からのアドバイス
まずはこの方法でWindows 11の世界を体験してみてください。
そして、「やっぱりWindows 11いいな!」と思ったら、次のボーナスで正式対応したPCへの買い替えを計画するのが、一番スマートな付き合い方かもしれません。
もし、すぐにアップグレードが難しい場合は、無理にWindows 11にせず、Windows 10を継続して使用することも立派な選択肢です。
Windows 10は2025年10月まで公式サポートが続きます。
それまでは、焦らずじっくりと次の相棒(PC)を探す時間にあててもいいですね。
セキュリティとユーザビリティ。
このバランスを取りながら、あなたのデジタル環境が最適になることを心から願っています。
もし作業中に迷ったら、またこの記事に戻ってきてくださいね!
それでは、良きWindowsライフを!👋


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